JP2009168977A - プロジェクタ - Google Patents

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晋 高津
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Abstract

【課題】プロジェクタ本体の姿勢に拘わらず、入力端子とリモコンの入力指定キーとの対応付けを視覚的に明確にすることが可能なプロジェクタを提供する。
【解決手段】設置モードが基本モードに設定されると、対応テーブルPT1が有効となり、制御部20は、リモコン40のPC1指定キーが操作された場合に、入力選択部26にPC1端子25aを選択させ、リモコン40のPC2指定キーが操作された場合に、入力選択部26にPC2端子25bを選択させる。一方、天吊モードに設定されると、対応テーブルPT2が有効となり、制御部20は、PC1指定キーが操作された場合にPC2端子25bを選択させ、PC2指定キーが操作された場合にPC1端子25aを選択させる。つまり、天吊モードでは、基本モードに対して、PC1指定キー及びPC2指定キーと、PC1端子25a及びPC2端子25bとの対応付けの設定が変更される。
【選択図】図5

Description

本発明は、天地を反転させた姿勢でも画像の投写が可能なプロジェクタに関する。
外部の画像出力装置(映像ソース)から入力される画像信号(映像信号)に基づく画像を投写するプロジェクタにおいて、画像信号が入力される入力端子を複数備えたプロジェクタが知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなプロジェクタに遠隔操作で指示を行うためのリモコンには、映像ソース、即ち入力端子を切り替えるためのキー(ボタン)が備えられており、ユーザは、このキーを操作(押下)することによって所望の入力端子に切り替えることができる。
リモコンで入力端子を切り替える態様としては、リモコンに1つの入力切替キーを備えて、この入力切替キーが操作される度に入力端子を順次切り替える態様の他に、複数の入力端子にそれぞれに対応する複数の入力指定キーをリモコンに備えて、操作された入力指定キーに対応する入力端子に切り替える態様が知られている。後者の場合には、1回の操作で所望の入力端子に切り替えることができるため利便性が高い。
このように、プロジェクタが複数の入力端子を備える場合、特に同種の入力端子を複数備える場合には、入力端子と入力指定キーとの対応付けを視覚的に明確にするために、入力端子のレイアウトと入力指定キーのレイアウトを共通にすることが望ましい。例えば、特許文献1の第16図に記載のプロジェクタの例では、パーソナルコンピュータPC1,PC2に接続するための2つの入力端子(ICOMPUTER1,ICOMPUTER2)が左右に並んで配置されており、左側がPC1用、右側がPC2用の入力端子になっている。この場合、リモコンの入力指定キーについても、PC1用の入力指定キーの右側にPC2用の入力指定キーを配置することにより、入力端子と入力指定キーとの対応付けが視覚的に明確となり、ユーザは、操作すべき入力指定キーを容易に認識できるようになる。
特開2006−285167号公報(第16図)
しかしながら、多くのプロジェクタは、机上等に所定の基本姿勢で載置して利用可能であるとともに、天地を反転させた姿勢(以降、反転姿勢という。)で天井等に固定して利用可能になっている。このようなプロジェクタでは、入力指定キーのレイアウトと、基本姿勢における入力端子のレイアウトとを一致させたとしても、反転姿勢で利用する場合には、入力端子のレイアウトも反転してしまうため、入力端子と入力指定キーとの対応付けが不明確となり、ユーザを困惑させてしまうという問題を有している。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係るプロジェクタは、画像を投写するプロジェクタ本体と、前記プロジェクタ本体を遠隔操作するためのリモコンとを有し、前記プロジェクタ本体を所定の基本姿勢で設置した状態、及び天地を反転させた反転姿勢で設置した状態の双方で画像を投写可能なプロジェクタであって、前記プロジェクタ本体に備えられ、複数の入力端子が所定のレイアウトで配置された画像信号入力部と、前記複数の入力端子のいずれか1つを指定させるべく、前記複数の入力端子にそれぞれ対応付けられて、前記入力端子と同一のレイアウトで前記リモコンに配置された複数の入力指定キーと、前記リモコンに備えられ、操作された入力指定キーに対応する操作信号を送信する送信部と、前記プロジェクタ本体に備えられ、前記送信部から送信される前記操作信号を受信する受信部と、前記プロジェクタ本体に備えられ、前記複数の入力端子の中から、前記受信部で受信された操作信号に対応する入力端子を選択する入力選択部と、前記プロジェクタ本体に備えられ、前記入力選択部で選択された入力端子に入力される画像信号に応じた画像を投写する画像投写部と、前記プロジェクタ本体及び前記リモコンの少なくとも一方に備えられ、前記入力指定キーと前記入力端子との対応付けの設定を変更する入力切替設定部と、を備えたことを特徴とする。
このプロジェクタによれば、入力指定キーと入力端子との対応付けの設定を変更する入力切替設定部を備えているため、基本姿勢及び反転姿勢のいずれの姿勢であっても、入力端子と入力指定キーのレイアウトを同一にすることが可能となる。つまり、プロジェクタ本体の姿勢に拘わらず入力指定キーと入力端子との対応付けを視覚的に明確にすることが可能となるため、操作すべき入力指定キーを容易に認識することが可能となる。
[適用例2]上記適用例に係るプロジェクタにおいて、前記入力切替設定部は、前記プロジェクタ本体に備えられ、前記受信部で受信された前記操作信号と、前記入力端子との対応付けの設定を変更することが望ましい。
このプロジェクタによれば、入力切替設定部がプロジェクタ本体に備わるため、プロジェクタ本体の姿勢の変更や、これに伴ってなされる設定変更(画像を上下反転させるための設定変更)と連動して対応付けの設定を変更することが可能となり、ユーザの利便性が向上する。
[適用例3]上記適用例に係るプロジェクタにおいて、前記プロジェクタ本体の姿勢を検知する姿勢検知部をさらに備え、前記入力切替設定部は、前記姿勢検知部の検知結果に基づいて、前記操作信号と前記入力端子との対応付けの設定を変更することが望ましい。
このプロジェクタによれば、プロジェクタ本体の姿勢を検知する姿勢検知部を備え、入力切替設定部がこの検知結果に基づいて操作信号と入力端子との対応付けの設定を変更するため、ユーザが自ら対応付けの設定を変更する必要がなくなる。
[適用例4]上記適用例に係るプロジェクタにおいて、前記入力切替設定部は、前記リモコンに備えられ、前記入力指定キーと、前記送信部から送信する前記操作信号との対応付けの設定を変更するようにしてもよい。
このプロジェクタによれば、入力切替設定部がリモコンに備わるため、従来の構成のプロジェクタ本体をそのまま利用することも可能となる。
[適用例5]上記適用例に係るプロジェクタにおいて、前記複数の入力端子は、互いに同一の形状であってもよい。
同一形状の入力端子を複数備える場合には、入力指定キーとの対応付けが不明確になりやすいが、このプロジェクタによれば、上述した入力切替設定部によって対応付けを明確にすることができるため、上記適用例の効果が一層有効となる。
[適用例6]上記適用例に係るプロジェクタにおいて、前記画像信号入力部及び前記リモコンには、前記入力指定キーと前記入力端子との対応付けを明示するための表記がなされており、前記プロジェクタ本体及び前記リモコンの少なくとも一方は、前記入力切替設定部によって前記入力指定キーと前記入力端子との対応付けの設定が変更された場合に前記表記を変更するための表記変更手段を備えることが望ましい。
このプロジェクタによれば、入力切替設定部によって入力指定キーと入力端子との対応付けの設定が変更された場合に、この対応付けを示す表記を変更することができるため、入力指定キーと入力端子との対応付けをより一層明確にすることが可能となる。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態に係るプロジェクタについて、図面を参照して説明する。本実施形態のプロジェクタは、光源から射出された光を、外部から入力される画像信号に応じて変調して画像光を形成し、この画像光をスクリーン等に拡大投写して画像信号に応じた画像を表示するものである。
図1(a)、(b)は、本実施形態のプロジェクタを示す斜視図であり、(a)は、装置本体の前面及び上面を示す図、(b)は、その背面及び底面を示す図である。また、図2及び図3は、プロジェクタが画像を投写する様子を示す側面図であり、図2は、装置本体が机上等に載置された状態を示す図、図3は、装置本体が天井等に固定された状態を示す図である。
図1(a)、(b)に示すように、プロジェクタ1は、装置本体(プロジェクタ本体2)とこれを遠隔操作するためのリモコン40とを有して構成され、プロジェクタ本体2は、筐体3で囲まれた構成になっている。図1(a)に示すように、筐体3の前面3fには、外部のスクリーン等に画像(画像光)を投写する投写レンズ13が露出しており、投写レンズ13の近傍には、リモコン40から送信される操作信号を受信するための受信部23が備えられている。また、筐体3の上面3tには、ユーザにより入力操作が行われる操作パネル22が設けられている。なお、これ以降、筐体3の前面3f側の方向を「前方」、その反対方向を「後方」と呼ぶ。
図1(b)に示すように、筐体3の底面3bには、前方側の略中央に前方脚部4a、後方側の左右両側に後方脚部4b,4cがそれぞれ備えられており、筐体3の上面3tを上方に向けた基本姿勢でプロジェクタ本体2を机上等に載置する場合には、プロジェクタ本体2は、これら3つの脚部(前方脚部4a及び後方脚部4b,4c)で支持される(図2参照)。また、筐体3の底面3bには、4つのねじ穴5が形成されており、プロジェクタ本体2を天井等に固定する際に用いられる天吊金具6(図3参照)を装着することが可能になっている。この天吊金具6を用いることにより、筐体3を上下反転させた姿勢(反転姿勢)でプロジェクタ本体2を天井等に固定することができる(図3参照)。
筐体3の背面3rには、画像信号等を入力するための複数の入力端子を備えた画像信号入力部25や、商用電源を入力するための電源端子7が備えられている。また、受信部23が筐体3の背面3rにも備えられており、背面3r側からもリモコン40による遠隔操作が可能になっている。
図4(a)、(b)は、プロジェクタ本体2の背面図であり、(a)は、基本姿勢で机上等に載置された状態を示す図、(b)は、反転姿勢で天井等に設置された状態を示す図である。
図4(a)、(b)に示すように、筐体3の背面3rに備わる画像信号入力部25には、パーソナルコンピュータ等からアナログRGB信号を入力するためのPC1端子25a及びPC2端子25b、ビデオ機器等からS−ビデオ信号を入力するためのS−ビデオ端子25c、ビデオ機器等からコンポジット信号を入力するためのビデオ端子25dの4つの入力端子が横一列に並んだレイアウトで配置されている。ここで、PC1端子25aとPC2端子25bは、同一形状の入力端子(ミニD−Sub15ピン端子)であり、基本姿勢では、PC1端子25aは、PC2端子25bの左側に配置されている(図4(a)参照)。なお、反転姿勢では、入力端子のレイアウトも反転するため、PC1端子25aは、PC2端子25bの右側に位置することになる(図4(b)参照)。また、各入力端子(PC1端子25a、PC2端子25b、S−ビデオ端子25c、ビデオ端子25d)の近傍には、それぞれの名称(「PC1」、「PC2」、「S−ビデオ」、「ビデオ」)が表記されている。
次に、プロジェクタ本体2の回路構成等について説明する。
図5は、プロジェクタ本体2の回路構成を示すブロック図である。
図5に示すように、プロジェクタ本体2は、画像投写部10、制御部20、記憶部21、操作パネル22、受信部23、光源制御部24、画像信号入力部25、入力選択部26、画像処理部27、OSD処理部28等を備えている。
画像投写部10は、光源11、光変調装置としての3つの液晶ライトバルブ12R,12G,12B、投写光学系としての投写レンズ13、ライトバルブ駆動部14等で構成されている。画像投写部10は、表示部に相当するものであり、光源11から射出された光を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bで変調して画像(画像光)を形成し、この画像を投写レンズ13から投写してスクリーンSC等に表示する。
光源11は、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等からなる放電型の光源ランプ11aと、光源ランプ11aが放射した光を液晶ライトバルブ12R,12G,12B側に反射するリフレクタ11bとを含んで構成されている。光源11から射出された光は、図示しないインテグレータ光学系によって輝度分布が略均一な光に変換され、図示しない色分離光学系によって光の3原色である赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各色光成分に分離された後、それぞれ液晶ライトバルブ12R,12G,12Bに入射する。
液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、一対の透明基板間に液晶が封入された液晶パネル15(図6参照)や、その入射側及び射出側にそれぞれ備えられ、特定の偏光方向の偏光光のみを透過可能な入射側偏光板及び射出側偏光板(いずれも図示せず)等によって構成される。なお、光源11から射出された光は、図示しない偏光変換素子によって入射側偏光板を透過可能な偏光光に変換されるようになっており、各液晶ライトバルブ12R,12G,12Bに入射する各色光の大部分は、入射側偏光板を透過して液晶パネル15に入射する。
図6は、液晶パネル15の回路構成を示すブロック図であり、一方の透明基板(TFT基板15a)の内面に形成された電気回路を示している。なお、他方の透明基板(対向基板)の内面には、ベタ膜状の共通電極が形成されている。
図6に示すように、TFT基板15aの内面には、画素領域150が形成されており、画素領域150には、それぞれ画素電極152と、画素電極152の電位状態を制御する薄膜トランジスタ153とを含む画素回路151(以降、単に画素151とも呼ぶ)がマトリクス状に配列されている。また、画素領域150には、下方向(Y方向)に延出する複数(m本)のデータ線X1〜Xmが右方向(X方向)に等間隔で配置されるとともに、X方向に延出する複数(n本)の走査線Y1〜YnがY方向に等間隔で配置されている。画素回路151は、データ線X1〜Xm及び走査線Y1〜Ynが交差する部位毎に形成されており、走査線Y1〜Ynは、薄膜トランジスタ153のゲート電極に、データ線X1〜Xmは、薄膜トランジスタ153のソース電極に接続されている。また、薄膜トランジスタ153のドレイン電極には、画素電極152が接続されている。
ここで、各画素151の画素電極152に、OSD処理部28から入力される画像情報に応じた駆動電圧が印加されると、液晶パネル15に入射した光は、共通電極と各画素電極152との電位差に応じて変調され、画素151毎に異なる偏光方向を有した偏光光となる。この偏光光のうち、射出側偏光板を透過可能な偏光成分のみが液晶ライトバルブ12R,12G,12Bから射出される。つまり、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bが、画像情報に応じて画素151毎に異なる透過率で入射光を透過させることによって、階調を有する画像光が色光毎に形成される。
TFT基板15a上には、ライトバルブ駆動部14(図5参照)を構成するデータ線駆動回路14a及び走査線駆動回路14bが形成されている。走査線駆動回路14bは、走査線Y1〜Ynに接続され、複数の走査線Y1〜Ynの中から1本の走査線を順次選択する。データ線駆動回路14aは、データ線X1〜Xmに接続され、各データ線X1〜Xmに対して画像情報に応じた信号を供給する。走査線駆動回路14bが1本の走査線を選択している期間中に、データ線駆動回路14aが各データ線X1〜Xmに画像情報に応じた信号を供給すると、選択画素(選択された走査線に接続された横1列の画素群)に駆動電圧が印加される。これを全ての走査線Y1〜Ynで繰り返すことにより、画素領域150内の全ての画素151に画像情報に応じた電圧が時分割で印加され、1画面(1フレーム)分の画像光が形成される。
図5に戻って、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bで形成された各色の画像光は、図示しない色合成光学系によって画素151毎に合成されてカラーの画像光となった後、投写レンズ13によってスクリーンSCに拡大投写される。
制御部20は、CPU(Central Processing Unit)や、各種データ等の一時記憶に用いられるRAM(Random Access Memory)等を備え、記憶部21に記憶されている制御プログラムに従って動作することによりプロジェクタ本体2の動作を統括制御する。つまり、制御部20は、記憶部21とともにコンピュータとして機能する。
記憶部21は、マスクROM(Read Only Memory)や、フラッシュメモリ、FeRAM(Ferroelectric RAM:強誘電体メモリ)等の不揮発性のメモリにより構成されている。記憶部21には、プロジェクタ1の動作を制御するための制御プログラムや、プロジェクタ1の動作条件等を規定する各種設定データ等が記憶されている。
操作パネル22は、ユーザがプロジェクタ1に対して各種指示を行うための複数の操作キーを備えている。操作パネル22が備える操作キーとしては、電源のオン・オフを切り替えるための電源キー、各種設定を行うためのメニュー画像を表示させるメニューキー、メニュー画像上での項目の選択等に用いられる方向キー、メニュー画像において選択された項目を決定するための決定キー、操作の取り消し等を行うための取消キー、入力選択部26に選択させる入力端子を順次切り替えるための入力切替キー等がある。ユーザが操作パネル22の各種操作キーを操作すると、操作パネル22は、ユーザの操作内容に応じた操作信号を制御部20に出力する。
受信部23は、リモコン40から赤外線の点滅信号として送信される操作信号を受信して制御部20に伝達するものであり、受光装置やデコーダ(いずれも図示せず)等で構成されている。受信部23は、点滅信号を受光装置によって受光して電気信号に変換した後、デコーダによって復調して制御部20に出力する。なお、本実施形態の記憶部21には、リモコン40の操作信号に含まれる制御コードと、制御部20の処理内容とを対応付けた2つの対応テーブルPT1,PT2が記憶されており、受信部23によってリモコン40からの操作信号を受信した場合には、制御部20は、2つの対応テーブルPT1,PT2のうちのいずれか一方を参照し、受信した操作信号に含まれる制御コードに対応する処理を行う。対応テーブルPT1,PT2の詳細については後述する。
光源制御部24は、制御部20の指示に基づいて、光源11に対する電力の供給と停止とを制御し、光源11の点灯及び消灯を切り替える。
画像信号入力部25は、上述したように、ビデオ機器やパーソナルコンピュータ等、図示しない外部の画像出力装置から、各種形式の画像信号を入力可能な複数の入力端子(PC1端子25a、PC2端子25b、S−ビデオ端子25c、ビデオ端子25d等)を備えている。各入力端子に入力された画像信号は、入力選択部26に供給される。
入力選択部26は、複数の入力端子のうち、制御部20の指示に基づく1つの入力端子を選択し、この入力端子に入力される画像信号を画像処理部27に出力する。ユーザが、操作パネル22の入力切替キーや、後述するリモコン40の入力指定キーを操作して所望の入力端子を指定すると、制御部20は、この入力端子に入力されている画像信号を画像処理部27に出力するよう、入力選択部26に指示をする。
画像処理部27は、入力選択部26から順次入力される各種形式の画像信号に基づいて、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bの各画素151の階調を表す画像情報を生成する。ここで、生成された画像情報は、R,G,Bの色光別になっており、各液晶ライトバルブ12R,12G,12Bのすべての画素151に対応する複数の画素値によって構成されている。画素値とは、対応する画素151の光透過率を定めるものであり、この画素値によって、各画素151から射出する光の強弱(階調)が規定される。さらに、画像処理部27は、制御部20の指示に基づき、生成した画像情報に対して、明るさ、コントラスト、シャープネス、色合い等を調整するための画質調整処理等を行い、すべての処理を終えた画像情報をOSD処理部28に順次出力する。
OSD処理部28は、制御部20の指示に基づいて、メニュー画像やメッセージ画像等のOSD(オンスクリーンディスプレイ)画像を、入力画像(画像信号入力部25に入力される画像信号に基づく画像)上に重畳するための処理を行う。OSD処理部28は、図示しないOSDメモリを備えており、OSD画像を形成するための図形やフォント等を表すOSD画像情報を記憶している。制御部20が、OSD画像の重畳を指示すると、OSD処理部28は、必要なOSD画像情報をOSDメモリから読み出し、入力画像の所定の位置にOSD画像が重畳されるように、画像処理部27から入力される画像情報にこのOSD画像情報を合成する。OSD画像情報が合成された画像情報は、ライトバルブ駆動部14に出力される。なお、制御部20からOSD画像を重畳する旨の指示がない場合には、OSD処理部28は、画像処理部27から入力される画像情報を、そのままライトバルブ駆動部14に出力する。
図6に戻って、OSD処理部28から入力される画像情報は、ライトバルブ駆動部14のデータ線駆動回路14aに供給される。また、データ線駆動回路14a及び走査線駆動回路14bのそれぞれには、制御部20からタイミング信号等が供給される。データ線駆動回路14a及び走査線駆動回路14bが、入力されるタイミング信号に基づいたタイミングで、入力される画像情報に従って液晶ライトバルブ12R,12G,12B(液晶パネル15)を駆動すると、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、画像情報に応じた画像を形成し、この画像が投写レンズ13からスクリーンSCに投写される。
ここで、制御部20は、データ線駆動回路14a及び走査線駆動回路14bに対して、走査方向を制御するための走査方向制御信号DIRX,DIRYをそれぞれ出力するようになっており、データ線駆動回路14a及び走査線駆動回路14bは、入力される走査方向制御信号DIRX,DIRYに応じた走査方向で液晶パネル15を駆動する。例えば、走査線駆動回路14bは、入力された走査方向制御信号DIRYがLレベルの場合、Y1,Y2,…Ynの順で走査線を選択し、走査方向制御信号DIRYがHレベルの場合には、Yn,Yn−1,…Y1の順で走査線を選択する。また、データ線駆動回路14aは、入力された走査方向制御信号DIRXがLレベルの場合、順次入力される画素値をX1,X2,…Xmの順に対応付けてデータ線にそれぞれ供給し、走査方向制御信号DIRXがHレベルの場合には、順次入力される画素値をXm,Xm−1,…X1の順に対応付けてデータ線にそれぞれ供給する。このため、走査方向制御信号DIRX,DIRYの電位レベルを変更することにより、画像を上下に反転した状態、即ち画像を180°回転した状態とすることができる。
図7(a)、(b)は、走査方向制御信号DIRX,DIRYと画像の表示状態の関係を示す説明図である。
図7(a)に示すように、本実施形態では、走査方向制御信号DIRX,DIRYの電位レベルがともにLレベルのとき、基本姿勢のプロジェクタ本体2から正規の向きで画像が投写されるようになっており、走査方向制御信号DIRX,DIRYの電位レベルがともにHレベルのときには、画像の上下が反転する。つまり、図7(b)に示すように、走査方向制御信号DIRX,DIRYの電位レベルがともにHレベルのときには、反転姿勢のプロジェクタ本体2から正規の向きで画像が投写されることになる。なお、これ以降、走査方向制御信号DIRX,DIRYの電位レベルがともにLレベルのときの表示状態を「基本表示状態」と呼び、走査方向制御信号DIRX,DIRYの電位レベルがともにHレベルのときの表示状態を「反転表示状態」と呼ぶ。
次に、リモコン40について説明する。
図8は、リモコン40の平面図である。
図8に示すように、リモコン40は、筐体40aで覆われた構成を有しており、その表面には、多数の操作キーを備えている。リモコン40が備える操作キーとしては、操作パネル22と同様に、電源のオン・オフを切り替えるための電源キー41、各種設定を行うためのメニュー画像を表示させるメニューキー42、メニュー画像上での項目の選択等に用いられる4つの方向キー43、メニュー画像において選択された項目を決定するための決定キー44、操作の取り消し等を行うための取消キー45等がある。
また、リモコン40には、操作パネル22に備わる入力切替キーの代わりに、4つの入力指定キーが備えられている。入力指定キーは、画像信号入力部25に備わる4つの入力端子にそれぞれ対応するものであり、PC1端子25aに対応するPC1指定キー46と、PC2端子25bに対応するPC2指定キー47と、S−ビデオ端子25cに対応するS−ビデオ指定キー48と、ビデオ端子25dに対応するビデオ指定キー49とで構成されている。ここで、PC1指定キー46は、PC2指定キー47の左側に配置されており、基本姿勢におけるPC1端子25aとPC2端子25bの左右の配置と同一のレイアウトになっている(図4(a)参照)。また、各入力指定キー(PC1指定キー46、PC2指定キー47、S−ビデオ指定キー48、ビデオ指定キー49)の近傍には、対応する入力端子を表す名称(「PC1」、「PC2」、「S−ビデオ」、「ビデオ」)がそれぞれ表記されている。なお、上述した操作キー(電源キー41、メニューキー42、方向キー43、決定キー44、取消キー45、PC1指定キー46、PC2指定キー47、S−ビデオ指定キー48、ビデオ指定キー49)以外の表記については、図示を省略している。
ユーザによりこれらの操作キーが操作されると、リモコン40は、操作された操作キーに対応する操作信号RSをプロジェクタ本体2に送信する。
図9は、リモコン40の回路構成を示すブロック図である。
図9に示すように、リモコン40は、制御部60、記憶部61、キー検出部62、送信部63等を備えて構成されている。
制御部60は、CPU等からなり、記憶部61に記憶されている制御プログラムに従って動作することによりリモコン40の動作を統括制御する。記憶部61は、不揮発性のメモリにより構成され、リモコン40の動作を制御するための制御プログラムや、後述する対応テーブルRT等を記憶する。
キー検出部62は、各操作キーが押下(操作)されたことを検出して、押下された操作キーに応じた検出信号を制御部60に出力する。制御部60は、キー検出部62から検出信号が入力されると、入力された検出信号、即ち操作された操作キーに対応する操作信号RSを生成して、送信部63に出力する。
図10は、記憶部61に記憶されている対応テーブルRTを説明するための説明図であり、図11は、制御部60が生成する操作信号RSの構成を説明するための説明図である。
図10に示すように、対応テーブルRTは、操作キー(検出信号)と、操作キーを特定するための制御コードとを対応付けたものであり、例えば、入力指定キーであるPC1指定キー46、PC2指定キー47、S−ビデオ指定キー48、ビデオ指定キー49には、制御コードとして、それぞれ21h、22h、23h、24hが対応付けられている。
また、図11に示すように、操作信号RSは、信号の先頭を表すリーダ部R1と、操作対象となる機器のメーカーを表すメーカーコードR2と、機器の種別(プロジェクタ、ビデオ等)を表す機器コードR3と、制御コードからなるデータ部R4と、信号の終了を表すトレーラ部R5とを含んで構成されている。制御部60は、操作キーが操作されると、操作された操作キーに対応する制御コードを対応テーブルRT(図10参照)から読み出し、この制御コードをデータ部R4に書き込むことによって、操作された操作キーに応じた操作信号RSを生成する。
図9に戻って、送信部63は、赤外線通信用のエンコーダや赤外線発光装置(いずれも図示せず)等で構成され、制御部60から入力される操作信号RSをエンコーダで変調し、赤外線発光装置により赤外線の点滅信号として外部に送信する。
次に、プロジェクタ本体2の動作について説明する。
プロジェクタ本体2を反転姿勢で設置する場合には、基本姿勢で設置する場合に対して、投写される画像が上下反転(180°回転)するため、設定メニューから画像の上下を反転させるための設定(設置モードの設定)を行う必要がある。ユーザが操作パネル22或いはリモコン40に備わるメニューキーを操作すると、制御部20は、OSD処理部28に指示をして、図示しない設定メニュー(メインメニュー)を入力画像上に重畳表示させる。その後、ユーザがメインメニューの中から設置モードを設定するための項目を選択すると、制御部20は、OSD処理部28に指示をして、メインメニューの表示を終了させるとともに、設置モードを設定するための設定メニュー(設置モード設定メニュー)を入力画像上に重畳表示させる。
図12は、設置モード設定メニューを示す説明図である。
図12に示すように、設置モード設定メニューM1には、タイトル「設置モードの設定」の下に、設置モードを表す2つの項目「基本モード」、「天吊モード」が含まれている。基本モードとは、プロジェクタ本体2を基本姿勢で利用する場合に選択すべき項目であり、天吊モードとは、プロジェクタ本体2を反転姿勢で利用する場合に選択すべき項目である。2つの項目のうち、現在設定されている設置モードを表す項目(この例では、基本モード)は、選択された状態(背景色が異なる状態)になっており、ユーザは、操作パネル22或いはリモコン40に備わる方向キーを操作することにより、所望の設置モードを選択することができる。ユーザが、設置モードを選択した後に決定キーを操作すると、制御部20は、選択された設置モードを設置モード情報として記憶部21に記憶し、その後、OSD処理部28に指示をして設置モード設定メニューM1の表示を終了させる。これにより、設置モードが設定される。
設置モードが設定されると、制御部20は、設定された設置モードに応じて、ライトバルブ駆動部14に出力する走査方向制御信号DIRX,DIRYの電位レベルを変更する。具体的には、設置モードが基本モードに設定された場合には、制御部20は、走査方向制御信号DIRX,DIRYをともにLレベルとしてライトバルブ駆動部14に出力し、設置モードが天吊モードに設定された場合には、走査方向制御信号DIRX,DIRYをともにHレベルとしてライトバルブ駆動部14に出力する。これにより、プロジェクタ本体2の姿勢に拘わらず、投写される画像は、正規の向き(視認可能な向き)で表示される。
また、上述したように、記憶部21には、入力端子を指定する際に参照される2つの対応テーブルPT1,PT2が記憶されており、設置モードの設定が変更されると、制御部20は、有効な対応テーブル、即ち参照すべき対応テーブルを切り替えるようになっている。具体的には、基本モードに設定された場合には、制御部20は、対応テーブルPT1を参照し、天吊モードに設定された場合には、対応テーブルPT2を参照する。
図13は、記憶部21に記憶されている対応テーブルPT1,PT2を説明するための説明図である。
図13に示すように、対応テーブルPT1,PT2には、リモコン40の操作信号RSに含まれる制御コードに、制御部20の処理内容が対応付けられている。2つの対応テーブルPT1,PT2の間では、同一形状のPC1端子25a及びPC2端子25bに対応する制御コード(21h,22h)に、異なる処理内容が対応付けられており、他の制御コードについては、同一の対応付けがなされている。
基本モードに設定されて、対応テーブルPT1が有効になっている場合には、制御部20は、受信した操作信号RSに含まれる制御コードが21hの場合、即ちリモコン40のPC1指定キー46が操作された場合に、入力選択部26にPC1端子25aを選択させる処理を行い、制御コードが22hの場合、即ちリモコン40のPC2指定キー47が操作された場合に、入力選択部26にPC2端子25bを選択させる処理を行う。一方、天吊モードに設定されて、対応テーブルPT2が有効になっている場合には、制御部20は、制御コードが21hの場合(PC1指定キー46が操作された場合)に、入力選択部26にPC2端子25bを選択させる処理を行い、制御コードが22hの場合(PC2指定キー47が操作された場合)に、入力選択部26にPC1端子25aを選択させる処理を行う。つまり、天吊モードに設定されている場合には、基本モードに設定されている場合に対して、PC1指定キー46及びPC2指定キー47と、PC1端子25a及びPC2端子25bとの対応付けの設定が変更される。
上述したように、プロジェクタ本体2が基本姿勢で設置されている場合には、画像信号入力部25のPC1端子25aは、PC2端子25bの左側に位置している(図4(a)参照)。また、リモコンのPC1指定キー46は、PC2指定キー47の左側に配置されている(図8参照)。このため、ユーザは、リモコン40に備わるPC1指定キー46及びPC2指定キー47のうち、左側の操作キー(PC1指定キー46)を操作することによって、同一形状の2つの入力端子(PC1端子25a及びPC2端子25b)のうち、左側に備わる入力端子(PC1端子25a)を選択させることができ、右側の操作キー(PC2指定キー47)を操作することによって、右側に備わる入力端子(PC2端子25b)を選択させることができる。
一方、プロジェクタ本体2が反転姿勢で設置されている場合には、筐体3が上下反転するため、画像信号入力部25のPC1端子25aは、PC2端子25bの右側に位置することになり(図4(b)参照)、入力端子(PC1端子25a、PC2端子25b)と、これに対応する操作キーとの左右の位置関係が反転する。ただし、設置モードを天吊モードに設定することによって、PC1指定キー46及びPC2指定キー47と、PC1端子25a及びPC2端子25bとの対応付けの設定を変更することができるため、入力端子と、これに対応する操作キーとの左右の位置関係を一致させることができる。つまり、ユーザは、リモコン40に備わるPC1指定キー46及びPC2指定キー47のうち、左側の操作キー(PC1指定キー46)を操作することによって、同一形状の2つの入力端子(PC1端子25a及びPC2端子25b)のうち、左側に備わる入力端子(PC2端子25b)を選択させることができ、右側の操作キー(PC2指定キー47)を操作することによって、右側に備わる入力端子(PC1端子25a)を選択させることができる。
上記のようにユーザにより設定された設置モードは、設置モード情報として不揮発性のメモリからなる記憶部21に記憶されるため、電源をオフにした後もその内容は保持される。このため、次回以降に電源が投入される際には、制御部20は、この設置モード情報を読み出すことによって設定されている設定モードを識別することができる。
図14は、プロジェクタ本体2の電源投入時の動作を説明するためのフローチャートである。プロジェクタ本体2に商用電源が供給され、操作パネル22或いはリモコン40に備わる電源キーが操作されると、制御部20は、図14に示すフローに従って動作する。
図14に示すように、ステップS101では、制御部20は、光源制御部24に光源11を点灯させる指示を行う等の必要な初期動作を行う。そして、ステップS102では、制御部20は、記憶部21に記憶されている設置モード情報を読み出し、続くステップS103では、設置モード情報に基づいて、設置モードが基本モードに設定されているか否かを判断する。そして、基本モードに設定されている場合にはステップS104に移行し、天吊モードに設定されている場合にはステップS106に移行する。
設置モードが基本モードに設定されていてステップS104に移行した場合には、制御部20は、ライトバルブ駆動部14に出力する走査方向制御信号DIRX,DIRYの電位レベルをともにLレベルとする。これにより、これ以降、画像信号入力部25に入力される画像信号に応じた画像が、画像投写部10から基本表示状態で投写される(図7(a)参照)。
続くステップS105では、制御部20は、記憶部21に記憶されている2つの対応テーブルPT1,PT2のうち、対応テーブルPT1を有効にしてフローを終了する。これにより、これ以降、リモコン40から操作信号RSを受信した場合には、対応テーブルPT1に従った処理を行う。つまり、リモコン40のPC1指定キー46が操作された場合には、制御部20は、入力選択部26にPC1端子25aを選択させ、PC2指定キー47が操作された場合には、入力選択部26にPC2端子25bを選択させる。
一方、設置モードが天吊モードに設定されていてステップS106に移行した場合には、制御部20は、ライトバルブ駆動部14に出力する走査方向制御信号DIRX,DIRYの電位レベルをともにHレベルとする。これにより、これ以降、画像信号入力部25に入力される画像信号に応じた画像が、画像投写部10から反転表示状態で投写される(図7(b)参照)。
続くステップS107では、制御部20は、記憶部21に記憶されている2つの対応テーブルPT1,PT2のうち、対応テーブルPT2を有効にしてフローを終了する。これにより、これ以降、リモコン40から操作信号RSを受信した場合には、対応テーブルPT2に従った処理を行う。つまり、リモコン40のPC1指定キー46が操作された場合には、制御部20は、入力選択部26にPC2端子25bを選択させ、PC2指定キー47が操作された場合には、入力選択部26にPC1端子25aを選択させる。
なお、設置モードが天吊モードに設定された場合には、PC2指定キー47でPC1端子25aを指定し、PC1指定キー46でPC2端子25bを指定することになるため、入力端子の近傍に付された表記と、リモコン40の入力指定キーの近傍に付された表記とに不一致が生じてしまうことになる。このため、本実施形態では、PC1指定キー46の表記「PC1」とPC2指定キー47の表記「PC2」を入れ替えるための印刷が施されたラベルLR(図15参照)をリモコン40に貼り付けることによって、画像信号入力部25に付された表記と一致させるようにしている。なお、ラベルLRをリモコン40に貼り付ける代わりに、PC1端子25aの表記「PC1」とPC2端子25bの表記「PC2」を入れ替えるための印刷が施されたラベルLP(図16参照)を画像信号入力部25に貼り付けるようにしてもよい。また、ラベルLR,LPを貼り付ける態様に限られず、例えば、表記を入れ替えるための印刷が施された薄板状のシートを、リモコン40の筐体40aやプロジェクタ本体2の画像信号入力部25にはめ込んで固定する態様であってもよい。
以上説明したように、本実施形態のプロジェクタ1によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)本実施形態のプロジェクタ1によれば、設置モードが基本モードに設定された場合と、天吊モードに設定された場合とで、入力指定キー(PC1指定キー46及びPC2指定キー47)と入力端子(PC1端子25a及びPC2端子25b)との対応付けの設定を変更しているため、基本姿勢及び反転姿勢のいずれの姿勢であっても、入力端子と入力指定キーのレイアウト(左右の位置関係)を同一にすることが可能となる。つまり、プロジェクタの姿勢に拘わらず入力指定キーと入力端子との対応付けを視覚的に明確にすることが可能となるため、操作すべき入力指定キーを容易に認識することが可能となる。
(2)本実施形態のプロジェクタ1によれば、プロジェクタ本体2の記憶部21に記憶されている対応テーブルPT1,PT2を切り替えることにより、受信部23が受信した操作信号RS(制御コード)と、選択すべき入力端子との対応付けの設定を変更している。つまり、入力指定キー(PC1指定キー46及びPC2指定キー47)と入力端子(PC1端子25a及びPC2端子25b)との対応付けの設定をプロジェクタ本体2で変更しているため、プロジェクタ本体2になされる設置モードの設定変更と連動して対応付けの設定を変更することが可能となり、ユーザの利便性が向上する。
(3)本実施形態のプロジェクタ1によれば、同一形状の入力端子を複数(PC1端子25a及びPC2端子25bの2つ)備えており、この2つの入力端子について対応付けの設定を変更している。同一形状の入力端子を複数備える場合には、入力指定キーとの対応付けが不明確になりやすいことから、対応付けが明確になることの効果が一層有効となる。
(4)本実施形態のプロジェクタ1によれば、設置モードが天吊モードに設定されて入力指定キーと入力端子との対応付けの設定が変更された場合に、ラベルLR又はラベルLPを貼り付けることによって入力指定キーと入力端子の表記を合わせることができるため、入力指定キーと入力端子との対応付けをより一層明確にすることが可能となる。
なお、本実施形態では、設置モードの変更に伴い、有効な対応テーブルPT1,PT2を切り替える際の制御部20が入力切替設定部に相当する。また、PC1指定キー46の表記「PC1」とPC2指定キー47の表記「PC2」を入れ替えるためのラベルLR,LPが表記変更手段に相当する。
(第2実施形態)
以下、第2実施形態に係るプロジェクタについて、図面を参照して説明する。前記第1実施形態では、プロジェクタ本体2の記憶部21に2つの対応テーブルPT1,PT2を備え、プロジェクタ本体2になされた設置モードの設定に応じて対応テーブルPT1,PT2を切り替えることにより、入力指定キーと入力端子との対応付けの設定を変更するようになっていた。本実施形態では、リモコン40に2つの対応テーブルRT1,RT2を備えるようにして、リモコン40に所定の操作がなされた場合に対応テーブルRT1,RT2を切り替えて入力指定キーと入力端子との対応付けの設定を変更するようになっている。
図17は、本実施形態のプロジェクタ本体2の回路構成を示すブロック図である。
図17に示すように、本実施形態のプロジェクタ本体2は、記憶部21に1つの対応テーブルPTのみを備えており、この対応テーブルPTは、前記第1実施形態における対応テーブルPT1(図13参照)と同一である。リモコン40から操作信号RSを受信した場合には、制御部20は、設定されている設置モードに拘わらず、常に対応テーブルPTに従った処理を行う。例えば、制御コード21hを含んだ操作信号RSを受信した場合には、制御部20は、入力選択部26にPC1端子25aを選択させ、制御コード22hを含んだ操作信号RSを受信した場合には、制御部20は、入力選択部26にPC2端子25bを選択させる。プロジェクタ本体2の他の回路構成については、前記第1実施形態と同一である。
図18は、本実施形態のリモコン40の回路構成を示すブロック図であり、図19は、本実施形態のリモコン40に記憶されている対応テーブルを説明するための説明図である。
図18に示すように、本実施形態のリモコン40は、記憶部61に2つの対応テーブルRT1,RT2を記憶している。一方の対応テーブルRT1は、前記第1実施形態の対応テーブルRT(図10参照)と同一であり、他方の対応テーブルRT2は、対応テーブルRT1に対してPC1指定キー46及びPC2指定キー47に対応付けられた制御コードが入れ替えられている。つまり、図19に示すように、対応テーブルRT1では、PC1指定キー46に制御コード21hが対応付けられ、PC2指定キー47には制御コード22hが対応付けられているのに対して、対応テーブルRT2では、PC1指定キー46に制御コード22hが対応付けられ、PC2指定キー47には制御コード21hが対応付けられている。他の操作キーについては、2つの対応テーブルRT1,RT2とも同一の制御コードが対応付けられている。
2つの対応テーブルRT1,RT2は、いずれか一方のみが有効になっており、記憶部61には、いずれの対応テーブルが有効であるかを示す情報(有効テーブル情報)が記憶されている。リモコン40の制御部60は、ユーザによって操作キーが操作されると、有効テーブル情報に基づいて、いずれの対応テーブルが有効であるのかを検知した後、操作された操作キーに対応する制御コードを有効な対応テーブルから読み出して操作信号RSを生成する。
ユーザは、リモコン40に対して所定のテーブル切替操作(本実施形態では、PC1指定キー46とPC2指定キー47とを同時に押下した状態を10秒以上維持する操作)を行うことによって有効な対応テーブルを切り替えることができる。例えば、対応テーブルRT1が有効な状態でユーザによりテーブル切替操作がなされると、制御部60は、対応テーブルRT2を有効にすべく有効テーブル情報を更新し、この状態で再度テーブル切替操作がなされると、対応テーブルRT1を有効にすべく有効テーブル情報を更新する。リモコン40の他の回路構成については、前記第1実施形態と同一である。
本実施形態のプロジェクタ1は、上記のような構成になっているため、プロジェクタ本体2を基本姿勢で設置する場合には、ユーザは、プロジェクタ本体2に対して設置モードを基本モードに設定するとともに、リモコン40に対してテーブル切替操作をして対応テーブルRT1を有効にすればよい。この場合には、リモコン40に備わるPC1指定キー46及びPC2指定キー47のうち、左側の操作キー(PC1指定キー46)を操作すると、制御コード21hを含んだ操作信号RSがリモコン40から送信され、同一形状の2つの入力端子(PC1端子25a及びPC2端子25b)のうち、左側に備わる入力端子(PC1端子25a)を選択させることができる。また、右側の操作キー(PC2指定キー47)を操作すると、制御コード22hを含んだ操作信号RSがリモコン40から送信され、右側に備わる入力端子(PC2端子25b)を選択させることができる。
一方、プロジェクタ本体2を反転姿勢で設置する場合には、ユーザは、プロジェクタ本体2に対して設置モードを天吊モードに設定するとともに、リモコン40に対してテーブル切替操作をして対応テーブルRT2を有効にすればよい。この場合には、左側の操作キー(PC1指定キー46)を操作すると、制御コード22hを含んだ操作信号RSがリモコン40から送信され、反転姿勢で左側になる入力端子(PC2端子25b)を選択させることができる。また、右側の操作キー(PC2指定キー47)を操作すると、制御コード21hを含んだ操作信号RSがリモコン40から送信され、反転姿勢で右側になる入力端子(PC1端子25a)を選択させることができる。
なお、プロジェクタ本体2を反転姿勢で設置する場合に、入力端子の近傍に付された表記と、リモコン40の入力指定キーの近傍に付された表記とに不一致が生じてしまうことについては、前記第1実施形態と同様、ラベルLR,LP(図15及び図16参照)等を画像信号入力部25及びリモコン40のいずれか一方に装着することによって回避することが可能である。
以上説明したように、本実施形態のプロジェクタ1によれば、前記第1実施形態の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(1)本実施形態のプロジェクタ1によれば、リモコン40の記憶部61に記憶されている対応テーブルRT1,RT2を切り替えることによって、入力指定キーと操作信号RS(制御コード)との対応付けの設定を変更している。つまり、入力指定キー(PC1指定キー46及びPC2指定キー47)と入力端子(PC1端子25a及びPC2端子25b)との対応付けの設定をリモコン40で変更しているため、プロジェクタ本体2として、従来の構成のプロジェクタ本体をそのまま利用することも可能となる。
なお、本実施形態では、ユーザによるテーブル切替操作に応じて、有効な対応テーブルRT1,RT2を切り替える際の制御部60が入力切替設定部に相当する。
(第3実施形態)
以下、第3実施形態に係るプロジェクタについて、図面を参照して説明する。
図20は、本実施形態のプロジェクタ本体2の回路構成を示すブロック図である。
図20に示すように、本実施形態のプロジェクタ本体2は、姿勢検知部29を備えている。姿勢検知部29は、加速度センサ(重力センサ)等で構成され、プロジェクタ本体2(筐体3)の姿勢(基本姿勢又は反転姿勢)を検知して、その検知結果を検知信号として制御部20に出力する。プロジェクタ本体2の他の構成、及びリモコン40の構成については、前記第1実施形態と同一である。
図21は、本実施形態のプロジェクタ本体2の電源投入時の動作を説明するためのフローチャートである。プロジェクタ本体2に商用電源が供給され、操作パネル22或いはリモコン40に備わる電源キーが操作されると、制御部20は、図21に示すフローに従って動作する。
図21に示すように、ステップS201では、制御部20は、光源制御部24に光源11を点灯させる指示を行う等の必要な初期動作を行う。そして、ステップS202では、制御部20は、姿勢検知部29に筐体3の姿勢を検知させ、続くステップS203では、姿勢検知部29からの検知信号に基づいて、プロジェクタ本体2の姿勢が基本姿勢であるか否かを判断する。そして、基本姿勢で設置されている場合にはステップS204に移行し、反転姿勢で設置されている場合にはステップS206に移行する。
プロジェクタ本体2が基本姿勢で設置されていてステップS204に移行した場合には、制御部20は、ライトバルブ駆動部14に出力する走査方向制御信号DIRX,DIRYの電位レベルをともにLレベルとする。これにより、これ以降、画像信号入力部25に入力される画像信号に応じた画像が、画像投写部10から基本表示状態で投写される(図7(a)参照)。
続くステップS205では、制御部20は、記憶部21に記憶されている2つの対応テーブルPT1,PT2のうち、対応テーブルPT1を有効にしてフローを終了する。これにより、これ以降、リモコン40から操作信号RSを受信した場合には、対応テーブルPT1に従った処理を行う。つまり、リモコン40のPC1指定キー46が操作された場合には、制御部20は、入力選択部26にPC1端子25aを選択させ、PC2指定キー47が操作された場合には、入力選択部26にPC2端子25bを選択させる。
一方、プロジェクタ本体2が反転姿勢で設置されていてステップS206に移行した場合には、制御部20は、ライトバルブ駆動部14に出力する走査方向制御信号DIRX,DIRYの電位レベルをともにHレベルとする。これにより、これ以降、画像信号入力部25に入力される画像信号に応じた画像が、画像投写部10から反転表示状態で投写される(図7(b)参照)。
続くステップS207では、制御部20は、記憶部21に記憶されている2つの対応テーブルPT1,PT2のうち、対応テーブルPT2を有効にしてフローを終了する。これにより、これ以降、リモコン40から操作信号RSを受信した場合には、対応テーブルPT2に従った処理を行う。つまり、リモコン40のPC1指定キー46が操作された場合には、制御部20は、入力選択部26にPC2端子25bを選択させ、PC2指定キー47が操作された場合には、入力選択部26にPC1端子25aを選択させる。
以上説明したように、本実施形態のプロジェクタ1によれば、前記第1実施形態の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(1)本実施形態のプロジェクタ1によれば、プロジェクタ本体2の姿勢を検知する姿勢検知部29を備え、姿勢検知部29の検知結果に基づいて、画像の向き(表示状態)を変更したり、入力指定キーと入力端子との対応付けの設定を変更したりしているため、設置モードの変更をユーザが自ら行う必要がなくなる。
(第4実施形態)
以下、第4実施形態に係るプロジェクタについて、図面を参照して説明する。前記第1〜第3実施形態では、同一形状の2つの入力端子(PC1端子25a及びPC2端子25b)についてのみ入力指定キーとの対応付けの設定を変更しているが、本実施形態では、形状の異なる他の入力端子(S−ビデオ端子25c及びビデオ端子25d)についても入力指定キーとの対応付けの設定を変更するようにしている。
本実施形態のプロジェクタ本体2は、前記第1実施形態と同一の構成を有しており、その画像信号入力部25には、基本姿勢において左から、PC1端子25a、PC2端子25b、S−ビデオ端子25c、ビデオ端子25dの順で4つの入力端子が1列に配列されている(図4(a)参照)。なお、反転姿勢ではレイアウト(順序)は反転し、左からビデオ端子25d、S−ビデオ端子25c、PC2端子25b、PC1端子25aの順となる(図4(b)参照)。
図22は、本実施形態のリモコン40を示す平面図である。
図22に示すように、リモコン40には、4つの入力端子(PC1端子25a、PC2端子25b、S−ビデオ端子25c、ビデオ端子25d)にそれぞれ対応する4つの入力指定キー(PC1指定キー46、PC2指定キー47、S−ビデオ指定キー48、ビデオ指定キー49)が、基本姿勢における入力端子のレイアウトと同一のレイアウトで配置されている。つまり、入力指定キーは、左からPC1端子25aに対応するPC1指定キー46、PC2端子25bに対応するPC2指定キー47、S−ビデオ端子25cに対応するS−ビデオ指定キー48、ビデオ端子25dに対応するビデオ指定キー49の順で1列に配列されている。
図23は、プロジェクタ本体2の記憶部21(図5参照)に記憶されている対応テーブルPT1,PT2を説明するための説明図である。なお、リモコン40の記憶部61に記憶されている対応テーブルRTは、前記第1実施形態と同一である(図10参照)。
図23に示すように、天吊モードに設定された際に参照される対応テーブルPT2では、入力指定キーと入力端子との対応付けの設定が左右反転するように、制御コードと処理内容の対応付けがなされている。つまり、2つの対応テーブルPT1,PT2の間では、制御コード21h、22h、23h、24hと、選択すべき入力端子(PC1端子25a、PC2端子25b、S−ビデオ端子25c、ビデオ端子25d)との対応付けの設定が反転した状態になっている。
このため、プロジェクタ本体2が反転姿勢で設置され、設置モードが天吊モードに設定されている場合に、ユーザが最も左側の入力指定キー(PC1指定キー46)を操作すると、リモコン40は、対応テーブルRT(図10参照)に従って制御コード21hを送信するため、プロジェクタ本体2では、対応テーブルPT2に従ってビデオ端子25d、即ち反転姿勢(図4(b)参照)で最も左側に位置する入力端子が選択される。同様に、左から2番目の入力指定キー(PC2指定キー47)を操作すると、制御コード22hが送信されるため、左から2番目の入力端子(S−ビデオ端子25c)が選択され、左から3番目の入力指定キー(S−ビデオ指定キー48)を操作すると、制御コード23hが送信されるため、左から3番目の入力端子(PC2端子25b)が選択される。そして、最も右側の入力指定キー(ビデオ指定キー49)を操作すると、制御コード24hが送信されるため、最も右側に位置する入力端子(PC1端子25a)が選択される。
なお、前記第2実施形態と同様、4つの入力指定キーと制御コードとの対応付けの設定を変更した2つの対応テーブルRT1,RT2(図24)をリモコン40に備えるようにして、プロジェクタ本体2を基本姿勢で設置する場合と反転姿勢で設置する場合とで、送信する制御コードを変更するようにしてもよい。
また、設置モードが天吊モードに設定された場合には、入力指定キーの表記を左右反転させるラベルLR(図25参照)をリモコン40に貼り付けることによって、画像信号入力部25に付された表記と一致させることができる。
以上説明したように、本実施形態のプロジェクタ1によれば、前記第1及び第2実施形態の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(1)本実施形態のプロジェクタ1によれば、入力端子の形状が同一か否かに拘わらず、入力指定キーと入力端子のレイアウトを一致させるようにしているため、入力指定キーと入力端子との対応付けがさらに明確になる。
(変形例)
また、前記実施形態は、以下のように変更してもよい。
前記実施形態では、画像信号入力部25において入力端子が左右に並んで配列された構成を示しているが、入力端子の配列はこの構成に限定されず、例えば、上下に並んで配列された構成や上下左右にマトリクス状に配列された構成にすることも可能である。この場合には、リモコン40の入力指定キーについても入力端子と同様のレイアウトで配置すればよい。
前記実施形態では、ライトバルブ駆動部14のX方向及びY方向の走査方向を変更することで、画像の向きを変更しているが、画像の向きの変更はこの方法に限られず、例えば、画像処理部27及びOSD処理部28において画像情報のデータ配列を反転させる処理を行ってもよい。
前記実施形態では、光変調装置として、透過型の液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを用いているが、反射型の液晶ライトバルブ等、反射型の光変調装置を用いることも可能である。また、入射した光の射出方向を、画素としてのマイクロミラー毎に制御することにより、光源11から射出した光を変調する微小ミラーアレイデバイス等を用いることもできる。
前記実施形態では、光源11は、放電型の光源ランプ11aによって構成されているが、LED光源等の固体光源や、その他の光源を用いることもできる。
(a)、(b)は、プロジェクタを示す斜視図であり、(a)は、装置本体の前面及び上面を示す図、(b)は、その背面及び底面を示す図。 プロジェクタが画像を投写する様子を示す側面図であり、プロジェクタ本体が机上等に載置された状態を示す図。 プロジェクタが画像を投写する様子を示す側面図であり、プロジェクタ本体が天井等に固定された状態を示す図。 (a)、(b)は、プロジェクタ本体の背面図であり、(a)は、基本姿勢で机上等に載置された状態を示す図、(b)は、反転姿勢で天井等に設置された状態を示す図。 第1実施形態のプロジェクタ本体の回路構成を示すブロック図。 液晶パネルの回路構成を示すブロック図。 (a)、(b)は、走査方向制御信号と画像の表示状態の関係を示す説明図。 第1実施形態のリモコンの平面図。 第1実施形態のリモコンの回路構成を示すブロック図。 第1実施形態のリモコンに記憶されている対応テーブルを説明するための説明図。 リモコンが生成する操作信号の構成を説明するための説明図。 設置モード設定メニューを示す説明図。 第1実施形態のプロジェクタ本体に記憶されている対応テーブルを説明するための説明図。 第1実施形態のプロジェクタ本体の電源投入時の動作を説明するためのフローチャート。 第1実施形態のリモコンに貼り付けられるラベルを示す平面図。 第1実施形態の代替案を示す図であり、画像信号入力部に貼り付けられるラベルを示す平面図。 第2実施形態のプロジェクタ本体の回路構成を示すブロック図。 第2実施形態のリモコンの回路構成を示すブロック図。 第2実施形態のリモコンに記憶されている対応テーブルを説明するための説明図。 第3実施形態のプロジェクタ本体の回路構成を示すブロック図。 第3実施形態のプロジェクタ本体の電源投入時の動作を説明するためのフローチャート。 第4実施形態のリモコンを示す平面図。 第4実施形態のプロジェクタ本体に記憶されている対応テーブルを説明するための説明図。 第4実施形態の代替案を示す図であり、リモコンに記憶される対応テーブルを説明するための説明図。 第4実施形態のリモコンに貼り付けられるラベルを示す平面図。
符号の説明
1…プロジェクタ、2…プロジェクタ本体、3…筐体、4a…前方脚部、4b,4c…後方脚部、5…ねじ穴、6…天吊金具、7…電源端子、10…画像投写部、11…光源、11a…光源ランプ、11b…リフレクタ、12R,12G,12B…液晶ライトバルブ、13…投写レンズ、14…ライトバルブ駆動部、14a…データ線駆動回路、14b…走査線駆動回路、15…液晶パネル、15a…TFT基板、20…制御部、21…記憶部、22…操作パネル、23…受信部、24…光源制御部、25…画像信号入力部、25a…PC1端子、25b…PC2端子、25c…S−ビデオ端子、25d…ビデオ端子、26…入力選択部、27…画像処理部、28…OSD処理部、29…姿勢検知部、40…リモコン、40a…筐体、46…PC1指定キー、47…PC2指定キー、48…S−ビデオ指定キー、49…ビデオ指定キー、60…制御部、61…記憶部、62…キー検出部、63…送信部、150…画素領域、151…画素回路(画素)、152…画素電極、153…薄膜トランジスタ、LR,LP…ラベル、RT,RT1,RT2…対応テーブル、PT,PT1,PT2…対応テーブル、RS…操作信号、DIRX,DIRY…走査方向制御信号、X1〜Xm…データ線、Y1〜Yn…走査線、M1…設置モード設定メニュー、SC…スクリーン。

Claims (6)

  1. 画像を投写するプロジェクタ本体と、前記プロジェクタ本体を遠隔操作するためのリモコンとを有し、前記プロジェクタ本体を所定の基本姿勢で設置した状態、及び天地を反転させた反転姿勢で設置した状態の双方で画像を投写可能なプロジェクタであって、
    前記プロジェクタ本体に備えられ、複数の入力端子が所定のレイアウトで配置された画像信号入力部と、
    前記複数の入力端子のいずれか1つを指定させるべく、前記複数の入力端子にそれぞれ対応付けられて、前記入力端子と同一のレイアウトで前記リモコンに配置された複数の入力指定キーと、
    前記リモコンに備えられ、操作された入力指定キーに対応する操作信号を送信する送信部と、
    前記プロジェクタ本体に備えられ、前記送信部から送信される前記操作信号を受信する受信部と、
    前記プロジェクタ本体に備えられ、前記複数の入力端子の中から、前記受信部で受信された操作信号に対応する入力端子を選択する入力選択部と、
    前記プロジェクタ本体に備えられ、前記入力選択部で選択された入力端子に入力される画像信号に応じた画像を投写する画像投写部と、
    前記プロジェクタ本体及び前記リモコンの少なくとも一方に備えられ、前記入力指定キーと前記入力端子との対応付けの設定を変更する入力切替設定部と、
    を備えたことを特徴とするプロジェクタ。
  2. 請求項1に記載のプロジェクタであって、
    前記入力切替設定部は、前記プロジェクタ本体に備えられ、前記受信部で受信された前記操作信号と、前記入力端子との対応付けの設定を変更することを特徴とするプロジェクタ。
  3. 請求項2に記載のプロジェクタであって、
    前記プロジェクタ本体の姿勢を検知する姿勢検知部をさらに備え、前記入力切替設定部は、前記姿勢検知部の検知結果に基づいて、前記操作信号と前記入力端子との対応付けの設定を変更することを特徴とするプロジェクタ。
  4. 請求項1に記載のプロジェクタであって、
    前記入力切替設定部は、前記リモコンに備えられ、前記入力指定キーと、前記送信部から送信する前記操作信号との対応付けの設定を変更することを特徴とするプロジェクタ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のプロジェクタであって、
    前記複数の入力端子は、互いに同一の形状であることを特徴とするプロジェクタ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のプロジェクタであって、
    前記画像信号入力部及び前記リモコンには、前記入力指定キーと前記入力端子との対応付けを明示するための表記がなされており、前記プロジェクタ本体及び前記リモコンの少なくとも一方は、前記入力切替設定部によって前記入力指定キーと前記入力端子との対応付けの設定が変更された場合に前記表記を変更するための表記変更手段を備えたことを特徴とするプロジェクタ。
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