JP2009161458A - 細胞のアスコルビン酸類の取り込み促進剤 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 細胞のアスコルビン酸、アスコルビン酸誘導体及びそれらの塩からなる群から選択される少なくとも1種の取り込みが、褐藻類の抽出物により顕著に促進される。
【選択図】 なし
Description
(1)チロシンからドーパへの変換に作用するチロシナーゼの活性を阻害する;
(2)ドーパキノンからドーパへの反応を促進する;
(3)アスコルビン酸、その誘導体やそれらの塩が有する還元作用に基づき、メラニンを還元する;
等により発揮されることも知られている(非特許文献1〜2)。
例えば、特許文献1には、ベルトレティア抽出物が皮膚細胞(より具体的には線維芽細胞)のアスコルビン酸の取り込みを促進し、それによって張りと弾力性を保持又は増加させ、しわの出現を遅らせて皮膚の状態を改善すること等が開示されている。また、特許文献2には、クミンアルコールがケラチノサイトによるグルコースとアスコルビン酸の取り込みを改善し、バリヤー機能を改善し、従って、大小皺や皮膚老化の外観を緩和し、皮膚の色を改善し、乾燥又は光老化した皮膚を化粧品処置し、皮膚の輝き、明るさ及び質感を改善し、総合的に健康的で若々しい皮膚外観をもたらすこと等が開示されている。
細胞へのアスコルビン酸の取り込みと美白効果との関係については、グレープフルーツエキスが、細胞でアスコルビン酸の取り込みに作用するSVCT(Sodium-dependent Vitamin C Transporter)の発現を高め、アスコルビン酸とグレープフルーツエキスを併用することによりメラニン生成を強く抑制し、シミの予防、改善に効果的であることが開示されている(非特許文献3〜4)。
〔1〕褐藻類の抽出物を含有する、細胞のアスコルビン酸、その誘導体及びそれらの塩からなる群より選択される1種以上の取り込み促進剤。
〔2〕褐藻類が、コンブ目に属する褐藻類である、〔1〕に記載の取り込み促進剤。
〔3〕コンブ目に属する褐藻類が、コンブ目コンブ科コンブ属に属する褐藻類である、〔2〕に記載の取り込み促進剤。
〔4〕コンブ目コンブ科コンブ属に属する褐藻類が、ラミナリア オクロロイカ(Laminaria ochroleuca)である、〔3〕に記載の取り込み促進剤。
〔5〕細胞が、皮膚関連細胞、及び骨関連細胞からなる群より選択される一種以上の細胞である、〔1〕〜〔4〕のいずれかに記載の取り込み促進剤。
〔6〕細胞が、皮膚関連細胞である、〔5〕に記載の取り込み促進剤。
〔7〕皮膚関連細胞が、ケラチノサイト及び/又はメラノサイトである、〔6〕に記載の取り込み促進剤。
〔9〕(B)アスコルビン酸、その誘導体及びそれらの塩からなる群より選択される1種以上の合計含有量が、組成物全重量に対して、5〜30重量%である、〔8〕に記載の組成物。
〔10〕(B)アスコルビン酸、その誘導体及びそれらの塩からなる群より選択される1種以上が、アスコルビン酸である、〔8〕又は〔9〕に記載の組成物。
〔11〕褐藻類が、コンブ目コンブ科コンブ属に属する褐藻類である、〔8〕〜〔10〕のいずれかに記載の組成物。
〔12〕コンブ目コンブ科コンブ属に属する褐藻類が、ラミナリア オクロロイカ(Laminaria ochroleuca)である、〔11〕に記載の組成物。
〔13〕美白用である、〔8〕〜〔12〕のいずれかに記載の組成物。
〔14〕外用組成物である、〔8〕〜〔13〕のいずれかに記載の組成物。
〔15〕褐藻類の抽出物を含有する、細胞のSVCT(Sodium-dependent Vitamin C Transporter)発現促進剤。
〔16〕細胞のSVCT(Sodium-dependent Vitamin C Transporter)が、ケラチノサイトのSVCT-1(Sodium-dependent Vitamin C Transporter-1)である、〔15〕に記載の発現促進剤。
〔17〕褐藻類が、コンブ目に属する褐藻類である、〔15〕又は〔16〕に記載の発現促進剤。
〔18〕コンブ目に属する褐藻類が、コンブ目コンブ科コンブ属に属する褐藻類である、〔17〕に記載の発現促進剤。
〔19〕コンブ目コンブ科コンブ属に属する褐藻類が、ラミナリア オクロロイカ(Laminaria ochroleuca)である、〔18〕に記載の発現促進剤。
さらに、アスコルビン酸、アスコルビン酸誘導体及びそれらの塩からなる群から選択される少なくとも1種に、褐藻類の抽出物を配合することにより、アスコルビン酸、アスコルビン酸誘導体及びそれらの塩からなる群から選択される少なくとも1種の有する効果(特に、美白効果)が増強される。
本発明において、皮膚関連細胞とは、ケラチノサイト、メラノサイト、線維芽細胞を意味し、特定の態様においてはケラチノサイト又はメラノサイトを意味する。
本発明において、骨関連細胞とは、骨芽細胞、破骨細胞、軟骨細胞を意味する。
皮膚関連細胞のうち、メラノサイトにおいて、アスコルビン酸類の取り込みが促進されると、アスコルビン酸類のチロシナーゼ活性阻害作用の増強により、美白効果の増強が期待される。
皮膚関連細胞のうち、線維芽細胞において、アスコルビン酸類の取り込みが促進されると、アスコルビン酸類のコラーゲン産生作用の増強により、老化防止効果(例えば、抗シワ効果、抗タルミ効果等)、関節障害の予防又は治療効果、炎症性疾患の予防又は治療効果等の増強が期待される。
骨関連細胞のうち、破骨細胞において、アスコルビン酸類の取り込みが促進されると、アスコルビン酸類による破骨細胞誘導促進因子(ODF)のmRNAの発現促進作用により、骨代謝(骨の生成と分解)の円滑化等が期待される。
骨関連細胞のうち、軟骨細胞において、アスコルビン酸類の取り込みが促進されると、アスコルビン酸類のコラーゲン産生作用の増強により、関節障害の予防又は治療効果、炎症性疾患の予防又は治療効果等の増強が期待される。
本発明の細胞のアスコルビン酸、その誘導体及びそれらの塩からなる群より選択される1種以上の取り込み促進剤は、褐藻類の抽出物を含有することを特徴とする。
脂肪族カルボン酸としては、飽和又は不飽和の炭素数1〜22の脂肪族カルボン酸が挙げられ、好ましくは飽和又は不飽和の炭素数2〜18の脂肪族カルボン酸である。具体例としては、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、吉草酸、イソ吉草酸、ピバル酸、ヘキサン酸、ヘプタン酸、オクタン酸、オクチル酸、ノナン酸、デカン酸、ウンデカン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ペンタデカン酸、パルミチン酸、イソパルミチン酸、ヘプタデカン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、ベヘン酸、アクリル酸、プロピオル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イソクロトン酸、ウンデシレン酸、ミリストレイン酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、リシノレン酸、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸、イコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸、シクロペンタンカルボン酸、シクロヘキサンカルボン酸などの脂肪族モノカルボン酸;シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、フマル酸、マレイン酸などの脂肪族ジカルボン酸又はそのモノエステル(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、s−ブチル、t−ブチル、イソブチル、ペンチル、ヘキシル等の炭素数1〜6のアルキルエステル等);レチノイン酸等が挙げられる。また、脂肪族カルボン酸は置換されていても良く、その置換基としては、炭素数1〜6のアルコキシ基(例、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、s−ブトキシ基、t−ブトキシ基、イソブチルオキシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオキシ基等)、ハロゲン原子(例、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子)、アミノ基、ヒドロキシ基等が挙げられる。
芳香族カルボン酸としては、炭素数7〜12の芳香族カルボン酸が挙げられ、好ましくは炭素数7〜10の芳香族カルボン酸である。具体例としては、安息香酸、ナフトエ酸、桂皮酸等の芳香族モノカルボン酸;フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸等の芳香族ジカルボン酸;等が挙げられる。また、芳香族カルボン酸は置換されていても良く、その置換基としては、炭素数1〜6のアルキル基(例、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、s−ブチル基、t−ブチル基、イソブチル基、ペンチル基、ヘキシル基等)、炭素数1〜6のアルコキシ基(例、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、s−ブトキシ基、t−ブトキシ基、イソブチルオキシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオキシ基等)、ハロゲン原子(例、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子)、アミノ基、ヒドロキシ基等が挙げられる。
アルケニル基としては、炭素数2〜12のアルケニル基が挙げられ、好ましくは炭素数2〜6のアルケニル基である。具体例としては、ビニル基、アリル基、ブテニル基(例、1−ブテニル、2−ブテニル)等が挙げられる。
これらアルキル基及びアルケニル基は置換されていても良く、その置換基としては、炭素数1〜6のアルコキシ基(例、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、s−ブトキシ基、t−ブトキシ基、イソブチルオキシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオキシ基等)、ハロゲン原子(例、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子)、アミノ基、ヒドロキシ基、オキソ基、フェニル基等が挙げられる。
糖残基としては、単糖残基、オリゴ糖残基等が挙げられる。単糖残基の具体例としては、グルコース残基、フラクトース残基、ガラクトース残基、マンノース残基、タロース残基、イドース残基、アルトロース残基、アロース残基、グロース残基、キシロース残基、リボース残基、アラビノース残基、ラムノース残基、フコース残基、グルクロン酸残基等が挙げられる。オリゴ糖残基としては、2〜10の単糖からなるオリゴ糖残基が挙げられる。オリゴ糖残基の構成単糖としては、グルコース、フラクトース、ガラクトース、マンノース、タロース、イドース、アルトロース、アロース、グロース、キシロース、リボース、アラビノース、ラムノース、フコース、グルクロン酸等が挙げられ、これらは同一又は異なっていてもよい。糖残基のヒドロキシ基の水素原子は置換されていても良く、その置換基としては、炭素数1〜7のアシル基(例、ホルミル基、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、バレリル基、イソバレリル基、ピバロイル基等)、炭素数1〜6のアルキル基(例、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、s−ブチル基、t−ブチル基、イソブチル基、ペンチル基、ヘキシル基等)等が挙げられる。
褐藻類から抽出物を採取する部位も特に制限されないが、例えば、全藻、めかぶ(胞子葉又は成実葉)等から抽出され、褐藻類は生のまま若しくは乾燥させて使用する。
本発明の組成物は、(A)褐藻類の抽出物、並びに(B)アスコルビン酸、その誘導体及びそれらの塩からなる群より選択される1種以上を含有することを特徴とする。
本発明の組成物は、褐藻類の抽出物によって、細胞のアスコルビン酸、その誘導体及びそれらの塩からなる群より選択される1種以上の取り込みが促進されるので、本発明の組成物に配合されるアスコルビン酸類の有する効果が増強され、有用である。
本発明の細胞のSVCT(Sodium-dependent Vitamin C Transporter)発現促進剤は、褐藻類の抽出物を含有することを特徴とする。
6穴プレートに、ケラチノサイト(新生児表皮角化細胞(NHEKF)、クラボウ(株)より購入)を1*105個/wellで播種し、正常ヒト表皮角化細胞増殖用無血清培地(HuMedia-KG2、クラボウ(株))3mLを用いて4日間培養後、ラミナリア オクロロイカ(Laminaria ochroleuca)抽出物(商品名:ラミナインマリン、(株)GSIクレオスより購入)を各濃度に溶解させた培地、又はラミナリア オクロロイカ(Laminaria ochroleuca)抽出物を含まない培地(対照)に交換した。24時間培養後、L−アスコルビン酸をそれぞれ添加し(最終濃度が500μM)、さらに3時間培養後、細胞を回収した。回収した細胞を注射針により破砕し、上清中のアスコルビン酸量をHPLCにより定量し、細胞のアスコルビン酸取り込み量を算出した。検出は電気化学検出器で行った。トリパンブルー染色により細胞の数を数え、細胞数当たりのアスコルビン酸取り込み量を算出した。
測定結果をもとに、対照におけるケラチノサイトのアスコルビン酸取り込み量を100%として、ラミナリア オクロロイカ(Laminaria ochroleuca)抽出物を添加して培養したケラチノサイトのアスコルビン酸取り込み量を算出した。結果を表1に示す。
6穴プレートに、ケラチノサイト(新生児表皮角化細胞(NHEKF)、クラボウ(株)より購入)を5*104個/wellで播種し、正常ヒト表皮角化細胞増殖用無血清培地(HuMedia-KG2、クラボウ(株)製)3mLを用いて4日間培養後、ラミナリア オクロロイカ(Laminaria ochroleuca)抽出物(商品名:ラミナインマリン、(株)GSIクレオスより購入)を各濃度に溶解させた培地、又はラミナリア オクロロイカ(Laminaria ochroleuca)抽出物を含まない培地(対照)に交換した。24時間培養後、細胞からRNAを抽出し、逆転写後、定量PCR解析を行った。
定量結果をもとに、コントロールにおけるSVCT-1遺伝子の発現量を100%として、ラミナリア オクロロイカ(Laminaria ochroleuca)抽出物を添加して培養したケラチノサイトのSVCT-1遺伝子の発現量を算出した。結果を表2に示す。
6穴プレートにメラノサイト(ヒト皮膚由来のメラノーマ細胞)を5*104個/wellで播種し、10%FCS含有Eagle-MEM(Earle’s Salts) (日研生物医学研究所より購入)3mLを用いて1日間培養後、血清フリーのEagle-MEM(Earle’s Salts)に交換し、さらに2日間培養を行った。2日間培養後、ラミナリア オクロロイカ(Laminaria ochroleuca)抽出物(商品名:ラミナインマリン、(株)GSIクレオスより購入)を各濃度に溶解させた血清フリー培地、又はラミナリア オクロロイカ(Laminaria ochroleuca)抽出物を含まない血清フリー培地(対照)に交換した。24時間培養後、L−アスコルビン酸をそれぞれ添加し(最終濃度が500μM)、さらに3時間培養後、細胞を回収した。回収した細胞を注射針により破砕し、上清中のアスコルビン酸量をHPLCにより定量し、細胞のアスコルビン酸取り込み量を算出した。検出は電気化学検出器で行った。トリパンブルー染色により細胞の数を数え、細胞数当たりのアスコルビン酸取り込み量を算出した。
測定結果をもとに、対照におけるメラノサイトのアスコルビン酸取り込み量を100%として、ラミナリア オクロロイカ(Laminaria ochroleuca)抽出物を添加して培養したメラノサイトのアスコルビン酸取り込み量を算出した。結果を表3に示す。
J-TEC社3次元培養皮膚LabCyte MELANO-MODELを予め37℃に温めておいた培地(商品名:特注培地、J-TECより購入)が1.5ml入っている12wellプレートに移し、37℃で5%CO2濃度の炭酸ガスインキュベータで1日培養した。翌日培地を吸引し、新しい培地と被験物質を3次元培養皮膚に添加した。2日に1回の割合で、培地交換と被験物質の添加を行い、2週間培養を続けた。被験物質が、3次元培養皮膚の細胞に影響を与えない濃度を検討し、培地にL-アスコルビン酸を2.5%(w/v)、ラミナリア オクロロイカ(Laminaria ochroleuca)抽出物(商品名:ラミナインマリン、(株)GSIクレオスより購入)を0.025 %(w/v)添加したものを被験薬と、L-アスコルビン酸2.5 %(w/v)を添加したものを対照とした。2週間後、3次元培養皮膚各々をナイフでくり抜き、マイクロチューブに移した後、試薬A(1%SDS、0.05mMEDTA、10mMtris-HCl)を入れた。更にマイクロチューブに5mg/ml Proteinase Kを3μl添加し、よく混合し、45℃のウォーターバスで一晩温めた。翌日、更に5mg/ml Proteinase Kを3μl添加して4時間温めた後、ボルテックスミキサーで皮膚を完全に破砕した。500mM炭酸ナトリウム溶液を25μl、過酸化水素を5μl加え、よく混合した後80℃のウォーターバスで30分間温めた。室温でしばらく放置して冷やした後、クロロホルム:メタノール(2:1)溶液を20μl加え、よく混合した。15000rpm、10分間遠心分離した後、マイクロチューブ内の上清を150μl取り、96wellプレートに入れ、プレートリーダー(マルチスキャンMS Labsystems社製)で吸光度(405nm)を測定し、皮膚中から抽出されたメラニン量を測定した。
トリメチルグリシン 1.0(%)
テトラ2−ヘキシルデカン酸アスコルビル 0.1
パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 10.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 20.0
パルミチン酸オクチル 10.0
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 3.0
メチルハイドロジェンポリシロキサン処理低温焼成酸化亜鉛 15.0
ポリアクリル酸アルキル 5.0
濃グリセリン 5.0
無水エタノール 5.0
1,3−ブチレングリコール 3.0
パンテノール 0.1
香料 0.1
ラミナリアオクロロイカ抽出物(商品名:ラミナインマリン) 0.01
精製水 残量
合計 100.0%
トリメチルグリシン 3.0(%)
アスコルビン酸ナトリウム 1.0
パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 10.0
ベンジリデンマロネートポリシロキサン(PARSOL SLX) 5.0
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイルヘキシルベンゾエート(ユビナール APlus) 5.0
ジメトキシベンジリデンオキソイミダゾリジンプロピオン酸2−エチルヘキシル
3.0
2,4,6−トリス[4−(2−エチルヘキシルオキシカルボニル)アニリノ]−1,3,5−トリアジン 3.0
ジオクタン酸イソルバイド(ソルエスター208) 10.0
ラウリルポリグリセリル−3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン
(KF6105) 3.0
フェルラ酸 3.0
パラオキシ安息香酸メチル 0.05
パラオキシ安息香酸プロピル 0.05
フェニルベンズイミダゾールスルホン酸 3.0
トリエタノールアミン 1.5
カラフトコンブ抽出物(商品名:Phlorogine BG) 0.0005
精製水 残量
合計 100.0%
テトラ2−ヘキシルデカン酸アスコルビル 5.0
ラウリルジメチコンポリグリセリン−3クロスポリマー/トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル(KSG−830) 5.0
架橋型メチルポリシロキサン/メチルポリシロキサン(KSG16) 5.0
架橋型アルキル変性シリコン/トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル
(KGG−43) 3.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 15.0
ポリメチルシルセスキオキサン 3.0
(ジメチコン/ビニルジメチコン/メチコン)クロスポリマー 1.0
ポリアクリル酸アルキル 5.0
濃グリセリン 10.0
硫酸マグネシウム 0.1
エデト酸ナトリウム 0.05
ガゴメコンブ抽出物 0.03
パラオキシ安息香酸メチル 0.05
パラオキシ安息香酸プロピル 0.05
精製水 残量
合計 100.0%。
トリメチルグリシン 0.1(%)
L−アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム 6.0
テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリット 5.0
白色ワセリン 2.0
ステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン 2.0
カルボキシビニルポリマー 0.1
1,3−ブチレングリコール 5.0
セタノール 0.5
濃グリセリン 5.0
ラミナリアオクロロイカ抽出物(商品名:Phycolanine) 0.005
L−アルギニン 0.1
キサンタンガム 0.1
ヒドロキシエチルセルロース 0.1
アルギン酸ナトリウム 0.1
パラオキシ安息香酸メチル 0.05
パラオキシ安息香酸プロピル 0.05
精製水 残量
合計 100.0%。
トリメチルグリシン 3.0(%)
アスコルビン酸ナトリウム 10.0
リン酸L−アスコルビルマグネシウム 5.0
ヒアルロン酸 0.05
ガゴメコンブ抽出物 0.3
1,3−ブチレングリコール 5.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(HCO−80) 1.0
パラオキシ安息香酸メチル 0.05
精製水 残量
合計 100.0%。
トリメチルグリシン 3.0(%)
テトラ2−ヘキシルデカン酸アスコルビル 15.0
パラフィンワックス 10.0
白色ワセリン 15.0
オレイン酸フィトステリル 19.0
セリシン 5.0
カルナバロウ 5.0
サラシミツロウ 5.0
ホホバ油 10.0
ラミナリアオクロロイカ抽出物(商品名:Antileukine 6) 0.1
トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 22.9
合計 100.0%。
L−アスコルビン酸−2−硫酸エステル 10.0(%)
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル 1.0
ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル 40.0
ホホバ油 5.0
ラミナリアヒペルボレア抽出物(商品名:Phycoboreane) 0.2
イソプロピルメチルフェノール 0.05
カルボキシビニルポリマー 0.5
トリエタノールアミン 0.3
精製水 残量
合計 100.00%。
L−アスコルビン酸トリリン酸エステルマグネシウム 15.0(%)
1,3―ブチレングリコール 3.0
ジエチレングリコールモノエチルエーテル 20.0
塩化ベンザルコニウム 0.5
ハマメリスエキス 0.1
ラミナリアクロウストニ抽出物(商品名:Phyconnexine) 0.1
エタノール 5.0
香料 0.1
メントール 0.01
精製水 残量
合計 100.0 %。
L−アスコルビン酸 20.0(%)
ジエチレングリコールモノブチルエーテル 60.0
グリセリン 5.0
ラミナリアディギタータ抽出物(商品名:Phycosaccharides) 1.0
精製水 残量
合計 100.0 %。
L−アスコルビン酸 10.0(%)
L−アスコルビン酸モノリン酸エステルナトリウム 2.0
ジエチレングリコールモノエチルエーテル 51.0
プロピレングリコール 23.0
ラミナリアオクロロイカ抽出物(商品名:ラミナインマリンBG) 2.0
精製水 残量
合計 100.0 %。
Claims (14)
- 褐藻類の抽出物を含有する、細胞のアスコルビン酸、その誘導体及びそれらの塩からなる群より選択される1種以上の取り込み促進剤。
- 褐藻類が、コンブ目に属する褐藻類である、請求項1に記載の取り込み促進剤。
- コンブ目に属する褐藻類が、コンブ目コンブ科コンブ属に属する褐藻類である、請求項2に記載の取り込み促進剤。
- コンブ目コンブ科コンブ属に属する褐藻類が、ラミナリア オクロロイカ(Laminaria ochroleuca)である、請求項3に記載の取り込み促進剤。
- 細胞が、皮膚関連細胞、及び骨関連細胞からなる群より選択される一種以上の細胞である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の取り込み促進剤。
- 細胞が、皮膚関連細胞である、請求項5に記載の取り込み促進剤。
- 皮膚関連細胞が、ケラチノサイト及び/又はメラノサイトである、請求項6に記載の取り込み促進剤。
- (A)褐藻類の抽出物、並びに
(B)アスコルビン酸、その誘導体及びそれらの塩からなる群より選択される1種以上
を含有する組成物。 - (B)アスコルビン酸、その誘導体及びそれらの塩からなる群より選択される1種以上の合計含有量が、組成物全重量に対して、5〜30重量%である、請求項8に記載の組成物。
- (B)アスコルビン酸、その誘導体及びそれらの塩からなる群より選択される1種以上が、アスコルビン酸である、請求項8又は9に記載の組成物。
- 褐藻類が、コンブ目コンブ科コンブ属に属する褐藻類である、請求項8〜10のいずれか一項に記載の組成物。
- コンブ目コンブ科コンブ属に属する褐藻類が、ラミナリア オクロロイカ(Laminaria ochroleuca)である、請求項11に記載の組成物。
- 美白用である、請求項8〜12のいずれか一項に記載の組成物。
- 外用組成物である、請求項8〜13のいずれか一項に記載の組成物。
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