JP2009171814A - 電源回路 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ゲート電極に供給されるゲート電圧に基づいてオン・オフを切換えるFET13と、FET13のオン・オフに基づいて2次側回路50に電源を供給するトランス20と、FET13のゲート電極に供給するゲート電圧を制御することで、該FET13のオン・オフを切替えるFET制御回路30とを有する電源回路において、ドライブ巻線23における接地を開放状態とする開放ピン15と、前記開放ピンにより接地点が開放状態とされた際に、ドライブ巻線23から出力されるドライブ電圧に基づいて、ゲート電圧をグランド40に引き込む開放時駆動停止回路32とを具備する。
【選択図】図1
Description
上記のように構成された発明では、開放時駆動停止回路はドライブ巻線の接地が開放された際、マイナス側に偏るドライブ電圧によりゲート電圧をグランドに引き込むことでFETの駆動を停止するため、オープン試験時以外の通常時はゲート電圧をFETに供給することができる。
上記のように構成した発明では、開放時駆動停止回路をツェナーダイオードとダイオードとを用いたシンプルな回路により構成するため、電源回路の回路構成をコンパクトにできる。
上記のように構成された発明では、本電源回路の具体的な構成としてフライバック方式の電源回路を使用する。
また請求項2にかかる発明によれば、ドライブ巻線の接地が開放された場合のみFETの駆動を停止するため、オープン試験時以外の通常時はゲート電圧をFETを正常に駆動させることができる。
そして請求項3にかかる発明によれば、電源回路の回路構成をコンパクトにできる。
さらに請求項5のような、より具体的な構成において、上述した各発明と同様の作用を奏することはいうまでもない。
1.実施の形態:
2.実施例:
3.まとめ:
図1は、本発明に係る電源回路を説明する図である。電源回路10は、入力端子11を介してトランス20の1次巻線21に供給された電力を、FET(Field-Effect Transistor)13のオン・オフに基づいて2次巻線22から出力端子54に出力するフライバック方式の電源回路である。また、電源回路10は開放ピン14を介してトランス20のドライブ巻線23とグランド40とが接続されている。そのため、ドライブ巻線23のオープン試験時には、この開放ピン14を取外すことでドライブ巻線23の接地を開放状態とする。
1)ドライブ電圧Vdがプラス側に偏る場合
2)ドライブ電圧Vdがマイナス側に偏る場合
3)ドライブ電圧Vdがプラス側とマイナス側とに変動する場合
ドライブ電圧Vdがプラス側に偏った場合、ドライブ電圧Vdはトランジスタ31をオンさせるため、FET13にベース電圧Vbを供給せず、FET13は駆動しない。そのため、以下、2)ドライブ電圧Vdがマイナス側に偏った場合、及び3)ドライブ電圧Vdがプラス側とマイナス側とに変動する場合の2つの場合において開放時駆動停止回路32の動作を説明する。
図3は、実施例としてのテレビジョン受信機に実装される本電源回路を示す図である。本電源回路10は、コンバータ回路(図示しない)の出力端子と入力端子11で接続され、テレビジョン受信機を構成するハードウェアと出力端子54で接続されている。本電源回路10は、コンバータ回路から供給された入力電圧Vinを、トランス20で変圧して、出力端子54からハードウェアに出力電圧を供給する。なお、図中同一の符号は、図1における各回路を示すものである。
ゲート電極に供給されるゲート電圧に基づいてオン・オフを切換えるFETと、前記FETのオン・オフに基づいて2次側回路に電源を供給するトランスと、前記FETのゲート電極におけるしきい値電圧より高いゲート電圧の供給を制御することで、該FETのオン・オフを切替えるFETFET制御回路とを有する電源回路において、前記ドライブ巻線における接地を開放状態とする開放ピンと、前記開放ピンにより前記接地点が開放状態とされた際に、前記ドライブ巻線から出力される前記ドライブ電圧に基づいて、前記ゲート電圧をグランドに引き込む開放時駆動停止回路とを具備する。
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
Claims (5)
- ゲート電極に供給されるゲート電圧に基づいてオン・オフを切換えるFETと、前記FETのオン・オフに基づいて2次側回路に電源を供給するトランスと、前記FETのゲート電極に供給するゲート電圧を制御することで、該FETのオン・オフを切替えるFET制御回路とを有する電源回路において、
前記トランスは前記FET制御回路を制御するためのドライブ電圧を供給するドライブ巻線を備える構成とされ、
前記ドライブ巻線における接地を開放状態とする開放ピンと、
前記開放ピンにより前記ドライブ巻線の接地が開放状態とされた際に、前記ドライブ巻線から出力される前記ドライブ電圧に基づいて、前記ゲート電圧をグランドに引き込む開放時駆動停止回路とを具備することを特徴とする電源回路。 - 前記開放時駆動停止回路は、前記ドライブ巻線の接地が開放状態とされた際に前記ドライブ巻線から出力されるマイナス側に偏ったドライブ電圧に基づいて、前記ゲート電圧を前記FETの前記ゲート電極に供給する配線をグランドに接地させることを特徴とする請求項1に記載の電源回路。
- 前記開放時駆動停止回路は、ツェナーダイオードとダイオードとのアノード同士を接続して直列回路を形成し、
前記ツェナーダイオードのカソードは、前記ゲート電圧を前記ゲート電極へ供給する配線に接続され、
前記ダイオードのカソードは、前記ドライブ巻線と接続されるとともに、前記ダイオードのカソードと前記ドライブ巻線との間をグランドに接地されたことを特徴とする請求項2に記載の電源回路。 - 前記トランスは、フライバックトランスであって、
本電源回路は、フライバック方式の電源回路であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の電源回路。 - 本電源回路は、前記トランスをフライバックトランスとする、フライバック方式の電源回路であって、
前記開放時駆動停止回路は、
ツェナーダイオードとダイオードとのアノード同士を接続して直列回路を形成し、前記ツェナーダイオードのカソードは、前記ゲート電圧を前記ゲート電極へ供給する配線に接続され、前記ダイオードのカソードは、前記ドライブ巻線と接続されるとともに前記ダイオードのカソードと前記ドライブ巻線との間をグランドに接地された構成とされ、
前記ドライブ巻線の接地が開放状態とされた際、該ドライブ巻線から出力されるマイナス側に偏った前記ドライブ電圧により前記ツェナーダイオードを降伏させることで、前記ゲート電圧を供給する配線と前記ドライブ巻線との間を導通させて前記ゲート電圧を前記グランドに引き込むことを特徴とする請求項1に記載の電源回路。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6434888A (en) * | 1987-07-28 | 1989-02-06 | Takenaka Komuten Co | Article carrying facility in building |
JP2003199337A (ja) * | 2001-12-27 | 2003-07-11 | Sanken Electric Co Ltd | Dc−dcコンバータ |
JP2007295645A (ja) * | 2006-04-21 | 2007-11-08 | Roland Corp | スイッチング電源装置 |
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