JP2009172908A - 加硫拘束冶具 - Google Patents

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Abstract

【課題】成型ホースを効率よく製造できる加硫拘束冶具を提案する。
【解決手段】未加硫のゴムホース1をその全長にわたって拘束するとともに、その状態で該ゴムホース1に対して加硫を施す冶具において、未加硫のゴムホース1を全周にわたって取り囲む環状体2aにて構成し、この環状体2aの内壁面に、該ゴムホース1の周りの少なくとも3箇所で接触する凸部2bを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、曲げ部を設けたゴムホース(これを成型ホースという)を製造するのに適した加硫拘束冶具に関し、該成型ホースを効率よく製造しようとするものである。
水や燃料、オイルあるいは空気等を送給するゴムホースは、設置されている機器との取り合いに応じて予め所望の形状(曲げ部を設けるなど)に成型加工される場合が多い。
このような成型加工は、未加硫のゴムホースを所望の形状を有する金属製のマンドレルに装着して該ゴムホースにマンドレルと同等の形状を付与したのち加硫を施すことによってなされていた(例えば特許文献1参照)。
特公平7-80260号公報
ところで、従来のこの種の成型加工は、未加硫のゴムホースをマンドレルに装着する際に過大な力を要するので、未加硫ゴムホースの装着に先立ってはホースの内面に離型剤を塗布する作業が必要であり(離型剤を塗布しないとマンドレルの差し込みが不可能で、塗布量が多すぎると清浄度の点から問題がある)、また、作業対象物が未加硫のゴムホースであることから、マンドレルへ装着する際にゴムホースの内面、外面に傷をつけるおそれもあり(品質上問題となる)、成型作業にはある程度の経験が必要であるとともに、ゴムホースの外面については干渉対策を、その内面についてはマンドレルの表面に傷等が存在しないかどうかの管理が必要不可欠になっており、効率的な製造が行えない不具合があった。
とくに、未加硫のゴムホースをマンドレルに装着して成型ホースを製造する場合には、マンドレルから未加硫のゴムホースあるいは予備加硫したゴムホースを一旦引き抜き、金属製のマンドレルに再度装着し直す必要があって、生産性の低下は避けられない。
本発明の課題は、成型ホースを製造する場合に生じていた上記のような不具合を解消できる加硫拘束冶具を提案するところにある。
本発明は、未加硫のゴムホースをその全長にわたって拘束するとともに、その状態で 該ゴムホースに対して加硫を施す冶具であって、
未加硫のゴムホースを全周にわたって取り囲む環状体からなり、
この環状体の内壁面に、該ゴムホースの周りの少なくとも3箇所で接触する凸部を設けたことを特徴とする加硫拘束冶具である。
上記の構成になる加硫拘束冶具において、凸部は、環状体の内壁面に沿って配列した複数の管体にて形成することができる。
また、前記環状体は、生ゴムホースの長手方向に沿う合わせ面を有する少なくとも2つ割りの組み合わせ構造とするのが望ましい。
環状体の内壁面にその回りに沿う少なくとも3つの凸部で未加硫のゴムホースの表面(外面)を全長にわたって拘束することで挿入抵抗を小さくすることが可能(接触面積が小さくなる)となり該ゴムホースの装着、引き抜き作業が簡単に行える。
また、未加硫のゴムホースの取り扱いも容易であり、2mを超えるような長さを有する成型ホースの製造が可能になる(従来は2m近くの長さを有する成型ホースの製造は困難であった)。
環状体の内側を密閉し空気圧等を作用させることによりゴムホースの挿入、抜き出し作業が半自動化できる。
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明にしたがう加硫拘束冶具の実施の形態を示した図である。
図における1は未加硫のゴムホース、2は加硫拘束冶具である。
加硫拘束冶具2は、未加硫のゴムホース1を全周にわたって取り囲む環状体2aを有しており、その内壁面にはその周りに等間隔にて配置された凸部2bが設けられている。
凸部2bは環状体2aの長手方向に沿い連続的又は断続的(ドット状でもよい)に設けられており、ゴムホース1の外面に接触してその全長にわたって拘束する。
上記の構成になる加硫拘束冶具は、ゴムホース1との接触面積が小さいので品質に影響を与えるような傷の発生を抑制することが可能であり、装着作業、抜き出し作業を簡単に行い得るし、ゴムホース1の周りには環状体2aが存在するので干渉対策が不要であるばかりでなく、作業性の改善、設置スペースも少なくてすむ。
加硫拘束冶具2としては、環状体2aの壁面を直接内側へ変形させて凸部2bを形成した図2に示すような異径パイプで構成することができ、また、環状体2aの内壁面に複数本のパイプを配列した図3のようなハニカムパイプを適応してもよい。また、加硫拘束冶具2は、例えば、消失模型を用いた鋳造により製造することも可能であり、さらには図4に示すようにゴムホース1の長手方向に沿う合わせ面を有する2つ割りの組み合わせ構造を採用することもできる。
実施例1
内径が12mmになるゴムホースを図1に示すような加硫拘束冶具を用いて加硫を行った場合と、マンドレルへ装着して加硫を行った場合につき、その作業にかかる時間について調査を行った結果、本発明にしたがう加硫拘束冶具を用いた場合には1/2程度の短縮が可能であり、成型ホースの効率的な製造が可能であることが確認された。
作業効率の改善が可能で、しかも品質の安定化を図り得る成型ホース用の加硫拘束冶具が提供できる。
本発明にしたがう加硫拘束冶具の実施の形態を模式的に示した図である。 本発明にしたがう加硫拘束冶具の他の実施の形態を示した図である。 本発明にしたがう加硫拘束冶具のさらに他の実施の形態を示した図である。 本発明にしたがう加硫拘束冶具の他の実施の形態を示した図である。
符号の説明
1 未加硫のゴムホース
2 加硫拘束冶具
2a 環状体
2b 凸部

Claims (3)

  1. 未加硫のゴムホースをその全長にわたって拘束するとともに、その状態で 該ゴムホースに対して加硫を施す冶具であって、
    未加硫のゴムホースを全周にわたって取り囲む環状体からなり、
    この環状体の内壁面に、該ゴムホースの周りの少なくとも3箇所で接触する凸部を設けたことを特徴とする加硫拘束冶具。
  2. 前記凸部は、環状体の内壁面に沿って配列した複数の管体にて形成されたものである、請求項1記載の加硫拘束冶具。
  3. 前記環状体は、生ゴムホースの長手方向に沿う合わせ面を有する少なくとも2つ割りの組み合わせ構造からなる、請求項1又は2に記載の加硫拘束冶具。
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