JP6764255B2 - 電動作業機 - Google Patents

電動作業機 Download PDF

Info

Publication number
JP6764255B2
JP6764255B2 JP2016099837A JP2016099837A JP6764255B2 JP 6764255 B2 JP6764255 B2 JP 6764255B2 JP 2016099837 A JP2016099837 A JP 2016099837A JP 2016099837 A JP2016099837 A JP 2016099837A JP 6764255 B2 JP6764255 B2 JP 6764255B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
unit
current value
transmission unit
upper limit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016099837A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017205834A (ja
Inventor
真吾 神谷
真吾 神谷
治樹 手島
治樹 手島
貴勇 畔柳
貴勇 畔柳
雅範 東
雅範 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Makita Corp
Original Assignee
Makita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Makita Corp filed Critical Makita Corp
Priority to JP2016099837A priority Critical patent/JP6764255B2/ja
Priority to US15/597,437 priority patent/US10532454B2/en
Priority to DE102017110739.8A priority patent/DE102017110739A1/de
Priority to CN201710352339.1A priority patent/CN107398868B/zh
Publication of JP2017205834A publication Critical patent/JP2017205834A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6764255B2 publication Critical patent/JP6764255B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25FCOMBINATION OR MULTI-PURPOSE TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DETAILS OR COMPONENTS OF PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS NOT PARTICULARLY RELATED TO THE OPERATIONS PERFORMED AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B25F5/00Details or components of portable power-driven tools not particularly related to the operations performed and not otherwise provided for
    • B25F5/001Gearings, speed selectors, clutches or the like specially adapted for rotary tools
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25FCOMBINATION OR MULTI-PURPOSE TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DETAILS OR COMPONENTS OF PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS NOT PARTICULARLY RELATED TO THE OPERATIONS PERFORMED AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B25F3/00Associations of tools for different working operations with one portable power-drive means; Adapters therefor
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/10Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters
    • H02K7/108Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with friction clutches
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/14Structural association with mechanical loads, e.g. with hand-held machine tools or fans
    • H02K7/145Hand-held machine tool
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P29/00Arrangements for regulating or controlling electric motors, appropriate for both AC and DC motors
    • H02P29/02Providing protection against overload without automatic interruption of supply
    • H02P29/032Preventing damage to the motor, e.g. setting individual current limits for different drive conditions
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/08Arrangements for controlling the speed or torque of a single motor
    • H02P6/085Arrangements for controlling the speed or torque of a single motor in a bridge configuration

Description

本開示は、バッテリから電力供給を受けてモータを駆動するよう構成された電動作業機に関する。
この種の電動作業機は、通常、モータの回転を、減速歯車等にて構成される伝達部を介して、出力軸に伝達するよう構成されている(例えば、特許文献1参照)。
また、伝達部には、通常、モータへの通電により発生し得る最大トルクが加わっても破損することのない強度のものが使用される。
特開2002−154062号公報
ところで、バッテリから電力供給を受けて動作する電動作業機においては、バッテリからの出力電圧に応じて、モータやその駆動回路等の電気系の仕様が決定される。
このため、例えば、電動作業機において、使用するバッテリが変更されてバッテリ電圧が高くなると、これに伴い電気系が設計変更されることになる。
この場合、電気系を設計変更しただけでは、モータへの通電により発生し得る最大トルクが上昇して、その最大トルク発生時に伝達部が破損することが考えられる。このような場合には、伝達部を設計変更し直し、その強度を高めることが行われる。
しかしながら、伝達部の強度を高めるには、伝達部を構成する歯車等を大きくする必要があり、伝達部、延いては、電動作業機の大型化を招くという問題がある。
このため、電動作業機の内、特に小型軽量化が要求される携帯型の電動作業機においては、バッテリ電圧を高めて、出力軸の駆動能力を高めることは難しいという問題があった。
本開示の一局面は、バッテリから電力供給を受けて動作する電動作業機において、電動作業機の大型化を招くことなく、バッテリ電圧を高くして、出力軸の駆動能力を高めることができるようにすることが望ましい。
本開示の一局面の電動作業機は、モータと、モータの回転を出力軸に伝達する伝達部と、バッテリから電力供給を受けてモータへ通電するための駆動部と、外部からの指令に従い駆動部を介してモータを駆動制御する制御部と、を備える。
また、電動作業機には、駆動部を介してモータに流れるモータ電流を検出する検出部が備えられており、制御部は、検出部にて検出されたモータ電流が、伝達部を保護するために予め設定された上限電流値以下となるように、モータを駆動制御する。
このため、バッテリ電圧やモータ及び駆動部の構成によってモータへの通電により発生可能な最大トルクが、伝達部にて伝達可能な許容トルクよりも大きい場合であっても、モータ電流の上限電流値を制限することで、伝達部が破損するのを抑制できる。
つまり、モータの回転により伝達部に許容トルクよりも大きいトルクが加わると伝達部が破損することがあるが、本開示の技術では、モータ電流を上限電流値以下に制限して、伝達部に加わるトルクを抑制できることから、伝達部を保護することが可能となる。
ここで、電動作業機は、バッテリから駆動部を介してモータに至るモータへの通電経路が、モータの回転に伴い伝達部に発生するトルクを伝達部にて伝達可能な許容トルク以下に制限するのに要する許容電流値よりも大きい電流値にてモータを通電可能に構成されていてもよい。
そして、電動作業機がこのように構成されていても、上限電流値を許容電流値よりも小さい電流値に設定すれば、伝達部に許容トルクよりも大きいトルクが加わるのを抑制し、伝達部を保護することができる。
なお、「許容電流値よりも大きい電流値にてモータを通電可能」とは、伝達部に発生するトルクを伝達部にて伝達可能な許容トルク以下に制限するのに要する機械的な許容電流値よりも大きい電流値にて、少なくとも短時間瞬間的にモータを通電できるということである。
つまり、モータに通電可能な電流値としては、モータに短時間瞬間的に通電可能な第1電流閾値と、モータに一定時間連続的に通電可能な第2電流閾値とが知られている。
ここで、第1電流閾値とは、モータに短時間瞬間的に電流が流れたときにモータの磁石が減磁を起こしてモータの能力が低下してしまう電流値のことであり、第2電流閾値とは、第1電流閾値よりも小さく、モータに一定時間以上電流を流し続けたときにモータに不具合を生じる電流値のことである。
そして、上記の記載は、少なくとも第1電流閾値が、機械的な許容電流値よりも大きいということを表している。
従って、本開示の技術は、第2電流閾値が機械的な許容電流値よりも小さい場合であっても、大きい場合であっても、伝達部を保護することができる。
また、制御部は、検出部にて検出されたモータ電流が上限電流値に達すると、モータの駆動を停止するように構成されていてもよい。この場合、モータの駆動を停止することで、モータ電流を上限電流値以下に制限しつつ回転するようにした場合に比べて、モータの回転により伝達部に許容トルクよりも大きいトルクが加わるのをより確実に抑制することができる。
一方、伝達部が、モータの回転を出力軸に伝達する際の減速比を外部操作によって切り換え可能に構成されている場合、制御部は、伝達部の減速比に応じて、減速比が大きいときに上限電流値が低くなるよう、上限電流値を切り換えるように構成されていてもよい。
つまり、伝達部の減速比が大きいときには、減速比が小さいときに比べて、出力軸の回転数が低下し、伝達部に加わるトルクが大きくなる。従って、上記のように伝達部の減速比に応じて上限電流値を切り換えるようにすれば、伝達部に加わるトルクが許容トルクよりも大きくなるのをより良好に抑制することができる。
また、伝達部が、減速比を外部操作によって切り換え可能に構成されている場合、制御部は、伝達部の減速比が大きい側に切り換えられているときに、モータ電流が上限電流値以下となるようモータを駆動制御するように構成されていてもよい。
このようにしても、伝達部の減速比が大きく、減速比が小さい場合に比べて伝達部に加わるトルクが大きくなる条件下で、モータ電流が上限電流値以下となるようにモータを駆動制御することができるため、伝達部に許容トルクよりも大きいトルクが加わるのを抑制できる。
実施形態のドライバドリルの外観を表す斜視図である。 ドライバドリルの内部構成を表す断面図である。 ドライバドリルに搭載されたモータ駆動装置の構成を表すブロック図である。 モータから伝達部を介して出力軸に伝達されるトルクとモータ回転数及びモータ電流との関係を表す特性図である。 制御回路にて伝達部を保護するために実行される電流制限処理を表すフローチャートである。 電流制限処理の変形例を表すフローチャートである。
以下に、本開示の電動作業機の実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態では、電動作業機として、ドライバドリルを例にとり説明する。
図1、図2に示すように、本実施形態のドライバドリル1は、工具本体10と、工具本体10に電力を供給するバッテリパック60とにより構成されている。
工具本体10は、使用者が手で握るためのグリップ部12が下方に突出するように形成されたハウジング11を備え、そのハウジング11内に各種構成部品を収納することにより構成されている。
ハウジング11の後方(図の左側)は、当該ドライバドリル1の動力源となるモータ4を収納するモータ収納部14となっており、モータ収納部14よりも前方には、伝達部としての減速機構30が収納されている。
そして、ハウジング11の先端(図の右側)には、減速機構30の出力軸7に工具ビット(図示略)を装着するためのチャック部16が突設されている。
グリップ部12には、使用者がグリップ部12を把持しつつ指で操作するためのトリガスイッチ21が設けられている。
トリガスイッチ21は、作業者により引き操作される操作部21aと、この操作部21aの引き操作によりオン・オフされるとともにこの操作部21aの操作量(引き量)に応じて抵抗値が変化するように構成されたスイッチ本体部21bとを備えている。
そして、トリガスイッチ21の上側(ハウジング11の下端側)には、モータ4の回転方向を正転又は逆転方向に切り換えるための正逆切換スイッチ22が設けられている。
また、ハウジング11の下部前方には、操作部21aが引き操作されたときに当該ドライバドリル1の前方を光で照射するための照明LED23が設けられている。
また、グリップ部12における前方下部には、バッテリパック60内のバッテリ62の残容量を表示する残容量表示部24が設けられている。
次に、グリップ部12の下端には、バッテリ62を収容したバッテリパック60が、着脱自在に装着されている。
バッテリパック60は、例えば、出力電圧(バッテリ電圧)が18Vのバッテリ62を内蔵しており、ドライバドリル1のグリップ部12の下端は、バッテリパック60を前方側から後方側へとスライドさせることにより装着できるように構成されている。
なお、バッテリパック60に収容されたバッテリ62は、例えばリチウムイオン2次電池など、繰り返し充電可能な2次電池である。
モータ4は、ロータ5のロータコアに対し、モータ4の回転中心軸周りに複数の貫通孔を形成し、各貫通孔に永久磁石5Aを埋め込むことにより構成された、IPM(Interior Permanent Magnet)型の3相のブラシレスモータである。
そして、モータ4には、モータ4の回転位置を検出するホールIC50(図3参照)が設けられている。なお、ホールIC50は、モータ4の各相に対応して配置される3つのホール素子を備え、モータ4の所定回転角度毎に回転検出信号を発生する周知のものである。
また、グリップ部12には、バッテリパック60から電力供給を受けて、モータ4を駆動制御するモータ駆動装置40(図3参照)が設けられている。
次に、モータ4のステータ6には、巻線6Aが巻回されるが、この巻線6Aは、モータ4の大きさを、低電圧出力のバッテリパックから電力供給を受けて駆動されるモータと同等にできるように、このモータの巻線に比べて線径が細く、巻き数が多くなっている。
つまり、例えば、出力電圧(バッテリ電圧)が10.8Vのバッテリパックから電力供給を受けて動作するドライバドリルにおいて使用されるモータを、本実施形態のバッテリパック60を利用して駆動するようにすると、モータの回転数が高くなりすぎる。
この場合、ステータに巻回する巻線の巻き数を増やすことでモータの回転数を抑制できるが、低電圧駆動用の小型のモータでは、巻線を更に巻回するためのスペースが無いことから、巻き数を増やすことができない。
そこで、本実施形態では、こうした低電圧駆動用の小型のモータに対し、モータサイズを変更することなく、高電圧出力のバッテリパック60を使ってモータ4を適正に駆動できるように、モータ4のステータ6に巻回する巻線6Aの線径を細くして、巻き数を増やしているのである。
例えば、図4において、実線は、本実施形態の高電圧バッテリ用のモータ4のモータ回転数及びモータ電流とトルクとの関係を表す特性図であり、点線は低電圧バッテリ用のモータの特性図である。
図4に示すように、本実施形態のモータ4は、巻線6Aの線径を細くすることで、無負荷運転時(トルク:0)の最大回転数が、低電圧バッテリ用のモータの最大回転数(例えば1400rpm)よりも若干高い回転数(例えば1600rpm)に設定される。
また、モータ4に加わる負荷によってトルクが増加すると、モータ電流が増加し、モータ回転数が低下するが、低電圧バッテリで駆動されるモータは、本実施形態のモータ4に比べて、トルクに対するモータ電流は大きくなり、モータ回転数は小さくなる。この結果、低電圧バッテリで駆動されるモータは、通電により、トルクが減速機構30に加えることのできる許容トルクを越えることはない。
これに対し、高電圧バッテリで駆動される本実施形態のモータ4においては、低電圧バッテリで駆動されるモータに比べて、同じモータ電流を供給した場合、モータ40をより高トルクで駆動できる。
しかし、トルクが上昇しすぎると、減速機構30が伝達可能な許容トルクを越えてしまい、減速機構30が破損することが考えられる。そこで、本実施形態では、モータ4への通電により発生するトルクが、減速機構30の許容トルクを越えることのないように、モータ電流の上限電流値を設定し、モータ駆動装置40が、モータ電流をこの上限電流値以下に制限するようにされている。
次に、減速機構30は、筒状のギヤケース31内に収納され、ギヤケース31の内周面に固定されたインターナルギヤ32A、32B、32C内でそれぞれ公転する複数の遊星歯車33A、33B、33Cを備える。
インターナルギヤ32A、32B、32C及び遊星歯車33A、33B、33Cは、モータ4からハウジング11の先端(図の右側)側へと、モータ4の回転中心軸方向に順に配置されている。また、遊星歯車33A、33B、33Cは、それぞれ、モータ4の回転中心軸周りに所定角度間隔で複数配置されている。
そして、各遊星歯車33A、33B、33Cは、それぞれ、遊星歯車33A−33B間、遊星歯車33B−33C間、及び、遊星歯車33Cの遊星歯車33Bとは反対側に配置されたキャリア34A、34B、34Cに、回転可能に支持されている。
また、キャリア34A、34B、34Cは、モータ4の回転中心軸周りに回転可能であり、キャリア34A、34Bは、支持する遊星歯車33A、33Bよりも先端側に位置する遊星歯車33B、33Cと噛合されている。
また、遊星歯車33Aは、モータ4の回転軸に固定されたピニオンギヤ4Aと噛合され、キャリア34Cには、ドライバドリル1の出力軸7が固定されている。
このため、本実施形態の減速機構30によれば、モータ4の回転を、遊星歯車33A〜33Cとキャリア34A〜34Cとにより、3段階で減速して、出力軸7に伝達することができる。
次に、2段目の遊星歯車33Bに噛合されるインターナルギヤ32Bは、ギヤケース31内でモータ4の回転中心軸方向に移動可能なスライドリング35に固定されている。
スライドリング35は、ハウジング11の外に突出された減速操作部25を介して、使用者が手動で移動させることができる。
そして、使用者が、減速操作部25を操作して、スライドリング35を、図2に示す先端位置からインターナルギヤ32A側の後端位置に移動させると、2段目の遊星歯車33Bと1段目のキャリア34Aとがインターナルギヤ32Bにより連結される。
この状態では、1段目のキャリア34Aと2段目のキャリア34Bとが一緒に回転することになるので、減速機構30は、モータ4の回転を、遊星歯車33A、33Cとキャリア34A、34Cとにより2段階で減速して、出力軸7に伝達することになる。
従って、本実施形態のドライバドリル1によれば、減速操作部25を前方に移動させておけば、モータ4の回転が3段階で減速されて出力軸7が低速回転し、減速操作部25を後方に移動させておけば、モータ4の回転が2段階で減速されて出力軸7が高速回転する。
こうした速度切り換えは、減速操作部25の操作によって使用者が適宜行うことになるが、モータ4の回転が3段階で減速されて減速比が大きくなる低速回転時には、モータ電流に対応するトルクが、高速回転時に比べて大きくなる。
そこで、本実施形態では、減速操作部25に、切り換え位置を検出する位置検出部26を設け、モータ駆動装置40が、その検出結果に応じて、上述した上限電流値を切り換えるようにされている。
つまり、モータ駆動装置40は、減速操作部25の切り換え位置から、減速機構30の減速比を検知し、減速比が大きいほどモータ電流の上限電流値が小さくなるように、上限電流値を切り換える。
なお、上述した減速機構30の構成については、特許文献1等に詳細に説明されており、公知であることから、ここでは、より詳細な説明は省略する。
次に、モータ駆動装置40の構成について説明する。
図3に示すように、モータ駆動装置40には、駆動回路42、ゲート回路44、制御回路46、及び、レギュレータ48が備えられている。
駆動回路42は、バッテリ62から電力供給を受けて、モータ4各相の巻線に電流を流すためのものであり、本実施形態では、6つのスイッチング素子Q1〜Q6からなる3相フルブリッジ回路として構成されている。なお、各スイッチング素子Q1〜Q6は、本実施形態ではMOSFETである。
駆動回路42において、3つのスイッチング素子Q1〜Q3は、モータ4の各端子U,V,Wと、バッテリ62の正極側に接続された電源ラインとの間に、いわゆるハイサイドスイッチとして設けられている。
また、他の3つのスイッチング素子Q4〜Q6は、モータ4の各端子U,V,Wと、バッテリ62の負極側に接続されたグランドラインとの間に、いわゆるローサイドスイッチとして設けられている。
ゲート回路44は、制御回路46から出力された制御信号に従い、駆動回路42内の各スイッチング素子Q1〜Q6をオン/オフさせることで、モータ4の各相巻線に電流を流し、モータ4を回転させるものである。そして、本実施形態においては、駆動回路42及びゲート回路44が、本開示の駆動部に相当する。
次に、制御回路46は、本開示の制御部に相当するものであり、本実施形態では、CPU46a、ROM46b、RAM46cを含むマイクロコントローラ(マイコン)にて構成されている。
制御回路46には、上述したトリガスイッチ21(詳しくはスイッチ本体部21b)、正逆切換スイッチ22、照明LED23、残容量表示部24、位置検出部26が接続されている。
また、モータ駆動装置40において、駆動回路42からバッテリ62の負極側に至る通電経路には、モータ4に流れた電流を検出する電流検出回路54が設けられており、電流検出回路54から制御回路46には、電流検出信号が入力される。なお、電流検出回路54は、本開示の検出部に相当する。
また、モータ駆動装置40には、バッテリ62からの供給電圧(バッテリ電圧)を検出するバッテリ電圧検出部52、及び、当該モータ駆動装置40の温度を検出するコントローラ温度検出部56が設けられている。
そして、制御回路46には、これら各検出部52、56からの検出信号、及び、モータ4に設けられたホールIC50からの検出信号も入力される。
また、モータ駆動装置40には、バッテリパック60に設けられた異常検出部64からAS信号を取り込むためのAS信号入力部58が設けられており、制御回路46には、AS信号入力部58を介してAS信号も入力される。
AS信号は、バッテリ62の放電を停止させるための信号(オートストップ信号)であり、バッテリパック60に設けられた異常検出部64にて、過電流、過放電、過負荷、等の異常が検出されたときに、バッテリパック60から出力されるものである。
なお、異常検出部64は、バッテリパック60内で、バッテリ62に流れる電流、電圧、温度を監視することで、過電流(電流)、過放電(電圧)、過負荷(電流、温度)等の異常を検出する。そして、制御回路46は、AS信号入力部58からAS信号が入力されると、モータ4の駆動を停止して、モータ4の駆動に伴うバッテリ62の放電を停止させる。
次に、制御回路46は、トリガスイッチ21が操作されると、ホールIC50からの回転検出信号に基づきモータ4の回転位置及び回転速度を求め、正逆切換スイッチ22からの回転方向設定信号に従い、モータ4を所定の回転方向に駆動する。
また、制御回路46は、モータ4の駆動時には、トリガスイッチ21の操作量(引き量)に応じてモータ4の制御量を設定する。
なお、モータ4の制御量は、駆動回路42を構成するスイッチング素子Q1〜Q6をオン/オフさせるためにゲート回路44に出力する制御信号の駆動デューティ比である。
そして、制御回路46は、その設定した制御量(駆動デューティ比)に応じた制御信号をゲート回路44に出力することで、モータ4を回転駆動する。
また、制御回路46は、こうしたモータ4駆動のための駆動制御とは別に、モータ駆動時に照明LED23を点灯させる制御や、残容量表示部24にバッテリ62の残容量を表示する表示処理も実行する。
なお、レギュレータ48は、バッテリ62から電源供給を受けて、制御回路46を動作させるのに必要な一定の電源電圧Vcc(例えば、直流5V)を生成するものであり、制御回路46は、レギュレータ48から電源電圧Vccが供給されることにより動作する。
次に、制御回路46にて実行される各種制御処理の内、本開示の主要な処理である、電流制限処理について説明する。この電流制限処理は、モータ4の駆動時にモータ4に流れるモータ電流を監視し、モータ電流が図4に示した上限電流値を越えると、モータ4の駆動を停止させることで、減速機構30を過大なトルクから保護するための処理である。
図5に示すように、電流制限処理では、まず、S110(Sはステップを表す)にて、減速操作部25の位置を、位置検出部26を介して検出し、その検出結果、つまり、減速機構30の減速比に応じて、上限電流値を設定する。
具体的には、減速機構30の減速比が大きく、出力軸7の回転が低速側に設定されているときには、減速機構30に加わるトルクを許容トルク以下に制限するために、出力軸7の回転が高速側に設定されている場合に比べて、上限電流値が小さくなるように設定する。また、逆に、減速機構30の減速比が小さく、出力軸7の回転が高速側に設定されているときには、出力軸7の回転が低速側に設定されている場合に比べて、上限電流値が大きくなるように設定する。
次に、S120では、検出部としての電流検出回路54からの検出信号に基づき、モータ4に実際に流れているモータ電流を検出する。
そして、続くS130では、S120にて検出したモータ電流が、S110にて設定した上限電流値を越えたか否かを判断し、モータ電流が上限電流値を越えていなければ、S140に移行する。
S140では、位置検出部26からの検出信号に基づき、減速操作部25の位置が切り換えられたか否かを判断し、減速操作部25の位置が切り換えられていれば、S110に移行して、再度上限電流値を設定し、S120以降の処理を実行する。また、S140にて、減速操作部25の位置は切り換えられていないと判断されると、S120に移行し、S120以降の処理を実行する。
一方、S130にて、モータ電流が上限電流値を越えたと判断されると、減速機構30に加わるトルクが許容トルクを越えて、減速機構30が破損する可能性があるので、S150に移行して、モータ4の駆動を停止し、当該電流制限処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態のドライバドリル1においては、図4に示したように、モータ4への通電により発生可能な最大トルクが、伝達部である減速機構30にて伝達可能な許容トルクを越えることのないように、モータ電流が上限電流値以下に制限される。そして、モータ電流が上限電流値を越えると、モータ4の駆動を停止させる。
このため、バッテリパック60から供給されるバッテリ電圧や、モータ4及び駆動回路42の構成によって、モータ4への通電により発生可能な最大トルクが、減速機構30にて伝達可能な許容トルクよりも大きくなるような場合であっても、モータ電流を制限して、減速機構30が破損するのを抑制できる。
また、本実施形態では、バッテリパック60に高電圧出力のものを使用するが、モータ4のサイズは、低電圧出力のバッテリパックから電力供給を受けて駆動されるモータと同じになるように、そのモータに比べ、巻線6Aの線径を細くして巻き数を増加させている。
このため、本実施形態のドライバドリル1によれば、バッテリパック60に高電圧出力のものを使用しているにも関わらず、低電圧出力のバッテリパックを使用するドライバドリルに比べて、モータ4や減速機構30のサイズを大きく必要が無い。
従って、高電圧出力のバッテリパック60を使用するドライバドリル1を、低電圧用のドライバドリルと同等の大きさにして、ドライバドリル1の小型化を図ることができる。
以上、本開示の電動作業機の一実施形態について説明したが、本開示の電動作業機は、上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
例えば、上記実施形態では、伝達部は、減速操作部25を介して減速比を2段階に切換可能な減速機構30にて構成されており、制御部としての制御回路46は、減速比毎に上限電流値を設定して、モータ電流を制限するものとして説明した。
これに対し、電流制限処理を図6に示す手順で実行することで、減速機構30の減速比が大きいときにだけ、上限電流値を設定して、モータ電流を上限電流値以下に制限するようにしてもよい。
つまり、図6に示す電流制限処理では、S102で、減速操作部25の切換位置を検出し、S104にて、減速操作部25が減速比「大」の切換位置にあるか否かを判断して、減速操作部25が減速比「大」の切換位置になければ、S102に移行する。
また、S104にて、減速操作部25が減速比「大」の切換位置にあると判断されると、S110に移行し、減速機構30の減速比が大きいときの上限電流値を設定する。また、続くS120では、モータ電流を検出し、S130では、そのモータ電流が上限電流値を越えたか否かを判断する。
S130にてモータ電流は上限電流値を越えていないと判断されると、S102に移行し、S130にてモータ電流は上限電流値を越えていると判断されると、S150にて、モータ4の駆動を停止した後、電流制限処理を終了する。
このように電流制限処理を実行するようにしても、減速機構30の減速比を大きくして、出力軸7を低速駆動する際に、減速機構30に加わるトルクを許容トルク以下に制限することができることから、減速機構30を保護することができる。
また、上記実施形態では、制御部としての制御回路46は、制御回路46を構成するマイコンが電流制限処理を実行することにより、モータ駆動時に流れるモータ電流を上限電流値以下に制限するものとして説明した。
しかし、この機能は、制御回路46に設けられるコンパレータ等でモータ電流が上限電流値に達したか否かを判断して、モータ電流が上限電流値に達したときに、モータへの通電経路を遮断するように構成された電気回路にて実現されてもよい。
また、上記実施形態では、モータ電流が上限電流値に達すると、モータ4の駆動を停止するものとして説明した。しかし、減速機構30を保護するためには、モータ電流が上限電流値以下となるように制限することができればよく、必ずしもモータ4の駆動を停止させる必要はない。
次に、上記実施形態では、図4に示すように、バッテリパック60内のバッテリは、モータ駆動装置40内の駆動回路42に直接接続されているが、バッテリパック60とモータ駆動装置40とを接続するリード線に対し直列にヒューズを設けるようにしてもよい。
このようにすれば、レギュレータ48、ゲート回路44、駆動回路42の短絡により、バッテリパック60から短絡電流が流れるのを防止できる。なお、この場合、モータ駆動装置40内のモータ4への通電経路上にヒューズを設けるようにしても、同様の効果を得ることができる。
また、上記実施形態では、モータ4は、ロータ5に永久磁石を埋め込んだIPM型のブラシレスモータであるものとして説明したが、ロータの表面に磁石を設けたSPM(Surface Permanent Magnet)型のブラシレスモータであってもよい。また、モータ4はブラシ付きのモータであってもよい。
また、上記実施形態では、作業者によるトリガスイッチ21の操作量(引き量)に応じて、モータ4の制御量を設定する電動工具について説明したが、本発明は、トリガスイッチ21を所定量引くと、それ以上引いても制御量が一定となるように構成された電動工具、若しくは、駆動用のスイッチがオン/オフのスイッチで構成された電動工具、であっても適用できる。
また、上記実施形態では、電動作業機の一例としてドライバドリル1を挙げて説明したが、本開示の電動作業機は、バッテリから電力供給を受けてモータを駆動するものであればよく、例えば、石工用の電動工具、金工用の電動工具、木工用の電動工具、園芸用の電動工具、等を挙げることができる。
具体的には、本開示は、電動ハンマ、電動ハンマドリル、電動ドリル、電動ドライバ、電動レンチ、電動グラインダ、電動レシプロソー、電動ジグソー、電動ハンマ、電動カッター、電動チェンソー、電動カンナ、電動マルノコ、電動釘打ち機(鋲打ち機を含む)、電動ヘッジトリマ、電動芝刈り機、電動芝生バリカン、電動刈払機、電動クリーナ、電動ブロア、等の電動作業機に適用することができる。
また、上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
また、本開示の技術は、電動作業機の他、電動作業機を構成要素とするシステム、電動作業機としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体、電動作業機の制御方法など、種々の形態で実現することもできる。
1…ドライバドリル、4…モータ、4A…ピニオンギヤ、5…ロータ、5A…永久磁石、6…ステータ、6A…巻線、7…出力軸、10…工具本体、11…ハウジング、12…グリップ部、14…モータ収納部、16…チャック部、21…トリガスイッチ、22…正逆切換スイッチ、23…照明LED、24…残容量表示部、25…減速操作部、26…位置検出部、30…減速機構、31…ギヤケース、32A,32B,32C…インターナルギヤ、33A,33B,33C…遊星歯車、34A,34B,34C…キャリア、35…スライドリング、40…モータ駆動装置、42…駆動回路、44…ゲート回路、46…制御回路、48…レギュレータ、50…ホールIC、52…バッテリ電圧検出部、54…電流検出回路、56…コントローラ温度検出部、58…信号入力部、60…バッテリパック、62…バッテリ、64…異常検出部。

Claims (3)

  1. モータと、
    前記モータの回転を出力軸に伝達する伝達部と、
    バッテリから電力供給を受けて前記モータへ通電するための駆動部と、
    外部からの指令に従い前記駆動部を介して前記モータを駆動制御する制御部と、
    前記駆動部を介して前記モータに流れるモータ電流を検出する検出部と、
    を備え、
    前記伝達部は、前記モータの回転を前記出力軸に伝達する際の減速比を、外部操作によって切り換え可能に構成されており、
    前記制御部は、
    前記検出部にて検出されたモータ電流が、前記モータの回転に伴い前記伝達部に発生するトルクを前記伝達部にて伝達可能な許容トルク以下に制限するために予め設定された上限電流値以下となるよう、前記モータを駆動制御し、
    しかも、前記伝達部の減速比に応じて、前記減速比が大きいときに前記上限電流値が低くなるよう前記上限電流値を切り換える、
    ように構成されている、電動作業機。
  2. モータと、
    前記モータの回転を出力軸に伝達する伝達部と、
    バッテリから電力供給を受けて前記モータへ通電するための駆動部と、
    外部からの指令に従い前記駆動部を介して前記モータを駆動制御する制御部と、
    前記駆動部を介して前記モータに流れるモータ電流を検出する検出部と、
    を備え、
    前記伝達部は、前記モータの回転を前記出力軸に伝達する際の減速比を、外部操作によって切り換え可能に構成されており、
    前記制御部は、
    前記伝達部の減速比が大きい側に切り換えられているときに、前記検出部にて検出されたモータ電流が、前記モータの回転に伴い前記伝達部に発生するトルクを前記伝達部にて伝達可能な許容トルク以下に制限するために予め設定された上限電流値以下となるよう、前記モータを駆動制御する、
    ように構成されている、電動作業機。
  3. 前記制御部は、前記検出部にて検出されたモータ電流が前記上限電流値に達すると前記モータの駆動を停止するように構成されている、請求項1又は請求項2に記載の電動作業機。
JP2016099837A 2016-05-18 2016-05-18 電動作業機 Active JP6764255B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016099837A JP6764255B2 (ja) 2016-05-18 2016-05-18 電動作業機
US15/597,437 US10532454B2 (en) 2016-05-18 2017-05-17 Electric working machine
DE102017110739.8A DE102017110739A1 (de) 2016-05-18 2017-05-17 Elektrische Arbeitsmaschine
CN201710352339.1A CN107398868B (zh) 2016-05-18 2017-05-18 电动工作机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016099837A JP6764255B2 (ja) 2016-05-18 2016-05-18 電動作業機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017205834A JP2017205834A (ja) 2017-11-24
JP6764255B2 true JP6764255B2 (ja) 2020-09-30

Family

ID=60255103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016099837A Active JP6764255B2 (ja) 2016-05-18 2016-05-18 電動作業機

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10532454B2 (ja)
JP (1) JP6764255B2 (ja)
CN (1) CN107398868B (ja)
DE (1) DE102017110739A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7033299B2 (ja) * 2017-11-27 2022-03-10 株式会社ソフイア 遊技機
JP7139208B2 (ja) * 2018-09-28 2022-09-20 株式会社マキタ 電動作業機
CN111823193B (zh) * 2019-04-19 2022-11-15 苏州宝时得电动工具有限公司 电动工具及其控制方法
CN112398417B (zh) * 2019-08-13 2022-11-11 宁波拓邦智能控制有限公司 一种工作电路保护方法、装置及电子设备

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1070657C (zh) * 1995-10-06 2001-09-05 株式会社日立制作所 电动机控制器
JP4132005B2 (ja) 2000-11-17 2008-08-13 株式会社マキタ 電動工具
JP2005118910A (ja) * 2003-10-14 2005-05-12 Matsushita Electric Works Ltd インパクト回転工具
EP2030710B1 (en) * 2007-08-29 2014-04-23 Positec Power Tools (Suzhou) Co., Ltd. Power tool and control system for a power tool
JP4609489B2 (ja) * 2007-12-25 2011-01-12 パナソニック電工株式会社 電動工具
DE102008040096A1 (de) * 2008-07-02 2010-01-07 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum Betreiben einer Elektrowerkzeugmaschine und eine Antriebseinheit für eine Elektrowerkzeugmaschine
JP5408535B2 (ja) * 2009-07-10 2014-02-05 日立工機株式会社 電動工具
JP5483086B2 (ja) * 2010-02-22 2014-05-07 日立工機株式会社 インパクト工具
JP5491925B2 (ja) * 2010-03-26 2014-05-14 パナソニック株式会社 電動工具
EP2647472B1 (en) * 2010-12-02 2016-09-14 Makita Corporation Power tool
US8674640B2 (en) * 2011-01-05 2014-03-18 Makita Corporation Electric power tool
JP2013094864A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Hitachi Koki Co Ltd インパクト工具
US9193055B2 (en) * 2012-04-13 2015-11-24 Black & Decker Inc. Electronic clutch for power tool
JP5962983B2 (ja) * 2012-08-30 2016-08-03 日立工機株式会社 電動工具
JP2014091167A (ja) * 2012-10-31 2014-05-19 Hitachi Koki Co Ltd 電動工具

Also Published As

Publication number Publication date
US20170334054A1 (en) 2017-11-23
DE102017110739A1 (de) 2017-11-23
US10532454B2 (en) 2020-01-14
CN107398868A (zh) 2017-11-28
CN107398868B (zh) 2021-10-22
JP2017205834A (ja) 2017-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3036071B1 (en) Electric power tool
US8324845B2 (en) Rechargeable power tool, control unit and recording medium
JP6764255B2 (ja) 電動作業機
JP6814032B2 (ja) 電動作業機
US7893586B2 (en) DC motor with dual commutator bar set and selectable series and parallel connected coils
EP3235600B1 (en) Electric power tool
US10243488B2 (en) Electric working machine and method for controlling electric working machine
JP7075179B2 (ja) モータ駆動システム
EP3517251B1 (en) Power device, electric power tool and system
JP2014136297A (ja) 電動工具
US20180092298A1 (en) Working machine and method of braking driving device of working machine
WO2018100942A1 (ja) 電動工具
CN107306107B (zh) 电动作业机
JP4563259B2 (ja) 電動工具
JP2011005588A (ja) 電動工具
JP6308356B2 (ja) コードレス電動工具
WO2023243361A1 (ja) 作業機
US20230106949A1 (en) Technique for controlling motor in electric power tool
JP7332039B2 (ja) 作業機
WO2022209050A1 (ja) 電気機器
JP2020093369A (ja) 電動作業機
JP2020093368A (ja) 電動作業機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200304

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200901

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200911

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6764255

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250