JP2009162359A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

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Tetsutaka Shibata
哲孝 柴田
Tadashi Saito
忠志 齋藤
Setsuya Kishimura
節也 岸村
Shigefumi Kumabe
重文 隈部
Itsuo Momotake
逸男 百武
Yasuo Shigenaka
康夫 重中
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Abstract

【課題】 旋回走行中に変速されることにより起こる旋回走行性の悪化を防止する。
【解決手段】 変速段が自動的に切り換る自動変速モードと、運転者の手動操作によって変速段が切り換わる手動変速モードとが設定され、これらのモードを選択するシフトレバーが備えられていると共に、手動操作により変速段を切り換えるステアリング変速スイッチが設けられた自動変速機の制御装置であって、手動変速モード時にステアリング変速スイッチが操作されたときに変速を実行させる第1手動変速制御手段と、自動変速モード時にステアリング変速スイッチが操作されたときに変速を実行させる第2手動変速制御手段と、当該自動車が旋回走行中であることを検出する旋回検出手段と、旋回検出手段が当該自動車が旋回走行中であることを検出しているとき、第1手動変速制御手段による変速を許容し、第2手動変速制御手段による変速を制限する変速制限手段とを有する。
【選択図】 図7

Description

本発明は自動車に搭載される自動変速機、特に自動変速レンジでの手動変速機能を備えた自動変速機の制御装置に関し、自動車用変速機の技術分野に属する。
近年、自動車用自動変速機として、走行状態に応じて変速段を自動的に切り換える自動変速モードと、運転者の手動操作によって変速段を切り換える手動変速モードとを備えたものが実用化されている。
この自動変速機は、レンジ切り換え用のシフトレバーの操作位置として、駐車用のPレンジ、後退用のRレンジ、中立用のNレンジ、及び自動変速モード選択用のDレンジ等の他に、Mレンジ等と呼ばれる手動変速モード選択位置が設定され、この手動変速モード選択位置におけるシフトレバーの操作により、変速段が1段ずつシフトアップ又はシフトダウンするように構成されている。
また、特許文献1には、前記のようなシフトレバーの操作によって変速段を切り換える手動変速モードを備えた自動変速機において、さらに、ステアリングホイールにシフトアップスイッチとシフトダウンスイッチとを設け、手動変速モードにおいて、これらのスイッチの操作によっても変速段のシフトアップ又はシフトダウンを可能としたものが開示されている。
そして、この特許文献1に記載の自動変速機では、自動変速モードにおいて前記シフトダウンスイッチを操作すれば、変速モードが手動変速モードに切り換り、その後、シフトアップスイッチを操作すれば、自動変速モードに復帰するように構成されており、これによれば、シフトレバーをDレンジ等の自動変速モード選択位置に操作したまま手動変速モードに切り換えることができ、一時的に或いは迅速に加速、減速することが可能となって、変速操作の利便性が向上する。
特開2002−349687号公報
ところで、上述のようにシフトレバーを自動変速モード選択位置に操作したままステアリングホイールに設けたスイッチの操作により変速操作を可能とすると、利便性が向上する半面、不用意な変速操作や無意識のうちに手がスイッチに触れるという無意識的な誤操作により、走行状態に適合しない変速が行われる可能性がある。
そして、このような不適切な操作により走行状態に適合しない変速が当該自動車の旋回走行中に行われた場合、旋回走行中に駆動力が急に変化して旋回走行中の姿勢(挙動)が不安定になる、例えば駆動力が急に小さくなってアンダーステア状態になる、またそれとは逆に駆動力が急に大きくなってオーバーステア状態になる、すなわち旋回走行性が悪化することが考えられる。
そこで、本発明は、ステアリングホイールに手動変速モードで変速操作を行うためのスイッチが設けられ、このスイッチの操作により、シフトレバーが自動変速モード用のレンジに操作されている状態でも変速が可能とされた自動変速機において、旋回走行中の不用意な操作や誤操作等による変速を制限することにより旋回走行中の不要な駆動力の変化を抑制し、それにより旋回走行中の姿勢を安定させる、すなわち旋回走行性の悪化を生じない自動変速機の制御装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は次のように構成したことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に記載の発明は、走行状態に応じて変速段が自動的に切り換る自動変速モードと、運転者の手動操作によって変速段が切り換わる手動変速モードとが設定され、これらのモードを選択するシフトレバーが備えられていると共に、ステアリングホイール上又はその近傍に、手動操作により変速段を切り換えるシフトアップ用及びシフトダウン用のステアリング変速スイッチが設けられた自動変速機の制御装置であって、
前記シフトレバーが手動変速モード選択位置に操作されている状態で、前記ステアリング変速スイッチが操作されたときに変速を実行させる第1手動変速制御手段と、
前記シフトレバーが自動変速モード選択位置に操作されている状態で、前記ステアリング変速スイッチが操作されたときに変速を実行させる第2手動変速制御手段と、
当該自動車が旋回走行中であることを検出する旋回検出手段と、
前記旋回検出手段が当該自動車が旋回走行中であることを検出しているとき、前記第1手動変速制御手段による変速を許容する一方、前記第2手動変速制御手段による変速を制限する変速制限手段とを有することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の自動変速機の制御装置において、
車速を検出する車速検出手段と、
エンジン負荷を検出するエンジン負荷検出手段とを有し、
前記変速制限手段は、前記旋回検出手段が当該自動車の旋回走行中を検出している場合において、前記車速検出手段が所定値を超えた車速を検出している状態または前記エンジン負荷検出手段が所定値を超えたエンジン負荷を検出している状態の少なくとも1つの状態であるときに、前記第2手動変速制御手段による変速を制限することを特徴とする。
さらに、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の自動変速機の制御装置において、
前記旋回検出手段は、旋回の程度を示す値が所定旋回値を超えたときに当該自動車が旋回走行中であることを検出するように構成されているとともに、
車速を検出する車速検出手段と、
エンジン負荷を検出するエンジン負荷検出手段と、
前記車速検出手段またはエンジン負荷検出手段の少なくとも1つの検出値が大きいほど前記所定旋回値を小さい値に設定する所定旋回値設定手段とを有することを特徴とする。
なお、ここで言う旋回の程度を示す値は、例えばステアリングホイールの操舵角、左右の車輪の回転速度差、車体に作用する横加速度などの自動車の旋回の程度を間接的に示すことができ、検出可能な値を言う。
さらにまた、請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の自動変速機の制御装置において、
前記変速制限手段は、前記旋回検出手段が当該自動車が旋回走行中であることを検出しているとき、前記第2手動変速制御手段による変速段のシフトアップを制限することを特徴とする。
加えて、請求項5に記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の自動変速機の制御装置において、
前記変速制限手段は、前記旋回検出手段が当該自動車が旋回走行中であることを検出しているとき、前記第2手動変速制御手段による変速段のシフトダウンを制限することを特徴とする。
加えてまた、請求項6に記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の自動変速機の制御装置において、
前記変速制限手段は、前記旋回検出手段が当該自動車が旋回走行中であることを検出しているとき、前記第2手動変速制御手段による変速段のシフトアップおよびシフトダウンを制限することを特徴とする。
以上のように構成したことにより、本願各請求項の発明によれば、次の効果が得られる。
まず、請求項1に記載の発明によれば、運転者の手動操作による変速の意思が明確な手動変速モードでは、その操作を尊重し、旋回走行中であっても、第1手動変速制御手段により、ステアリング変速スイッチの操作に応じて変速が実行される。これに対して、自動変速モードでは、すなわちステアリング変速スイッチの不用意な操作や誤操作等の不適切な操作が行われやすいときは、変速制限手段により、旋回走行中の第2手動変速制御手段による変速が制限される。その結果、不適切な操作による運転状態に適合しない変速が旋回走行中に行われることが抑制され、旋回走行中の姿勢不安定化が抑制される、すなわち良好な旋回走行性が確保される。
また、請求項2に記載の発明によれば、自動車が旋回走行中であっても、車速が所定値を超えている状態またはエンジン負荷が所定値を超えている状態の少なくとも1つの状態である場合にのみ、変速制限手段により、第2手動変速制御手段による変速が制限される。言い換えると、低速および/または駆動力が小さい状態での旋回走行中は、不適切な変速が行われても旋回走行性に与える影響が小さいので、旋回走行中における前記第2手動変速制御手段による変速が許可される。これにより、旋回走行中の変速が過度に制限されることがなくなる。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、自動車が旋回走行中であることは、旋回の程度を示す値が所定旋回値を超えたときに検出される。そして、その所定旋回値は、車速またはエンジン負荷の少なくとも1つが大きいほど小さく設定される。すなわち高速になればなるほど、および/または駆動力が大きくなればなるほど、旋回走行中の変速が制限される。これにより、旋回走行中に変速することにより起こる姿勢不安定化がさらに効果的に抑制される。
さらにまた、請求項4に記載の発明によれば、変速制限手段により、自動車の旋回走行中は、第2手動変速制御手段による変速段のシフトアップが制限される。これにより、旋回走行中の自動車がアンダーステア状態になることが抑制される。
加えて、請求項5に記載の発明によれば、変速制限手段により、自動車の旋回走行中は、第2手動変速制御手段による変速段のシフトダウンが制限される。これにより、旋回走行中の自動車がオーバーステア状態になることが抑制される。
加えてまた、請求項6に記載の発明によれば、変速制限手段により、自動車の旋回走行中は、第2手動変速制御手段による変速段のシフトアップおよびシフトダウンが制限される。これにより、旋回走行中の自動車がアンダーステア状態になる、またはオーバーステア状態になることが抑制される、すなわち旋回走行中の姿勢不安定化が抑制される。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係る自動変速機が搭載された自動車の概略の構成を示すもので、この自動車の前部には、エンジン1と自動変速機2とを結合してなるパワーユニットが搭載されている。また、車内には、運転席の側方に前記自動変速機2のレンジを切り換えるためのシフトレバー3が、前方にステアリングホイール4がそれぞれ配設されていると共に、運転席の前方のフロアには、アクセルペダル5及びブレーキペダル6が配設されている。さらに、前記ステアリングホイール4の前方のインストルメントパネルには、メーターユニット7が配置されている。
前記シフトレバー3は、図2に示すように、ガイド部材31に設けられた一連の操作経路32に沿って操作されるようになっており、その操作経路32上に、Pレンジ位置、Rレンジ位置、Nレンジ位置、及びDレンジ位置が設けられている。そして、シフトレバー3がDレンジ位置に操作されたときに、自動変速機2の変速モードが走行状態に応じて変速段が自動的に切り換わる自動変速モードに設定されるようになっている。
さらに、Dレンジ位置の側方にはMレンジ位置33が設けられており、シフトレバー3がDレンジ位置から該Mレンジ位置33に操作されたときに、自動変速機2の変速モードが運転者の手動操作によって変速段を切り換える手動変速モードに切り換わるようになっている。
このMレンジ位置33は前後に長い操作領域を有し、その中央の中立位置からシフトレバー3を前方(図2(b)に示すA方向)へ操作すれば、シフトダウンスイッチ(以下、「シフトレバーダウンスイッチ」という)34がONされて、自動変速機2の変速段が1段シフトダウンし、後方(図2(b)に示すB方向)へ操作すれば、シフトアップスイッチ(以下、「シフトレバーアップスイッチ」という)36がONされて、変速段が1段シフトアップするようになっている。そして、操作後は中立位置に戻り、次の操作に備えるようになっている。
また、図3に示すように、前記ステアリングホイール4は、中央のパドル部41と、該パドル部41からT字状に延びる3本のスポーク42、43、44と、これらのスポークに支持されたホイール部45とで構成されている。そして、左右のスポーク42、43の表側の前方位置、即ちホイール部45を握った運転者の左右の手の親指が位置する部位の近傍に左右一対のシフトダウンスイッチ(以下、「ステアリングダウンスイッチ」という)46、46が設けられており、また、該スポーク42、43の裏側における前記パドル部41の所定の部位、即ちホイール部45を握った運転者の左右の手の親指以外の指が位置する部位の近傍に左右一対のシフトアップスイッチ(以下、「ステアリングアップスイッチ」という)47、47が設けられている。
このステアリングダウンスイッチ46、46及びステアリングアップスイッチ47、47は、前記シフトレバー3がMレンジ位置に操作されて手動変速モードが選択されているときに、前記シフトレバーダウンスイッチ34及びシフトレバーアップスイッチ35の代わりに、変速段をシフトダウン又はシフトアップさせる機能を備えている。
具体的には、一対のステアリングダウンスイッチ46、46のいずれか一方(又は両方)を図3(a)に示すA′方向に押し下げ操作すれば、該スイッチ46がONされて自動変速機2の変速段が1段シフトダウンし、また、一対のステアリングアップスイッチ47、47のいずれか一方(又は両方)を矢印B′で示すように手前へ引き寄せ操作すれば、該スイッチ47がONされて変速段が1段シフトアップする。
また、このステアリングダウンスイッチ46及びステアリングアップスイッチ47は、手動変速モードにおいて変速段をシフトダウン又はシフトアップさせる機能に加えて、シフトレバー3がDレンジ位置に操作されている状態で一時的に手動変速を可能とする変速モード(以下、「ダイレクトモード」という)に設定する機能を備えている。
即ち、シフトレバー3がDレンジ位置に操作されている状態で、ステアリングダウンスイッチ46、46及びステアリングアップスイッチ47、47のいずれか一つがON操作されると、自動変速機2の変速モードが自動変速モードから前記ダイレクトモードに切り換わって、変速段が1段シフトダウン又はシフトアップし、所定の解除条件が成立するまで、その変速段が維持される。また、その間にステアリングダウンスイッチ46又はステアリングアップスイッチ47が再びON操作されれば、その都度、変速段が1段シフトダウン又はシフトアップする。
さらに、図4に示すように、前記メーターユニット7は、中央に車速計71、その左側のエリアにエンジン回転計72、右側のエリアに水温計73、燃料計74及び自動変速機2の状態を示すインジケータ75を配置した構成とされている。
このインジケータ75は、前記シフトレバー3の操作によって選択されたレンジを示すPレンジ表示器75a、Rレンジ表示器75b、Nレンジ表示器75c、及びDレンジ表示器75dを有し、さらに、Dレンジ表示器75dに隣接させて、「D」の文字を示すダイレクトモード表示器75e、及び「M」の文字を示す手動変速モード表示器75fを備えており、これらの表示器のうち、Dレンジ表示器75dはセブンセグメント型の表示器で構成されている。
ここで、該Dレンジ表示器75dと、前記ダイレクトモード表示器75e及び手動変速モード表示器75fの表示態様を説明すると、まず、シフトレバー3がDレンジ位置にある自動変速モードでは、図5(a)に示すように、ダイレクトモード表示器75e及び手動変速モード表示器75fが消灯し、Dレンジ表示器75dが「D」の文字を表示する。
また、シフトレバー3がMレンジ位置にある手動変速モードでは、図5(b)に示すように、ダイレクトモード表示器75eが消灯し、手動変速モード表示器75fが点灯すると共に、Dレンジ表示器75dがそのときの変速段を示す数字を表示する。
そして、シフトレバー3がDレンジ位置に操作されている状態で、ステアリングダウンスイッチ46、46又はステアリングアップスイッチ47、47のいずれか一つがON操作されることにより設定されるダイレクトモードでは、図5(c)に示すように、ダイレクトモード表示器75e及び手動変速モード表示器75fが点灯すると共に、Dレンジ表示器75dがそのときの変速段を示す数字を表示する。
次に、自動変速機2の変速段を制御する制御装置であるコントローラ(請求の範囲に記載の、「第1手動変速制御手段」、「第2手動変速手段」、および「変速制限手段」に対応する。)について説明すると、図6に示すように、コントローラ100には、自動変速機2の基本的な変速制御としての自動変速モードでの制御のために、車速を検出する車速センサ101からの信号と、エンジン負荷としてアクセルペダル5の踏込み量(アクセル開度)を検出するアクセル開度センサ102からの信号と、シフトレバー3の操作位置を検出するシフト位置センサ103からの信号とが入力されるようになっている。
また、前記手動変速モードでの変速制御のために、シフトレバーダウンスイッチ34及びシフトレバーアップスイッチ35からの信号が入力されると共に、該手動変速モード及び前記ダイレクトモードでの変速制御のために、ステアリングダウンスイッチ46及びステアリングアップスイッチ47からの信号が入力されるようになっている。
さらに、自動車の旋回走行中の変速制御のために、ステアリングホイール4の操舵角を検出する舵角センサ(請求の範囲に記載の「旋回検出手段」に対応。)104からの信号が入力されるようになっている。
そして、このコントローラ100は、前記各センサ及びスイッチからの信号に基づいて変速段を設定し、その変速段を実現するように自動変速機2に変速制御信号を出力すると共に、前記メーターユニット7におけるインジケータ75に各表示器75a〜75fの表示状態を制御するための表示制御信号を出力するようになっている。
次に、前記コントロールユニット100による変速制御、特に本発明に係る、自動車の旋回走行中にステアリング変速スイッチ(ステアリングダウンスイッチ46、ステアリングアップスイッチ47)の操作による変速を制限するか否かを決定する変速制御の一例を図7に示すフローチャートに従って説明する。図7のフローチャートに示す制御は、自動車の走行中、繰り返し実行される。
まず、S200において、図6に示す各センサおよびスイッチからの信号がコントローラ100に入力される。
次に、S210において、コントローラ100は、自動車が旋回走行中であるか否かを判定するために、舵角センサ104からの操舵角を示す信号値が予め設定された所定値を超えているか否かを判定する。所定値は、センサ104の信号値がこの値を超えている状態で変速が実行されると、旋回走行中の自動車の姿勢が不安定になりうる値に設定されている。また、これとは代わり、所定値を、略ゼロに近い、すなわち少しでもステアリングホイール4が切られている状態を示す値に設定してもよい。後者の方が、前者に比べて旋回走行中のステアリング変速スイッチ(ステアリングダウンスイッチ46、ステアリングアップスイッチ47)の操作による変速がより制限される。
舵角センサ104からの信号値が所定値を超えている場合、コントローラ100は、自動車が旋回走行中であると判定し、S220に進む。そうでない場合、旋回走行中ではないと判定し、リターンに進み、スタートに戻る。
S220において、コントローラ100は、ステアリング変速スイッチ(ステアリングダウンスイッチ46、ステアリングアップスイッチ47)がONされたか否かを判定する。そして、OFFの状態からONされた直後であれば、S230に進む。そうでない場合、リターンに進み、スタートに戻る。
S230において、コントローラ100は、シフト位置センサ103からの信号に基づいて、シフトレバー3の操作位置がMレンジ位置かDレンジ位置かを判定する。シフトレバー3がMレンジ位置にある場合、S240に進む。シフトレバー3がDレンジ位置にある場合、S250に進む。
S240において、コントローラ100は、所定の変速条件が成立しているか否かを判定する。この所定の変速条件は、旋回走行中に変速が実行されても不具合が生じない条件である。
例えば、変速実行前の車速(車速センサ101が検出する車速)が所定の下限値と上限値との間の値であることが所定の変速条件に含まれる。下限値は、これより小さい車速のときにシフトダウンされると、エンジンの回転が著しく低下し、走行不能になりうる値に設定されている。また、上限値は、これより大きい車速のときにシフトアップされると、エンジンが過回転して、エンジンが壊れうる値に設定されている。
これ以外にも、例えば自動車が路面の摩擦係数を検出する機能を備えている場合(例えば、ナビ情報から得た路面情報と温湿度センサからの信号に基づいて路面の摩擦係数を推定する機能を備えている場合)、路面の摩擦係数が所定値より大きいことなどが変速条件に含まれる。この所定値は、これより小さい摩擦係数の路面上を旋回走行中の自動車において変速が実行されるとスリップしうる値に設定されている。
S240で所定の変速条件が成立していると判定すると、S260において、コントローラ100は、S220でONされたと判定されたステアリング変速スイッチに対応する変速を実行する。すなわち、ステアリングダウンスイッチ46の場合は変速段をシフトダウンし、ステアリングアップスイッチ47の場合は変速段をシフトアップする。変速実行後、リターンに進む。そして、スタートに戻る。
一方、S230でシフトレバー3がDレンジ位置にあると判定された場合、S250において、コントローラ100は、S220でONされたと判定されたステアリング変速スイッチに対応する変速を制限する(不実行とする。)。そして、リターンに進み、スタートに戻る。
本実施形態によれば、運転者の手動操作による変速の意思が明確な手動変速モード(シフトレバー3がMレンジ位置にある場合)では、その操作を尊重し、旋回走行中であっても、ステアリング変速スイッチ(ステアリングダウンスイッチ46、ステアリングアップスイッチ47)の操作に応じて変速が実行される。これに対して自動変速モード(シフトレバー3がDレンジ位置にある場合)では、すなわちステアリング変速スイッチの不用意な操作や誤操作等の不適切な操作が行われやすいときは、旋回走行中の変速が制限される。その結果、不適切な操作による運転状態に適合しない変速が旋回走行中に行われることが抑制され、旋回走行中の姿勢不安定化が抑制される、すなわち良好な旋回走行性が確保される。
(第2の実施形態)
第1の実施形態の自動変速機の制御装置においては、車速やエンジン負荷状態にかかわらず、自動車が旋回走行中であれば、シフトレバー3がDレンジ位置に位置する状態でのステアリング変速スイッチによる変速を制限していた。言い換えると、変速を実行しても姿勢の不安定化が起こらない旋回走行中においても、例えば低速および/またはエンジン負荷が小さい(駆動力が小さい)状態での旋回走行中においても変速を制限していた。すなわち過度に旋回走行中の変速を制限していた。そこで、本実施形態においては、車速やエンジン負荷に対応して、シフトレバー3がDレンジ位置に位置する状態でのステアリング変速スイッチによる変速を適当に(過度に制限する第1の実施形態に比べて)制限する自動変速機の制御装置について説明する。なお、第1の実施形態と異なる点は、自動車の旋回走行中においてステアリング変速スイッチの操作による変速を制限するか否かを決定する変速制御の内容だけなので、構成要素の説明は省略する。
図8には、本実施形態に係る、自動車の旋回走行中にステアリング変速スイッチの操作による変速を制限するか否かを決定する変速制御を示すフローチャートが示されている。
まず、S300において、車速センサ、アクセル開度センサ、シフト位置センサ、および舵角センサと、ステアリング変速スイッチ(ステアリングダウンスイッチ、ステアリングアップスイッチ)とからの信号がコントローラに入力される。
次に、S310において、コントローラは、自動車が旋回走行中であるか否かを判定するために、舵角センサからの操舵角を示す信号値が予め設定された所定値を超えているか否かを判定する。
舵角センサからの信号値(操舵角)が所定値を超えている場合、コントローラは、自動車が旋回走行中であると判定し、S320に進む。そうでない場合、旋回走行中ではないと判定し、リターンに進み、スタートに戻る。
S320において、コントローラは、ステアリング変速スイッチ(ステアリングダウンスイッチ、ステアリングアップスイッチ)がONされたか否かを判定する。そして、OFFの状態からONされた直後であれば、S330に進む。そうでない場合、リターンに進み、スタートに戻る。
S330において、コントローラは、シフト位置センサからの信号に基づいて、シフトレバーの操作位置がMレンジ位置かDレンジ位置かを判定する。シフトレバーがMレンジ位置にある場合、S340に進む。シフトレバーがDレンジ位置にある場合、S350に進む。
S340において、コントローラは、所定の変速条件が成立しているか否かを判定する。この所定の変速条件は、第1の実施形態の所定の変速条件と同じものである。
S340で所定の変速条件が成立していると判定すると、S380において、コントローラ100は、S320でONされたと判定されたステアリング変速スイッチに対応する変速を実行する。すなわち、ステアリングダウンスイッチの場合は変速段をシフトダウンし、ステアリングアップスイッチの場合は変速段をシフトアップする。変速実行後、リターンに進み、スタートに戻る。
一方、S330でシフトレバーがDレンジ位置にあると判定された場合、S350において、コントローラは、車速センサが検出する車速が予め設定された所定値を超えているか否かを判定する。この所定値は、車速がそれより大きい状態で変速を実行すると旋回走行中の自動車の姿勢が不安定になりうる値である。車速が所定値を超えていない場合、S360に進む。一方、車速が所定値を超えている場合、S370に進み、コントローラは、S320でONされたと判定されたステアリング変速スイッチに対応する変速を制限する(不実行とする。)。そして、リターンに進み、スタートに戻る。
S360において、コントローラは、アクセル開度センサが検出するアクセル開度(アクセル開度を示す値)が予め設定された所定値を超えているか否かを判定する。アクセル開度は、エンジンの負荷を間接的に示すものであるため、言い換えると、ここではエンジンの負荷がこの所定値に対応するエンジンの負荷値を超えているか否かを判定している。この所定値は、アクセル開度がそれより大きい状態(エンジン負荷がこの所定値に対応する値より大きい状態)で変速を実行すると自動車の旋回走行性が悪化しうる、例えば姿勢が不安定化しうる値である。アクセル開度が所定値を超えていない場合は、S340に進む。一方、アクセル開度が所定値を超えている場合、S370に進む。
本実施形態によれば、自動車が旋回走行中であっても、車速やアクセル開度(エンジン負荷)の少なくとも一方が対応する所定値を超えなければ、すなわち変速を実行しても姿勢の不安定化が起こらない旋回走行であれば、不適切な変速が行われても旋回走行性に与える影響が小さいので、シフトレバーがDレンジ位置に位置する状態でのステアリング変速スイッチによる変速を制限せずに許可する。これにより、旋回走行中の変速が過度に制限されることがなくなる。
(第3の実施形態)
本実施形態は、第2の実施形態と同様に、車速とアクセル開度(エンジン負荷)を考慮したものであるが、制御の内容が異なる。
図9には、本実施形態に係る、自動車の旋回走行中にステアリング変速スイッチの操作による変速を制限するか否かを決定する変速制御を示すフローチャートが示されている。
まず、S400において、車速センサ、アクセル開度センサ、シフト位置センサ、および舵角センサと、ステアリング変速スイッチ(ステアリングダウンスイッチ、ステアリングアップスイッチ)とからの信号がコントローラに入力される。
次に、S410において、コントローラは、車速センサが検出する車速と、アクセル開度センサが検出するアクセル開度(言い換えるとアクセル開度に対応するエンジン負荷)とに基づいて、続くS420において自動車が旋回走行中であるか否かであることを判定するための所定値(請求の範囲に記載の「所定旋回値」に対応。)を設定する(請求の範囲に記載の「所定旋回値設定手段」として機能する。)。
一例として、所定値は、数1に示す式を用いて設定される。数1の式に示すように、所定値は、予め設定された基準設定値に、車速の大きさによって変化する変数αと、アクセル開度の大きさによって変化する変数βとを積算することにより求められる。
(数1)
所定値=α×β×基準所定値
変数αと車速の関係は、図10に示すように予め実験的に求められており、車速が大きいほど変数αは小さくなるように決められている。また、変数βとアクセル開度の関係も、図11に示すように予め実験的に求められており、アクセル開度が大きいほど変数βは小さくなるように決められている。さらに、これらの変数α、βは、1以下の値に決められている。
したがって、車速やアクセル開度が大きくなればなるほど、所定値は小さくなる。
S410で所定値が設定されると、S420において、コントローラは、自動車が旋回走行中であるか否かを判定するために、舵角センサからの操舵角を示す信号値がS410で設定した所定値を超えているか否かを判定する。
舵角センサからの信号値(操舵角)が所定値を超えている場合、コントローラは、自動車が旋回走行中であると判定し、S430に進む。そうでない場合、旋回走行中ではないと判定し、リターンに進み、スタートに戻る。なお、所定値は、車速やアクセル開度に基づいて設定されているので、車速やアクセル開度が大きくなればなるほど、旋回走行中であると判定されやすくなる。
S430において、コントローラは、ステアリング変速スイッチ(ステアリングダウンスイッチ、ステアリングアップスイッチ)がONされたか否かを判定する。そして、OFFの状態からONされた直後であれば、S440に進む。そうでない場合、リターンに進み、スタートに戻る。
S440において、コントローラは、シフト位置センサからの信号に基づいて、シフトレバーの操作位置がMレンジ位置かDレンジ位置かを判定する。シフトレバーがMレンジ位置にある場合、S450に進む。シフトレバーがDレンジ位置にある場合、S460に進む。
S450において、コントローラは、所定の変速条件が成立しているか否かを判定する。この所定の変速条件は、第1および第2の実施形態の所定の変速条件と同じものである
S450で所定の変速条件が成立していると判定すると、S470において、コントローラは、S430でONされたと判定されたステアリング変速スイッチに対応する変速を実行する。すなわち、ステアリングダウンスイッチの場合は変速段をシフトダウンし、ステアリングアップスイッチの場合は変速段をシフトアップする。変速実行後、リターンに進み、スタートに戻る。
一方、S440でシフトレバーがDレンジ位置にあると判定された場合、S460において、コントローラは、S430でONされたと判定されたステアリング変速スイッチに対応する変速を制限する(不実行とする。)。そして、リターンに進み、スタートに戻る。
本実施形態によれば、自動車が旋回走行中であるか否かは、車速やアクセル開度(エンジン負荷)に基づいて設定された所定値を基準にして判定される、すなわち、高速になればなるほど、および/またはエンジン負荷(駆動力)が大きくなればなるほど、旋回走行中の変速が制限される。これにより、旋回走行中に変速することにより起こる姿勢不安定化がさらに効果的に抑制される。
以上、3つの実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されない。
例えば、上述の3つの実施形態は、シフトレバーがDレンジ位置にあって自動車が旋回走行中である場合に、ステアリング変速スイッチによる変速、すなわちステアリングアップスイッチが操作されて変速段をシフトアップすることとステアリングダウンスイッチが操作されて変速段をシフトダウンすることの両方を制限することにより、旋回走行中の姿勢不安定化を抑制している。これに代わり、いずれか一方のみを制限するようにしてもよい。また、旋回走行の程度(例えば、操舵角の大きさ)に応じて、変速段のシフトアップのみを制限する、または変速段のシフトダウンのみを制限する、若しくは上述の3つの実施形態のように両方を制限するというように、変速の制限内容を変更するようにしてもよい。
また、上述の3つの実施形態の場合、自動車が旋回走行中であるか否かは、操舵角に基づいて判定している。これに代わり、またはこれに加えて、左右の車輪の回転速度差や車体に作用する横加速度などに基づいて、旋回走行中であるか否かを判定してもよい。
さらに、第2の実施形態の場合、自動車が旋回走行中であっても、車速が所定値を超えている状態またはエンジン負荷(アクセル開度)が所定値を超えている状態の少なくとも一方の状態の場合のみ、シフトレバーがDレンジ位置にあるときのステアリング変速スイッチによる変速を制限している。これに代わり、車速が所定値を超えて且つエンジン負荷が所定値を越えている場合のみ、制限するようにしてもよい。この場合、自動車の旋回走行中に変速制限されることが少なくなる。
さらにまた、第2および第3の実施形態は、車速とエンジン負荷(アクセル開度)の両方を考慮して(基づいて)、自動車が旋回走行中において、シフトレバーがDレンジ位置にあるときのステアリング変速スイッチによる変速を制限している。これに代わり、車速またはエンジン負荷のいずれか一方のみを考慮して変速を制限していもよい。この場合、制御内容がシンプルになる。
以上のように、本発明に係る自動変速機の制御装置によれば、ステアリングホイールに手動変速モードで変速操作を行うためのスイッチが設けられ、このスイッチの操作により、シフトレバーが自動変速モード用のレンジに操作されている状態でも変速が可能とされた自動変速機において、旋回走行中の不用意な操作や誤操作等による変速を制限することにより、旋回走行中の不要な駆動力の変化を抑制して、旋回走行中の姿勢の安定性を確保する、すなわち旋回走行性の悪化が抑制される。したがって、本発明は、この種の自動車用自動変速機の製造産業分野において、好適に利用される可能性がある。
本発明の実施の形態を構成する各構成要素の配置を示す自動車の全部の概略図である。 シフトレバー及びその操作位置を示す図である。 ステアリングダウンスイッチ及びステアリングアップスイッチの配置を示す図である。 メーターユニットの構成を示す図である。 同メーターユニットにおける自動変速機用インジケータの要部の点灯状態を示す図である。 本発明の実施の形態の制御システムを示すブロック図である。 第1の実施形態の変速制御動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態の変速制御動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態の変速制御動作を示すフローチャートである。 変数αと車速との関係を示す図である。 変数βとアクセル開度との関係を示す図である。
符号の説明
2 自動変速機
3 シフトレバー
46 ステアリング変速スイッチ(ステアリングダウンスイッチ)
47 ステアリング変速スイッチ(ステアリングアップスイッチ)
100 第1、第2手動変速制御手段、変速制限手段(コントローラ)
104 旋回検出手段(舵角センサ)

Claims (6)

  1. 走行状態に応じて変速段が自動的に切り換る自動変速モードと、運転者の手動操作によって変速段が切り換わる手動変速モードとが設定され、これらのモードを選択するシフトレバーが備えられていると共に、ステアリングホイール上又はその近傍に、手動操作により変速段を切り換えるシフトアップ用及びシフトダウン用のステアリング変速スイッチが設けられた自動変速機の制御装置であって、
    前記シフトレバーが手動変速モード選択位置に操作されている状態で、前記ステアリング変速スイッチが操作されたときに変速を実行させる第1手動変速制御手段と、
    前記シフトレバーが自動変速モード選択位置に操作されている状態で、前記ステアリング変速スイッチが操作されたときに変速を実行させる第2手動変速制御手段と、
    当該自動車が旋回走行中であることを検出する旋回検出手段と、
    前記旋回検出手段が当該自動車が旋回走行中であることを検出しているとき、前記第1手動変速制御手段による変速を許容する一方、前記第2手動変速制御手段による変速を制限する変速制限手段とを有することを特徴とする自動変速機の制御装置。
  2. 請求項1に記載の自動変速機の制御装置において、
    車速を検出する車速検出手段と、
    エンジン負荷を検出するエンジン負荷検出手段とを有し、
    前記変速制限手段は、前記旋回検出手段が当該自動車の旋回走行中を検出している場合において、前記車速検出手段が所定値を超えた車速を検出している状態または前記エンジン負荷検出手段が所定値を超えたエンジン負荷を検出している状態の少なくとも1つの状態であるときに、前記第2手動変速制御手段による変速を制限することを特徴とする自動変速機の制御装置。
  3. 請求項1に記載の自動変速機の制御装置において、
    前記旋回検出手段は、旋回の程度を示す値が所定旋回値を超えたときに当該自動車が旋回走行中であることを検出するように構成されているとともに、
    車速を検出する車速検出手段と、
    エンジン負荷を検出するエンジン負荷検出手段と、
    前記車速検出手段またはエンジン負荷検出手段の少なくとも1つの検出値が大きいほど前記所定旋回値を小さい値に設定する所定旋回値設定手段とを有することを特徴とする自動変速機の制御装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の自動変速機の制御装置において、
    前記変速制限手段は、前記旋回検出手段が当該自動車が旋回走行中であることを検出しているとき、前記第2手動変速制御手段による変速段のシフトアップを制限することを特徴とする自動変速機の制御装置。
  5. 請求項1から3のいずれか1項に記載の自動変速機の制御装置において、
    前記変速制限手段は、前記旋回検出手段が当該自動車が旋回走行中であることを検出しているとき、前記第2手動変速制御手段による変速段のシフトダウンを制限することを特徴とする自動変速機の制御装置。
  6. 請求項1から3のいずれか1項に記載の自動変速機の制御装置において、
    前記変速制限手段は、前記旋回検出手段が当該自動車が旋回走行中であることを検出しているとき、前記第2手動変速制御手段による変速段のシフトアップおよびシフトダウンを制限することを特徴とする自動変速機の制御装置。
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