JP2005037474A - 画像表示プロジェクタ装置 - Google Patents

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隆広 中野
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Abstract

【課題】画像表示プロジェクタ装置において、装置本体に収容可能なチルト調整脚部によって装置本体の傾きを容易かつ迅速に調整でき、かつ、さらに、と共に、チルト調整脚部の荷重耐性を確保できるようにする。
【解決手段】チルト調整脚部3は、回動軸9を中心として回動することにより装置本体の底面4aに対して略平行な第1の姿勢と略垂直な第2の姿勢をとる。装置本体の底部4にはチルト調整脚部3を第1の姿勢で収納する第1の収納凹部11と、第2の姿勢で収納する第2の収納凹部12と、回動軸9を案内するガイド溝15が形成され、第2の収納凹部12の終端には、外筒部材6の基端部6b又は回動軸9と当接する脚支持部16が形成される。チルト調整脚部3の回動により、装置本体の傾き調整が可能となり、脚支持部16によってチルト調整脚部3にかかる荷重が支持される。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像表示プロジェクタ装置のチルト調整機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
画像表示プロジェクタ装置においては、装置本体の前方に配置されたスクリーンに適切な角度で画像を投影するために、机等の載置面に対する装置本体の傾きを調整するチルト調整機構が備えられている。このチルト調整機構は、装置本体の微妙な傾き調整が可能であること、及び比較的重量の重い装置を支え得る強固な構造であることが要求されている。
【0003】
そこで、従来より、水平方向に設けられた軸廻りに回転可能なギア機構によって装置本体の支持脚を任意の角度で固定することにより、装置本体の前部の高さを調整して装置本体の傾きを調整するように構成されたチルト調整機構が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、装置本体の底部に雌ねじが形成された脚固定具を設け、この脚固定具に雄ねじが形成された支持脚を螺着し、回転させることにより、装置本体の前部の高さを調整するチルト調整機構も知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−42423号公報
【特許文献2】
特開平10−19013号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に示されるチルト調整機構においては、支持脚を回転させるためのギア機構が複数のギア及びこれら各ギアの噛合い状態を維持するためのコイルばね等によって構成されているので、装置の構成が複雑となり、その製造コストの高騰を招来する。また、装置の重量が重いので、支持脚にかかる荷重を受ける受け部材を堅牢かつ大柄に設計せざるを得ず、装置の小型化を図ることができない。
【0006】
また、上記特許文献2に示されるチルト調整機構においては、装置本体の傾きを大幅に変更しなければならないとき、支持脚の回転が煩雑でチルト調整を 迅速に行うことができない。
【0007】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、装置の製造コストを低く抑え、小型化が可能であり、装置本体の傾きを大幅に変更しなければならないときであっても、チルト調整脚部によって装置本体の傾きを容易かつ迅速に調整できるようにすると共に、チルト調整脚部を装置本体に容易に収納でき、さらに、チルト調整脚部の荷重耐性を確保できるようにした画像表示プロジェクタ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の発明は、装置本体の底部の前部に設けられ、装置本体が載置される載置面の方向に伸縮することにより、載置面に対する装置本体の傾きを調整するチルト調整脚部を備えた画像表示プロジェクタ装置において、チルト調整脚部は、筒状に形成された外筒部材と、この外筒部材の第1の端部に設けられ、投影方向に対して平行に装置本体に回動自在に支持される回動軸と、外筒部材に摺動自在に内挿される内筒部材と、該外筒部材の第2の端部に螺着されることにより該内筒部材を該外筒部材に固定する固定リングとを有しており、回動軸を中心として投影方向に直交する面内で回動することにより装置本体の底面に対して略平行な第1の姿勢と略垂直な第2の姿勢をとり、装置本体は、その底部に設けられ、チルト調整脚部を回動させて第1の姿勢で収納するための第1の収納凹部と、該チルト調整脚部が該第1の収納凹部に収納されたときに、外筒部材の第1の端部に対応する位置から装置本体の高さ方向に向って、該外筒部材を第2の姿勢で装置本体の高さ方向に収納する第2収納凹部と、該外筒部材を第2の姿勢で第2の収納凹部に収納する際に、回動軸を案内するガイド溝とを有し、第2の収納凹部は、その終端に、外筒部材の第1の端部又は回動軸と当接することにより該チルト調整脚部を支持する脚支持部を有し、チルト調整脚部の外筒部材の第2の端部には、内筒部材を該外筒部材に固定するために固定リングが締結されたとき、外筒部材の第2の端部が内側に変形可能となるように、所定長さの切り欠きが該外筒部材の軸方向に形成されており、固定リングを締結/弛緩しながら外筒部材に対して内筒部材を出し入れすることにより、チルト調整脚部を伸縮させて装置本体の傾きを容易に調整できるようにすると共に、該チルト調整脚部を回動させることにより装置本体に容易に収納でき、かつ、第2の姿勢の該チルト調整脚部を脚支持部によって支持することにより該チルト調整脚部の荷重耐性を確保できるようにしたものである。
【0009】
この構成によれば、チルト調整脚部は、装置本体の底面に対して略平行な第1の姿勢と略垂直な第2の姿勢で、装置本体の底部に設けられた第1の収納凹部及び第2の収納凹部に収納される。第1の姿勢から第2の姿勢への切り替えは、第1の収納凹部に収容されているチルト調整脚部を回動軸を中心として略90゜回動させて起立させ、該回動軸をガイド溝に沿って摺動させながらチルト調整脚部を第2の収納凹部に収納することにより成される。このとき、チルト調整脚部を構成する外筒部材の第1の端部又は回動軸と、第2の収納凹部の終端に設けられた脚支持部とが当接し、チルト調整脚部にかかる荷重が脚支持部によって支持される。また、チルト調整脚部が第2の姿勢をとるとき、固定リングを弛めることにより、外筒部材の内側への変形が緩和されて内筒部材の出し入れが可能となる。従って、外筒部材に対する内筒部材の突き出し長さを調整し、固定リングを締めつけることにより、チルト調整脚部を所望の長さに調整にすることができ、装置本体の傾きを容易かつ迅速に調整することができる。
【0010】
請求項2の発明は、装置本体の底部に設けられ、装置本体が載置される載置面の方向に伸縮することにより、載置面に対する装置本体の傾きを調整するチルト調整脚部を備えた画像表示プロジェクタ装置において、チルト調整脚部は、筒状に形成された筒部材と、この筒部材の第1の端部に設けられ、装置本体に回動自在に支持される回動軸とを有しており、この回動軸を中心として回動することにより装置本体の底面に対して略平行な第1の姿勢と略垂直な第2の姿勢をとり、装置本体は、その底部に設けられ、チルト調整脚部を回動させて第2の姿勢で収納するための第1の収納凹部と、該チルト調整脚部が該第1の収納凹部に収納されたときの筒部材の第1の端部に対応する位置から装置本体の高さ方向に向って、該筒部材を第2の姿勢で装置本体の高さ方向に収納する第2の収納凹部と、該筒部材を第2の姿勢で第2の収納凹部に収納する際に、回動軸を案内するガイド溝とを有し、チルト調整脚部を回動させることにより装置本体に容易に収納できるようにしたものである。
【0011】
この構成によれば、チルト調整脚部は、装置本体の底面に対して略平行な第1の姿勢と略垂直な第2の姿勢で、装置本体の底部に設けられた第1の収納凹部及び第2の収納凹部に収納される。第1の姿勢から第2の姿勢への切り替えは、第1の収納凹部に収容されているチルト調整脚部を回動軸を中心として略90゜回動させて起立させ、該回動軸をガイド溝に沿って摺動させながらチルト調整脚部を第2の収納凹部に収納することにより成される。
【0012】
請求項3の発明は、請求項2に記載の画像表示プロジェクタ装置において、第2の収納凹部は、その終端に、外筒部材の第1の端部又は回動軸と当接することによりチルト調整脚部を支持する脚支持部を有し、第2の姿勢のチルト調整脚部を脚支持部によって支持することにより該チルト調整脚部の荷重耐性を確保できるようにしたものである。この構成によれば、チルト調整脚部を構成する外筒部材の第1の端部又は回動軸と、第2の収納凹部の終端に設けられた脚支持部とが当接し、チルト調整脚部にかかる荷重が脚支持部によって支持される。
【0013】
請求項4の発明は、請求項1に記載の画像表示プロジェクタ装置において、内筒部材は、その外面に所定の凹凸部を有し、外筒部材の第2の端部は、固定リングが締結され、該第2の端部が内側に変形されたとき、内筒部材の凹凸部と係合する係合爪を有していることを特徴とするものである。この構成によれば、内筒部材の凹凸部と外筒部材の係合爪との係合により、チルト調整脚部に大きな荷重がかけられたときの外筒部材に対する内筒部材の摺動が防止される。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態による画像表示プロジェクタ装置について図面を参照して説明する。図1は画像表示プロジェクタ装置の荷重を支え、傾きを調整するチルト調整脚部の使用時における画像表示プロジェクタ装置の正面図を示している。また、図2はチルト調整脚部の未使用時における同装置の底面図を示している。画像表示プロジェクタ装置1は、光源及び光源から出射された光を分光/合成することにより画像を形成する画像形成素子(図示せず)と、画像形成素子が形成した画像を装置本体に前方に配置されたスクリーンに投影するレンズ2と、装置本体の底部4の前部に設けられ、載置面Zの方向に伸縮することにより、装置本体の傾きを調整するチルト調整脚部3等によって構成されている。
【0015】
チルト調整脚部3は、図3に示す回動軸9を中心として投影方向Aに直交する面内で回動可能であり、画像表示プロジェクタ装置1の使用時には装置本体の底面4aに略垂直な姿勢(第2の姿勢)で収納され、未使用時には底面4aに略平行な姿勢(第1の姿勢)で収納される。なお、底部4の後部には、載置面Zに接地させるための半球形の凸部5が形成されおり、画像表示プロジェクタ装置1は、2つのチルト調整脚部3と凸部5とによって3点で載置面Zに接地される。
【0016】
図3において、(a)はチルト調整脚部3の使用時におけるチルト調整脚部3及びその周辺部を、(b)はチルト調整脚部3の未使用時におけるチルト調整脚部3及びその周辺部をそれぞれ示している。チルト調整脚部3は、筒状に形成された外筒部材6と、外筒部材6の先端部(第2の端部)6aより摺動自在に内挿された内筒部材7と、内筒部材7を外筒部材6に固定するための固定リング8等によって構成されている。固定リング8は、外筒部材6の先端部6aに螺着される。一方、外筒部材6の基端部6bには(第1の端部)には、装置本体に回動自在に支持される回動軸9が投影方向Aに対して平行に設けられている。また、内筒部材7の先端には、載置面Zに接地される凸状のキャップ部材10が装着されている。
【0017】
装置本体の底部4には、チルト調整脚部3を第1の姿勢で収納するための第1の収納凹部11が底面4aに対して略平行に形成されている。また、外筒部材6の基端部6bに対応する位置から装置本体の高さ方向(装置本体の底面4aに略垂直な方向)に向っては、チルト調整脚部3を第2の姿勢で収納するための第2の収納凹部12が形成されている。チルト調整脚部3が第1の収納凹部11に収納されたとき、第1の収納凹部11のキャップ部材10に対向する位置には、キャップ部材10と当接してチルト調整脚部3の回動を規制するストッパ部材13が装置本体の底面4aに平行な方向にスライド自在に設けられている。ストッパ部材13は、ばね13a(図4参照)によりチルト調整脚部3の方向に付勢されている。また、図4に示すように、装置本体には、チルト調整脚部が第2の姿勢で収納されるとき、回動軸9を装置本体の高さ方向Cに摺動自在に案内するガイド溝15が、回動軸9に対応する位置に設けられており、また、第2の収納凹部12の終端には、外筒部材9の基端部6b又は回動軸9と当接することによりチルト調整脚部3を支持する脚支持部16が設けられている。
【0018】
チルト調整脚部3を第1の姿勢から第2の姿勢に切り替える要領について、図4を参照して説明する。まず、(a)に示すように、第1の収納凹部11に収納されているチルト調整脚部3を回動軸9を中心に矢印B方向に回動させることにより、チルト調整脚部3を起立させて装置本体の底面4aから突出させる。次に、(b)に示すように、装置本体の底面4aから突出されたチルト調整脚部3を矢印C1方向に押し込むことにより、(c)に示すように、チルト調整脚部3を第2の姿勢で第2の収納凹部12に収納することができる。このとき、外筒部材6の基端部6b又は回動軸9と、第2の収納凹部12の脚支持部16とが当接し、チルト調整脚部3にかかる荷重が脚支持部16によって支持されることになる。また、画像表示プロジェクタ装置1の使用後、(c)に示した状態から上記とは逆の操作を行うことにより、チルト調整脚部3を第1の姿勢で収納することができる。
【0019】
このように、チルト調整脚部3を第2の姿勢で収納することにより、装置本体の姿勢を載置面Zと略平行にすることができるが、本実施形態によれば、必要に応じて、スクリーンの位置及び載置面Zの傾斜に合わせて、各チルト調整脚部3を伸縮させることにより、装置本体の姿勢を調整することができる(図1参照)。
【0020】
各チルト調整脚部3を伸縮は、図5に示すように、固定リング8を弛めて内筒部材7を矢印C方向に出し入れすることによりチルト調整脚部3の長さを所望の長さに調整した後、固定リング8を締結することにより行うことができる。
【0021】
図6はチルト調整脚部3の構造を示している。外筒部材6の先端部6aの外面には、所定のテーパ20及び雄ねじ21が形成されており、固定リング8の内面にはこれらと対応するテーパ22及び雌ねじ23が形成されている。また、外筒部材6の先端部6aには、所定長さの切り欠き25が外筒部材6の軸方向に形成されており、固定リング8が締め込まれたとき、外筒部材6の先端部6aが内側に変形して内筒部材7と当接し、内筒部材7が外筒部材6に固定される。また、外筒部材6の先端部6aに上述したテーパ20及び切り欠き25を形成する替わりに、固定リング8の締め込みにより内側に変形するリング部材を別途備えるように構成しても構わない。
【0022】
上述のごとく構成された画像表示プロジェクタ装置1によれば、簡素な構成のチルト調整脚部3を用いることにより、装置の製造コストを抑えながら、小型化を図ることができる。このチルト調整脚部3は、回動軸9を中心として略90゜回動させることにより、その姿勢を第1の姿勢から第2の姿勢に切り替えることができるので、チルト調整脚部3を装置の未使用時には第1の収納凹部11に、使用時には第2の収納凹部12に容易に収納することができる。しかも、第1の収納凹部に収容された状態ではチルト調整脚部3は装置本体の底面4aから突出しないので、画像表示プロジェクタ装置1の未使用時の保管に必要以上に場所をとることもない。また、チルト調整脚部3が第2の姿勢をとるとき、チルト調整脚部3にかかる荷重が脚支持部16によって支持されるので、装置の荷重を支えるために必要な荷重耐性を容易に確保することができる。さらに、固定リング8を弛めることにより、外筒部材6に対する内筒部材7の出し入れが自在となり、固定リング8を締めることによりその固定が可能となる。これにより、装置本体の傾きを容易に調整できるようになり、図1に示されるように、傾斜した載置面Z上であっても、画像表示プロジェクタ装置1の姿勢を略水平にすることができる。
【0023】
なお、本発明は上記実施形態の構成に限られることなく種々の変形が可能であり、例えば、図7に示されるように、チルト調整脚部3は、外面に所定の凹凸部27が形成された内筒部材7と、固定リング8が締結されて先端部6aが内側に変形されたとき、内筒部材7の凹凸部27と係合する係合爪28が先端部6aの内面に形成された外筒部材6とによって構成されていてもよい。このようなチルト調整脚部3を用いれば、内筒部材7の凹凸部27が外筒部材6の係合爪28に係合しているので、チルト調整脚部3に大きな荷重がかけられたときの外筒部材6に対する内筒部材7の摺動が防止され、画像表示プロジェクタ装置1の姿勢を維持することができる。
【0024】
【発明の効果】
以上のように請求項1の発明によれば、簡素な構成のチルト調整脚部を用いることにより、装置の製造コストを抑えながら、小型化を図ることができる。このチルト調整脚部は、回動軸を中心として略90゜回動させることにより、その姿勢を第1の姿勢から第2の姿勢に切り替えることができるので、チルト調整脚部を装置の未使用時には第1の収納凹部に、使用時には第2の収納凹部に容易に収納することができる。また、チルト調整脚部が第2の姿勢をとるとき、チルト調整脚部にかかる荷重が脚支持部によって支持されるので、装置の荷重を支えるために必要な荷重耐性を容易に確保することができる。さらに、固定リングを弛めることにより、外筒部材に対する内筒部材の出し入れが自在となり、固定リングを締めることによりその固定が可能となる。これにより、装置本体の傾きを迅速かつ容易に調整できるようになる。
【0025】
請求項2の発明によれば、簡素な構成のチルト調整脚部を用いることにより、装置の製造コストを抑えながら、小型化を図ることができる。このチルト調整脚部は、回動軸を中心として略90゜回動させることにより、その姿勢を第1の姿勢から第2の姿勢に切り替えることができるので、チルト調整脚部を装置の未使用時には第1の収納凹部に、使用時には第2の収納凹部に容易に収納することができる。
【0026】
請求項3の発明によれば、チルト調整脚部が第2の姿勢をとるとき、チルト調整脚部にかかる荷重が脚支持部によって支持されるので、装置の荷重を支えるために必要な荷重耐性を容易に確保することができる。
【0027】
請求項4の発明によれば、内筒部材の凹凸部と外筒部材の係合爪とが係合するので、外筒部材に対する内筒部材の摺動が防止され、チルト調整脚部の荷重耐性をさらに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による画像表示プロジェクタ装置の使用時における正面図。
【図2】同装置の未使用時における底面図。
【図3】(a)は同装置の使用時におけるチルト調整脚部及びその周辺部の底面図、(b)は未使用時における同チルト調整脚部及びその周辺部の底面図。
【図4】同チルト調整脚部を収納する要領を示した正面図。
【図5】同チルト調整脚部を伸縮させる要領を示した斜視図。
【図6】(a)は同チルト調整脚部の構造を示した図、(b)はその要部を拡大して示した断面図。
【図7】(a)は同装置に適用される別のチルト調整脚部の構造を示した図、(b)はその要部を拡大して示した断面図。
【符号の説明】
1 画像表示プロジェクタ装置
3 チルト調整脚部
4 底部
6 外筒部材
7 内筒部材
8 固定リング
9 回動軸
11 第1の収納凹部
12 第2の収納凹部
15 ガイド溝
16 脚支持部
25 切り欠き
27 凹凸部
28 係合爪
Z 載置面

Claims (4)

  1. 装置本体の底部の前部に設けられ、装置本体が載置される載置面の方向に伸縮することにより、前記載置面に対する装置本体の傾きを調整するチルト調整脚部を備えた画像表示プロジェクタ装置において、
    前記チルト調整脚部は、筒状に形成された外筒部材と、この外筒部材の第1の端部に設けられ、投影方向に対して平行に装置本体に回動自在に支持される回動軸と、前記外筒部材に摺動自在に内挿される内筒部材と、該外筒部材の第2の端部に螺着されることにより該内筒部材を該外筒部材に固定する固定リングとを有しており、前記回動軸を中心として投影方向に直交する面内で回動することにより装置本体の底面に対して略平行な第1の姿勢と略垂直な第2の姿勢をとり、
    装置本体は、その底部に設けられ、前記チルト調整脚部を回動させて前記第1の姿勢で収納するための第1の収納凹部と、該チルト調整脚部が該第1の収納凹部に収納されたときに、前記外筒部材の第1の端部に対応する位置から装置本体の高さ方向に向って、該外筒部材を前記第2の姿勢で装置本体の高さ方向に収納する第2収納凹部と、該外筒部材を前記第2の姿勢で前記第2の収納凹部に収納する際に、前記回動軸を案内するガイド溝とを有し、
    前記第2の収納凹部は、その終端に、前記外筒部材の第1の端部又は前記回動軸と当接することにより該チルト調整脚部を支持する脚支持部を有し、
    前記チルト調整脚部の外筒部材の第2の端部には、前記内筒部材を該外筒部材に固定するために前記固定リングが締結されたとき、外筒部材の第2の端部が内側に変形可能となるように、所定長さの切り欠きが該外筒部材の軸方向に形成されており、
    前記固定リングを締結/弛緩しながら前記外筒部材に対して前記内筒部材を出し入れすることにより、前記チルト調整脚部を伸縮させて装置本体の傾きを容易に調整できるようにすると共に、該チルト調整脚部を回動させることにより装置本体に容易に収納でき、かつ、前記第2の姿勢の該チルト調整脚部を脚支持部によって支持することにより該チルト調整脚部の荷重耐性を確保できるようにしたことを特徴とする画像表示プロジェクタ装置。
  2. 装置本体の底部に設けられ、装置本体が載置される載置面の方向に伸縮することにより、載置面に対する装置本体の傾きを調整するチルト調整脚部を備えた画像表示プロジェクタ装置において、
    前記チルト調整脚部は、筒状に形成された筒部材と、この筒部材の第1の端部に設けられ、装置本体に回動自在に支持される回動軸とを有しており、この回動軸を中心として回動することにより装置本体の底面に対して略平行な第1の姿勢と略垂直な第2の姿勢をとり、
    装置本体は、その底部に設けられ、前記チルト調整脚部を回動させて前記第2の姿勢で収納するための第1の収納凹部と、該チルト調整脚部が該第1の収納凹部に収納されたときの前記筒部材の第1の端部に対応する位置から装置本体の高さ方向に向って、該筒部材を前記第2の姿勢で装置本体の高さ方向に収納する第2の収納凹部と、該筒部材を前記第2の姿勢で前記第2の収納凹部に収納する際に、前記回動軸を案内するガイド溝とを有し、
    前記チルト調整脚部を回動させることにより装置本体に容易に収納できるようにしたことを特徴とする画像表示プロジェクタ装置。
  3. 前記第2の収納凹部は、その終端に、前記外筒部材の第1の端部又は前記回動軸と当接することにより前記チルト調整脚部を支持する脚支持部を有し、
    前記第2の姿勢の前記チルト調整脚部を脚支持部によって支持することにより該チルト調整脚部の荷重耐性を確保できるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の画像表示プロジェクタ装置。
  4. 前記内筒部材は、その外面に所定の凹凸部を有し、
    前記外筒部材の第2の端部は、前記固定リングが締結され、該第2の端部が内側に変形されたとき、前記内筒部材の凹凸部と係合する係合爪を有していることを特徴とする請求項1に記載の画像表示プロジェクタ装置。
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