JP2020099194A - 駆動装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、搭載性に優れた駆動装置を提供することである。
例えば、ラック軸と地面との間に設けられるラックアシスト型の場合、本発明によれば、上記仮想的な正方形の1つの辺と地面とが略平行となるように搭載することによって、ラック軸と地面との間の搭載スペースをケースまたはステータの外径近くまで小さくすることができる。
したがって、本発明による駆動装置は搭載性に優れている。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態による駆動装置を図1に示す。本実施形態の駆動装置10は、車両の運転者の操舵を補助する電動パワーステアリング装置11に用いられている。
先ず、電動パワーステアリング装置11の構成について図1を参照して説明する。
図1に示すように、電動パワーステアリング装置11は、ハンドル12、コラム軸13、ラックアンドピニオン機構14、ラック軸15、駆動装置10、減速機構16、ボールナット機構17およびタイロッド18等を備えている。
次に、駆動装置の構成について図2〜図4を参照して説明する。
図2〜図4に示すように、駆動装置10は、モータ部31、制御部32、ケース33、第1フレームエンド34、第2フレームエンド35、制御部カバー36およびボルト37等を備えている。
モータ部31は、ステータ38と、ステータ38の内側に回転可能に設けられているロータ39と、ロータ39と一体に回転するシャフト41とを有する。
ケース33は、筒状であり、モータ部31を収容している。ステータ38は、ケース33の内壁に例えば圧入等により固定されている。
制御部カバー36は、カップ状であり、制御部32を収容するよう設けられている。本実施形態では、制御部カバー36は、例えば接着等により第1フレームエンド34に固定されている。
ケース33は、径方向外側へ突き出す4つのフランジ部45を有している。各フランジ部45は、周方向において等間隔に設けられている。フランジ部45は、フランジ部44に対応して設けられている。
フランジ部44およびフランジ部45は、シャフト41の横断面においてケース33に外接する仮想的な正方形SQ1よりも内側に位置する。
以上説明したように、第1実施形態では、第1フレームエンド34は、径方向外側へ突き出す複数のフランジ部44を有する。ケース33は、フランジ部44に対応して設けられ且つボルト37によりフランジ部44と締結されている複数のフランジ部45を有する。フランジ部44およびフランジ部45は、シャフト41の横断面においてケース33に外接する仮想的な正方形SQ1よりも内側に位置する。
ラック軸15と地面Gとの間に設けられるラックアシスト型の場合、本実施形態によれば、上記仮想的な正方形SQ1の1つの辺と地面Gとが略平行となるように搭載することによって、ラック軸15と地面Gとの間の搭載スペースをケース33の外径近くまで小さくすることができる。
したがって、第1実施形態による駆動装置10は搭載性に優れている。
本発明の第2実施形態では、図5に示すように、第1フレームエンド51のフランジ部52は、周方向において等間隔に2つ設けられている。フランジ部52は正方形SQ1の内側に位置している。
このようにフランジ部52が2つであっても、正方形SQ1の内側に位置するように設けられることによって、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
そのため、駆動装置10を軸方向から見たときのシルエットが小さくなり、搭載性を高めることができる。
本発明の第3実施形態では、図6に示すように、第1フレームエンド55のフランジ部56は、周方向において等間隔に2つ設けられている。フランジ部56は正方形SQ1の内側に位置している。フランジ部56は、周方向において第2フレームエンド35のフランジ部46と完全に重なるよう設けられている。
そのため、第2実施形態と比べて駆動装置10を軸方向から見たときのシルエットがさらに小さくなり、搭載性をさらに高めることができる。
本発明の第4実施形態では、図7および図8に示すように、第1フレームエンド61とケース62は同一部材から構成されている。第2フレームエンド63は、径方向へ突き出す4つのフランジ部64を有している。ケース62は、フランジ部64に対応する4つのフランジ部65を有している。ボルト37は、第2フレームエンド63のフランジ部64とケース62のフランジ部65とを締結している。フランジ部64、65は、仮想的な正方形SQ1よりも内側に位置する。
このようにフランジ部64が第2フレームエンド63に設けられる場合であっても、正方形SQ1の内側に位置するように設けられることによって、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明の第5実施形態では、図9および図10に示すように、ボルト37は、第2フレームエンド71のフランジ部72とケース73のフランジ部74とハウジング24とを締結している。つまり、フランジ部72およびフランジ部74は、第2フレームエンド71とケース73とを固定するための固定部であるとともに、駆動装置10をハウジング24に固定するための固定部でもある。
そのため、例えば第1実施形態のように駆動装置10をハウジング24に固定するためのフランジ部46を別途設ける場合と比べて、駆動装置10を軸方向から見たときのシルエットがさらに小さくなり、搭載性をさらに高めることができる。
本発明の第6実施形態では、図11および図12に示すように、ケースは設けられていない。ステータ38は、第1フレームエンド75と第2フレームエンド76との間に挟まれることによって保持されている。「締結部材」としてのスルーボルト77は、第1フレームエンド75のフランジ部78と第2フレームエンド76のフランジ部79とを締結している。フランジ部78およびフランジ部79は、シャフト41の横断面においてステータ38に外接する仮想的な正方形SQ2よりも内側に位置する。
このようにケースが設けられず、また、第1フレームエンド75と第2フレームエンド76とが締結される場合であっても、フランジ部78およびフランジ部79が正方形SQ2の内側に位置するように設けられることによって、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明の他の実施形態では、第1フレームエンドおよび第2フレームエンドの両方がケースとは別部材であってもよい。そして、第1フレームエンドのフランジ部とケースのフランジ部とがボルトにより締結されるとともに、第2フレームエンドのフランジ部とケースの別のフランジ部とがボルトにより締結されてもよい。または、第1フレームエンドおよび第2フレームエンドの一方のフランジ部とケースのフランジ部とがボルトにより締結されるとともに、第1フレームエンドおよび第2フレームエンドの他方がケースに例えば圧入により固定されてもよい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
32・・・制御部 33・・・ケース
34、51、55、61、75・・・第1フレームエンド
35、63、71、76・・・第2フレームエンド
37、77・・・ボルト 38・・・ステータ
39・・・ロータ 41・・・シャフト
44、52、56、64、72、78・・・フランジ部(第1フランジ部)
45、65、74、79・・・フランジ部(第2フランジ部)
77・・・スルーボルト(第1締結部材) SQ1、SQ2・・・正方形
Claims (6)
- 電動パワーステアリング装置(11)の動力源として用いられる駆動装置であって、
ステータ(38)、当該ステータの内側に回転可能に設けられているロータ(39)、および、前記ロータと一体に回転するシャフト(41)、を有するモータ部(31)と、
前記モータ部の軸方向の一方に設けられ、前記モータ部への通電を制御する制御部(32)と、
前記モータ部と前記制御部との間に設けられ、前記制御部を保持し、前記シャフトを支持している第1フレームエンド(75)と、
前記モータ部に対し前記制御部とは反対側に設けられ、前記シャフトを支持している第2フレームエンド(76)と、
前記第1フレームエンドと前記第2フレームエンドとを締結している第1締結部材(77)と、
を備え、
前記第1フレームエンドは、径方向外側へ突き出す複数の第1フランジ部(78)を有し、
前記第2フレームエンドは、前記第1フランジ部に対応して設けられ且つ前記第1締結部材により前記第1フランジ部と締結されている複数の第2フランジ部(79)を有し、
前記第1フレームエンドまたは前記第2フレームエンドは、径方向外側へ突き出し且つ外部の取付対象物(24)に固定される第3フランジ部(46)を有し、
前記第1フランジ部および前記第2フランジ部は、前記シャフトの横断面において前記ステータに外接する仮想的な正方形(SQ2)の内側にあり、
前記第3フランジ部は前記仮想的な正方形から外側に向けて突出している駆動装置。 - 前記第1フランジ部および前記第2フランジ部は前記仮想的な正方形から内側に離間した位置にある請求項1に記載の駆動装置。
- 前記第1締結部材は前記仮想的な正方形の内側にある請求項1または2に記載の駆動装置。
- 前記第1締結部材の頭部は、当該第1締結部材が締結している前記第1フランジ部と前記第2フランジ部との並び方向において、少なくとも一部が前記ステータと重なっている請求項3に記載の駆動装置。
- 前記第3フランジ部と前記取付対象物とを締結する第2締結部材(47)は、前記仮想的な正方形の外側にある請求項1〜4のいずれか一項に記載の駆動装置。
- 前記第2締結部材は前記仮想的な正方形から外側に離間した位置にある請求項5に記載の駆動装置。
Priority Applications (1)
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JP2020012297A JP2020099194A (ja) | 2020-01-29 | 2020-01-29 | 駆動装置 |
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JP2020099194A true JP2020099194A (ja) | 2020-06-25 |
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Family Applications (1)
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