JP2009176634A - 装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電源コードのインレットへの挿入不安定によるスパークの発生を防ぐことができる装置を提供する。
【解決手段】インレット5に電源コード100の挿入部100cを奥まで挿入した状態でカバー部2の突起部2bをロック板6の穴部6aを通過するよう機外側から機内側へカバー部2を回動させて電源コード100をカバー部2により覆い、その状態でシミュレーションモードを起動させ電源コードロック機能が選択されると、ソレノイド7への通電により可動鉄心7aが移動しそれに伴いロック板6がスライドし、突起部2bがロック板6により遮蔽されカバー部2がロックされ電源コード100がインレット5から抜けないようロックされる。
【選択図】図1
【解決手段】インレット5に電源コード100の挿入部100cを奥まで挿入した状態でカバー部2の突起部2bをロック板6の穴部6aを通過するよう機外側から機内側へカバー部2を回動させて電源コード100をカバー部2により覆い、その状態でシミュレーションモードを起動させ電源コードロック機能が選択されると、ソレノイド7への通電により可動鉄心7aが移動しそれに伴いロック板6がスライドし、突起部2bがロック板6により遮蔽されカバー部2がロックされ電源コード100がインレット5から抜けないようロックされる。
【選択図】図1
Description
本発明はインレットを備える装置に関する。
従来から、あらゆる装置には電源コードが挿入されるインレットが設けられている。このような装置として、例えば特許文献1には、蓋が脱却された状態では連動部材がインレットの入口を閉塞した状態でロックされる第1のロック機構と、この第1のロック機構をロックする第2のロック機構とを設け、蓋が脱却された状態ではインレットの入口を開放できず電源コードをインレットに装着できず、ランプの交換時等に内部に手指を挿入して感電したり、ランプ点灯により火傷をしたりすることを防げるとしたプロジェクタが開示されている。
特開平11−202407号公報
しかし、上記特許文献1のプロジェクタや従来のインレットを備える装置では、電源コードをインレットに奥まで挿入したつもりでも実際は挿入が不安定になっていたり、最初はインレットに奥まで挿入されていても時間が経って電源コードが抜けて挿入が不安定になったりすることでスパークが発生するといった問題点があった。
また、インレットに正規品以外の電源コードを挿入することも可能であり、正規品以外の電源コードを挿入した場合、電流値の違いから電源コードが発熱したり、物理的に電源コード挿入部分のサイズや形状が異なることから電源コードの挿入が不安定となりスパークが発生したりするといった問題点もあった。
上記問題点を鑑み、本発明は、電源コードのインレットへの挿入不安定によるスパークの発生を防ぐことができる装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の装置は、インレットと、前記インレットに奥まで挿入された電源コードを前記電源コードが抜けないように覆うカバー部と、操作部において第一の所定の操作がされると前記電源コードを覆った状態の前記カバー部をロックするロック手段と、を備える構成としている。
このような構成によれば、電源コードがインレットに奥まで挿入された状態が確実に保持され、挿入不安定によるスパークの発生を防ぐことができる。
また、本発明の装置は、上記構成において、前記ロック手段が前記カバー部をロックした状態で、前記操作部において第二の所定の操作がされると前記ロック手段は前記カバー部のロックを解除する構成としている。
このような構成によれば、第二の所定の操作を知る者だけがロックを解除でき、第二の所定の操作を知らない者はロックを解除できないので、そのような者によってロック解除され、非正規品の電源コードを使用されることを防ぐことができる。
また、本発明の装置は、上記構成において、前記操作部において前記第二の所定の操作がされ、予め設定された所定のパスワードに一致するパスワードが入力された場合に前記ロック手段は前記カバー部のロックを解除し、前記所定のパスワードに一致しないパスワードが入力された場合に前記ロック手段は前記カバー部のロックを解除しない構成としている。
このような構成によれば、仮に第二の所定の操作を知らない者が第二の所定の操作をした場合でも、その者が予め設定された所定のパスワードを知らなければロックを解除できないので、非正規品の電源コードが使用されることをより確実に防ぐことができる。
また、本発明の装置は、上記構成において、前記ロック手段は、可動鉄心を有する自己保持型ソレノイドと、前記可動鉄心に接続され少なくとも一つの穴部を有するロック用部材と、を有し、前記カバー部が有する少なくとも一つの突起部を前記穴部を通過させることで前記カバー部が前記電源コードを覆う状態となり、前記操作部において前記第一の所定の操作がされると、前記自己保持型ソレノイドが可動鉄心を移動させそれに伴い前記ロック用部材が移動し前記突起部が前記ロック用部材に遮蔽されることで前記カバー部がロックされる構成としている。
このような構成によれば、自己保持型ソレノイドは通電を断っても可動鉄心の位置を保持できるため、装置の電源をオフとしてもカバー部ひいては電源コードのロックを保持することができる。
本発明の装置によれば、電源コードのインレットへの挿入不安定によるスパークの発生を防ぐことができる。
以下、本発明の実施形態に関して図面を参照して説明する。ここでは、画像形成装置を一例として説明する。
図1(a)に、本発明に係る画像形成装置が有するインレット周辺の構成の側面図を示し、図1(b)に、本発明に係る画像形成装置が有するインレット周辺の構成を機内側から機外側へ見た図を示す。
本発明に係る画像形成装置が有するインレット周辺の構成は、主にインレット支持部1、カバー部2、インレット5、ロック板6、ソレノイド7からなる。
インレット支持部1は画像形成装置の機内側(図1(a)において右側)から機外側(図1(a)において左側)へ突出しており、インレット5を支持する。カバー部2は、側面視略L字状のL字状部2aと、L字状部2aの先端部の幅方向両端部にそれぞれ形成される突起部2bとからなる。そして、インレット支持部1の先端部およびL字状部2aの突起部2bが形成される側と異なる側の先端部には軸3が貫通され、軸3の両端部に形成されたねじにナット4が螺合して締め付けられることで軸3がインレット支持部1に固定され、カバー部2は軸3周りに回動自在に支持される。
インレット5には電源コード100が接続される。電源コード100は、コード部100a、コネクタ基台部100b、コネクタ挿入部100cを有し、コネクタ基台部100bの側面よりコード部100aが伸び、コネクタ基台部100bの前面にコネクタ挿入部100cが突出して形成される。そして、コネクタ挿入部100cがインレット5に挿入されることにより電源コード100がインレット5に接続され、電源コード100およびインレット5を介して画像形成装置に商用電源が供給される。コネクタ挿入部100cをインレット5に奥まで挿入した状態でコネクタ基台部100bはインレット5に当接しインレット支持部1に載置された状態となる。
また、インレット5の上方にはロック板6が設けられる。ロック板6には、縁部より高さ方向に伸びる穴部6aが幅方向に離れて2つ形成され、この穴部6aはカバー部2を機外側から機内側へ(図1(a)において紙面右回りに)回動させたときに突起部2bを通過させるための穴部である。
また、ソレノイド7はいわゆる自己保持型ソレノイドであり、可動鉄心7aとソレノイド本体部7bからなる。ソレノイド本体部7bは不図示のコイル、永久磁石を有し、コイルに向きが反対の電流を流すことにより、可動鉄心7aはソレノイド本体部7b側に移動したり、反ソレノイド本体部7b側に移動したりする。また、可動鉄心7aの移動後はコイルへの通電をしなくても可動鉄心7aはその位置で保持される。そして、可動鉄心7aにロック板6が接続されており、可動鉄心7aの移動と共にロック板6がスライドする。
また、図2に、本発明に係る画像形成装置が有する電源コードロック機能に関するブロック構成を示す。本構成は、ソレノイド7、操作部8、表示部9、CPU10、トランジスタ11、トランジスタ12からなる。
操作部8は、各種キーやタッチパネルから構成される。表示部9は、設定情報や装置の動作状態等を表示する。CPU10は、制御プログラムを実行することにより装置各部を制御する。トランジスタ11、トランジスタ12は、CPU10からのリモート信号を増幅しソレノイド7に通電する。
次に、本発明に係る画像形成装置における電源コードロック動作に関して説明する。
まず、カバー部2が機外側にある状態(図1(a)の点線部)でインレット5に電源コード100のコネクタ挿入部100cを奥まで挿入する。そして、L字状部2aがコネクタ基台部100bの上面および後面、インレット5の上面に当接するまでカバー部2を機外側から機内側へ回動させる。このとき、突起部2bをロック板6の穴部6aを通過させる。これにより、インレット5から電源コード100が抜けないようカバー部2が電源コード100を覆う形となる。
そして、画像形成装置の電源スイッチがオンとされ装置の起動後、操作部8において所定のキー操作がされると、CPU10はシミュレーションモードを起動し、表示部9に所定の初期画面を表示させる。シミュレーションモードとは装置の設定や動作確認用のモードである。この初期画面には各種項目が表示され、その一つに電源コードロックの項目が表示される。
ここで電源コードロックの項目が操作部8のタッチパネルにより選択されると、CPU10はトランジスタ11にリモート信号を出力し、ソレノイド7に通電される。ソレノイド7に通電されると、可動鉄心7aがソレノイド本体部7b側に移動し、それと共にロック板6がスライドする。スライド後の状態を図3に示す。ロック板6のスライドにより穴部6aもスライドし、突起部2bがロック板6に遮蔽されるので、カバー部2が回動しないようにロックされ、電源コード100もインレット5から抜けないようにロックされる。可動鉄心7aの移動後、ソレノイド7への通電は断たれるが、可動鉄心7aは移動後の位置で保持されるので、電源コード100のロックも保持される。また、その後、電源スイッチがオフとされても、可動鉄心7aは移動後の位置で保持されるので、電源コード100のロックも保持される。
また、電源コード100がロックされた状態で、操作部8において所定のキー操作がされ、シミュレーションモードが起動され、表示部9に表示された電源コードロックの項目が操作部8のタッチパネルにより選択されると、CPU10はトランジスタ12にリモート信号を出力し、ソレノイド7に先と逆方向の電流が通電され、可動鉄心7aが反ソレノイド本体部7b側に移動し、それと共にロック板6がスライドする。可動鉄心7aの移動後、ソレノイド7への通電が断たれ、可動鉄心7aは移動後の位置に保持され、ロック板6もスライド後の位置に保持される。このときは、図1(b)のような状態に戻り、ロック板6の穴部6aがカバー部2の突起部2b前方に位置し、カバー部2が回動可能となり電源コード100のロックが解除される。
このような電源コード100のロックにより、電源コード100はインレット5に奥まで挿入された状態で確実に維持され、挿入不安定によるスパークの発生を防ぐことができる。また、シミュレーションモードの存在は通常、装置の搬入やメンテナンスを行うサービスマンしか知らないので、サービスマンが電源コード100をロックした後、ユーザはシミュレーションモードを起動させることはできず、電源コード100のロックを解除することができず、サービスマンだけがロック解除できる。従って、ユーザが電源コード100のロックを解除して非正規品の電源コードを使用することを防ぐことができる。
なお、前述のようにシミュレーションモードを起動させて電源コード100をロックする場合に、表示部9に表示された電源コードロックの項目を選択すると、CPU10がパスワード入力画面を表示部9に表示させ、操作部8によりパスワードが入力されると、入力されたパスワードがCPU10により不図示の記憶部に記憶され、電源コード100がロックされるようにしてもよい。この場合、電源コード100がロックされた状態でシミュレーションモードが起動されると、表示部9に表示された電源コードロックの項目が選択された後、CPU10が表示部9にパスワード入力画面を表示させ、操作部8によりパスワードが入力されると、CPU10が入力されたパスワードと記憶部に記憶されたパスワードを比較し、もし一致すればソレノイド7に通電させて電源コード100のロックを解除するようにする。もしパスワードが一致しない場合は、ソレノイド7に通電させず、ロックを保持するようにする。
これにより、サービスマンがパスワードを設定して電源コード100をロックした後、ユーザが仮にシミュレーションモードを起動できた場合でも、サービスマンが設定したパスワードを入力しない限りロックを解除することはできないので、非正規品の電源コードが使用されることをより確実に防ぐことができる。
なお、以上の実施形態では装置として画像形成装置を一例として説明したが、これに限らず本発明はインレットを備えるあらゆる装置に適用可能である。
1 インレット支持部
2 カバー部
3 軸
4 ナット
5 インレット
6 ロック板
7 ソレノイド
8 操作部
9 表示部
10 CPU
11 トランジスタ
12 トランジスタ
2 カバー部
3 軸
4 ナット
5 インレット
6 ロック板
7 ソレノイド
8 操作部
9 表示部
10 CPU
11 トランジスタ
12 トランジスタ
Claims (4)
- インレットと、前記インレットに奥まで挿入された電源コードを前記電源コードが抜けないように覆うカバー部と、操作部において第一の所定の操作がされると前記電源コードを覆った状態の前記カバー部をロックするロック手段と、を備えることを特徴とする装置。
- 前記ロック手段が前記カバー部をロックした状態で、前記操作部において第二の所定の操作がされると前記ロック手段は前記カバー部のロックを解除することを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記操作部において前記第二の所定の操作がされ、予め設定された所定のパスワードに一致するパスワードが入力された場合に前記ロック手段は前記カバー部のロックを解除し、前記所定のパスワードに一致しないパスワードが入力された場合に前記ロック手段は前記カバー部のロックを解除しないことを特徴とする請求項2に記載の装置。
- 前記ロック手段は、可動鉄心を有する自己保持型ソレノイドと、前記可動鉄心に接続され少なくとも一つの穴部を有するロック用部材と、を有し、
前記カバー部が有する少なくとも一つの突起部を前記穴部を通過させることで前記カバー部が前記電源コードを覆う状態となり、
前記操作部において前記第一の所定の操作がされると、前記自己保持型ソレノイドが可動鉄心を移動させそれに伴い前記ロック用部材が移動し前記突起部が前記ロック用部材に遮蔽されることで前記カバー部がロックされることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008015767A JP2009176634A (ja) | 2008-01-28 | 2008-01-28 | 装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008015767A JP2009176634A (ja) | 2008-01-28 | 2008-01-28 | 装置 |
Publications (1)
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JP2009176634A true JP2009176634A (ja) | 2009-08-06 |
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ID=41031507
Family Applications (1)
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JP2008015767A Pending JP2009176634A (ja) | 2008-01-28 | 2008-01-28 | 装置 |
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JP (1) | JP2009176634A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014053193A (ja) * | 2012-09-07 | 2014-03-20 | Toyota Motor Corp | 非水電解液二次電池の製造方法 |
-
2008
- 2008-01-28 JP JP2008015767A patent/JP2009176634A/ja active Pending
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