JP2009172820A - クリーニング装置、および液体噴射装置 - Google Patents

クリーニング装置、および液体噴射装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 ワイパーブレードの交換回数を減らし、交換に伴うコストを抑えることができるクリーニング装置、および液体噴射装置を提供すること。
【解決手段】 ワイパーブレード19の稜辺部を摺接部として液体噴射ヘッド3の噴射口面14に摺接させることで、噴射口面14をクリーニングするクリーニング装置5において、ワイパーブレード19は、少なくとも2つの稜辺部24,25を有し、複数の稜辺部24,25の内、少なくとも2つの稜辺部24,25が噴射口面14をクリーニングするための摺接部であり、複数の稜辺部(摺接部)24,25の中の1の摺接部を噴射口面14に摺接させるための所定位置に位置するように配置可能であると共に、所定位置に配置された1の摺接部に換えて他の摺接部に入れ換えるための入換機構21を備える、
【選択図】 図2

Description

本発明は、クリーニング装置、および液体噴射装置に関する。
インクジェットプリンタには、記録ヘッドの噴射口面に付着したインクミストやゴミ等を取り除くために、例えば、特許文献1に開示されるように、記録ヘッドの噴射口面に対してワイパーブレードを摺接させ、ワイパーブレードで噴射口面を拭き取るクリーニング装置が備えられている。ワイパーブレードは、拭き取り性が向上するように噴射口面との密着性を確保する必要があり、また、噴射口面に摺接させたときに噴射口面に傷が発生しないように、一般にゴム等の柔軟な材質から形成されている。そのため、噴射口面の拭き取り回数が重ねられると、ワイパーブレードの噴射口面との摺接部が摩耗し、拭き取りを十分に行うことができなくなる。したがって、摺接部が摩耗したワイパーブレードについては、新しいワイパーブレードと交換することで、拭き取り性を回復する必要がある。
特開平7−276653号公報
しかしながら、ワイパーブレードの交換に当たっては、新たなワイパーブレードを購入する等の交換に伴うコストが発生するという問題がある。
そこで、本発明は、ワイパーブレードの交換回数を減らし、交換に伴うコストを抑えることができるクリーニング装置、および液体噴射装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、クリーニング装置は、ワイパーブレードの稜辺部を摺接部として液体噴射ヘッドの噴射口面に摺接させることで、噴射口面をクリーニングするクリーニング装置において、ワイパーブレードは、少なくとも2つの稜辺部を有し、複数の稜辺部の内、少なくとも2つの稜辺部が噴射口面をクリーニングするための摺接部であり、複数の摺接部の中の1の摺接部を噴射口面に摺接させるための所定位置に位置するように配置可能であると共に、所定位置に配置された1の摺接部に換えて他の摺接部に入れ換えるための入換機構を備えることとする。
クリーニング装置をこのように構成することで、ワイパーブレードの交換回数を減らし、新たなワイパーブレードを購入するコストを抑えることができる。
また、他の発明は、上述の発明に加え、摺接部が備えられる複数の稜辺部は、同一平面上に位置し、入換機構は、ワイパーブレードを平面に垂直な軸の周りに回転する回転機構であることとする。
クリーニング装置をこのように構成することで、ワイパーブレードを回転させるのみで、摺接部の所定位置への入れ換えを行うことができる。
また、他の発明は、上述の発明に加え、平面は、ワイパーブレードの噴射口面と対向する面であり、摺接部は、摺動方向の2箇所に備えられていることとする。
クリーニング装置をこのように構成することで、ワイパーブレードを回転する際に、ワイパーブレードと記録ヘッドが干渉することを防ぐことができる。
上述の課題を解決するため、液体噴射装置に、上述のクリーニング装置を備えることとした。
液体噴射装置をこのように構成することで、ワイパーブレードの交換回数を減らし、新たなワイパーブレードを購入するコストを抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明をする。
(インクジェットプリンタ1の全体構成)
図1は、本発明の実施の形態に係る液体噴射装置としてのインクジェットプリンタ(以下、単にプリンタと言う。)1の全体的な概略の構成を示す斜視図である。なお、以下の説明において、図中矢印Fで示す方向を前方(前側)、その反対方向を後方(後側)とし、前方から後方を見て、左手側を左方(左側)、右手側を右方(右側)として説明を行う。
図1に示すように、プリンタ1は、外装筐体2を有し、この外装筐体2の内部に、液体噴射ヘッドとしての記録ヘッド3と、この記録ヘッド3が搭載されるキャリッジ4と、記録ヘッド3のインク噴射面の拭き取りを行うクリーニング装置5等が配設されている。また、外装筐体2の内部には、キャリッジ4の左右方向への移動をガイドするガイド部材6と、このガイド部材6に平行に左右に掛け渡されるタイミングベルト7とが備えられている。
タイミングベルト7は、アイドルプーリ8と駆動プーリ9とに掛け渡され、駆動プーリ9がキャリッジモータ10により往復回転させられることで左右に往復回転する。キャリッジ4は、タイミングベルト7の一部に結合され、タイミングベルト7の左右方向への往復回転と共に左右方向に往復移動可能となっている。タイミングベルト7の下方には、紙送りモータ11により回転させられ、記録紙12を搬送する搬送ローラ13が配設されている。また、記録ヘッド3の下方には、搬送ローラ13の回転により後方から前方に向かって搬送される記録紙12の下側を支持するプラテン14が配設されている。
記録ヘッド3の記録紙12と対向する面であるインク噴射口面15に、インクの噴射が行われるインク噴射口(不図示)が形成されている。そして、記録ヘッド3はキャリッジ4と共に左右方向に往復移動しながら、プラテン14により後方から前方に向かって搬送される記録紙12に対してインクを噴射し、図示外のパソコン等から送られる画像データ等に基づく所望の画像を記録紙12に対して記録する。なお、記録ヘッド3が記録紙12に記録を行う際の記録ヘッド3の左右方向への往復移動は、記録紙12の左右幅に対応した記録領域16で行われる。
一方、記録処理を実行している間にインク噴射口面15がインク等で汚れたとき、あるいは、一定量の記録を行う毎に、記録ヘッド3は、記録領域16の左側に設定される非記録領域17に移動させられる。非記録領域17には、非記録領域17に移動した記録ヘッド3の下方の位置にクリーニング装置5が配設されている。そして、プリンタ1は、記録ヘッド3が非記録領域17の左端となる非記録位置18から記録領域16に移動する際に、クリーニング装置5によりインク噴射口面15の拭き取り処理(クリーニング)が行われるように構成されている。
(クリーニング装置5の構成)
次に、クリーニング装置5の構成を、図2を参照しながら説明する。クリーニング装置5は、ワイパーブレード19と、ワイパーブレード19を保持する保持部20と、ワイパーブレード19を回転させる回転機構としての回転モータ21と、昇降機構22等とを備える。
ワイパーブレード19は、扁平した薄い板状の直方体を呈し、扁平方向、すなわち左右方向に可撓性を有するようにゴム材等の材質から形成されている。そして、上端面23の左右(扁平方向)の稜辺部25,25が摺接部として形成されている。これらの稜辺部25,25は、共に角が出された状態に形成されている。
保持部20は、上部に凹状の穴部26が形成されている。ワイパーブレード19は、このワイパーブレード19の下部分がこの穴部26に嵌め込まれることで保持部20に保持されている。保持部20の下側には回転モータ21が配設され、回転モータ21の出力軸27が保持部20の下面28に取り付けられている。したがって、ワイパーブレード19は出力軸27を中心に回転モータ21により回転可能となっている。出力軸27と上端面23とは、出力軸27の延長線が上端面23の中心を通り上端面23と直交するように配設されている。また、上端面23は、インク噴射口面15と対向し平行に配設されている。したがって、回転モータ21によりワイパーブレード19を回転させると上端面23はインク噴射口面15に対して平行な面内で回転することになる。
なお、図2の例では、回転モータ21の出力軸27が保持部20に直接連結されているものを図示しているが不図示のギヤ機構を回転モータ21と保持部20との間に介在させて回転モータ21の駆動力を保持部20に伝達させるようにしてもよい。
回転モータ21は、稜辺部24あるいは稜辺部25が、インク噴射口面15に摺接することができる所定位置としての摺接可能位置に位置するようにワイパーブレード19を回転させる。クリーニング装置5における稜辺部24および稜辺部25の摺接可能位置は、ワイパーブレード19の非記録位置18側の位置であって、かつ、記録ヘッド3が非記録位置18から記録領域16に向かう移動方向に対して直交する位置となっている。図2は、稜辺部24が摺接可能位置に位置している状態を示している。
昇降機構22は、電流のオン・オフにより駆動軸29を進退させる電磁アクチュエータ30である。駆動軸29の上端は、回転モータ21の下面28に取り付けられている。したがって、駆動軸29を進退させることで、回転モータ21と共にワイパーブレード19を上下に昇降させることができる。
(クリーニング装置5の動作)
次に、クリーニング装置5の動作について説明する。図2は、記録ヘッド3が非記録位置18に位置している状態を示すもので、図2に示すように、記録ヘッド3が非記録位置18に位置しているときは、ワイパーブレード19が、インク噴射口面15の右端からやや右側に外れた位置となるように、非記録位置18およびクリーニング装置5の配設位置等が設定されている。
記録ヘッド3が記録領域16に位置している間、および記録領域16から非記録位置18に移動するまでの間は、電磁アクチュエータ30の駆動軸29は後退位置(下方位置)とされ、ワイパーブレード19は下方に変位した位置に配置されている。したがって、記録ヘッド3が記録領域16から非記録位置18に移動する際には、ワイパーブレード19が記録ヘッド3に干渉または接触しない構成となっている。 そして、回転モータ21は、ワイパーブレード19の回転位置を、稜辺部24が非記録位置18側に向く摺接可能位置に設定している。
一方、記録ヘッド3が非記録位置18に移動された後、記録領域16に向かって移動する際には、電磁アクチュエータ30の駆動軸29は進出位置(上方に突出した位置)とされ、ワイパーブレード19は上方に変位した位置に配置される。ワイパーブレード19が上方に変位した位置では、ワイパーブレード19の上端面23が記録ヘッド3のインク噴出口面14より僅かに上方に位置するようになっている。つまり、記録ヘッド3が非記録位置18から記録領域16に移動する際には、インク噴出口面14にワイパーブレード19の上端面23が当接することになる。
したがって、記録ヘッド3が非記録位置18から記録領域16に移動し、インク噴射口面15に対してワイパーブレード19が摺接すると、ワイパーブレード19は、図2に19’として点線で示すように、右方に撓んだ状態となる。そのため、摺接可能位置に位置している稜辺部24が、非記録位置18から記録領域16に移動する記録ヘッド3のインク噴射口面15に摺接することになり、インク噴射口面15がクリーニングされることになる。つまり、稜辺部24は、インク噴射口面15をクリーニングする摺接部として機能する。
このように、非記録位置18から記録領域16に移動する記録ヘッド3に対し、摺接部である稜辺部24が摺接することで、インク噴射口面15はクリーニングされる。稜辺部24は、角が出された状態とされている。そのため、稜辺部24がインク噴射口面15に摺接する際には、インク噴射口面15に付着したインク等は、稜辺部24により掻きとられるようにして除去され、インク噴射口面15のクリーニングが行われることになる。
ところで、上述のようなクリーニングが繰り返されると、稜辺部24は磨耗し、稜辺部24の角が丸まってくる。そのため、インク等を掻き取る効果が落ち、インク噴射口面15が綺麗にクリーニングできなくなる。
そこで、このように稜辺部24が磨耗しインク噴射口面15のクリーニングを十分に行うことができなくなったときには、稜辺部24に換えて稜辺部25が摺接可能位置となるように、回転モータ21を駆動しワイパーブレード19を反転(180度回転)させる。なお、このワイパーブレード19の回転は、電磁アクチュエータ30の駆動軸29を後退させワイパーブレード19を下方に変位させた状態で行う。なお、稜辺部25,25は1つの面である上端面23上に位置し、この上端面23の回転は上端面23と同一面内で行われる。そのため、上端面23を回転するのみで、稜辺部24を稜辺部25に入れ換えることができる。
このようにワイパーブレード19を回転させて稜辺部25を摺接可能位置、すなわち、ワイパーブレード19の非記録位置18側の位置であって、かつ、記録ヘッド3の非記録位置18から記録領域16に向かう移動方向に対して直交する位置に配置し、稜辺部25によりインク噴射口面15のクリーニングを行うことができるようにする。このように角の落ちた稜辺部24に換えて角の磨耗していない稜辺部25によりクリーニングすることにより、ワイパーブレード19を交換することなくインク噴射口面15を再びきれいにクリーニングすることができる。すなわち、ワイパーブレード19の交換サイクルを減らすことができ、ひいてはランニングコストの低減を図ることができる。
なお、回転モータ21によりワイパーブレード19を回転させ稜辺部24を稜辺部25に入れ換える際には、上端面23がインク噴射口面15に対向する平行な面内で回転する。そのため、ワイパーブレード19の回転の回転範囲(回転領域)を上下方向に確保する必要がない。つまり、ワイパーブレード19が回転する際の記録ヘッド3との干渉を考慮する必要がない。したがって、ワイパーブレード19を回転させる際の電磁アクチュエータ30によるワイパーブレード19の下方への変位は、上端面23がインク噴射口面15から僅かに離れる程度で足り、ワイパーブレード19を昇降させるスペースを大きく確保する必要がない。上端面23はインク噴射口面15に正確に平行な面内で回転する必要はなく、ワイパーブレード19の回転範囲とその周囲の構造物との関係を考慮しながら、上端面23がインク噴射口面15に対して多少傾斜している状態で、ワイパーブレード19を回転してもよい。
なお、上述の説明では、稜辺部24が磨耗した後、稜辺部25を稜辺部24に換えて摺接可能位置に位置させることとしているが、ワイパーブレード19は、扁平方向に対称な形状であり、稜辺部24と稜辺部25は区別の無い同一形状である。したがって、稜辺部25を始めに使用し、稜辺部25が磨耗した後、稜辺部24を稜辺部25に換えて摺接可能位置に位置させるようにしてもよい。
(変形例1)
次に上述の実施の形態のクリーニング装置5の第1の変形例に係るクリーニング装置40について図3(A),(B)を参照しながら説明する。上述の実施の形態と同様の構成については、同一の符合を付し、その説明を省略することとする。
上述の実施の形態に係るクリーニング装置5は、ワイパーブレード19を、回転モータ21により回転させて、稜辺部24と稜辺部25の位置を入れ換える構成となっている。これに対し、第1の変形例は、図3(B)に示すように、ワイパーブレード19が保持部20と共に台座41に対して抜き差し可能な構成であり、ワイパーブレード19を保持部20と共に台座41から手で抜き差しして稜辺部24と稜辺部25の位置を入れ換えることができるようになっている。
保持部20の下面28には、台座41に対してワイパーブレード19および保持部20を支持する支持軸42が設けられている。台座41には、軸穴43が形成され、ワイパーブレード19および保持部20は、軸穴43に支持軸42が挿入されることで、台座41に対して支持される。支持軸42には、ワイパーブレード19の稜辺部25,25に直交する方向に突出した突出部44A,44Bが形成されている。
一方、台座41の軸穴43には、突出部44A,44Bが嵌る溝部45A,45Bが左右方向に形成されている。したがって、支持軸42は、突出部44A,44Bを溝部45A,45Bに嵌まる状態で、軸穴43に挿入することができる。このように、突出部44A,44Bと溝部45A,45Bとを設けることにより、稜辺部24,25を記録ヘッド3の移動方向、すなわち左右方向に直交する位置に配設することができる。
この第1の変形例の構成においては、稜辺部24が磨耗し、インク噴射口面15のクリーニングが十分に行えなくなったときには、手で、台座41からワイパーブレード19および保持部20を支持軸42と共に抜き取り、稜辺部24に換えて稜辺部25を摺接可能位置に配置させることで、ワイパーブレード19を交換することなくインク噴射口面15を再びきれいにクリーニングすることができる。
なお、電磁アクチュエータ30の駆動軸29の上端は、台座41の下面に当接している。したがって、駆動軸29を進退させることで、台座41と共にワイパーブレード19を上下に昇降させることができる。
(変形例2)
次に上述の実施の形態のクリーニング装置5の第2の変形例に係るクリーニング装置50について図4を参照しながら説明する。上述の実施の形態と同様の構成については、同一の符合を付し、その説明を省略することとする。
上述の実施の形態およびその第1の変形例では、ワイパーブレード19の上端面23の左右の稜辺が摺接部として構成されている。これに対し、第2の変形例に係るワイパーブレード51は、扁平方向、すなわち左右方向の面が正方形を呈し、非記録位置18側に位置する4つの周辺である稜辺部52,53,54,55が摺接部として構成されている。したがって、ワイパーブレード19を左右方向に沿う軸の周りにインク噴射口面15に直交する面に沿って回転させることで、稜辺部52,53,54,55の中からインク噴射口面15に摺接する稜辺を選択することができ、1つのワイパーブレード19で4つの稜辺を、インク噴射口面15をクリーニングするための摺接部として使用することができる。
ワイパーブレード51は、回転モータ56の出力軸57に取り付けられている。出力軸57は、記録ヘッド3の移動方向に平行に左右方向に配設され、ワイパーブレード51の中心に、ワイパーブレード3の左右方向の面に直交するように取り付けられている。なお、ワイバーブレード50の中心には硬質な樹脂等で形成された軸受部58が設けられ、この軸受部58に出力軸57が取り付けられている。
このように硬質な軸受部58に出力軸57が取り付けられることにより、ワイバーブレード50の出力軸57に対する取り付け強度を高いものとすることができる。そして、回転モータ56は、稜辺部52,53,54,55が、出力軸57より上側の位置であって、インク噴射口面15に平行となる摺接可能位置に位置するように、ワイパーブレード51を回転させる。
回転モータ56は、出力軸57とワイパーブレード51と共に昇降機構22により上下に昇降可能となっている。昇降機構22が回転モータ56を上方に変位させた状態では、摺接可能位置に位置するいずれかの稜辺部52,53,54,55がインク噴射口面15に当接した状態となる。この状態で、記録ヘッド3が非記録位置18から記録領域16側に移動すると、インク噴射口面15が摺接可能位置に位置するいずれかの稜辺部52,53,54,55によりクリーニングされることになる。
一方、昇降機構22が回転モータ56を下方に変位させた状態は、摺接可能位置に位置するいずれかの稜辺部52,53,54,55はインク噴射口面15から離れ、かつ、回転モータ56を駆動してワイパーブレード51を回転しても、ワイパーブレード51が記録ヘッド3に衝突しない位置となっている。したがって、昇降機構22により回転モータ56が出力軸57およびワイパーブレード51と共に下方に変位している状態で、稜辺部52,53,54,55の摺接可能位置への入れ換えを行うことができる。このように、ワイパーブレード51の周囲4箇所に摺接部となる稜辺部52,53,54,55を設けることで、ワイパーブレード19の交換サイクルをさらに減らすことができ、ひいてはランニングコストの低減を一層図ることができる。
なお、電磁アクチュエータ30の駆動軸29の上端は、回転モータ56の下側の側面に当接している。したがって、駆動軸29を進退させることで、回転モータ56と共にワイパーブレード51を上下に昇降させることができる。
上述の実施の形態およびその変形例では、本発明の液体噴射装置を、液体インクを記録紙12に噴射して付着させるインクジェットプリンタとして説明したが、この限りではなく、機能材料の粒子が分散されている液状体、ジェルのような流状体、流体として流して噴射できる固体を記録ヘッド(噴射ヘッド)から噴射できる流体噴射装置としても具現化できる。
本発明の実施の形態に係るプリンタの全体的な概略の構成を示す概略構成図である。 本発明の実施の形態に係るクリーニング装置の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るクリーニング装置の第1の変形例の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るクリーニング装置の第2の変形例の構成を示す斜視図である。
符号の説明
1 ・・・ プリンタ(液体噴射装置) 3 ・・・ 記録ヘッド(液体噴射ヘッド) 5,40,50 ・・・ クリーニング装置 15 ・・・ インク噴射口面 18,51 ・・・ ワイパーブレード 21 ・・・ 回転モータ(入換機構) 24,25,52,53,54,55 ・・・ 稜辺部(摺接部) 42 ・・・ 支持軸(入換機構) 43 ・・・ 軸穴(入換機構)

Claims (4)

  1. ワイパーブレードの稜辺部を摺接部として液体噴射ヘッドの噴射口面に摺接させることで、上記噴射口面をクリーニングするクリーニング装置において、
    上記ワイパーブレードは、少なくとも2つの稜辺部を有し、
    上記複数の稜辺部の内、少なくとも2つの稜辺部が上記噴射口面をクリーニングするための摺接部であり、
    上記複数の摺接部の中の1の摺接部を上記噴射口面に摺接させるための所定位置に位置するように配置可能であると共に、上記所定位置に配置された上記1の摺接部に換えて他の上記摺接部に入れ換えるための入換機構を備える、
    ことを特徴とするクリーニング装置。
  2. 前記摺接部が備えられる前記複数の稜辺部は、同一平面上に位置し、
    前記入換機構は、前記ワイパーブレードを上記平面に垂直な軸の周りに回転する回転機構である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
  3. 前記平面は、前記ワイパーブレードの前記噴射口面と対向する面であり、
    前記摺接部は、摺動方向の2箇所に備えられていることを特徴とする請求項2に記載のクリーニング装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のクリーニング装置を備えることを特徴とする液体噴射装置。
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