JP2009168386A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フィルタ自動清掃機能を備えた空気調和機において、フィルタを本体に装着する際、フィルタ挿入部を大きく開放して、一般の使用者であっても、フィルタ装着作業を容易に行える空気調和機を提供することを目的とする。
【解決手段】 フィルタ4を本体に装着する際、前面グリル16を上方に回動させ、開放するとともに、吸込グリル15aを上方に押し上げ固定する。これにより、フィルタ挿入部が大きく開放され、一般の使用者であっても容易にフィルタ装着作業を行えるようになっている。また、前面グリル16を閉じると、これに押圧されて吸込グリル15aも自動的に閉じるようになっており、操作性を向上させた空気調和機とすることができるようになっている。
【選択図】図9

Description

本発明は、フィルタ自動清掃機能を備えた空気調和機に関わり、より詳細には、フィルタを本体に容易に着脱できるようにした構成に関する。
従来のフィルタ自動清掃機能を備えた空気調和機は、例えば図10で示すように構成されている。図10で示す空気調和機30は、本体31の上面に吸込口32を設け、前面下部に風向板を備えた吹出口33を設けており、吸込口32と吹出口33とを結ぶ空気流路には、逆V字状に折曲された熱交換器34と、同熱交換器34により熱交換された空気を前記吹出口33から送出する送風ファン35とが設けられている。
前記吸込口32の裏面には、吸込まれた空気に含有される塵埃を吸着除去するフィルタ36が設けられ、本体31の前面上部には、フィルタ36に堆積した塵埃を除去して、これを清掃するフィルタ自動清掃ユニット37が設けられている。同フィルタ自動清掃ユニット37は、駆動源としてのモータと、複数のギアと、清掃ブラシとから構成され、前記フィルタ36を往復移動させ、清掃ブラシでフィルタ36表面に堆積した塵埃を除去することによりフィルタ自動清掃を行うようになっている。
また、フィルタ36を本体31に装着する際は、図6で示すように、本体31の前面に備えられたガイド片38を前面側に回動させることにより、フィルタ挿入口を視認することができるようになっている。
しかしながら、空気調和機は天井面近傍に据付けられ、その上部は視認しにくいこともあり、また、装着作業は一般の使用者が行うことにより、よりフィルタの装着作業が容易に行える空気調和機が求められていた。
特開2007−147122号(8頁、図4)
本発明は、上記問題点に鑑み、フィルタ自動清掃機能を備えた空気調和機において、フィルタを本体に装着する際、フィルタの挿入口をより拡大できるようにして、一般の使用者であっても容易に作業を行うことのできる空気調和機を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、ケーシングの前面から上面にかけて連続する開口部を設けるとともに、前面下部に吹出口を設け、前記ケーシング内には、前記開口部と前記吹出口とを結ぶ空気流路に熱交換器と送風ファンと、前記開口部に対応してフィルタと、同フィルタの清掃を行う清掃装置を設け、前記ケーシング前面には、上端両側に設けた軸を前記ケーシングの上部両側に回動自在に軸支させた前面パネルを設け、前記上面の開口部には、後端に設けた軸を前記開口部の後端両側に回動自在に軸支させた吸込グリルを設けてなり、前記フィルタ及び前記清掃装置の着脱に際し、前記前面パネルと前記吸込グリルとを上方に回動するようにした構成となっている。
また、前記前面パネルを閉じる際、同前面パネルの上面部が、前記吸込グリルの先端部に当接することにより前記前面パネルに伴ない前記吸込グリルが閉じられるようにした構成となっている。
本発明によると、フィルタを本体に装着する際、前面パネルを回動させて開くと、天面パネルも、これに併せて上方に開くことができ、これによりフィルタ挿入口を大きく拡大できてフィルタの装着作業を一般の使用者でも容易に行うことができるようになっている。また、前面パネルを閉じると、天面パネルもこれに併せて閉じるようになっており、より操作性を向上させたフィルタ自動清掃機能を備えた空気調和機となっている。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
図1は本発明による空気調和機を示し、(A)は外観斜視図で(B)は断面図であり、図2(A)は開閉グリルを取り外した斜視図であり、図2(B)は開閉グリルと吸込グリルを取り外した斜視図である。図3はフィルタの自動清掃を示す要部説明図で、(A)はフィルタを熱交換器の前方側に移動させた状態を示す断面図で、(B)は後方側に移動させた状態を示す断面図である。図4は要部説明図で、(A)は前部フレームおよび後部フレームからなるフレーム部の斜視図で、(B)は後部フレームから前部フレームが離脱する状態を示す斜視図である。図5(A)はフィルタと清掃装置とを示す斜視図であり、図5(B)はその断面図である。、図6はフィルタのガイド手段を示す要部斜視図であり、図7はケーシングと前面パネルとを示す斜視図である。また、図8は吸込グリルの動作を示す斜視図であり、図9(A)及び図9(B)は、前面パネルと吸込グリルの開閉動作を示す断面図である
本発明による空気調和機は、図1(A)および図1(B)と、図2(A)および図2(B)と、図3(A)および図3(B)と、図4(A)および図4(B)とで示すように、吸込グリル15aを上面に備えたケーシング15内に設けられたフレーム部1が、熱交換器9の両側を支持する支持部1aを備えた左右の支持板1bと、同支持板1bを連結する連結板1cとからなる後部フレーム1dと、同後部フレーム1dの下部に送風ケーシング1eを接合してなるベース部1fと、前記後部フレーム1dの前部に、接離部Pにおいて接離可能となるように取り付けられた前部フレーム1gとからなる構成になっている。
前記前部フレーム1gの上面部および前面部に設けられた吸込口2と、前記送風ケーシング1eの前端部に設けられた吹出口3とを結ぶ空気通路には、前記吸込口2の内面側に沿って配された板状のフィルタ4と、前部熱交換器7と後部熱交換器8とで断面逆V字状に形成され、等間隔で平行に並べられた多数のフィンおよびこのフィンに直交する伝熱管9aからなる前記熱交換器9と、送風ファン11とが設けられている。
尚、前記前部フレーム1gの前面部に設けられた吸込口2は、図1(B)で、前面パネル16に備えた開閉グリル16aの開放位置を二点鎖線で示すように、同開閉グリル16aを矢印のように回動することによって開放され、前記上面部の吸込口2から吸い込まれるのと同時に被空調室の空気を吸い込めるようになっている。
前記吸込口2から吸い込まれた空気は、この吸込空気中に含まれた塵埃が前記フィルタ4により捕捉されることによって清浄化されたのち、前記熱交換器9により熱交換されて前記送風ファン11により前記吹出口3に送出されるようになっている。また、前記吹出口3には、左右方向の風向を偏向する左右風向板12と、上下方向の風向を偏向するディフューザ13および上下風向板14とが回動自在に軸支されている。
前記フィルタ4は、図5(A)で示すように、枠部4bの内側に塵埃を捕捉するための網部4aが張設され、両側部にはラックからなる従動歯車4cを備えた構成になっており、また、同フィルタ4によって捕捉し付着した塵埃を除去するための清掃装置5がケーシング15の前面に付設された構成になっている。前記従動歯車4cには、前記フィルタ4を移動させるための駆動手段として前記前部フレーム1gに設けられ、図2(A)および図2(B)に示すフィルタ駆動部18に連係された後述する駆動歯車18aが歯合しており、前記フィルタ4の清掃時に、前記フィルタ駆動部18で駆動される駆動歯車18aに歯合した前記従動歯車4cにより、前記フィルタ4が前記清掃装置5内を通過しながら前後に移動する構成になっている。
前記清掃装置5は、図1(B)に示すように、前記フィルタ4の前端部および後端部間の中間位置に設けられており、また、同フィルタ4は、図1(B)に示す領域Aの位置に、前記吸込口2の内面側に沿って前記前部フレーム1gに形成された移動経路6により、前記前部熱交換器7の前方側に形成された空間内と、前記前部熱交換器7および前記後部熱交換器8の上方側とで移動可能であり、同時に、前記後部フレーム1dに形成された移動経路6により、前記後部熱交換器8の後方側に形成された空間内で移動可能に保持されている。
なお、前記清掃装置5は前記前部フレーム1gに着脱可能に取り付けられ、図5(B)に示すように、前記フィルタ4に付着した塵埃を除去するためのブラシ5aと、同ブラシ5aで除去した塵埃を貯留する貯留部5cとを備えており、同貯留部5cに貯留された塵埃は、前記清掃装置5を所定の清掃運転時間毎に前記フィルタ4から取り外したのち、外部に取り出されて廃棄されることになる。
前記フィルタ4は、図1(B)に示す領域Aの位置に装着されることで、前記清掃装置5の前部の範囲が前記前部フレーム1gの前面部に設けられた前記吸込口2に対向し、前記清掃装置5の後部の範囲が前記前部フレーム1gの上面部に設けられた前記吸込口2に対向するようになっている。前記フィルタ4は可撓性を有しており、前記清掃装置5の後部の範囲を清掃する際、前記熱交換器9の前方側および上方側に対応して前記前部フレーム1gに形成されるとともに、前記前部フレーム1gの前面部に設けられた吸込口2の下端に対応する位置からU字状に折り返されて形成された前記移動経路6に沿って、図1(B)に破線で示すように、同フィルタ4の前端部側から移動することになる。
その際、前記フィルタ4は、前記前部フレーム1gにU字状に折り返されて形成された前記移動経路6に沿って移動しながら、図3(A)に両矢印Bで範囲を示す位置まで移動する。これにより、前記フィルタ4は、前記清掃装置5の後部の範囲が同清掃装置5に備えたブラシ5aによって清掃されることになり、除去された塵埃が前記貯留部5cに貯留されることになる。
また、前記フィルタ4は、前記清掃装置5の後部の範囲を清掃する際、前記熱交換器9の後方側に対応して前記後部フレーム1dに形成されるとともに、前記前部フレーム1gの上面部に設けられた吸込口2の後端に対応する位置から下方に折り曲げられて形成された前記移動経路6に沿って、図1(B)に破線で示すように、同フィルタ4の後端部側から移動するようになっている。その際、前記フィルタ4は、下方に折り曲げられて形成された前記移動経路6に沿って移動しながら、図3(B)に両矢印Cで範囲を示す位置まで移動するようになっている。これにより、前記フィルタ4は、前記清掃装置5の前部の範囲が同清掃装置5に備えたブラシ5aによって清掃されることになり、除去された塵埃が前記貯留部5cに貯留されることになる。
前記移動経路6は、図1(B)と、図3(A)および図3(B)とに示すように、前記フィルタ4が移動できるように、前記熱交換器9を構成する前部熱交換器7の前方側と、同前部熱交換器7および前記後部熱交換器8の上方側とに対応する前記前部フレーム1gに形成され、且つ、前記後部熱交換器8の後方側に対応する前記後部フレーム1dに形成されている。
より詳細には、前記移動経路6の一部が、前記前部熱交換器7の前方側に形成された空間に対応する前記前部フレーム1gと、前記後部熱交換器8の後方側に形成された空間に対応する前記後部フレーム1dとに設けられ、断面コ字状に形成されたガイド手段からなる構成になっている。
また、前記移動経路6の他の部分は、図6で示すように、前記前部熱交換器7および前記後部熱交換器8の上方側に対応する前記前部フレーム1gに設けられ、底面10aおよび側面10bにより断面L字状に形成された補助ガイド手段10と、この補助ガイド手段10に対向する前記吸込グリル15aの裏面15bとから形成されている。
そして、前記移動経路6は、前記後部熱交換器8の後方側に形成された空間に対応する前記後部フレーム1dに設けられたガイドが、前記前部熱交換器7の前方側に形成された空間に対応する前記前部フレーム1gに設けられた補助ガイド手段10に連続形成され、これら前部熱交換器7および後部熱交換器8の上方側における前記底面10aおよび前記側面10bからなる補助ガイド手段10と、前記接離部Pにおいて接離可能となるように分割形成されてなり、図4(B)に示す矢印Aのように前方に取り外し可能な前記前部フレーム1gが、前記送風ケーシング1eの上部に接合されてベース部1fを構成した前記後部フレーム1dに着脱可能に取り付けられることになる。
これにより、例えば前記移動経路6を備えた前記前部フレーム1gを前方に取り外す際、同前部フレーム1g側の前記接離部Pが、前記熱交換器9の上端部に設けられたフィルタガイド17の凸部上方を通過するように、前記前部フレーム1gを図1(B)に示す高さHだけ上方に持ち上げることで取り外すことができる。空気調和機の室内機を被空調室の壁面に壁掛け設置する場合、被空調室の天井面と室内機の上面との間は、約5センチメートル程度の隙間を確保するのが一般的であり、前記高さHは、この約5センチメートル程度の隙間より小さくなるように構成されている。
前記ケーシング15には、図7で示すように、上面部から前面部にかけて、上面開口部15gと前面開口部15hとからなる連続した開口部を設けている。前記前面パネル16は、後面側が開放された略箱体状に形成され、その上面部16bは後方に所定角度傾斜した傾斜面となっており、また、同上面部16bの中央部には、同前面パネル16を後述する軸16dにより前面側に回動させた際、前記吸込グリル15aと干渉しないで、同吸込グリル15aを上方に開放できるよう、矩形状の切欠き16eが形成されている。同前面パネル16の前面側には、上述したように、両側下端に設けた軸により所定角度、回動可能な前面側に突出するように緩い湾曲状に形成された開閉グリル16aが設けられており、また、同前面パネル16の後面側であって、両側上端部には、後方に突出するように薄板垂直状のリブ16cが一対となって設けられ、同リブ16cには、内側に向かい円筒状の軸16dが相対向するように夫々突設されている。
前記ケーシング15の前面側であって、上部両側には凹部が形成され、同凹部には、前面パネル16の軸16dに対応する軸受となる切欠きを形成した左右一対のリブ15cが突設されている。同軸受に前記前面パネル16の一対の軸16dが遊嵌され、その上部に押え板が、前記リブ15cに対し嵌着されることにより、同軸16dを中心として、前面パネル16は回動可能に支持され、前記ケーシング15に対し前面側に所定角度開放されるようになっている。
矩形状の吸込口2を複数形成した前記吸込グリル15aは、前記上面開口部15gに設けられ、図8の要部斜視図で示すように、前記ケーシング15の形状に一致するよう、上方に突出した湾曲状に形成され、また、ケーシング15の上面に左右一対となって設けられている。同吸込グリル15aの後部であって、下面両側には軸を内方に向け突設したリブ15dが設けられ、前端部近傍の下面両側には、補強リブを中央外面側に備え、先端部が滑らかな円形状に形成されたステー15eが下方に向かい突設されている。また、同吸込グリル15aの先端部は、板厚略一枚分低い段差形状に形成された段差部15fとなっている。同段差部15fの上面には、前面パネル16の所定角度傾斜した上面部16bが被着するようになっており、これにより、前記グリル16と吸込グリル15aとを閉じた際には、これらの接続部位は滑らかで面一な曲面状とすることができるようになっている。
側板19の後部には、前記吸込グリル15のリブ15dに突設された軸を回動自在に軸支する軸受が設けられるとともに、前記ステー15eに対応する前面側の部位には、略台形状に形成された掛止用突起19aが設けられている。前記前面グリル16を前面側に回動させて開放させた後、前記吸込グリル15の段差部15fに手を掛けて上方に押し上げることにより、同吸込グリル15は前記リブ15dに突設された軸を中心として回動し、前記ケーシング15の上面が開放されるようになっており、前記ステー15eの下端部を前記掛止用突起19aに掛止させることにより、吸込グリル15は所定角度開いた状態で仮固定されるようになっている。
所定期間、冷暖房運転を行うとともに、前記清掃装置5により前記フィルタ4の自動清掃を行って、清掃装置5の貯留部5cに塵埃が多量に堆積した際には、前記フィルタ4とともに前記清掃装置5をケーシング15から抜脱し、これらの清掃を行なった後、再びケーシング15内に装着することとなる。
前記フィルタ4と前記清掃装置5とをケーシング15から抜脱する際は、図9(A)で示すように、前記前面グリル16を前記軸16dを中心として所定角度開放させる。次に、上記したように、前記吸込グリル15の段差部15fに手を掛けて上方に押し上げ、前記ステー15eの下端部を前記掛止用突起19aに掛止させ仮固定する。この際、前記前面グリル16の上端部に設けられた切欠き16eにより、吸込グリル15aは前面グリル16と干渉することなく、容易に上方に開放することができるようになっている。また、これにより、前記フィルタ4の上面側ガイドとなっていた前記吸込グリル15aの裏面15bが前記フィルタ4から離間し、フィルタ4の移動が容易となって抜脱が行い易くなっている。
続いて、前記フィルタ5と清掃装置5とを上面側に持ち上げ、前記フィルタ4の両側に形成され、図3で示す駆動歯車18aに噛合した従動歯車4cを、同駆動歯車18aから離間させることにより、前記フィルタ5と清掃装置5とを、図5(A)に示す状態でケーシング15から抜脱する。
次に、前記清掃装置5と前記フィルタ4とを分離し、貯留部5cに堆積した塵埃を廃棄するとともに、前記フィルタ4に残留している塵埃を清掃した後、再び清掃装置5と前記フィルタ4とを一体化する。続いて、一体化したこれらを再びケーシング15内に装着する。同フィルタ4の下面を、底面10aおよび側面10bにより断面L字状に、相対向して形成された補助ガイド手段10に載置するとともに、前記清掃装置5を所定位置に固定する。そして、前記フィルタ4の両側に形成された従動歯車4cをを前記駆動歯車18aに噛合させる。これにより装着作業を完了することができるようになっている。この際、前記吸込グリル15aが上方に開放されていることにより、フィルタ4の挿入部位が大きく開放され、作業に未熟な一般の使用者であっても、視認範囲が広いことにより、比較的作業を容易に行うことができるようになっている。
前記前面グリル16と吸込グリル15aとを閉じる際には、図9(B)で示すように、前記前面グリル16を前記軸16dを中心として後方に向かい回動させる。この際、ある角度で、前面グリル16の上面部16b下面が、吸込グリル15aの段差部15fの上面に当接して、これを下方に押し下げることにより、前記ステー15eが前記掛止用突起19aから外れ、前面パネル16とともに、吸込グリル15aが自動的に閉じられるようになっている。吸込グリル15aはケーシング15の上面側に位置し、手が届きにくいが、前面グリル16を閉じれば、これに伴って自動的に閉じられることにより、フィルタ着脱作業をより容易に行うことができるようになっている。
以上、説明したように、フィルタ4をケーシング15に着脱する際、前面グリル16と
吸込グリル15aとの両者を開放することができ、フィルタ14の装着部位を大きく拡大できて着脱作業を一般の使用者でも容易に行うことができるようになっている。また、フィルタ4及び清掃装置5の装着を終えた後、前面グリル16を後方側に回動させて閉じると、同前面グリル16に押圧されて吸込グリル15aも自動的に閉じるようになっており、より操作性を向上させたフィルタ自動清掃機能を備えた空気調和機となっている。
(A)は本発明による空気調和機の外観斜視図である。
(B)は本発明による空気調和機の断面図である。
(A)は開閉グリルを取り外した斜視図である。
(B)は開閉グリルと吸込グリルを取り外した斜視図である。
フィルタの自動清掃を示す要部説明図で、 (A)はフィルタを熱交換器の前方側に移動させた状態を示す断面図である。
(B)は後方側に移動させた状態を示す断面図である。
要部説明図で、 (A)は前部フレームおよび後部フレームからなるフレーム部の斜視図である。
(B)は後部フレームから前部フレームが離脱する状態を示す斜視図である。
(A)は天面パネルを閉じた状態を示す要部斜視図である。
(B)は天面パネルを開いた閉じた状態を示す要部斜視図である。
フィルタのガイド手段を示す要部斜視図である。 ケーシングと前面パネルとを示す斜視図である。 吸込グリルの動作を示す斜視図である。 (A)及び(B)は、前面グリルと吸込グリルの開閉動作を示す断面図である 従来のフィルタ自動清掃機能を備えた空気調和機を示す断面図である。
符号の説明
1 フレーム部
1a 支持部
1b 支持板
1c 連結板
1d 後部フレーム
1e 送風ケーシング
1f ベース部
1g 前部フレーム
2 吸込口
3 吹出口
4 フィルタ
4a 網部
4b 枠部
4c 従動歯車
5 清掃装置
5a 清掃ブラシ
5b ブラシ駆動モータ
5c 貯留部
6 移動経路
7 前部熱交換器
8 後部熱交換器
9 熱交換器
9a 伝熱管
10 補助ガイド手段
10a 底面
10b 側面
11 送風ファン
12 左右風向板
13 ディフューザ
14 上下風向板
15 ケーシング
15a 吸込グリル
15b 裏面
15c リブ
15d リブ
15e ステー
15f 段差部
16 前面パネル
16a 開閉グリル
16b 上面部
16c リブ
16d 軸
16e 切欠き
18 フィルタ駆動部
18a 駆動歯車
19 側板
19a 掛止用突起

Claims (2)

  1. ケーシングの前面から上面にかけて連続する開口部を設けるとともに、前面下部に吹出口を設け、前記ケーシング内には、前記開口部と前記吹出口とを結ぶ空気流路に熱交換器と送風ファンと、前記開口部に対応してフィルタと、同フィルタの清掃を行う清掃装置を設け、前記ケーシング前面には、上端両側に設けた軸を前記ケーシングの上部両側に回動自在に軸支させた前面パネルを設け、前記上面の開口部には、後端に設けた軸を前記開口部の後端両側に回動自在に軸支させた吸込グリルを設けてなり、
    前記フィルタ及び前記清掃装置の着脱に際し、前記前面パネルと前記吸込グリルとを上方に回動するようにしたことを特徴とする空気調和機。
  2. 前記前面パネルを閉じる際、同前面パネルの上面部が、前記吸込グリルの先端部に当接することにより前記前面パネルに伴ない前記吸込グリルが閉じられるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
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