JP2009170633A - ピン打ち方法、ピン打ち装置、及びコイル製造装置 - Google Patents

ピン打ち方法、ピン打ち装置、及びコイル製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】細い線材からなるピンを曲げることなくワークに打ち込む。
【解決手段】線材1に係合するガイドカッタ溝34を有するガイドカッタ30と、このガイドカッタ溝34に係合するガイドカッタ突起44を有するプッシュカッタ40と、このプッシュカッタ40をガイドカッタ30に対して相対移動させるカッタ機50とを用い、カッタ機50の作動によってプッシュカッタ40をガイドカッタ溝34と略直交方向に移動して線材1を切断してピンを形成する切断工程と、カッタ機50の作動によってプッシュカッタ40をガイドカッタ溝34と平行方向に移動してガイドカッタ突起44がピンの基端を押してピンの先端部をワーク(ボビン2)に打ち込む打ち込み工程とを順に行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワークにピンを打ち込むピン打ち方法、ピン打ち装置、及びコイル製造装置に関するものである。
電子部品の一種であるコイルは、例えば樹脂製のボビンの所定位置に端子となる金属製のピン(端子ピン)を備え、ボビンに巻き付けられた線材の端部を端子ピンに絡げることによって製造される。この種のコイルを製造する場合、端子ピンをボビンに打ち込むピン打ち装置が使用される。
従来、この種のピン打ち装置として特許文献1に開示されたものは、ピンとなる線材に所定間隔で潰しを入れて潰し部を形成し、上下のせん断板によってこの潰し部を把持して線材をワークに打ち込んだ後、上下のせん断板を交差させることによってワークから突出する線材を切断するようになっている。
特開平10−127957号公報
しかしながら、このような従来のピン打ち装置にあっては、ピンとなる線材が細い場合、線材をワークに打ち込む工程で、線材が曲がってしまうという問題点があった。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、細い線材からなるピンを曲げることなくワークに打ち込むピン打ち方法、ピン打ち装置、及びコイル製造装置を提供することを目的とする。
本発明は、ワークにピンを打ち込むピン打ち方法、ピン打ち装置であって、ピンとなる線材を送る線材送り機と、線材に係合するガイドカッタ溝を有するガイドカッタと、このガイドカッタ溝に係合するガイドカッタ突起を有するプッシュカッタと、このプッシュカッタをガイドカッタに対して相対移動させるカッタ機とを用い、またはこれらを備え、線材送り機の作動によって線材をガイドカッタ溝に収める線材送り工程と、カッタ機の作動によってプッシュカッタをガイドカッタ溝と略直交方向に移動して線材を切断してピンを形成する切断工程と、カッタ機の作動によってプッシュカッタをガイドカッタ溝と平行方向に移動してガイドカッタ突起がピンの基端を押してピンの先端部をワークに打ち込む打ち込み工程とを順に行うことを特徴とする。
本発明によると、線材の切断工程と打ち込み工程とは、ピンとなる線材がガイドカッタ溝に係合した状態で行われるため、細い線材が曲がることなく確実に切断されるとともに、切断されたピンがワークに曲がることなく確実に打ち込まれる。
ガイドカッタ突起を有するプッシュカッタは、線材を切断する機能と、切断されたピンをワークに打ち込む機能との両方を果たすことにより、ピン打ち装置の構造を簡素化し、ピン打ち装置の信頼性を高められるとともに、ピン打ち装置のコストダウンがはかれる。
プッシュカッタが線材を切断する動作と、切断されたピンをワークに打ち込む動作とを行うことにより、1本のピンがワークに打ち込まれる作業時間を短縮し、生産性を高められる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、コイルを製造するコイル製造ラインのピン打ち工程部分の構成を示す斜視図であり、ここでは、ワークとして各ボビン2に各端子ピンを打ち込む作業が自動的に行われる。コイル製造ラインにはこのピン打ち工程ラインに続いて巻線工程ライン(図示せず)が設けられ、この巻線工程ラインでは各ボビン2の端子ピンにコイル用線材を絡げ、各ボビン2の巻芯部にコイル用線材を巻回する作業が自動的に行われる。
図1に示すコイル製造ラインは、ピン打ち装置10、搬入用直進フィーダ7、ハンドリング機6、治具8、搬送ライン4、搬出用直進フィーダ5を備え、以下の手順でワークとして各ボビン2に端子ピンを順次打ち込む作業が自動的に行われる。図1にはボビン2の搬送方向を矢印で示している。
・搬入用直進フィーダ7の上流側に図示しないパーツフィーダからボビン2が搬入される。
・搬入用直進フィーダ7によってボビン2をX軸前方に搬送する。
・ハンドリング機6によってこの直進フィーダ7上のボビン2をつかんで三次元方向に移送し、ボビン2を治具8に取り付ける。
・搬送ライン4によって各治具8をY軸方向に移動し、治具8に保持されたボビン2をピン打ち装置10に対峙する所定の作業位置に停止させる。
・ピン打ち装置10によって作業位置に停止した治具8に保持されたボビン2に所定本数の端子ピンを打ち込む。
・ハンドリング機6によって治具8からボビン2を取り外し、このボビン2を搬出用直進フィーダ5上に載せる。
・搬出用直進フィーダ5によってボビン2をX軸後方に送り、巻線機(図示せず)へと搬送する。
ピン打ち装置10は、架台として垂直方向に延びる背板11が設置され、この背板11の前面にリール15、線材送り機20、ガイドカッタ30、プッシュカッタ40、カッタ機50、カットバックアップブロック61、カットバックアップ機60、ピンガイドブロック71、ピンガイド機70が設けられる。ピン打ち装置10は、コントローラ(図示せず)によって、線材送り機20、カッタ機50、カットバックアップ機60、ピンガイド機70の作動を制御し、ピン用線材1を所定長さに切断し、切断した線材1をピン(端子ピン)3としてボビン2に打ち込む作業を自動的に行う。
以下、ピン打ち装置10の具体的な構成を説明する。
線材1が巻かれたリール15は、支持軸16を介してY軸まわりに回転可能に支持される。
線材送り機20は、線材1をつかむチャック21と、このチャック21をZ軸方向に移動可能に支持するガイドレール22と、このガイドレール22に沿ってチャック21を往復動(昇降)させるシリンダ23とを備え、線材1を直線状に延ばして送るようになっている。線材送り機20は、チャック21が線材1をつかむ動作と、シリンダ23がチャック21を往復動させる動作を所定の手順で行うことにより、線材1を所定の長さだけZ軸下方向に引き出す。
ガイドカッタ30は、背板11に固定され、線材送り機20によって送られる線材1をZ軸方向に案内するとともに、プッシュカッタ40との間で線材1を切断する。なお、これに限らず、ガイドカッタ30は、背板11に対して移動可能に設けてもよい。
図2に示すように、ガイドカッタ30は、例えば鋼材等によってブロック状に形成され、Z軸、X軸方向について平面状に延びるガイド面31と、このガイド面31に直交しX軸、Y軸方向について平面状に延びるカッタ面32と、同じくガイド面31に直交しX軸、Y軸方向について平面状に延びるベース面33と、ガイド面31に開口しZ軸方向について直線上に延びるガイドカッタ溝34とを有する。
ガイドカッタ溝34の両端は、カッタ面32とベース面33にそれぞれ開口し、線材送り機20によって送られる線材1をボビン2の所定位置へと案内する。
ガイドカッタ溝34のカッタ面32に対する開口端にはエッジ部35が形成され、線材1の切断時にこのエッジ部35によって線材1に剪断力を付与するようになっている。なお、ガイドカッタ30は、所定の硬度が要求されるエッジ部35を含む部位を本体と別体で例えば鋼材等によって形成し、これを本体に固定してもよい。
図3に示すように、プッシュカッタ40は、例えば鋼材等によって断面L字形のブロック状に形成され、Z軸、X軸方向について平面状に延びるガイド面41と、このガイド面41に直交しX軸、Y軸方向について平面状に延びるカッタ面42と、ガイド面41に突出しZ軸方向について直線上に延びるガイドカッタ突起44とを有する。
ガイドカッタ突起44のカッタ面42側にはエッジ部45が形成され、後述する線材1の切断時にこのエッジ部45とガイドカッタ溝34のエッジ部35とによって線材1に剪断力を付与するようになっている。なお、プッシュカッタ40は、所定の硬度が要求されるエッジ部45を含む部位を本体と別体で例えば鋼材等によって形成し、これを本体に固定してもよい。
ガイドカッタ溝34とガイドカッタ突起44とは、矩形の断面形状を有し、ガイドカッタ溝34に対してガイドカッタ突起44が所定の隙間をもって嵌合するように形成される。
プッシュカッタ40の上部にはカッタ機50のロッド46が連結される。カッタ機50は、ガイドカッタ30に対してプッシュカッタ40を相対移動させる。
図1に示すように、カッタ機50は、プッシュカッタ40をZ軸方向に駆動するシリンダ51と、このシリンダ51をY軸方向に移動可能に支持するガイドレール52と、このガイドレール52に沿ってシリンダ51を往復動させるシリンダ53とを備える。このカッタ機50により、プッシュカッタ40は背板11に沿ってZ軸方向とY軸方向について移動する。
カットバックアップブロック61は、断面クランク形に曲折するブロック状に形成され、Z軸、X軸方向について平面状に延びる先端ガイド面62(図4の(b)参照)を有する。この先端ガイド面62がガイドカッタ30のガイド面31に当接することにより、線材1がガイドカッタ溝34に収まった状態が保持される。
カットバックアップ機60は、カットバックアップブロック61をY軸方向に駆動するシリンダによって構成され、このシリンダの伸縮作動によってカットバックアップブロック61がガイドカッタ30に対してY軸方向に相対移動し、線材1をカットバックアップブロック61とガイドカッタ溝34との間で包囲する。
ピンガイドブロック71は、断面L字形に曲折するブロック状に形成され、Z軸、X軸方向について平面状に延びるガイド面72(図6の(b)参照)を有する。このガイド面72がガイドカッタ30のガイド面31に当接することにより、線材1がガイドカッタ溝34に収まった状態で摺動するように案内される。
ピンガイド機70は、ピンガイドブロック71をY軸方向に駆動するシリンダによって構成され、このシリンダの伸縮作動によってピンガイドブロック71がガイドカッタ30に対してY軸方向に相対移動し、線材1をカットバックアップブロック61とガイドカッタ溝34との間で包囲する。
カットバックアップブロック61が断面クランク形に曲折するブロック状に形成され、ピンガイドブロック71が断面L字形に曲折するブロック状に形成されることにより、カットバックアップ機60とピンガイド機70とがZ軸方向に離れて設置され、両者が互いに干渉しないように作動する。
以下、ピン打ち装置10の動作を図4〜7に基づいて説明する。図4〜7の(a)はピン打ち装置10の動作を示す斜視図であり、(b)は断面図であり、各部の動作方向を図中矢印で示している。
<線材送り工程>
線材送り機20を作動させて線材1を送り、線材1をガイドカッタ30のガイドカッタ溝34に収める。
<切断準備工程>
図4の(a)、(b)に示すように、ガイドカッタ30のベース面33をボビン2の鍔部端面2aに当接し、ガイドカッタ溝34に収められた線材1の先端をボビン2のピン穴4に対峙させた状態で、カットバックアップ機60の作動によってカットバックアップブロック61の先端ガイド面62をガイドカッタ30のガイド面31に当接させ、ガイド面31とガイドカッタ溝34との間で線材1を包囲する。これにより、線材1がカットバックアップブロック61の先端ガイド面62に対峙し、ガイドカッタ溝34に収まった状態が保持される。
<切断工程>
図5の(a)、(b)に示すように、カッタ機50の作動によってプッシュカッタ40をY軸右方向に移動し、ガイドカッタ突起44のエッジ部45とガイドカッタ溝34のエッジ部35と交差することによって線材1を切断する。このとき、プッシュカッタ40のカッタ面42とガイドカッタ30のカッタ面32とが互いに摺接し、ガイドカッタ突起44のエッジ部45とガイドカッタ溝34のエッジ部35とによって線材1に剪断力を付与することによって線材1を切断する。
この切断時、線材1がカットバックアップブロック61によって押さえられ、ガイドカッタ溝34に収まった状態が保持されることにより、線材1の切断が円滑に行われ、ガイドカッタ溝34に残されるピン3が曲げ変形することを抑えられ、直線状に延びるピン3が形成される。
<打ち込み準備工程>
図6の(a)、(b)に示すように、カットバックアップ機60の作動によってカットバックアップブロック61をガイドカッタ30から離した後、ピンガイド機70の作動によってピンガイドブロック71のガイド面72をガイドカッタ30のガイド面31に当接させる。これにより、次の打ち込み工程にて線材1がガイドカッタ溝34とピンガイドブロック71のガイド面72とによって包囲された状態で摺動するように案内される。
シリンダ53の収縮作動によってプッシュカッタ40がY軸左方向に移動し、平面図上にてガイドカッタ突起44をガイドカッタ溝34が重合する位置に停止させる。これにより、ガイドカッタ突起44の下面(カッタ面42)が切断されたピン3の基端(上端)に対峙し、次の打ち込み工程の準備が行われる。
<打ち込み工程>
図7の(a)、(b)に示すように、カッタ機50の作動によってプッシュカッタ40をZ軸下方向に移動し、ガイドカッタ突起44をガイドカッタ溝34に沿って移動することによってピン3の上端がガイドカッタ突起44の下面(カッタ面42)によって押され、ピン3がガイドカッタ溝34に収まった状態で移動し、ボビン2に形成されているピン穴4に打ち込まれる。このとき、端子ピン3がガイドカッタ溝34とピンガイドブロック71のガイド面72に摺接して案内されることにより、ピン3が曲げ変形することなく、ピン3の先端部がボビン2のピン穴4に圧入される。
こうして1本のピン3がボビン2に打ち込まれた後、搬送ライン4を作動させて、図8に矢印で示すように、ボビン2をY軸右方向に移動し、前述した各工程を経てボビン2に形成された他のピン穴5にピン3が打ち込まれる。
以上のように本実施の形態は、ワーク(ボビン2)にピン3を打ち込むピン打ち方法、ピン打ち装置10であって、ピン3となる線材1を送る線材送り機20と、線材1に係合するガイドカッタ溝34を有するガイドカッタ30と、このガイドカッタ溝34に係合するガイドカッタ突起44を有するプッシュカッタ40と、このプッシュカッタ40をガイドカッタ30に対して相対移動させるカッタ機50とを用い、またはこれらを備え、線材送り機20の作動によって線材1をガイドカッタ溝34に収める線材送り工程と、カッタ機50の作動によってプッシュカッタ40をガイドカッタ溝34と略直交方向に移動して線材1を切断してピン3を形成する切断工程と、カッタ機50の作動によってプッシュカッタ40をガイドカッタ溝34と平行方向に移動してガイドカッタ突起44がピン3の基端を押してピン3の先端部をワーク(ボビン2)に打ち込む打ち込み工程とを順に行う。
上記構成に基づき、線材1の切断工程と打ち込み工程とは、ピン3となる線材1がガイドカッタ溝34に係合した状態で行われるため、細い線材1(ピン3)が曲がることなく確実に切断されるとともに、切断されたピン3がワーク(ボビン2)に曲がることなく確実に打ち込まれる。
ガイドカッタ突起44を有するプッシュカッタ40は、線材1を切断する機能と、線材1(ピン3)をワーク(ボビン2)に打ち込む機能との両方を果たすことにより、ピン打ち装置10の構造を簡素化し、ピン打ち装置10の信頼性を高められるとともに、ピン打ち装置10のコストダウンがはかれる。
プッシュカッタ40が線材1を切断する動作と、線材1(ピン3)をワーク(ボビン2)に打ち込む動作とを行うことにより、1本のピン3がワーク(ボビン2)に打ち込まれる作業時間を短縮し、生産性を高められる。
本実施の形態は、ガイドカッタ溝34との間で線材1を包囲するカットバックアップブロック61と、このカットバックアップブロック61をガイドカッタ30に対して相対移動させるカットバックアップ機60とを備え、切断工程に際してカットバックアップ機60を作動させてカットバックアップブロック61を線材1に対峙させてガイドカッタ溝34との間で線材1を包囲する切断準備工程を行う構成とした。
上記構成に基づき、切断工程にて、カットバックアップブロック61が線材1をガイドカッタ溝34との間で押さえることにより、細い線材1(ピン3)が曲がることなく円滑に切断される。
本実施の形態は、ガイドカッタ溝34との間で線材1を包囲するピンガイドブロック71と、このピンガイドブロック71をガイドカッタ30に対して相対移動させるピンガイド機70とを備え、打ち込み工程に際してピンガイド機70を作動させてピンガイドブロック71をピン3に対峙させてガイドカッタ溝34との間でピン3を包囲する打ち込み準備工程を行う構成とした。
上記構成に基づき、打ち込み工程にて、ピンガイドブロック71がピン3をガイドカッタ溝34との間で案内することにより、細いピン3が曲がることなく確実に打ち込まれる。
本実施の形態は、打ち込み準備工程にてカットバックアップ機60を作動させてカットバックアップブロック61をガイドカッタ30から離した後、ピンガイド機70を作動させてピンガイドブロック71をガイドカッタ30に近づける構成とした。
上記構成に基づき、打ち込み準備工程にて、ピン3を打ち込むプッシュカッタ40がバックアップブロック61に干渉することが回避される。切断工程と打ち込み工程とにおいて、ガイドカッタ溝34に収まりピン3となる線材1がバックアップブロック61またはピンガイドブロック71によって包囲される位置が切換えられることにより、細い線材1(ピン3)が曲がることなく確実に切断されるとともに、切断されたピン3がワーク(ボビン2)に曲がることなく確実に打ち込まれる。
なお、カットバックアップブロック61とカットバックアップ機60とを廃止し、ピンガイド機70にピンガイドブロック71をZ軸方向に移動する機構を設けてもよい。この場合、切断準備工程と切断工程にてピンガイドブロック71をプッシュカッタ40に近い上位置にてガイドカッタ30に当接させる一方、押し込み準備工程と押し込み工程にてプッシュカッタ40から離れた下位置にてガイドカッタ30に当接させるように移動する。こうして、切断工程と打ち込み工程とにおいて、ガイドカッタ溝34に収まりピン3となる線材1がピンガイドブロック71によって包囲される位置が切換えられることにより、細い線材1(ピン3)が曲がることなく確実に切断されるとともに、切断されたピン3がワーク(ボビン2)に曲がることなく確実に打ち込まれる。
また、ピンガイドブロック71とピンガイド機70とを廃止し、カットバックアップ機60にカットバックアップブロック61をZ軸方向に移動する機構を設けてもよい。この場合、切断準備工程と切断工程にてカットバックアップブロック61をプッシュカッタ40に近い上位置にてガイドカッタ30に当接させる一方、押し込み準備工程と押し込み工程にてプッシュカッタ40から離れた下位置にてガイドカッタ30に当接させるように移動する。こうして、切断工程と打ち込み工程とにおいて、ガイドカッタ溝34に収まりピン3となる線材1がカットバックアップブロック61によって包囲される位置が切換えられることにより、細い線材1(ピン3)が曲がることなく確実に切断されるとともに、切断されたピン3がワーク(ボビン2)に曲がることなく確実に打ち込まれる。
次に図9、10に示す他の実施の形態を説明する。これは基本的には図1〜8に示す実施の形態と同じ構成を有し、打ち込み工程の動作が異なる。
図9に示すように、ピンガイドブロック71をガイドカッタ30に当接させた状態で、カッタ機50の作動によって図中矢印で示すようにプッシュカッタ40をピンガイドブロック71に当接する位置まで移動し、ピン3をピン穴4に打ち込む。この状態でピン3の先端はボビン2に形成されているピン穴4の中程に達している。
図10に示すように、ピンガイド機70を作動させて図中矢印で示すようにピンガイドブロック71をガイドカッタ30から離した後、カッタ機50の作動によって図中矢印で示すようにプッシュカッタ40をボビン2に当接する位置まで移動し、ピン3をピン穴4の奥部に達するまで打ち込む。このとき、ガイドカッタ溝34に収まるピン3の長さが短くなっているため、ピンガイドブロック71がピン3に対峙しなくても、ピン3が曲がることを防止できる。
次に図11、12に示す他の実施の形態を説明する。これは基本的に図1〜10に示す実施の形態と同じ構成を有する。
ピン打ち装置10は、第一、第二ピンガイドブロック71a、71bがZ軸方向に並んで設けられ、第一、第二ピンガイドブロック71a、71bは図示しない第一、第二ピンガイド機によってZ軸方向に移動する。
図11に示すように、第一、第二ピンガイドブロック71a、71bをガイドカッタ30に当接させた状態で、カッタ機50の作動によって図中矢印で示すようにプッシュカッタ40を第一ピンガイドブロック71aに当接する位置まで移動し、ピン3をピン穴4に打ち込む。この状態でピン3の先端はボビン2に形成されているピン穴4の中程に達している。
図12に示すように、第一ピンガイド機を作動させて図中矢印で示すように第一ピンガイドブロック71aをガイドカッタ30から離した後、カッタ機50の作動によって図中矢印で示すようにプッシュカッタ40を第二ピンガイドブロック71bに当接する位置まで移動し、ピン3をピン穴4の奥部に達するまで打ち込む。このとき、ガイドカッタ溝34に収まるピン3は第二ピンガイドブロック71bが対峙しているため、細い線材1(ピン3)が曲がることなく確実に打ち込まれる。
次に他の実施の形態として、図13に示すコイル製造装置100を説明する。このコイル製造装置100はピン打ち装置10と巻線装置80とを備える。ピン打ち装置10は基本的に図1〜10に示す実施の形態と同じ構成を有する。
巻線装置80は、ボビン2が保持される治具8を回転駆動する治具回転機81と、治具回転機81を移動する治具移動機82と、コイルとなる線材9を繰り出すノズル91と、このノズル91を移動するノズル移動機92と、図示しない線材源からノズル91に供給される線材9に所定の張力を付与するテンショナ63とを備える。
治具移動機82は、一対のガイドロッド67を介してZ軸方向に移動可能に支持され、架台65に対して治具回転機81をX、Y、Z軸方向に移動する往復動駆動機構83〜85とを備える。治具移動機82の重量を支えてバランスを取るスプリング66を備え、治具移動機82を上昇させる駆動力を軽減するようになっている。
ノズル移動機92は、架台64に対してノズル91をX、Y、Z軸方向に移動する往復動駆動機構93〜95を備える。
各往復動駆動機構83〜85、93〜95はサーボモータによって回転駆動されるボールネジと、このボールネジに螺合して平行移動する従動子等によって構成される。
コイル製造装置100は、図示しないコントローラによって、前記実施の形態と同様に、ピン打ち装置10の作動を制御し、各ボビン2に端子ピンを打ち込む作業を行い、その後、巻線装置80において治具移動機82とノズル移動機92を作動させ、ボビン2の端子ピンにコイル用線材9を絡げ、治具回転機81によって回転するボビン2の巻芯部にコイル用線材9を巻回し、ボビン2の別の端子ピンにコイル用線材9を絡げ、コイル用線材9を図示しないカッタで切断する。
以上のように、本実施の形態のコイル製造装置100は、ボビン2にピン3を打ち込むピン打ち装置10と、ボビン2にコイル用線材9を巻回する巻線装置80とを備え、コイルを自動的に製造する。
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
本発明のピン打ち方法とピン打ち装置は、コイルを構成するボビンに限らず、他の部品等に利用できる。
本発明の実施の形態を示すピン打ち装置の斜視図。 同じくガイドカッタの斜視図。 同じくプッシュカッタの斜視図。 同じく(a)は切断準備工程におけるピン打ち装置の動作を示す斜視図、(b)は断面図。 同じく(a)は切断工程におけるピン打ち装置の動作を示す斜視図、(b)は断面図。 同じく(a)は押し込み準備工程におけるピン打ち装置の動作を示す斜視図、(b)は断面図。 同じく(a)は押し込み工程におけるピン打ち装置の動作を示す斜視図、(b)は断面図。 同じくピン打ち装置の動作を示す断面図。 同じくピン打ち装置の動作を示す断面図。 同じくピン打ち装置の動作を示す断面図。 他の実施の形態を示すピン打ち装置の動作を示す断面図。 同じくピン打ち装置の動作を示す断面図。 他の実施の形態を示すコイル製造装置の斜視図。
符号の説明
1 線材
2 ボビン(ワーク)
3 ピン
20 線材送り機
30 ガイドカッタ
34 ガイドカッタ溝
40 プッシュカッタ
44 ガイドカッタ突起
50 カッタ機
60 カットバックアップ機
61 カットバックアップブロック
70 ピンガイド機
71 ピンガイドブロック
80 巻線装置
100 コイル製造装置

Claims (6)

  1. ワークにピンを打ち込むピン打ち方法であって、
    ピンとなる線材を送る線材送り機と、
    線材に係合するガイドカッタ溝を有するガイドカッタと、
    このガイドカッタ溝に係合するガイドカッタ突起を有するプッシュカッタと、
    このプッシュカッタを前記ガイドカッタに対して相対移動させるカッタ機とを用い、
    前記線材送り機の作動によって線材を前記ガイドカッタ溝に収める線材送り工程と、
    前記カッタ機の作動によって前記プッシュカッタを前記ガイドカッタ溝と略直交方向に移動して線材を切断してピンを形成する切断工程と、
    前記カッタ機の作動によって前記プッシュカッタを前記ガイドカッタ溝と平行方向に移動して前記ガイドカッタ突起がピンの基端を押してピンの先端部をワークに打ち込む打ち込み工程とを順に行うことを特徴とするピン打ち方法。
  2. ワークにピンを打ち込むピン打ち装置であって、
    ピンとなる線材を送る線材送り機と、
    線材に係合するガイドカッタ溝を有するガイドカッタと、
    このガイドカッタ溝に係合するガイドカッタ突起を有するプッシュカッタと、
    このプッシュカッタを前記ガイドカッタに対して相対移動させるカッタ機とを備え、
    前記線材送り機の作動によって線材を前記ガイドカッタ溝に収める線材送り工程と、
    前記カッタ機の作動によって前記プッシュカッタを前記ガイドカッタ溝と略直交方向に移動して線材を切断してピンを形成する切断工程と、
    前記カッタ機の作動によって前記プッシュカッタを前記ガイドカッタ溝と平行方向に移動して前記ガイドカッタ突起がピンの基端を押してピンの先端部をワークに打ち込む打ち込み工程とを順に行うことを特徴とするピン打ち装置。
  3. 前記ガイドカッタ溝との間で線材を包囲するカットバックアップブロックと、
    このカットバックアップブロックを前記ガイドカッタに対して相対移動させるカットバックアップ機とを備え、
    前記切断工程に際して前記カットバックアップ機を作動させて前記カットバックアップブロックを線材に対峙させて前記ガイドカッタ溝との間で線材を包囲する切断準備工程を行うことを特徴とする請求項2に記載のピン打ち装置。
  4. 前記ガイドカッタ溝との間で線材を包囲するピンガイドブロックと、
    このピンガイドブロックを前記ガイドカッタに対して相対移動させるピンガイド機とを備え、
    前記打ち込み工程に際して前記ピンガイド機を作動させて前記ピンガイドブロックをピンに対峙させて前記ガイドカッタ溝との間でピンを包囲する打ち込み準備工程を行うことを特徴とする請求項2または3に記載のピン打ち装置。
  5. 前記打ち込み準備工程にて前記カットバックアップ機を作動させて前記カットバックアップブロックを前記ガイドカッタから離した後、前記ピンガイド機を作動させて前記ピンガイドブロックを前記ガイドカッタに近づけることを特徴とする請求項4に記載のピン打ち装置。
  6. ボビンにピンを打ち込む請求項1から4のいずれか一つに記載のピン打ち装置と、
    ボビンにコイル用線材を巻回する巻線装置とを備えたことを特徴とするコイル製造装置。
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