JP2002075770A - 端子ピン圧入装置 - Google Patents

端子ピン圧入装置

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JP2002075770A
JP2002075770A JP2000259508A JP2000259508A JP2002075770A JP 2002075770 A JP2002075770 A JP 2002075770A JP 2000259508 A JP2000259508 A JP 2000259508A JP 2000259508 A JP2000259508 A JP 2000259508A JP 2002075770 A JP2002075770 A JP 2002075770A
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terminal
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Yasuo Yoshizawa
靖雄 吉澤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 変成器等の小型化されたコイルボビンに、従
来の端子ピン圧入装置により、コイルボビン両面から同
時に多数の端子ピンを一行程の操作で圧入すると、コイ
ルボビンの成形加工時に発生する微妙な変形と、端子ピ
ンの圧入時のストレスを吸収しきれないために、コイル
ボビンにクラック等が多発し不良品の発生が増加する。 【解決手段】 ボビン10の一側面に端子ピンを圧入す
る第1の端子ピン21,22の圧入行程と、第1の端子
ピンを圧入行程により端子ピンの圧入されていないボビ
ンの他の側面に端子ピンの圧入する第2の端子ピン2
3,24の圧入行程とにより端子ピンの圧入の操作を複
数の行程に分けて行うことにより、成形加工時に微妙な
変形などが発生している小型のコイルボビンに対して
も、端子ピンの圧入時のストレスを十分に吸収して、コ
イルボビンにクラック等の発生を防止するようにしたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インダクタンスコ
イル、変成器等のボビンに端子ピンを圧入する端子ピン
圧入装置に関する。本発明の端子ピン圧入装置は、小型
のボビンにクラック等を発生すること無く端子ピンを正
確に圧入することが出来る。
【0002】
【従来の技術】電子部品のインダクタンスコイル、変成
器等は、合成樹脂製のコイルボビンの所定位置に端子と
なる金属製の端子ピンを圧入し、コイルボビンに巻き付
けられた線材の端部を端子ピンに接続するようにして製
造されている。そして、このコイルボビンを製造する場
合に、端子ピンをコイルボビンに圧入するために端子ピ
ン圧入装置が使用されてる。図6に、従来の端子ピン圧
入装置の一例を示す。図6において、10は、端子ピン
の圧入される前のコイルボビンである。コイルボビン1
0はプラスチック等の合成樹脂を圧力整形して製造され
ている。21、22、23、24は、コイルボビン10
に圧入される端子ピンである。31、32はボビン保持
具である。ボビン保持具31、32はコイルボビン10
を保持して端子ピンの位置決めをするとともに、端子ピ
ン圧入のガイドを行う。
【0003】従来の端子ピン圧入装置は、ロボットハン
ド等の搬送手段により送られてくるコイルボビン10
を、ボビン保持具31、32により保持して位置決め
し、コイルボビン10の両側面から同時に所定の位置に
端子ピン21、22、23、24をコイルボビンに一定
の押圧力で圧入するようにして、一行程の操作でコイル
ボビン10に端子ピン21、22、23、24を装着す
るようにしている。最近の半導体集積回路の集積度の急
速な高密度化にともない、電子部品のインダクタンスコ
イル、変成器等の小型化が急速に進展したために、これ
に使用されるコイルボビンもその構造が小型になりその
端子ピンの数も増加の傾向にある。この小型化されたコ
イルボビンに、図6に示すような従来の端子ピン圧入装
置により、コイルボビン10の両側面から同時に所定の
位置に端子ピン21、22、2、2を一行程の操作でコ
イルボビン10に装着すると、コイルボビンの成形加工
時に発生する微妙な変形と、端子ピンの圧入時のストレ
スを吸収しきれないために、コイルボビンにクラック等
が多発し不良品の発生率が増加するようになってきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述する問題
点に鑑みてなされたもので、従来の端子ピン圧入装置が
持つ問題点を解消し、成形加工時に微妙な変形などが発
生している小型のコイルボビンに対しても、端子ピンの
圧入時のストレスを十分に吸収出来、端子ピンの圧入に
よりコイルボビンにクラック等が発生しない、不良品の
発生率が少ない端子ピン圧入装置を実現することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の端子ピン圧入装
置は、ボビンの一側面に端子ピンを圧入する第1の端子
ピンの圧入行程と、第1の端子ピンを圧入行程により端
子ピンの圧入されていないボビンの他の側面に端子ピン
の圧入する第2の端子ピンの圧入行程とを具備し、ボビ
ンに対する端子ピンの圧入の操作を複数の行程に分けて
行うことにより、成形加工時に微妙な変形などが発生し
ている小型のコイルボビンに対しても、端子ピンの圧入
時のストレスを十分に吸収して、端子ピンの圧入により
コイルボビンにクラック等の発生を防止するようにした
ものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の端子ピン圧
入装置について説明する。図1は、本発明の端子ピン圧
入装置の一実施例の要部構成を示す図である。図1にお
いて、10は、端子ピンの装着される前のコイルボビン
である。コイルボビン10はプラスチック等の合成樹脂
を圧力整形して製造されている。21、22、23、2
4は、コイルボビン10に圧入される端子ピンである。
尚、本実施形態は、4本の端子ピンをボビンに打ち込む
のものの例を示してあるが、端子ピン任意の数に設定出
来る。
【0007】31、32はボビン保持具である。ボビン
保持具31、32はコイルボビン10を保持して端子ピ
ンの位置決めをするとともに、端子ピン圧入のガイドを
行う。ボビン保持具31の後部には、ボビン10に打ち
込む端子ピン21、22の線条材を供給するピン用線条
材供給手段が備えられており、又ボビン保持具32の後
部には、ボビン10に打ち込む端子ピン23、24の線
条材を供給するピン用線条材供給手段が備えられている
が、この部分は従来の端子ピン圧入装置と同様の構成で
あるため本実施例では図に示さない。ピン用線条材供給
手段は、複数のスプールとプーリ及び線条材案内具等か
ら構成されており、各々のスプールに巻回された端子ピ
ン21、22、23、24の線条材を巻き解いてプーリ
を介して線条材案内具に案内し、線条材案内具からグリ
ップ手段を介してボビン保持具31,32に供給するも
のである。
【0008】ピン用線条材供給手段のスプールは、上記
ボビン10に打ち込む端子ピンの本数に対応した個数が
設けられている。各スプールから巻き解かれた端子ピン
21、22、23、24の線条材は、グリップ手段を介
してボビン保持具31,32にボビン10に打ち込む端
子ピンの本数に対応して設けられた線条材案内孔に供給
される。この図に示すボビン保持具31,32は、それ
ぞれ合計2本の端子ピンをボビン10に打ち込むための
ものであり、2個のスプールを備え、グリップ手段に合
計2本のピン用線条材を同時供給するように構成されて
いる。又、ボビン保持具31,32には、それぞれ線条
材カット手段51,52が備えられている。この線条材
カット手段も従来の端子ピン圧入装置と同様の構成であ
り、カッターシリンダ、ストッパシリンダ及びせん断部
等から構成されている。ボビン保持具31,32の線条
材カット手段51,52は、ボビン保持具31,32を
基準位置としてピン用線条材を挿通孔に挿通させ、この
状態においてカッターシリンダを作動させることにより
X軸方向にスライドさせ、該スライドによるせん断力に
よってピン用線条材を切断するものである。
【0009】ボビン保持具31,32には、図示するよ
うに、ボビン10に2本の端子ピンを装着すべく、2個
のピン挿入孔が所定間隔に設けられ、それぞれ端子ピン
21、22,23、24の線条材を挿通させている。ボ
ビン保持具31,32の各ピン挿通孔の位置は、ボビン
保持具31,32が基準位置にある時に、各々対応する
挿通孔がボビン保持具31に保持されたボビン10定の
位置に対応するように設定されている。40はコイルボ
ビンの回転台である。コイルボビンの回転台40はこの
上にコイルボビン10が乗せられると、180度回転し
コイルボビンの側面の位置を入れ替える。ボビン保持具
31,32とコイルボビンの回転台40は、コイルボビ
ン10が搬送されるX軸の方向に添って、ボビン保持具
31、コイルボビンの回転台40、ボビン保持具32の
順に一定の間隔を置いてX軸の片方の側に配置されてい
る。
【0010】次に、このように構成された本実施例の動
作について、図2から図5の工程図を参照して以下に説
明する。図2に示すように、パーツフィーダから送出さ
れた端子ピンの圧入されるコイルボビン10は、ロボッ
トハンド等の従来の端子ピン圧入装置と同様の搬送手段
により送られてボビン保持具31の前のボビン台上にセ
ットされる。コイルボビン10がボビン保持具31の前
のボビン台上にセットされると、ボビン保持具21は、
可動ロッドによりY軸のボビン10の方向に移動し、ボ
ビン台上にセットされたボビンをボビン保持具31に保
持してピン打ちのための位置決がされる。
【0011】このようにしてボビン保持具31にボビン
10が保持されると、端子ピン21,22の線条材は、
一定量だけ移送される。このピン用線条材の移送量は、
ボビン10に打ち込まれるピンの長さに規定されてい
る。このようにして端子ピン21,22の線条材が一定
量だけ移送されると、端子ピン21,22の線条材の先
端部がボビン101に圧入される。端子ピン21,22
の線条材の先端部がボビン10に圧入されると、線条材
カット手段51のカッターシリンダが作動されて端子ピ
ン21,22の線条材は所定の長さでせん断される。こ
の結果、ボビン10に圧入された端子ピンが形成され
る。このようにして端子ピン21,22のボビン10へ
の圧入が完了すると、ボビン保持具31は可動ロッドに
よりY軸のボビン10の方向から元の位置に戻される。
上記の図2に示した工程では、ボビン10の片側の面に
2本の端子ピン21,22が同時に圧入される。すなわ
ち、1回の圧入行程よってボビン10にはその一側面に
だけ端子ピンが打ち込まれる。
【0012】図3に示すように、二本の端子ピン21,
22の圧入作業が終了して、ボビン保持具31がX軸の
方向から戻されると、端子ピン21,22が圧入された
最初のボビン10は、搬送手段によりX軸方向に1ステ
ップ移動されコイルボビンの回転台40にセットされ
る。又、これとと同時に搬送手段により第二のボビン1
0がボビン保持具31の前のボビン保持台にセットれ
る。第二のボビン11がボビン保持具31の前のボビン
保持台にセットれると、ボビン保持具31は上記図2の
行程と同様の動作を行い、第二のボビン10にたいして
端子ピン21,22の圧入を行う。ボビン保持具31
が、第二のボビン11にたいして端子ピン21,22の
圧入を行っている期間に、コイルボビンの回転台40は
この上に置かれた端子ピン21,22が打ち込まれた最
初のボビン10を180度回転させて、端子ピンの圧入
されていない側面がボビン保持具31,32の面に位置
するようにその状態を入変える。
【0013】図4に示すように、ボビン保持具31が第
二のボビン11にたいして端子ピン21,22の圧入を
終えて、がX軸の方向から戻されると、コイルボビンの
回転台40によりその状態が入変えられた最初のボビン
10は、搬送手段によりX軸方向に1ステップ移動さ
れ、ボビン保持具32の前のボビン保持台にセットれ
る。又、端子ピン21,22の圧入された第二のボビン
11は、搬送手段によりX軸方向1ステップ移動されコ
イルボビンの回転台40にセットされる。又、これと同
時に搬送手段により第三のボビン12がボビン保持具3
1の前のボビン保持台にセットれる。第三のボビン12
がボビン保持具31の前のボビン保持台にセットれ、最
初ののボビン10がボビン保持具32の前のボビン保持
台にセットれると、ボビン保持具31,32が上記の図
2,図3と同様の動作を行い、第三のボビン12,最初
のボビン10に対して、それぞれ端子ピン21,22、
端子ピン23,24の圧入を行う。ボビン保持具31,
32がそれぞれ第三のボビン12,最初ののボビン10
にたいして端子ピン21,22、端子ピン23,24の
圧入をを行っている期間に、コイルボビンの回転台40
はこの上に置かれた第二のボビン11を180度回転さ
せて、ボビン11の端子ピンの圧入をされていない側面
がボビン保持具31,32の面に位置するようにその状
態を入変える。
【0014】図5に示すように、このようにしてボビン
保持具31により端子ピン21,22が第三のボビン1
2に、又ボビン保持具32により端子ピン23,24が
最初のボビン10に圧入さて、ボビン保持具31,32
がX軸の方向から戻されると、ボビン保持具32により
端子ピンが23,24圧入されその両面に端子の圧入さ
れた最初のボビン10は、搬送手段によりX軸方向1ス
テップ移動されて回収シュート(図示せず)に回収され
る。又、コイルボビンの回転台40によりその状態が入
変えられた第二のボビン11は、搬送手段によりX軸方
向1ステップ移動されボビン保持具32の前のボビン保
持台にセットれ、又、端子ピン21,22が圧入された
第三のボビン12は、搬送手段によりX軸方向1ステッ
プ移動されコイルボビンの回転台40にセットされる。
又、これとと同時に搬送手段により第四のボビン13が
ボビン保持具31の前のボビン保持台にセットれる。以
後上記の図2〜図5の各行程の動作が繰り返し行われる
ことにより、各ボビンには、ボビン保持具31,32に
より二つの行程に分けたピンの圧入の作業が行われる
が、二つの行程に分けたピンの圧入作業は、同時平行に
進行するので、定常の状態においてはピンの圧入に要す
る時間は、図6に示したような従来の装置と同じ時間で
済む。
【0015】本発明の端子ピン圧入装置は、ボビンの一
側面に端子ピンの圧入する第1の端子ピンの圧入行程
と、第1の端子ピンの圧入行程により端子ピンの圧入さ
れていないボビンの他の側面に端子ピンの圧入する第2
の端子ピンの圧入行程とを具備し、ボビンに対する端子
ピンの圧入の操作を複数の行程に分けて行うことによ
り、成形加工時に微妙な変形などが発生している小型の
コイルボビンに対しても、端子ピンの圧入時のストレス
を十分に吸収して、端子ピンの圧入によりコイルボビン
にクラック等の発生を防止することが可能になった。上
記のように本発明の端子ピン圧入装置では、ボビン保持
具31,32とコイルボビンの回転台40等の操作機器
は、全てコイルボビンが搬送されるX軸の方向に添っ
て、片方の側に配置されているので、X軸の他方の側に
はピン圧入のための機器は配置されないので、ボビンを
搬送する搬送手段のロボットアーム等の設置が容易にな
り、又装置の点検整備も従来の装置に比べて極めて行い
易くなった。
【0016】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の端子ピン圧入装置は、ボビンの一側面に端子ピンの圧
入する第1の端子ピンの圧入行程と、第1の端子ピンの
圧入行程により端子ピンの圧入されていないボビンの他
の側面に端子ピンの圧入する第2の端子ピンの圧入行程
とを具備し、ボビンに対する端子ピンの圧入の操作を複
数の行程に分けて行うようにしたものである。このため
に、本発明の端子ピン圧入装置は成形加工時に微妙な変
形などが発生している小型のコイルボビンに対しても、
端子ピンの圧入時のストレスを十分に吸収出来、端子ピ
ンの圧入によりコイルボビンにクラック等が発生しな
い、不良品の発生率が少ない端子ピン圧入装置を実現す
ることが出来るので、 最近の半導体集積回路の集積度
の急速な高密度化にともない、その構造が小型になりそ
の端子ピンの数も増加の傾向にある電子部品のインダク
タンスコイル、変成器等のコイルボビンの端子ピンの圧
入をクラック等の発生すること無く端子ピンを正確に圧
入することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の端子ピン圧入装置の一実施例の要部
構成を示す図である。
【図2】 本発明の端子ピン圧入装置の動作を説明する
ための工程図である。
【図3】 本発明の端子ピン圧入装置の動作を説明する
ための工程図である。
【図4】 本発明の端子ピン圧入装置の動作を説明する
ための工程図である。
【図5】 本発明の端子ピン圧入装置の動作を説明する
ための工程図である。
【図6】 従来の端子ピン圧入装置の一例を示したもの
である。
【符号の説明】
10,11,12,13・・・コイルボビン,21、2
2、23、24・・・コイルボビン10に圧入される端
子ピン,31、32・・・ボビン保持具,40・・・コ
イルボビンの回転台,51,52・・・線条材カット手
段,

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボビン等の一側面に端子ピンを圧入する第
    1の端子ピンの圧入行程と、第1の端子ピンの圧入行程
    により端子ピンの圧入されていないボビン等の他の側面
    に端子ピンを圧入する第2の端子ピンの圧入行程とを具
    備し、ボビン等に対する端子ピンの圧入の操作を複数の
    行程に分けて行うことにより、成形加工時に微妙な変形
    などが発生している小型のコイルボビンに対しても、端
    子ピンの圧入時のストレスを吸収して、端子ピンの圧入
    によりコイルボビンにクラック等の発生を防止するよう
    にした端子ピン圧入装置。
  2. 【請求項2】ボビンの一側面に端子ピンを圧入する第1
    の端子ピンの圧入行程と、第1の端子ピンの圧入行程に
    よりボビンの一側面に端子ピンの圧入されたコイルボビ
    ンを180度回転させるコイルボビン回転手段と、コイ
    ルボビン回転手段により回転された第1の端子ピンの圧
    入行程により端子ピンの圧入されていないボビンの他の
    側面に端子ピンを圧入する第2の端子ピンの圧入行程と
    を具備し、ボビンに対する端子ピンの圧入の操作を複数
    の行程に分けて行うことにより、成形加工時に微妙な変
    形などが発生している小型のコイルボビンに対しても、
    端子ピンの圧入時のストレスを十分に吸収して、端子ピ
    ンの圧入によりコイルボビンにクラック等の発生を防止
    するようにした端子ピン圧入装置。
  3. 【請求項3】ボビンの一側面に端子ピンを圧入する第1
    の端子ピンの圧入行程と、第1の端子ピンの圧入行程に
    よりボビンの一側面に端子ピンの圧入されたコイルボビ
    ンを180度回転させるコイルボビン回転手段と、コイ
    ルボビン回転手段により回転された第1の端子ピンの圧
    入行程により端子ピンの圧入されていないボビンの他の
    側面に端子ピンを圧入する第2の端子ピンの圧入行程と
    を具備し、第1の端子ピンの圧入行程とコイルボビン回
    転手段と第2の端子ピンの圧入行程との機構部をコイル
    ボビンが移動されるラインの一方の側に配置して、ボビ
    ンに対する端子ピンの圧入の操作を複数の行程に分けて
    行うことにより、成形加工時に微妙な変形などが発生し
    ている小型のコイルボビンに対しても、端子ピンの圧入
    時のストレスを十分に吸収して、端子ピンの圧入により
    コイルボビンにクラック等の発生を防止するようにした
    端子ピン圧入装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009170633A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Nittoku Eng Co Ltd ピン打ち方法、ピン打ち装置、及びコイル製造装置

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