JP2009165632A - 内視鏡用先端フード及びそれを用いる内視鏡ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】内視鏡の撮像部の視野を好適に確保することができる内視鏡用先端フードを提供することを課題とする。
【解決手段】検査対象を撮像する撮像部の観察窓が先端に配置された挿入部を有する内視鏡の挿入部先端に装着する内視鏡用先端フードであって、挿入部の先端側の端部に着脱可能に取り付けられる取り付け部、および取り付け部の挿入部先端側の端部に連結され、かつ挿入部の延在方向において観察窓よりも先端側の部分が透明であるカバー部で構成され、カバー部の内周面及びキャップの外周面の少なくとも一部を、親水性処理することで上記課題を解決する。
【選択図】図3
【解決手段】検査対象を撮像する撮像部の観察窓が先端に配置された挿入部を有する内視鏡の挿入部先端に装着する内視鏡用先端フードであって、挿入部の先端側の端部に着脱可能に取り付けられる取り付け部、および取り付け部の挿入部先端側の端部に連結され、かつ挿入部の延在方向において観察窓よりも先端側の部分が透明であるカバー部で構成され、カバー部の内周面及びキャップの外周面の少なくとも一部を、親水性処理することで上記課題を解決する。
【選択図】図3
Description
本発明は、内視鏡の挿入部の先端部に装着する内視鏡用先端フード及びそれを用いる内視鏡ユニットに関するものである。
生体の内部や、機械の内部等を観察するために、内部の画像を取得する装置としては、撮影部を有する挿入部を生体の内部や機械の内部に挿入することで、生体の内部や、機械の内部を検査(または撮影)する内視鏡がある。
ここで、内視鏡は、腹壁を切開せずに生体内部に挿入することができるため、内視鏡の内部に挿通して形成されている鉗子チャンネルから例えば高周波スネア等の処置具を導入して、処置具により食道や胃の病変部(例えば早期癌)の粘膜の切除等を行うことがある。このような粘膜切除術は、通常、特許文献1に記載されているような内視鏡の挿入部の先端に透明な円筒状で一部が突出している形状の内視鏡用先端フードが取り付けて行われる。内視鏡の挿入部の先端に内視鏡用先端フードを取り付けることで、処置具を適切に患部に案内することができ、また、切除した患部の吸引することができる。
また、内視鏡は、撮影部として用いられるCCDカメラ等のレンズおよびレンズのカバーが曇ったり、汚れたり、体液が不均一に付着したりすることで、視野が低下することがある。このようなレンズやレンズのカバーの曇り、汚れ等を防止する方法としては、レンズおよびレンズのカバーに水および空気を噴射し、洗浄する方法があるが、レンズおよびレンズのカバーの液切れ性が低いとレンズに水滴が付着するため視野が遮られることになる。
レンズやレンズカバーへの水滴の付着を防止する方法としては、特許文献2に、観察窓に取り付けられた対物光学系第1レンズの表面の光学的有効径以外の部分に、親水性の塗装又は親水性のコーティングを施すことが記載されている。
レンズやレンズカバーへの水滴の付着を防止する方法としては、特許文献2に、観察窓に取り付けられた対物光学系第1レンズの表面の光学的有効径以外の部分に、親水性の塗装又は親水性のコーティングを施すことが記載されている。
ここで、親水化処理としては、例えば特許文献3に、TiO2、ZnO等光触媒材料をコートし、光触媒のバンドキャップエネルギより高いエネルギの光が照射されることで表面が親水性となり、光触媒の光触媒作用によりコーティング表面に水が水酸基(OH−)の形で化学吸着される親水化処理が提案されている。
ここで、特許文献1に記載されているような内視鏡用先端フードは、内視鏡の視野を確保するために、透明な材料で形成されている。
しかしながら、この内視鏡用先端フードに水滴等が付着したり、内視鏡用先端フードが曇ったりすると水滴や曇りにより、透明でも撮像部の視野を妨げることになるため、画像(映像)を正確に取得することができないという問題がある。具体的には、水滴が付着している部分や、曇っている部分の先の検査対象の画像を正確に取得することができない。
このように画像を正確に取得できないと、検査対象の観察、処置部位の確認を正確に行うことができず、処置具の操作にも悪影響を与える。
しかしながら、この内視鏡用先端フードに水滴等が付着したり、内視鏡用先端フードが曇ったりすると水滴や曇りにより、透明でも撮像部の視野を妨げることになるため、画像(映像)を正確に取得することができないという問題がある。具体的には、水滴が付着している部分や、曇っている部分の先の検査対象の画像を正確に取得することができない。
このように画像を正確に取得できないと、検査対象の観察、処置部位の確認を正確に行うことができず、処置具の操作にも悪影響を与える。
また、特許文献2には、内視鏡の撮像部のレンズ等に付着する水滴やレンズ等の曇りを防止するために、レンズ表面の光学的有効径以外の部分を親水性にすることは記載されているが、光学的有効径以外の領域を親水性とすることで光学的有効径内に付着した水滴を外側に排除しやすくするものであり、光を透過する領域に処理を施すこと、および内視鏡用先端フードに関しては何ら開示も示唆もされていない。
本発明の目的は、上記従来技術に基づく問題点を解消し、内視鏡の撮像部の視野を好適に確保することができる内視鏡用先端フード及びそれを用いる内視鏡ユニットを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態は、検査対象を撮像する撮像部の観察窓が先端に配置された挿入部を有する内視鏡の挿入部先端に装着する内視鏡用先端フードであって、前記挿入部の先端側の端部に着脱可能に取り付けられる取り付け部、および前記取り付け部の前記挿入部先端側の端部に連結され、かつ前記挿入部の延在方向において前記観察窓よりも先端側の部分が透明であるカバー部で構成され、前記カバー部の内周面及び前記キャップの外周面の少なくとも一部が、親水性処理されていることを特徴とする内視鏡用先端フードを提供するものである。
ここで、前記カバー部は、全面が親水性処理されていることが好ましい。
また、前記親水性処理は、表面に親水性材料を塗装またはコーティングする処理であることが好ましい。
また、前記カバー部は、略円筒形状であることが好ましい。
また、前記取り付け部は、略円筒形状であり、内周面が前記挿入部の先端側の端部と当接し、前記挿入部の先端側の端部に嵌合する形状であることが好ましい。
また、前記取り付け部は、内周面に、前記挿入部の先端側の端部の凹部に嵌め合わされる凸部を有することが好ましい。
また、前記親水性処理は、表面に親水性材料を塗装またはコーティングする処理であることが好ましい。
また、前記カバー部は、略円筒形状であることが好ましい。
また、前記取り付け部は、略円筒形状であり、内周面が前記挿入部の先端側の端部と当接し、前記挿入部の先端側の端部に嵌合する形状であることが好ましい。
また、前記取り付け部は、内周面に、前記挿入部の先端側の端部の凹部に嵌め合わされる凸部を有することが好ましい。
また、上記課題を解決するために、本発明の第2の態様は、上記のいずれかに記載された内視鏡用先端フードと、前記内視鏡用先端フードが装着された前記挿入部及び前記挿入部を操作する操作部とを備える内視鏡とを有する内視鏡ユニットを提供するものである。
ここで、前記内視鏡用先端フードと前記内視鏡とが一体で成形されていることが好ましい。
ここで、前記内視鏡用先端フードと前記内視鏡とが一体で成形されていることが好ましい。
本発明によれば、カバー部の内周面及び前記キャップの外周面の少なくとも一部を親水性処理することで、カバー部の表面が曇ることやカバー部の表面に水滴が付着することを防止でき、撮像部の視野を好適に確保することができる。
本発明に係るに内視鏡用先端フード及びそれを用いる内視鏡ユニットについて、添付の図面に示す実施形態を基に詳細に説明する。
図1は、本発明の内視鏡用先端フードの一実施形態の内視鏡用先端フード(以下単に「先端フード」という。)100を内視鏡11に装着した本発明の内視鏡ユニット10の概略構成を示す斜視図あり、図2は、図1に示す内視鏡11の挿入部12の先端部22の概略構成を示す斜視図である。
図1に示すように、内視鏡ユニット10は、内視鏡11と、内視鏡11の挿入部12の先端部22に装着された先端フード100とで構成される。
内視鏡11は、CCDセンサ60を用いて検査部位の画像を撮像(撮影)して、検査部位の観察、動画や静止画の撮影を行う、いわゆる電子スコープ型の内視鏡で、通常の内視鏡と同様に、挿入部12、操作部14、コネクタ16、ユニバーサルコード18を有する。
内視鏡11は、CCDセンサ60を用いて検査部位の画像を撮像(撮影)して、検査部位の観察、動画や静止画の撮影を行う、いわゆる電子スコープ型の内視鏡で、通常の内視鏡と同様に、挿入部12、操作部14、コネクタ16、ユニバーサルコード18を有する。
内視鏡11は、体腔(消化管、耳鼻咽喉など)等の検査部位に挿入された挿入部12から、検査部位の観察、写真や動画の撮影、さらには組織の採取等を行う。また、内視鏡11は、検査対象に白色光を照射した状態で画像を取得し、検査対象を観察する通常観察と、検査対象に所定波長の光を照射した状態で画像を取得し、検査対象を観察する特殊観察の2つのモードにより検査対象を観察する。
挿入部12は、体腔内等の検査部位に挿入される、長尺な部位で、先端(挿入側の先端つまり、操作部14側とは逆側の端部)の先端部22と、アングル部24と、軟性部26とを有する。
図2に示すように先端部22には、検査部位を撮像するためのCCDセンサ60が配置され、CCDセンサ60によって検査部位を撮像するための光学系として(撮像)レンズ62、および、レンズ62に入射した画像(光)をCCDセンサ60の観察窓(「撮像面」ともいう。)に入射するためのプリズム64が設けられる。また、CCDセンサ60の出力信号は、処理基板68によってA/D変換等の所定の処理を施されて出力される。処理基板68から出力された出力信号を伝達する出力信号線は、データケーブル70として1つにまとめられている。このデータケーブル70は、アングル部24および軟性部26を通って、操作部14〜ユニバーサルコード18〜コネクタ16を経て、ビデオコネクタ56まで挿通される。
また、先端部22には、射出された光をそれぞれ導波し、先端部22から検査部位を照明するため光を射出する2本のライトガイド76の先端部が配置されている。さらに、先端部22には、検査部位に送気や送水等を行うための送気/送水口72や、組織の採取等を行う鉗子を検査部位に挿入するための鉗子口74等が開口されている。なお、送気/送水口72には、挿入部の内部に挿通されている送気/送液チャンネル80が接続され、鉗子口74には、挿入部の内部に挿通されている鉗子チャンネル78が接続されている。
また、先端部22の外周には、先端カバー100の後述する取り付け部110と嵌合するための凹部81が形成されている。
また、先端部22の外周には、先端カバー100の後述する取り付け部110と嵌合するための凹部81が形成されている。
アングル部(湾曲部)24は、先端部22を目的位置に挿入したり、先端部22のCCDセンサ60により目的の位置を撮影させたりするために、操作部14における操作によって上下および左右(直交する4方向)に湾曲させられる領域である。図示例の内視鏡11においては、アングル部24は、公知の内視鏡のアングル部と同様に、多数の円形のリングを連ねた構成を有し、このリングに、アングル部を湾曲させるためのワイヤ(アングルワイヤ)が接続される。
このアングル部24は、後述する操作部14のLRツマミ88およびUDツマミ90の操作によって、湾曲される。
このアングル部24は、後述する操作部14のLRツマミ88およびUDツマミ90の操作によって、湾曲される。
軟性部26は、先端部22およびアングル部24と、操作部14とを繋ぐ部位で、検査部位への挿入に対して十分な可撓性を有する長尺なものである。
ここで、アングル部24及び軟性部26には、上述したデータケーブル70、2本のライトガイド、アングル部24を湾曲するためのワイヤ等が収容/挿通されている。また、アングル部24及び軟性部26には、さらに、上述した鉗子口74と接続している管路である鉗子チャンネル(鉗子チューブ)78、送気/送水口72と接続している管路である送気/送水チャンネル(送気/送水チューブ)80も収納/挿通されている。
ここで、アングル部24及び軟性部26には、上述したデータケーブル70、2本のライトガイド、アングル部24を湾曲するためのワイヤ等が収容/挿通されている。また、アングル部24及び軟性部26には、さらに、上述した鉗子口74と接続している管路である鉗子チャンネル(鉗子チューブ)78、送気/送水口72と接続している管路である送気/送水チャンネル(送気/送水チューブ)80も収納/挿通されている。
操作部14は、内視鏡11の操作を行う部位である。
操作部14には、通常の内視鏡と同様に、鉗子チャンネル78と連通し、ユーザが鉗子を挿入するための開口である鉗子口82、鉗子チャンネル78を介して先端部22の鉗子口74から吸引を行うための吸引ボタン84、送気/送水チャンネル80を介して先端部22の送気/送水口72から検査部位等に送気および送水を行うための送気/送水ボタン86等が配置される。
また、電子スコープである内視鏡11には、これ以外にも、ズームスイッチ、静止画の撮影スイッチ、動画の撮影スイッチ等、CCDセンサ60によって画像を観察/撮影するための各種のスイッチが設けられている。
操作部14には、通常の内視鏡と同様に、鉗子チャンネル78と連通し、ユーザが鉗子を挿入するための開口である鉗子口82、鉗子チャンネル78を介して先端部22の鉗子口74から吸引を行うための吸引ボタン84、送気/送水チャンネル80を介して先端部22の送気/送水口72から検査部位等に送気および送水を行うための送気/送水ボタン86等が配置される。
また、電子スコープである内視鏡11には、これ以外にも、ズームスイッチ、静止画の撮影スイッチ、動画の撮影スイッチ等、CCDセンサ60によって画像を観察/撮影するための各種のスイッチが設けられている。
さらに、操作部14には、アングル部24を左方向および右方向に湾曲させるLRツマミ(レフト・ライトツマミ)88、および、アングル部24を上方向および下方向に湾曲させるUDツマミ(アップ・ダウンツマミ)90が配置される。内視鏡11においては、公知の各種の内視鏡と同様に、LRツマミ88およびUDツマミ90を回すことにより、アングル部24に接続するワイヤを牽引して、アングル部24を牽引し、これにより、アングル部24を上下および左右方向や、上下/左右の複合方向に湾曲させる。
コネクタ16は、内視鏡11を使用する施設における、電源、信号処理装置、送水手段、送気手段、吸引手段等と接続するための部位であり、検査部位を照明するためのライトガイド76と照明光源とを接続するためのLG棒52や、内視鏡11と施設の送水(給水)手段と接続するための送水コネクタ、同送気手段と接続するための通気コネクタ、同吸引手段と接続するための吸引コネクタ、電気メスを使用する際にSコードを接続するS端子(図示省略)等が配置されている。
また、前述のように、内視鏡11は電子スコープであるので、コネクタ16には、さらに、信号処置装置21と接続するためのビデオコネクタ56が接続されている。前述のように、CCDセンサ60が撮像した画像を伝送するデータケーブル70は、挿入部12から、操作部14〜ユニバーサルコード18の内部を通り、このコネクタ16を経て、ビデオコネクタ56に接続される。ビデオコネクタ56は、信号処理装置21に接続されている。
また、前述のように、内視鏡11は電子スコープであるので、コネクタ16には、さらに、信号処置装置21と接続するためのビデオコネクタ56が接続されている。前述のように、CCDセンサ60が撮像した画像を伝送するデータケーブル70は、挿入部12から、操作部14〜ユニバーサルコード18の内部を通り、このコネクタ16を経て、ビデオコネクタ56に接続される。ビデオコネクタ56は、信号処理装置21に接続されている。
ユニバーサルコード(コネクタ軟性部)18は、コネクタ16と操作部14とを接続する部位である。
このユニバーサルコード18には、2本のライトガイド76、データケーブル70が収容/挿通される。このユニバーサルコード18には、さらに、送水コネクタ46に接続する送水チャンネル、通気コネクタ48に接続する送気チャンネル、吸引コネクタ50に接続する吸引チャンネル等も収容/挿通される。
内視鏡11は、基本的に以上のような構成である。
このユニバーサルコード18には、2本のライトガイド76、データケーブル70が収容/挿通される。このユニバーサルコード18には、さらに、送水コネクタ46に接続する送水チャンネル、通気コネクタ48に接続する送気チャンネル、吸引コネクタ50に接続する吸引チャンネル等も収容/挿通される。
内視鏡11は、基本的に以上のような構成である。
次に、先端フード100について説明する。
ここで、図3(A)は、図1に示す内視鏡ユニット10の先端フード100の概略構成を示す正面図であり、図3(B)は、図1に示す内視鏡ユニット10の先端フード100の概略構成を示す側面図である。また、図4は、図3(A)のIV−IV線断面図である。
図1、図3(A)、図3(B)及び図4に示すように、先端フード100は、取り付け部110とカバー部112とで構成され内視鏡11の挿入部12の先端に装着される。
ここで、図3(A)は、図1に示す内視鏡ユニット10の先端フード100の概略構成を示す正面図であり、図3(B)は、図1に示す内視鏡ユニット10の先端フード100の概略構成を示す側面図である。また、図4は、図3(A)のIV−IV線断面図である。
図1、図3(A)、図3(B)及び図4に示すように、先端フード100は、取り付け部110とカバー部112とで構成され内視鏡11の挿入部12の先端に装着される。
先端フード100は、挿入部14の先端部22と嵌合する取り付け部110と、取り付け部110の挿入部14先端側の端部に連結されたカバー部112とで構成されている。
取り付け部110は、内周面が内視鏡11の挿入部12の先端部22の外周面に沿った略円筒形状を有し、一部にリンク状の凸部114が形成されている。取り付け部110は、内視鏡用先端フードの使用時に内視鏡11の挿入部12の先端部22と嵌合し(特に、取り付け部110の凸部114と、先端部22の凹部81とが嵌め合わされ)、先端フード100を挿入部12に対して固定する。
カバー部112は、内径及び外径が取り付け部と略同径の略円筒形状を有し、取り付け部110の挿入部14先端側の端部に、取り付け部110と一体で成形されている。
このような形状の取り付け部110とカバー部112で構成される先端フード100は、生体適合性が高く、透明で、かつ、ある程度の硬度を有する材料で形成されている。具体的には、先端フード100は、シリコンゴム、または、スチレン樹脂、フッ素樹脂及びアクリル樹脂等の内視鏡のCCDセンサ60の視野を妨げることない透過率を有し、無着色で、生体の粘膜等に押し付けたり、粘膜を吸引したりしたときに大きな変形が生じず、かつ、粘膜を傷つけない程度の硬度の材料で形成されている。
取り付け部110は、内周面が内視鏡11の挿入部12の先端部22の外周面に沿った略円筒形状を有し、一部にリンク状の凸部114が形成されている。取り付け部110は、内視鏡用先端フードの使用時に内視鏡11の挿入部12の先端部22と嵌合し(特に、取り付け部110の凸部114と、先端部22の凹部81とが嵌め合わされ)、先端フード100を挿入部12に対して固定する。
カバー部112は、内径及び外径が取り付け部と略同径の略円筒形状を有し、取り付け部110の挿入部14先端側の端部に、取り付け部110と一体で成形されている。
このような形状の取り付け部110とカバー部112で構成される先端フード100は、生体適合性が高く、透明で、かつ、ある程度の硬度を有する材料で形成されている。具体的には、先端フード100は、シリコンゴム、または、スチレン樹脂、フッ素樹脂及びアクリル樹脂等の内視鏡のCCDセンサ60の視野を妨げることない透過率を有し、無着色で、生体の粘膜等に押し付けたり、粘膜を吸引したりしたときに大きな変形が生じず、かつ、粘膜を傷つけない程度の硬度の材料で形成されている。
また、先端フード100は、カバー部112の内周面F及びカバー部112の外周面F’(図3中二点鎖線で表示している領域)に親水性表面処理が施されている。ここで、親水性表面処理としては、生体適合性のある種々の処理方法を用いることができ、例えば、酸化チタン光触媒膜を形成するハイドロテクト(登録商標)処理が例示される。
先端フード100のカバー部112の内周面F及びカバー部112の外周面F’を親水性表面処理することで、体内の湿気により、上記の各部が曇ることを防止でき、また、体液や乾燥窓を洗浄する洗浄液が付着することにより、各部の表面に結露が生じたとしても水滴を形成することなく一様な水膜となり、水滴による光の乱反射が生じることを防止できる。カバー部112の内周面F及び外周面F’が曇ることと、各面に水滴が形成されることとを防止できることで、より高い視界と視野を確保し、より高精度に検査対象を観察することができる。これにより、処理効率及び処理安全性を向上させることができる。
先端フード100のカバー部112の内周面F及びカバー部112の外周面F’を親水性表面処理することで、体内の湿気により、上記の各部が曇ることを防止でき、また、体液や乾燥窓を洗浄する洗浄液が付着することにより、各部の表面に結露が生じたとしても水滴を形成することなく一様な水膜となり、水滴による光の乱反射が生じることを防止できる。カバー部112の内周面F及び外周面F’が曇ることと、各面に水滴が形成されることとを防止できることで、より高い視界と視野を確保し、より高精度に検査対象を観察することができる。これにより、処理効率及び処理安全性を向上させることができる。
なお、曇り及び水滴の発生をより確実に防止できるため、先端フード100のカバー部112の内周面F及びカバー部112の外周面F’の全ての面に親水性表面処理を施すことが好ましいが、少なくとも一部、より好ましくは少なくとも一面に親水性処理を施すことで、曇り及び水滴の発生を一定程度防止することができる。
内視鏡ユニット10及び内視鏡先端用フード100は基本的に以上のような構成である。
以下、内視鏡ユニット10及び内視鏡先端用フード100の作用について説明する。
ここで、図5(A)は、内視鏡11の挿入部12に先端用フード100を装着した状態の内視鏡ユニット10の先端部22の周辺部を示す正面図であり、図5(B)は、図5(A)のVB−VB線部分断面図である。
以下、内視鏡ユニット10及び内視鏡先端用フード100の作用について説明する。
ここで、図5(A)は、内視鏡11の挿入部12に先端用フード100を装着した状態の内視鏡ユニット10の先端部22の周辺部を示す正面図であり、図5(B)は、図5(A)のVB−VB線部分断面図である。
まず、図5(A)及び(B)に示すように、内視鏡11の挿入部12の先端部22に、先端用フード100の取り付け部110を嵌合させる。具体的は、先端部22の外周面と取り付け部110の内周面とが接触するように嵌め合わせ、さらに、先端部22の凹部81と、取り付け部110の凸部114とを嵌め合わせ、先端部22に対して取り付け部110を固定する。
次に、内視鏡11の挿入部12を検査対象に挿入する。例えば、生体の食道を検査する場合は、口や、鼻から食道に向けて挿入部を挿入する。また、生体の大腸、小腸等の下部消化器系を検査する場合は、肛門から大腸に向けて挿入部を挿入する。
挿入部12を挿入し、先端部22が検査対象Tに到達したら、CCDセンサ60により撮影された画像を観察する。
また、ひだ状部分の検査対象を観察する場合は、先端フード100のカバー部112で検査対象を押さえたり、先端フード100のカバー部112でひだ状部分をめくりつつ観察する。
また、内視鏡10の鉗子口74から突出させた処置具により検査対象を処置(切除、クリップ止め、採取等)する場合は、カバー部112で検査対象まで処置具を案内する。
内視鏡ユニット10は、以上のようにして検査対象を撮像し、画像を取得する。
挿入部12を挿入し、先端部22が検査対象Tに到達したら、CCDセンサ60により撮影された画像を観察する。
また、ひだ状部分の検査対象を観察する場合は、先端フード100のカバー部112で検査対象を押さえたり、先端フード100のカバー部112でひだ状部分をめくりつつ観察する。
また、内視鏡10の鉗子口74から突出させた処置具により検査対象を処置(切除、クリップ止め、採取等)する場合は、カバー部112で検査対象まで処置具を案内する。
内視鏡ユニット10は、以上のようにして検査対象を撮像し、画像を取得する。
このように、内視鏡11の挿入部12の先端に、先端フード100を装着することで、先端フード100で、検査対象を押さえつけたり、めくることができ、検査対象を確認し易くすることができる。また、処置具を適切に検査対象まで案内することができる。
また、カバー部112の内周面F及び外周面F’を親水化処理することで、上述したように、カバー部112により視野が遮られることを防止でき、より高精度に検査対象を観察することができる。
また、カバー部112の内周面F及び外周面F’を親水化処理することで、上述したように、カバー部112により視野が遮られることを防止でき、より高精度に検査対象を観察することができる。
ここで、挿入部に沿った長さの配線部を設ける必要があるため、装置構成が大きくなるが、先端フードに照明機構を設けてもよい。
図6(A)は、先端フードに照明機構を設けた内視鏡ユニットの先端部の周辺部を示す正面図であり、図6(B)は、図6(A)のVIB−VIB線部分断面図である。
内視鏡ユニット10aは、内視鏡用先端フード101に照明機構105を設けた点を除いて他の構成は内視鏡ユニット10と同様であるので、内視鏡ユニット10と同様の構成の部分については詳細な説明は省略し、以下、内視鏡ユニット10aに特有の点について説明する。
内視鏡用先端フード101の照明機構105は、複数の発光ダイオードと、配線部と、配線カバーと、電源とを有し、カバー部の先端から検査対象に向けて光を射出する。
複数の発光ダイオードは、それぞれ、カバー部112の先端面(取り付け部110と連結している端部とは逆側の端部の面)に配置されている。また、発光ダイオード140は、隣接する発光ダイオード140と互いに所定間隔離間して配置されている。
配線部142は、挿入部14に沿って配置された可撓性を有する線状部材であり、一方の端部が各発光ダイオード140と接続され、他方の端部が、後述する電源(図示せず)に接続されている。配線部142は、電源から供給された電力を各発光ダイオードに供給する。
また、配線部142は、配線カバー144により被覆されている。この配線カバー144は、可撓性を有し、かつ、生体適合性の高い材料で形成されている。
また、電源は、電力を供給する装置であり内視鏡11の操作部14近傍に配置され、配線142の発光ダイオード140と接続されている端部とは逆側の端部と接続されている。なお、電源の配置位置は、配線部142と電気的に接続されていれば特に限定されず、例えば、内視鏡11の電源と共通の電源としてもよい。なお、検査対象である生体への影響をするために、配線部142及び配線カバー144は、電源の配置位置によらず、取り付け部110から操作部14近傍までは延在していることが好ましい。
図6(A)は、先端フードに照明機構を設けた内視鏡ユニットの先端部の周辺部を示す正面図であり、図6(B)は、図6(A)のVIB−VIB線部分断面図である。
内視鏡ユニット10aは、内視鏡用先端フード101に照明機構105を設けた点を除いて他の構成は内視鏡ユニット10と同様であるので、内視鏡ユニット10と同様の構成の部分については詳細な説明は省略し、以下、内視鏡ユニット10aに特有の点について説明する。
内視鏡用先端フード101の照明機構105は、複数の発光ダイオードと、配線部と、配線カバーと、電源とを有し、カバー部の先端から検査対象に向けて光を射出する。
複数の発光ダイオードは、それぞれ、カバー部112の先端面(取り付け部110と連結している端部とは逆側の端部の面)に配置されている。また、発光ダイオード140は、隣接する発光ダイオード140と互いに所定間隔離間して配置されている。
配線部142は、挿入部14に沿って配置された可撓性を有する線状部材であり、一方の端部が各発光ダイオード140と接続され、他方の端部が、後述する電源(図示せず)に接続されている。配線部142は、電源から供給された電力を各発光ダイオードに供給する。
また、配線部142は、配線カバー144により被覆されている。この配線カバー144は、可撓性を有し、かつ、生体適合性の高い材料で形成されている。
また、電源は、電力を供給する装置であり内視鏡11の操作部14近傍に配置され、配線142の発光ダイオード140と接続されている端部とは逆側の端部と接続されている。なお、電源の配置位置は、配線部142と電気的に接続されていれば特に限定されず、例えば、内視鏡11の電源と共通の電源としてもよい。なお、検査対象である生体への影響をするために、配線部142及び配線カバー144は、電源の配置位置によらず、取り付け部110から操作部14近傍までは延在していることが好ましい。
このように照明機構108の発光ダイオード140をカバー部112の先端に配置することで、発光ダイオード140により先端フード101の先端側の検査対象を照明することができる。これにより、カバー部112の先端側の検査対象を好適に撮影することができ、観察することができる。
なお、発光ダイオード140の配置個数は特に限定されず、1つでもよい。また、本実施形態では、発光ダイオード140により光を射出させたが、検査対象に光を照射できれば、光を射出させる手段としては種々の手段を用いることができ、例えば、ライトガイドにより光を導波する方式を用いてもよい。
なお、発光ダイオード140の配置個数は特に限定されず、1つでもよい。また、本実施形態では、発光ダイオード140により光を射出させたが、検査対象に光を照射できれば、光を射出させる手段としては種々の手段を用いることができ、例えば、ライトガイドにより光を導波する方式を用いてもよい。
また、先端フードには、さらに、鉗子口及び鉗子チャンネルを設けてもよい。具体的には、ワイヤ及び配線部と同様に、挿入部に沿って先端フードのカバー部から操作部近傍まで延在する鉗子チャンネルを設け、先端フードに鉗子口を形成してもよい。
先端フードに鉗子口及び鉗子チャンネルを設けることで、鉗子口及び鉗子チャンネルが設けられていない内視鏡を用いる場合でも、処置具により検査対象の処置をすることが可能になる。また、鉗子口及び鉗子チャンネルが設けられている内視鏡の場合でも、チャンネル数を増加、つまり、同時により多くの処置具を使用することが可能となる。
このように、鉗子口及び鉗子チャンネルを設けることで、処置効率、処置作業性を向上させることができる。
先端フードに鉗子口及び鉗子チャンネルを設けることで、鉗子口及び鉗子チャンネルが設けられていない内視鏡を用いる場合でも、処置具により検査対象の処置をすることが可能になる。また、鉗子口及び鉗子チャンネルが設けられている内視鏡の場合でも、チャンネル数を増加、つまり、同時により多くの処置具を使用することが可能となる。
このように、鉗子口及び鉗子チャンネルを設けることで、処置効率、処置作業性を向上させることができる。
また、先端フードのカバー部の形状も本実施形態の円筒形状に限定されず、半円筒形状や、円筒の一部に突出部を有する形状等、種々の形状とすることができる。
なお、挿入部の挿入時に検査対象を傷つける可能性をより低くすることができるため、本実施形態のように、角部のない円筒形状とすることが好ましい。また、検査対象が傷つくことをより確実に防止することができるため、カバー部の先端部は、丸みのある形状(R形状)とすることが好ましい。
なお、挿入部の挿入時に検査対象を傷つける可能性をより低くすることができるため、本実施形態のように、角部のない円筒形状とすることが好ましい。また、検査対象が傷つくことをより確実に防止することができるため、カバー部の先端部は、丸みのある形状(R形状)とすることが好ましい。
以上、本発明に係る内視鏡用先端フード及びそれを用いる内視鏡ユニットについて詳細に説明したが、本発明は、以上の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変更を行ってもよい。
例えば、本実施形態では、取り付け部とカバー部の両方を透明にしたが、少なくとも挿入部の延在方向においてCCDセンサの観察窓よりも先端側の部分(つまり、CCDセンサの観察窓よりも挿入部の基端部から離れている側の部分)を透明にすればよく、その他の部分、例えば取り付け部は、着色されていてもよい。
また、本発明では、汎用性を高くすることができ、用途に応じて使用できるため、内視鏡用先端フードを内視鏡に対して着脱可能にしたが、内視鏡用先端フードと内視鏡とを一体としてもよい。このように内視鏡と内視鏡用先端フードとを一体にすることで、ワイヤや、配線部を内視鏡の挿入部内に内蔵させることができる。
10 内視鏡
12 挿入部
14 操作部
16 コネクタ
18 ユニバーサルコード
22 先端部
24 アングル部
26 軟性部
56 ビデオコネクタ
60 CCDセンサ
64 プリズム
68 処理基板
70 データケーブル
72 送気/送水口
74、82 鉗子口
76 ライトガイド
78 鉗子チャンネル
80 送気/送液チャンネル
84 吸引ボタン
86 送気/送水ボタン
88 LRツマミ
90 UDツマミ
100 内視鏡用先端フード(先端フード)
110 取り付け部
112 カバー部
114 凸部
12 挿入部
14 操作部
16 コネクタ
18 ユニバーサルコード
22 先端部
24 アングル部
26 軟性部
56 ビデオコネクタ
60 CCDセンサ
64 プリズム
68 処理基板
70 データケーブル
72 送気/送水口
74、82 鉗子口
76 ライトガイド
78 鉗子チャンネル
80 送気/送液チャンネル
84 吸引ボタン
86 送気/送水ボタン
88 LRツマミ
90 UDツマミ
100 内視鏡用先端フード(先端フード)
110 取り付け部
112 カバー部
114 凸部
Claims (8)
- 検査対象を撮像する撮像部の観察窓が先端に配置された挿入部を有する内視鏡の挿入部先端に装着する内視鏡用先端フードであって、
前記挿入部の先端側の端部に着脱可能に取り付けられる取り付け部、および前記取り付け部の前記挿入部先端側の端部に連結され、かつ前記挿入部の延在方向において前記観察窓よりも先端側の部分が透明であるカバー部で構成され、
前記カバー部の内周面及び前記キャップの外周面の少なくとも一部が、親水性処理されていることを特徴とする内視鏡用先端フード。 - 前記カバー部は、全面が親水性処理されている請求項1に記載の内視鏡用先端フード。
- 前記親水性処理は、表面に親水性材料を塗装またはコーティングする処理である請求項1または2に記載の内視鏡用先端フード。
- 前記カバー部は、略円筒形状である請求項1〜3のいずれかに記載の内視鏡用先端フード。
- 前記取り付け部は、略円筒形状であり、内周面が前記挿入部の先端側の端部と当接し、前記挿入部の先端側の端部に嵌合する形状である請求項1〜4のいずれかに記載の内視鏡用先端フード。
- 前記取り付け部は、内周面に、前記挿入部の先端側の端部の凹部に嵌め合わされる凸部を有する請求項1〜5のいずれかに記載の内視鏡用先端フード。
- 請求項1〜6のいずれかに記載された内視鏡用先端フードと、
前記内視鏡用先端フードが装着された前記挿入部及び前記挿入部を操作する操作部とを備える内視鏡とを有する内視鏡ユニット。 - 前記内視鏡用先端フードと前記内視鏡とが一体で成形されている請求項7に記載の内視鏡ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008007007A JP2009165632A (ja) | 2008-01-16 | 2008-01-16 | 内視鏡用先端フード及びそれを用いる内視鏡ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008007007A JP2009165632A (ja) | 2008-01-16 | 2008-01-16 | 内視鏡用先端フード及びそれを用いる内視鏡ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009165632A true JP2009165632A (ja) | 2009-07-30 |
Family
ID=40967518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008007007A Withdrawn JP2009165632A (ja) | 2008-01-16 | 2008-01-16 | 内視鏡用先端フード及びそれを用いる内視鏡ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009165632A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018518312A (ja) * | 2015-06-24 | 2018-07-12 | ザ リージェンツ オブ ザ ユニヴァーシティ オブ コロラド,ア ボディ コーポレイト | 小児経鼻内視鏡、胃内視鏡および気道消化器内視鏡 |
US11096594B2 (en) | 2015-06-24 | 2021-08-24 | The Regents Of The University Of Colorado, A Body Corporate | Multi-use endoscope with integrated device-patient monitoring and patient-provider positioning and disassociation system |
US11523728B2 (en) | 2015-06-24 | 2022-12-13 | The Regents Of The University Of Colorado, A Body Corporate | Pediatric nasal endoscope, gastroscope and aerodigestive scope |
USD1046119S1 (en) | 2021-08-31 | 2024-10-08 | Evoendo, Inc. | Endoscope distal end |
USD1047142S1 (en) | 2021-08-31 | 2024-10-15 | Evoendo, Inc. | Endoscope |
-
2008
- 2008-01-16 JP JP2008007007A patent/JP2009165632A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11096594B2 (en) | 2015-06-24 | 2021-08-24 | The Regents Of The University Of Colorado, A Body Corporate | Multi-use endoscope with integrated device-patient monitoring and patient-provider positioning and disassociation system |
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