JP2009166682A - ワイパモータ - Google Patents
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Abstract
【課題】出力軸の延びる方向の反対側で車両に対して固定可能とするとともに、部品点数を増大させることなく簡単な構成で各部の強度を確保することができるワイパモータを提供する。
【解決手段】ワイパモータ4は、回転軸を回転駆動するモータ本体11と、ギヤハウジング13と回転軸の軸線の直角方向に沿って延びる出力軸14とギヤとを有する減速部12とを備える。ギヤハウジング13は、出力軸14の延びる方向側のハウジング本体21と出力軸14の延びる方向の反対側のカバー22とからなる。ハウジング本体21には、出力軸14を軸支すべく出力軸14の延びる方向に突出する円筒部21aと、円筒部21aの外周から出力軸14の径方向外方に延出してカバー22の外側で出力軸14の延びる方向の反対側に向けてさらに延び、その先端側において車両に固定するための固定部21bを有する固定足21c,21dが一体に連続して形成されている。
【選択図】図3
【解決手段】ワイパモータ4は、回転軸を回転駆動するモータ本体11と、ギヤハウジング13と回転軸の軸線の直角方向に沿って延びる出力軸14とギヤとを有する減速部12とを備える。ギヤハウジング13は、出力軸14の延びる方向側のハウジング本体21と出力軸14の延びる方向の反対側のカバー22とからなる。ハウジング本体21には、出力軸14を軸支すべく出力軸14の延びる方向に突出する円筒部21aと、円筒部21aの外周から出力軸14の径方向外方に延出してカバー22の外側で出力軸14の延びる方向の反対側に向けてさらに延び、その先端側において車両に固定するための固定部21bを有する固定足21c,21dが一体に連続して形成されている。
【選択図】図3
Description
本発明は、車両に設けられ、ワイパを駆動するためのワイパモータに関するものである。
従来から車両には、ワイパを駆動するためのワイパモータが設けられている。このようなワイパモータとしては、回転軸を回転駆動するモータ本体と、モータ本体に固定されるギヤハウジングと該ギヤハウジングに軸支され回転軸の軸線の直角方向に沿って延びる出力軸とギヤハウジング内に収容され回転軸の回転を減速して出力軸に伝達するためのギヤとを有する減速部とを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。このようなワイパモータは、ギヤハウジングが車両に対して固定されるとともに出力軸にワイパが連結されることになる。
特開2005−137092号公報
ところで、上記のようなワイパモータは、一般的に、ギヤハウジングに、出力軸の延びる方向側で車両に固定するための固定部が形成されている。しかしながら、近年、スペース的な問題や固定側(車両)の構造(剛性)的な問題等により、出力軸の延びる方向の反対側で車両に対して固定可能なワイパモータが望まれることがある。そして、このような場合、部品点数の増大や構成の複雑化を回避しながら各部の強度が確保されるワイパモータが望まれる。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、出力軸の延びる方向の反対側で車両に対して固定可能とするとともに、部品点数を増大させることなく簡単な構成で各部の強度を確保することができるワイパモータを提供することにある。
請求項1に記載の発明では、回転軸を回転駆動するモータ本体と、前記モータ本体に固定されるギヤハウジングと、該ギヤハウジングに軸支され前記回転軸の軸線の直角方向に沿って延びる出力軸と、前記ギヤハウジング内に収容され前記回転軸の回転を減速して前記出力軸に伝達するためのギヤとを有する減速部と、を備え、前記ギヤハウジングが車両に対して固定されるとともに前記出力軸にワイパが直接又は間接的に連結されるワイパモータであって、前記ギヤハウジングは、前記出力軸の延びる方向側に設けられるハウジング本体と、前記出力軸の延びる方向の反対側で前記ハウジング本体の収容凹部を略閉塞するためのカバーとからなり、前記ハウジング本体には、前記出力軸を軸支すべく該出力軸の延びる方向と同方向に略円筒状に突出する円筒部と、前記円筒部の外周から前記出力軸の径方向外方に延出して前記カバーの外側で前記出力軸の延びる方向の反対側に向けてさらに延び、その先端側において前記車両に固定するための固定部を有する固定足が前記ハウジング本体に一体に前記円筒部の外周から連続して形成された。
同構成によれば、ハウジング本体には、出力軸の延びる方向の反対側に延びてその先端側に車両に固定するための固定部を有する固定足が形成されるため、出力軸の延びる方向の反対側で車両に対して固定可能とされる。そして、ハウジング本体には、出力軸を軸支すべく出力軸の延びる方向と同方向に略円筒状に突出する円筒部がハウジング本体に一体に形成され、その円筒部の外周から前記出力軸の径方向外方に延出して前記カバーの外側で前記出力軸の延びる方向の反対側に向けてさらに延び前記固定部まで連続して固定足を設けた。そのため、例えば、モータブラケットなどの別部品を用いて出力軸の延びる方向の反対側で車両に対して固定可能とする場合に比べ部品点数及び組付工数を低減でき、しかも、そのワイパモータの車両への固定のための固定足を円筒部の外周から固定部まで連続して形成したので、簡単な構成で固定足を含むハウジング本体の各部の強度を確保することができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のワイパモータにおいて、前記固定足は複数設けられ、前記出力軸の軸線方向から見て少なくとも1つの前記固定足の両側に補強リブが前記円筒部の外周から前記固定部に至るまで連続して設けられた。
同構成によれば、補強リブは、出力軸の軸線方向から見て少なくとも1つの固定足の両側に円筒部の外周から固定部に至るまで連続して設けられるため、少なくとも1つの固定足だけでなく円筒部においてもより大きな強度を確保することができる。このため、例えば、ワイパによる雪溜まり払拭などのワイパ高負荷時において出力軸に大きな反力が作用しても円筒部において出力軸をしっかりと支持することができる。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載のワイパモータにおいて、前記固定足は、前記モータ本体を車両から離間して固定すべく前記円筒部の突出方向と反対側に向けて前記モータ本体より突出形成されている。
同構成によれば、固定足は、円筒部の突出方向と反対側に向けて前記モータ本体より突出形成されているため、固定足の先端側の固定部が車両の取付平面に固定された状態で、該取付平面とモータ本体との間に隙間が確保されることになる。よって、例えば、車両の走行時やモータ本体の駆動時等に、モータ本体が車両(取付平面)と衝突を繰り返してしまうといったことを防止でき、ひいては、それに基づく騒音等を防止することができる。
請求項4に記載の発明では、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のワイパモータにおいて、前記固定足は、前記固定部側に向かうほど前記出力軸の軸線に対して外側に広がるように形成された。
同構成によれば、固定足は、固定部側に向かうほど出力軸の軸線に対して外側に広がるように形成されるため、例えば、固定足を前記軸線に平行に形成した場合に比べて、前記軸線方向に一対の金型でハウジング本体を製造する際の成形品の型抜けが良好となり、容易に製造することができる。
本発明によれば、出力軸の延びる方向の反対側で車両に対して固定可能とするとともに、部品点数を増大させることなく簡単な構成で各部の強度を確保することができるワイパモータを提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図1〜図4に従って説明する。
図1に示すように、車両は、フロントガラス1の下部にカウルトップパネル2を有し、そのカウルトップパネル2の下部(内部側)にワイパ3を駆動するためのワイパモータ4が設けられている。本実施の形態のワイパモータ4は、車両のカウルトップパネル2の下部(内部側)にあるボディ5に固定された車体パネル6上に固定されている。
図1に示すように、車両は、フロントガラス1の下部にカウルトップパネル2を有し、そのカウルトップパネル2の下部(内部側)にワイパ3を駆動するためのワイパモータ4が設けられている。本実施の形態のワイパモータ4は、車両のカウルトップパネル2の下部(内部側)にあるボディ5に固定された車体パネル6上に固定されている。
ワイパモータ4は、モータ本体11と減速部12とを備える。本実施の形態のモータ本体11は、直流モータであって、全体が略円柱形状に形成され、図2に示すように、その軸中心L1に設けられた回転軸11aを回転駆動可能とされている。
減速部12は、図2及び図3に示すように、モータ本体11に固定されるギヤハウジング13と、該ギヤハウジング13に軸支され前記回転軸11aの軸線(軸中心L1)の直角方向(軸中心L2)に沿って延びる出力軸14と、同ギヤハウジング13内に収容され回転軸11aの回転を減速して出力軸14に伝達するためのギヤ15とを有する。尚、本実施の形態のギヤ15は、図2に示すように、前記回転軸11aと一体回転するウォーム15aと、該ウォーム15aに噛合され前記出力軸14と一体回転するウォームホイール15bとからなる。そして、出力軸14の先端には、クランクアーム16が連結固定され、そのクランクアーム16には、図1に示すように、リンク部材17を介して前記フロントガラス1を払拭するための前記ワイパ3が連結される。
ここで、ギヤハウジング13は、前記ギヤ15を収容可能な収容凹部を有し前記出力軸14の延びる方向側(図3中、上側)に設けられる金属製のハウジング本体21と、前記出力軸14の延びる方向の反対側(図3中、下側)でハウジング本体21の前記収容凹部を略閉塞するための樹脂製のカバー22とからなる。
ハウジング本体21には、前記出力軸14を軸支すべく該出力軸14の延びる方向(図3中、上方向)と同方向に略円筒状に突出する円筒部21aが形成されている。又、ハウジング本体21には、前記出力軸14の軸線方向から見て(図2参照)前記カバー22の外側で出力軸14の延びる方向の反対側(図3中、下側)に向けて延びてその先端側に車両の前記車体パネル6(図1参照)に固定するための固定部21bを有する固定足21c〜21eが前記円筒部21aの外周から連続して形成されている。
詳しくは、固定足21c〜21eは、補強リブ21fを備え、該補強リブ21fが前記円筒部21aの外周から前記出力軸14の径方向外側に延出して前記出力軸14の軸線方向から見て(図2参照)前記ギヤ15を収容した部分の外縁の(略等間隔の)3箇所から僅かに外側に延び、更に出力軸14の延びる方向の反対側(図3中、下側)に延びて形成されている。又、各固定足21c〜21eは、図3に示すように、前記モータ本体11より前記出力軸14の軸線方向(前記円筒部21aの突出方向と反対側であって、図3中、下方向)に突出するように形成されている。即ち、各固定足21c〜21eは、図1に示すように、固定足21c〜21eの先端の固定部21bが車両(車体パネル6)の取付平面6aに固定された状態で、該取付平面6aとモータ本体11との間に隙間S(図3参照)が形成されるようになっている。又、各固定足21c〜21eは、図4に示すように、先端側であって前記固定部21b側に向かうほど前記出力軸14の軸線(軸中心L2)に対して外側に広がるように(即ち軸中心L2に対して遠ざかるように傾斜して)形成されている。
又、固定足21c〜21eには、前記円筒部21aの外周から前記固定部21bまで連続して設けられる前記補強リブ21fが形成されている。この補強リブ21fは、各部(固定足21c〜21eだけでなく、ギヤ15を収容する部分や円筒部21a)の強度を確保すべく立設して形成されている。又、本実施の形態における3つの固定足21c〜21eの内の2つの(図2中、左上と左下の)固定足21c,21dに対しては、補強リブ21fは、出力軸14の軸線方向から見て(図2参照)、固定足21c,21dにおけるそれぞれの両側に対応して(即ち固定足21c,21d毎に一対)設けられている。又、3つの固定足21c〜21eの内の1つの(図2中、右上の)固定足21eに対しては、補強リブ21fは、出力軸14の軸線方向から見て(図2参照)、固定足21eにおける前記モータ本体11と離間した側にのみ対応して設けられている。尚、固定足21eにおけるモータ本体11と近い側は、ハウジング本体21におけるモータ本体11との連結固定部21gが形成され、該連結固定部21gにてギヤ15を収容する部分と円筒部21aとの強度が確保されるため、固定足21eにのみ(円筒部21aまで連続しない)固定足補強リブ21hが形成されている。
そして、前記各固定部21bには、固定孔21iが形成され、ワイパモータ4は、固定孔21i及び車体パネル6を貫通してナット(図示略)に螺合されるボルト23(図1参照)によって車両(車体パネル6)に締結固定される。
次に、上記実施の形態の特徴的な作用効果を以下に記載する。
(1)ハウジング本体21には、出力軸14の延びる方向の反対側に延びてその先端側に車両(車体パネル6)に固定するための固定部21bを有する固定足21c〜21eが形成されるため、出力軸14の延びる方向の反対側で車両(車体パネル6)に対して固定可能とされる。そして、ハウジング本体21には、出力軸14を軸支すべく出力軸14の延びる方向と同方向に略円筒状に突出する円筒部21aがハウジング本体21に一体に形成され、その円筒部21aの外周から出力軸14の径方向外方に延出してカバー22の外側で出力軸14の延びる方向の反対側に向けてさらに延び前記固定部21bまで連続して固定足21c〜21e(補強リブ21f含む)を設けた。そのため、例えば、モータブラケットなどの別部品を用いて出力軸14の延びる方向の反対側で車両に対して固定可能とする場合に比べ部品点数及び組付工数を低減でき、しかも、そのワイパモータ4の車両への固定のための固定足21c〜21eを円筒部21aの外周から固定部21bまで連続して形成したので、簡単な構成で固定足21c〜21eを含むハウジング本体21の各部の強度を確保することができる。尚、固定足21c〜21eは、出力軸14の軸線方向から見てカバー22の外側に形成されるため、出力軸14の延びる方向の反対側でハウジング本体21の収容凹部を略閉塞するためのカバー22の固定作業が困難となることはない。
(1)ハウジング本体21には、出力軸14の延びる方向の反対側に延びてその先端側に車両(車体パネル6)に固定するための固定部21bを有する固定足21c〜21eが形成されるため、出力軸14の延びる方向の反対側で車両(車体パネル6)に対して固定可能とされる。そして、ハウジング本体21には、出力軸14を軸支すべく出力軸14の延びる方向と同方向に略円筒状に突出する円筒部21aがハウジング本体21に一体に形成され、その円筒部21aの外周から出力軸14の径方向外方に延出してカバー22の外側で出力軸14の延びる方向の反対側に向けてさらに延び前記固定部21bまで連続して固定足21c〜21e(補強リブ21f含む)を設けた。そのため、例えば、モータブラケットなどの別部品を用いて出力軸14の延びる方向の反対側で車両に対して固定可能とする場合に比べ部品点数及び組付工数を低減でき、しかも、そのワイパモータ4の車両への固定のための固定足21c〜21eを円筒部21aの外周から固定部21bまで連続して形成したので、簡単な構成で固定足21c〜21eを含むハウジング本体21の各部の強度を確保することができる。尚、固定足21c〜21eは、出力軸14の軸線方向から見てカバー22の外側に形成されるため、出力軸14の延びる方向の反対側でハウジング本体21の収容凹部を略閉塞するためのカバー22の固定作業が困難となることはない。
(2)3つの固定足21c〜21eの内の2つの(図2中、左上と左下の)固定足21c,21dに対しては、補強リブ21fは、出力軸14の軸線方向から見て、固定足21c,21dにおけるそれぞれの両側に対応して円筒部21aの外周から固定部21bに至るまで連続して設けられるため、該固定足21c,21dだけでなく円筒部21aにおいてもより大きな強度を確保することができる。このため、例えば、ワイパ3による雪溜まり払拭などのワイパ高負荷時において出力軸14に大きな反力が作用しても円筒部21aにおいて出力軸14をしっかりと支持することができる。
(3)各固定足21c〜21eは、円筒部21aの突出方向と反対側に向けてモータ本体11より突出形成されているため、固定足21c〜21eの先端側の固定部21bが車両(車体パネル6)の取付平面6aに固定された状態で、該取付平面6aとモータ本体11との間に隙間Sが確保されることになる。よって、例えば、車両の走行時やワイパモータ4の駆動時等に、モータ本体11が車両(取付平面6a)と衝突を繰り返してしまうといったことを防止でき、ひいては、それに基づく騒音等を防止することができる。
(4)各固定足21c〜21eは、先端側であって固定部21b側に向かうほど出力軸14の軸線(軸中心L2)に対して外側に広がるように(即ち軸中心L2に対して遠ざかるように傾斜して)形成される。よって、例えば、固定足を前記軸線(軸中心L2)に平行に形成した場合に比べて、前記軸線方向に一対の金型でハウジング本体21を製造する際の成形品の型抜けが良好となり、容易に製造することができる。
(5)固定足21c〜21eは、3個設けられるため、簡単な構成でワイパモータ4を車両(車体パネル6)に対して安定して固定することができる。
上記実施の形態は、以下のように変更して実施してもよい。
上記実施の形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・上記実施の形態では、3つの固定足21c〜21eの内の2つの(図2中、左上と左下の)固定足21c,21dに対して、円筒部21aの外周から固定部21bに至るまで連続した補強リブ21fを一対設けたが、これに限定されず、全ての固定足21c〜21eに対して一対ずつ設けてもよいし、1つの固定足に対してのみ一対設けてもよい。又、各固定足21c〜21eに補強リブ21fを1つずつ設けた構成としてもよいし、3つずつ設けた構成としてもよい。
・上記実施の形態では、各固定足21c〜21eは、モータ本体11より出力軸14の軸線方向(出力軸14の延びる方向の反対側であって、図3中、下方向)に突出するように形成され、取付平面6aとモータ本体11との間に隙間Sが確保されるようにしたが、これに限定されず、他の構成に変更してもよい。例えば、各固定足21c〜21eを、出力軸14の軸線方向(出力軸14の延びる方向の反対側であって、図3中、下方向)にモータ本体11と同じ位置まで延びるように形成し、取付平面6aとモータ本体11との間に隙間Sが確保されないようにしてもよい。又、各固定足21c〜21eを、出力軸14の軸線方向(出力軸14の延びる方向の反対側であって、図3中、下方向)にモータ本体11と同じ位置まで延びるように形成しながら、車体パネル6のモータ本体11と対応した位置に凹部を形成することで、車体パネル6とモータ本体11との間に隙間が確保されるようにしてもよい。
・上記実施の形態では、各固定足21c〜21eは、先端側であって固定部21b側に向かうほど出力軸14の軸線方向から見て該軸線(軸中心L2)の外側に広がるように(即ち軸中心L2に対して傾斜して)形成されるとしたが、これに限定されず、例えば、固定足21c〜21eを前記軸中心L2と平行に延びるように形成してもよい。
・上記実施の形態では、固定足21c〜21eは、ハウジング本体21に3個設けられるとしたが、これに限定されず、固定足の数を、例えば、2個や4個等、他の数に変更してもよい。
・上記実施の形態では、ギヤ15は、ウォーム15aとウォームホイール15bとからなるとしたが、回転軸11aの回転を減速して出力軸14に伝達する構成のものであれば、他の構成のものに変更してもよい。
上記各実施の形態から把握できる技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
(イ)請求項1乃至4のいずれか1項に記載のワイパモータにおいて、前記固定足は、3個設けられたことを特徴とするワイパモータ。
(イ)請求項1乃至4のいずれか1項に記載のワイパモータにおいて、前記固定足は、3個設けられたことを特徴とするワイパモータ。
同構成によれば、前記固定足は、3個設けられるため、簡単な構成でワイパモータを車両に対して安定して固定することができる。
3…ワイパ、11…モータ本体、11a…回転軸、12…減速部、13…ギヤハウジング、14…出力軸、15…ギヤ、21…ハウジング本体、21a…円筒部、21b…固定部、21c〜21e…固定足、21f…補強リブ、22…カバー。
Claims (4)
- 回転軸を回転駆動するモータ本体と、
前記モータ本体に固定されるギヤハウジングと、該ギヤハウジングに軸支され前記回転軸の軸線の直角方向に沿って延びる出力軸と、前記ギヤハウジング内に収容され前記回転軸の回転を減速して前記出力軸に伝達するためのギヤとを有する減速部と、
を備え、前記ギヤハウジングが車両に対して固定されるとともに前記出力軸にワイパが直接又は間接的に連結されるワイパモータであって、
前記ギヤハウジングは、前記出力軸の延びる方向側に設けられるハウジング本体と、前記出力軸の延びる方向の反対側で前記ハウジング本体の収容凹部を略閉塞するためのカバーとからなり、
前記ハウジング本体には、
前記出力軸を軸支すべく該出力軸の延びる方向と同方向に略円筒状に突出する円筒部と、
前記円筒部の外周から前記出力軸の径方向外方に延出して前記カバーの外側で前記出力軸の延びる方向の反対側に向けてさらに延び、その先端側において前記車両に固定するための固定部を有する固定足が前記ハウジング本体に一体に前記円筒部の外周から連続して形成されていることを特徴とするワイパモータ。 - 請求項1に記載のワイパモータにおいて、
前記固定足は複数設けられ、前記出力軸の軸線方向から見て少なくとも1つの前記固定足の両側に補強リブが前記円筒部の外周から前記固定部に至るまで連続して設けられたことを特徴とするワイパモータ。 - 請求項1又は2に記載のワイパモータにおいて、
前記固定足は、前記モータ本体を車両から離間して固定すべく前記円筒部の突出方向と反対側に向けて前記モータ本体より突出形成されていることを特徴とするワイパモータ。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のワイパモータにおいて、
前記固定足は、前記固定部側に向かうほど前記出力軸の軸線に対して外側に広がるように形成されたことを特徴とするワイパモータ。
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