JP2009167747A - 監視カメラ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】監視カメラの視野を十分に確保することができるとともに、障害物等との衝突による監視カメラの損傷を防ぐことのできる監視カメラ装置を提供する。
【解決手段】カウンタウエイト6に凹部7を形成し、この凹部7に、監視カメラ収容体12の他端側をヒンジ16を介して組み付け、監視カメラ収容体12を、監視カメラ収容体12の光取入れ部15が凹部7から突出される通常位置と、監視カメラ収容体12が凹部7に格納される格納位置との間で回動可能とし、ベース部材13と凹部7の奥面7aとの間に、監視カメラ収容体12を格納位置から通常位置に回動させる回動力を常時その監視カメラ収容体12に作用させる付勢手段としての役目と、監視カメラ収容体12の回動動作を減衰させる減衰手段としての役目とを兼ね備えるガススプリングダンパ30を配設するものとする。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば油圧ショベルなどの作業車両に装備される監視カメラ装置に関し、特に、作業車両本体の後部に配設されるカウンタウエイトに装着されてそのカウンタウエイトの周辺を監視する監視カメラ装置に関するものである。
従来、この種の監視カメラ装置として、カウンタウエイトの上面に監視カメラを設置しているものがある。また、カウンタウエイトの後面部もしくは側面部の少なくとも一方が開口されてなる切り欠き部の内部に監視カメラを配置しているものがある(特許文献1参照)。また、カウンタウエイトに凹部を形成し、この凹部を覆うようにカバープレートをカウンタウエイトに固定し、カバープレートの一部をその凹部から外方に向けて突出するように湾曲させて庇部を形成して、この庇部と凹部との間にカメラを配置しているものもある(特許文献2参照)。
特開平10−140619号公報 特開2006−16914号公報
しかしながら、カウンタウエイトの上面に監視カメラを設置している従来の監視カメラ装置では、カウンタウエイトによって監視カメラの視野が一部削がれてしまうという問題点がある。また、落下物や障害物との衝突に対し監視カメラを保護することができないという問題点もある。
一方、特許文献1にて提案されているものでは、監視カメラがカウンタウエイトの切り欠き部の内部に配置されているから、落下物や障害物との衝突に対し監視カメラを保護することができるものの、カウンタウエイトにより監視カメラの視野が一部削がれてしまうという問題点を解消することはできない。
他方、特許文献2にて提案されているものでは、カウンタウエイトの凹部とその凹部から外方に向けて突出される庇部との間にカメラが配置されているから、カメラの視野を十分に確保することができるものの、落下物や障害物が庇部に衝突した際の衝撃をカメラはまともに受けることになるため、落下物や障害物との衝突によるカメラの破損を防止することができないという問題点がある。
本発明は、このような問題点を解消するためになされたもので、監視カメラの視野を十分に確保することができるとともに、障害物等との衝突による監視カメラの損傷を防ぐことのできる監視カメラ装置を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するために、本発明による監視カメラ装置は、
作業車両本体の後部に配設されるカウンタウエイトに装着される監視カメラ装置において、
前記カウンタウエイトの周辺を撮影する監視カメラと、光を取り入れる光取入れ部を一端側に有し、前記監視カメラをその光取入れ部に臨ませた状態で収容する監視カメラ収容体とを備え、
前記カウンタウエイトに凹部を形成し、この凹部に、前記監視カメラ収容体の他端側をヒンジを介して組み付け、前記監視カメラ収容体を、該監視カメラ収容体の光取入れ部が前記凹部から突出される通常位置と、該監視カメラ収容体が前記凹部に格納される格納位置との間で回動可能とし、
前記監視カメラ収容体を前記格納位置から前記通常位置に回動させる回動力を常時その監視カメラ収容体に作用させる付勢手段を設けてなることを特徴とするものである(第1発明)。
第1発明において、前記監視カメラ収容体の回動動作を減衰させる減衰手段が設けられるのが好ましい(第2発明)。
第1発明または第2発明において、前記付勢手段は、前記監視カメラ収容体と前記凹部の奥面との間に配され、一端部が前記監視カメラ収容体にピン連結されるとともに、他端部が前記凹部の奥面にピン連結される伸縮自在な連結ロッド装置と、この連結ロッド装置を伸長させる伸長力を発する伸長力発生手段とより構成されるものであるとすることができる(第3発明)。
第1発明乃至第3発明において、前記監視カメラ収容体における前記凹部の外側に向けた面の側部には、一端と他端との間にかけて傾斜面が形成されているのが好ましい(第4発明)。
第4発明において、前記傾斜面は、前記監視カメラ収容体の一端から他端に向かう方向に進むにつれて先細る形状とされるのがよい(第5発明)。
第1発明乃至第5発明において、前記監視カメラ収容体は、前記凹部の奥面側に配されて前記監視カメラが組み付けられるベース部材に、このベース部材に組み付けられた監視カメラを覆うカバー部材が着脱可能に取り付けられてなるものとすることができる(第6発明)。
本発明によれば、監視カメラ収容体が通常位置にあるとき、監視カメラ収容体の光取入れ部がカウンタウエイトの凹部から突出されるので、監視カメラの視野を十分に確保することができる。また、障害物等との衝突により、監視カメラ収容体に外力が作用したとき、この外力によって監視カメラ収容体が通常位置から格納位置に向けて回動されてカウンタウエイトの凹部に格納されるので、障害物等からの衝撃の大部分がカウンタウエイトの凹部周辺部位で受け止められ、障害物等との衝突による監視カメラの損傷を防ぐことができる。なお、監視カメラ収容体に作用する外力がなくなると、付勢手段から付与される回動力によって、監視カメラ収容体が格納位置から通常位置に向けて回動されて通常位置に復帰される。
また、監視カメラ収容体の回動動作を減衰させる減衰手段が設けられるものとすることにより、監視カメラ収容体の振れが素早く減衰されるので、車両の振動等の影響による監視カメラの映像のぶれを防ぐことができる。
また、監視カメラ収容体とカウンタウエイトの凹部の奥面との間に伸縮自在な連結ロッド装置を配し、この連結ロッド装置にて両者を連結し、伸長力発生手段による伸長力にてその連結ロッド装置を伸長させる構成を採用することにより、監視カメラ収容体に回動力を常時付与する付勢手段を比較的簡易な構成にて構築することができる。
また、監視カメラ収容体におけるカウンタウエイトの凹部の外側に向けた面の側部に、一端と他端との間にかけて傾斜面を設ける構成を採用することにより、障害物等との衝突による外力が監視カメラ収容体に対しその側方から作用したときに、その外力の一部を、監視カメラ収容体をカウンタウエイトの凹部の奥面側に押し込む押込み力として作用させることができる。したがって、障害物等との衝突による外力が監視カメラ収容体に対しその側方から作用した場合であっても、監視カメラ収容体をカウンタウエイトの凹部にスムーズに格納することができる。
ここで、監視カメラ収容体に設けられる傾斜面を、該監視カメラ収容体の一端から他端に向かう方向に進むにつれて先細る形状とすることにより、監視カメラ収容体の他端側奥行寸法を小さくすることができ、これによってカウンタウエイトの凹部を形成する上でのくぼみを小さくすることができ、装置全体のコンパクト化を図ることができる。
また、監視カメラ収容体は、カウンタウエイトの奥面側に配されて監視カメラが組み付けられるベース部材に、このベース部材に組み付けられた監視カメラを覆うカバー部材が着脱可能に取り付けられてなるものとすることにより、障害物等との衝突によりカバー部材が変形・損傷したとしても、カバー部材のみを交換することで、元の監視カメラ収容体に容易に修復することができる。
次に、本発明による監視カメラ装置の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。以下に述べる実施の形態は、作業車両の一例として油圧ショベルを挙げ、この油圧ショベルに装備される監視カメラ装置に本発明が適用された例である。なお、以下に述べる説明において、前後左右方向は、特に断りのない限り、運転者が運転席に着座した状態における前後左右方向に一致させている。
図1には、本発明の一実施形態に係る監視カメラ装置が装備された油圧ショベルの側面図が示されている。また、図2には、監視カメラ装置が装着されたカウンタウエイトの外観斜視図で、監視カメラ装置が通常位置にあるときの状態図(a)および監視カメラ装置が格納位置にあるときの状態図(b)がそれぞれ示されている。
図1に示される油圧ショベル1は、下部走行体2a上に上部旋回体2bが旋回自在に設けられてなる作業車両本体2と、上部旋回体2bの前部中央部分に取着される屈曲起伏自在の作業機3とを備えて構成されている。上部旋回体2bの前部左側部分には運転室を構成するキャブ4が設置され、上部旋回体2bの前後方向中間部分にはエンジンや油圧機器、冷却装置等を収納する機関室5が設けられ、上部旋回体2bの後部にはカウンタウエイト6が配設されている。
図2(a)に示されるように、カウンタウエイト6は、後方に膨らみを持って左右方向に延びる曲面形状の後面部6aと、後面部6aの上側に連なる上面部6bと、後面部6aの左側に連なる左側面部6cと、後面部6aの右側に連なる右側面部6dとを有している。
カウンタウエイト6において、後面部6aと上面部6bとの交わりの角部における左右方向中央位置には、カウンタウエイト6の一部を窪ませることによって形成される所定の幅、奥行、深さ寸法の凹部7が設けられている。上面部6bと左側面部6cとの交わりの角部における前後方向中央位置には、カウンタウエイト6の一部を窪ませることによって形成される所定の幅、奥行、深さ寸法の凹部8が設けられている。上面部6bと右側面部6dとの交わりの角部における前後方向中央位置には、カウンタウエイト6の一部を窪ませることによって形成される所定の幅、奥行、深さ寸法の凹部9が設けられている。
凹部7にはカウンタウエイト6の後方を監視する監視カメラ装置10が装着され、凹部8にはカウンタウエイト6の左側方を監視する監視カメラ装置10′が装着され、凹部9にはカウンタウエイト6の右側方を監視する監視カメラ装置10"が装着されている。各凹部7,8,9に装着される各監視カメラ装置10,10′,10"はその基本構成が同じであるため、以下においては、代表として、凹部7に装着される監視カメラ装置10について説明することとする。
図3には、図2(a)のA−A線断面図が示され、図4には、図2(b)のB−B線断面図が示されている。また、図5には、カバー部材の外観斜視図が示されている。
図3に示されるように、凹部7に装着される監視カメラ装置10は、カウンタウエイト6の後方周辺を撮影する監視カメラ11と、この監視カメラ11を収容する監視カメラ収容体12とを備えている。
監視カメラ11は、公知のCCD(Charge Coupled Device)カメラであって、この監視カメラ11で撮影された映像がキャブ4内の図示されないモニタ装置に映し出され、キャブ4内のオペレータがそのモニタ装置に映し出された映像を通してカウンタウエイト6の後方を視認することができるようになっている。
監視カメラ収容体12は、凹部7の奥面7a側に配されるベース部材13と、凹部7の外側に向けて配されるカバー部材14とが組み合わされて構成されている。監視カメラ収容体12においては、その一端側(下端側)が開口されることにより、光を取り入れるための光取入れ部15が形成されている。なお、光取入れ部15としては、監視カメラ収容体12の一端側を開口し、その開口部にガラス製または樹脂製の透明板を組み込むことで構成されるものであってもよい。
また、監視カメラ収容体12においては、その他端側(上端側)がヒンジ16を介して凹部7に組み付けられることにより、該監視カメラ収容体12の光取入れ部15が凹部7から突出される図3に示されるような通常位置と、該監視カメラ収容体12が凹部7に格納される図4に示されるような格納位置との間で回動可能とされている。
図3に示されるように、ベース部材13は、監視カメラ11がその視野方向を光取入れ部15の方に向けた状態で組み付けられる監視カメラ組付板部13aと、この監視カメラ組付板部13aの他端縁(上端縁)にその監視カメラ組付板部13aに対し直角を成して一体的に設けられる端板部13bとより構成されている。
ヒンジ16は、凹部7の左右両壁に両端部が支えられる支持軸17と、この支持軸17が挿通される挿通孔を有し、ベース部材13の端板部13bに固着されるブラケット18とより構成されている。
カバー部材14は、ベース部材13に組み付けられた監視カメラ11を覆うことのできる折り曲げ板金構造のカバー部材であり、図5に示されるように、端板21と、端板21の左側に連設される左側板22と、端板21の右側に連設される右側板23と、端板21の後側に連設される中央板24と、凹部7の奥面7a側に傾きが付されて中央板24と左側板22とを繋ぐ左傾斜板25と、凹部7の奥面7a側に傾きが付されて中央板24と右側板23とを繋ぐ右傾斜板26とより構成されている。
左傾斜板25および右傾斜板26の各傾斜板により、監視カメラ収容体12の一端(下端)と他端(上端)との間における、凹部7の外側に向けた面の各側部に、傾斜面が形成されることになる。ここで、各傾斜板25,26は、監視カメラ収容体12の一端(下端)から他端(上端)に向かう方向に進むにつれて先細る三角形状とされている。
図3に示されるように、ベース部材13に対しカバー部材14は、カバー部材14の端板21を貫通してベース部材13の端板部13bに螺合するボルト27の締め付けによって固定されている。このボルト27の取り付け、取り外し操作により、ベース部材13に対しカバー部材14を着脱することができる。
ベース部材13と凹部7の奥面7aとの間には、監視カメラ収容体12を図4に示される格納位置から図3に示される通常位置に回動させる回動力を常時その監視カメラ収容体12に作用させる付勢手段としての役目と、監視カメラ収容体12の回動動作を減衰させる減衰手段としての役目とを兼ね備えるガススプリングダンパ30が配されている。
ガススプリングダンパ30は、主として、伸縮自在な連結ロッド装置31より構成されている。連結ロッド装置31は、シリンダチューブ32と、シリンダチューブ32の内部に摺動自在に挿入されるピストン33と、ピストン33に他端側(基端側)が連結され、一端側(先端側)がシリンダチューブ32の一端(先端)から突出されるピストンロッド34とを備えて構成されている。ピストンロッド34の一端部(先端部)は、ベース部材13における監視カメラ組付板部13aの一端部(先端部)に設けられたブラケット35にピン36を介して連結されている。また、シリンダチューブ32の他端部(基端部)は、凹部7の奥面7aの上部に設けられたブラケット37にピン38を介して連結されている。
シリンダチューブ32内のピストン33で区画されるロッド側ガス室39およびボトム側ガス室40には、それぞれ高圧ガスが封入されており、両ガス室39,40のピストン33に対する受圧面積差にてピストンロッド34がシリンダチューブ32から押し出される方向の伸長方向に付勢されるようになっている。このピストンロッド34に作用する伸長方向の付勢力により、監視カメラ収容体12を図4に示される格納位置から図3に示される通常位置に回動させる回動力を常時その監視カメラ収容体12に作用させることができるようになっている。なお、シリンダチューブ32内に封入される高圧ガスが本発明の「伸長力発生手段」に相当する。
ピストン33には、ロッド側ガス室39とボトム側ガス室40との間を連通する図示されない高圧ガス流路が設けられるとともに、この高圧ガス流路を制御する要素として、オリフィス、バルブ及びポート(いずれも図示省略)がそれぞれ設けられており、シリンダチューブ32内でのピストン33の摺動動作に伴い、それら要素のそれぞれが、またはそれら要素の中から組み合わされたものが、ピストン33の摺動動作に対し最適な減衰力が作用するように高圧ガス流路の大きさを調整するようになっている。
以上に述べたように構成される監視カメラ装置10において、監視カメラ収容体12に対し何ら外力が作用していないときには、ガススプリングダンパ30から付与される回動力によって、監視カメラ収容体12が図3に示される通常位置に保持される。監視カメラ収容体12が図3に示される通常位置にあるときには、監視カメラ収容体12の光取入れ部15が凹部7から突出されて監視カメラ11の視野が十分に確保されるので、キャブ4内の図示されないモニタ装置に映し出された映像を通してオペレータはカウンタウエイト6の後方を良好に視認することができる。また、ガススプリングダンパ30の減衰作用により、監視カメラ収容体12の振れが素早く減衰されるので、作業車両本体2の振動等の影響による監視カメラ12の映像のぶれを防ぐことができる。
例えば、作業車両本体2が後進中にカウンタウエイト6の後方に存在する障害物と衝突して、監視カメラ収容体12に対し監視カメラ収容体12を凹部7の奥面7aの方へ押し込むような外力F(図3参照)が作用したときには、この外力Fによって監視カメラ収容体12が図3に示される通常位置から図4に示される格納位置に向けて回動されてカウンタウエイト6の凹部7に格納されるので、障害物からの衝撃の大部分がカウンタウエイト6の凹部7周辺部位で受け止められ、障害物との衝突による監視カメラ11の損傷を防ぐことができる。
次に、上部旋回体2bの旋回時における障害物との衝突により、監視カメラ収容体12に対し右側方または左側方から外力FまたはFが作用した場合について、図6を用いて説明する。
図6(a)に示されるように、監視カメラ収容体12に対し右側方から外力Fが作用した場合には、カバー部材14の右傾斜板26により、その外力Fの一部を、監視カメラ収容体12を凹部7の奥面7a側に押し込む押込み力F13として作用させることができる。
また、図6(b)に示されるように、監視カメラ収容体12に対し左側方から外力Fが作用した場合には、カバー部材14の左傾斜板25により、その外力Fの一部を、監視カメラ収容体12を凹部7の奥面7a側に押し込む押込み力F14として作用させることができる。
したがって、上部旋回体2bの旋回時における障害物との衝突による外力が監視カメラ収容体12に対しその側方から作用した場合であっても、監視カメラ収容体12を凹部7にスムーズに格納することができ、障害物との衝突による監視カメラ11の損傷を防ぐことができる。
以上、本発明の監視カメラ装置について、一実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記実施形態に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
例えば、図5に示されるカバー部材14に代えて、図7に示されるカバー部材14Aを用いてもよい。このカバー部材14Aは、基本的にカバー部材14と同様の作用効果を奏するものである。
図5に示されるカバー部材14においては、左傾斜板25および右傾斜板26の各傾斜板が監視カメラ収容体12の一端(下端)から他端(上端)に向かう方向に進むにつれて先細る三角形状とされているのに対し、図7に示されるカバー部材14Aにおいては、左傾斜板25Aおよび右傾斜板26Aの各傾斜板が監視カメラ収容体12の一端(下端)から他端(上端)に亘ってその幅寸法が等しくされた四角形状とされている。
図5に示されるカバー部材14の他端側奥行寸法Dと図7に示されるカバー部材14Aの他端側奥行寸法Dとを比較して明らかなように、図5に示されるカバー部材14の他端側奥行寸法Dの方が小さい。このため、図5に示されるカバー部材14を採用することにより、カウンタウエイト6の凹部7を形成する上でのくぼみを小さくすることができ、装置全体のコンパクト化を図ることができる。
上記実施形態においては、監視カメラ収容体12を図4に示される格納位置から図3に示される通常位置に回動させる回動力を常時その監視カメラ収容体12に作用させる付勢手段としての役目と、監視カメラ収容体12の回動動作を減衰させる減衰手段としての役目とを兼ね備えるガススプリングダンパ30が用いられた例を示したが、これに限定されるものではない。
例えば、公知のガスダンパまたはオイルダンパを、監視カメラ収容体12と凹部7とを繋ぐ連結ロッド装置として、また監視カメラ収容体12の回動動作を減衰させる減衰手段として用い、このガスダンパまたはオイルダンパに圧縮コイルばね(本発明の「伸長力発生手段」に相当する。)をその内部に組み込む、あるいはその外部に組み付けることにより、ガススプリングダンパ30と同様の作用を成すようにすることができる。
また、例えば、公知のガスダンパまたはオイルダンパを、監視カメラ収容体12と凹部7とを繋ぐ連結ロッド装置として、また監視カメラ収容体12の回動動作を減衰させる減衰手段として用い、監視カメラ収容体12を図4に示される格納位置から図3に示される通常位置に回動させる回動力を常時その監視カメラ収容体12に作用させるように、ねじりコイルばね(本発明の「付勢手段」に相当する。)を支持軸17に装着することにより、ガススプリングダンパ30と同様の作用を成すようにすることができる。
本発明の監視カメラ装置は、カウンタウエイト周辺を撮影する監視カメラの視野を十分に確保することができるとともに、障害物等との衝突による監視カメラの損傷を防ぐことができるという効果を奏するものであることから、カウンタウエイトを備える、例えば油圧ショベルやラフテレンクレーン、フォークリフトなどの作業車両のカウンタウエイト周辺の監視の用途に好適に用いることができる。
本発明の一実施形態に係る監視カメラ装置が装備された油圧ショベルの側面図である。 監視カメラ装置が装着されたカウンタウエイトの外観斜視図で、(a)は監視カメラ装置が通常位置にあるときの状態図、(b)は監視カメラ装置が格納位置にあるときの状態図である。 図2(a)のA−A線断面図である。 図2(b)のB−B線断面図である。 カバー部材の外観斜視図である。 (a)は監視カメラ収容体に外力が右側方から作用した状態を表わす図で、(b)は監視カメラ収容体に外力が左側方から作用した状態を表わす図である。 カバー部材の他の態様例の外観斜視図である。
符号の説明
1 油圧ショベル
2 作業車両本体
6 カウンタウエイト
7 凹部
10 監視カメラ装置
11 監視カメラ
12 監視カメラ収容体
13 ベース部材
14 カバー部材
15 光取入れ部
16 ヒンジ
25 左傾斜板
26 右傾斜板
30 ガススプリングダンパ
31 連結ロッド装置

Claims (6)

  1. 作業車両本体の後部に配設されるカウンタウエイトに装着される監視カメラ装置において、
    前記カウンタウエイトの周辺を撮影する監視カメラと、光を取り入れる光取入れ部を一端側に有し、前記監視カメラをその光取入れ部に臨ませた状態で収容する監視カメラ収容体とを備え、
    前記カウンタウエイトに凹部を形成し、この凹部に、前記監視カメラ収容体の他端側をヒンジを介して組み付け、前記監視カメラ収容体を、該監視カメラ収容体の光取入れ部が前記凹部から突出される通常位置と、該監視カメラ収容体が前記凹部に格納される格納位置との間で回動可能とし、
    前記監視カメラ収容体を前記格納位置から前記通常位置に回動させる回動力を常時その監視カメラ収容体に作用させる付勢手段を設けてなることを特徴とする監視カメラ装置。
  2. 前記監視カメラ収容体の回動動作を減衰させる減衰手段が設けられる請求項1に記載の監視カメラ装置。
  3. 前記付勢手段は、前記監視カメラ収容体と前記凹部の奥面との間に配され、一端部が前記監視カメラ収容体にピン連結されるとともに、他端部が前記凹部の奥面にピン連結される伸縮自在な連結ロッド装置と、この連結ロッド装置を伸長させる伸長力を発する伸長力発生手段とより構成されるものである請求項1または2に記載の監視カメラ装置。
  4. 前記監視カメラ収容体における前記凹部の外側に向けた面の側部には、一端と他端との間にかけて傾斜面が形成されている請求項1〜3のいずれかに記載の監視カメラ装置。
  5. 前記傾斜面は、前記監視カメラ収容体の一端から他端に向かう方向に進むにつれて先細る形状とされる請求項4に記載の監視カメラ装置。
  6. 前記監視カメラ収容体は、前記凹部の奥面側に配されて前記監視カメラが組み付けられるベース部材に、このベース部材に組み付けられた監視カメラを覆うカバー部材が着脱可能に取り付けられてなるものである請求項1〜5のいずれかに記載の監視カメラ装置。
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