JP2009163748A - 通信装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】受信したページデータ毎に操作部125の複数のキーに順番に対応付けてメモリ126に記憶させ、キー全てにページデータが対応付けられていると記憶されている最古のページデータを消去して消去したページデータ以外の記憶ページデータに対応付けを各キーに対し順次シフトさせ、対応付けから開放されたキーに受信した新ページデータを対応付けてメモリ126に記憶させ、オフラインモード時にキーのいずれかのキーが操作された後に閲覧モードキーが操作されるとこのキーのいずれかが対応付けられたメモリ126のページデータを表示部124に表示させ、表示ページ上でさらにページを更新する操作が行われるとオンライン接続して新たなページデータを受信させる制御回路127を設ける。
【選択図】図3
Description
これらの携帯電話機においては、閲覧するために検索したWebページデータを受信し、受信したページデータを、液晶表示装置(LCD;Liquid Crystal Device)等の表示装置に表示させる。
また、携帯電話機の使用者は、複雑にツリー構成化したコンテンツ等においては、再度表示を所望するページへのアクセス方法を必ずしも覚えているとは限らず、結果的に所望するページへのアクセスが行えないという事態を招くおそれがある。
好適には、上記連続する関連付け順は、上記複数のキーに付された数字の順である。
また、上記連続する関連付け順は、上記複数のキーの配列順である。
本通信システム10における携帯電話機12は、通常の通話機能に加えて、無線接続によりサーバ11に対して基地局13、インターネット14を介してオンライン接続し、閲覧を所望するページデータを受信し、受信したページデータを表示部に表示する機能を有している。本実施形態では、無線によりオンライン接続し閲覧を所望するページデータを受信する機能を「閲覧モード」と呼ぶこととする。
そして、本実施形態に係る携帯電話機12は、インターネット14に対する無線による接続機能に加えて、以下に詳述するように、無線通信を行わずインターネット14と非接続状態にあるとき、過去の履歴を閲覧できる「オフラインモード」機能をさらに有している。
以下、携帯電話機12の構成および機能について、図面に関連付けて詳細に説明する。なお、携帯電話機12の機能についてはページデータの閲覧機能を中心に説明する。
表示すべきWebページ本文は、通常HTMLなどの規格化された記述子を用いて記述されている。ここには、表示すべき文章、その位置、色、サイズなどが記述されており、基本的にはこのHTML文書をインターネットブラウザ上で起動させるだけで、いつも同じ表示が行えるように構成されている。また、画像などのデータがあった場合には、この画像も記憶すると共に、その画像の表示されるべき位置が前述のHTML文書中に記載される。
ところで、HTMLで記述された文書の中に、「次ページへ」などの文字列や画像にアンカーと呼ばれるものを付すこともできる。アンカーとは、ブラウザを使用してページを表示させた際に、上下左右キー125dにより選択させることができる文字列のことであり、選択中はこの表示した文字列に白黒反転や、枠で囲われた状態になる。さらにこの選択中において決定操作を行うことにより、このアンカー文字列に対応付けた機能、たとえば次のページの検索や、直前に入力されたキーワードでの検索の実行などを実行させることができる。このようなアンカーについてもHTML文書中に所定の規格に則り、記述される。
ページデータとは、上述したように、同じブラウザを用いた際に、同じ表示をさせるために必要最低限の記載をさせるべきデータのことである。
送受信アンテナ1221は、図2に示すように、本体ケース121の上端部に引き出し可能に設けられている。
無線回路1222は、電波を利用した無線通信で行うために、制御回路127で処理された音声情報、ID、Webページデータの閲覧要求情報等を変調してアンテナ1221により基地局13に送信する。
また、無線回路1222は、基地局13から無線により送信され、アンテナ1221で受信したページデータや音声情報等の各種情報を復調して制御回路127に出力する。
音声処理回路1231は、マイクロフォン1232により入力した音声に対して所定の処理を行って制御回路127に供給する。
また、音声処理回路1231は、制御回路127により供給された音声情報に対して所定の処理を行ってスピーカ1233から出力させる。
図2に示すように、マイクロフォン1232は、ケース本体121の操作部125の下部に配置され、スピーカ1233は表示部124の上部に配置されている。
また、表示部124は、たとえば最上段の1行分は、モードの種類、電波の強さ、電池残量等を表示するガイド表示行として用いられる。
これらのキーのうち、たとえば閲覧モードキー(Webキー)125cを操作(押下)することにより「閲覧モード」を選択でき、ファンクションキー125eにより「オフラインモード」を選択できる。
また、たとえば複数のテンキー125f、*キー125g、#キー125hの12個の各キーには、「閲覧モード」時に受信したページデータがあらかじめ決められた順番で対応付けされる。なお、対応付けされたページデータは制御回路127によりメモリ126に記憶される。
そして、ファンクションキー125eにより「オフラインモード」が選択されると、通信部122が非起動状態となり、無線接続が行われない「オフラインモード」となる。この状態でも、記憶したページデータに対応したキーを押下(閲覧モードキー125cを押下)すると、制御回路127により押下されたキーに対応付けられたページデータがメモリ126から読み出されて表示部124に表示される。
また、メモリ126には、通話やメールの送受信のための制御プログラムドインターネットブラウザ、メッセージデータ、名前および電話番号が登録されたアドレス帳等も記憶される。
そして、制御回路127は、「閲覧モード」、および「オフラインモード」時において、以下のような制御を行う。
本実施形態において、複数のキーの連続する関連付け順は、図2に示すように配列された複数のキーに付された数字の順であり、複数のキーの配列順である。
たとえば、12個のページデータPD−A〜PD−Lを、PD−Aから順に通信部126を通して受信すると、制御回路127は、図4に示すように、数字キー「1」にページデータPD−Aを対応付け、数字キー「2」にページデータPD−Bを対応付け、数字キー「3」にページデータPD−Cを対応付け、数字キー「4」にページデータPD−Dを対応付け、数字キー「5」にページデータPD−Eを対応付け、数字キー「6」にページデータPD−Fを対応付け、数字キー「7」にページデータPD−Gを対応付け、数字キー「8」にページデータPD−Hを対応付け、数字キー「9」にページデータPD−Iを対応付け、*キーにページデータPD−Jを対応付け、数字キー「0」にページデータPD−Kを対応付け、#キーにページデータPD−Lを対応付ける。
このように、キーと受信したページデータはテーブル管理されており、受信したページデータPD−A〜PD−Lがキー配列の見た目順にメモリ126に記憶されていく。
制御回路127は、図4の状態において、新たなページデータを受信した場合には、図5に示すように、メモリ126に記憶されている最古のページデータPD−Aを消去し、この消去したページデータPD−A以外の記憶ページデータPD−B〜PD−Lの対応付けを各キーに対し順次シフトさせ、対応付けから解放された#キーに受信した新たなページデータPD−Mを対応付けて、このページデータPD−Mをメモリ126に記憶する。
この場合、制御回路127は、図5に示すように、数字キー「1」にページデータPD−Bを対応付け、数字キー「2」にページデータPD−Cを対応付け、数字キー「3」にページデータPD−Dを対応付け、数字キー「4」にページデータPD−Eを対応付け、数字キー「5」にページデータPD−Fを対応付け、数字キー「6」にページデータPD−Gを対応付け、数字キー「7」にページデータPD−Hを対応付け、数字キー「8」にページデータPD−Iを対応付け、数字キー「9」にページデータPD−Jを対応付け、*キーにページデータPD−Kを対応付け、数字キー「0」にページデータPD−Lを対応付け、#キーにページデータPD−Mを対応付ける。
図6は、「閲覧モード」時の受信ページデータの処理を説明するためのフローチャートである。図7は、「オフラインモード」時の処理を説明するためのフローチャートである。図8は、インターネット閲覧を行う場合の具体的な処理例を示す図であって、(A)はオンライン接続時(閲覧モード時)の処理を、(B−1)は「オフラインモード」の記憶ページデータを表示部124に表示させた表示例を、(B−2)は対応付け用キーを操作して所望の履歴表示を行った例を示す図である。
なお、図8においては、1〜9の各キーに対応付けて受信したページデータを表示している場合を示している。また、図8(B−1)は、キー「1」にはトップメニューが、キー「2」は料金・設定メニューが、キー「3」にはWebリストが、キー「4」には有料情報サービスが、キー「5」にはパスワードの登録指示メニューが、キー「6」にはパスワード入力画面が、キー「7」にはパスワード確認用メニューが、キー「8」にはパスワード入力画面が、キー「9」にはパスワードの登録メッセージが、それぞれ順番に対応付けて自動登録される例を示している。
また、図8(B−2)は、「オフラインモード」において、キー「2」、キー「4」、キー「6」、キー「8」、キー「5」を操作した後に閲覧モードキー125cを操作したときの記憶ページデータの履歴表示例を示している。
この送信要求は、携帯電話機12が位置する領域を担当する基地局13、インターネット14を通してサーバ11に伝達される。そして、サーバ11から要求したページデータがインターネット14に転送され、基地局13を通して要求したページデータが無線によりダウンロードされる。
ここで、新たなページデータを受信した場合に、ステップST5において、12個のキー全てに受信したページデータが対応付けられていると判別されると、メモリ126に記憶されている最古のページデータが消去される(ST6)。
そして、消去したページデータ以外の記憶ページデータの対応付けを各キーに対し順次シフトさせる処理が図5に示すように行われ、消去したページデータが対応付けられていたキーが対応付けから解放される(ST7)。次いで、対応付けから解放されたキーに受信した新たなページデータが対応付けされて(ST8)、この新たなページデータがメモリ126に記憶される。
この「オフラインモード」で、図8(B−1),(B−2)に示すように、操作部125のページデータの対応付けに用いられるいずれかのキーが操作された後に閲覧モードキー125cが操作されると、操作されたキーが対応付けられたページデータがメモリ126から読み出され(ST13)、インターネットブラウザを用いて表示部124に表示される(ST14)。
そして、たとえば表示されているページ上でアンカーの付された文字列を選択決定する等のページを更新する操作が行われると(ST15)、通信部122が起動されネットワークとオンライン接続されて、所望のデータの送信要求が発せられる(ST16)。これに伴い、新たなページデータが通信部122を通して受信される。
この新たに受信したページデータが表示部124に表示され、また、新たに受信したページデータおよび以降に受信するページデータが上記と同様に複数のキーに対応させてメモリ126に記憶される(ST17)。
一度閲覧したページデータを煩雑な操作を必要とすることなく自在に閲覧することができる。
また、これらの閲覧ページデータは保存しておくことが可能であることから、たとえば電波状況の悪い状態でも履歴閲覧が可能となる。
さらに、端末装置内に保存しているデータであることから、新たにインターネットに接続する際に発生するパケットデータが必要なくなり、使用者にとって無駄な通信費を発生させずに済むだけでなく、ネットワークのトラフィックを低下させることにもなり、結果としてシステムのコスト削減を図れる利点もある。
また、オンライン中においても、履歴として残しておきたいページがあれば、たとえばテンキーの長押し等によりブックマークとして残せる機能を持たせることも可能である。
11…サーバ
12…携帯電話機
121…本体ケース
122…通信部
1221…送受信アンテナ
1222…無線回路
123…音声処理部
1231…音声処理回路
1232…マイクロフォン
1233…スピーカ
124…表示部
125…操作部
126…メモリ
127…制御回路
13…基地局
14…インターネット
Claims (7)
- 閲覧するページデータを無線接続によりオンライン接続したネットワークを介して受信する通信装置であって、
複数のキーを含む入力手段と、
上記ページデータを表示可能な表示手段と、
上記ページデータを格納可能な記憶手段と、
上記受信したページデータ毎に、上記入力手段の複数のキーのいずれかのキーに対応付けて、当該対応付けたページデータを上記記憶手段に記憶し、上記入力手段の複数のキーのいずれかのキーが操作されると、当該操作されたキーが対応付けられたページデータを上記記憶手段から読み出して上記表示手段に表示させる制御手段と
を有する通信装置。 - 上記制御手段は、上記ネットワークと非接続状態にあるオフラインモード時に、上記入力手段の複数のキーのいずれかのキーが操作されると、当該操作されたキーが対応付けられたページデータを上記記憶手段から読み出して上記表示手段に表示させる
請求項1記載の通信装置。 - 上記制御手段は、上記表示手段に記憶ページデータを表示させたときに、上記オフラインモードを維持し、上記ネットワークとの非接続状態を保持させる
請求項2記載の通信装置。 - 上記入力手段の複数のキーは、連続するように関連付けされたキーであり、
上記制御手段は、上記連続する関連付け順に従って上記受信したページデータを上記記憶手段に順次記憶する
請求項1から3のいずれか一に記載の通信装置。 - 上記連続する関連付け順は、上記複数のキーに付された数字の順または上記複数のキーの配列順である
請求項4記載の通信装置。 - 上記入力手段の複数のキーの全てに上記受信したページデータを対応付けて、当該対応付けされた複数のページデータが上記記憶手段に記憶されている状態において、
上記制御手段は、新たなページデータを受信した場合には、上記記憶手段に記憶されている最古のページデータを消去し、当該消去したページデータ以外の記憶ページデータの対応付けを各キーに対し順次シフトさせ、対応付けから解放されたキーに上記受信した新たなページデータを対応付けて当該ページデータを上記記憶手段に記憶する
請求項1から5のいずれか一に記載の通信装置。 - 上記制御手段は、上記ネットワークと非接続状態にあるオフラインモード時に、上記入力手段の複数のキーのいずれかのキーが操作されると、当該操作されたキーが対応付けられたページデータを上記記憶手段から読み出して上記表示手段に表示させ、当該表示されているページ上でさらにページを更新する操作が行われると、上記ネットワークとオンライン接続して新たなページデータを受信させ、当該新たに受信したページデータおよび以降に受信するページデータを上記複数のキーに対応させて上記記憶手段に記憶する
請求項1から6のいずれか一に記載の通信装置。
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