JP2009175573A - スクリーン支持装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構成で、スクリーン本体に良好な画像を表示可能に当該スクリーン本体を支持するスクリーン支持装置を提供する。
【解決手段】支柱110と、支柱110の上端部に、スクリーン本体10のスクリーン軸12を取り付け可能な取付部122を備えるとともに、画像表示面A側に突出可能に設けられる腕部120と、支柱110の側面に設けられるとともに、スクリーン固定軸13を固定する固定部111と、腕部120および固定部111間に設けられるとともに、スクリーン本体10が腕部120および固定部111間に取り付けられた状態で、スクリーン11の画像表示面Aとは反対側となる裏面側に、鉛直下方の負荷を与える負荷体140と、を具備した。
【選択図】図1
【解決手段】支柱110と、支柱110の上端部に、スクリーン本体10のスクリーン軸12を取り付け可能な取付部122を備えるとともに、画像表示面A側に突出可能に設けられる腕部120と、支柱110の側面に設けられるとともに、スクリーン固定軸13を固定する固定部111と、腕部120および固定部111間に設けられるとともに、スクリーン本体10が腕部120および固定部111間に取り付けられた状態で、スクリーン11の画像表示面Aとは反対側となる裏面側に、鉛直下方の負荷を与える負荷体140と、を具備した。
【選択図】図1
Description
本発明は、投影画像を表示させるスクリーン本体を支持するスクリーン支持装置に関する。
従来、プロジェクタなどの画像投影装置から投射される画像光を受けて、画像を表示させるスクリーンがある。このようなスクリーンでは、撓みや凹凸により投影された画像に歪みや影が生じるおそれがあるため、スクリーンの画像表示面を適切な平面形状に調整する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載のディスプレイ装置は、スクリーンの外周部に取り付け板を設け、この取り付け板に押え板を介してスクリーンを取り付ける。そして、取り付け板は、ベース体に固定され、取り付け板をスクリーンの観察面方向に前後させて傾斜させることでスクリーンの面形状を変化させる構成が採られている。
また、特許文献2に記載の画像投影装置は、スクリーンに投影された所定のパターン画像をCCDにより撮像し、撮像されたテストパターンに基づいて歪み補正データを演算する。そして、この歪み補正データに基づいて補正した画像光を投影する構成が採られている。
ところで、上記特許文献1のようなディスプレイ装置は、スクリーンが常設されるディスプレイ装置に対して適用されるが、例えば取り外し可能なスクリーンの面を平面状にする構成とする場合、ベース体、取り付け板、および押え板を、スクリーンを設置するために取り付ける必要があり、構成も複雑になるという問題がある。また、スクリーンを引張るだけの構成では、均一な平面が形成されないおそれもある。
また、特許文献2に記載の画像投影装置では、画像投影装置側に特別な補正回路が必要となり、構成が複雑になるという問題がある。また、歪み補正データを作成した後、スクリーンに触れたりして、スクリーンの位置が変化したり、面形状が変化すると、再度歪み補正データを演算させる必要がある。さらには、画像投影装置により歪み補正のみを実施するため、スクリーンが平面状になっていない場合、スクリーンの面内の凹凸により影などが生じたりするおそれがあるという問題もある。
また、特許文献2に記載の画像投影装置では、画像投影装置側に特別な補正回路が必要となり、構成が複雑になるという問題がある。また、歪み補正データを作成した後、スクリーンに触れたりして、スクリーンの位置が変化したり、面形状が変化すると、再度歪み補正データを演算させる必要がある。さらには、画像投影装置により歪み補正のみを実施するため、スクリーンが平面状になっていない場合、スクリーンの面内の凹凸により影などが生じたりするおそれがあるという問題もある。
本発明は、上記のような問題に鑑みて、簡単な構成で、スクリーン本体に良好な画像を表示可能に当該スクリーン本体を支持するスクリーン支持装置を提供することを目的とする。
本発明のスクリーン支持装置は、一面側に画像を表示させる画像表示面が設けられた矩形面状のスクリーン本体を支持するスクリーン支持装置であって、支柱と、前記支柱の上端側に、前記スクリーン本体を取り付けられる取付部を備えるとともに、前記画像表示面側に突出可能に設けられる腕部と、前記支柱の側面に設けられるとともに、前記スクリーン本体の下端を固定する固定部と、前記腕部および前記固定部間に設けられるとともに、前記スクリーン本体が前記腕部および前記固定部間に取り付けられた状態で、前記スクリーン本体の前記画像表示面とは反対側となる裏面側に、鉛直下方の負荷を与える負荷体と、を具備したことを特徴とする。
この発明によれば、腕部が画像表示面側に突出することで、取付部も画像表示面側に突出する。これにより、取付部にスクリーン本体の上端部を取り付け、支柱の下端側に設けられる固定部間にスクリーン本体の下端部を固定することで、スクリーン本体が傾斜した状態となり、スクリーン本体は、自重により画像表示面が引張られ、滑らかな面形状を形成することができる。さらに、負荷体により、このスクリーン本体を裏面側から鉛直下側に負荷を与えることで、スクリーン本体の画像表示面に凹凸や撓みなどがあった場合でも良好に、これら凹凸や撓みを引き伸ばすことができるので、画像表示面の面形状を確実に滑らかにすることができる。したがって、簡単な構成で容易にスクリーン本体の画像表示面を滑らかな面状にでき、良好な画像を表示可能な画像表示面を形成することができる。
また、本発明のスクリーン支持装置では、前記腕部の取付部には、前記スクリーン本体の上端縁における両端部が取り付けられ、前記固定部は、前記スクリーン本体の下端縁における両端部を固定することが好ましい。
この発明によれば、スクリーン本体は、腕部および固定部により四隅角部を固定される。これにより、スクリーン本体は、画像表示面全体が外方に引っ張られる状態となり、より効果的に画像表示面の凹凸や撓みを引き伸ばして滑らかな面状にすることができる。
この発明によれば、スクリーン本体は、腕部および固定部により四隅角部を固定される。これにより、スクリーン本体は、画像表示面全体が外方に引っ張られる状態となり、より効果的に画像表示面の凹凸や撓みを引き伸ばして滑らかな面状にすることができる。
さらに、本発明のスクリーン支持装置では、前記腕部は、前記取付部の近傍に前記負荷体を取り付ける負荷体取付部を備え、前記支柱は、前記固定部の近傍に前記負荷体を固定する負荷体固定部を備えることが好ましい。
すなわち、負荷体がスクリーン本体から離れた位置に設けられている場合、負荷体を鉛直下側に垂らした場合に、当該負荷体がスクリーン本体の裏面側に当接する位置はスクリーン本体の上端縁から下方に離れた位置になってしまい、スクリーン本体に適切な負荷を与えることが困難となる。これに対して、この発明によれば、負荷体は、スクリーン本体の上端部を固定する取付部の近傍の負荷体取付部に取り付けられ、スクリーン本体の下端部を固定する固定部の近傍の負荷体専用固定部に固定されている。これにより、負荷体がスクリーン本体の裏面側の上端縁近傍に当接するため、鉛直下側に負荷を与える面積が大きくなり、より効率よくスクリーン本体を伸ばすことができる。したがって、より効率よくスクリーン本体の画像表示面の面形状を滑らかにすることができ、良好な画像を表示可能な状態にスクリーン本体を支持することができる。
すなわち、負荷体がスクリーン本体から離れた位置に設けられている場合、負荷体を鉛直下側に垂らした場合に、当該負荷体がスクリーン本体の裏面側に当接する位置はスクリーン本体の上端縁から下方に離れた位置になってしまい、スクリーン本体に適切な負荷を与えることが困難となる。これに対して、この発明によれば、負荷体は、スクリーン本体の上端部を固定する取付部の近傍の負荷体取付部に取り付けられ、スクリーン本体の下端部を固定する固定部の近傍の負荷体専用固定部に固定されている。これにより、負荷体がスクリーン本体の裏面側の上端縁近傍に当接するため、鉛直下側に負荷を与える面積が大きくなり、より効率よくスクリーン本体を伸ばすことができる。したがって、より効率よくスクリーン本体の画像表示面の面形状を滑らかにすることができ、良好な画像を表示可能な状態にスクリーン本体を支持することができる。
そして、本発明のスクリーン支持装置では、前記スクリーンの上端縁に沿って延びる横架材を備え、前記負荷体は、前記横架材に巻き取り可能に設けられることが好ましい。
この発明によれば、負荷体は横架材に巻き取り自在に設けられているため、負荷体の設置および収納を容易に実施でき、利便性を向上させることができる。
この発明によれば、負荷体は横架材に巻き取り自在に設けられているため、負荷体の設置および収納を容易に実施でき、利便性を向上させることができる。
また、本発明のスクリーン支持装置では、前記負荷体は、前記スクリーン本体の上端縁から下端縁に向かう方向に延びる複数の帯状体であることが好ましい。
この発明によれば、負荷体は複数の帯状体であるため、これらの帯状態を略平行にスクリーン本体の裏面側に垂らすだけで、容易にスクリーン本体の画像表示面の面形状を滑らかにすることができる。さらに、負荷体が帯状に形成されるので、製造コストも低減でき、製造性も良好になる。
この発明によれば、負荷体は複数の帯状体であるため、これらの帯状態を略平行にスクリーン本体の裏面側に垂らすだけで、容易にスクリーン本体の画像表示面の面形状を滑らかにすることができる。さらに、負荷体が帯状に形成されるので、製造コストも低減でき、製造性も良好になる。
また、本発明のスクリーン支持装置では、前記負荷体は、前記スクリーン本体の裏面に当接する面を備えた面状体である構成としてもよい。
この発明では、負荷体が面状体で形成されているため、スクリーン本体の裏面側を面で押圧することができ、スクリーン本体の全面に亘って負荷を与えることができる。したがって、よりスクリーン本体の画像表示面を滑らかな面形状にすることができる。
この発明では、負荷体が面状体で形成されているため、スクリーン本体の裏面側を面で押圧することができ、スクリーン本体の全面に亘って負荷を与えることができる。したがって、よりスクリーン本体の画像表示面を滑らかな面形状にすることができる。
〔第一の実施の形態〕
以下、本発明に係る第一の実施の形態のスクリーン支持装置について、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る第一の実施の形態に係るスクリーン支持装置の構成を示す斜視図である。図2は、前記第一の実施の形態のスクリーン支持装置における一方の支柱を上方から見た平面図である。図3は、前記第一の実施の形態のスクリーン支持装置を側方から見た側面図である。図4は、前記第一の実施の形態のスクリーン支持装置を裏面側から見た正面図である。
以下、本発明に係る第一の実施の形態のスクリーン支持装置について、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る第一の実施の形態に係るスクリーン支持装置の構成を示す斜視図である。図2は、前記第一の実施の形態のスクリーン支持装置における一方の支柱を上方から見た平面図である。図3は、前記第一の実施の形態のスクリーン支持装置を側方から見た側面図である。図4は、前記第一の実施の形態のスクリーン支持装置を裏面側から見た正面図である。
〔スクリーン支持装置の構成〕
図1において、100は、スクリーン支持装置であり、このスクリーン支持装置100は、スクリーン本体10を、例えばプロジェクタなどの画像投影装置から投影される画像光を画像表示面(観察者側方向の面)に投影させて画像を表示可能な状態に支持する。
図1において、100は、スクリーン支持装置であり、このスクリーン支持装置100は、スクリーン本体10を、例えばプロジェクタなどの画像投影装置から投影される画像光を画像表示面(観察者側方向の面)に投影させて画像を表示可能な状態に支持する。
ここで、スクリーン支持装置100に支持されるスクリーン本体10は、長手棒状のスクリーン軸12と、矩形面状のシート状のスクリーン11と、軸状のスクリーン固定軸13と、を備えて構成される。そして、スクリーン11は、矩形の一端縁となる上端縁がスクリーン軸12に沿って固定されており、下端縁に沿ってスクリーン固定軸13が固定される。このスクリーン本体10では、スクリーン11をスクリーン軸12の周囲に巻装することで当該スクリーン11を収納可能とされ、スクリーン11の使用時において、スクリーン固定軸13をスクリーン軸12から離れる方向に引っ張ることでスクリーン11を面状に広げることが可能となる。
また、スクリーン固定軸13は、両端部がフック形状に形成され、後述する支柱110の固定部111に係合することで支柱110に固定される。
また、スクリーン軸12は、図2に示すように、スクリーン巻き取り機構14を有している。このスクリーン巻き取り機構14は、例えばコイルバネを内蔵しており、スクリーン固定軸13が固定されていない状態で、スクリーン11を自動で巻き取り、スクリーン軸12に巻装させる。
また、スクリーン固定軸13は、両端部がフック形状に形成され、後述する支柱110の固定部111に係合することで支柱110に固定される。
また、スクリーン軸12は、図2に示すように、スクリーン巻き取り機構14を有している。このスクリーン巻き取り機構14は、例えばコイルバネを内蔵しており、スクリーン固定軸13が固定されていない状態で、スクリーン11を自動で巻き取り、スクリーン軸12に巻装させる。
そして、スクリーン支持装置100は、一対の支柱110と、支柱110の上端部に設けられる腕部120と、支柱下端側の側面に設けられる固定部111と、を備えている。
一対の支柱110は、スクリーン軸12の軸方向の長さ寸法と略同一寸法だけ離間して配置される。この支柱110は、下端部に例えば板状の脚部130が設けられ、スクリーン本体10を支持した状態で立設可能とされる。
なお、脚部130としては、上記構成に限らず、例えば三脚により支柱110を支える構成としてもよく、その他いかなる構成としてもよい。
また、一対の支柱110間に、例えば補助軸を設けるなどして強度を向上させてもよく、X字状の補助軸を設けるなどして、強度を向上させるとともに、一対の支柱110間の距離を変更可能な構成などとしてもよい。
なお、脚部130としては、上記構成に限らず、例えば三脚により支柱110を支える構成としてもよく、その他いかなる構成としてもよい。
また、一対の支柱110間に、例えば補助軸を設けるなどして強度を向上させてもよく、X字状の補助軸を設けるなどして、強度を向上させるとともに、一対の支柱110間の距離を変更可能な構成などとしてもよい。
また、支柱110の上端部には、図示しない孔部が設けられ、この孔部に腕部120を回転自在に軸支するアーム保持軸112が挿通されている。
さらに、支柱110の下端側には、スクリーン本体10のスクリーン固定軸13および、後述する負荷体140の負荷体固定軸141(図3参照)を固定する固定部111が設けられている。この固定部111は、スクリーン本体10の画像表示面A側に突出し、先端部が上方に向かって曲折形成されたフック形状に形成されている。なお、固定部111の形状としては、上記のようなフック形状に限れられず、例えば、支柱110にスクリーン固定軸13を固定する凹部が形成される構成などとしてもよく、その他、いかなる構成の固定部を設けてもよい。
さらに、支柱110の下端側には、スクリーン本体10のスクリーン固定軸13および、後述する負荷体140の負荷体固定軸141(図3参照)を固定する固定部111が設けられている。この固定部111は、スクリーン本体10の画像表示面A側に突出し、先端部が上方に向かって曲折形成されたフック形状に形成されている。なお、固定部111の形状としては、上記のようなフック形状に限れられず、例えば、支柱110にスクリーン固定軸13を固定する凹部が形成される構成などとしてもよく、その他、いかなる構成の固定部を設けてもよい。
腕部120は、長手状に形成され、前記したように、支柱110の上端部で、アーム保持軸112に保持されて、他方の支柱110に対向する側面に回転自在に軸支されている。具体的には、腕部120は、支柱110に回転自在に軸支される軸支部121と、スクリーン本体10を取り付ける取付部122と、負荷体140を取り付ける負荷体取付部123と、を備えている。
軸支部121は、上述したように、支柱110の上端部にアーム保持軸112により回転自在に軸支されている。また、軸支部121は、図示しない腕角度調整機構を備え、腕部120と支柱110との角度を任意の角度で維持可能となっている。この腕角度調整機構としては、例えば、腕部120と支柱110との間に緩衝部材を介在させ、腕部120に雌ねじ部を形成し、支柱110側から雄ねじ山を有するアーム保持軸112を螺合させる。これにより、アーム保持軸112を締付けることで腕部120を固定し、アーム保持軸112を緩めることで腕部120を回転させることが可能となる。なお、この腕角度調整機構としては、上記に限られず、例えば、腕部120を所定の角度で固定するピン部材を腕部120および支柱110に挿通させる構成などとしてもよい。
取付部122は、スクリーン本体10のスクリーン軸12を着脱自在に保持する。この取付部122は、スクリーン軸12を挿通可能な横軸孔であり、スクリーン軸12の両端部に取付具を装着して横軸孔に挿入することで、スクリーン軸12が取り付けられる。なお、取付部122の構成としては、上記に限られず、例えばフック形状の取付部材が固定される構成であってもよく、腕部120の上面に腕部120の長手方向に直交する凹溝が形成され、この凹溝にスクリーン軸12が係合される構成などとしてもよく、その他、いかなる構成でスクリーン軸12を取り付ける構成であってもよい。
負荷体取付部123は、腕部120の取付部122の近傍で、取付部122よりも軸支部121側に設けられている。この負荷体取付部123は、図4に示すような負荷体140が取り付けられる横架材124を固定する。
この負荷体取付部123としては、取付部122と略同様の構成で構成されている。すなわち、負荷体取付部123は、横架材124を挿通可能な横軸孔を有し、横架材124の両端部に取付具を取り付けて横軸孔に挿入する。そして、この横架材124に、負荷体140が固定される。なお、負荷体取付部123としては、取付部122と同様に、その他いかなる構成で横架材124を固定するものであってもよい。
この負荷体取付部123としては、取付部122と略同様の構成で構成されている。すなわち、負荷体取付部123は、横架材124を挿通可能な横軸孔を有し、横架材124の両端部に取付具を取り付けて横軸孔に挿入する。そして、この横架材124に、負荷体140が固定される。なお、負荷体取付部123としては、取付部122と同様に、その他いかなる構成で横架材124を固定するものであってもよい。
負荷体140は、図4に示すように、負荷体固定軸141と、横架材124および負荷体固定軸141の間で複数配置される帯状負荷部材142とを備えている。
負荷体固定軸141は、それぞれスクリーン本体10のスクリーン固定軸13と平行に形成されている。この負荷体固定軸141は、両端部に支柱110の下端に設けられる固定部111に係合可能なフックを有し、固定部111に係合されることで固定される。
負荷体固定軸141は、それぞれスクリーン本体10のスクリーン固定軸13と平行に形成されている。この負荷体固定軸141は、両端部に支柱110の下端に設けられる固定部111に係合可能なフックを有し、固定部111に係合されることで固定される。
帯状負荷部材142は、上下方向に互いに略平行に複数配置される。これらの帯状負荷部材142は、長手方向において略均等間隔で錘143が固定されている。これにより、帯状負荷部材142は、横架材124から鉛直下側に垂れ下がり、スクリーン11の裏面に当接する。そして、帯状負荷部材142は、この当接位置から、スクリーンの下端のスクリーン固定軸13の近傍まで、スクリーン11の裏面に沿って配置され、スクリーン11に鉛直下側の負荷を付与する。
また、帯状負荷部材142が取り付けられる横架材124は、図2に示すように、負荷部材巻取り機構125が固定されている。この負荷部材巻取り機構125は、例えばコイルばねを内蔵し、このコイルばねの付勢力により帯状負荷部材142を自動巻取りする。そして、帯状負荷部材142は、例えばスクリーン本体10の未使用時において、負荷体固定軸141が固定部111から外されると、前記した負荷部材巻取り機構125により横架材124に巻き取られることで収納される。
また、帯状負荷部材142が取り付けられる横架材124は、図2に示すように、負荷部材巻取り機構125が固定されている。この負荷部材巻取り機構125は、例えばコイルばねを内蔵し、このコイルばねの付勢力により帯状負荷部材142を自動巻取りする。そして、帯状負荷部材142は、例えばスクリーン本体10の未使用時において、負荷体固定軸141が固定部111から外されると、前記した負荷部材巻取り機構125により横架材124に巻き取られることで収納される。
〔スクリーン支持方法〕
次に、上述したスクリーン支持装置100によるスクリーン本体10の支持方法について説明する。
スクリーン支持装置100でスクリーン本体10を支持するには、先ず、スクリーン支持装置100にスクリーン本体10を取り付ける。
すなわち、腕部120の取付部122にスクリーン本体10を取り付けて固定する。
そして、スクリーン本体10のスクリーン固定軸13を引っ張り、スクリーン11を広げ、スクリーン固定軸13のフックを固定部111に係止して固定する。
次に、上述したスクリーン支持装置100によるスクリーン本体10の支持方法について説明する。
スクリーン支持装置100でスクリーン本体10を支持するには、先ず、スクリーン支持装置100にスクリーン本体10を取り付ける。
すなわち、腕部120の取付部122にスクリーン本体10を取り付けて固定する。
そして、スクリーン本体10のスクリーン固定軸13を引っ張り、スクリーン11を広げ、スクリーン固定軸13のフックを固定部111に係止して固定する。
この後、腕部120をスクリーン本体10の画像表示面A側に回転させ、取付部122が画像表示面側に飛び出た位置で腕角度調整機構により腕部120を支柱110に固定する。これにより、スクリーン本体10のスクリーン11は、取付部122から固定部111に向かって傾斜する状態となり、自重によりスクリーン11の表面の凹凸が引っ張られ、滑らかな面形状が形成される。
また、スクリーン11の裏面側に設けられる負荷体140の負荷体固定軸141を引っ張り、横架材124に巻装された帯状負荷部材142を引き出し、負荷体固定軸141を固定部111に固定する。これにより、帯状負荷部材142がスクリーン11の裏面に沿って当接し、スクリーン11に鉛直下側の負荷を与えて、スクリーン11の表面形状をより滑らかな平坦面にする。
また、スクリーン11の裏面側に設けられる負荷体140の負荷体固定軸141を引っ張り、横架材124に巻装された帯状負荷部材142を引き出し、負荷体固定軸141を固定部111に固定する。これにより、帯状負荷部材142がスクリーン11の裏面に沿って当接し、スクリーン11に鉛直下側の負荷を与えて、スクリーン11の表面形状をより滑らかな平坦面にする。
〔スクリーン支持装置の作用効果〕
上述したように、上記第一の実施の形態のスクリーン支持装置100は、支柱110の上端部にスクリーン11の画像表示面A側に突出可能な腕部120と、支柱110の下端部にスクリーン固定軸13を固定する固定部111とを備えている。また、スクリーン本体10を取付部122および固定部111間に設置し、腕部120を画像表示面A側に突出させた状態で、スクリーン11を裏面から鉛直下側に押圧する負荷体140が設けられている。
このため、スクリーン11の自重と負荷体の負荷とにより、スクリーン11が引っ張られ、スクリーン11の画像表示面Aに形成されるしわなどによる凹凸が引き伸ばされる。したがって、スクリーン11の画像表示面Aの面形状が滑らかな平坦面となり、例えばプロジェクタなどの画像投影装置から投影される画像に画像表示面A上の凹凸などにより、輝度ムラが生じたり、影部が形成されたりすることなく、良好な画質で画像を表示させることができる。
上述したように、上記第一の実施の形態のスクリーン支持装置100は、支柱110の上端部にスクリーン11の画像表示面A側に突出可能な腕部120と、支柱110の下端部にスクリーン固定軸13を固定する固定部111とを備えている。また、スクリーン本体10を取付部122および固定部111間に設置し、腕部120を画像表示面A側に突出させた状態で、スクリーン11を裏面から鉛直下側に押圧する負荷体140が設けられている。
このため、スクリーン11の自重と負荷体の負荷とにより、スクリーン11が引っ張られ、スクリーン11の画像表示面Aに形成されるしわなどによる凹凸が引き伸ばされる。したがって、スクリーン11の画像表示面Aの面形状が滑らかな平坦面となり、例えばプロジェクタなどの画像投影装置から投影される画像に画像表示面A上の凹凸などにより、輝度ムラが生じたり、影部が形成されたりすることなく、良好な画質で画像を表示させることができる。
また、スクリーン本体10は、スクリーン軸12の両端部が腕部120の取付部122に取り付けられ、スクリーン固定軸13の両端のフックが支柱110の下端の固定部111に係止されて固定されている。このため、スクリーン本体10は、スクリーン11の4隅が固定される状態となり、より適切に画像表示面Aの凹凸を引き伸ばすことができ、より良好な平坦面を形成することができる。
さらに、負荷体140が取り付けられる横架材124を固定する負荷体取付部123は、スクリーン本体10を取り付ける取付部122の近傍に設けられている。このため、負荷体取付部123に横架材124を取り付けて帯状負荷部材142を鉛直下側に下ろした際、帯状負荷部材142がスクリーン11の上端縁近傍に当接する。したがって、スクリーン11の裏面の広範囲に亘って帯状負荷部材142が当接し、広範囲に亘って鉛直下側の負荷を与えることができる。したがって、スクリーン11の画像表示面Aの凹凸を広範囲に亘って負荷体140の負荷により引き伸ばすことができ、良好な平坦面をスクリーン11の上端側から下端に亘って形成することができる。
そして、負荷体140の帯状負荷部材142は、横架材124に巻き取り可能に設けられている。
このため、負荷体固定軸141を引っ張るだけで、容易に帯状負荷部材142を引き出すことができ、容易に帯状負荷部材142をスクリーン11の裏面側に設置することができる。また、スクリーン支持装置100の未使用時には、横架材124に巻装させることで、容易に収納することができ、小型化することができ、保管効率も向上させることができる。
このため、負荷体固定軸141を引っ張るだけで、容易に帯状負荷部材142を引き出すことができ、容易に帯状負荷部材142をスクリーン11の裏面側に設置することができる。また、スクリーン支持装置100の未使用時には、横架材124に巻装させることで、容易に収納することができ、小型化することができ、保管効率も向上させることができる。
そして、帯状負荷部材142は、長手方向に沿って、略等間隔で錘143が配置されている。
このため、錘143の重力により、より効果的にスクリーン11を鉛直下側に押圧することができ、より確実にスクリーン11の画像表示面A上のしわなどによる凹凸をなくすことができる。
このため、錘143の重力により、より効果的にスクリーン11を鉛直下側に押圧することができ、より確実にスクリーン11の画像表示面A上のしわなどによる凹凸をなくすことができる。
また、取付部122、負荷体取付部123、および固定部111は、スクリーン本体10のスクリーン軸12、スクリーン固定軸13、横架材124、負荷体固定軸141を着脱自在に保持している。このため、これらのスクリーン本体10、横架材124および負荷体140を取り外すことで、一対の支柱110を分離することができ、スクリーン支持装置100を容易に分解できる。したがって、スクリーン支持装置100の未使用時において、小型化することができ、小スペースにも容易に保管することができる。
また、腕部120は、腕角度調整機構により、支柱110に対する角度を任意に設定可能な構成となっている。このため、スクリーン軸12の突出寸法を容易に変更して、スクリーン11の傾斜を容易に調整することができる。したがって、観察者の目線位置に応じて、スクリーン11の角度を調整することもでき、より観察者の要望に応じたスクリーン設定を実施することができる。
〔第二の実施の形態〕
次に、本発明に係る第二の実施の形態のスクリーン支持装置について、図面に基づいて説明する。
図5は、本発明に係る第二の実施の形態のスクリーン支持装置の概略を示す正面図である。
図6は、前記第二の実施の形態のスクリーン支持装置の支柱の概略を示す正面図である。
図7は、前記第二の実施の形態のスクリーン支持装置を鉛直上側から見た平面図である。
図8は、前記第二の実施の形態のスクリーン支持装置の側面図である。
図9は、スクリーン本体および負荷体を収納する収納筒の内部の概略構成を示す斜視図である。
図10は、前記第二の実施の形態のスクリーン支持装置を裏面から見た図である。
図11は、前記第二の実施の形態のスクリーン支持装置の腕部の概略を示す平面図である。
図12は、図8において、腕部を引き出した状態の側面図である。
次に、本発明に係る第二の実施の形態のスクリーン支持装置について、図面に基づいて説明する。
図5は、本発明に係る第二の実施の形態のスクリーン支持装置の概略を示す正面図である。
図6は、前記第二の実施の形態のスクリーン支持装置の支柱の概略を示す正面図である。
図7は、前記第二の実施の形態のスクリーン支持装置を鉛直上側から見た平面図である。
図8は、前記第二の実施の形態のスクリーン支持装置の側面図である。
図9は、スクリーン本体および負荷体を収納する収納筒の内部の概略構成を示す斜視図である。
図10は、前記第二の実施の形態のスクリーン支持装置を裏面から見た図である。
図11は、前記第二の実施の形態のスクリーン支持装置の腕部の概略を示す平面図である。
図12は、図8において、腕部を引き出した状態の側面図である。
〔スクリーン支持装置の構成〕
第二の実施の形態のスクリーン支持装置100Aは、図6ないし図11に示すように、底部150と、支柱としての支柱構造体160と、腕部120Aと、を備えている。
第二の実施の形態のスクリーン支持装置100Aは、図6ないし図11に示すように、底部150と、支柱としての支柱構造体160と、腕部120Aと、を備えている。
底部150は、図5ないし図8に示すように、左右方向に長手状に形成されている。この底部150は、長手方向に直交する断面が略L字状に形成されており、このL字の1辺を構成する底板151の下方には、脚部130Aが形成されている。また、L字の他辺を構成する背面板152の裏面側には、支柱構造体160が固定されている。
そして、底板151の上面側および背面板152の正面側(観察者方向の面)には、それぞれスクリーン本体10Aおよび負荷体140Aが収納される収納筒170を固定する固定部111Aが形成されている。この固定部111Aは、底板151および背面板152から突出形成され、収納筒170に係合することで、スクリーン本体10Aを係止する。
そして、底板151の上面側および背面板152の正面側(観察者方向の面)には、それぞれスクリーン本体10Aおよび負荷体140Aが収納される収納筒170を固定する固定部111Aが形成されている。この固定部111Aは、底板151および背面板152から突出形成され、収納筒170に係合することで、スクリーン本体10Aを係止する。
ここで、収納筒170は、図9に示すように、スクリーン本体10Aと、負荷体140Aと、を収納している。具体的には、収納筒170の内部には、スクリーン本体10Aおよび負荷体140Aを同軸上で支持する軸部171を備えている。そして、この軸部171の長手方向における両端側には、それぞれスクリーン本体10Aのスクリーン11を巻き取り可能に、当該スクリーン11の下端縁の両端部が固定されるスクリーン固定コマ部材172が設けられている。また、軸部171の長手方向における両端側で、かつスクリーン固定コマ部材172よりも内方には、それぞれ、負荷体140Aの面状負荷部材144を巻き取り可能に、当該面状負荷部材144の下端縁の両端部が固定される図示しない負荷固定コマ部材が設けられている。
これらのスクリーン固定コマ部材172および負荷固定コマ部材は、それぞれ例えばコイルバネなどを内蔵し、自動で、スクリーン11および面状負荷部材144を巻き取ることが可能に構成されている。
そして、この収納筒170には、スクリーン本体10Aおよび負荷体140Aの収納時において、内周側に負荷体140Aの面状負荷部材144が巻き取られ、この面状負荷部材144の外周側にスクリーン11が巻き取られている。このような収納筒170では、スクリーン11および面状負荷部材144を引き出す際には、まず、スクリーン11を収納筒170から完全に引き出すことで、その後、面状負荷部材144が引き出すことが可能となる。
これらのスクリーン固定コマ部材172および負荷固定コマ部材は、それぞれ例えばコイルバネなどを内蔵し、自動で、スクリーン11および面状負荷部材144を巻き取ることが可能に構成されている。
そして、この収納筒170には、スクリーン本体10Aおよび負荷体140Aの収納時において、内周側に負荷体140Aの面状負荷部材144が巻き取られ、この面状負荷部材144の外周側にスクリーン11が巻き取られている。このような収納筒170では、スクリーン11および面状負荷部材144を引き出す際には、まず、スクリーン11を収納筒170から完全に引き出すことで、その後、面状負荷部材144が引き出すことが可能となる。
また、スクリーン11は、上端縁に沿ってスクリーン上端軸15が固定されている。このスクリーン上端軸15は、後述する腕部120Aに取付可能なスクリーン設置取手16が突出形成されている。このスクリーン設置取手16は、略コ字状に形成され、コ字両端部がスクリーン上端軸15に固定され、コ字内周側が腕部120Aの断面形状より大きい形状に形成されている。
面状負荷部材144は、少なくとも画像表示面Aと略同じ寸法もしくは画像表示面Aよりも大きい寸法で、かつスクリーン11よりも小さい寸法に形成されている。また、面状負荷部材144は、例えば図10に示すように、錘143Aが面内に均一に等間隔で配置されている。また、面状負荷部材144は、上端縁に沿って負荷上端軸145が固定されている。この負荷上端軸145は、スクリーン上端軸15と同様に、腕部120Aに取付可能な負荷体設置取手146が突出形成されている。この負荷体設置取手146は、例えば略L字フック状に形成され、スクリーン11のスクリーン設置取手16を腕部120Aに取り付けた後に、負荷体取付部123Aを腕部120Aに取り付けることができる構成となっている。
面状負荷部材144は、少なくとも画像表示面Aと略同じ寸法もしくは画像表示面Aよりも大きい寸法で、かつスクリーン11よりも小さい寸法に形成されている。また、面状負荷部材144は、例えば図10に示すように、錘143Aが面内に均一に等間隔で配置されている。また、面状負荷部材144は、上端縁に沿って負荷上端軸145が固定されている。この負荷上端軸145は、スクリーン上端軸15と同様に、腕部120Aに取付可能な負荷体設置取手146が突出形成されている。この負荷体設置取手146は、例えば略L字フック状に形成され、スクリーン11のスクリーン設置取手16を腕部120Aに取り付けた後に、負荷体取付部123Aを腕部120Aに取り付けることができる構成となっている。
支柱構造体160は、底固定部161と、一対のヒンジ部162と、天部163と、を備えている。
底固定部161は、底部150の長手方向における略中央部で、背面板152の裏面側に固定されている。そして、この底固定部161は、一対のヒンジ部162の下側支柱部材162Aを回動自在に支持している。具体的には、底固定部161は、収納筒170からスクリーン11を鉛直上側に引き出した際に、このスクリーン11の面方向と平行する面方向で下側支柱部材162Aが回動可能に支持している。
また、底固定部161は、下側支柱部材162Aを所定角度で固定する、下側支柱角度調整機構が設けられている。この下側支柱角度調整機構は、例えば、底固定部161と下側支柱部材162Aとの間に緩衝部材を介在させ、底固定部161および下側支柱部材162Aのいずれか一方に雌ねじ部を形成し、他方側から雄ねじ山を有する軸部材を螺合させる。これにより、軸部材を締付けることで下側支柱部材162Aを固定し、軸部材を緩めることで下側支柱部材162Aを回動させることが可能となる。なお、この下側支柱角度調整機構としては、上記に限られず、例えば、ピン部材を底固定部161および下側支柱部材162Aに挿通させる構成などとしてもよい。
底固定部161は、底部150の長手方向における略中央部で、背面板152の裏面側に固定されている。そして、この底固定部161は、一対のヒンジ部162の下側支柱部材162Aを回動自在に支持している。具体的には、底固定部161は、収納筒170からスクリーン11を鉛直上側に引き出した際に、このスクリーン11の面方向と平行する面方向で下側支柱部材162Aが回動可能に支持している。
また、底固定部161は、下側支柱部材162Aを所定角度で固定する、下側支柱角度調整機構が設けられている。この下側支柱角度調整機構は、例えば、底固定部161と下側支柱部材162Aとの間に緩衝部材を介在させ、底固定部161および下側支柱部材162Aのいずれか一方に雌ねじ部を形成し、他方側から雄ねじ山を有する軸部材を螺合させる。これにより、軸部材を締付けることで下側支柱部材162Aを固定し、軸部材を緩めることで下側支柱部材162Aを回動させることが可能となる。なお、この下側支柱角度調整機構としては、上記に限られず、例えば、ピン部材を底固定部161および下側支柱部材162Aに挿通させる構成などとしてもよい。
ヒンジ部162は、上述した下側支柱部材162Aと、上側支柱部材162Bとを備えている。これら下側支柱部材162Aおよび上側支柱部材162Bは、長手方向を有する板状または柱状に形成されている。
下側支柱部材162Aは、長手方向における一端部が前記したように、底固定部161に回動自在に支持されている。また、下側支柱部材162Aの長手方向における他端部は、上側支柱部材162Bが、下側支柱部材162Aと同様にスクリーン11の面方向と平行する面方向で回動可能に支持されている。
下側支柱部材162Aは、長手方向における一端部が前記したように、底固定部161に回動自在に支持されている。また、下側支柱部材162Aの長手方向における他端部は、上側支柱部材162Bが、下側支柱部材162Aと同様にスクリーン11の面方向と平行する面方向で回動可能に支持されている。
上側支柱部材162Bは、上記したように、長手方向における一端部が下側支柱部材162Aに回動自在に支持されている。また、上側支柱部材162Bの他端部は、天部163を回動可能に支持している。
また、下側支柱部材162Aおよび上側支柱部材162B、上側支柱部材162Bおよび天部163との連結部には、それぞれ図示しない上側支柱角度調整機構が設けられている。これらの上側支柱角度調整機構は、上記した下側支柱角度調整機構と同様の構成であればよく、上側支柱部材162Bを任意の角度で固定することが可能となっている。
また、下側支柱部材162Aおよび上側支柱部材162B、上側支柱部材162Bおよび天部163との連結部には、それぞれ図示しない上側支柱角度調整機構が設けられている。これらの上側支柱角度調整機構は、上記した下側支柱角度調整機構と同様の構成であればよく、上側支柱部材162Bを任意の角度で固定することが可能となっている。
天部163は、図5ないし図8に示すように、上側支柱部材162Bに支持されて支柱構造体160の上端縁に設けられるとともに、腕部120Aをスクリーン11の面方向に略直交する方向に進退自在に保持する。
具体的には、天部163は、左右方向に長手状に形成され、長手両端部にそれぞれ腕部120Aを保持する腕保持孔163Aを備えている。この腕保持孔163Aは、孔形状が矩形状に形成され、天部163の前後方向(スクリーン11を引き出した際にスクリーン11の面方向に略直交する方向)に貫通して形成されている。また、腕保持孔163Aの内部上面には、天部163の上面側に貫通する腕固定孔163B(図7参照)が形成されており、この腕固定孔163Bには、固定ピン163Cが挿通されている。
具体的には、天部163は、左右方向に長手状に形成され、長手両端部にそれぞれ腕部120Aを保持する腕保持孔163Aを備えている。この腕保持孔163Aは、孔形状が矩形状に形成され、天部163の前後方向(スクリーン11を引き出した際にスクリーン11の面方向に略直交する方向)に貫通して形成されている。また、腕保持孔163Aの内部上面には、天部163の上面側に貫通する腕固定孔163B(図7参照)が形成されており、この腕固定孔163Bには、固定ピン163Cが挿通されている。
腕部120Aは、断面略矩形状の角柱状に形成され、天部163の腕保持孔163Aに進退自在に挿通されている。
この腕部120Aは、図11に示すように、上面に複数の位置決め孔126が形成されている。そして、腕部120Aは、腕部120Aを腕保持孔163Aに挿通させた状態で、天部163の上面側から腕固定孔163Bに固定ピン163Cが挿通されると、固定ピン163Cの先端部が位置決め孔126に挿入されて、固定される。
また、腕部120Aの突出先端側、すなわちスクリーン11の画像表示面A側の端部側から取付部122Aおよび負荷体取付部123Aが形成されている。これら取付部122Aおよび負荷体取付部123Aは、腕部120Aの上面側に形成される凹溝であり、この凹溝に、前記したスクリーン設置取手16および負荷体設置取手146が係合されることで、スクリーン11および面状負荷部材144が支柱構造体160の下端から上端に亘って配置されて固定される。
この腕部120Aは、図11に示すように、上面に複数の位置決め孔126が形成されている。そして、腕部120Aは、腕部120Aを腕保持孔163Aに挿通させた状態で、天部163の上面側から腕固定孔163Bに固定ピン163Cが挿通されると、固定ピン163Cの先端部が位置決め孔126に挿入されて、固定される。
また、腕部120Aの突出先端側、すなわちスクリーン11の画像表示面A側の端部側から取付部122Aおよび負荷体取付部123Aが形成されている。これら取付部122Aおよび負荷体取付部123Aは、腕部120Aの上面側に形成される凹溝であり、この凹溝に、前記したスクリーン設置取手16および負荷体設置取手146が係合されることで、スクリーン11および面状負荷部材144が支柱構造体160の下端から上端に亘って配置されて固定される。
〔スクリーン支持方法〕
次に、上述したスクリーン支持装置100Aによるスクリーン本体10Aの支持方法について説明する。
スクリーン支持装置100Aでスクリーン本体10Aを支持するには、先ず、支柱構造体160の天部163を底部150から所定の高さ位置まで引っ張る。そして、下側角度調整機構および上側角度調整機構を調整することで、支柱構造体160の姿勢を固定する。
次に、上述したスクリーン支持装置100Aによるスクリーン本体10Aの支持方法について説明する。
スクリーン支持装置100Aでスクリーン本体10Aを支持するには、先ず、支柱構造体160の天部163を底部150から所定の高さ位置まで引っ張る。そして、下側角度調整機構および上側角度調整機構を調整することで、支柱構造体160の姿勢を固定する。
この後、底部150に固定された収納筒170からスクリーン本体10Aのスクリーン上端軸15を上方に引っ張り、スクリーン11を露出させる。そして、スクリーン上端軸15のスクリーン設置取手16を腕部120Aの取付部122Aに係止させ、スクリーン11を固定する。
そして、天部163の上面側に挿通される固定ピン163Cを外した後、腕部120Aをスクリーン11の画像表示面A側に移動させ、取付部122Aを画像表示面A側に移動させる。
これにより、スクリーン本体10Aのスクリーン11は、取付部122Aから固定部111Aに固定される収納筒170に向かって傾斜する状態となり、自重によりスクリーン11の表面の凹凸が引っ張られ、滑らかな面形状の平坦面が形成される。
この後、さらに、収納筒170の負荷体140Aの負荷上端軸145を引っ張り、腕部120Aの負荷体取付部123Aに負荷体設置取手146を係止させて固定する。これにより、面状負荷部材144がスクリーン11の裏面に沿って当接し、スクリーン11に鉛直下側の負荷を与えて、スクリーン11の表面形状をより滑らかな平坦面にする。
そして、天部163の上面側に挿通される固定ピン163Cを外した後、腕部120Aをスクリーン11の画像表示面A側に移動させ、取付部122Aを画像表示面A側に移動させる。
これにより、スクリーン本体10Aのスクリーン11は、取付部122Aから固定部111Aに固定される収納筒170に向かって傾斜する状態となり、自重によりスクリーン11の表面の凹凸が引っ張られ、滑らかな面形状の平坦面が形成される。
この後、さらに、収納筒170の負荷体140Aの負荷上端軸145を引っ張り、腕部120Aの負荷体取付部123Aに負荷体設置取手146を係止させて固定する。これにより、面状負荷部材144がスクリーン11の裏面に沿って当接し、スクリーン11に鉛直下側の負荷を与えて、スクリーン11の表面形状をより滑らかな平坦面にする。
〔第二の実施の形態のスクリーン支持装置の作用効果〕
上述したように、上記第二の実施の形態のスクリーン支持装置100Aでは、支柱構造体160の上端に設けられる天部163に突出可能に設けられる腕部120Aと、支柱構造体160の下端部が固定される底部150に設けられ、スクリーン本体10Aを収納する収納筒170が固定される固定部111Aと、を備えている。また、スクリーン本体10Aのスクリーン上端軸15を腕部120Aの取付部122Aに係合させ、腕部120Aを画像表示面A側に突出させた状態で、スクリーン11を裏面から鉛直下側に押圧する面状負荷部材144が設けられている。
このため、第一の実施の形態のスクリーン支持装置100と同様に、第二の実施の形態のスクリーン支持装置100Aにおいても、スクリーン11の自重と面状負荷部材144の負荷とにより、スクリーン11の画像表示面Aに形成されるしわなどによる凹凸が引き伸ばされる。したがって、スクリーン11の画像表示面Aの面形状が滑らかな平坦面となり、画像投影装置から投影される画像を良好な画質で表示させることができる。
上述したように、上記第二の実施の形態のスクリーン支持装置100Aでは、支柱構造体160の上端に設けられる天部163に突出可能に設けられる腕部120Aと、支柱構造体160の下端部が固定される底部150に設けられ、スクリーン本体10Aを収納する収納筒170が固定される固定部111Aと、を備えている。また、スクリーン本体10Aのスクリーン上端軸15を腕部120Aの取付部122Aに係合させ、腕部120Aを画像表示面A側に突出させた状態で、スクリーン11を裏面から鉛直下側に押圧する面状負荷部材144が設けられている。
このため、第一の実施の形態のスクリーン支持装置100と同様に、第二の実施の形態のスクリーン支持装置100Aにおいても、スクリーン11の自重と面状負荷部材144の負荷とにより、スクリーン11の画像表示面Aに形成されるしわなどによる凹凸が引き伸ばされる。したがって、スクリーン11の画像表示面Aの面形状が滑らかな平坦面となり、画像投影装置から投影される画像を良好な画質で表示させることができる。
また、負荷体140Aは、面状負荷部材144によりスクリーン11の裏面側を鉛直下側に負荷を付与する。このため、スクリーン11の広範囲に亘って、均一に鉛直下側の負荷を付与することができ、スクリーン11の画像表示面Aを容易に、かつ効率よく滑らかな平坦面にすることができる。
この時、面状負荷部材144がスクリーン11の画像表示面Aを同じ寸法または若干大きい寸法に形成され、スクリーン11の外周よりも小さい寸法に形成されているため、スクリーン11の両サイドから面状負荷部材144がはみ出さず、また、画像表示面Aの全域に亘って鉛直下側への負荷を付与することができる。したがって、画像表示面Aの全域を適切に平坦面にすることができる。
この時、面状負荷部材144がスクリーン11の画像表示面Aを同じ寸法または若干大きい寸法に形成され、スクリーン11の外周よりも小さい寸法に形成されているため、スクリーン11の両サイドから面状負荷部材144がはみ出さず、また、画像表示面Aの全域に亘って鉛直下側への負荷を付与することができる。したがって、画像表示面Aの全域を適切に平坦面にすることができる。
さらに、面状負荷部材144は、面内に均一に錘143Aが配置されているため、スクリーン11に均一な負荷を与えることができる。したがって、スクリーン11の画像表示面Aの面形状を均一に伸ばすことができ、より滑らかな平坦面を形成することができる。
そして、収納筒170内において、スクリーン11および面状負荷部材144の双方が軸部171を中心軸として巻き取り可能に設けられている。したがって、これらスクリーン11および面状負荷部材144のそれぞれに対応した巻き取り軸が不要となり、構成を簡単にできるとともに、装置を小型化することができる。
また、スクリーン支持装置100Aの支柱構造体160は、底部150に固定される底固定部161と、腕部120Aが固定される天部163と、これら底固定部161および天部163の間に設けられる一対のヒンジ部162とを備えている。このため、スクリーン支持装置100Aの未使用時には、天部163を底固定部161側に移動させ、ヒンジ部162の下側支柱部材162Aおよび上側支柱部材162Bをそれぞれ重ね合わせることで、小型化することができ、保管の管理が容易に実施できる。また、スクリーン支持装置100Aの使用時には、天部163を底固定部161から離れる方向に移動させ、下側支柱部材162Aおよび上側支柱部材162Bを所定の角度で固定することで容易にスクリーン本体10Aおよび負荷体140Aを支持可能な構成に組み立てることができる。したがって、使用時および収納時に容易にスクリーン支持装置100Aの組み立ておよび小型化を実施でき、利便性を向上させることができる。
〔他の実施の形態〕
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、上記第一の実施の形態では、固定部111は、フック形状に形成され、スクリーン固定軸13および負荷体固定軸141の両端に設けられるフックを係合することで固定するとしたが、これに限定されない。例えば、上記したように、支柱110の下端に凹状の溝を設け、この溝に嵌合させることでスクリーン固定軸13および負荷体固定軸141を固定する構成などとしてもよい。
また、上述したように、取付部122および負荷体取付部123においても、上記構成に限られず、例えば、第一の実施の形態において、第二の実施の形態に示すような凹溝にスクリーン軸12や横架材124を取り付ける構成などとしてもよく、その他、いかなる構成でこれらスクリーン軸12および横架材124が取り付けられていてもよい。
また、上述したように、取付部122および負荷体取付部123においても、上記構成に限られず、例えば、第一の実施の形態において、第二の実施の形態に示すような凹溝にスクリーン軸12や横架材124を取り付ける構成などとしてもよく、その他、いかなる構成でこれらスクリーン軸12および横架材124が取り付けられていてもよい。
また、第一の実施の形態において、帯状負荷部材142が長手方向に沿って均等間隔で錘143が設けられる例を示し、第二の実施の形態において、面状負荷部材の面内に均一に錘143Aが配置される例を示したが、これに限定されない。例えば、帯状負荷部材142や面状負荷部材144を例えば金属メッシュなどにより形成することで、錘143がなくとも十分な負荷をスクリーン本体10に付与することができる。さらに、第一の実施の形態において、第二の実施の形態に示されるような面状負荷部材144によりスクリーン11に負荷を与える構成としてもよく、第二の実施の形態において、第一の実施の形態のような帯状負荷部材142を用いる構成としてもよい。
さらに、上記第二の実施の形態において、収納筒170の軸部171上にスクリーン本体10Aおよび負荷体140Aが巻き取り可能に設けられる例を示したが、第一の実施の形態のように、それぞれ別軸上にこれらスクリーン本体10Aおよび負荷体140Aを設ける構成としてもよい。
また、収納筒170の内部に、面状負荷部材144の外周側にスクリーン11が巻装される例を示したが、例えば図13に示すような構成としてもよい。すなわち、スクリーン11および面状負荷部材144がそれぞれ重ねあわされて、同時に軸部171に巻き取られる構成としてもよい。このような構成では、スクリーン11の設置時、面状負荷部材144がスクリーン11と共に引き出される。
また、収納筒170の内部に、面状負荷部材144の外周側にスクリーン11が巻装される例を示したが、例えば図13に示すような構成としてもよい。すなわち、スクリーン11および面状負荷部材144がそれぞれ重ねあわされて、同時に軸部171に巻き取られる構成としてもよい。このような構成では、スクリーン11の設置時、面状負荷部材144がスクリーン11と共に引き出される。
また、第一の実施の形態において、腕部120が支柱に回動可能に設けられ、第二の実施の形態において、腕部120Aが支柱構造体160の上端に固定される天部163にスクリーン11の面に直行する前後方向に進退自在に設けられる例を示したが、これらに限定されない。例えば、第二の実施の形態において、天部163の側面に第一の実施の形態のような回動可能な腕部120を設ける構成としてもよく、天部163の天面側に、回動可能な腕部を設ける構成などとしてもよい。第一の実施の形態においても、支柱110の側面に孔部を設け、第二の実施の形態のように、この孔部に腕部120Aを挿通させる構成などとしてもよい。
また、上記第一の実施の形態において、スクリーン軸12およびスクリーン固定軸13が取付部122および固定部111に固定される例を示したが、例えばスクリーン11の4隅を直接これら取付部122および固定部111に固定する構成などとしてもよい。負荷体140に関しても同様に、例えば第二の実施の形態に示した面状負荷部材144を直接負荷体取付部123および固定部111に固定する構成などとしてもよい。
さらに、第二の実施の形態において、スクリーン上端軸15および負荷上端軸145が天部163に固定されている構成などとしてもよい。このような構成では、天部163を底部150側に近接させると、スクリーン11および面状負荷部材144が収納筒170内に収納され、天部163を底部150から離れる方向に引っ張ると、スクリーン11および面状負荷部材144が引き出される。このような構成では、スクリーン11および面状負荷部材144を天部に取り付ける作業が不要となり、スクリーン11の設置がより容易に実施できる。
また、第一の実施の形態において、支柱110は、一対設けられ、これら一対の支柱110の上端にスクリーン本体10および負荷体140が取り付けられる腕部120を設ける構成としたが、例えば、1本の支柱110のみでスクリーン本体10および負荷体140を支える構成としてもよい。この場合、例えば支柱110の上端に設けられる腕部120は、スクリーン本体10および負荷体140の略中央部が取り付けられる。また、1本の支柱110の上端に左右方向に長手となる支持軸を設け、この支持軸の両端部に腕部120を設ける構成などとしてもよい。
第二の実施の形態においても、天部163の左右両端側に腕部120Aを設けたが、例えば天部163の中央部に1つの腕部120Aを設け、この腕部120Aにスクリーン本体10Aおよび負荷体140Aを設ける構成としてもよい。
第二の実施の形態においても、天部163の左右両端側に腕部120Aを設けたが、例えば天部163の中央部に1つの腕部120Aを設け、この腕部120Aにスクリーン本体10Aおよび負荷体140Aを設ける構成としてもよい。
また、第一の実施の形態において、固定部111は、スクリーン固定軸13および負荷体固定軸141を固定する構成としたが、スクリーン固定軸13を固定するスクリーン用の固定部と、負荷体固定軸141を固定する負荷体用の固定部とをそれぞれ別体として設けてもよい。また、第二の実施の形態において、取付部122Aにスクリーン設置取手16を取り付け、負荷体取付部123Aに負荷体設置取手146を取り付ける構成としたが、例えば腕部120Aの先端にスクリーン設置取手16および負荷体設置取手146の双方を取り付け可能な凹状溝を設ける構成としてもよい。
その他、本発明の実施の際の具体的な構造および手順は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造などに適宜変更できる。
10…スクリーン本体、100,100A…スクリーン支持装置、110…支柱、111,111A…固定部、140,140A…負荷体、120,120A…腕部、122,122A…取付部、123,123A負荷体取付部、124…横架材、142…帯状負荷部材、144…面状負荷部材、A…画像表示面。
Claims (6)
- 一面側に画像を表示させる画像表示面が設けられた矩形面状のスクリーン本体を支持するスクリーン支持装置であって、
支柱と、
前記支柱の上端側に、前記スクリーン本体を取り付けられる取付部を備えるとともに、前記画像表示面側に突出可能に設けられる腕部と、
前記支柱の側面に設けられるとともに、前記スクリーン本体の下端を固定する固定部と、
前記腕部および前記固定部間に設けられるとともに、前記スクリーン本体が前記腕部および前記固定部間に取り付けられた状態で、前記スクリーン本体の前記画像表示面とは反対側となる裏面側に、鉛直下方の負荷を与える負荷体と、
を具備したことを特徴とするスクリーン支持装置。 - 請求項1に記載のスクリーン支持装置であって、
前記腕部の取付部には、前記スクリーン本体の上端縁における両端部が取り付けられ、
前記固定部は、前記スクリーン本体の下端縁における両端部を固定する
ことを特徴とするスクリーン支持装置。 - 請求項1または請求項2に記載のスクリーン支持装置であって、
前記腕部は、前記取付部の近傍に前記負荷体を取り付ける負荷体取付部を備え、
前記支柱は、前記固定部の近傍に前記負荷体を固定する負荷体固定部を備えた
ことを特徴とするスクリーン支持装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のスクリーン支持装置であって、
前記スクリーンの上端縁に沿って延びる横架材を備え、
前記負荷体は、前記横架材に巻き取り可能に設けられる
ことを特徴とするスクリーン支持装置。 - 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のスクリーン支持装置であって、
前記負荷体は、前記スクリーン本体の上端縁から下端縁に向かう方向に延びる複数の帯状体である
ことを特徴とするスクリーン支持装置。 - 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のスクリーン支持装置であって、
前記負荷体は、前記スクリーン本体の裏面に当接する面を備えた面状体である
ことを特徴とするスクリーン支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008015884A JP2009175573A (ja) | 2008-01-28 | 2008-01-28 | スクリーン支持装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2009175573A true JP2009175573A (ja) | 2009-08-06 |
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ID=41030703
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JP2008015884A Withdrawn JP2009175573A (ja) | 2008-01-28 | 2008-01-28 | スクリーン支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009175573A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106537249A (zh) * | 2014-07-15 | 2017-03-22 | Cj Cgv 株式会社 | 弯曲屏幕框架以及包括该弯曲屏幕框架的剧院 |
-
2008
- 2008-01-28 JP JP2008015884A patent/JP2009175573A/ja not_active Withdrawn
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