JP2009160170A - 運動補助装置 - Google Patents

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尚久 小澤
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Abstract

【課題】足の下面の一部に体重を集中させて残りの部分に体重が掛からないようにすることで、特定の筋肉を鍛えることができる運動補助装置を提供する。
【解決手段】使用者Mの足を載せる足置板21を備えた運動補助装置であって、足置板21の足載置部の一部を欠落可能に形成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、使用者の脚部の筋肉を他動運動により伸縮させる運動補助装置に関するものである。
従来から、使用者が自発的に筋力を発揮することなく使用者の身体に外力を与えて筋群を伸縮させることにより、運動効果を得られるようにした他動運動による運動補助装置が種々提案されている。この種の運動補助装置には、関節の屈伸によって当該関節に関連した筋群の伸縮を促すものが知られている(例えば特許文献1参照)。この運動補助装置は、使用者の膝の屈伸をほとんど伴わずに大腿部の筋収縮を行わせるものである。膝痛を持つ使用者でも大腿部の筋群の強化が可能になり、しかも、大腿部の筋群は体積が大きいので、筋収縮に伴う糖代謝が効率的に亢進され、糖尿病などの生活習慣病の改善に寄与することが期待される。
しかし、この構成では、使用者は足の下面全体に体重を掛けて他動運動による運動を行うので、鍛えられる筋肉の部位が特定されてしまい、より広範囲な部位の筋肉へ刺激を行うことができないという問題がある。
特開2007−37850号公報
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、足の下面の一部に体重を集中させて残りの部分に体重が掛からないようにすることで、特定の筋肉を鍛えることができる運動補助装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために請求項1に係る発明にあっては、使用者Mの足を載せる足置板21を備えた運動補助装置であって、足置板21の足載置部の一部を欠落可能に形成して成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、使用者Mが足置板21の足載置部に足を載せた際に、足を載せた部分の一部を欠落させて残りの部分に体重を掛けると、この部分で全体重を支えなければならず、特定の筋肉が鍛えられるようになる。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、足置板21を複数の部材で構成すると共に、そのうちの少なくとも一つの部材を他の部材に対して折曲させて欠落させることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、簡単な構成で足置板21の足載置部の一部を欠落可能とすることができる。
また、請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明において、足置板21を前後に別々の部材を並設して構成すると共に、そのうちの少なくとも一つの部材を他の部材に対して折曲させて欠落させることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、足置板21の前側部材21Fを下方に折曲させて使用者Mの足の後側で体重を支えた際の特定の筋肉、又は、足置板の後側部材21Bを下方に折曲させて使用者Mの足の前側で体重を支えた際の特定の筋肉を鍛えることが可能となる。
また、請求項4に係る発明は、請求項3に係る発明において、足置板21の前側部材21Fを後側部材21Bに対して下方に折曲させることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、前脛骨筋と足指部の筋肉を中心として鍛えることが可能となる。
また、請求項5に係る発明は、請求項3に係る発明において、足置板21の前側部材21Fを後側部材21Bに対して下方に折曲させることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、爪先部、足裏部とふくらはぎの筋肉を中心に鍛えることが可能となる。
また、請求項6に係る発明は、請求項2に係る発明において、足置板21を左右に別々の部材を並設して構成すると共に、そのうちの少なくとも一つの部材を他の部材に対して折曲させて欠落させることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、足置板21の外側部材を下方に折曲させて使用者の足の内側で体重を支えた際の特定の筋肉、又は、足置板21の内側部材を下方に折曲させて使用者の足の外側で体重を支えた際の特定の筋肉を鍛えることが可能となる。
また、請求項7に係る発明は、請求項6に係る発明において、足置板21の左右の内側部材を外側部材に対して下方に折曲させることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、足置板21の内側部材を下方に折曲させて使用者の足の外側の筋肉が鍛えられて、X脚を矯正することができる。
また、請求項8に係る発明は、請求項6に係る発明において、足置板21の左右の外側部材を内側部材に対して下方に折曲させることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、足置板21の外側部材を下方に折曲させて使用者の足の内側の筋肉が鍛えられて、O脚を矯正することができる。
また、請求項9に係る発明は、請求項1乃至8に係る発明において、使用者Mが立位にて足を載置することを特徴とするものである。
このような構成とすることで、使用者が全体重を足に掛けることができて、高負荷で高効率な鍛錬を行うことが可能となる。
本発明にあっては、使用者が足置板の足載置部に足を載せた際に、足を載せた部分の一部を欠落させて残りの部分に体重を掛けることで、この部分で全体重を支えなければならず、特定の筋肉が鍛えられるようになるものである。
本発明の一実施形態について図1乃至図9に基づいて説明する。本実施形態は、図3に示すように、床などの定位置に置かれる基台10を有し、基台10の上には、立位の使用者Mが必要に応じて手で把持するハンドルHDを上端部に備えたハンドルポストHPが設けられ、また基台10には、上面を足置き面として使用者Mの左右の足をそれぞれ載せる足支持台2(左足支持台2a、右足支持台2b)と、前記各足支持台2の移動経路をそれぞれ拘束する案内部4と、足支持台2を駆動する駆動装置3とを備えている。なお、ハンドルHD及びハンドルポストHPは無くても構わないものである。
図4および図5に示すように、基台10は、ベース板1a及び上板1bからなるハウジング1にて外殻が構成される。ベース板1aは直方体状のものを図示しているが、ベース板1aの外周形状にはとくに制限はない。以下では、説明を簡単にするために、ベース板1aを床上に載置した状態でベース板1aの上面が床面と平行になるものとする。したがって、図4および図5における上下が使用時の上下になる。
ベース板1aの上方には上板1bが配設され、ベース板1aと上板1bとを結合することによりハウジング1が形成される。ベース板1aの上には、使用者Mの左右の足をそれぞれ載せる左足支持台2aおよび右足支持台2bと、左足支持台2aおよび右足支持台2bの位置をそれぞれ移動させる駆動装置3とが配置される。以下の説明では、図4および図5において矢印Xの向きを前方とする。
上板1bには左足支持台2aおよび右足支持台2bをそれぞれ露出させる2個の開口窓11a,11bが厚み方向に貫設される。各開口窓11a,11bは、それぞれ矩形状に開口する。ただし、各開口窓11a,11bは、長手方向に沿った中心線がハウジング1の前後方向に対して傾斜し、両中心線間の距離がハウジング1の前端側で後端側よりも大きくなるように形成してある。
各開口窓11a,11bの幅方向の両側部には、図6に示すように、スライド溝12が開口窓11a,11bの内側に臨む形で開口する。スライド溝12には、足置カバー22に形成したフランジ部22bがスライド可能に挿入される。足置カバー22は、使用者Mが足を載せるための足置板21とともに左足支持台2aおよび右足支持台2bを構成するものであって、矩形筒状に形成された本体部22aを有しており、フランジ部22bは本体部22aの一方の開口面(上面)に沿って本体部22aの全周に亘って延設されている。足置カバー22の本体部22aの内側には下部において取付板22cが一体に形成される。
本体部22aは長手方向の寸法および幅方向の寸法が開口窓11a,11bよりも小さく、フランジ部22bは長手方向の寸法および幅方向の寸法が開口窓11a,11bよりも大きく形成されている。さらに、スライド溝12の底間の距離はフランジ部22bの先端縁間の距離よりも大きく形成される。したがって、足置カバー22は、幅方向においてはスライド溝12の範囲内において移動可能になり、また長手方向においても移動可能になる。
足置板21は、足置カバー22における本体部22aの内周縁よりもやや小さい矩形板状に形成されており、使用者Mの足全体を載せることができる寸法に形成されるもので、後述するが、前側部材21Fと後側部材21Bとを丁番21Cで連結して構成される。また、足置板21の上面には摩擦係数を大きくする材料ないし形状が採用される。足置板21の下面周部にはそれぞれコ字状に折曲されたカバー体21a,21bが一体に設けられる。
足置カバー22に設けた取付板22cの上面には上方に開放された断面コ字状の軸受板23が固定される。軸受板23の両脚片23aを通る軸部24が丁番21Cの両端部にそれぞれ突設される。したがって、軸部24は足置板21の幅方向に沿って配置され、足置板21は、足置カバー22に対して長手方向の前後が上下するように軸部24の周りに回動可能になる。上述したカバー体21a,21bは、足置板21が足置カバー22に対して回動する際に、足置板21の下面と足置カバー22との間に隙間が生じるのを防止するために設けられている。
足置カバー22に設けた取付板22cの下面には下面に開放された断面コ字状の台車41が取り付けられる。台車41の両脚片41aの外側面には各2個ずつの車輪42が取り付けられる。ベース板1aの上面には左足支持台2aと右足支持台2bとに対してそれぞれ2本ずつのレール43が固定されており、レール43の上面に設けたレール溝43aの中で車輪42が転動するように、レール43上に台車41が載置される。また、レール43の上面には車輪42がレール溝43aから脱落するのを防止するために、脱輪防止板44が固定される(図7参照)。
ところで、レール43の長手方向はハウジング1に設けた開口窓11a,11bの長手方向とは異なる方向としてある。上述したように開口窓11a,11bは長手方向の中心線がハウジング1の前端側で後端側よりも大きくなるように傾斜しており、レール43の長手方向もハウジング1の前後方向に対して同様に傾斜している。
ただし、レール43ではハウジング1の前後方向に対する角度が開口窓11a,11bよりもさらに大きくなっている。たとえば、ハウジング1の前後方向に対する角度が、開口窓11a,11bの長手方向で30度とすれば、レール43の長手方向は45度などに設定される。すなわち、左足支持台2aおよび右足支持台2bに足を載せ、開口窓11a,11bの長手方向に足の中心線を一致させた状態において、レール43に沿って左足支持台2aおよび右足支持台2bを移動させることにより足の位置を変化させても膝関節に剪断力が作用しない方向に、レール43の長手方向が設定される。なお、本実施形態では、望ましい動作として、左足支持台2aおよび右足支持台2bが前後方向と左右方向とを複合した移動経路で移動する例を示しているが、レール43を配置する方向により左足支持台2aおよび右足支持台2bを前後方向や左右方向に移動させることも可能である。
上述の構成によって、左足支持台2aおよび右足支持台2bはレール43の長手方向に沿って往復移動することが可能になり、レール43の長手方向は開口窓11a,11bの長手方向の中心線に対して傾斜しているから、足置板21および足置カバー22は開口窓11a,11bの中で長手方向に対して交差した方向に移動することになる。すなわち、上述した台車41と車輪42とレール43と脱輪防止板44とは、左足支持台2aおよび右足支持台2bの移動経路を拘束する案内部4として機能する。
左足支持台2aおよび右足支持台2bを移動させる駆動装置3は、図8に示すように、駆動力を発生させる駆動源31と、駆動力を左足支持台2aおよび右足支持台2bにそれぞれ伝達するように2系統に分離する系統分離部32と、駆動力を用いて台車41をレール43に沿って往復移動させる往復駆動部33とを有する。本実施形態では、図8(a)のように系統分離部32により駆動力を分離し、分離された駆動力を往復駆動部33に伝達する構成を採用しているが、図8(b)のように往復駆動部33により得られる往復駆動の駆動力を系統分離部32で2系統に分離することも可能である。
駆動装置3について、さらに具体的に説明する。駆動源31には回転モータ(以下、単にモータと略称し、符号31を用いる)を採用しており、モータ31の出力軸31aには系統分離部32が連結される。
系統分離部32は、モータ31の出力軸31aに連結されたウォーム(第1歯車)32aと、ウォーム32aに噛合する一対のウォームホイール(第2歯車)32bとを備える。ウォーム32aおよび2個のウォームホイール32bはベース板1aに固定されるギアボックス34に収納される。ギアボックス34は、上面に開口を有するギアケース34aと、ギアケース34aの開口面に覆着される蓋板34bとにより形成される。ギアケース34aと蓋板34bとの間にはウォーム32aの長手方向の両端部を支承する一対の軸受32cが取り付けられる。
ウォームホイール32bには、ギアケース34aと蓋板34bとに保持される回転軸35が挿通され、ウォームホイール32bの回転に伴って回転軸35が回転するように、ウォームホイール32bと回転軸35とを結合してある。回転軸35の上端部には断面が非円形状(図示例では矩形状)に形成された結合部35aが形成される。
モータ31は、ギアケース34aに設けた口受部34cとベース板1aに固定した口受板13aとに載置され、ギアケース34aに覆着される蓋板34bと口受板13aに結合される押さえ板13bとによりベース板1aに固定される。
図9に示すように、往復駆動部33は、回転軸35の結合部35aに一端部が結合されるクランク板36と、クランク板36にクランク軸37を介して結合されたクランクロッド38とを備える。クランク軸37の一端部はクランク板36に固定され、他端部はクランクロッド38の一端部に保持された軸受38aに保持される。つまり、クランクロッド38の一端部はクランク板36に対して回動自在に結合される。クランクロッド38の他端部は台車41に対して軸体38bを用いて結合され、クランクロッド38の他端部は台車41に対して回動自在に結合される。
上述の構成から明らかなように、クランクロッド38は、ウォームホイール32bの回転力を台車41の往復移動に変換する変換機構として機能する。クランクロッド38はウォームホイール32bごとに設けられ、台車41は左足支持台2aと右足支持台2bとにおいて個別に設けられているから、クランクロッド38は、ウォームホイール32bの回転力をそれぞれ左足支持台2aと右足支持台2bとの往復移動に変換する変換機構として機能する。
台車41は上述したように車輪42とレール43とにより移動経路が拘束されているから、ウォームホイール32bの回転に伴って台車41がレール43の長手方向に沿って往復移動する。つまり、モータ31の回転がウォーム32aおよびウォームホイール32bを介してクランク板36に伝達され、さらに、クランク板36に結合されたクランクロッド38により台車41がレール43に沿った直線上で往復移動を行うのである。その結果、台車41に結合されている足置カバー22がレール43に沿って往復移動する。つまり、左足支持台2aと右足支持台2bとがレール43の長手方向において往復移動する。
本実施形態では、ウォーム32aと2個のウォームホイール32bとにより駆動力を2系統に分離し、各系統ごとに左足支持台2aと右足支持台2bとの駆動力として用いるから、駆動装置3により左足支持台2aと右足支持台2bとが関連付けて駆動される。ここで、各ウォームホイール32bがウォーム32aに噛合する位置を180度異ならせてあり、したがって左足支持台2aが移動範囲の後端に位置するときには、右足支持台2bは移動範囲の前端に位置する。左足支持台2aの移動範囲における後端は左足支持台2aの移動範囲の右端であって、右足支持台2bの移動範囲における前端は右足支持台2bの移動範囲の右端であるから、左右方向においては、左足支持台2aおよび右足支持台2bは同じ向きに移動することになる。
なお、上述の構成から明らかなように、ウォーム32aとウォームホイール32bとを噛み合わせる位置に応じて、左足支持台2aと右足支持台2bとの移動における位相差を適宜に付与することが可能である。本実施形態のように180度の位相差を付与すれば、使用者Mの前後方向の重心移動が少なくなるからバランス機能が低下している使用者Mでも使用できる。あるいは、位相差を持たないようにすれば、使用者Mの前後方向の重心移動が生じるから、単に脚部の筋群の運動になるだけではなく、バランス機能を保つための腰背部などの筋群の運動にも役立つ。
上述した構成から明らかなように、駆動装置3の運転を開始すると、左足支持台2aおよび右足支持台2bはそれぞれ前後方向に位置を変化させるとともに、前後方向の位置変化に伴って左右方向の位置も変化させる。ここで、左足支持台2aおよび右足支持台2bはレール43に沿った一直線上を往復移動し、左足支持台2aおよび右足支持台2bは足の前後方向とは異なる方向に移動する。たとえば、ハウジング1の前後方向に対して45度をなす方向に移動する。この移動距離は、たとえば20mmなどに設定する。
ところで、左足支持台2aおよび右足支持台2bに設けた足置板21は足置カバー22に対して軸部24の周りで回動可能であるから、足置板21の前端部と後端部との高さ位置を変化させたりすることが可能になっている。つまり、足置板21の上に置いた足の爪先と踵との高さ位置を変化させることにより、足関節の底屈と背屈とが可能になっている。
ここで、軸部24の周りでの足置板21の回動をレール43に沿った往復移動に連動させるために、ベース板1aには、図1に示すように、足置板21の移動経路に沿って少なくとも一部に案内部4としてのガイドレール部17が形成される。
図1に示すように、左足支持台2a及び右足支持台2bは、基台10に設けられたガイドレール部17により、左足支持台2aと右足支持台2bのそれぞれの移動経路が拘束される。ガイドレール部17は、前記左足支持台2aと右足支持台2bとをそれぞれ略前後方向に移動自在とすると共に、足支持台2の移動経路に沿った移動に伴って、足支持台2の一部を欠落させる。
基台10は、左足支持台2a及び右足支持台2bが配設されて移動経路となる部分の内部を空洞15とし、空洞15の上壁に略前後方向を長手方向とする溝16を貫通形成している。また本実施形態では、左足支持台2aの移動経路を前方へ行く程左外方に位置するような傾斜とすると共に、右足支持台2bの移動経路を前方へ行く程右外方に位置するような傾斜として、平面視略ハ字状となるようにし、この移動経路に沿って溝16を形成してある。以下、平面視において傾斜した移動経路の長手方向を便宜上、前後方向というものとする。
左足支持台2aと右足支持台2bの足置板21は、それぞれ前側部材21Fと後側部材21Bとからなる。前側部材21Fの前後長さは後側部材21Bの前後長さの略2倍程あり、前側部材21Fの後端部と後側部材21Bの前端部とを丁番21Cにて連結して、足支持台2の前後長さの後ろから略1/3程の所に位置する丁番21Cにて折れ曲がるようになっている。前側部材21Fは足の爪先部の載置部となっており、後側部材21Bは足の中央部及び踵部の載置部となっている。前側部材21Fの下面の前半部の略中央部から前位置の垂下部25aを下方に突設すると共に、後半部の略中央部から中位置の垂下部25bを下方に突設し、後側部材21Bの略中央部から後位置の垂下部25cを下方に突設している。垂下部25(25a〜c)は、溝16を挿通して下端部が基台10の内部の空洞15内に位置すると共に、各垂下部25の下端部には、空洞15内において、溝16の幅よりも長い長さの横棒部26がその長手方向が溝16の幅方向となるように形成してある。また、基台10の移動経路に沿った空洞15の底面には、ガイドレール部17を設けるもので、前位置の垂下部25aの横棒部26を案内する前側のガイドレール部17aと、中位置の垂下部25bの横棒部26を案内する中央のガイドレール部17bと、後位置の垂下部25cの横棒部26を案内する後側のガイドレール部17cとがそれぞれ設けてある。
ガイドレール部17は、内部に横棒部26を収納して、横棒部26の前後の位置に応じてその上下の位置を所定位置に位置決めするもので、本実施形態では、略箱状をすると共に内部に横棒部26が前後方向に移動自在な移動空間18を有し、移動空間18の上壁面には該移動空間18の長手方向(移動方向)に沿って前後方向に溝19が貫通形成してある。前記溝19の幅は、横棒部26の長さよりも短く形成してあると共に、垂下部25の該溝19の幅方向の長さよりも若干長く形成してあり、垂下部25が溝19を挿通して移動空間18内に入り、その下端部の横棒部26は移動空間18内に位置して溝19からは抜けないようになっている。そして、前側のガイドレール部17aは、移動空間18が、前方へ行く程下方に位置するように前斜め下方に傾斜している。また、中央のガイドレール部は、移動空間18が、前方へ行く程上方に位置するように前斜め上方に傾斜している。また、後側のガイドレール部は、移動空間18が、前半部は略水平となっていると共に、後半部は後方へ行く程下方に位置するように後斜め下方に傾斜している。
これにより、左足支持台2a、右足支持台2bがそれぞれ移動経路の前後方向略中央部に位置する時(これを中央位置というものとする)には、図1に示すように前側部材21F及び後側部材21Bは略面一で略水平となる。
そして、図2に示すように、中央位置よりも前方(図で右方)に移動して、前側部材21Fが前斜め下方に傾斜すると共に後側部材21Bが後斜め下方に傾斜すると、底屈すると共に、足支持台2は前側部材21Fの方が後側部材21Bよりも長く、足は爪先部が前側部材21Fに載置されて踵部が後側部材21Bから離れ、足裏部とふくらはぎを中心として筋肉が鍛えられる。
また、中央位置から後方に移動すると、図示しないが、前側部材21Fが後斜め下方に傾斜すると共に後側部材21Bも後斜め下方に傾斜し、足置板21は略面一を保った状態となって背屈するが、足は全体が足置板21に載置される。
上記のように、本発明においては、足置板21の足載置部の一部を欠落可能に形成したことで、体重を足の下面の一部に集中させて、特定の筋肉が鍛えられるようになるものであり、足置板21を複数の部材で構成してそのうちの少なくとも一つの部材を他の部材に対して折曲させて欠落させることで、簡単な構成で足置板21の足載置部の一部を欠落可能とすることができるものである。
また、足置板21を前後に別々の部材を並設して構成してそのうちの少なくとも一つの部材を他の部材に対して折曲させて欠落させることで、足置板21の前側部材を下方に折曲させて使用者の足の後側で体重を支えた際の特定の筋肉、又は、足置板21の後側部材を下方に折曲させて使用者の足の前側で体重を支えた際の特定の筋肉を鍛えることが可能となる。例えば、足置板21の前側部材を後側部材に対して下方に折曲させることで、足裏部とふくらはぎの筋肉を中心に鍛えることが可能となる。
次に、他の実施形態について図10に基づいて説明する。なお、図1乃至図9に示す上実施形態と同じ部分については同符号を付して説明を省略し、主に異なる部分について説明する。
左足支持台2aと右足支持台2bの足置板21は、それぞれ前側部材21Fと後側部材21Bとからなるが、本実施形態では、前側部材21Fの前後長さは後側部材21Bの前後長さの略半分程であり、前側部材21Fの後端部と後側部材21Bの前端部とを丁番21Cにて連結して、足支持台2の前後長さの前から略1/3程の所に位置する丁番21Cにて折れ曲がるようになっている。前側部材21Fは足の爪先部及び中央部の載置部となっており、後側部材21Bは足の踵部の載置部となっている。前側部材21Fの下面の略中央部から前位置の垂下部25aを下方に突設すると共に、後側部材21Bの前半部から中位置の垂下部25bを下方に突設し、後側部材21Bの後半部から後位置の垂下部25cを下方に突設している。基台10の底面には、前位置の垂下部25aの横棒部26を案内する前側のガイドレール部17aと、中位置の垂下部25bの横棒部26を案内する中央のガイドレール部17bと、後位置の垂下部25cの横棒部26を案内する後側のガイドレール部17cとがそれぞれ設けてある。
前側のガイドレール部17aは、移動空間18が、後半部は前方へ行く程下方に位置するように前斜め下方に傾斜していると共に、前半部は前方へ行く程下方に位置するように前斜め下方に傾斜しているが、前半部の傾斜の方が後半部の傾斜よりも大きい。また、中央のガイドレール部は、移動空間18が、前方へ行く程下方に位置するように前斜め下方に傾斜している。また、後側のガイドレール部は、移動空間18が、前方へ行く程上方に位置するように前斜め上方に傾斜している。
これにより、左足支持台2a、右足支持台2bがそれぞれ移動経路の中央位置に位置する場合には、図10に示すように前側部材21F及び後側部材21Bは略面一で略水平となる。
そして、図11に示すように、中央位置よりも前方(図で右方)に移動して、前側部材21Fが前斜め下方に傾斜すると共に後側部材21Bが前斜め下方に傾斜するが、後側部材21Bの傾斜よりも前側部材21Fの傾斜の方が大きく、また足支持台2は前側部材21Fの方が後側部材21Bよりも短いため、足は踵部が後側部材21Bに載置されて爪先部が前側部材21Fから離れ、前脛骨筋と足指部の筋肉を中心として鍛えられる。
また、中央位置から後方に移動すると、図示しないが、前側部材21Fが後斜め下方に傾斜すると共に後側部材21Bも後斜め下方に傾斜し、足置板21は略面一を保った状態となって背屈するが、足は全体が足置板21に載置される。
これにより、足置板21の前側部材を前側部材に対して下方に折曲させることで、前脛骨筋と足指部の筋肉を中心として鍛えられる。
次に、更に他の実施形態について説明する。なお、図1乃至図9に示す上実施形態と同じ部分については同符号を付して説明を省略し、主に異なる部分について説明する。
本実施形態では、足置板21を左右に別々の部材を並設して構成すると共に、そのうちの少なくとも一つの部材を他の部材に対して折曲させて欠落させることで、足置板21の外側部材を下方に折曲させて使用者の足の内側で体重を支えた際の特定の筋肉、又は、足置板21の内側部材を下方に折曲させて使用者の足の外側で体重を支えた際の特定の筋肉を鍛えることが可能となる。
図12に示す実施形態では、足置板21の左右の内側部材を外側部材に対して下方に折曲させるようにしている。左足支持台2aと右足支持台2bの足置板21は、それぞれ右側部材21Rと左側部材21Lとからなり、右側部材21Rの左端部と左側部材21Lの右端部とを丁番21Cにて連結して、足支持台2の左右長さの略中央部に位置する丁番21Cにて折れ曲がるようになっている。そして、左足支持台2aについては、図12に示すように小指側の右側部材21Rを下方に折曲させるようにしてあり、右足支持台2bについては、図示しないが小指側の左側部材21Lを下方に折曲させるようにしてある。
これにより、足置板21の左右の内側部材を外側部材に対して下方に折曲させることで、外側の筋肉が鍛えられて、X脚を矯正することができる。
また図13に示す実施形態では、足置板21の左右の外側部材を内側部材に対して下方に折曲させるようにしている。左足支持台2aについては、図13に示すように親指側の左側部材21Lを下方に折曲させるようにしてあり、右足支持台2bについては、図示しないが親指側の右側部材21Rを下方に折曲させるようにしてある。
これにより、足置板21の左右の外側部材を内側部材に対して下方に折曲させることで、内側の筋肉が鍛えられて、O脚を矯正することができる。
本発明の一実施形態において足置板が中央位置にある場合を示し、(a)は縦側断面図であり、(b)は正面断面図である。 同上において足置板が中央位置から前方に移動した場合の縦側断面図である。 同上の全体概略側面図である。 同上のハウジングの平面透過図である。 同上の全体分解斜視図である。 同上のハウジングの後方から見た要部断面図である。 同上の案内部の要部断面図である。 (a)(b)はそれぞれ同上に用いる駆動装置の機能説明図である。 同上の足支持台の要部断面図である。 本発明の他の実施形態において足置板が中央位置にある場合を示し、(a)は縦側断面図であり、(b)は正面断面図である。 同上において足置板が中央位置から前方に移動した場合の縦側断面図である。 本発明の更に他の実施形態における足置板の正面図である。 本発明の更に他の実施形態における足置板の正面図である。
符号の説明
10 基台
17 ガイドレール部
17a 前側のガイドレール部
17b 中央のガイドレール部
17c 後側のガイドレール部
18 移動経路
21 足置板
21F 前側部材
21B 後側部材
21C 丁番
25 垂下部
25a 前位置の垂下部
25b 中位置の垂下部
25c 後位置の垂下部
26 横棒部
3 駆動装置
4 案内部
50 シート駆動部
60 昇降機構部
HD ハンドル
M 使用者

Claims (9)

  1. 使用者の足を載せる足置板を備えた運動補助装置であって、足置板の足載置部の一部を欠落可能に形成して成ることを特徴とする運動補助装置。
  2. 足置板を複数の部材で構成すると共に、そのうちの少なくとも一つの部材を他の部材に対して折曲させて欠落させて成ることを特徴とする請求項1記載の運動補助装置。
  3. 足置板を前後に別々の部材を並設して構成すると共に、そのうちの少なくとも一つの部材を他の部材に対して折曲させて欠落させて成ることを特徴とする請求項2記載の運動補助装置。
  4. 足置板の前側部材を後側部材に対して下方に折曲させて成ることを特徴とする請求項3記載の運動補助装置。
  5. 足置板の前側部材を後側部材に対して下方に折曲させて成ることを特徴とする請求項3記載の運動補助装置。
  6. 足置板を左右に別々の部材を並設して構成すると共に、そのうちの少なくとも一つの部材を他の部材に対して折曲させて欠落させて成ることを特徴とする請求項2記載の運動補助装置。
  7. 足置板の左右の内側部材を外側部材に対して下方に折曲させて成ることを特徴とする請求項6記載の運動補助装置。
  8. 足置板の左右の外側部材を内側部材に対して下方に折曲させて成ることを特徴とする請求項6記載の運動補助装置。
  9. 使用者が立位にて足を載置することを特徴とする請求項1乃至8記載の運動補助装置。
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