JP2009169276A - 冷却装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置の使われ方に応じて適切に制御され、無駄のないしかも高効率な液冷システムを備えた冷却装置及びこれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】本実施形態の制御装置は、制御すべき熱交換器32A、32B、32Cの冷却能力、即ち、冷却されるべき発熱部材の温度上昇が著しい熱交換器がある場合には、熱交換器による吸熱作用が大きくなり、一方、冷却されるべき発熱部材の温度上昇が少ない場合には、熱交換器による吸熱作用を小さくするように制御するようになっている。即ち、ポンプ31の循環液の熱交換器への供給量や、ラジエター33の冷却ファン34A、34Bの送風量や熱交換器への循環液の供給の有無を制御して、画像形成装置の稼動状況に応じて熱交換器32A、32B、32Cの冷却能力を変化させるようにしている。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置内に存在する複数の発熱部材を冷却する冷却装置、特に循環液体を使用して冷却する冷却装置及びこれを備えた画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ等の画像形成装置においては、感光体表面に静電潜像を形成する露光装置や、当該静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像装置や、トナー像を転写紙等の転写材上に加熱、加圧して定着装置等熱を発生する部材やユニットが多く設置されており、これらの発熱部材から発生する熱に対する対策が種々検討されている。
そのため、種々の冷熱デバイスを用いて、上記発熱部材の冷却を行うことが提案されている。例えば、特許文献1に記載されているように、ヒートパイプを使用して定着後の記録紙を冷却することが提案されている。
しかしながら、ヒートパイプによる冷却では、輸送できる熱量に限界があり、十分に冷却することが出来ず、画像品質が損なわれてしまう問題を招く。特に、近年、小型かつ、高速の画像形成が要求される画像形成装置においては、さらに効率の良い冷却装置が求められ、このような要求を満たすために、水等の液体を循環させて冷却する液冷システムが開発され、提案されている。(例えば、特許文献2参照)
特開2002−62702公報 特開2005−148659公報
この特許文献2には、画像形成装置内に存在する複数の発熱部材を冷却するための循環液体を収納したタンクと、このタンクから分岐した複数の管路と、各管路に接続された前記各発熱部材を冷却する熱交換器と、循環液体を循環させるための駆動源と、液体の温度調整用熱交換を行う第2の熱交換器を備えて、複数の発熱部材を効率良く冷却する冷却装置が開示されている。この冷却装置では、複数の発熱部材を効果的に冷却することが可能であり、小型かつ高速の画像形成装置においては有効な冷却装置である。
しかしながら、この冷却装置では、各管路に接続された前記各発熱部材を冷却する熱交換器等の動作を制御する制御装置を有していないため、画像形成装置の電源のスイッチがオンにされると同時に循環液体を循環させるためのポンプ等の駆動源や、第2の熱交換器で放熱するための空冷ファンが作動する等液冷システムの各構成が常時稼動してしまうことになる。しかし、画像形成装置の使われ方によっては、画像形成動作が1時間に一度も行われなかったり、或いは、その逆に連続で500枚のコピーを行ったりと、画像形成装置の稼働率が高い場合もあり常に一定しているものではない。従って、当然、温度上昇も使用状況に応じて変化する。
このように、上記特許文献2記載のものでは、各管路に接続された前記各発熱部材を冷却する熱交換器等の動作を制御する制御装置を有していないため、上記のように、画像形成装置の使用状況とは無関係に常時液冷システムが稼動されるので、場合によっては過剰な冷却が行われて場合が生じていた。これは効率の良い冷却とは言えず、省エネやファン騒音等の点からも望ましいものではなかった。
本発明は、上記実情を考慮してなされたものであり、画像形成装置の使われ方に応じて適切に制御され、無駄のないしかも高効率な液冷システムを備えた冷却装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、画像形成装置内に存在する複数の発熱部材と熱交換をする複数の熱交換器と、当該熱交換器に液体を循環させて送給するポンプと、循環させる循環液体を収納する収納タンクと、を備え、前記ポンプは、前記収納タンクから循環液体を吸入し、吸入した前記循環液体を前記熱交換器に送給して前記発熱部材を冷却後、前記循環液体を前記収納タンクに還流させ、前記画像形成装置の稼動状況に応じて前記複数の熱交換器の冷却能力を変化させる制御装置を備えたことを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1記載の冷却装置において、前記制御装置は、前記ポンプからの循環液体の前記熱交換器への送給量を、前記ポンプの駆動電力を制御することによって制御することによって制御することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2記載の冷却装置において、前記熱交換器と循環液体収納タンクとの間に前記循環液体を冷却する放熱装置を配設し、前記制御装置は、前記放熱装置に設けた冷却用ファンの風量を当該冷却用ファンの駆動電力を制御することによって制御することによって制御することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項記載の冷却装置において、前記熱交換器と前記ポンプとの間に配設した循環液体の補助タンクと、当該補助タンクの供給口に設けた、当該補助タンクからの追加循環液体の前記熱交換器への供給を許容及び停止する開閉バルブと、を備え、前記制御手段は、当該開閉バルブの開閉動作を制御することを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項記載の冷却装置を備えた冷却装置を特徴とする。
本発明によれば、前記画像形成装置の稼動状況に応じて前記複数の熱交換器の冷却能力を変化させる制御装置を備えたことによって、画像形成装置の使われ方に応じて適切に制御され、無駄のないしかも高効率な液冷システムを備えた冷却装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することができる。
複写機やレーザープリンター等の画像形成装置は、一般的に、その使われ方が日ごとに変化する。その日の電源投入からのコピー(複写)やプリント(印刷)の回数や枚数等の使用頻度や利用状況によって、画像形成装置の温度変化は極めて影響される。その結果、使用状況によって画像形成装置内の各所の温度上昇は異なる。極めて使用頻度が少ないときには、画像形成装置内全体の温度上昇も小さいので、循環液体の液量や循環液体の冷却を行う放熱装置の冷却ファンもフルパワーで作動させなくても十分冷却させることができる。一方では、数百枚の連続コピーとか、数十枚を頻繁にプリントすると云った状況では、画像形成装置の温度上昇は大きくなる。このように画像形成装置の稼動状況によって温度上昇は異なるので、液冷方法もこの稼動状況と温度上昇に見合った種々の制御を行うことが重要である。
画像形成装置の機内の各ユニットは、その機能によって温度上昇のタイミングが異なる。画像形成装置電源のスイッチをオンにすると、定着装置などは所定の温度に加熱保持されるため、その周囲はいち早く熱的に影響を受け温度が上昇するので冷却は当然必要となる。一方、他のユニットは、実際に画像形成が開始される前であれば、温度上昇は少なく殆んど冷却は必要ではない。しかし、コピーボタンが押され、装置がコピーを開始すると光学スキャナーや書き込みユニットなどが稼動し始めるため、機内各所で温度が上昇してくる。このように、温度上昇はコピーの使用頻度や連続コピー枚数、さらには待機時間などの稼動状況で異なってくる。そのため、電源投入と同時に液冷システムの循環液体を循環させるポンプや放熱装置の冷却ファンが一律に、定格で動き出す従来の方法では無駄であり、省エネや低騒音化を図る観点からも好ましいものではない。
そこで、本発明では、上記問題点を改善するために、前記画像形成装置の稼動状況に応じて前記複数の熱交換器の冷却能力を変化させる制御装置を備えたことによって、画像形成装置の稼動状況に応じて、画像形成装置内の複数の発熱部材に対応する熱交換器の冷却能力を変化させて、効率的に冷却装置を作動させて省エネや空冷ファンの騒音等を改善可能としたものである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明による一実施形態の画像形成装置の複写機の概略構成を示す図である。
本実施形態に係る複写機は、原稿を光の反射で読み取る読取り用光学ユニット1とその下部に設けられた画像形成ユニット2と、画像形成ユニット2に転写紙等の転写材Sを供給する給紙ユニット3とを備えている。
読取り用光学ユニット1は、図示しないガラス板上に載置された原稿に光を照射する第1スキャナー4aと第2スキャナー4bと、第1スキャナー4aと第2スキャナー4bから原稿に照射された反射光を結像するためのレンズ11と原稿からの反射光を電気信号に変換するCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ13を備え、第1スキャナー4a及び第2スキャナー4bを走査させて原稿の画像をCCDイメージセンサ13で電気信号に変換させて原稿の画像情報を読取るようになっている。そして、このようにして読取られた原稿の画像情報の電気信号を、後述する画像形成ユニット2の光書込みユニット5に送給して、感光体ドラム20上に静電潜像を形成する。
画像形成ユニットは、読取り用光学ユニット1から送給された原稿の画像情報の電気信号に基づいて、画像情報に対応するレーザー光を感光体ドラム20上に照射する光書込みユニット5と、後述するようにして原稿の画像情報に対応するトナー像を形成する感光体ドラム20と、感光体ドラム20のトナー像を転写する中間転写ユニット19と中間転写ユニット19に転写されたトナー像を転写材Sに転写する転写ユニット24と、転写材S上に転写されたトナー像を定着する定着ユニット27とを備えている。
光書込みユニット5は、図示しないレーザーダイオード(LD)からのイエロー、シアン、マゼンタ及びブラックの色の画像情報に対応して発光されるレーザー光をポリゴンミラー15、2枚のfθレンズ12、BTLレンズ9と書込みミラー7とで感光体ドラム20の回転に同期させて感光体ドラム20の表面に照射して、感光体ドラム20上に静電潜像を形成する。なお、符号8は防護ガラスである。
感光体ドラム20は、図示しない駆動モータによって矢印A方向に回転され、感光体ドラム20の周囲に取り付けられた、帯電チャージャ10によって一様に帯電され、一様に帯電された感光体ドラム20は、上述の光書込みユニット5からの上記各色に対応した画像情報に基づいたレーザー光によって各色に対応する静電潜像が形成される。このように各色に対応する静電潜像が形成された感光体ドラム20は、静電潜像に、リボルバ式現像ユニット6から静電潜像に対応する色のトナーが供給されて静電潜像がトナー像化されて現像される。このように現像されたトナー像は中間転写ユニット19の中間転写ベルト19a上に転写される。そして中間転写ベルト19a上にトナー像を転写した後に感光体ドラム20上に残存するトナーは、ドラムクリーニングユニット16で感光体ドラム20表面から除去される。
リボルバ式現像ユニット6は、イエロー、シアン、マゼンタ及びブラックのそれぞれの色のトナーを収納し、感光体ドラム20の表面にトナーを供給する現像装置6aY、6aC、6aM、6aKが回転軸6b上で矢印B方向に回転可能に支持されている。そして、光書込みユニット5からの画像情報に対応する色の静電潜像が感光体ドラム上に形成されるときに、当該色の現像装置6aが感光体ドラム20に対向した位置に回転されて、現像装置から対応する色のトナー(図1上ではブラック6aKが該当する)が供給されてトナー像が形成される。
中間転写ユニット19は、ローラ14上に張架されて矢印C方向に回転移送される無端状の中間転写ベルト19aと感光体ドラム20の表面に形成されたトナー像を電気的に中間転写ベルト19a上に転写させる中間転写チャージャ23及び中間転写ベルト19a上に転写されたトナー像を転写材S上に転写するための転写材転写チャージャ28を備えている。さらに、中間転写ユニット19は、中間転写ベルト19a上に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布ブラシ17や、トナー像を転写材S上に転写後に残存するトナーを中間転写ベルト19aから除去するベルトクリーニングユニット25が備えられている。
定着ユニット27は、無端状搬送ベルト26によって搬送される中間転写ベルト19aからトナー像が転写された転写材Sのトナー像を転写材S上に加熱、加圧して定着固定するための加熱ローラ27aと加圧ローラ27bを備えている。
このような複写機によって転写材S上に画像を形成する手順について説明する。先ず、回転する感光体ドラム20の表面を帯電チャージャ10で一様に帯電する。このように一様に帯電された感光体ドラム20の表面に、前述のように、書込みユニット5で画像情報に応じた色に対応するレーザー光を照射して静電潜像を形成する。続いて、感光体ドラム20上に形成された静電潜像に対して、前記画像情報に応じた色の現像装置からトナーを供給してトナー像を形成する。このようにして形成されたトナー像は、中間転写チャージャ23によって、中間転写ベルト19aに転写される。同様にして画像情報の他の色の応じた静電潜像が感光体ドラム20上に形成され、この静電潜像に対して、現像ユニット6が回転して他の色の現像装置から他の色のトナーを供給して他の色のトナー像を形成する。その他の色のトナー像は、同様に中間転写ベルト19aに転写されているトナー像上に転写される。
このようにして最後の色に対応する色のトナー像が中間転写ベルト19a上に転写されたときに、中間転写ベルト19aが回転移送され、中間転写ベルト上のカラートナー像は、転写材転写チャージャ28によって送給タイミングを図ってレジストローラ21から送給された転写材S上に転写する。なお、転写材Sは、給紙ユニット3の給紙トレイ3a内に収納されている転写材Sを1枚ずつ中間ローラ22を介してレジストローラ21に送給され、レジストローラで、一時待機し、送給タイミングに合わせて転写材転写チャージャ28に送給される。
このようにして転写材S上に転写されたカラートナー像は、搬送ベルト26によって定着ユニット27に送給され、定着ユニット27で加熱、加圧処理を受けて転写材S上にカラートナー像を定着し、排紙ローラ29によって排紙される。
複写機等の画像形成装置においては、上記のような画像形成時に、各ユニットや構成部材の作動に伴い熱が発生し、この発熱による温度上昇に伴い、画像形成時の条件が変動して画像品質等が損なわれる場合がある。例えば、現像装置内の温度上昇に伴い、現像装置内に収納されているトナー同士が結着して感光体ドラム20への供給が適切に行われなくなったり、定着ユニット27内の温度が上昇して適切な定着処理が行われずオフセットが発生されたりする。従って、複写機等の画像形成装置においては、このような装置内の温度上昇を抑制するために空冷や液冷等による冷却装置が備えられている。
本実施形態における複写機においては、読み取り用光学ユニット1、現像ユニット6、光書込みユニット5、中間転写ユニット19、定着ユニット27等において発熱が生じ、装置の温度上昇が生じるが、これらのユニットは、常に同時に作動しているとは限らず、ユニットの一部のみ稼動していたりする等ユニットの稼動状況や画像形成する枚数や画像形成時間等の複写機の稼動状況によって、温度上昇の程度が時間に応じて変化する。このような複写機の稼動状況に応じて、上記ユニットを冷却する熱交換器の冷却能力を制御装置によって制御することによって、効率的に冷却装置を作動させて省エネや空冷ファンの騒音等を改善可能としている。
本実施形態の複写機においては、これらのユニット及び構成装置を効率良く冷却するために、水等の液体を使用し、熱交換器に液体を循環させる液冷システムを採用している。
図2は、本発明による一実施形態に係る液冷システムの概略構成を示す図である。
本実施形態の液冷システム30においては、循環液リザーブタンク35、補助タンク36A、36B、熱交換器32A、32B、32C及びラジエター(放熱装置)33とを1本の主流路配管37で連結し、ポンプ31で循環液リザーブタンク35内の循環液を吸入口31aから吸入し、排出口31bから排出して、矢印D方向に液体を循環させるようになっている。
ポンプ31は、毎分0.5〜2リットル程度の循環液の排出能力を備えており、DC入力電圧を制御することによって排出流量を変化させることが可能である。このポンプ31からの循環冷却液は主流路配管37を通って画像形成装置機内の熱交換器32A、32B、32Cに送給可能となっている。
補助タンク36A、36Bの排出口36bA、36bBには、図3に示すように、補助タンク36A、36B内に収容されている補充用循環液を主流路配管37に供給するための補助タンク用バルブ36cA、36cBが取り付けられており、後述するように、これらのバルブ36cA、36cBがコントローラ38によって開閉動作が制御されて熱交換器32A、32B、32Cへの供給循環液の温度を低下させて熱交換器32A、32B、32Cの冷却能力を変化可能としている。なお、36aA及び36aBは、循環液が補助タンク36A、36Bへ供給される供給口である。
同様に、熱交換器32A、32B、32Cは、例えば、複写機の現像ユニット6、定着ユニット27、光書込みユニット5等のそれぞれのユニットの発熱部材の近傍に配設され、これらの発熱部材を循環液体で吸熱して冷却するが、これらの熱交換器開閉バルブ32cA、32cB、32cCの作動を停止させるための熱交換器開閉バルブ32cA、32cB、32cCが、図4に示すように、それぞれの流入口32aA、32aB、32aCに取り付けられている。そしてこれら熱交換器開閉バルブ32cA、32cB、32cCは、後述するように、コントローラ38によって開閉動作が制御されるようになっている。
また、熱交換器32A、32B、32Cのそれぞれの流入口32aA、32aB、32aCと排出口32bA、32bB、32bCとの間の主流路配管37には、図4に示すように、流路開閉バルブ37A、37B、37Cが取り付けられ、後述するように、コントローラ38によって熱交換器32A、32B、32Cの冷却動作を制御することが可能となっている。
ラジエター33は、図5に示すように、コルゲートフィン型ラジエターが使用されており、左上の流入口33aから循環液が流れ込み、偏平な管路33cを水平に流れ、右下の排出口33bから流出する。偏平な管路33cは10列あり、その間を波板のような形状をしたフィン33dが付帯し、2台の冷却ファン34A、34Bの気流がそのフィン33dの隙間を矢印Eのごとく、奥から手前に流れ循環液を冷却する。本例では80mm角の軸流ファン34A、34Bを2個設けた。そして、この冷却ファンの風量を、後述するコントローラ38によって制御するようになっている。
複写機やレーザープリンター等の画像形成装置は、一般的にその使われ方が日毎に変化する。その日の電源投入からのコピー(複写)やプリント(印刷)の回数や枚数等の使用頻度や利用状況によって、装置の温度変化は極めて影響される。その結果、使用状況によって機内各所の温度上昇は異なる。極めて使用頻度が少ないときは機内全体の温度上昇も小さいので、循環液量やラジエターの冷却ファンもフルパワーで作動させなくても十分冷却させることができる。一方では、数百枚の連続コピーとか、数十枚を頻繁にプリントすると云った状況では温度上昇は大きくなる。このように稼動状況によって温度上昇は異なるので、液冷方法もこの稼動状況と温度上昇にみあった種々の制御を行うことが重要である。
また、画像形成装置の機内の各ユニットはその機能によって温度上昇のタイミングが異なる。装置電源のスイッチをオンにすると、定着ユニット27などは所定の温度に加熱保持されるため、その周囲はいち早く熱的に影響を受け温度が上昇するので冷却は当然必要となる。一方、他のユニットは、実際にコピーが行われる前であれば、温度上昇は少なく殆んど冷却は必要ではない。しかし、コピーボタンが押され、装置がコピー動作を開始すると読み取り用光学ユニット1や光書き込みユニット5などが稼動し始めるために、画像形成装置の機内各所で温度が上昇してくる。このような機内の温度上昇はコピーの使用頻度や連続コピー枚数、さらには待機時間などの稼動状況で異なってくる。そのため、電源投入と同時に液冷システムのポンプ31やラジエター33の冷却ファン34A、34Bが一律に、定格で動き出す従来の方法では無駄であり、省エネや低騒音化を図る観点からも好ましいものではない。そこで、本発明では、画像形成装置の稼動状況に応じて液冷システムの冷却法を制御するものである。つまり、数多くのコピーがとられ、常時連続して稼動して時は、液冷システムは冷却効率が最大となるように制御し、また殆んど稼動していない時には、冷却効率を下げるような制御を行わせる液冷コントローラを備えた冷却装置としたものである。
なお、本発明でいう画像形成装置の発熱部材としては、定着ユニット27の定着ローラ27aのように、それ自体が発熱する部材だけでなく、定着ローラ27aの発熱によって昇温する定着ユニット27や感光体ドラム20のようにそれ自体発熱しないが感光体ドラム20を回転する図示しない駆動モータ等によって昇温する部材やユニットをも包含するものである。さらに、本発明においては、画像形成装置内の全ての発熱部材に熱交換器を備える必要はなく、画像形成に大きな影響を与える少なくとも現像装置及び定着ユニットの2個所の発熱部材に対してそれぞれ熱交換器をそなえるようにすれば十分である。
図6は、本発明による一実施形態の冷却装置のコントローラ(制御装置)の概略構成を示す図である。本実施形態の制御装置は、制御すべき熱交換器32A、32B、32Cの冷却能力、即ち、冷却されるべき発熱部材の温度上昇が著しい熱交換器がある場合には、熱交換器による吸熱作用が大きくなり、一方、冷却されるべき発熱部材の温度上昇が少ない場合には、熱交換器による吸熱作用を小さくするように制御するようになっている。即ち、ポンプ31の循環液の熱交換器への供給量や、ラジエター33の冷却ファン34A、34Bの送風量や熱交換器への循環液の供給の有無を制御して、画像形成装置の稼動状況に応じて熱交換器32A、32B、32Cの冷却能力を変化させるようにしている。
具体的には、コントローラ38は、主流路配管37に取り付けられた流路開閉バルブ37A、37B、37Cの開閉動作を行うソレノイド等の流路開閉バルブ作動手段39A、39B、39Cへの電流または電圧等の電力を制御するインターフェース381A、381B、381C、補充液開閉用バルブ36cA、36cBの開閉動作を行うソレノイド等の補助タンク用バルブ作動手段40A、40Bへの電力を制御するインターフェース382を備えている。さらに、コントローラ38は、ポンプ31への循環液の排出量を変化させるポンプ用駆動モータ41の供給電力を制御するインターフェース385a、385b、385c及びラジエター33の冷却ファン34A、34Bを駆動する冷却ファン用駆動モータ42A、42Bの供給電力を制御するインターフェース384A、384Bを備えている。また、コントローラ38は、後述するように、複写機本体を制御する制御手段43から送給される複写機の稼動状況、例えば、コピー枚数や画像形成ユニット2の作動時間、複写機内の温度等の情報信号を入力するインターファース383a、383bを有している。
次にこのようなコントローラ38を用いて、熱交換器32A、32B、32Cの冷却能力を制御する方法について説明する。
コントローラ38は、前記インターフェースを介して本体複写機の稼動状況と連動しているので、複写機の制御装置43からの複写機の稼動状況を示す信号がインターフェース383a、383bに入力されて、この信号に基づいて、ポンプ31や冷却ファン34A、34Bの駆動モータ41、42や、補助タンク36A、36B及び流路配管37の開閉バルブ36cA、36cB及び39A、39B、39Cを作動させて熱交換器32A、32B、32Cの冷却能力を制御するようになっている。例えば、複写機が現時点より5分前に75枚コピーを出力し、今200枚コピーした場合には、5分前のコピーによって循環液の液温や発熱部材(被冷却部材)の温度が何度昇温するか、また、さらに200枚コピーした場合に、循環液の液温や発熱部材(被冷却部材)の温度がどの位温度がさらに上昇するかのデータは、予め実験的にデータが得られており、これらのデータがコントローラ38内の図示しないメモリ手段に記憶されている。これらのデータに基づいて、コントローラ38は、発熱部材の温度上昇も少ないと判断し、ラジエター空冷用のファン34A、34Bを定格電圧の半分で作動させ、風量を半分に下げて稼動するように制御した。
また、他の例では、現時点の直前に1500枚のコピーをとり、次に連続して300枚をコピー出力した場合には、直前の1500枚で温度上昇は急激になることが、予めコントローラ38内のメモリ手段に記憶されているためポンプ31の循環液の排出流量、ラジエター33の冷却ファン34A、34Bの風量とも最大で作動させ、続いて連続して300枚のコピー出力であっても以前の温度上昇が大きいのでこの条件のまま液冷システムを稼動させた。
また、他の例では、コントローラ38によってポンプ31の作動電圧を制御した。ポンプ31は、DCの入力電圧を可変にすることによって流量を毎分0.5〜2リットルの間で変化させることができるが、本体複写機の稼働率が高く、例えば、連続的に100〜200枚を間断なくコピーする場合などは、画像形成ユニット2の発熱部材の温度は徐々に上がり、しかも上がり続けることになり、当該発熱部材の熱交換器32A、32B、32Cへ流す循環液の流量を多くして冷却の効率もあげなければならず、予めコントローラ38のメモリ手段に保存された条件に基づいてポンプ31の作動電圧を定格にして循環液の流量を最大に上げ冷却効率をあげる。その逆に、複写機の稼動時間が少なく、例えば数十分に一回程度のしかも数枚のコピーであったりした場合など、あまり複写機自体の温度が上昇しないときなどは、コントローラ38はその状況を判断して、コントローラ38内のメモリ手段のデータからポンプ31の作動電圧を8V程度に下げて流量を0.5l/min程度にして、発熱部材の温度が適正になるように循環液の流量を変化させた。
また、他の例として、コントローラ38からラジエター33を空冷する冷却ファン34A、34Bの駆動電圧を制御して風速(風量)を可変にした。風速が速くなると、風量が増えることになる。ラジエター33は、80mm角の軸流ファンを2個(34A、34B)設けた。ここでは、コントローラ38は、複写機本体の稼動状況を判断しながら、冷却ファンの駆動電圧を制御し風速を変えた。例えば、電源投入からしばらくコピーを取らない場合には、複写機本体は省エネのため休止モードになるが、この場合には、冷却ファン34A、34Bは駆動電圧を定格より下げ回転数を半分程度に下げてラジエター33の排出側での風速を0.8m/secと低下させた。また、その逆に、連続で1000枚のコピーをとった場合には、循環液の液温を低下させるためにファンは定格で作動させ、風速を3.8m/secと大きくして冷却効率を上げた。
また、他の例として、複写機の電源投入直後や待機モード、休止モード時など、画像形成ユニット2が作動していなく、温度が上昇していない発熱部材もあり、その際には、主流路配管37の流路開閉バルブ37A、37B、37Cの一部を閉じ冷却が必要な熱交換器32A、32B、32Cに循環液を流すようにした。図4で示す流路切替の模式図で示すように、流路開閉バルブ37A、37B、37Cは、通常、全部閉じられているために、循環液は、熱交換器32A、32B、32C内を順次流れていって、発熱部材を冷却する。しかし、例えば、複写機本体が休止モード時に、熱交換器32Bの付いた発熱部材の温度上昇をもたらしていないときには、コントローラ38から熱交換器開閉バルブ32cを閉め、流路バルブ37Bを開にして循環液の流路を熱交換器32Aから直接熱交換32Cに変更させることが可能となり、無駄な冷却を防止することができる。
さらに、熱交換器32Cの冷却も不要であるとすれば、2−1C熱交換器開閉バルブ32cCを閉め、流路開閉バルブ37Cを開にして、結局熱交換器32Aの発熱部材のみが冷却されることになる。このように循環液の流路を替えて、必用に応じて冷却効率を高めたり、弱めることが可能である。
さらに、他の例としては、補助タンク内の補充循環液を使用して、熱交換器32A、32B、32C内に供給される循環液の液温を変化させる場合について説明する。複写機本体のコピーや出力の使用頻度が高い場合など、循環液の温度は比較的急激に上昇する。この場合などはポンプ31の流量やラジエター33の冷却ファン34A、34Bがフルに作動して液温を下げるように制御されるが、コントローラ38からの指示で補助タンク36A、36Bの開閉バルブ36cA、35cBを開放にして、補助タンク36A、36Bの補充循環液を利用して一緒に循環させることにより熱交換器32A、32B、32Cに供給される循環液の液体温度を効果的に下げることができた。なお、図2及び図3においては、補助タンクは36Aと36Bの2個を設けたが、2個に限らず1個、あるいはもっと数多く設けても良い。
以上のように、本実施形態の冷却装置では、画像形成装置の稼動状況に応じて前記複数の熱交換器の冷却能力を変化させる制御装置を備えたので、画像形成装置本体の運転・稼動状況に合せて刻々変化する画像形成装置内の発熱部材の温度上昇を予測し、それに応じた逐次最適な液冷システムの制御ができるようになり、温度の最適化と省エネや低騒音化も図ることが可能となった。
本発明による一実施形態の画像形成装置の概略構成を示す断面図である。 本発明による一実施形態の冷却装置の概略構成を示す模式図である。 本発明による一実施形態の冷却装置の補助タンクの流路の概略構成を示す模式図である。 本発明による一実施形態の冷却装置の熱交換器への流路の概略構成を示す模式図である。 本発明による一実施形態の冷却装置で使用されるラジエターの概略構成を示す斜視図である。 本発明による一実施形態の冷却装置で使用されるコントローラの概略構成を示す模式図である。
符号の説明
1 読み取り光学ユニット、2 画像形成ユニット、3 給紙ユニット、5 光書込みユニット、6 現像ユニット、6aY、6aC、6aM、6aK 現像装置、10 帯電チャージャ、16 ドラムクリーニングユニット、19 中間転写ユニット、20 感光体ドラム、21 レジストローラ、23 中間転写チャージャ、24 転写材転写ユニット、26 搬送ベルト、27 定着ユニット、27a 定着ローラ、28 転写材転写チャージャ、30 液冷システム、31 ポンプ、32A、32B、32C 熱交換器、32cA、32cB、32cC 熱交換器開閉バルブ、33 ラジエター、34A、34B 冷却ファン、35 循環液リザーブタンク、36A、36B 補助タンク、36cA、36cB 補充液開閉用バルブ、37 主流路配管、37A、37B、37C 流路開閉バルブ、38 コントローラ、39A、39B、39C 流路開閉バルブ作動手段、40A、40B 補助タンク開閉バルブ作動手段、41 ポンプ用駆動モータ、42A、42B 冷却ファン用駆動モータ、43 複写機用制御装置

Claims (5)

  1. 画像形成装置内に存在する複数の発熱部材と熱交換をする複数の熱交換器と、当該熱交換器に液体を循環させて送給するポンプと、循環させる循環液体を収納する収納タンクと、を備え、
    前記ポンプは、前記収納タンクから循環液体を吸入し、吸入した前記循環液体を前記熱交換器に送給して前記発熱部材を冷却後、前記循環液体を前記収納タンクに還流させ、
    前記画像形成装置の稼動状況に応じて前記複数の熱交換器の冷却能力を変化させる制御装置を備えたことを特徴とする冷却装置。
  2. 請求項1記載の冷却装置において、
    前記制御装置は、前記ポンプからの循環液体の前記熱交換器への送給量を、前記ポンプの駆動電力を制御することによって制御することを特徴とする冷却装置。
  3. 請求項1又は2記載の冷却装置において、
    前記熱交換器と循環液体収納タンクとの間に前記循環液体を冷却する放熱装置を配設し、
    前記制御装置は、前記放熱装置に設けた冷却用ファンの風量を当該冷却用ファンの駆動電力を制御することによって制御することを特徴とする冷却装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項記載の冷却装置において、
    前記熱交換器と前記ポンプとの間に配設した循環液体の補助タンクと、
    当該補助タンクの供給口に設けた、当該補助タンクからの追加循環液体の前記熱交換器への供給を許容及び停止する開閉バルブと、を備え、
    前記制御手段は、当該開閉バルブの開閉動作を制御することを特徴とする冷却装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項記載の冷却装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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