JP2009159298A - 映像信号処理装置および映像信号処理方法 - Google Patents

映像信号処理装置および映像信号処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】エッジ等速移動画像が含まれている映像信号でも、2−2プルダウン信号であるとの誤った判定がなされることなく、回路規模の増大を招かずに順次走査変換を行う。
【解決手段】映像信号処理装置は入力映像信号の隣接する二つのフィールドについて、空間的に同位置のブロックの動きを判定する動ブロック判定手段と、各フィールドのブロック内の垂直エッジを検出する垂直エッジ検出手段と、動ブロック判定手段の判定結果と垂直エッジ検出手段の検出結果とに基づき、垂直エッジを除いて画面内の動ブロック数を計数する動ブロック数計数手段と、動ブロック数計数手段の計数結果に基づき、各フィールド間の動きを判定する動フィールド判定手段と、動フィールド判定手段の判定結果に基づき、2−2プルダウンパターンを検出するプルダウンパターン検出手段と、入力映像信号が2−2プルダウン信号であるか否かを判定するプルダウン信号判定手段とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、映画等の2−2プルダウン方式で生成されたプルダウン信号を検出する映像信号処理装置および映像信号処理方法に関する。
従来、飛越し走査方式の映像信号を順次走査方式の映像信号に変換する場合において、動画部分での画質劣化を防止するため、映像信号における画像の動き検出し、その検出結果に基づき、補間信号を生成する順次走査変換装置が知られている。
従来の順次走査変換装置では、動きのある画像を処理する過程で画質が劣化するおそれがある。しかしながら、フレームまたはフィールドが一定パターンで生成されている映像信号の場合、画質を劣化させることなく順次走査方式の映像信号に変換できることが知られている。例えば、2−2プルダウン方式または2−3プルダウン方式によって生成された飛越し走査方式の映像信号には、同じフレームから生成されたフィールドが2つまたは3つ連続するという規則性がある。このような映像信号の場合、そのパターンがわかれば、同じフレームから生成された連続するフィールドを用いることができる。それにより、静止画であるか動画であるかに関わらずフィールド内挿によって順次走査信号に変換することができる。
ところが、従来の順次走査変換装置には、2−2プルダウン方式の映像信号(2−2プルダウン信号という)を検出することに関して次のような課題があった。
映像の中に水平方向に沿って急峻な(輝度差が大きい)エッジ(端部)を備えた画像が含まれ、しかもその画像が一定の速さで垂直方向に移動しているとする(以下このような画像を「エッジ等速移動画像」という)。例えば、長方形の画像が下から上に向かって、1フィールドあたり偶数画素ごとの一定の速さで移動しているような場合である。
このような映像信号では、フィールド間の差分が1フィールドごとに増減する。そのため、このような映像信号は差分をとると、2−2プルダウン信号と同じパターンになってしまう。したがって、映像信号にエッジ等速移動画像が含まれているときは2−2プルダウン信号であるとの誤った判定がなされやすいという課題があった。
そして、この課題を解決しようとした技術に関して、従来、例えば特許文献1に開示されている順次走査変換装置があった。
特開2004−297476号公報
特許文献1に開示されている順次走査変換装置では、動きベクトルを検出することにより、前述した課題を解決しようとしている。
しかし、この順次走査変換装置では、動きベクトル検出手段により、垂直方向に±2n(フレーム内走査線/フィールド、nは整数)の動きベクトルを検出することとしている。そのため、動きベクトルを高精度で検出するためには、エッジ等速移動画像に含まれる画像の動きを検出し続ける必要があり、nを増加させねばならなかった。そうすると、検出対象となる画像のデータを保存するラインメモリなどを増設しなければならなくなるため、回路規模の増大を招いてしまう。
そこで、本発明は上記課題を解決するためになされたもので、エッジ等速移動画像が含まれている映像信号でも、2−2プルダウン信号であるとの誤った判定がなされることがなく、しかも回路規模の増大を招かずに順次走査変換を行えるようにした映像信号処理装置および映像信号処理方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、入力映像信号を構成する各フィールドを複数ブロックに分割し、隣接する二つのフィールドについて、複数ブロックのうちの空間的に同位置のブロックの動きを判定する動ブロック判定手段と、各フィールドのブロック内の垂直エッジを検出する垂直エッジ検出手段と、動ブロック判定手段の判定結果と垂直エッジ検出手段の検出結果とに基づき、垂直エッジを除いて画面内の動ブロック数を計数する動ブロック数計数手段と、動ブロック数計数手段の計数結果に基づき、各フィールド間の動きを判定する動フィールド判定手段と、動フィールド判定手段の判定結果に基づき、2−2プルダウンパターンを検出するプルダウンパターン検出手段と、プルダウンパターン検出手段の検出結果に応じて、入力映像信号が2−2プルダウン信号であるか否かを判定するプルダウン信号判定手段とを有する映像信号処理装置を特徴とする。
また、本発明は、入力映像信号を構成する各フィールドを複数ブロックに分割し、隣接する二つのフィールドについて、複数ブロックのうちの空間的に同位置のブロックの動きを判定する動ブロック判定手段と、各フィールドのブロック内の垂直エッジを検出する垂直エッジ検出手段と、動ブロック判定手段の判定結果と垂直エッジ検出手段の検出結果とに基づき、垂直エッジを除いて画面内の動ブロック数を計数する第1の動ブロック数計数手段と、動ブロック判定手段の判定結果に基づき、画面内すべての動ブロック数を計数する第2の動ブロック数計数手段と、第1の動ブロック数計数手段の計数結果に基づき、各フィールド間の動きを判定する第1の動フィールド判定手段と、第2の動ブロック数計数手段の計数結果に基づき、各フィールド間の動きを判定する第2の動フィールド判定手段と、第1のフィールド判定手段の判定結果に基づき、2−2プルダウンパターンを検出する第1のプルダウンパターン検出手段と、第2のフィールド判定手段の判定結果に基づき、2−2プルダウンパターンを検出する第2のプルダウンパターン検出手段と、第1のプルダウンパターン検出手段の検出結果と、第2のプルダウンパターン検出手段の検出結果とに基づき、入力映像信号が2−2プルダウン信号であるか否かを判定するプルダウン信号判定手段とを有する映像信号処理装置を提供する。
また、本発明は、入力映像信号を構成する各フィールドを複数ブロックに分割し、隣接する二つのフィールドについて、複数ブロックのうちの空間的に同位置のブロックの動きを判定する動ブロック判定を行い、各フィールドのブロック内の垂直エッジを検出する垂直エッジ検出を行い、動ブロック判定の判定結果と垂直エッジ検出の検出結果とに基づき、垂直エッジを除いて画面内の動ブロック数を計数し、動ブロック数の計数結果に基づき、各フィールド間の動きを判定する動フィールド判定を行い、動フィールド判定の判定結果に基づき、2−2プルダウンパターンを検出するプルダウンパターン検出を行い、プルダウンパターン検出の検出結果に応じて、入力映像信号が2−2プルダウン信号であるか否かを判定する映像信号処理方法を提供する。
以上詳述したように、本発明によれば、エッジ等速移動画像が含まれている映像信号でも、2−2プルダウン信号であるとの誤った判定がなされることがなく、しかも回路規模の増大を招かずに順次走査変換を行えるようにした映像信号処理装置および映像信号処理方法が得られる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、同一要素には同一符号を用い、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の実施の形態に係る映像信号処理装置4を備えたテレビジョン受信装置1の構成を示すブロック図である。テレビジョン受信装置1では、アンテナ2が受信した放送信号が受信回路3に入力され、受信回路3が所望のチャンネルの放送信号を選局し、選局した飛び越し走査方式の映像信号を映像信号処理装置4に出力する。
そして、映像信号処理装置4では、順次走査変換回路6により、飛び越し走査方式の映像信号が順次走査方式の映像信号(後述する順次走査変換信号)Pに変換される。また、液晶駆動回路7が表示制御手段としての動作を行い、順次走査変換信号Pを液晶表示パネル5での映像表示が可能な映像信号に変換して出力し、液晶表示パネル5に映像を表示させる。さらに、液晶表示パネル5は映像信号処理装置4から出力される映像信号を用いて映像を表示する。
順次走査変換回路6は図2に示すような構成を有している。順次走査変換回路6では、飛び越し走査方式の入力映像信号である現フィールド信号S1が第1のフィールド遅延回路11に供給され、1フィールド後に1フィールド遅延信号S2として読み出される。
第1のフィールド遅延回路11は、例えば1フィールド分のメモリ領域を2つ有しており、入力される1フィールド分の映像信号が2つのメモリ領域に交互に記憶される。また、記憶された映像信号の読み出しも、2つのメモリ領域に対して交互に行なわれる。
そのため、記憶された現フィールド信号S1が第1のフィールド遅延回路11から1フィールド遅延信号S2として読み出されているとき、同時に次の現フィールド信号S1が第1のフィールド遅延回路11に記憶される。
そして、1フィールド遅延回路11から読み出された1フィールド遅延信号S2は、第2のフィールド遅延回路12に供給され、1フィールド後に2フィールド遅延信号S3として読み出される。第2のフィールド遅延回路12の構成及び動作は、第1のフィールド遅延回路11と同様である。
動画系補間信号生成回路13は、現フィールド信号S1、1フィールド遅延信号S2および2フィールド遅延信号S3から、動きベクトルを適用した動き補償処理を行い、1フィールド遅延信号S2に補間される動画系補間信号を生成する。
静画系補間信号生成回路14は、現フィールド信号S1および2フィールド遅延信号S3を入力し、そのそれぞれの同じ位置の走査線を用いて静画系補間信号を生成する。
さらに、動き検出回路15は、現フィールド信号S1および2フィールド遅延信号S3の差分値を求め、その求めた差分値に基づきフレーム間の動きを検出し、検出結果を示す動き検出信号を混合回路16に出力する。
混合回路16は、動画系補間信号生成回路13から出力される動画系補間信号と、静画系補間信号生成回路14から出力される静画系補間信号とを動き検出信号に応じた混合比率で混合することにより、動き適応補間信号を生成する。
2−2プルダウン信号検出回路17は現フィールド信号S1が2−2プルダウン信号であるか否かを判定し、判定結果を示す判定信号K(詳しくは後述する)を出力する。また、2−2プルダウン信号検出回路17は現フィールド信号S1、1フィールド遅延信号S2および2フィールド遅延信号S3に基づき、ペアフィールド選択信号を生成する。
ペアフィールド選択信号は、第1のセレクタ18に供給される。第1のセレクタ18は、入力されたペアフィールド選択信号に基づいて、1フィールド遅延信号S2とペアになるフィールドとして、現フィールド信号S1と2フィールド遅延信号S3とのいずれか一方を選択し、この選択した信号をペアフィールド信号として第2のセレクタ19に出力する。
第2のセレクタ19は、2−2プルダウン信号検出回路17から出力される判定信号Kが2−2プルダウン信号であることを示すときはペアフィールド信号を選択し、そうでないときは混合回路16から供給される動き適応補間信号を選択する。第2のセレクタ19は、選択した信号を補間信号として整列回路20に出力する。
整列回路20は第2のセレクタ19から出力される補間信号と、直接信号である1フィールド遅延信号S2とを順次走査順に整列(合成)して順次走査変換信号Pを生成する。
次に、2−2プルダウン信号検出回路17は図3に示す構成を有している。2−2プルダウン信号検出回路17は、フィールド遅延回路31と、垂直LPF32、33と、動ブロック判定回路34と、ブロック内垂直エッジ検出回路35、36とを有している。また、2−2プルダウン信号検出回路17は動ブロック数計数回路37、38と、動フィールド判定回路39、40と、2−2プルダウンパターン検出回路41,42と、2−2プルダウン信号判定回路43とを有している。
2−2プルダウン信号検出回路17では、現フィールド信号S1がブロック内垂直エッジ検出回路35に入力される。現フィールド信号S1は垂直LPF32に入力された後、動ブロック判定回路34に入力される。また、現フィールド信号S1はフィールド遅延回路31により1フィールド遅延されて1フィールド遅延信号S2となり、その1フィールド遅延信号S2がブロック内垂直エッジ検出回路36に入力される。また、1フィールド遅延信号S2は垂直LPF33に入力されたのち動ブロック判定回路34に入力される。
動ブロック判定回路34は、フィールド間差分絶対値算出回路51と、差分絶対値積分器52と、差分積分値比較器53とを有している。差分絶対値算出回路51は、現フィールド信号S1と1フィールド遅延信号S2とを用い、隣接する二つのフィールドをそれぞれ複数ブロックに分割する。また、差分絶対値算出回路51は、隣接する二つのフィールドの複数ブロックのうち、空間的に同じ位置に配置されるブロックを対象に、画素の差分絶対値を算出する。差分絶対値積分器52は、算出された差分絶対値をブロックごとに積分する。差分積分値比較器53は積分された差分絶対値を動きのある映像のブロック(動ブロック)か否かを判定するための判定閾値bvと比較して各ブロックが動ブロックか否かを判定する。動ブロック判定回路34は動ブロックと判定したときに動ブロック信号d1を出力する。動ブロック信号d1は動ブロック数計数回路37、38に出力される。
ブロック内垂直エッジ検出回路35、36は詳しくは後述するが、それぞれ現フィールド信号S1、1フィールド遅延信号S2を入力し、そのそれぞれの各フィールドのブロック内の垂直エッジ(垂直エッジについては後述する)を検出する。ブロック内垂直エッジ検出回路35、36は、垂直エッジを検出すると、それぞれエッジ検出信号d2、d3を動ブロック数計数回路37に出力する。
動ブロック数計数回路37は、第1の動ブロック数計数手段であって、動ブロック判定回路34から出力される動ブロック信号d1と、ブロック内垂直エッジ検出回路35、36から出力されるエッジ検出信号d2、d3とに基づき、垂直エッジを除いて画面内の動ブロック数を計数する。動ブロック数計数回路37は、動ブロック数カウンタ制御回路54と、スイッチ55と、動ブロック数画面内カウンタ56とを有している。
動ブロック数カウンタ制御回路54は、ブロック内垂直エッジ検出回路35、36のいずれか一方によって垂直エッジが検出され、エッジ検出信号d2、d3のいずれか一方が出力されたときにスイッチ55に停止信号stを出力する。スイッチ55は動ブロック信号d1を動ブロック数画面内カウンタ56に供給するが、停止信号stが出力されたときは動ブロック信号d1の供給を停止する。動ブロック数画面内カウンタ56は動ブロック信号d1を足し上げて画面内の動ブロック数を計数し、計数結果を示す動ブロック数データbd1を動フィールド判定回路39に出力する。このようにすることで、動ブロック数画面内カウンタ56は垂直エッジが検出されないときにだけ、動ブロック数を計数するようになっている。
動ブロック数計数回路38は、第2の動ブロック数計数手段であって、動ブロック数画面内カウンタ57を有している。動ブロック数画面内カウンタ57は、動ブロック信号d1を足し上げて画面内の動ブロック数を計数し、計数結果を示す動ブロック数データbd2を動フィールド判定回路40に出力する。動ブロック数計数回路38は、動ブロック数計数回路37のような動ブロック数カウンタ制御回路やスイッチを有さないので、画面内の全ブロック数を計数する。
動フィールド判定回路39は、第1の動フィールド判定手段であって、動ブロック数比較器58を有している。動ブロック数比較器58は、動ブロック数データbd1を閾値e1と比較し、その比較結果にしたがい動フィールドか否かを判定する。動フィールド判定回路39は判定結果を示す判定結果データC1を2−2プルダウンパターン検出回路41に出力する。
動フィールド判定回路40は、第2の動フィールド判定手段であって、動ブロック数比較器59を有している。動ブロック数比較器59は、動ブロック数データbd2を閾値e2と比較し、その比較結果にしたがい動フィールドか否かを判定する。動フィールド判定回路40は判定結果を示す判定結果データC2を2−2プルダウンパターン検出回路42に出力する。
動フィールド判定回路39、40は、動フィールドと判定したときは“動”、そうでなければ“静”を示す判定結果データC1、C2をそれぞれ出力する。
2−2プルダウンパターン検出回路41,42はそれぞれ動フィールド判定回路39,40から出力される判定結果データC1、C2を用いて2−2プルダウンパターンの検出を行い、その検出結果を示す検出信号K1、K2を2−2プルダウン信号判定回路43に出力する。この場合、2−2プルダウンパターン検出回路41,42は判定結果データC1、C2がそれぞれ、フィールドごとに“動”、“静”、“動”、“静”・・・の繰り返しパターンになっていることを検出したときにプルダウン検出、そうでないときは非プルダウン検出として検出信号K1、K2を出力する(プルダウン検出、非プルダウン検出については後述する)。
2−2プルダウン信号判定回路43は検出信号K1、K2に基づき、入力映像信号が2−2プルダウン信号であるか否かを判定する(この判定をプルダウン判定といい、詳しくは後述する)。2−2プルダウン信号判定回路43はプルダウン判定の判定結果を示す判定信号Kを出力する。
次に、以上の構成を有する2−2プルダウン信号検出回路17の動作内容について説明する。
ここで、飛び越し操作方式の入力映像信号に垂直エッジが含まれ、その垂直エッジが垂直方向に一定の速度で動いていたとする。垂直エッジとは、水平方向に沿ったある程度の幅で描かれる急峻な端部を意味している。例えば、図4に示すような箱状の物体を示す矩形領域BRが垂直方向(図4の矢印方向F)に一定の速度(偶数画素/フィールド)で移動するような場合である。矩形領域BRは背景とのコントラストが明確であり、ある程度の幅を有するため水平方向の垂直エッジB1、B2を有している。
このような矩形領域BRが垂直方向に定速で移動すると、インターレース構造に起因して、フィールド間の映像信号の差分が1フィールド毎に増減する。そのため、矩形領域BRを含む映像信号は、2−2プルダウン信号であるとの誤った判定がなされやすいという課題がある。
ここで、図5は、図4の矩形領域BRがフィールドf1からフィールドf6にかけて2画素/フィールドの速さで上方向に垂直移動する場合を示している。丸印は画素を示している。ここで、背景の信号レベルを0.0、矩形領域BRの信号レベルを1.0とする。また、フィールド間の映像信号の差分を取るため、矢印Fで示した垂直位置に各フィールドの画素重心が位置するように垂直LPFを各フィールドの画素に対してかけることとする。図5では、フィールドf1、f3、f5の画素に対しては、(Z−1+2+Z+1)/4の垂直LPFを、フィールドf2、f4、f6の画素に対しては、(1+Z+1)/2の垂直LPFをかけている。
例えば、2−2プルダウンパターンを次のようにして検出する技術がある。すなわち、まず、画面を複数のブロックに分割し、ブロック毎にフィールド間の信号レベルの差分値を積分する。次に、積分した差分値(差分積分値)が大きいブロックの数を画面全体でカウントし、そのカウント値の大小によって2つのフィールド間の類似性を判定する。その判定結果にしたがい2−2プルダウンパターンを検出する。
図5は、このようにして2−2プルダウンパターンを検出する場合を示している。図5では、ブロックの高さを4画素とした場合、上側のブロックA1と、下側のブロックB1でのフィールド間の差分積分値がどのような値を示すかを示している。簡略化のため、垂直方向に1列に並んだ4画素だけの差分積分値を用いて説明すると、フィールドf1−f2間の差分積分値は、ブロックA1が0.0、ブロックB1が0.5なので合計0.5となる。同様に、フィールドf2−f3間では、差分積分値の合計が1.5、フィールドf3−f4では0.5、フィールドf4−f5では1.5、フィールドf5−f6では0.5となる。したがって、フィールド間の差分積分値が1フィールド毎に大小繰り返しのパターンになっていることがわかる。このパターンは2−2プルダウン信号についての差分積分値をとった場合と同じになる。そのため、図4に示した矩形領域BRによるエッジ等速移動画像を含む映像信号は2−2プルダウン信号である、との誤った判定がなされることがある。
しかしながら、2−2プルダウン信号検出回路17では、このようなエッジ等速移動画像を含む映像信号でも、2−2プルダウン信号である、との誤った判定がなされないようになっている。
前述のとおり、2−2プルダウン信号検出回路17は動ブロック数計数回路37とともに、動ブロック数計数回路38を有している。また、それぞれの計数結果に基づき、動フィールド判定回路39、動フィールド判定回路40で動フィールド判定を行い、それぞれの判定結果にしたがい、2−2プルダウンパターン検出回路41、2−2プルダウンパターン検出回路42がプルダウンパターンの検出を行っている。
動ブロック数計数回路38、動フィールド判定回路40および2−2プルダウンパターン検出回路42では、画面内のすべての動ブロック数に基づく動作を行う。これに対し、動ブロック数計数回路37、動フィールド判定回路39および2−2プルダウンパターン検出回路41では、画面内のすべての動ブロック数から垂直エッジを除外した動ブロック数に基づく動作を行う。
そのため、2−2プルダウン信号検出回路17では、垂直エッジの有無による動ブロック数の相違をプルダウンパターンの検出に反映させることができる。
ここで、図6は、判定テーブル70を示す図である。判定テーブル70は2−2プルダウン信号判定回路43が行うプルダウン判定の内容を示すもので、検出信号K1および検出信号K2のとり得る値で構成される4つの判定パターンと、各判定パターンに対応した判定信号Kとの関係を示している。
検出信号K1および検出信号K2は“Y”または“N”のいずれかの値を示すため、全部で4つのパターンが考えられる。“Y”は検出信号K1、K2においてはプルダウンパターンをある任意の期間検出できた場合(プルダウン検出という)、判定信号Kにおいてはプルダウン信号であるとの判定を意味している。“N”は検出信号K1、K2においては非プルダウン検出(プルダウンパターンを検出できない)場合、判定信号Kにおいてはプルダウン信号ではないとの判定を意味している。
なお、検出信号K1、K2とも“N”の場合が判定パターン71、検出信号K1が“Y”で検出信号K2が“N”の場合が判定パターン72である。また、検出信号K1が“N”で検出信号K2が“Y”の場合が判定パターン73、検出信号K1、K2とも“Y”の場合が判定パターン74である。
従来のプルダウン信号検出回路には、ブロック内垂直エッジ検出回路35,36や、動ブロック数計数回路37、動フィールド判定回路39、さらには2−2プルダウンパターン検出回路41に相当する構成を備えていないため、検出信号K2だけに基づき判定信号Kが生成されていた。この場合、検出信号K2が“Y”であれば、判定信号Kも“Y”になっていた。
しかしながら、2−2プルダウン信号検出回路17では、ブロック内垂直エッジ検出回路35,36や、動ブロック数計数回路37、動フィールド判定回路39、さらには2−2プルダウンパターン検出回路41を設け、2−2プルダウン信号判定回路43が検出信号K2と検出信号K1とに基づき、次のようにしてプルダウン判定を行う。
2−2プルダウン信号判定回路43は、検出信号K2が“N”のときは検出信号K2を優先し、検出信号K1が“Y”でも判定信号Kを“N”で出力する。これは判定パターン71,72に相当する。
しかし、検出信号K2が“Y”のときは検出信号K2よりも検出信号K1を優先し、判定信号Kを検出信号K1に合わせて出力する。すなわち、検出信号K2が“Y”でも、検出信号K1が“N”のときは判定信号Kを“N”とする。
また、検出信号K2が“Y”のときは、検出信号K1が“Y”のとき、すなわち、検出信号K1、K2がともに“Y”のときだけ判定信号Kを“Y”とする。前者が判定パターン73、後者が判定パターン74である。
前者の判定パターン73について、仮に検出信号K2だけから判定信号Kを求めようとすると、垂直エッジを含めたすべての動ブロック判定でプルダウン信号が検出されたときは判定信号Kが“Y”とされてしまい、垂直エッジを含まない動ブロック判定の結果(すなわち、検出信号K1)と食い違いを起こしてしまう。2−2プルダウン信号検出回路17では、この場合の判定信号Kが“N”になるようにし、垂直エッジを含まない動ブロック判定の結果と一致するようにしている。
このように、2−2プルダウン信号判定回路43はすべての動ブロックを対象にするとプルダウン検出と判定されるときでも、垂直エッジを除外した動ブロックを対象にすると、非プルダウン検出とされるときはプルダウン信号ではない、と判定する。こうすることにより、エッジ等速移動画像を含む映像信号が2−2プルダウン信号であると誤って判定される事態をなくすことができる。
したがって、2−2プルダウン信号検出回路17によって2−2プルダウン信号の検出される精度が高くなるため、順次走査変換回路6が精度の高い順次走査変換信号Pを出力することができる。また、テレビジョン受信装置1が画質の良好な綺麗な映像を表示することができる。
つまり、2−2プルダウン信号判定回路43では、画面内のすべての動ブロックを対象にした場合と、垂直エッジを除外した動ブロックを対象にした場合の双方の検出結果がプルダウン検出を示すときにだけ、プルダウン信号であると判定することもできる。すなわち、2−2プルダウン信号判定回路43では、判定パターン74の場合だけ、プルダウン信号であると判定する。このようにしてエッジ等速移動画像を含む映像信号が2−2プルダウン信号であると誤って判定される事態をなくすことができる。
以上のような2−2プルダウン信号検出回路17は従来技術のように、動きベクトルを検出することを要さないので、動きベクトルを検出するためのメモリを設ける必要がない。したがって、回路規模の増大を招かないようになっている。
次に、図7は、ブロック内垂直エッジ検出回路35,36の構成の一例を示す図である。ブロック内垂直エッジ検出回路35,36はともに、エッジ保存型平滑フィルタ61と、差分絶対値算出回路62と、差分絶対値比較器63と、水平方向連続性判定回路64とを有している。
エッジ保存型平滑フィルタ61は図8に示すように、画素Xの周辺に配置される周辺画素A,B,C,D,E,F,G,Hについての、画素Xとの差分が閾値以下の周辺画素と、画素Xの平均値を出力する(εフィルタ)。差分絶対値算出回路62は上下に位置する画素間の差分絶対値を算出する。差分絶対値比較器63は差分絶対値を垂直エッジ有りとの判定をするための閾値(エッジ判定閾値)e3と比較して、その比較結果を水平方向連続性判定回路64に出力する。水平方向連続性判定回路64はブロック内における垂直エッジの水平方向の連続性を判定する。この場合、水平方向連続性判定回路64はエッジ判定閾値を超える範囲が決められた範囲を越えて水平方向に連続しているときに垂直エッジが存在すると判定し、エッジ検出信号d2、d3を出力する。
ここで、図9は図5におけるフィールドf1のブロックにおける垂直エッジ候補の画素をVE1〜VE18で示し、フィールドf2の垂直エッジ候補の画素をVE1〜VE24で示している。この例ではブロックサイズを横6画素×縦4画素として示している。
水平方向連続性判定回路64は、フィールドf1のブロックの場合、例えば、VE1〜VE6の間、VE7〜VE12の間、VE13〜VE18の間のいずれかにおいて、ある任意の数以上連続して垂直エッジの存在がある場合、垂直エッジの水平連続性があるとする。同様に、フィールドf2のブロックの場合、例えば、VE1〜VE6の間、VE7〜VE12の間、VE13〜VE18の間、VE19〜VE24の間のいずれかにおいて、ある任意の数以上連続して垂直エッジの存在がある場合、垂直エッジの水平連続性があるとする。
このようなブロック内垂直エッジ検出回路35,36を設けることにより、垂直エッジを検出することができる。
以上のように、2−2プルダウン信号検出回路17では、映像信号に水平線状の急峻なエッジが含まれ、それが垂直方向に一定速度で移動していても、動ブロック数の1フィールド毎の増減が影響を受けないようになっている。そのため、2−2プルダウン信号検出回路17は、誤ったプルダウン判定を行うことを回避でき、精度の高い順次走査変換信号Pを出力することできる。また、動きベクトルを検出する必要がないため、回路規模の増加を抑制することもできる。
以上の説明は、本発明の実施の形態についての説明であって、この発明の装置及び方法を限定するものではなく、様々な変形例を容易に実施することができる。又、各実施形態における構成要素、機能、特徴あるいは方法ステップを適宜組み合わせて構成される装置又は方法も本発明に含まれるものである。
本発明の実施の形態に係る映像信号処理装置を備えたテレビジョン受信装置の構成を示すブロック図である。 順次走査変換回路の構成を示すブロック図である。 2−2プルダウン信号検出回路の構成を示すブロック図である。 エッジ等速移動画像の一例を示す図である。 図4の矩形領域がフィールドf1からフィールドf6にかけて2画素/フィールドの速度で上方向に垂直移動する場合を示した図である。 判定テーブルを示す図である。 ブロック内垂直エッジ検出回路の構成の一例を示す図である。 エッジ保存型平滑フィルタの構成の一例を示す図である。 図5におけるフィールドのブロックにおける垂直エッジ候補の画素を示した図で、(a)はフィールドf1,(b)はフィールドf2を示している。
符号の説明
1…テレビジョン受信装置、4…映像信号処理装置、5…液晶表示パネル、17…プルダウン信号検出回路、34…動ブロック判定回路、35,36…ブロック内垂直エッジ検出回路、37,38…動ブロック数計数回路、39,40…動フィールド判定回路、41,42…2−2プルダウンパターン検出回路、43…2−2プルダウン信号判定回路、54…動ブロック数カウンタ制御回路、55…スイッチ、56、57…動ブロック数画面内カウンタ。

Claims (9)

  1. 入力映像信号を構成する各フィールドを複数ブロックに分割し、隣接する二つのフィールドについて、前記複数ブロックのうちの空間的に同位置のブロックの動きを判定する動ブロック判定手段と、
    前記各フィールドのブロック内の垂直エッジを検出する垂直エッジ検出手段と、
    前記動ブロック判定手段の判定結果と前記垂直エッジ検出手段の検出結果とに基づき、前記垂直エッジを除いて画面内の動ブロック数を計数する動ブロック数計数手段と、
    前記動ブロック数計数手段の計数結果に基づき、前記各フィールド間の動きを判定する動フィールド判定手段と、
    前記動フィールド判定手段の判定結果に基づき、2−2プルダウンパターンを検出するプルダウンパターン検出手段と、
    前記プルダウンパターン検出手段の検出結果に応じて、前記入力映像信号が2−2プルダウン信号であるか否かを判定するプルダウン信号判定手段とを有する映像信号処理装置。
  2. 入力映像信号を構成する各フィールドを複数ブロックに分割し、隣接する二つのフィールドについて、前記複数ブロックのうちの空間的に同位置のブロックの動きを判定する動ブロック判定手段と、
    前記各フィールドのブロック内の垂直エッジを検出する垂直エッジ検出手段と、
    前記動ブロック判定手段の判定結果と前記垂直エッジ検出手段の検出結果とに基づき、前記垂直エッジを除いて画面内の動ブロック数を計数する第1の動ブロック数計数手段と、
    前記動ブロック判定手段の判定結果に基づき、画面内すべての動ブロック数を計数する第2の動ブロック数計数手段と、
    前記第1の動ブロック数計数手段の計数結果に基づき、前記各フィールド間の動きを判定する第1の動フィールド判定手段と、
    前記第2の動ブロック数計数手段の計数結果に基づき、前記各フィールド間の動きを判定する第2の動フィールド判定手段と、
    前記第1のフィールド判定手段の判定結果に基づき、2−2プルダウンパターンを検出する第1のプルダウンパターン検出手段と、
    前記第2のフィールド判定手段の判定結果に基づき、2−2プルダウンパターンを検出する第2のプルダウンパターン検出手段と、
    前記第1のプルダウンパターン検出手段の検出結果と、前記第2のプルダウンパターン検出手段の検出結果とに基づき、前記入力映像信号が2−2プルダウン信号であるか否かを判定するプルダウン信号判定手段とを有する映像信号処理装置。
  3. 前記プルダウン信号判定手段は、前記プルダウンパターン検出手段の検出結果が前記2−2プルダウンパターンの非検出を示すときは、前記入力映像信号が2−2プルダウン信号ではないと判定する請求項1記載の映像信号処理装置。
  4. 前記プルダウン信号判定手段は、前記第1のプルダウンパターン検出手段の検出結果が前記2−2プルダウンパターンの非検出を示すときは、前記第2のプルダウンパターン検出手段の検出結果が前記2−2プルダウンパターンの検出を示すときでも、前記入力映像信号が2−2プルダウン信号ではないと判定する請求項2記載の映像信号処理装置。
  5. 前記プルダウン信号判定手段は、前記第1のプルダウンパターン検出手段の検出結果と前記第2のプルダウンパターン検出手段の検出結果とがともに前記2−2プルダウンパターンの検出を示すときにだけ、前記入力映像信号が2−2プルダウン信号であると判定する請求項2記載の映像信号処理装置。
  6. 前記垂直エッジ検出手段は、上下に位置する画素間の差分絶対値が前記垂直エッジ有りとの判定をするためのエッジ判定閾値を超える範囲が決められた範囲を越えて連続しているときに前記垂直エッジが存在すると判定することによって、前記垂直エッジを検出する請求項1〜4のいずれか一項記載の映像信号処理装置。
  7. 前記プルダウン信号判定手段の判定結果に応じた補間信号を用いて順次走査変換信号を出力する順次走査変換信号出力手段を更に有する請求項1〜6のいずれか一項記載の映像信号処理装置。
  8. 前記順次走査変換信号出力手段から出力される前記順次走査変換信号を用いて、映像表示装置に映像を表示させる表示制御手段を更に有する請求項7記載の映像信号処理装置。
  9. 入力映像信号を構成する各フィールドを複数ブロックに分割し、隣接する二つのフィールドについて、前記複数ブロックのうちの空間的に同位置のブロックの動きを判定する動ブロック判定を行い、
    前記各フィールドのブロック内の垂直エッジを検出する垂直エッジ検出を行い、
    前記動ブロック判定の判定結果と前記垂直エッジ検出の検出結果とに基づき、前記垂直エッジを除いて画面内の動ブロック数を計数し、
    前記動ブロック数の計数結果に基づき、前記各フィールド間の動きを判定する動フィールド判定を行い、
    前記動フィールド判定の判定結果に基づき、2−2プルダウンパターンを検出するプルダウンパターン検出を行い、
    前記プルダウンパターン検出の検出結果に応じて、前記入力映像信号が2−2プルダウン信号であるか否かを判定する映像信号処理方法。
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