JP2009165675A - Ptpカセット及びptp払出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】PTP包装剤(4)を重ねて結束帯(6)にて束ねたPTP結束体(8)を簡便な押出手法にて迅速かつ確実に順次排出する。
【解決手段】PTP結束体(8)を各々は横にしたうえで縦に積み重ねて整列収納させた状態で保持するとともに下から順に横送りして前方へ排出するPTPカセット10に、PTP結束体(8)を上面に載せて保持する内底板対15,15と、PTP結束体(8)のうち最下のものの後端を押す押出部材19と、押出部材19を内底板対15,15に沿って前送りする無端ベルト16とを備える。無端ベルト16に取り付けられている押出部材の基端部19aは厚くて固くするが、先端側19bは薄くて柔らかくする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、PTP結束体を整列収納して順次排出するPTPカセット及びPTP払出装置に関し、詳しくは、PTP結束体を上下に積み重ねて多数保持するとともに下から順に長手方向へ横送りして排出するPTPカセット及びPTP払出装置に関する。
ここで、PTP結束体は、複数枚・多数枚のPTP包装剤を結束帯で結束したものであり、PTP包装剤は、複数個・多数個の薬剤をPTPシートにて包装したものである。
PTP包装剤の整列維持と整列前進と順次排出とを振動にて行うようになった振動排出カセットが開発されて実用に供されている。具体的には(例えば特許文献1参照)、振動排出カセットは、散薬フィーダに利用されている振動方式をPTP包装剤に転用するとともに、その転用に際して重量測定用の秤量部材や前進用の付勢部材等を設けなくても済むようにして、機構の簡素化を図ったものであり、PTP包装剤等の薬剤を整列収納する外板と、その解放前面の上部で先頭薬剤の上端部と干渉して収納薬剤の前倒を止める上枠と、上面のうち前端部分が前上がり傾斜で残部が前下がり傾斜に形成されており収納薬剤を載せて振動時には前進させる内板と、この内板を振動させる振動部材とを備えている。
このような振動排出カセットでは、PTP包装剤等を外板内の薬剤収納空間に入れて内板の上に立てて並べ、その収納薬剤の先頭のものを上枠に立て掛けると、多数の薬剤が倒れずに整列収納される。そして、振動部材で内板を振動させると、収納薬剤は前進するが、先頭の上端部は前進を上枠で止められているので、収納薬剤は密に並び、その先頭の下端が内板から前方に押し出されて外れたときに先頭の薬剤が解放前面から落下排出される。それに伴って新たに先頭に繰り上がった薬剤の上端部が前に少し倒れて上枠で止められ、それからその新たな先頭の下端が内板から前方に押し出されて外れたときに再び薬剤が落下排出される。こうして、機構の簡素なカセットでも、PTP包装剤等が整列収納されるとともに振動によって一つずつ順次排出される。
また、そのような振動排出カセットや改良を加えたPTPカセットを多数並べて保持する支持手段と、各カセットから放出されたPTP包装剤を下方へ導く落下案内部材と、それらのPTP包装剤を収集する収集機構とを備え、各種のPTP包装剤のうちから処方や調剤指示に応じて必要なPTP包装剤を自動で払い出すようになったPTP払出装置も実用化されている(例えば特許文献2参照)。
さらに、他の薬品類を取り扱う装置も見ると、左右の長手方向には水平だが前後には傾斜している棚に対してカセットの主要機構を棚長手方向・非傾斜方向に等ピッチや不等ピッチで並べて固定設置した薬剤払出装置も開発されている(例えば特許文献3参照)。
なお、振動を利用しないでPTP包装剤の整列収納と順次排出とを行う場合、薬剤を各々は横にしたうえで縦に積み重ねてカセットに整列収納させておき、上から順に取り上げるか、あるいは下から順に横送りするようになっていた。上から取り上げる方式のものとしては、摘み出し等の手法を用いたものや、パッドで吸着するものが挙げられる。後者のパッド吸着方式は(例えば特許文献4参照)、処理効率向上と機構簡素化とを共に達成したものであり、回転可能な収納庫に収納された多数の薬剤カセットと、薬剤カセットのうち取出位置に来たものから調剤用薬剤を吸引して取り出す取出機構とを備えている。また、下から順に横送りする方式のものは(例えば特許文献5参照)、カセットの内底に多数の回転輪を狭ピッチで列設しておき、それを回転させることにより最下の薬剤を摩擦力で横送りするようになっている。
特開2006−109854号公報 特開2006−223528号公報 特開2007−020897号公報 特開2000−167023号公報 特開平10−75989号公報(図3)
[特許文献6] 特願2007−149073号
[特許文献7] 特願2007−311940号
さらに、最下薬剤の横送り方式に振動を組み合わせたことにより、腰のないPTP包装剤でも円滑に順次排出できるようになった振動排出カセットも開発されている(特許文献6参照)。具体的には、PTP包装剤等を各々は横にしたうえで縦に積み重ねて整列収納させた状態で保持するとともに下から順に横送りして排出する振動排出カセットであって、PTP包装剤等を上面に載せて保持する内底部材と、PTP包装剤等のうち最下のものをその下面への摩擦力で横送りする摩擦部材と、内底部材を上下に振動させる振動部材とを備え、摩擦部材が内底部材に設けられていて振動部材の作動時には内底部材の振動が摩擦部材に伝達されるとともにPTP包装剤等にも伝達されてPTP包装剤等のうち最下のものとその上のものとの絡み付きが回避される程度まで両PTP包装剤等間の摩擦力が低減されるようになっている、というものである。
しかしながら、このようなPTPカセットやPTP払出装置でも上手く扱えないPTP包装剤が現われた。シートが浅溝状の樋のように反ったPTP包装剤4である(図7(a)参照)。環境対策のためシート材料にポリプロピレン等が採用されたことにより、シートのカール性が無視できない程に大きくなったためである。そして、かかる樋状変形には、バラツキが発現するばかりか、捻れまで加わることも多い。
そのため、振動や摩擦による従来の送り手法では、適切な振動状態や摩擦状態の確定や調整が難しく、場合によっては安定動作状態まで調整しきれないこともある。
一方、樋状変形のPTP包装剤4には、その変形に由来して、無変形のものより座屈荷重が大きくなったので、長手方向に圧縮荷重を掛けても簡単には座屈しなくなった、という性質も加わっている。
これについては、取り扱い対象のPTP包装剤が座屈し難くなったという特質を利用することにより、簡便な手法にてPTP包装剤を安定して而も迅速に順次排出できるようなものが開発されている。これは(特許文献7参照)、PTP包装剤を各々は横にしたうえで縦に積み重ねて整列収納させた状態で保持するとともに下から順に横送りして前方へ排出するものについて、順次排出機構等を改良したものであり、具体的には、PTP包装剤を上面に載せて保持する内底部材と、PTP包装剤のうち最下のものの後端を引っ掛ける引掛部材と、この引掛部材を内底部材に沿って前送りする送り機構とを備えている。
ところで、PTP包装剤4は、10枚程度を積み重ねてから中央部に透明なポリプロピレンフィルム等の結束帯6を捲回したPTP結束体8(図7(b)参照)の状態で取り扱われることも多い。そのため、このPTP結束体8についても、同様な簡便な手法にてPTP包装剤を安定して迅速に順次排出できるようにすることが望まれることとなる。
しかしながら、PTP結束体8は、厚みがPTP包装剤4より厚い点、結束にて纏まってはいるが完全には一体化されていないので横ずれ変形し易い点、結束帯6が薄いとは言っても側端部6aがPTP結束体8の長手方向における表面に段差を形成している点で、PTP包装剤4と異なる。
このため、PTP包装剤4向けの引掛け押出し方式をそのままPTP結束体8に適用したのでは、結束体全体の形が不所望に崩れてしまいがちなうえ、結束帯6に位置ずれや捲れ更には引き剥がし用の自由端6bがあったりすると直上のPTP結束体に引っ掛かって下のPTP結束体が押し出せなくなってしまうことも起こりうるので、不都合である。
そして、そのような不都合な事態に対処する直截的な改良案として、引掛部材を板状の押出部材に変更するとともに、その押出部材の縦寸法をPTP結束体の厚みに適合させる、といったことが考えられる。
しかしながら、このような手法では、PTP結束体の変形はかなり抑制することができても、結束帯に係る引っ掛かりに起因した排出不能まで確実に回避することができる訳ではない。
PTP結束体を上下に積み重ねて下から順に長手方向へ横送りして排出する場合、円滑に排出するには、いわゆるダルマ落としのように高速で迅速に押し出さなければならないところ、高速押出時に強い引っ掛かりが発生すると、自動排出の連続動作が中断されるにとどまらず、PTP結束体に甚大な損壊を与えてしまうこととなる。
具体的には、結束帯が引っ掛かったときには、結束帯やPTP結束体の一部が切れてしまったりする。また、結束帯の引っ掛かりに限らず、他の要因によるものであっても、PTP結束体の前進が円滑になされないと、PTP結束体の後端部が押出部材に大きく乗り上げて、PTP結束体が過剰に傾斜し、そのまま押し進められたPTP結束体が排出口に詰まってしまうことも、押出部材が単純な板状のままでは、稀とはいえ起こりうる。
そこで、簡便な押出手法にてPTP結束体を迅速かつ確実に順次排出できるよう、順次排出機構の押出部材などを改良することが、技術的な課題となる。
本発明のPTPカセット及びPTP払出装置は(解決手段1)、このような課題を解決するために創案されたものであり、薬剤をPTP包装したPTP包装剤を重ねて結束帯にて束ねたPTP結束体を各々は横にしたうえで縦に積み重ねて整列収納させた状態で保持するとともに下から順に横送りして前方へ排出するものであって、更に次のようになっている。
すなわち、PTPカセットは(当初請求項1)、前記PTP結束体を上面に載せて保持する内底部材と、前記PTP結束体のうち最下のものの後端を押す押出部材と、前記押出部材を前記内底部材に沿って前送りする送り機構とを備え、この送り機構に取り付けられている前記押出部材の基端部が厚くて固いのに対し前記押出部材の中間部と先端部が薄くて柔らかいことを特徴とする。
また、PTP払出装置は(当初請求項3)、一の又は複数の棚と、前記棚に列設された順次排出機構と、PTP包装剤を重ねて結束帯にて束ねたPTP結束体を各々は横にしたうえで縦に積み重ねて整列収納させた状態で内底部材の上面に載せて保持する箱体からなり前記順次排出機構の上に一つずつ装着される整列収納部と、前記整列収納部から前記順次排出機構にて排出されたPTP結束体を収集して払い出す収集払出機構とを備えており、
前記順次排出機構は、前記PTP結束体のうち最下のものの後端を押す押出部材と、前記押出部材を前記内底部材に沿って前送りする送り機構とを具備していて、前記PTP結束体を下から順に横送りして前方へ排出するようになっており、
前記送り機構に取り付けられている前記押出部材の基端部が厚くて固いのに対し、前記押出部材の中間部と先端部が薄くて柔らかい、ことを特徴とする。
また、本発明のPTPカセット及びPTP払出装置は(解決手段2)、上記解決手段1のPTPカセット及びPTP払出装置であって、前記内底部材は、左右に分かれて並置された一対の内底板を具備したものであり、前記送り機構は、前記内底板対の間の直ぐ下で前後に延びる無端ベルトを具備したものであり、前記押出部材は、中間部と先端部とが多数の細い弾性体からなり、これらが基端部に植設されたものである、ことを特徴とする。
このような本発明のPTPカセット及びPTP払出装置にあっては(解決手段1)、整列収納したPTP結束体を順次排出する際、送り機構が作動して押出部材が内底部材に沿って前送りされ、これに伴って押出部材が最下のPTP結束体の後端を押すため、最下のPTP結束体が前進する。しかも、その際、押出部材の厚くて固い基端部の当接衝撃によってPTP結束体の後部が若干ではあるが突き上げられるので、内底部材等との摩擦係数が下げられるとともに、上下のPTP結束体の絡み要因が解消される。そして、その絡み要因が復活する前に速やかに、押出部材の薄い中間部と先端部とによってPTP結束体が前方へ押し進められる。押出部材の中間部と先端部は薄いだけでなく柔らかいので、PTP結束体を不所望に傷めることなく大きく変形させることもなく、PTP結束体を適切かつ確実に押し出すことができる。
したがって、この発明によれば、特定構造の押出部材を採用したことにより、簡便な押出手法にてPTP結束体を迅速かつ確実に順次排出することができる。
また、本発明のPTPカセット及びPTP払出装置にあっては(解決手段2)、望ましい順次排出機構が簡素な構造で安価に具体化される。
このような本発明のPTPカセット及びPTP払出装置について、これを実施するための具体的な形態を、以下の実施例1〜2により説明する。
図1〜3に示した実施例1は、上述した解決手段1〜2のPTPカセット(出願当初の請求項1〜2)を具現化したものであり、図4〜6に示した実施例2は、上述した解決手段1〜2のPTP払出装置(出願当初の請求項3〜4)を具現化したものである。
なお、それらの図示に際しては、簡明化等のため、ボルト等の締結具や,ヒンジ等の連結具,モータドライバ等の電気回路,コントローラ等の電子回路などは図示を割愛し、発明の説明に必要なものや関連するものを中心に図示した。
本発明のPTPカセットに係る実施例1について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図1は、(a)がPTPカセット10の外観斜視図、(b)及び(c)が押出部材19の斜視図、(d)がPTPカセット10の縦断側面図である。また、図2(a)は、PTP結束体8を収納したPTPカセット10の背面図である。
このPTPカセット10は、PTP結束体8を各々は横にしたうえで縦に積み重ねて整列収納させた状態で保持する箱体11(整列収納部)と、箱体11の中のPTP結束体8を下から順に横送りして前方へ排出する順次排出機構16〜19とを具えている。
PTP結束体8は(図7参照)、既述したように、PTP包装剤4を重ねて結束帯6にて束ねたものであり、その典型的なサイズは幅が数十mmで長さが百数十mmで厚みが十数mm〜数十mmであり、典型的な重量・質量は数十mg〜数百mgである。
箱体11は(図1参照)、整列収納のため鉛直な前面板と左右の鉛直な側板と水平な外底板とを具えているが、補充容易化のため上面と後背面は解放されている。箱体11の前面には、補充時の薬品確認やバーコード入力作業が容易かつ的確に行えるよう、例えばPTP結束体8のPTP包装剤4の薬品の品名や識別コードを印刷したラベル12が貼り付けられている。箱体11の前面の下部には、PTP結束体8が順次排出されるときに通過する排出口13が開口形成されており、排出口13の上側部分には横幅全域に亘って列設された髭状の弾性留具14(可撓性留具)が垂れ下がっており、弾性留具14の先端・下端の下方に前端を位置させた一対の内底板15,15(内底部材)が左右に分かれて並置されている。
この内底板対15,15は両者の間を開けて箱体11の前後に亘って延びており、左の内底板15は箱体11の左側板の内側に取り付けられ、右の内底板15は箱体11の右側板の内側に取り付けられて、前下がり状態・後上がり状態を維持するので、PTP結束体8が内底板15の上面に載せられて積み重ね収納されると、そのPTP結束体8が自重の分力によって前方へ僅かに付勢されて箱体11の前板に前端を当接させた状態を採ることにより整列収納時の姿勢が安定するようになっている。また、最下のPTP結束体8やその直ぐ上のPTP結束体8は、その前端が排出口13のところで弾性留具14に当接することで、勝手には滑り出ないようになっている。弾性留具14は上端が固定され下端が固定されていないので、最下のPTP結束体8は弱い力で押し出せるが、その上のPTP結束体8は弾性留具14や前板に止められて排出されないようになっている。
順次排出機構16〜19は、無端ベルト16と排出センサ17と電動モータ18と押出部材19とを具えたものであり、箱体11の外底板の上に設けられている。
無端ベルト16は、両端をローラで支持されて前後に延びており、平面視ではほぼ全体が内底板対15,15の間に位置し、側面視では上辺部分が内底板15より少し低いところに位置する状態で、内底板15に沿って傾斜しており、電動モータ18の駆動によって上側を前進させるようになっている。電動モータ18は、図示しない制御回路の動作制御に従って、PTP結束体8を一個だけ排出するときには間欠動作し、PTP結束体8を複数個続けて順次排出するときには連続動作するようになっている。
押出部材19は、無端ベルト16に取り付けられた基端部19aと、基端部19aに取り付けられた先端側19b(中間部と先端部)とからなる。基端部19aは、例えば、硬質プラスチックやアルミニウムから作られ、最小辺の長さ数mmの小さな直方体状に形成されて、厚くて固いものとなっている。先端側19bも例えば硬質プラスチックやアルミニウムから作られるが、先端側19bは、例えば直径1mm以下の線状・毛状に形成された細い弾性体(弾性部材,可撓性部材)が櫛歯状に一列で多数並んで又は刷毛状に多数並んで基端部19aに植設されているので、薄くて柔らかいものとなっている。
変形しやすい先端側19bに比べると基端部19aは剛性部材と言えるほど変形しないが、基端部19aは、前から押されると無端ベルト16の変形によって或る程度は後方へ倒れるようになっている(図1(c)参照)。
押出部材19が内底板対15,15の間に進入した状態では(図2(b)参照)、基端部19aの上端が内底板15より少し例えば数mmほど上に位置するとともに、先端側19bの上端が最下のPTP結束体8の上端の近くに達するようにもなっている。
排出センサ17は(図1参照)、例えば反射式の光学センサからなり、この例では排出口13や無端ベルト16前端の斜め下方で箱体11の外底板の上面に設けられて、検出方向を上に向けている。そして、上方にPTP結束体8が有って反射光が検出されるか或いは上方にPTP結束体8が無くて反射光が検出されないかに応じてオンオフ信号を出力するものである。この信号に基づいて図示しない上述の制御回路が、最下のPTP結束体8が前方へ横送りされて排出口13から出てくると、その最下のPTP結束体8の排出開始を検知し、そのPTP結束体8が排出口13から抜け落ちて上方から前方へ去ると、排出完了を検知するようになっている。
この実施例1のPTPカセット10について、その使用態様及び動作を、図面を引用して説明する。図2は、PTP結束体8を収納したPTPカセット10を示しており、(a)が外観斜視図、(b)が背面図、(c)が縦断側面図である。また、図3は、(a)〜(c)何れもPTPカセット10の縦断側面図であり、PTP結束体8排出時の動作状態を時系列で示している。
PTPカセット10が空の場合は手作業でPTP結束体8を解放上面や解放背面から補充する。そのとき、各々のPTP結束体8を横にしたうえで、多数のPTP結束体8の表裏をなるべく同じ向きに揃えて、それらを内底板15の上面に積み上げることで、箱体11内にPTP結束体8を収納する。それから、収納したPTP結束体8の後端を指等で軽く押して、PTP結束体8の列を整える。こうして、整列収納されたPTP結束体8は前端を箱体11の前板か弾性留具14に当てて位置が決まり、その順次排出の準備が整う(図2参照)。
その後、PTP結束体8を一つずつ排出させるときには、図示しない制御回路に排出の指令や指示を与えて、PTPカセット10に排出動作を行わせる。具体的には、制御回路が、排出センサ17の反射光不検出を確認しつつ、電動モータ18を作動させる。そうすると、無端ベルト16が循環し、それに随伴して押出部材19が巡回移動し、後方で上向きになった又は上向きになっていた押出部材19が後方から前方へ進行する。そして、最下のPTP結束体8を言わば二段押しにて押し出す(図3参照)。すなわち、突き上げを伴う固い瞬時衝撃の初段押しと(図3(a)参照)、一瞬の緩みと(図3(b)参照)、継続する柔らかな後段の押し(図3(c)参照)とが最下PTP結束体8に作用する。
更に詳しくは、押出部材19がPTP結束体8のところまで前進すると(図3(a)参照)、先ず押出部材19の基端部19aが最下のPTP結束体8の後端の下端部に当接する。基端部19aは厚くて固いので、その当接衝撃によって最下PTP結束体8が急加速されるとともに、その反作用によって基端部19aが後傾しながら、最下PTP結束体8後部の下に入り込むので、最下PTP結束体8の後部が突き上げられて基端部19aの上に乗り上げる(図3(b)参照)。この突き上げによって最下PTP結束体8と内底板15との摩擦係数が下げられるとともに、その突き上げが最下PTP結束体8から上のPTP結束体8にも伝達されるので、上下のPTP結束体8の絡み要因も解消される。
そして(図3(b)参照)、最下PTP結束体8の後部が基端部19aの上に乗り上げた直後は、最下PTP結束体8が基端部19aの上を滑る状態で両者の当接衝撃が一瞬だけ緩和されるので、初段押しによる最下PTP結束体8の歪みが過剰になるのを回避することができる。それから、上述した絡み要因が復活する前に速やかに、押出部材19が前進して先端側19bが最下PTP結束体8の後端に当接し(図3(c)参照)、押出部材19が無端ベルト16によって更に前送りされる。すると、押出部材19の先端側19bでの後押しによって最下PTP結束体8が前方へ横送りされて排出口13から外に出る。押出部材19の先端側19bは、多数の細い弾性体からなり、集合体としてみても薄くて柔らかいので、PTP結束体を不所望に傷めることなく大きく変形させることもなく、その一方では弾性力によって粘り強く最下PTP結束体8を押し続けるので、最下PTP結束体8を適切かつ確実に押し出すことができる。
そして、最下PTP結束体8が排出口13から前方(図3(c)左側矢印部)へ排出されると、その排出中のPTP結束体8からの反射光が排出センサ17によって検出され、これに応じて適宜なタイミングで電動モータ18の作動が停止されるので、無端ベルト16の循環動作も押出部材19の巡回移動も止まる。それと並行して、最下PTP結束体8の抜けた内底板15上では、次のPTP結束体8が最下PTP結束体8となる。
こうして、このPTPカセット10にあっては、PTP包装剤4を結束帯6にて束ねたPTP結束体8であっても、迅速かつ確実に而も安定して円滑に一個ずつ排出される。
本発明のPTP払出装置に係る実施例2について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図4と図5は、PTP払出装置20の棚部の構造を示し、図4が整列収納部21を分離した状態の棚部の斜視図、図5が整列収納部21を装着した状態の棚部の斜視図である。また、図6は、PTP払出装置20の全体構造を示し、(a)が正面図(BB矢視の縦断面図)、(b)が側面図(AA矢視の縦断面図)である。
このPTP払出装置20にあっては、各種のPTP結束体8から所望のものを自動で払い出せるよう、上述のPTPカセット10相当物が傾斜棚22に列設されている。PTPカセット10相当物は、着脱部分の整列収納部21と固定部分の順次排出機構23とからなる。整列収納部21には、箱体11とラベル12と排出口13と弾性留具14と内底板15が引き継がれており、内底板15よりも下の部分たとえば外底板は除かれている。順次排出機構23には、無端ベルト16と排出センサ17と電動モータ18と押出部材19とが引き継がれており、順次排出機構23は外底板でなく傾斜棚22に取り付けられている。順次排出機構23の左右には座枠24と座板25との組立体が平行配置され、座枠24は傾斜棚22に立設され、その座枠24から分岐した状態の座板25が内向きにされているので、そこに箱体11の下端を載せることで整列収納部21の着脱が行える。
このような傾斜棚22に加えて収集払出機構26〜28も装備して、PTP払出装置20は、左右の長手方向には水平に保持され少し前下がり傾斜している4段の傾斜棚22と、傾斜棚22それぞれについて長手方向に複数個・多数個列設された順次排出機構23と、PTP結束体8を各々は横にしたうえで縦に積み重ねて整列収納させた状態で内底板15の上面に載せて保持する箱体11からなり順次排出機構23の上に一つずつ装着される整列収納部21と、整列収納部21から順次排出機構23にて排出されたPTP結束体8を収集して払い出す収集払出機構26〜28とを備えたものとなっている。
また、上述したように順次排出機構23は、整列収納部21に保持されているPTP結束体8のうち最下のものの後端を押す押出部材19と、押出部材19を内底板15に沿って前送りする送り機構として無端ベルト16を具備していて、PTP結束体8を下から順に横送りして前方へ排出するようになっている。押出部材19の基端部19a(取付部)は厚くて固いが、押出部材19の先端側19b(中間部と先端部)は薄くて柔らかい。
さらに、収集払出機構26〜28には、順次排出機構23の前方・排出先に配された落下案内路26と、落下案内路26の下方に配置された搬送機構27と、その搬出先に形成された払出口28とが含まれている。
この場合、或る整列収納部21には上述のPTP結束体8が整列収納され、他の整列収納部21には別のPTP結束体が整列収納される。
そして、処方箋データ又は派生した調剤指示箋データに基づき、図示しないコントローラによって適宜な順次排出機構23に排出指令が出されると、それを受けた各々の順次排出機構23によってそこに装着されている整列収納部21からPTPカセット10について上述したようにしてPTP結束体が逐次排出・順次排出される。排出されたPTP結束体は、落下案内路26を下って搬送機構27上に落ち、搬送機構27によって運ばれ払出口28から装置外へ出される。
こうして、各種のPTP結束体から所望のものが自動で払い出される。
[その他]
PTPカセット10や整列収納部21の誤装着を防止するには、タグ読取の手法が有効であり、タグ読取手法としては、ICカード等の接触読取や、RFID(Radio Frequency IDentification)等の近距離無線通信方式タグ情報読取が、使い易い。
上記実施例1,2の箱体11では前面板が鉛直になっていたが、箱体11の前面板は多少なら傾いていても良く、例えば内底板15と同じ角度だけ前方に傾けて内底板15と直交させても良い。
上記実施例2のPTP払出装置20では棚22が4段設けられていたが棚22の段数は任意であり一段だけでも良く複数段でも良い。
本発明のPTPカセットは、単体で使用できる他、薬剤払出装置の一部や全部に着脱式で組み込んでも良い(例えば特許文献2参照)。
本発明の実施例1について、PTPカセットの構造を示し、(a)がPTPカセットの外観斜視図、(b),(c)が押出部材の斜視図、(d)がPTPカセットの縦断側面図である。 PTP結束体を収納したPTPカセットについて、(a)が外観斜視図、(b)が背面図、(c)が縦断側面図である。 (a)〜(c)何れもPTP結束体排出時のPTPカセットの縦断側面図である。 本発明の実施例2について、PTP払出装置の棚部の構造を示し、整列収納部分離状態の棚部の斜視図である。 PTP払出装置の棚部の構造を示し、整列収納部装着状態の棚部の斜視図である。 PTP払出装置の全体構造を示し、(a)が正面図(BB矢視の縦断面図)、(b)が側面図(AA矢視の縦断面図)である。 (a)がPTP包装剤の斜視図、(b)がPTP結束体の斜視図である。
符号の説明
4…PTP包装剤、6…結束帯、8…PTP結束体、
10…PTPカセット、11…箱体、12…ラベル、
13…排出口、14…弾性留具(可撓性留具)、
15…内底板(内底部材)、16…無端ベルト(送り機構)、
17…排出センサ、18…電動モータ、19…押出部材、
19a…基端部、19b…先端側(中間部・先端部)、
20…PTP払出装置、21…整列収納部、22…傾斜棚、
23…順次排出機構、24…座枠、25…座板、
26…落下案内路、27…搬送機構、28…払出口

Claims (4)

  1. PTP包装剤を重ねて結束帯にて束ねたPTP結束体を各々は横にしたうえで縦に積み重ねて整列収納させた状態で保持するとともに下から順に横送りして前方へ排出するPTPカセットであって、前記PTP結束体を上面に載せて保持する内底部材と、前記PTP結束体のうち最下のものの後端を押す押出部材と、前記押出部材を前記内底部材に沿って前送りする送り機構とを備え、この送り機構に取り付けられている前記押出部材の基端部が厚くて固いのに対し前記押出部材の中間部と先端部が薄くて柔らかいことを特徴とするPTPカセット。
  2. 前記内底部材は、左右に分かれて並置された一対の内底板を具備したものであり、前記送り機構は、前記内底板対の間の直ぐ下で前後に延びる無端ベルトを具備したものであり、前記押出部材は、中間部と先端部とが多数の細い弾性体からなり、これらが基端部に植設されたものである、ことを特徴とする請求項1記載のPTPカセット。
  3. 一の又は複数の棚と、前記棚に列設された順次排出機構と、PTP包装剤を重ねて結束帯にて束ねたPTP結束体を各々は横にしたうえで縦に積み重ねて整列収納させた状態で内底部材の上面に載せて保持する箱体からなり前記順次排出機構の上に一つずつ装着される整列収納部と、前記整列収納部から前記順次排出機構にて排出されたPTP結束体を収集して払い出す収集払出機構とを備えたPTP払出装置であって、
    前記順次排出機構は、前記PTP結束体のうち最下のものの後端を押す押出部材と、前記押出部材を前記内底部材に沿って前送りする送り機構とを具備していて、前記PTP結束体を下から順に横送りして前方へ排出するようになっており、
    前記送り機構に取り付けられている前記押出部材の基端部が厚くて固いのに対し、前記押出部材の中間部と先端部が薄くて柔らかい、
    ことを特徴とするPTP払出装置。
  4. 前記内底部材は、左右に分かれて並置された一対の内底板を具備したものであり、前記送り機構は、前記内底板対の間の直ぐ下で前後に延びる無端ベルトを具備したものであり、前記押出部材は、中間部と先端部とが多数の細い弾性体からなり、これらが基端部に植設されたものである、ことを特徴とする請求項3記載のPTP払出装置。
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