JP2009172001A - ミシン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ミシン1は、針棒と、上下動機構と、ミシンモータ41と、布移動機構と、布移動機構を駆動するX軸モータ21及びY軸モータ23と、X軸モータの回転角度を検出するX軸エンコーダ22と、Y軸モータの回転角度を検出するY軸エンコーダ24と、X軸モータ21及びY軸モータ23のフィードバック制御を行うメイン制御コントローラ10と、ミシンモータ41の制御を行うミシンモータ速度制御コントローラ30とを備え、メイン制御コントローラ10はX軸モータ21の必要トルクT2及びY軸モータ23の必要トルクT3に応じてミシンモータ41の指令速度V1を加減算する。
【選択図】図3
Description
また、布移動モータのトルク値が小さい場合即ち布移動モータの負荷が小さい場合にはミシンモータ速度の指令値を加算することでミシンモータの回転速度を増加させる。これによって、布移動モータの負荷が小さく布移動機構の動作が遅れる可能性がほとんどない場合にはミシンモータの回転速度を増加させて縫製速度を上げることが可能となる。よって、必要以上に縫製速度を下げることなくより速やかに縫製を行うことができる。
さらに、PID制御の場合は布移動モータに加わる負荷に急激な変化が生じた場合でも、速やかに当該変化に対応した布移動モータの動作を行うためのトルク値の制御を行うことが可能となる。つまり、より好適に布移動モータのトルク値を算出することが可能となり、当該トルク値に応じてミシンモータの回転速度が加減速されることで布移動機構の動作が針落ちのタイミングに対して遅れる可能性がより低減する。よって、より正確な縫製動作を行うミシンを提供でき、ミシンの信頼性がより一層向上する。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
本発明によるミシン1は、ミシン1のアーム部(図示なし)に設けられて縫い針を保持して上下動する針棒(図示なし)の上下動に対して布移動機構(図示なし)が布を移動させて縫いを行うミシンにおいて、針棒の駆動源としてのミシンモータ41と布移動機構を移動させる「布移動モータ」としてのモータ(X軸モータ21、Y軸モータ23)が個別に設けられているミシンである。
ミシン1は、布移動機構を針板とほぼ平行な水平面上の一方向(以後、X軸方向)に布移動機構を駆動するX軸モータ21と、X軸モータの回転角度A2及びモータ位相θ2を検出する「検出手段」としてのX軸エンコーダ22と、X軸方向に直交して針板と平行な水平面上の一方向(以後、Y軸方向)に布移動機構を駆動するY軸モータ23と、Y軸モータの回転角度A3及びモータ位相θ3を検出する「検出手段」としてのY軸エンコーダ24と、ミシン1の主軸(図示なし)を回転させるミシンモータ41と、主軸の回転角度を検出することでミシンモータ41の回転角度を検出する主軸エンコーダ42と、ミシン1の各種処理及びミシン1の各部の動作制御を行うメイン制御コントローラ10と、ミシンモータ41の駆動速度制御を行うミシンモータ速度制御コントローラ30と、オペレータによって操作されてミシン1の動作を切り替えるスイッチとしての操作ペダル51と、ミシン1の各種の情報の入出力を行うインターフェイスとしての操作パネル52と、を備えている。なお、X軸モータ21、Y軸モータ23はパルスモータであり、ミシンモータ41はACサーボモータである。
次に、縫製データ60について詳細に説明する。図2は縫製データ60のテーブル構造を示す説明図である。
縫製データ60は少なくとも、X軸モータ21による布移動機構のX軸方向への移動量を示すX移動量と、Y軸モータ23による布移動機構のY軸方向への移動量を示すY移動量と、ミシン1の主軸の回転数を示す主軸回転数とを有するテーブルデータである。
X移動量及びY移動量はその直前のX移動量及びY移動量に対する相対移動量パラメータである。つまり、X移動量Xa及びY移動量Yaは所定の原点からの布移動機構のX軸方向及びY軸方向の移動量である。また、X移動量Xb及びY移動量Ybは布移動機構がX移動量Xa及びY移動量Yaの移動を行った後の位置に対するX軸方向及びY軸方向の移動量である。
主軸回転数は対応するX移動量及びY移動量に応じて定められている。例えば布移動機構を大きく移動させなければならない場合はX移動量、Y移動量又はその両方の値は大きくなる。このとき、主軸回転数を小さくすることで針棒の上下動スピードが減少するよう設定する。これによってミシン1は縫い目と縫い目との間に生ずる直前の針抜けから次の針落ちの間に行われる布移動機構の移動時間を確保できるように制御される。一方、X移動量及びY移動量が小さい場合すなわち布移動機構の移動量が小さい場合は主軸回転数を大きく設定する。これによって針棒の上下動スピードが増大し、縫製速度が上がる。つまり、ミシン1は、布移動機構の移動量が大きい場合は縫製速度を下げて針落ちごとの布移動機構の移動時間を十分に設けるよう制御され、布移動機構の移動量が小さい場合は縫製速度を上げて縫製作業効率を上げるよう制御される。かようにして針落ちごとの縫製速度制御と布移動機構の動作とが同期制御され、ミシン1による縫製が行われる。
次に、メイン制御コントローラ10について詳細に説明する。図3はメイン制御コントローラ10、ミシンモータ速度制御コントローラ30の構成と、X軸モータ21、Y軸モータ23、ミシンモータ41及びその周辺機器の構成との関係を示すブロック図である。
メイン制御コントローラ10は、縫製データ60からミシンモータ41の指令速度V1を算出する指令速度算出手段71と、X軸モータ21及びY軸モータ23を駆動する指令位置パターンP2,P3を算出する指令位置パターン算出手段72と、X軸モータの駆動においてフィードバック制御を行うX軸モータフィードバック制御手段73と、Y軸モータの駆動においてフィードバック制御を行うY軸モータフィードバック制御手段74と、X軸モータ21、Y軸モータ23に発生した負荷L2,L3を算出する負荷算出手段75と、負荷算出手段75が算出した負荷L2,L3に基づいて指令速度V1に補正を行うための補正値Cを算出する指令速度補正値算出手段76と、を備えている。
図4はX軸モータフィードバック制御手段73及びY軸モータフィードバック制御手段74の構成を示すブロック図である。
X軸モータフィードバック制御手段73(Y軸モータフィードバック制御手段74)は、X軸モータ21(Y軸モータ23)の指令速度V2(V3)を算出する位置演算手段73a(74a)と、X軸モータ21(Y軸モータ23)の必要トルクT2(T3)を算出する速度制御手段73c(74c)と、X軸エンコーダ22(Y軸エンコーダ24)が検出したX軸モータ21(Y軸モータ22)の回転角度A2(A3)から検出速度S2(S3)を算出する速度検出手段73d(74d)と、速度制御手段73c(74c)が算出した必要トルクT2(T3)とX軸エンコーダ22(Y軸エンコーダ24)が検出したモータ位相θ2(θ3)とからX軸モータ21(Y軸モータ23)の出力トルクTe2(Te3)を算出するトルク管理手段73e(74e)と、と、を備えている。
速度制御手段73c(74c)は、位置演算手段73a(74a)から出力された指令速度V2(V3)と検出速度S2(S3)との偏差に基づいてX軸モータ21(Y軸モータ23)の必要トルクT2(T3)を算出してトルク管理手段73e(74e)及び付加算出手段75に出力する。算出の詳細については後述する。
指令速度補正値算出手段76は、負荷L2、L3に基づいてミシンモータ41の指令速度V1を補正するための補正値Cを算出して指令速度算出手段71に出力する。補正値Cの算出については後述する。
次に、ミシンモータ速度制御コントローラ30について詳細に説明する。図3に示すように、ミシンモータ速度制御コントローラ30は、ミシンモータ速度の指令値に基づいてミシンモータ41を制御するためのフィードバック制御を行うミシンモータフィードバック制御手段80を備えている。
図5はミシンモータフィードバック制御手段80の構成を示すブロック図である。ミシンモータフィードバック制御手段80は、ミシンモータ41の出力トルクT1を算出する速度制御手段81と、主軸エンコーダ42が検出した主軸の回転角度A1からミシンモータ41の検出速度S1を算出する速度検出手段82とを備えている。
速度制御手段81は、指令速度算出手段71から出力された指令速度V1と検出速度S1との偏差に基づいてミシンモータ41の出力トルクT1を算出してドライブ回路43に出力する。算出の詳細については後述する。
なお、上述のミシンモータフィードバック制御手段80は図1に示すミシンモータ速度制御コントローラ30のROM33に記憶されているミシンモータ41の制御のためのソフトウェアをCPU31が実行することで機能する。
次に、縫製データ60に基づくミシンモータ、X軸モータ及びY軸モータの駆動制御について詳細に説明する。
まず、縫製データ60に基づくミシンモータ41とX軸モータ21、Y軸モータ23との動作制御について詳細に説明する。メイン制御コントローラ10の指令速度算出手段71は縫製データ60の主軸回転数に基づいたミシンモータ41の指令速度V1をミシンモータ速度制御コントローラ30に出力する。ミシンモータ速度制御コントローラ30は指令速度V1に基づいてミシンモータ41を駆動する。ミシンモータ41が動作すると、主軸エンコーダ42によって主軸の回転角度A1が検出される。このときミシンモータ速度制御コントローラ30のミシンモータフィードバック制御手段80は、主軸エンコーダ42の検出結果に基づいてミシンモータ41をフィードバック制御する。
X軸モータフィードバック制御手段73(Y軸モータフィードバック制御手段74)は指令位置パターンP2(P3)に基づいてX軸モータ21(Y軸モータ23)を駆動させるよう制御する。このとき、X軸エンコーダ22(Y軸エンコーダ24)によってX軸モータ21(Y軸モータ23)の回転角度A2(A3)が検出される。このときX軸モータフィードバック制御手段73(Y軸モータフィードバック制御手段74)は、回転角度A2(A3)に基づいてX軸モータ21(Y軸モータ22)をフィードバック制御する。
次に、回転角度A2(A3)に基づいて速度検出手段73d(74d)が検出速度S2(S3)を算出する。その後、速度制御手段73c(74c)が指令速度V2(V3)と検出速度S2(S3)との偏差から必要トルクT2(T3)を求める。このとき、必要トルクT2(T3)は、指令速度V2(V3)と検出速度S2(S3)との偏差に比例した値として算出される(比例動作)。また、当該比例動作の結果算出された必要トルクT2(T3)に基づいて行われたX軸モータ21(Y軸モータ23)の駆動の後も指令速度V2(V3)と検出速度S2(S3)との間に同種の偏差(残留偏差)がある場合、残留偏差の継続時間に応じた補正を必要トルクT2(T3)に対して行う(積分動作)。なお「同種の偏差」とは指令速度V2(V3)に対して検出速度S2(S3)が小さいために必要トルクT2(T3)を上げる比例動作を行った後も指令速度V2(V3)に対して検出速度S2(S3)が依然小さい場合の偏差、または指令速度V2(V3)に対して検出速度S2(S3)が大きいために必要トルクT2(T3)を下げる比例動作を行った後も指令速度V2(V3)に対して検出速度S2(S3)が依然大きい場合の偏差である。
つまり、メイン制御コントローラ10は指令速度V2(V3)と検出速度S2(S3)とに基づいて比例動作と積分動作とによるPI制御を行い、X軸モータ21(Y軸モータ23)の必要トルクT2(T3)を算出する。
なお、上述のミシンモータ41、X軸モータ21及びY軸モータ23のフィードバック処理は極めて短時間(例えば300〜500[μsec])で1回の処理が行われ、ミシン1による縫製作業中は継続的に繰り返される。
メイン制御コントローラ10の負荷算出手段75は上述の必要トルクT2(T3)を所定の時間積算し、当該所定の時間に生じたX軸モータ21(Y軸モータ23)の負荷L2(L3)として算出し、指令速度補正値算出手段76に出力する。指令速度補正値算出手段76は、所定の閾値Dから負荷L2(L3)を減算した値に所定のゲインを乗じた値を、ミシンモータ41の指令速度補正値C2(C3)として算出する。即ち、閾値Dに対して負荷L2(L3)が大きい場合は、ミシンモータ41の指令速度V1を減少させる負の値の指令速度補正値C2(C3)を算出する。一方、閾値Dに対して負荷L2(L3)が小さい場合は、ミシンモータ41の指令速度V1を増大させる正の値の指令速度補正値C2(C3)を算出する。なお、閾値Dと負荷L2(L3)とが同一であった場合、指令速度補正値C2(C3)はゼロとなる。
また、当該パルスモータ及びドライバ回路によって布移動機構の動作レスポンスも変化する。よって、縫製データ60はミシン1に採用されているミシンモータ41、X軸モータ21、Y軸モータ23及びそれぞれのドライバ回路に合わせてX移動量、Y移動量及び主軸回転数が設定されている。
上述の実施の形態によれば、X軸モータ21、Y軸モータ23の必要トルクT2,T3が大きい場合即ちX軸モータ21、Y軸モータ23の負荷が大きい場合にはメイン制御コントローラ10が指令速度V1を減少させることでミシンモータ41の回転速度を減少させる。これによって、X軸モータ21、Y軸モータ23の負荷が大きくなりすぎて布移動機構の動作に遅れを生ずる前にミシンモータ41の回転速度を減少させて針落ち毎の布移動機構の動作時間に余裕を持たせると共にX軸モータ21とY軸モータ23の動作速度を減少させモータ動作に余裕を与えることが可能となる。そして、算出された必要トルクT2、T3はこれからX軸モータ21、Y軸モータ23の制御に採用される出力トルクTe2,Te3の値を算出する際に用いられることから、既に布移動モータに生じた遅れに基づいてミシンモータを制御する場合とは異なり、より正確な縫製が行えるミシン1を提供できる。つまり、ミシンによる縫い品質が向上し、ミシンの信頼性が大幅に向上する。
また、X軸モータ21、Y軸モータ23の必要トルクT2,T3が小さい場合即ちX軸モータ21、Y軸モータ23の負荷が小さい場合にはメイン速度コントローラ10がミシンモータ41の指令速度V1を増大させることでミシンモータ41の回転速度を増加させる。これによって、X軸モータ21、Y軸モータ23の負荷が小さく布移動機構の動作が遅れる可能性がほとんどない場合にはミシンモータ41の回転速度を増加させて縫製速度を上げることが可能となる。よって、必要以上に縫製速度を下げることなくより速やかに縫製を行うことができる。
さらに、指令速度補正値C2,C3を算出するための閾値D及び所定のゲインは布移動機構の移動に遅れが生じないようX軸モータ21、Y軸モータ23及びそれぞれのドライバ回路の性能に基づいてあらかじめ設定されており、縫製データ60のX移動量、Y移動量及び主軸回転数もミシンモータ41、X軸モータ21、Y軸モータ23及びそれぞれのドライバ回路の性能に基づいて設定されている。これによって、従来技術におけるパルスモータの所定の回転量と予定された所要時間とを対応付けるテーブルデータや所定の時間と予定されたパルスモータの回転量とを対応付けるテーブルデータが不要となる。よって、当該テーブルデータが記憶される記憶装置の容量や縫製処理時に制御装置が当該テーブルデータを呼び出すためのRAM12の容量が不要となり、より低コストでミシン1を提供できる。なお、メイン制御コントローラのRAM12及びROM13の記憶領域に余裕があれば、負荷L2,L3の値に対応した指令速度補正値C2,C3を呼び出し可能なテーブルデータを設けることで上述の演算に代えてもよい。
さらに、ミシンモータ速度制御コントローラ30は、指令速度V1と主軸エンコーダ42が検出した主軸の回転角度との偏差からPI制御を行って出力トルクT1を算出する。これによって、これによって、出力トルクT1の算出において比例動作(P制御)では十分に解消されない残留偏差の発生を解消できる。つまり、より好適に出力トルクT1を算出することが可能となり、当該出力トルクT1に基づいて行われるミシンモータ41の回転速度はより好適に制御される。
なお、上述の実施の形態によるミシン1は電子サイクルミシンであるが、本発明はミシンモータの回転に同期させて布送りモータを駆動させて縫い目を形成する全てのミシンに適用可能である。例えば、電子千鳥ミシンに適用する場合、布送りを行う送り歯の動作量を送り歯動作調整モータで駆動し、送り歯動作調整モータの負荷から算出された補正値をミシンモータにフィードバックすることで上述の実施の形態と同様の縫製速度制御が可能となる。
また、指令速度補正値算出手段76が負荷L2、L3から指令速度補正値C2,C3を算出して補正値Cを指令速度算出手段71に出力しているが、X軸モータ21及びY軸モータ23それぞれに個別の指令速度補正値算出手段を設けてもよい。この場合、個別の指令速度補正値算出手段から出力された指令速度補正値C2、C3のうちより小さい方を指令速度算出手段が補正値Cとして採用するようにする。
また、上述の実施の形態においては、指令速度補正値算出手段76は負荷L2,L3から指令速度補正値C2,C3を算出してより小さな指令速度補正値を補正値Cとして出力しているが、負荷L2,L3を比較してより大きな負荷による指令速度補正値を算出し、当該指令速度補正値を補正値Cとして採用してもよい。
また、ミシンモータ41の駆動制御とX軸モータ21、Y軸モータ23の駆動制御とにおいてPI制御が行われているが、PI制御をPID制御に置き換えてもよい。PID制御の場合、上述のPI制御の処理に加えて指令値と検出値との偏差の微分に比例した入力を行う(微分動作)。PID制御の場合はPI制御の効果に加え、X軸モータ21、Y軸モータ23に加わる負荷に急激な変化が生じた場合でも、速やかに当該変化に対応した必要トルクT2,T3の補正を行うことが可能となる。つまり、より好適に必要トルクT2,T3を算出することが可能となり、必要トルクT2,T3に応じてミシンモータ41の回転速度が加減速されることで布移動機構の動作が針落ちのタイミングに対して遅れる可能性がより低減する。よって、より正確な縫製動作を行うミシン1を提供でき、ミシンの信頼性がより一層向上する。
また、上述のミシンモータ41、X軸モータ21及びY軸モータ23の1回のフィードバック処理時間(例えば300〜500[μsec])はあくまで一例であり、異なる時間であっても構わないことは言うまでもない。
21 X軸モータ
22 X軸エンコーダ
23 Y軸モータ
24 Y軸エンコーダ
30 ミシンモータ速度制御コントローラ
41 ミシンモータ
42 主軸エンコーダ
60 縫製データ
71 指令速度算出手段
73 X軸モータフィードバック制御手段
74 Y軸モータフィードバック制御手段
75 負荷算出手段
76 指令速度補正値算出手段
80 ミシンモータフィードバック制御手段
Claims (4)
- 縫い針を保持して上下動可能に設けられた針棒と、
前記針棒とミシンの主軸とを連結して回転運動を上下動運動に変換する上下動機構と、
前記主軸を回転させるミシンモータと、
布を保持して前記針棒の上下動に直交した水平面に沿って布を移動させる布移動機構と、
前記布移動機構を駆動する布移動モータと、を備え、
前記針棒の上下動に対して前記布移動機構が布を移動させて縫いを行うミシンにおいて、
前記布移動モータの回転角度を検出する検出手段と、
布移動量の指令値と前記検出手段が検出した前記布移動モータの回転角度とから前記布移動モータの出力トルクを算出して当該布移動モータのフィードバック制御を行う布移動モータ制御手段と、
ミシンモータ速度の指令値に基づいて前記ミシンモータを制御するミシンモータ制御手段と、を備え、
前記布移動モータ制御手段が算出した前記布移動モータのトルク値に応じて前記ミシンモータ速度の指令値を加減算するミシンモータ速度調整手段と、を備えることを特徴とするミシン。 - 前記布移動モータ制御手段は、前記布移動量の指令値と前記検出手段が検出した前記布移動モータの回転角度との偏差からPI制御又はPID制御を行ってトルク値を算出することを特徴とする請求項1に記載のミシン。
- 前記布移動機構は二方向への駆動を行う2つの前記布移動モータと、
2つの前記布移動モータにそれぞれ設けられた2つの前記検出手段と、
2つの前記布移動モータにそれぞれ設けられた2つの前記布移動モータ制御手段と、を備え、
前記ミシンモータ速度調整手段は、2つの前記布移動モータ制御手段の各トルク値又は当該トルク値に応じて算出された2つのミシンモータ速度の指令値のうち、より小さなトルク値又は指令値によって前記ミシンモータを制御することを特徴とする請求項1又は2に記載のミシン。 - 前記ミシンモータの回転速度を検出するミシンモータ速度検出手段を備え、
前記ミシンモータ制御手段は、前記ミシンモータ速度の指令値と前記ミシンモータ速度検出手段が検出した回転速度とから前記ミシンモータのフィードバック制御を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のミシン。
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