JP2006105062A - 機関のバルブ動作制御装置 - Google Patents

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亘二 福岡
Satoyuki Miyake
智行 三宅
Norio Kamei
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Abstract

【課題】 簡単な構成で複数のバルブを独立して制御できるバルブ動作制御装置を提供する。
【解決手段】 同軸状に配置され、機関と同期して回転する複数のカムシャフト(10、11)と、各カムシャフトの位相を独立して制御する制御装置(21)とを有し、各カムシャフトには少なくとも1つのカム(15、16)が設けられている。制御装置は例えば、カムシャフト毎に独立してカムシャフトの位相を制御する複数のコントローラである。これらの複数のコントローラは例えば、各カムシャフトの同軸方向に並んで配置されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は機関のバルブ動作制御装置に関し、より詳細には、吸気弁や排気弁などの開閉タイミングやバルブリフト量を機関の運転状態に応じて制御するバルブ動作制御装置に関する。
従来から、エンジンの燃費改善や高出力化のために、吸気弁や排気弁の開閉タイミングやバルブリフト量をエンジンの回転に同期して制御することが行われている。一般に、一本のカムシャフトに複数のカムを設け、カムで吸気弁や排気弁(以下、単にバルブという)を駆動制御することで、開閉タイミングやバルブリフト量を調整する。カムシャフトには、カムシャフトの位相を制御できる制御装置が取り付けられる。制御装置はカムシャフトの位相を制御することで、バルブの開閉タイミングを進角・遅角方向へ連続的に可変することができる。しかしながら、すべてのバルブの開閉タイミングを一様にしか制御できない。つまり、全ての気筒を一様にしか制御できない。
これに対し、特許文献1には、気筒列の一部の気筒を他の気筒と異なる形で可変制御する構成が開示されている。この構成は、特定の気筒に対するカムの軸心と駆動軸の軸心との距離を変化させるこことで、特定の気筒のバルブ開閉タイミングとバルブリフト量の両方を制御するものである。
特開2000−314306
しかしながら、特許文献1に記載の構成は部品点数が多く、構造が複雑であるという課題を有する。
したがって、本発明は上記課題を解決し、簡単な構成で複数のバルブを独立して制御できるバルブ動作制御装置を提供することを目的とする。
本発明は同軸状に配置され、機関と同期して回転する複数のカムシャフトと、各カムシャフトの位相を独立して制御する制御装置とを有し、各カムシャフトには少なくとも1つのカムが設けられていることを特徴とする機関のバルブ動作制御装置である。同軸状に配置された複数のカムシャフトを独立して制御することができるので、簡単な構成により複数のバルブを独立して制御することができる。
前記制御装置は、カムシャフト毎に独立してカムシャフトの位相を制御する複数のコントローラを含む構成とすることができる。カムシャフト毎にコントローラを設けることで、簡単な構成により複数のバルブを独立して制御することができる。この場合、前記複数のコントローラは、各カムシャフトの同軸方向に並んで配置されている構成とすることができる。また、前記複数のコントローラを、各カムシャフトの径方向に同心円状に重ね合わさるように配置することでもよい。この配置は、省スペース化に大きく貢献する。
上記バルブ動作制御装置において、前記複数のカムシャフトと前記制御装置とを複数組設け、各組のカムシャフトは前記機関と同期して回転する構成とすることができる。カムシャフトの機械的強度を保持しつつ、簡単な構成で複数のバルブを独立して制御することができる。
上記バルブ動作制御装置において、前記複数のカムシャフトは内側に配置された第1のカムシャフトと外側に配置された第2のカムシャフトとを含み、前記第1のカムシャフトは前記第2のカムシャフトが露出するように離間配置された第1の部分及び第2の部分を含み、第1の部分及び第2の部分は、前記第2のカムシャフトの露出部分に設けられたカムを貫通する連結部材で連結されている構成とすることができる。いくつかのカムを共通に制御しつつ、簡単な構成で複数のバルブを独立して制御することができる。
本発明は同軸状に配置され、機関と同期して回転する複数のカムシャフトを有し、各カムシャフトに2つ以上のカムが設けられていることを特徴とする機関のバルブ動作制御装置を提供する。2つ以上のカムを選択的に使用することで、カムシャフト単位に独立してバルブを制御することができる。この構成において、前記各カムシャフト毎に設けられた2つ以上のカムは、所定の位相差を有する構成であっても良いし、異なる大きさであってもよい。後者の場合はバルブストロークを可変制御することができる。
本発明は、機関に同期して回転するカムシャフトと、該カムシャフトに設けられた複数のカムと、各カムに内蔵され、対応するカムの位相を制御する制御装置とを有することを特徴とする機関のバルブ動作制御装置を提供する。制御装置がカムに内蔵されているので、簡単な構成で複数のカムシャフトを独立して制御することができ、更に装置を小型化することができる。
上記バルブ動作制御装置において、各カムに内蔵された前記制御装置は油圧で制御され、前記カムシャフト内には前記制御装置に接続されるオイル流路が設けられている構成とすることができる。
また、本発明は、機関と同期して回転するカムシャフトをカム毎に設け、各カムシャフトの位相を制御する制御装置をカムシャフト毎に設けたことを特徴とする機関のバルブ動作制御装置を提供する。特殊な部品を用意することなく、簡単な構成で複数のカムシャフトを独立して制御することができる。
本発明によれば、簡単な構成で複数のバルブを独立して制御できるバルブ動作制御装置を提供することができる。
以下、本発明の実施例を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るバルブ動作制御装置を示す図である。図示するバルブ動作制御装置は、バルブの開閉タイミングを制御できる。バルブタイミング制御装置は、同軸状に配置され、機関と同期して回転する複数のカムシャフト10、11と、各カムシャフト10、11の位相を独立して制御する制御装置21とを有する。カムシャフト10は中空であって、この中にカムシャフト11の一部が挿入されている。カムシャフト10の直径はカムシャフト11の直径よりも大である。カムシャフト10にはカム15が設けられ、カムシャフト11には、カムシャフト10から露出した部分にカム16が設けられている。カム15及びカム16は、図1には図示しないエンジンのバルブにそれぞれ当接し、バルブの動作を制御する。
制御装置21は、ケース14と、この中に設けられたコントローラ12及び13を有する。ケース14は、図1には図示しないタイミングギアに固定されている。コントローラ12はシャフト10の一端に取り付けられ、コントローラ13はシャフト11の一端に取り付けられている。コントローラ12と13はケース14に固定されているので、駆動力を受けたタイミングギアの回転により一体的に回転する。コントローラ12はカムシャフト10の位相を制御することができる。同様に、コントローラ13はカムシャフト11の位相を制御することができる。カムシャフト10と11の位相を制御することで、それぞれのバルブの開閉タイミングを進角・遅角方向へ制御することができる。
コントローラ12は、ハウジング12aとベーン部12bとを有し、これらにより複数の進角室と遅角室とが形成されている。この種のコントローラは一般に、VVT-I(Variable Valve Timing-intelligent:連続可変タイミング機構)と呼ばれている。進角室と遅角室のそれぞれに連通するオイル流路17、18がカムシャフト10内に形成されている。オイル流路17と18は、図示を省略するオイルポンプに接続されている。オイルポンプは、オイル流路17、18のいずれか一方を介してベーン部12b内にオイルを供給し、他方を介してオイルを受け取る。進角室又は遅角室内のオイルの量を制御することで、連続的に遅角・進角を可変することができる。コントローラ13もコントローラ12と同様に形成されている。すなわち、コントローラ13はハウジング13aとベーン部13bとを有し、これらにより複数の進角室と遅角室とが形成されている。ベーン部13bの進角室と遅角室のそれぞれに連通するオイル流路19、20がカムシャフト11内に形成されている。オイル流路19と20は、図示を省略するオイルポンプに接続されている。オイルポンプは、オイル流路19、20を介してベーン部13b内のオイル量を制御することで、連続的に遅角・進角を可変することができる。
図2は、コントローラ13の斜視図である。図示するように、コントローラ13はカムシャフト11(具体的には、ベーン部13b)に固定されており、ハウジング13aとベーン部13bとを有している。ハウジング13aには、タイミングギア22が固定されている。図3(A)はコントローラ13がカムシャフト11を進角方向に位相制御している状態を示し、図3(B)はコントローラ13がカムシャフト11を遅角方向に位相制御している状態を示す。図3(A)に示すように、進角室23に供給するオイルの量を調整することで、クランクシャフト11の位相を進角方向に連続的に変化させることができる。また、図3(B)に示すように、遅角室24に供給するオイルの量を調整することで、クランクシャフト11の位相を遅角方向に連続的に変化させることができる。
コントローラ12も上記コントローラ13と同様の構成である。但し、カムシャフト11がコントローラ12の内部を貫通する構成のため、図2、図3(A)及び図3(B)に示すベーン部の中心はカムシャフト11の直径よりも若干大きな貫通孔が形成されている。
図4は、カム15又は16が制御するバルブの一例を示す。1つの気筒に吸気バルブ27と排気バルブ28とが形成されている。カムシャフト10、11がインテークカムシャフトである場合、カム15又は16は吸気バルブ27を制御する。気筒毎に設けられた吸気バルブをカム15や16で制御することで、各吸気バルブの開閉タイミングを独立してかつ連続的に可変することができる。なお、排気バルブ28は別のカムシャフトで駆動される。このカムシャフトも、必要に応じて上記のように構成することができる。
図1に示す構成は2つのバルブの開閉タイミングを独立して連続的に可変できる基本構成であり、これを拡張して図5に示すように4つのカム15、16、31及び32を独立に制御可能なバルブ動作制御装置を構成することができる。なお、図5において、図1に示す構成要素と同一のものには同一の参照番号を付けてある。カム31はカムシャフト33に取り付けられている。カムシャフト33はカムシャフト11の内部に同軸状に設けられている。カムシャフト33の位相は、コントローラ35で制御される。コントローラ35はカム31が設けられた端部とは反対側の端部に取り付けられている。カムシャフト33には、2つのオイル流路37が形成されている。カム32はカムシャフト34に取り付けられている。カムシャフト34はカムシャフト33の内部に同軸状に設けられている。カムシャフト34の位相は、コントローラ36で制御される。コントローラ36はカム32が設けられた端部とは反対側の端部に取り付けられている。カムシャフト34には、2つのオイル流路38が形成されている。このように、4つのカムシャフト10、11、33及び34は同軸状に重なり合っており、一方の端部にカム15、16、31及び32が設けられ、他方の端部にコントローラ12、13、35及び36がそれぞれ取り付けられている。したがって、カム15、16、31及び32のバルブ開閉タイミングを独立して連続的に可変することができる。なお、図5では、図1に示すケース14に相当するケースの図示を省略している。図5のケースはラコントローラ12、13、35及び36を収容し、一体的に固定する。ケースには図示しないタイミングギアが取り付けられている。
図5に示す構成によれば、4つの気筒毎に独立してバルブ開閉タイミングを制御することができるので、気筒毎のばらつきによる燃費悪化を抑えることができる。
図6は、図1に示す基本構成を2組備えたバルブ動作制御装置を示す。図の左側の構成は図1に示す構成と同様であり、図の右側には左側と同一構成のバルブ動作制御部が設けられている。左側のバルブ動作制御部は、同軸状に配置された2つのシャフト40、41、それぞれに取り付けられたカム45、46及びコントローラ42、44とを含む。クランクシャフト47の一端に設けられたギア50とタイミングベルト48との作用により、コントローラ12と13とが回転駆動される。同様に、クランクシャフト47の他端に設けられたギア51とタイミングベルト49との作用により、コントローラ42と43とが回転駆動される。上記構成により、4つのカムシャフト10、11、40及び41の位相を進角方向又は遅角方向に独立して制御することができ、カム15、16、45及び46のバルブ開閉タイミングをそれぞれ独立にかつ連続的に可変することができる。図5の構成では、比較的小さな直径を有するカムシャフト33、34は他のカムシャフト10、11に比べて機械的強度が劣るという懸念がある。これに対し、図6の構成では、径が異なる2種類のカムシャフトを用いて構成されているので、図5の構成に比べ高い機械的強度を得ることができる。
図7は、本発明の実施例2に係るバルブ動作制御装置を示す図である。図示する構成は、実施例1を次のように変形したものである。カムシャフト10はカムシャフト11が露出するように離間配置された第1の部分10A及び第2の部分10Bを含み、第1の部分10A及び第2の部分10Bは、カムシャフト11の露出部分に設けられたカム16及び52を貫通する連結部材54及び55で連結されている。連結部材54と55の一端は第1の部分10Aに固定され、他端は第2の部分10Bに固定されているので、第1の部分10Aが回転すると第2の部分10Bも回転する。カム16と52にはそれぞれ図8に示すようにスリット57、58が形成され、この中を連結部材54と55が貫通している。スリット57と58はカムシャフト10の位相を進角方向及び遅角方向に制御できるような長さを有している。連結部材54と55はそれぞれ、進角値又は遅角値に応じてスリット57と58を移動する。第2の部分10Bにはかむ53が取り付けられている。カム15とカム53とは同期しており、カム16とカム52とは同期している。
図7に示す構成によれば、1つのコントローラで複数のカムのバルブ開閉タイミングを制御することができるとともに、複数のカム毎に独立してバルブ開閉タイミングを制御することができる。
図9は、本発明の実施例3を示す図であって、2つのコントローラ62と63とを模式的に示す。2つのコントローラ62と63は、図1に示す2つのカムシャフト10と11にそれぞれ固定されるとともに、カムシャフト10と11の径方向に同心円状に重ね合わさるように配置されている。参照番号64は、それぞれのコントローラ62と63のベーン部に連通する2つのオイル流路を示している(進角室や遅角室を含むオイル流路を模式的に示している)。コントローラ62と63はそれぞれ図3(A)、(B)に示す構成を備えているが、コントローラ62はコントローラ63を収納できるだけの大きさの中空を有している点で実施例1とは異なる。コントローラ62と63は相互に固定されており、コントローラ62に固定された図示しないタイミングギアが受ける駆動力で回転する。
図9に示す構成によれば、2つのコントローラ12と13をカムシャフト10と11の軸方向に並んで設けられた構成の実施例1に比べ、省スペース化を図ることができる。
図10は、本発明の実施例4に係るバルブ動作制御装置を示す図である。実施例4は、同軸状に配置され、機関と同期して回転する2つのカムシャフト66と67とを有する。カムシャフト66と67は任意の個所で相互に固定されている。外側のカムシャフト66には、位相が異なる2つのカム68と69が取り付けられている。カム68と69は同じ大きさで同じ偏心を持つが、取り付け角度が異なる。この角度差が位相差である。同様に、内側のカムシャフト67には、位相が異なる2つのカム70と71が取り付けられている。カム70と71は同じ大きさで同じ偏心を持つが、取り付け角度が異なる。例えば、カム68と69の位相差と、カム70と71の位相差は等しい。カムシャフト66と67とを軸方向に移動させることで、カム68と69を対応するカムに選択的に係合させることができ、同時にカム70と71とを選択的に対応するカムに選択的に係合させることができる。実施例4では、バルブ開閉タイミングの調整は非連続的(図の構成では2段階)ではあるが、カム毎にタイミングを制御することができる。なお、原理的には1つのシャフトに3つ以上のカムを設けて、バルブ開閉タイミングをより細かく制御することができる。
図11は、バルブリフト量をカム毎に制御する構成を示す。図示するバルブ動作制御装置は、同軸状に配置され、機関と同期して回転する2つのカムシャフト66と67とを有する。カムシャフト66には、カムの大きさが異なる2つのカム74と75が取り付けられている。同様に、カムシャフト67には、カムの大きさが異なる2つのカム76と77が取り付けられている。カムの大きさはバルブのリフト量を決める。したがって、カムシャフト66と67を軸方向に移動させることで、対応するバルブのリフト量を変化させることができる。
図12は本発明の実施例5に係るバルブ動作制御装置を示す図である。より特定すれば、図12(A)に示すように、1本のカムシャフト80に4つのコントローラ内蔵カム81、82、83及び84が取り付けられている。カムシャフト80内には、図示しないポンプに接続されたオイル流路85、86、87及び88が設けられている。オイル流路85〜88はそれぞれコントローラ内蔵カム81〜84に接続されている。図12ではオイル流路85〜88を簡略化してあるが、それぞれ往路又は復路として機能する2つのオイル流路を有する。図12(B)は、図示しないオイルポンプからオイル流路85〜88にオイルを供給する様子を示す。図12(C)は、コントローラ内蔵カム81〜84を模式的に示す図である。図3(A)、(B)に示す構成のコントローラのケースはカム形状をしている。コントローラの機能で位相を制御することでカムの位相が変化し、対応するバルブの開閉タイミングをバルブ毎に連続的に可変することができる。コントローラを内蔵したカム構造なので、省スペース化が可能になる。
図13は、実施例6に係るバルブ動作制御装置を示す図である。図示する構成は4気筒エンジン用であって、カムシャフト91〜94をカム95〜98毎に設け、各カムシャフト91〜94の位相を制御するコントローラ99〜102をカムシャフト91〜94毎に設けたものである。コントローラ99〜102には図示を省略するタイミングギアが設けられ、クランクシャフト90で駆動されるタイミングチェーン103〜106で回転駆動される。コントローラ99〜102はそれぞれ、例えば図3(A)、(B)に示す構成である。既存の構成部品を用いてバルブ毎に開閉タイミングを制御することができるとともに、十分な機械的強度を得ることができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で様々な変形が可能である。例えば、コントローラは上記のタイプに限定されるものではなく、ヘリカルスプライン式の連続可変バルブタイミング機構を用いてもよい。
本発明の実施例1にかかるバルブ動作制御装置を示す図である。 コントローラを示す斜視図である。 コントローラの位相制御を説明するための図である。 カムとカムシャフトとの関係を示す図である。 図1の構成を4気筒エンジンに適用した場合の構成を示す図である。 図1の構成を4気筒エンジンに適用した場合の別の構成を示す図である。 本発明の実施例2にかかるバルブ動作制御装置を示す図である。 図7に示すカムの構成を示す図である。 本発明の実施例3に係るバルブ動作制御装置で用いられるコントローラの構成を模式的に示す図である。 本発明の実施例4に係るバルブ動作制御装置を示す図である。 図10に示す構成の変形例を示す図である。 本発明の実施例5に係るバルブ動作制御装置を示す図である。 本発明の実施例6に係るバルブ動作制御装置を示す図である。
符号の説明
10、11 カムシャフト
12、13 コントローラ
14 ケース
15、16 カム
17、18、19、20 オイル流路
21 制御装置

Claims (12)

  1. 同軸状に配置され、機関と同期して回転する複数のカムシャフトと、各カムシャフトの位相を独立して制御する制御装置とを有し、各カムシャフトには少なくとも1つのカムが設けられていることを特徴とする機関のバルブ動作制御装置。
  2. 前記制御装置は、カムシャフト毎に独立してカムシャフトの位相を制御する複数のコントローラを含むことを特徴とする請求項1記載の機関のバルブ動作制御装置。
  3. 前記複数のコントローラは、各カムシャフトの同軸方向に並んで配置されていることを特徴とする請求項2記載の機関のバルブ動作制御装置。
  4. 前記複数のコントローラは、各カムシャフトの径方向に同心円状に重ね合わさるように配置されていることを特徴とする請求項2記載の機関のバルブ動作制御装置。
  5. 前記複数のカムシャフトと前記制御装置とを複数組設け、各組のカムシャフトは前記機関と同期して回転することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の機関のバルブ動作制御装置。
  6. 前記複数のカムシャフトは内側に配置された第1のカムシャフトと外側に配置された第2のカムシャフトとを含み、前記第1のカムシャフトは前記第2のカムシャフトが露出するように離間配置された第1の部分及び第2の部分を含み、第1の部分及び第2の部分は、前記第2のカムシャフトの露出部分に設けられたカムを貫通する連結部材で連結されていることを特徴とする請求項1記載の機関のバルブ動作制御装置。
  7. 同軸状に配置され、機関と同期して回転する複数のカムシャフトを有し、各カムシャフトに2つ以上のカムが設けられていることを特徴とする機関のバルブ動作制御装置。
  8. 前記各カムシャフト毎に設けられた2つ以上のカムは、所定の位相差を有することを特徴とする請求項7記載の機関のバルブ動作制御装置。
  9. 前記各カムシャフト毎に設けられた2つ以上のカムは、異なる大きさであることを特徴とする請求項8記載の機関のバルブ動作制御装置。
  10. 機関に同期して回転するカムシャフトと、該カムシャフトに設けられた複数のカムと、各カムに内蔵され、対応するカムの位相を制御する制御装置とを有することを特徴とする機関のバルブ動作制御装置。
  11. 各カムに内蔵された前記制御装置は油圧で制御され、前記カムシャフト内には前記制御装置に接続されるオイル流路が設けられていることを特徴とする請求項10記載の機関のバルブ動作制御装置。
  12. 機関と同期して回転するカムシャフトをカム毎に設け、各カムシャフトの位相を制御する制御装置をカムシャフト毎に設けたことを特徴とする機関のバルブ動作制御装置。
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