JP2009160744A - テーブルソー - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、通常より大きな振動の発生時にモータを自動的に停止できるようにして、テーブルソーの安全性向上を図る。
【課題を解決するための手段】本発明に係るテーブルソー10は、ベース架台12上に支持されるテーブル14と、モータ22の回転力で回転する円盤状の鋸刃25とを備え、テーブル14上をスライドする被切断材をテーブル14上に突出した鋸刃25により切断するテーブルソーであって、被切断材を切断中であることを検出する切断状態検出手段と、振動を検出する振動センサ30と、被切断材の切断中に、振動センサ30により検出された振動が許容値を超えたときに、モータ22を停止させるモータ停止手段とを有する。
【選択図】図3
【課題を解決するための手段】本発明に係るテーブルソー10は、ベース架台12上に支持されるテーブル14と、モータ22の回転力で回転する円盤状の鋸刃25とを備え、テーブル14上をスライドする被切断材をテーブル14上に突出した鋸刃25により切断するテーブルソーであって、被切断材を切断中であることを検出する切断状態検出手段と、振動を検出する振動センサ30と、被切断材の切断中に、振動センサ30により検出された振動が許容値を超えたときに、モータ22を停止させるモータ停止手段とを有する。
【選択図】図3
Description
本発明は、ベース架台上に支持されるテーブルと、モータの回転力で回転する円盤状の鋸刃とを備え、前記テーブル上をスライドする被切断材を前記テーブル上に突出した鋸刃により切断するテーブルソーに関する。
テーブルソー(特許文献1 参照)では、一般的に、モータや鋸刃に過負荷が加わると、通常より大きな振動が発生する。モータや鋸刃に過負荷が加わる場合とは、例えば、被切断材である板材を無理に押し進めて切断を行なう場合や、前記板材の節等を切り込んだ場合、また、テーブルソーを凹凸のある場所に置いて作業した場合等が考えられる。
従来のテーブルソーでは切断作業中に通常より大きな振動が発生したときにモータを停止させるなどの機構が設けられていなかった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、通常より大きな振動が発生したときにモータを自動的に停止できるようにして、テーブルソーの安全性を向上させることである。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、通常より大きな振動が発生したときにモータを自動的に停止できるようにして、テーブルソーの安全性を向上させることである。
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。
請求項1の発明は、ベース架台上に支持されるテーブルと、モータの回転力で回転する円盤状の鋸刃とを備え、前記テーブル上をスライドする被切断材を前記テーブル上に突出した鋸刃により切断するテーブルソーであって、前記被切断材を切断中であることを検出する切断状態検出手段と、振動を検出する振動センサと、前記被切断材の切断中に、前記振動センサにより検出された振動が許容値を超えたときに、前記モータを停止させるモータ停止手段とを有することを特徴とする。
請求項1の発明は、ベース架台上に支持されるテーブルと、モータの回転力で回転する円盤状の鋸刃とを備え、前記テーブル上をスライドする被切断材を前記テーブル上に突出した鋸刃により切断するテーブルソーであって、前記被切断材を切断中であることを検出する切断状態検出手段と、振動を検出する振動センサと、前記被切断材の切断中に、前記振動センサにより検出された振動が許容値を超えたときに、前記モータを停止させるモータ停止手段とを有することを特徴とする。
本発明によると、テーブルソーには、振動センサが設けられているため、被切断材を切断する際に発生する振動を前記振動センサによって検出することができる。そして、切断状態検出手段により被切断材の切断中が検出された状態で、前記振動センサに検出された振動が許容値を超えると、モータ停止手段が動作してモータが停止する。
即ち、モータや鋸刃に過負荷が加わって通常より大きな振動が発生した時、速やかにモータを停止させることができるため、テーブルソーの安全性が向上する。
なお、切断状態検出手段により被切断材が切断中であることを検出され、かつ振動が許容値を超えたときにモータ停止手段が動作する構成のため、例えば、被切断材を乱暴に置くことにより振動が許容値を超えたときなどは、前記モータ停止手段が動作することはない。
即ち、モータや鋸刃に過負荷が加わって通常より大きな振動が発生した時、速やかにモータを停止させることができるため、テーブルソーの安全性が向上する。
なお、切断状態検出手段により被切断材が切断中であることを検出され、かつ振動が許容値を超えたときにモータ停止手段が動作する構成のため、例えば、被切断材を乱暴に置くことにより振動が許容値を超えたときなどは、前記モータ停止手段が動作することはない。
請求項2の発明によると、振動センサは、テーブルの裏面、及び/又は前記テーブルと平行に設けられた前記ベース架台の上部に取付けられていることを特徴とする。
このため、テーブルソーの振動を効率的に検出できるようになる。
このため、テーブルソーの振動を効率的に検出できるようになる。
請求項3の発明によると、切断状態検出手段は、モータの回転数、及び/又は前記モータの負荷電流値により、被切断材の切断中を検出することを特徴とする。
このため、確実に被切断材の切断作業中であること検出できるようになる。
請求項4の発明によると、前記モータ停止手段は、前記モータに供給する電力を停止する手段と、ブレーキとを備えていることを特徴とする。
このため、前記モータを速やかに停止させることができる。
このため、確実に被切断材の切断作業中であること検出できるようになる。
請求項4の発明によると、前記モータ停止手段は、前記モータに供給する電力を停止する手段と、ブレーキとを備えていることを特徴とする。
このため、前記モータを速やかに停止させることができる。
本発明によると、通常より大きな振動が発生した時、速やかにモータを停止させることができるため、テーブルソーの安全性が向上する。
(実施形態1)
以下、図1から図6に基づいて、本発明の実施形態1に係るテーブルソーの説明を行なう。ここで、図1から図3は本実施形態に係るテーブルソーの平面図、正面図及び縦断面図であり、図4はテーブルソーを下方から見た斜視図である。また、図5はテーブルソーの電気回路図、図6はテーブルソーの動作を表すフローチャートである。
なお、図中の前後左右及び上下は、テーブルソーの前後左右及び上下に対応している。
以下、図1から図6に基づいて、本発明の実施形態1に係るテーブルソーの説明を行なう。ここで、図1から図3は本実施形態に係るテーブルソーの平面図、正面図及び縦断面図であり、図4はテーブルソーを下方から見た斜視図である。また、図5はテーブルソーの電気回路図、図6はテーブルソーの動作を表すフローチャートである。
なお、図中の前後左右及び上下は、テーブルソーの前後左右及び上下に対応している。
<テーブルソー10の概略構造について>
テーブルソー10は、鋸刃25により被切断材(板材等)を切断する電動工具であり、図1、図2に示すように、平面角形で側面略台形状をした中空のベース架台12と、そのベース架台12上に水平に設置された平面角形のテーブル14と、前記テーブル14の裏側でベース架台12の内部に設置された鋸刃25の駆動ユニット20とを備えている。
駆動ユニット20は、図3、図4に示すように、テーブル14の中央裏面に横向きに取付けられたモータ22を備えており、そのモータ22の回転出力が減速機構23を介してスピンドル24に伝達されるように構成されている。スピンドル24は、モータ22の回転軸(図示省略)と平行に設けられており、そのスピンドル24に円盤状の鋸刃25が同軸に装着されている。そして、鋸刃25の一部は、テーブル14に形成された開口14hからそのテーブル14の上方に突出している。さらに、テーブル14から上方に突出した鋸刃25は安全カバー14cによって覆われている。なお、図1では、安全カバー14cは省略されている。
テーブルソー10は、鋸刃25により被切断材(板材等)を切断する電動工具であり、図1、図2に示すように、平面角形で側面略台形状をした中空のベース架台12と、そのベース架台12上に水平に設置された平面角形のテーブル14と、前記テーブル14の裏側でベース架台12の内部に設置された鋸刃25の駆動ユニット20とを備えている。
駆動ユニット20は、図3、図4に示すように、テーブル14の中央裏面に横向きに取付けられたモータ22を備えており、そのモータ22の回転出力が減速機構23を介してスピンドル24に伝達されるように構成されている。スピンドル24は、モータ22の回転軸(図示省略)と平行に設けられており、そのスピンドル24に円盤状の鋸刃25が同軸に装着されている。そして、鋸刃25の一部は、テーブル14に形成された開口14hからそのテーブル14の上方に突出している。さらに、テーブル14から上方に突出した鋸刃25は安全カバー14cによって覆われている。なお、図1では、安全カバー14cは省略されている。
また、テーブルソー10は、テーブル面14uに対する鋸刃25の傾きを調整する傾動機構(図示省略)をテーブル14の下側に備えており、図2に示すように、その傾動機構の動作ハンドル27がベース架台12の前面に装着されている。そして、図3、図4に示すように、前記傾動機構(動作ハンドル27を除く)と鋸刃25とがブレードカバー25bによって覆われている。
<振動センサ30について>
テーブルソー10は、被切断材(板材等)を切断する際のテーブル14、あるいはベース架台12の振動を検出するための振動センサ30を備えている。振動センサ30は、X軸方向(横方向)、Y軸方向(縦方向)、Z軸方向(高さ方向)の加速度から振動を検出するセンサであり、鋸刃25、あるいはモータ22の近傍に取付けられている。
図1、図3、図4では、振動センサ30をテーブル14の裏側中央寄りで鋸刃25の近傍に取付けた例と、テーブル14と平行に設けられたベース架台12の上部であってモータ22の近傍に取付けた例を表している。
なお、振動センサ30をテーブル14の裏側、あるいはベース架台12の上部のいずれか一方に取付けることも可能である。
テーブルソー10は、被切断材(板材等)を切断する際のテーブル14、あるいはベース架台12の振動を検出するための振動センサ30を備えている。振動センサ30は、X軸方向(横方向)、Y軸方向(縦方向)、Z軸方向(高さ方向)の加速度から振動を検出するセンサであり、鋸刃25、あるいはモータ22の近傍に取付けられている。
図1、図3、図4では、振動センサ30をテーブル14の裏側中央寄りで鋸刃25の近傍に取付けた例と、テーブル14と平行に設けられたベース架台12の上部であってモータ22の近傍に取付けた例を表している。
なお、振動センサ30をテーブル14の裏側、あるいはベース架台12の上部のいずれか一方に取付けることも可能である。
<電気回路について>
振動センサ30の信号は、図5の電気回路40を構成するテーブルソー10の制御部41に入力される。なお、図5は振動センサ30(加速度センサ)を一台備えるテーブルソー10の電気回路40を例示している。
前記電気回路40は、交流電源43によりモータ22を駆動させる回路であり、制御部41と、電源スイッチ45と、双方向サイリスタ(トライアック)46、シャント抵抗47とを備えている。制御部41は、双方向サイリスタ46のゲート信号を位相制御することで、モータ22の出力を制御する部分である。制御部41には、モータ22の回転センサ22xからの回転数信号と、モータ22の負荷電流を検出するためのシャント抵抗47からの電圧信号とが入力される。制御部41は、モータ22の回転数が所定範囲内にあるとき、あるいはモータ22の負荷電流が規定値を超えたときに、前記板材の切断中と判定する。
また、制御部41は、前記板材の切断中に振動センサ30により検出された振動値が所定時間以上(約0.5秒以上)許容値を超えたときに、モータ22を停止させる信号を出力する。
即ち、シャント抵抗47、回転センサ22x、及び制御部41が本発明の切断状態検出手段に相当し、前記制御部41及び双方向サイリスタ46等が本発明のモータ停止手段(モータに供給する電力を停止する手段)に相当する。
振動センサ30の信号は、図5の電気回路40を構成するテーブルソー10の制御部41に入力される。なお、図5は振動センサ30(加速度センサ)を一台備えるテーブルソー10の電気回路40を例示している。
前記電気回路40は、交流電源43によりモータ22を駆動させる回路であり、制御部41と、電源スイッチ45と、双方向サイリスタ(トライアック)46、シャント抵抗47とを備えている。制御部41は、双方向サイリスタ46のゲート信号を位相制御することで、モータ22の出力を制御する部分である。制御部41には、モータ22の回転センサ22xからの回転数信号と、モータ22の負荷電流を検出するためのシャント抵抗47からの電圧信号とが入力される。制御部41は、モータ22の回転数が所定範囲内にあるとき、あるいはモータ22の負荷電流が規定値を超えたときに、前記板材の切断中と判定する。
また、制御部41は、前記板材の切断中に振動センサ30により検出された振動値が所定時間以上(約0.5秒以上)許容値を超えたときに、モータ22を停止させる信号を出力する。
即ち、シャント抵抗47、回転センサ22x、及び制御部41が本発明の切断状態検出手段に相当し、前記制御部41及び双方向サイリスタ46等が本発明のモータ停止手段(モータに供給する電力を停止する手段)に相当する。
<テーブルソー10の動作について>
次に、図6のフローチャートに基づいて、上記したテーブルソー10の動作について説明する。
先ず、電源スイッチ45がオンされると(ステップS101 YES)、制御部41が動作して双方向サイリスタ46にゲート信号を出力する。これにより、モータ22が駆動して鋸刃25が回転し、被切断材である板材の切断が可能になる。
テーブルソー10で板材が切断されている状態では、モータ22の負荷電流が増加するとともに、モータ22の回転数が減少するため、回転センサ22xからの信号、あるいはシャント抵抗47からの電圧信号により切断作業中を検出することができる。なお、モータ22の負荷電流と回転数の双方から切断作業中を検出しても良い。
次に、図6のフローチャートに基づいて、上記したテーブルソー10の動作について説明する。
先ず、電源スイッチ45がオンされると(ステップS101 YES)、制御部41が動作して双方向サイリスタ46にゲート信号を出力する。これにより、モータ22が駆動して鋸刃25が回転し、被切断材である板材の切断が可能になる。
テーブルソー10で板材が切断されている状態では、モータ22の負荷電流が増加するとともに、モータ22の回転数が減少するため、回転センサ22xからの信号、あるいはシャント抵抗47からの電圧信号により切断作業中を検出することができる。なお、モータ22の負荷電流と回転数の双方から切断作業中を検出しても良い。
そして、板材の切断作業中、モータ22や鋸刃25に過負荷が加わって大きな振動が発生し、テーブル14等の振動が所定時間以上(約0.5秒以上)許容値を超えると(ステップS103 YES)、制御部41が双方向サイリスタ46に対してモータ22を停止させる信号を出力する(ステップS104)。即ち、通常より大きな振動が発生すると、モータ22が速やかに停止させられる。そして、制御部41はモータ停止警報用のランプ及びブザー(図示省略)を動作させる(ステップS105)。
このようにして、モータ22が停止した後、作業者が電源スイッチ45をオフすると(ステップS106 YES)、警報がリセットされ、モータ停止警報用のランプが消灯するとともに、ブザーが停止する。
なお、板材の切断作業中に通常より大きな振動が発生しなかった場合には(ステップS103 NO)、通常どおり電源スイッチ45をオフすることで(ステップS108 YES)、モータ22が停止する(ステップS109)。
このようにして、モータ22が停止した後、作業者が電源スイッチ45をオフすると(ステップS106 YES)、警報がリセットされ、モータ停止警報用のランプが消灯するとともに、ブザーが停止する。
なお、板材の切断作業中に通常より大きな振動が発生しなかった場合には(ステップS103 NO)、通常どおり電源スイッチ45をオフすることで(ステップS108 YES)、モータ22が停止する(ステップS109)。
<本実施形態に係るテーブルソー10の長所>
本実施形態に係るテーブルソー10には、振動センサ30が設けられているため、板材を切断する際に発生する振動を振動センサ30によって検出することができる。そして、通常より大きな振動が発生し、振動センサ30に検出された振動が許容値を超えると、制御部41、及び双方向サイリスタ46(モータ停止手段)の働きでモータ22が停止する。
即ち、モータ22や鋸刃25に過負荷が加わって通常より大きな振動が発生した時、速やかにモータ22を停止させることができるため、テーブルソー10の安全性が向上する。
なお、シャント抵抗47、回転センサ22x、及び制御部41(切断状態検出手段)により板材の切断中が検出され、かつ振動が許容値を超えたときにモータ22が停止する構成のため、例えば、板材を乱暴に置くことで振動が許容値を超えたときなどは、モータ22が停止することはない。
また、振動センサ30は、テーブル14の裏面、及び/又はテーブル14と平行に設けられたベース架台12の上部に取付けられているため、テーブルソー10の振動を効率的に検出できる。
また、モータ22の回転数、及び/又は負荷電流値により、板材の切断作業中を検出するため、確実に板材の切断作業中を検出できるようになる。
本実施形態に係るテーブルソー10には、振動センサ30が設けられているため、板材を切断する際に発生する振動を振動センサ30によって検出することができる。そして、通常より大きな振動が発生し、振動センサ30に検出された振動が許容値を超えると、制御部41、及び双方向サイリスタ46(モータ停止手段)の働きでモータ22が停止する。
即ち、モータ22や鋸刃25に過負荷が加わって通常より大きな振動が発生した時、速やかにモータ22を停止させることができるため、テーブルソー10の安全性が向上する。
なお、シャント抵抗47、回転センサ22x、及び制御部41(切断状態検出手段)により板材の切断中が検出され、かつ振動が許容値を超えたときにモータ22が停止する構成のため、例えば、板材を乱暴に置くことで振動が許容値を超えたときなどは、モータ22が停止することはない。
また、振動センサ30は、テーブル14の裏面、及び/又はテーブル14と平行に設けられたベース架台12の上部に取付けられているため、テーブルソー10の振動を効率的に検出できる。
また、モータ22の回転数、及び/又は負荷電流値により、板材の切断作業中を検出するため、確実に板材の切断作業中を検出できるようになる。
<変更例>
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、振動センサ30を、テーブル14の裏面、及び/又はテーブル14と平行に設けられたベース架台12の上部に取付ける例を示したが、例えば、モータ22のハウジングに設けることも可能である。
また、制御部41が双方向サイリスタ46に出力するゲート信号により、前記モータ22を停止させる例を示したが、ブレーキを併用することも可能である。ここで、ブレーキ付のモータを使用する場合、前記制御部41は双方向サイリスタ46に対して前記モータを停止させる信号を出力した後、ブレーキを動作させる信号を出力する。これにより、前記モータ22を速やかに停止させることができる。
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、振動センサ30を、テーブル14の裏面、及び/又はテーブル14と平行に設けられたベース架台12の上部に取付ける例を示したが、例えば、モータ22のハウジングに設けることも可能である。
また、制御部41が双方向サイリスタ46に出力するゲート信号により、前記モータ22を停止させる例を示したが、ブレーキを併用することも可能である。ここで、ブレーキ付のモータを使用する場合、前記制御部41は双方向サイリスタ46に対して前記モータを停止させる信号を出力した後、ブレーキを動作させる信号を出力する。これにより、前記モータ22を速やかに停止させることができる。
12・・・・ベース架台
14・・・・テーブル
14u・・・テーブル面
22・・・・モータ
22x・・・回転センサ(切断状態検出手段)
25・・・・鋸刃
30・・・・振動センサ
41・・・・制御部(切断状態検出手段、モータ停止手段)
46・・・・双方向サイリスタ(モータ停止手段)
47・・・・シャント抵抗(切断状態検出手段)
14・・・・テーブル
14u・・・テーブル面
22・・・・モータ
22x・・・回転センサ(切断状態検出手段)
25・・・・鋸刃
30・・・・振動センサ
41・・・・制御部(切断状態検出手段、モータ停止手段)
46・・・・双方向サイリスタ(モータ停止手段)
47・・・・シャント抵抗(切断状態検出手段)
Claims (4)
- ベース架台上に支持されるテーブルと、モータの回転力で回転する円盤状の鋸刃とを備え、前記テーブル上をスライドする被切断材を前記テーブル上に突出した鋸刃により切断するテーブルソーであって、
前記被切断材を切断中であることを検出する切断状態検出手段と、
振動を検出する振動センサと、
前記被切断材の切断中に、前記振動センサにより検出された振動が許容値を超えたときに、前記モータを停止させるモータ停止手段と、
を有することを特徴とするテーブルソー。 - 請求項1に記載されたテーブルソーであって、
前記振動センサは、テーブルの裏面、及び/又は前記テーブルと平行に設けられた前記ベース架台の上部に取付けられていることを特徴とするテーブルソー。 - 請求項1又は請求項2のいずれかに記載されたテーブルソーであって、
前記切断状態検出手段は、前記モータの回転数、及び/又は前記モータの負荷電流値により、前記被切断材の切断中を検出することを特徴とするテーブルソー。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載されたテーブルソーであって、
前記モータ停止手段は、前記モータに供給する電力を停止する手段と、ブレーキとを備えていることを特徴とするテーブルソー。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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