JP2009169036A - 透光性シート、反射型スクリーン及び透明性シートの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】背面側に反射層13が配置された反射型スクリーン10であって、水平方向に延在する遮光パターン層15を備え、遮光パターン層15は、断面が三角形状の複数の遮光層12と、透光層11とを含み、遮光層12の三角形状は、少なくとも下面、上面、及び、底面で構成され、下面は、スクリーン面に対し略垂直に配置され、底面は、スクリーン面に対し非平行に配置され、底面の外側に、背面側の表面が平坦な透光層11が配置され、透光層11の背面側に反射層13が配置され、底面と上面との少なくともいずれかの一部分は、反射層13と接し、底面の少なくとも下面との交点近傍と反射層13との間に透光層11が存在する。
【選択図】図1
Description
この点を改善するためのスクリーンの一例が、特許文献1に開示されている。特許文献1に開示のスクリーンは、ブラインドスクリーン状(ルーバ状)の遮光層をスクリーン内部に設けたものである。
以下、図を用いて本発明の透光性シートおよび反射型スクリーンを説明する。図1は本発明のスクリーンの一例の断面を示した概略図である。図1では、反射型スクリーン10の水平方向に垂直な断面を示している。同図に示すように、反射型スクリーン10は、水平方向に伸び、透光層11の間に、断面が三角形状(略三角形)である遮光層12のパターンが上下方向に複数配列され、背面側に反射層13が設けられている。ここでは、反射層13と対向し、映像光が入射する面を入射面14という。反射層13あるいは入射面14に平行な面をシート面あるいはスクリーン面という。また、透光層11と遮光層12とを遮光パターン層15という。
第1の紫外線硬化性樹脂の屈折率を遮光材料の屈折率より高くしてもよい。第1の紫外線硬化性樹脂の屈折率と第2の紫外線硬化性樹脂の屈折率を異ならせてもよい。
以上のように、本発明の反射型スクリーン10は斜め上方からの外光を有効に遮光する事ができる。
遮光層12の三角形底面へ到達した光線である。映像光3は観察側へは反射されないが、その割合は比較的小さいため、映像光の減衰は小さい。
実施形態1では、三角形状の遮光層12の一例として、上面、下面及び底面からなる三角形を用いて説明したが、これに限られるわけではない。本発明における三角形状とは、三角形を基本形とするが、その辺が若干曲線あるいは折れ線状などであってもよい。またこれらを組み合わせることで視野角を調整できる。また三角形の先端を切り欠いたような平坦部や丸まった面取り部分があっても良い。このように、遮光層12の三角形状は、少なくとも上面、下面及び底面から構成されればよく、各面は上述した形状のものを含み、必ずしも3つの頂点を有する三角形でなくてもよい。
さらに、反射型スクリーン10において、遮光層12の一部分、具体的には遮光層12の上面と底面との少なくとも一方が反射層13と接し、反射層13に接する透光層11が遮光層12によって分断されることが必要である。
最も観察側の面は防眩機能、反射防止機能を付与する事が好ましい。映像光が入射面14で反射し、まぶしくなる事を防止できる。
反射層の更に背面側に裏打ち層を設けても良い。難燃性および巻き取り収納した際のこすれによる表面傷付きが少ない点で例えば軟質塩化ビニル製シートが好ましい。
なお、上記各実施形態では、透明性シートまたは反射型スクリーンの構成の説明を容易にするため、水平方向に複数の三角形状の遮光層を有する遮光パターン層が延在する透明性シートの配置を用いて説明した。しかしながら、透明性シート(あるいは反射型スクリーン)において、遮光層とシート面との関係が上記各実施形態と同様であれば透明性シートが配置される方向が異なる場合もあり得る。
11 透光層
12、12a、12b 遮光層
13 反射層
14 入射面
15 遮光パターン層
20 透光性シート
21 透明基材シート
22 透明凹凸パターン層
23 透明樹脂層
Claims (6)
- 水平方向に延在する遮光パターン層を有する透光性シートであって、
前記遮光パターン層は、断面が三角形状の複数の遮光層を含み、
前記三角形状は、少なくとも下面、上面、及び、底面で構成され、
前記下面は、シート面に対し略垂直に配置され、
前記底面は、前記シート面に対し非平行に配置され、
前記底面の外側にはさらに透光層を備え、
前記透光層の表面は平坦である透光性シート。 - 背面側に反射層が配置された反射型スクリーンであって、
水平方向に延在する遮光パターン層を備え、
前記遮光パターン層は、断面が三角形状の複数の遮光層と、透光層とを含み、
前記三角形状は、少なくとも下面、上面、及び、底面で構成され、
前記下面は、スクリーン面に対し略垂直に配置され、
前記底面は、前記スクリーン面に対し非平行に配置され、
前記底面の外側に、背面側の表面が平坦な透光層が配置され、
前記透光層の背面側に前記反射層が配置され、
前記底面と前記上面との少なくともいずれかの一部分は、前記反射層と接し、
前記底面の少なくとも前記下面との交点近傍と反射層との間に透光層が存在する反射型スクリーン。 - 前記下面と前記スクリーン面とがなす角度は、85°以上95°以下であることを特徴とする請求項2記載の反射型スクリーン。
- 前記上面と前記スクリーン面とがなす角度は、30°以上85°以下であることを特徴とする請求項2または3記載の反射型スクリーン。
- 前記底面と前記スクリーン面とがなす角度は、5°以上であることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の反射型スクリーン。
- 水平方向に延在する遮光パターン層を有する透光性シートの製造方法であって、
シート面に略垂直な下面と、前記下面と非平行であり、一端が前記下面と隣接する上面からなる凹部を複数有する透明凹凸パターン層を形成する工程と、
前記凹部へ遮光材料を充填し、前記下面、前記上面、及びシート面に非平行となる底面とを含む三角形状となるように加工する工程と、
前記底面の外側に透明樹脂層を形成する工程と、を備える透明性シートの製造方法。
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