JP2009174484A - 内燃機関のバルブタイミング制御装置 - Google Patents

内燃機関のバルブタイミング制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】カムジャーナルの長手方向の寸法増大を伴わずに油通路間における油の漏洩を防止することができる内燃機関のバルブタイミング制御装置を提供する。
【解決手段】進角側圧力室18及び遅角側圧力室19を有しかつタイミングプーリ6とカムシャフト3との相対回転を許容した状態でタイミングプーリ6の回転をカムシャフト3に伝達できる位相変更機構8と、進角側圧力室18に油を導く進角側油通路23と、遅角側圧力室19に油を導く遅角側油通路24とを備え、カムシャフト3の一方のジャーナル部4に進角側油通路23に続く進角側油孔27が、他方のジャーナル部4に遅角側油通路24に続く遅角側油孔28がそれぞれ設けられ、オイルポンプ21からの油が進角側油孔27を介して進角側油通路23に、遅角側油孔28を介して遅角側油通路24にそれぞれ供給される。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関のバルブタイミング制御装置に関する。
内燃機関の吸気バルブや排気バルブのバルブタイミングを運転状態に応じて変更するバルブタイミング制御装置が周知である。このような制御装置は、クランクシャフトの回転が伝達されるタイミングプーリやスプロケット等の回転部材とカムシャフトとの間に介在し、油圧を利用して回転部材とカムシャフトとの間の位相を変更する位相変更機構を備えていることが多い。位相変更機構には、バルブタイミングを進角側へ変更するための進角側圧力室と、バルブタイミングを遅角側へ変更するための遅角側圧力室とが設けられており、これらの圧力室への油の供給を切り替えることによりバルブタイミングを変更する。進角側圧力室又は遅角側圧力室への油の供給はこれらの圧力室に繋がりカムシャフト内に形成された油通路を通じて行われている。
例えば、バルブタイミング制御装置として、進角側圧力室に通じる油通路と、遅角側圧力室に通じる油通路とが単一のカムジャーナルに開口し、これらの油通路の開口部間の距離を、油通路間における油の漏洩が抑制されるべくできる限り長くなるように構成したものが知られている(特許文献1)。その他、本発明に関連する先行技術文献として特許文献2及び3が存在する。
特開平6−264705号公報 特開平8−246818号公報 特開2001−50064号公報
特許文献1のように各油通路を単一のカムジャーナルに開口させた場合は、カムジャーナルの長手方向の寸法を増加させずに油通路間の漏洩を防止することが困難である。
そこで、本発明は、カムジャーナルの長手方向の寸法増大を伴わずに油通路間における油の漏洩を防止することができる内燃機関のバルブタイミング制御装置を提供することを目的とする。
本発明のバルブタイミング制御装置は、内燃機関のクランクシャフトと同期して回転し、カムシャフトの外周に配置された回転部材と、前記回転部材と前記カムシャフトとの相対回転を許容した状態で前記回転部材の回転を前記カムシャフトに伝達でき、かつ前記カムシャフトを進角側に前記回転部材に対して相対回転させるために設けられた進角側圧力室及び前記カムシャフトを遅角側に前記回転部材に対して相対回転させるために設けられた遅角側圧力室を有する位相変更機構と、前記位相変更機構の前記進角側圧力室及び前記遅角側圧力室のそれぞれに供給する油の供給源として設けられた油圧源と、前記油圧源からの油を前記カムシャフト内を経由して前記進角側圧力室に導く進角側油通路と、前記油圧源からの油を前記カムシャフト内を経由して前記遅角側圧力室に導く遅角側油通路と、前記進角側圧力室及び前記遅角側圧力室の油圧が変化するように、前記油圧源からの油の供給状態を前記油圧源と前記進角側油通路とを開通させる進角状態と、前記前記油圧源と前記遅角側油通路とを開通させる遅角状態との間で切り替える切替手段と、前記進角側圧力室及び前記遅角側圧力室の油圧の変化に応じて前記回転部材と前記カムシャフトとの相対回転位置が変化するように、前記切替手段を操作する切替制御手段と、を備え、前記カムシャフトには複数のジャーナル部が設けられ、前記複数のジャーナル部のうちの互いに異なる二つのジャーナル部のいずれか一方に前記進角側油通路に続く進角側油孔が、前記二つのジャーナル部のいずれか他方に前記遅角側油通路に続く遅角側油孔がそれぞれ設けられ、前記油圧供給源からの油が前記進角側油孔を介して前記進角側油通路に、前記遅角側油孔を介して前記遅角側油通路にそれぞれ供給される、ことにより上述した課題を解決する(請求項1)。
この制御装置によれば、進角側油通路に通じる進角側油孔と、遅角側油通路に通じる遅角側油孔が別々のジャーナル部に設けられているので、油通路間における油の漏洩をジャーナル部の長手方向の寸法増大を伴わずに防止することができる。
本発明の一態様において、前記切替制御手段は、前記進角状態又は前記遅角状態のいずれか一方の状態が所定時間継続した場合に前記油圧源からの油の供給状態がいずれか他方の状態へ一時的に切り替えられるように、前記切替手段を操作してもよい(請求項2)。この態様によれば、進角状態又は遅角状態のいずれか一方の状態が継続した場合でも、一時的に他方の状態へ切り替えられるので、一方のジャーナル部への油の供給が滞ることを抑制できる。これにより、ジャーナル部の油の供給が不足してジャーナル部が焼き付くことを防止することができる。
以上説明したように、本発明によれば、進角側油通路に通じる進角側油孔と、遅角側油通路に通じる遅角側油孔が別々のジャーナル部に設けられているので、油通路間における油の漏洩をジャーナル部の長手方向の寸法増大を伴わずに防止することができる。
図1は本発明の一形態に係るバルブタイミング制御装置が適用された内燃機関の要部を示している。内燃機関1は不図示の複数気筒が一列に並べられた直列型の内燃機関として構成されている。内燃機関1にはそのシリンダヘッド2に吸気バルブ用のカム3aが形成されたカムシャフト3が設けられている。カムシャフト3の外周には複数のジャーナル部4が形成されている。カムシャフト3はシリンダヘッド2に形成されたジャーナル受け部2aと、カムキャップ5とによってジャーナル部4が挟まれた状態で回転可能に支持されている。
カムシャフト3の一端の外周には不図示のクランクシャフトと同期して回転する回転部材としてのタイミングプーリ6が配置されており、そのタイミングプーリ6にはタイミングベルト7が巻き掛けられている。タイミングプーリ6とカムシャフト3との間には位相変更機構8が介在しており、この位相変更機構8はタイミングプーリ6とカムシャフト3との相対回転を許容した状態でタイミングプーリ6の回転をカムシャフト3に伝達できるように構成されている。
位相変更機構8は、カムシャフト3の端部にボルト10により締結された筒状の固定ギヤ11と、カムシャフト3の端部を覆うキャップ12と、タイミングプーリ6とキャップ12とに挟まれた状態でボルト14にて締結された筒状のギア13と、タイミングプーリ6、キャップ12及びギヤ13にて囲まれた環状空間15の内部に配置されて、固定ギア11とギア13とに噛み合う二重円筒状のリングギア16とを備えている。リングギヤ16の最外周及び最内周にはそれぞれヘリカルスプライン16a、16bが形成されている。固定ギヤ11の外周及びギヤ13の内周にはヘリカルスプライン11a、13aが形成されている。そして、ヘリカルスプライン16a、13a同士が噛み合うとともに、ヘリカルスプライン16b、11a同士が相互に噛み合っている。従って、不図示のクランクシャフトの回転がタイミングベルト7を介してタイミングプーリ6に伝達されると、リングギヤ16にて連結されたタイミングプーリ6と固定ギヤ11とが一体的に回転して、カムシャフト3が回転駆動される。
上述した環状空間15はリングギア17によって進角側圧力室18と負圧側圧力室19とに区分される。これらの圧力室18、19には油が供給され、リングギア16を軸線Axの方向に移動させるため各圧力室18、19の油圧が調整される。各圧力室18、19への油の供給は油供給装置20にて行われる。
油供給装置20は、内燃機関1のオイルパン22から油を汲み上げるとともに油を加圧する油圧源としてのオイルポンプ21と、オイルポンプ21からの油をカムシャフト3内を経由させて進角側圧力室18に導く進角側油通路23と、オイルポンプ21からの油をカムシャフト3内を経由させて遅角側圧力室19に導く遅角側油通路24と、オイルポンプ21からの油の供給状態を切り替える切替手段としての電磁切替弁25とを備えている。オイルポンプ21は内燃機関1にて駆動される周知のポンプである。各油通路23、24はカムシャフト3の内部を軸線Axの方向に延びていて、それらの一端は互いに異なるジャーナル部4に開口している。言い換えれば、位相変更機構8に近い側のジャーナル部4に進角側油通路23に続く進角側油孔27が、その隣のジャーナル部4に遅角側油通路24に続く遅角側油孔28がそれぞれ設けられている。図示するように、これらのジャーナル部4に設けられた各カムキャップ5には進角側油孔27及び遅角側油孔28を介して進角側油通路23及び遅角側油通路24に油を供給できるように油通路30が形成されている。このように、進角側油通路23に通じる進角側油孔27と、遅角側油通路24に通じる遅角側油孔28が別々のジャーナル部4に設けられているので、油通路間における油の漏洩をジャーナル部4の長手方向の寸法増大を伴わずに防止することができる。
各油通路30には所定の配管が接続されており、その配管には電磁切替弁25が設けられている。電磁切替弁25は4ポート3位置型の電磁制御弁として構成され、そのソレノイド25aへの通電状態を変更することにより中立位置、進角制御位置及び遅角制御位置の3位置に切り替え動作できる。電磁切替弁25が中立位置のときには、進角側油通路23及び遅角側油通路24のいずれも閉鎖されて各圧力室18、19への油の供給が停止される。電磁切替弁25が進角制御位置のときには、オイルポンプ21と進角側油通路23とが開通して進角側圧力室18へ油が供給されるとともに、オイルパン22と遅角側油通路24が開通して遅角側圧力室19からオイルパン22へ油が戻される。これによって本発明に係る進角状態が実現される。また、電磁切替弁25が遅角制御位置のときには、オイルポンプ21と遅角側油通路24とが開通して遅角側圧力室19へ油が供給されるとともに、オイルパン22と進角側油通路23とが開通して進角側圧力室18からオイルパン22へ油が戻される。これにより本発明に係る遅角状態が実現される。
電磁切替弁25の動作は内燃機関1の運転状態を適正に制御するためのエンジンコントロールユニット(ECU)30にて制御される。ECU30はマイクロプロセッサ及びその動作に必要なROM、RAM等の周辺装置を備えたコンピュータとして構成されている。ECU30には吸入空気量に応じた信号を出力するエアフローメータ31、クランクシャフトの回転位置に応じた信号を出力するクランク角センサ32、及びカムシャフト3の回転位置に応じた信号を出力するカム角センサ33等の各種センサが電気的に接続されている。
ECU30は各センサ31〜33の出力信号を読み込み、これらの信号に基づいて電磁切換弁25を適宜制御する。ECU30からの制御信号に基づいて電磁切換弁25が進角制御位置に位置すると、オイルポンプ21からの油は油通路30、進角側油孔27及び進角側油通路23を介して進角側圧力室18に供給される。進角側圧力室18に供給された油の油圧によりリングギア16が軸線Axの方向の一方(図1の右方向)へ押し出される。その結果、カムシャフト3に捩りが付与されてギア13とカムシャフト3との回転位相がずれる。つまり、カムシャフト3とタイミングプーリ6との回転位相が進角方向にずれるため、吸気バルブの開弁及び閉弁時期が早められ、吸気行程おける吸気バルブと排気バルブとのバルブオーバラップが大きくなる方向へ変更される。
反対に、ECU30からの制御信号に基づいて電磁切換弁25が遅角制御位置に位置すると、オイルポンプ21からの油は油通路30、遅角側油孔28及び遅角側油通路24を介して遅角側圧力室19に供給される。遅角側圧力室19に供給された油の油圧によりリングギア16が軸線Axの方向の他方(図1の左方向)へ押し出される。その結果、カムシャフト3に上記とは反対方向の捩りが付与されてギア13とカムシャフト3との回転位相がずれる。つまり、カムシャフト3とタイミングプーリ6との回転位相が遅角方向にずれるため、吸気バルブの開弁及び閉弁時期が遅らされ、吸気行程おける吸気バルブと排気バルブとのバルブオーバラップが小さくなる方向へ変更される。
次に、上記の基本的な制御の他にECU30が行う焼き付き防止制御について説明する。進角側圧力室18又は遅角側圧力室19のいずれか一方に油圧が長時間作用している場合には、他方の圧力室に接続される油通路が開口するジャーナル部への油の供給が不足してそのジャーナル部が焼き付く可能性がある。そのため、本形態の焼き付き防止制御では、進角側圧力室18又は遅角側圧力室19のいずれか一方に油圧が長時間作用している場合に一時的に他方の圧力室に油圧が作用するように電磁切替弁25が操作される。
図2は焼き付き防止制御の一制御例を示すタイミングチャートである。この図においては、電磁切替弁25の作動位置、進角側圧力室18の油圧、及び遅角側圧力室19の油圧のそれぞれの時間変化を示している。図示するように、ECU30は、電磁切替弁25が進角制御位置に保持された時間が所定時間T_thに達すると、T_ocvの間、電磁切替弁25を遅角制御位置に切り替えてから再び進角制御位置へ戻すように電磁切替弁25を操作している。これにより、遅角側圧力室19に関わるジャーナル部4への油の供給不足が補われるので、そのジャーナル部4の焼き付きを防止することができる。
図3はこのような焼き付き防止制御を実現するための制御ルーチンの一例を示したフローチャートである。図3のルーチンのプログラムはECU30のROMに保持されており適時に読み出されて所定間隔で繰り返し実行される。
まず、ECU30はステップS1において、前回演算時と今回演算時とを比較して電磁切替弁25の制御位置が切り替えられているか否かを判定する。その結果、電磁切替弁25の制御位置が切り替えられていない場合はステップS2に進み、制御位置が切り替えられている場合はステップS5に進む。
ステップS2では、電磁弁25の制御位置の保持時間を管理する変数T_hojiを所定単位ΔTだけインクリメントして変数T_hojiを更新する。所定単位ΔTは本ルーチンの演算周期に応じて適宜設定される。
ステップS3では、変数T_hojiが閾値である所定時間T_thを超えたか否かを判定し、超えている場合はステップS4に進み、そうでない場合はステップS4をスキップしてルーチンを抜ける。
ステップS4では、T_ocvの間、電磁切替弁25の制御位置が反対に切り替えられるように電磁切替弁25を操作する。即ち、進角制御位置が継続している場合は遅角制御位置へ、遅角制御位置が継続している場合は進角制御位置へ切り替える。T_ocvの値は所定時間T_thよりも短くなるように設定されている。
ステップS5では、変数T_hojiをリセットする。この場合はT_hojiに0を代入する。
図3に示す制御ルーチンを繰り返し実行することにより、ECU30は本発明に係る切替制御手段として機能して、図2に示した制御結果を得ることができる。これにより、一方への油圧供給不足が解消されてジャーナル部4の焼き付きを防止することができる。
本発明は、以上の形態に限定されることなく本発明の要旨の範囲内で種々の形態にて実施できる。上記の形態では、吸気バルブ用のカムシャフトに本発明を適用しているが、排気バルブ用のカムシャフトに本発明を適用することもできる。本発明はタイミングチェーンを用いてカムシャフトを駆動する内燃機関に対しても適用できる。タイミングチェーンを用いる内燃機関に本発明を適用する場合には、タイミングチェーンに噛み合うスプロケットが本発明に係る回転部材に相当する。本発明に係る位相変更機構は図示の形態に限らずいわゆるベーン型の機構で実施することもできる。
本発明の一形態に係るバルブタイミング制御装置が適用された内燃機関の要部を示した図。 焼き付き防止制御の一制御例を示すタイミングチャート。 焼き付き防止制御を実現するための制御ルーチンの一例を示したフローチャート。
符号の説明
1 内燃機関
3 カムシャフト
4 ジャーナル部
6 タイミングプーリ(回転部材)
8 位相変更機構
18 進角側圧力室
19 遅角側圧力室
21 オイルポンプ(油圧源)
23 進角側油通路
24 遅角側油通路
25 電磁切替弁(切替手段)
27 進角側油孔
28 遅角側油孔
30 ECU(切替制御手段)

Claims (2)

  1. 内燃機関のクランクシャフトと同期して回転し、カムシャフトの外周に配置された回転部材と、前記回転部材と前記カムシャフトとの相対回転を許容した状態で前記回転部材の回転を前記カムシャフトに伝達でき、かつ前記カムシャフトを進角側に前記回転部材に対して相対回転させるために設けられた進角側圧力室及び前記カムシャフトを遅角側に前記回転部材に対して相対回転させるために設けられた遅角側圧力室を有する位相変更機構と、前記位相変更機構の前記進角側圧力室及び前記遅角側圧力室のそれぞれに供給する油の供給源として設けられた油圧源と、前記油圧源からの油を前記カムシャフト内を経由して前記進角側圧力室に導く進角側油通路と、前記油圧源からの油を前記カムシャフト内を経由して前記遅角側圧力室に導く遅角側油通路と、前記進角側圧力室及び前記遅角側圧力室の油圧が変化するように、前記油圧源からの油の供給状態を前記油圧源と前記進角側油通路とを開通させる進角状態と、前記前記油圧源と前記遅角側油通路とを開通させる遅角状態との間で切り替える切替手段と、前記進角側圧力室及び前記遅角側圧力室の油圧の変化に応じて前記回転部材と前記カムシャフトとの相対回転位置が変化するように、前記切替手段を操作する切替制御手段と、を備え、
    前記カムシャフトには複数のジャーナル部が設けられ、前記複数のジャーナル部のうちの互いに異なる二つのジャーナル部のいずれか一方に前記進角側油通路に続く進角側油孔が、前記二つのジャーナル部のいずれか他方に前記遅角側油通路に続く遅角側油孔がそれぞれ設けられ、前記油圧供給源からの油が前記進角側油孔を介して前記進角側油通路に、前記遅角側油孔を介して前記遅角側油通路にそれぞれ供給される、ことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  2. 前記切替制御手段は、前記進角状態又は前記遅角状態のいずれか一方の状態が所定時間継続した場合に前記油圧源からの油の供給状態がいずれか他方の状態へ一時的に切り替えられるように、前記切替手段を操作する請求項1に記載のバルブタイミング制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013113171A (ja) * 2011-11-25 2013-06-10 Honda Motor Co Ltd カムシャフト構造

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