JP2004074514A - ワイピング部材、液体噴射装置、インクジェット式記録装置 - Google Patents

ワイピング部材、液体噴射装置、インクジェット式記録装置 Download PDF

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井藤 寛之
Hideki Okumura
奥村 秀樹
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Abstract

【課題】本発明の課題は、ワイピング動作終了時における液滴の飛散を抑制したワイピング部材を提供することにある。
【解決手段】液体噴射ヘッドに対して相対移動することにより、当該液体噴射ヘッドのノズル形成面を払拭する、板状体かな構成されるワイピング部材21は、払拭時にノズル形成面に押し当てられる自由端縁部22から基端部24に向けて幅方向に徐々に広がる傾斜部23を有している。この傾斜部23は、自由端側の角を面取り、または丸め加工して形成することができる場合がある。また、自由端縁部22の幅Lは、ノズル形成面の同方向の幅と等しくすることができる場合がある。
【選択図】  図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色剤噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、極少量の試料を噴射する精密ピペットとしての試料噴射ヘッド、被記録材にインク滴を吐出する記録ヘッド等の液体噴射ヘッドのノズル形成面を払拭するワイピング部材、該ワイピング部材を備えた液体噴射装置、該液体噴射装置の一形態としてのインクジェット式記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
液体噴射装置の1つとして、インクジェット式記録装置がある。このインクジェット式記録装置は、主走査方向(被記録材の幅方向)に往復移動するキャリッジに搭載され、被記録材に向けてインク滴を噴射する記録ヘッドと、被記録材を副走査方向(主走査方向と直交する方向)に精密送りする搬送ローラなどの紙送り手段を備え、記録ヘッドを主走査方向に移動させつつインク滴を噴射することによって記録(印刷)を行うように構成されている。
【0003】
記録ヘッドは、圧力発生室で所定圧に加圧したインクをノズル形成面にあるノズル開口からインク滴として被記録材に向けて吐出する。このため、インクの粘度上昇や固化、また塵埃の付着によるノズルの目詰まり、さらにはインク流路内への気泡混入等によりインク吐出特性が変動してしまい、記録精度に問題をきたすことがある。
【0004】
このために、当該インクジェット式記録装置においては、インクの吐出特性を一定に維持するための特性維持手段として、キャッピング手段、負圧発生手段およびワイピング手段を備えたものがある。
【0005】
キャッピング手段は、インクジェット式記録装置の非使用時にキャッピング装置でノズル形成面を封止することによって外部から隔離し、ノズル開口のインクの乾燥や塵埃の付着を防いでいる。
【0006】
また、ノズルの目詰まりや、インク流路内に気泡の混入等が生じた場合に、これらを除去する負圧発生手段を備えている。この負圧発生手段は、前記キャッピング装置でノズル形成面を封止した状態で、ノズルに負圧を作用させることで該ノズル開口からインクを強制的に吸引排出させて目詰まりや気泡混入を解消する。この負圧発生手段は、通常、インクジェット式記録装置を長期間不使用であった後に使用を再開する場合や、ユーザーが記録精度の低下を認識した場合等に所定の操作により実行できるようになっている。
【0007】
上記のように目詰まりや気泡混入を解消させるためのインクの強制的な吸引排出処理を行うと、ノズル開口から排出されたインクが飛び散って記録ヘッドのノズル形成面に付着することがあるとともに、ノズル形成面に付着したインクに塵埃などの異物が吸着されやすい。このような場合にノズル形成面を払拭するワイピング手段を備えている。このワイピング手段はゴム等の弾性素材からなるワイピング部材を有し、該ワイピング部材の基端部側をホルダによって固定されて構成されている。そして、ワイピング部材の先端側(自由端部側)をノズル形成面に押し当てつつ、相対移動させて該ノズル形成面に付着したインク等を取り除いて清掃するようになっている。
【0008】
このワイピング部材によるノズル形成面の清掃動作は、「ワイピング動作」と言われている。図9は、ワイピング装置100におけるワイピング動作を示す図面である。ワイピング部材101は、通常、エラストマーなどの弾性素材により形成されており、記録ヘッド9のノズル形成面19に対して相対的に移動可能なホルダ29に支持固定されているとともに、ワイピング部材101は平行移動(図9において紙面表裏方向)して記録ヘッド9の移動経路上に進退可能に構成されている。そして、記録ヘッド9の移動経路上に進出した場合にノズル形成面19を払拭する。
【0009】
ワイピング部材101は、記録ヘッド9のノズル形成面19に摺接するために充分な干渉量(すなわち、記録ヘッド9の移動経路上における、ワイピング部材101と記録ヘッド9との重複部分)をもって配置されており、払拭時には記録ヘッド9の移動経路上にワイピング部材101が進出して静止した状態で記録ヘッド9が移動してくることにより、弾性素材で形成されたワイピング部材101が該記録ヘッド9の端面に当接しつつ変形される。さらに記録ヘッド9が矢印方向に移動することによって、ワイピング部材101の先端部がノズル形成面19に当接して、該ノズル形成面19に摺接しつつ払拭し、付着したインク等を拭い取る。このワイピング動作によって、ノズル形成面19に付着していたインク等が取り除かれて、記録動作中に被記録材に飛散することを防止することが可能である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
そして、記録ヘッド9がワイピング部材101の配置位置を通過してワイピング動作が終了した瞬間に、ワイピング部材101はその弾性力によってノズル形成面19に摺接した変形姿勢から自由状態である略垂直姿勢へと復元する。このワイピング部材101における変形姿勢から略垂直姿勢への復元動作によって、ノズル形成面19から掻き取ったインクを飛び散らし、例えば、ワイピング装置の近傍に位置するキャッピング手段の駆動機構を汚損していた。この結果、キャッピング手段の駆動機構にインクが付着して固化することによって、当該駆動機構の円滑な動作が阻害され、キャッピング手段動作上の信頼性が低下するという問題があった。
【0011】
特に、ワイピング部材が図10に示すような、記録ヘッド9のノズル形成面19に摺接する自由端縁部22に略直角な角部102を有する形状であると、該角部102にインクが溜まりやすく、また、復元動作の際に該角部102に強い復元力が加わるために、飛散するインク量が多くなるという問題がある。
【0012】
本発明はこのような問題に鑑みなされたものであって、その課題はワイピング動作終了時における液滴の飛散を抑制したワイピング部材を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載のワイピング部材の発明は、対象物に向けてノズル開口から液滴を吐出する液体噴射ヘッドに対して相対移動することにより、前記液体噴射ヘッドのノズル形成面を払拭する、板状体からなるワイピング部材であって、払拭時にノズル形成面に押しつけられる自由端縁部から基端部に向けて幅方向に徐々に広がる傾斜部を有していることを特徴とする。
【0014】
本発明の特徴によれば、払拭時にノズル形成面に押しつけられる自由端縁部から基端部に向けて幅方向に徐々に広がる傾斜部を有しているので、ノズル形成面から掻き取った液体を該傾斜部に沿って基端部方向に流し去ることができ、もって該ワイピング部材に付着する液体を低減することが可能である。従って、該ワイピング部材におけるワイピング動作終了時の変形姿勢からの復元動作によって液体が飛散することを抑制することができる。
【0015】
また、当該ワイピング部材は、ワイピング動作が終了してノズル形成面を払拭する変形姿勢から復元する際に強い復元力が加わる箇所、例えば、自由端縁部の略直角な角がないため、液体の飛散を確実に低減することが可能である。
【0016】
また、請求項2に記載のワイピング部材の発明は、対象物に向けてノズル開口から液滴を吐出する液体噴射ヘッドに対して相対移動することにより、前記液体噴射ヘッドのノズル形成面を払拭する、板状体からなるワイピング部材であって、自由端側の角を面取り、または丸め加工して形成された傾斜部を有していることを特徴とする。
【0017】
この特徴によれば、自由端側の角を面取り、または丸め加工して形成された傾斜部を有しているため、ノズル形成面から掻き取った液体を該傾斜部に沿って基端部方向に流し去ることができ、もって該ワイピング部材に付着する液体を低減することが可能である。従って、該ワイピング部材におけるワイピング動作終了時の変形姿勢からの復元動作によって液体が飛散することを抑制することができる。
【0018】
また、当該ワイピング部材は、ワイピング動作が終了してノズル形成面を払拭する変形姿勢から復元する際に強い復元力が加わる箇所、例えば、自由端縁部の略直角な角がないため、液体の飛散を確実に低減することが可能である。
また、傾斜部は自由端側の角を面取り、または丸め加工して形成されるので、その加工工程が容易である。
【0019】
また、請求項3に記載のワイピング部材の発明は、請求項1または請求項2において、前記ワイピング部材における自由端縁部の幅と、前記ノズル形成面の同方向の幅とが等しく構成されていることを特徴とする。
【0020】
本発明の特徴によれば、前記ワイピング部材における自由端縁部の幅と、前記ノズル形成面の同方向の幅とが等しく構成されているので、当該ワイピング部材によってノズル形成面の全面を確実に払拭することができる。
【0021】
また、例えば、ワイピング部材の自由端縁部の幅がノズル形成面の同方向の幅より大なる構成であると、自由端縁部のノズル形成面からの突出部分にノズル形成面から掻き取った液体が付着し、この付着した液体がワイピング動作を終了してワイピング部材が変形姿勢から復元する際に飛散することがあった。しかし本発明においては、前記ワイピング部材における自由端縁部の幅と前記ノズル形成面の同方向の幅とが等しい、すなわち、払拭時に自由端縁部のノズル形成面からの突出部分が無いので、上述したような液体の飛散を抑制することができる。
【0022】
また、請求項4に記載の液体噴射装置の発明は、対象物に向けてノズル開口より液滴を吐出する液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドに対して相対移動することにより、該液体噴射ヘッドのノズル形成面を払拭する、板状体からなるワイピング部材と、前記液体噴射ヘッドの近傍に設けられ、該液体噴射ヘッドとワイピング部材との相対移動方向に沿って該液体噴射ヘッドのノズル形成面より該ワイピング部材から遠ざかるように表面位置が変化する傾斜面を有する傾斜部材と、を有する液体噴射装置であって、前記ワイピング部材は、払拭時にノズル形成面に押しつけられる自由端縁部から基端部に向けて幅方向に徐々に広がる傾斜部を有していることを特徴とする。
【0023】
本発明の特徴によれば、ワイピング部材は、払拭時にノズル形成面に押しつけられる自由端縁部から基端部に向けて幅方向に徐々に広がる傾斜部を有しているので、ノズル形成面から掻き取った液体を該傾斜部に沿って基端部に向けて流し去ることができ、もって該ワイピング部材に付着する液体を低減することが可能である。従って、該ワイピング部材におけるワイピング動作終了時の変形姿勢からの復元動作によって液体が飛散することを抑制することができる。
【0024】
また、当該液体噴射装置におけるワイピング部材は、ワイピング動作が終了しノズル形成面を通過して傾斜部材の傾斜面に沿って摺接しつつ変形姿勢から復元する際に、強い復元力が加わる箇所、例えば、自由端縁部の略直角な角がないため、液体の飛散を確実に低減することが可能である。
【0025】
また、例えば、ワイピング部材がノズル形成面を通過して傾斜部材の傾斜面に沿って摺接している途中、すなわちワイピング部材が傾斜部材の傾斜面から離間する前に、ワイピング部材を液体噴射ヘッドの移動経路から退避させた場合、この退避動作の最中にワイピング部材が傾斜面に引っ掛かることがなく、スムーズに退避させることができる。また、この退避動作の際には、ワイピング部材は自由端縁部の幅方向の端より徐々に傾斜面から離間するので、ゆっくりと復元することができる。従って、ワイピング部材の復元動作に伴う液体の飛散を抑制することができる。
【0026】
また、請求項5に記載の液体噴射装置の発明は、請求項4において、前記ワイピング部材における自由端縁部の幅と、前記ノズル形成面の同方向の幅とが等しく構成されていることを特徴とする。
【0027】
本発明の特徴によれば、前記ワイピング部材における自由端縁部の幅と、前記ノズル形成面の同方向の幅とが等しく構成されているので、当該ワイピング部材によってノズル形成面の全面を確実に払拭することができる。
【0028】
また、液体噴射ヘッドと傾斜部材とは別体の部材により構成することが多く、このような場合においては液体噴射ヘッドと傾斜部材との間に段差(隙間)が生じることがある。また、ワイピング部材の自由端縁部の幅がノズル形成面の同方向の幅より大なる構成であると、自由端縁部のノズル形成面からの突出部分にノズル形成面から掻き取った液体が付着することがある。そして、ワイピング部材が前記段差を通過する際に、前記突出部分に付着した液体が飛散することがあった。しかし本発明の液体噴射装置によれば、前記ワイピング部材における自由端縁部の幅と、前記ノズル形成面の同方向の幅とが等しい、すなわち、払拭時に自由端縁部のノズル形成面からの突出部分が無いので、ワイピング部材が上述したような液体噴射ヘッドと傾斜部材との間の段差を通過する場合においても、液体の飛散を抑制することができる。
【0029】
また、請求項6に記載の液体噴射装置の発明は、請求項4または請求項5に記載の液体噴射装置は、インクジェット式記録装置であることを特徴とする。本発明の特徴によれば、インクヘッド式記録装置において、請求項4または請求項5と同様の作用効果が得られる。
【0030】
すなわち、液体(インクジェット式記録装置においては、インク)の飛散を抑制できるので、当該インクジェット式記録装置の内部機構、例えばワイピング部材近傍に位置する、ノズル形成面を封止するキャッピング手段の駆動機構をインクで汚損することがない。従って、キャッピング手段の駆動機構にインクが付着し、このインクの固化によって該駆動機構の円滑な動作を阻害する虞が無く、インクジェット式記録装置の信頼性を向上することができる。また、紙面方向への飛び散りや装置外への飛散を抑制できる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施の形態について説明する。
ここで、図1は、本発明の一実施形態に係るインクジェット式記録装置1の外観斜視図である。なおここでは、インクジェット式記録装置1の内部構成を現すために上カバーを外した状態を示している。図2は、同インクジェット式記録装置1の要部平面図であって、キャッピング装置10の周囲を示しており、図3は図2における要部側面図である。
【0032】
キャリッジ2は、主走査方向に延びるキャリッジガイド軸3に支持されているとともに、駆動モータ5に接続された無端ベルトから構成されるタイミングベルト6の一部が取り付けられている。そして、タイミングベルト6の駆動によってキャリッジガイド軸3に沿って主走査方向に往復移動可能に構成されている。キャリッジ2の下底部、すなわち被記録材Pと対向する面には記録ヘッド9が搭載され、該キャリッジ2に装着されたインクカートリッジ4からインクの供給を受けて、被記録材Pに向けてインク滴を吐出できるようになっている。なお、キャリッジ2には、ブラック、シアン、マゼンダ、イエローなど複数色のインクカートリッジ4を着脱自在に装着できるように構成されており、カラー印刷を実行可能となっている。符号18は印刷領域において記録ヘッド9の対向する位置に主走査方向に長く配設されたプラテンを示し、被記録材Pを下から支えることによって、記録ヘッド9と被記録材Pとの距離を規定している。
【0033】
非印刷領域であるキャリッジ2のホームポジション位置(図1において装置右隅)には、記録ヘッド9のノズル形成面19を封止するキャッピング装置10が配置されている。キャッピング装置10は、記録ヘッド9のノズル形成面19を封止するキャップ部材11と、負圧発生手段としての吸引装置12を有している。そして、キャリッジ2に搭載された記録ヘッド9がキャッピング装置10の直上に位置したときに、記録ヘッド9に向けて上方に移動することでノズル形成面19を封止できるように構成されている。すなわち、本実施形態においては、キャッピング装置10のキャップ部材11は、記録ヘッド9のノズル形成面19に当接し、または離間できるような高さ位置変位機構を備えている。
【0034】
また、図3に示すように、ノズル形成面19を封止した状態で必要に応じて吸引装置12によりノズルに負圧を作用させて、ノズルの目詰まりや、インク流路内の気泡混入を解消できるようになっている。すなわち、キャップ部材11が記録ヘッド9のノズル形成面19を封止した状態で、吸引口13を介して吸引装置12によって負圧を作用させてインクを強制的に吸引排出させることで記録ヘッド9のクリーニングが行われる。
【0035】
このようにキャッピング装置10により記録ヘッド9のノズル形成面19を封止することによって、インクジェット式記録装置1の非使用時にノズルの乾燥や塵埃の付着を防ぐことができるとともに、前記したように吸引装置12による負圧をノズルに作用させることでインクの吸引排出処理を行うことができるようになっている。
【0036】
キャッピング装置10の近傍の印刷領域側には、キャリッジ2の移動に伴って記録ヘッド9のノズル形成面19を払拭するワイピング装置20が配置されている。
【0037】
ワイピング装置20は、キャリッジ2が往復移動する主走査方向と直交する方向(図3において紙面表裏方向)に水平状態を保持したまま(すなわち、高さ位置を変化させずに)移動可能なワイピング移動機構(図示せず)を備え、これにより記録ヘッド9の移動経路内の所定位置に進出し、または退避できるように構成されている。ワイピング装置20の進退動作は、既知のワイピング移動機構により行われ、その動力源には被記録材の搬送用の紙送りモータ(図示せず)または吸引ポンプ用の吸引モータ(図示せず)等の駆動力が利用されている。そして、ワイピング装置20が記録ヘッド9の移動経路内に進出した場合に、記録ヘッド19のノズル形成面19を払拭する。
【0038】
ここで、図4は本実施形態における記録ヘッド9の周辺を示す側断面図である。図4に示す如く、キャリッジ2の下底部には開口部41が形成されていて、この開口部41に記録ヘッド9が嵌め込まれるようにして、キャリッジ2に搭載されている。記録ヘッド9の近傍であって、キャッピング装置10側には、記録ヘッド9のノズル形成面19より、ワイピング部材21から遠ざかるように表面位置が変化する傾斜面32を有する傾斜部材31が設けられている。このように、キャリッジ2の開口部41に記録ヘッド9を収納する構成のため、記録ヘッド9と傾斜部材31との間には隙間42が生じてしまう。
【0039】
また、傾斜部材31により、記録ヘッド9のノズル形成面19に摺接して変形姿勢となったワイピング部材21が、キャリッジ2の図中矢印方向への移動に伴って傾斜面32に沿って徐々に略垂直姿勢に復元するように構成されている。すなわち、変形姿勢となりつつ記録ヘッド9のノズル形成面19を払拭してインクを取り除いたワイピング部材21は、傾斜部材31の傾斜面32に沿って摺接しつつ徐々に復元される。従って、ワイピング部材21には急激な復元力が作用しないので、復元動作時のインクの飛散を抑制できるようになっている。
【0040】
ここで図5は、ワイピング部材21を備えたワイピング装置20の要部を示す図面であり、(a)は斜視図、(b)は正面図である。ワイピング部材21は、エラストマーなどの弾性素材から構成されており、記録ヘッド9のノズル形成面19に変形して摺接できるようになっているとともに、基端部24側をホルダ29によって固定されている。また、ワイピング部材21は、板状体からなり、払拭時にノズル形成面19に押しつけられる自由端縁部22から基端部24に向けて徐々に幅方向に広がる傾斜部23を有している。この傾斜部23は、例えば、自由端側の角を面取り、または丸め加工することによって構成可能であるので、その加工工程が容易である。
【0041】
図5に示す形態においては、傾斜部23は直線形状をなすように形成されている。また、自由端縁部22の幅Lと、記録ヘッド9におけるノズル形成面19の同方向の幅とが等しくなるように構成されている。従って、記録ヘッド9のノズル形成面19を払拭する場合には、当該ワイピング部材21によって、ノズル形成面19の全面に摺接して確実に払拭することが可能である。
【0042】
図6にワイピング部材21の他の形態を示す。ワイピング部材21は、図6(a)に示すように傾斜部23が外部に向けて凸となる湾曲した形状でも、あるいは図6(b)に示すように傾斜部23が内部に向けて凹となる湾曲した形状であってもよい。また、図6(a)および(b)に示す形態において、自由端縁部22の幅Lは、記録ヘッド9におけるノズル形成面19の同方向の幅と等しくなるように構成されている。従って、記録ヘッド9のノズル形成面19を払拭する場合には、当該ワイピング部材21によって、ノズル形成面19の全面に摺接して確実に払拭することが可能である。なお、ワイピング部材21の形状はこれらの態様に限られるものではない。
【0043】
上述したようなワイピング部材21においては、例えば以下のような作用効果が得られる。
払拭時に記録ヘッド9のノズル形成面19に押しつけられる自由端縁部22から基端部24に向けて幅方向に徐々に幅広となる傾斜部23を有しているので、記録ヘッド9のノズル形成面19から掻き取ったインクを該傾斜部23に沿って基端部24方向に流し去ることができ、もってワイピング部材21に付着するインクを低減することが可能である。従って、当該ワイピング部材21におけるワイピング動作終了時の変形姿勢から略垂直姿勢への復元動作によってインクが飛散することを抑制することができる。
【0044】
また、ワイピング動作終了時の復元動作の際に強い復元力が加わる箇所、例えば、自由端縁部22における略直角な角(図10における符合102)が無いので、液体の飛散を確実に低減することが可能である。
【0045】
また、図7に示す如く、キャリッジ2が図中矢印方向に移動することに伴って、ワイピング部材21が記録ヘッド9のノズル形成面19を通過し、傾斜部材31の傾斜面32に達する。そして、ワイピング部材21が記録ヘッド9と傾斜部材31との間の隙間42を通過する際に、若干復元する。このワイピング部材21が隙間42を通過する際の復元動作によってインクが飛散する虞があるが、前記したようにワイピング部材21の幅Lは、記録ヘッド9におけるノズル形成面19の同方向の幅と等しく構成されており、自由端縁部22の幅方向におけるノズル形成面19からの突出部分が無いので、インクの飛散が抑制される。
【0046】
すなわち、ワイピング部材21の幅Lがノズル形成面19の同方向の幅より大なる構成であると、ノズル形成面19から掻き取ったインクがワイピング部材21のノズル形成面19からの突出部分に付着する。そして、該ワイピング部材21が段差42を通過する際に復元して、前記突出部分に付着したインクを飛散させることがあった。しかし、当該ワイピング部材21においては、払拭時に自由端縁部22のノズル形成面19からの突出部分が無いので、段差42を通過する場合であっても、インクの飛散を確実に低減できる。
【0047】
また、図8に示す如く、キャリッジ2が図中矢印方向に移動することに伴って、ワイピング部材21は記録ヘッド9のノズル形成面19を通過し、傾斜部材31の傾斜面32に沿って摺接しつつ徐々に復元する。そして、傾斜面32から離間する瞬間に、ワイピング部材21に復元力が作用してインクを飛散させることがあった。しかし、前記したようにワイピング部材21の自由端縁部22から基端部24に向けて幅方向に徐々に広がる傾斜部23を有しているので、大きな復元力が作用する箇所が無く、インクの飛び散りを抑制できる。
【0048】
さらに、図8に示す如く、キャリッジ2が図中矢印方向に移動することに伴って、ワイピング部材21は記録ヘッド9のノズル形成面19を通過し、傾斜部材31の傾斜面32に沿って摺接する。そして、図8に示す如く、ワイピング部材21が傾斜部材31の傾斜面32に摺接している状態、すなわち、ワイピング部材21が傾斜面32から離間する前に、ワイピング装置20を記録ヘッド9の移動経路から退避させる(すなわち、図8において紙面表裏方向に移動させる)ことがある。このような場合において、ワイピング部材21が前記したように自由端縁部22から基端部24に向けて幅方向に徐々に広がる傾斜部23を有しているので、退避動作の際に傾斜面32に引っ掛かることがなく、スムーズに退避させることが可能である。また、ワイピング装置20の退避動作の際には、ワイピング部材21における自由端縁部22の幅方向の端より順次、傾斜面23から離間するので、ワイピング部材21はゆっくりと復元される。従って、ワイピング部材21の復元動作に伴うインクの飛散を抑制することができる。
【0049】
以上説明したように、本発明によればワイピング動作に伴うインクの飛散を抑制可能であるので、ワイピング装置20の近傍であり、かつ、インクの飛散を受けやすい、前記したキャッピング装置10の駆動機構へのインク付着を抑制可能である。従って、キャッピング手段駆動機構の円滑な動作を阻害する虞がない。
【0050】
以上、本発明を種々の実施形態に関して説明したが、本発明はこれらの実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、他の実施形態についても適用されることはいうまでもない。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ワイピング部材の自由端縁部から基端部に向けて徐々に幅広となる傾斜部を有しているので、ノズル形成面に付着したインクを効率よく払拭することができる。また、払拭時の変形姿勢から自由状態の略垂直姿勢への復元動作の際に、掻き取ったインクの飛散を抑制できる。
また、当該ワイピング部材における自由端縁部の幅と、前記ノズル形成面の同方向の幅とが等しく構成されているので、ノズル形成面全面を確実に払拭することができるとともに、復元動作の際のインク飛散を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るインクジェット式記録装置の外観斜視図である。
【図2】同インクジェット式記録装置の要部平面図である。
【図3】図2における要部側面図である。
【図4】同インクジェット式記録装置の記録ヘッドの周囲を示す側断面図である。
【図5】本発明に係るワイピング部材を示す図面である。
【図6】同ワイピング部材の他の実施形態を示す図面である。
【図7】同ワイピング部材の作用効果の説明に供する側断面図である。
【図8】同ワイピング部材の作用効果の説明に供する側断面図である。
【図9】ワイピング動作の説明に供する側面図である。
【図10】従来技術におけるワイピング部材を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 インクジェット式記録装置
2 キャリッジ
3 キャリッジガイド軸
4 インクカートリッジ
5 駆動モータ
6 タイミングベルト
9 記録ヘッド
10 キャッピング装置
11 キャッピング部材
12 吸引装置
18 プラテン
19 ノズル形成面
20 ワイピング装置
21 ワイピング部材
22 自由端縁部
23 傾斜部
24 基端部
29 ホルダ
31 傾斜部材
32 傾斜面
41 開口部
42 記録ヘッドと傾斜部材との隙間
P 被記録材

Claims (6)

  1. 対象物に向けてノズル開口から液滴を吐出する液体噴射ヘッドに対して相対移動することにより、前記液体噴射ヘッドのノズル形成面を払拭する、板状体からなるワイピング部材であって、
    払拭時にノズル形成面に押しつけられる自由端縁部から基端部に向けて幅方向に徐々に広がる傾斜部を有していることを特徴とする、ワイピング部材。
  2. 対象物に向けてノズル開口から液滴を吐出する液体噴射ヘッドに対して相対移動することにより、前記液体噴射ヘッドのノズル形成面を払拭する、板状体からなるワイピング部材であって、
    自由端側の角を面取り、または丸め加工して形成された傾斜部を有していることを特徴とする、ワイピング部材。
  3. 請求項1または請求項2において、前記ワイピング部材における自由端縁部の幅と、前記ノズル形成面の同方向の幅とが等しく構成されていることを特徴とする、ワイピング部材。
  4. 対象物に向けてノズル開口より液滴を吐出する液体噴射ヘッドと、
    前記液体噴射ヘッドに対して相対移動することにより、該液体噴射ヘッドのノズル形成面を払拭する、板状体からなるワイピング部材と、
    前記液体噴射ヘッドの近傍に設けられ、該液体噴射ヘッドとワイピング部材との相対移動方向に沿って該液体噴射ヘッドのノズル形成面より該ワイピング部材から遠ざかるように表面位置が変化する傾斜面を有する傾斜部材と、
    を有する液体噴射装置であって、
    前記ワイピング部材は、払拭時にノズル形成面に押しつけられる自由端縁部から基端部に向けて幅方向に徐々に広がる傾斜部を有していることを特徴とする、液体噴射装置。
  5. 請求項4において、前記ワイピング部材における自由端縁部の幅と、前記ノズル形成面の同方向の幅とが等しく構成されていることを特徴とする、液体噴射装置。
  6. 請求項4または請求項5に記載の液体噴射装置は、インクジェット式記録装置であることを特徴とする、液体噴射装置。
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