JP2009158871A - 表示装置 - Google Patents

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Susumu Yamamura
晋 山村
Noriyuki Adachi
紀之 安達
Ryutaro Akutagawa
竜太郎 芥川
Kazuya Kiuchi
一也 木内
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Abstract

【課題】経時変化によるトランジスタ特性の劣化を生ずることなく、製造コストの低減が可能な表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 複数の画素によって構成されたアクティブエリアを備えた表示装置であって、
アクティブエリアにおいて、各画素に配置された表示電極230と、
絶縁層を介して互いに交差するように配置されたゲート線G及びソース線Sと、
各画素に配置されアモルファスシリコンによって形成された半導体層と、ゲート線に接続されたゲート電極と、ソース線とに接続されたソース電極と、表示電極に接続されたドレイン電極と、を有するスイッチング素子220と、を備え、
半導体層221において、ソース電極225及びドレイン電極227から露出した表面は、アモルファスシリコンを改質することによって形成された酸化シリコン及び窒化シリコンの混合膜MFであることを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

この発明は、表示装置に係り、特に、液晶表示装置や有機エレクトロルミネッセンス(EL)表示装置などの表示装置に適用可能なアレイ基板に関する。
液晶表示装置などの表示装置は、マトリクス状の画素によって構成されたアクティブエリアを備えている。例えば、液晶表示装置においては、アレイ基板は、アクティブエリアにおいて、画素の行方向に沿って配置された複数のゲート線、画素の列方向に沿って配置された複数のソース線、各画素のゲート線とソース線との交差部に配置されたスイッチング素子、各画素のスイッチング素子に接続された表示電極などを備えている。
スイッチング素子としては、例えば、アモルファスシリコンからなる半導体層を備えた薄膜トランジスタ(TFT)が適用可能である。このようなスイッチング素子は、保護膜として機能するパッシベーション膜によって覆われている。パッシベーション膜は、例えば、プラズマCVD(chemical vapor depotion)法などによって形成される(例えば、特許文献1参照)。
特に、逆スタガ型の薄膜トランジスタにおいては、真性アモルファスシリコン及びn+シリコンを積層したシリコン層を島型にパターニングした後、導電層を付着させ、この導電層をパターニングしてソース電極及びドレイン電極を形成する一方で、島型シリコン層の頂表面の導電層を除去するのに加えてn+シリコン及び真性アモルファスシリコンの一部を除去してバック・チャネル領域を形成する技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。このようなバック・チャネル領域を有する薄膜トランジスタは、保護膜として機能する誘電不動態化層によって覆われている。
特開2004−318063号公報 特開2002−334987号公報
この発明の目的は、経時変化によるトランジスタ特性の劣化を生ずることなく、製造コストの低減が可能な表示装置を提供することにある。
この発明の態様による表示装置は、
複数の画素によって構成されたアクティブエリアを備えた表示装置であって、
前記アクティブエリアにおいて、各画素に配置された表示電極と、
絶縁層を介して互いに交差するように配置されたゲート線及びソース線と、
前記ゲート線に接続されたゲート電極と、各画素に配置されゲート絶縁膜を介して前記ゲート電極と対向するように配置されているアモルファスシリコンによって形成された半導体層と、前記ソース線とに接続されたソース電極と、前記表示電極に接続されたドレイン電極と、を有するスイッチング素子と、を備え、
前記半導体層において、前記ソース電極及び前記ドレイン電極から露出した表面は、アモルファスシリコンを改質することによって形成された酸化シリコン及び窒化シリコンの混合膜であることを特徴とする。
この発明によれば、経時変化によるトランジスタ特性の劣化を生ずることなく、製造コストの低減が可能な表示装置を提供することができる。
以下、この発明の一実施の形態に係る表示装置について図面を参照して説明する。ここでは、特に、表示装置の一例として液晶表示装置について説明する。
図1に示すように、液晶表示装置は、略矩形平板状の液晶表示パネル100を備えている。すなわち、液晶表示パネル100は、一対の基板すなわちアレイ基板(第1基板)200及び対向基板(第2基板)300と、アレイ基板200と対向基板300との間に光変調層として保持された液晶層400と、によって構成されている。これらのアレイ基板200と対向基板300とは、シール材110によって貼り合わせられ、これらの間に配置されたスペーサにより液晶層400を保持するための所定のギャップを形成する。
液晶表示パネル100は、シール材110によって囲まれた内側に画像を表示する略矩形状のアクティブエリア120を備えている。このアクティブエリア120は、マトリクス状に配置された複数の画素PXによって構成されている。
アレイ基板200は、アクティブエリア120において、絶縁層を介して互いに交差するように配置されたゲート線G(1、2、3、…、m)及びソース線S(1、2、3、…、n)と、各画素PXにおけるソース線Sとゲート線Gとの交差部近傍に配置されたスイッチング素子220と、各画素PXのスイッチング素子220に接続された表示電極230と、を備えている。
対向基板300は、アクティブエリア120において、複数の画素PXに共通の対向電極330を備えている。この対向電極330は、例えば、インジウム・ティン・オキサイド(ITO)やインジウム・ジンク・オキサイド(IZO)などの光透過性を有する導電材料によって形成されている。
これらのアレイ基板200及び対向基板300の液晶層400に対向する面は、液晶層400に含まれる液晶分子の配向を制御するための配向膜によって覆われている。また、アレイ基板200及び対向基板300の外面には、それぞれ液晶層400の特性に合わせて偏光方向を設定した偏光板を含む光学素子が設けられている。
また、液晶表示パネル100は、アクティブエリア120の外側に位置する外周部130に配置された接続部131を備えている。この接続部131は、信号供給源として機能する駆動ICチップやフレキシブル配線基板と接続可能である。図1に示した例では、接続部131は、対向基板300の端部300Aより外方に延在したアレイ基板200の延在部200A上に配置されている。
アクティブエリア120に配置されたゲート線G(1、2、3、…、m)のそれぞれは、画素PXの行方向に沿って配置され、外周部130を経由して接続部131に接続されている。また、ソース線S(1、2、3、…、n)のそれぞれも同様に、画素PXの列方向に沿って配置され、外周部130を経由して接続部131に接続されている。
次に、アレイ基板200の構造をより詳細に説明する。
図2及び図3に示すように、アレイ基板200は、ガラスなどの光透過性を有する絶縁基板210を用いて形成される。スイッチング素子220は、アモルファスシリコン膜を用いて形成された半導体層221を有する薄膜トランジスタ(TFT)によって構成されている。
スイッチング素子220のゲート電極222は、絶縁基板210の一方の主面(すなわち液晶層400に対向する面)上に配置され、ゲート絶縁膜223によって覆われている。このゲート電極222は、ゲート線Gに接続されている(あるいは、ゲート線Gと一体的に形成されている)。これらのゲート電極222及びゲート線Gは、例えば、アルミニウム(Al)、モリブデン(Mo)、タングステン(W)、チタン(Ti)などの導電材料によって形成されている。ゲート絶縁膜223は、例えば酸化シリコン膜(SiO)や、窒化シリコン膜(SiN)によって形成されている。
半導体層221は、ゲート絶縁膜223を介してゲート電極222と対向するように配置されている。この半導体層221は、ゲート絶縁膜223の上に配置されソース領域221S及びドレイン領域221Dの間にチャネル部221Cを有する第1半導体層221Aと、この第1半導体層221Aのソース領域221S及びドレイン領域221Dの上にそれぞれ積層された第2半導体層221Bとを有している。第1半導体層221Aは、アモルファスシリコン(a−Si)によって形成されている。また、第2半導体層221Bは、n+アモルファスシリコンによって形成され、低抵抗層として機能する。
スイッチング素子220のソース電極225は、第2半導体層221Bを介して半導体層221のソース領域221Sにコンタクトしている(あるいは、ソース線Sと一体的に形成されている)。スイッチング素子220のドレイン電極227は、第2半導体層221Bを介して半導体層221のドレイン領域221Dにコンタクトしている。これらのソース電極225、ドレイン電極227、及び、ソース線Sは、例えば、アルミニウム、モリブデン、タングステン、チタンなどの導電材料によって形成されている。
表示電極230は、ゲート絶縁膜223の上に配置され、ドレイン電極227と電気的に接続されている。バックライト光を選択的に透過して画像を表示する透過型液晶表示パネルにおいては、表示電極230は、例えば、ITOやIZOなどの光透過性を有する導電材料によって形成されている。また、外光を選択的に反射して画像を表示する反射型液晶表示パネルにおいては、表示電極230は、例えば、アルミニウム(Al)やモリブデン(Mo)などの光反射性を有する導電材料によって形成されている。
また、アレイ基板200は、絶縁基板210上に配置された補助容量線250を備えている。この補助容量線250は、ゲート線Gと略平行に配置され、ゲート電極222と同一材料を用いて同一工程にて形成可能である。この補助容量線250は、ゲート絶縁膜223によって覆われている。
すなわち、この補助容量線250は、ゲート絶縁膜223のみを介して表示電極230と対向するとともに複数の表示電極230を横切るように配置されている。これにより、表示電極230と対向電極330との間の液晶容量CLCと並列な蓄積容量部CSが構成される。
ところで、上述したような構成の逆スタガ型の薄膜トランジスタからなるスイッチング素子220においては、アモルファスシリコン膜を保護することが重要である。アモルファスシリコン膜の水分による劣化や不純物による汚染(contamination)が生ずると、チャネル部におけるアモルファスシリコン中のダングリングボンド(dangling bond)が増加し、時間の経過とともにVtシフトなどのトランジスタ特性の劣化を招くおそれがある。
そこで、この実施の形態においては、スイッチング素子220を構成する半導体層221において、ソース電極225及びドレイン電極227から露出した表面は、アモルファスシリコンを改質することによって形成された酸化シリコン及び窒化シリコンの混合膜であることを特徴としている。
すなわち、図3に示すように、半導体層221の第1半導体層221A及び第2半導体層221Bにおける側部221−Sの表面は、酸化シリコン及び窒化シリコンの混合膜MFからなる。また、半導体層221のチャネル部221Cにおける表面も同様に、酸化シリコン及び窒化シリコンの混合膜MFからなる。
このような混合膜MFのうち、主に窒化シリコンは、防水性に優れているため、アモルファスシリコンの水分による劣化を抑制することが可能となるとともに、アモルファスシリコンが露出しないため、コンタミネーションを抑制することが可能となる。このため、チャネル部221Cにおけるアモルファスシリコン中のダングリングボンドの増加を抑制し、時間の経過に伴うトランジスタ特性の劣化を抑制することが可能となる。
また、このような混合膜MFは、スイッチング素子220の半導体層221として形成したアモルファスシリコンを改質することによって形成されるため、アモルファスシリコンの保護膜として別途に窒化シリコン膜を成膜する構成と比較して、材料の消費が抑制され、また、製造工程の簡素化も可能となり、製造コストの低減が可能となる。
より詳細には、スイッチング素子220を構成する半導体層221において、アモルファスシリコンによって形成されたチャネル部221Cと混合膜MFとの間に酸化シリコン膜AFが介在している。同様に、半導体層221の第1半導体層221A及び第2半導体層221Bにおける側部221−Sにおいて、混合膜MFとの間に酸化シリコン膜AFが介在している。
すなわち、このようなバック・チャネル構造は、以下のようなプロセスによって形成される。
まず、図4に示すように、絶縁基板210の上に、ゲート電極222やゲート線Gなどのパターン化を行った後、ゲート絶縁膜223、アモルファスシリコン、n+アモルファスシリコンを連続して成膜する。そして、アモルファスシリコン及びn+アモルファスシリコンをパターニングすることにより、第1半導体層221A及び第2半導体層221Bを積層した半導体層221を形成する。
続いて、図5に示すように、ゲート絶縁膜223及び第2半導体層221Bを覆うように全面に導電層を成膜する。そして、この導電層をエッチングしてパターニングすることにより、ソース電極225やドレイン電極227などを形成する。また、このエッチング工程において、ソース電極225及びドレイン電極227から露出した半導体層221の第2半導体層221Bを除去するとともに、さらに、第1半導体層221Aのチャネル部221Cを残すようにその表層をわずかに除去する。
続いて、図6に示すように、ソース電極225及びドレイン電極227から露出した半導体層221の表面の酸化処理を行う。このような酸化処理としては、自然酸化、ソース電極225及びドレイン電極227を形成した後のレジストアッシング、CF及びOの混合ガスによるプラズマ処理、200℃から350℃の熱処理(アニール)、オゾン水などの機能水処理などが挙げられる。このような酸化処理により、アモルファスシリコンを酸化し、半導体層221の表面に、酸化シリコン膜AFを形成する。ここでは、例えば、20nm〜150nmの厚みの酸化シリコン膜AFが形成される。
続いて、図7に示すように、半導体層221の表面に形成した酸化シリコン膜AFの表面の窒化処理を行う。このような窒化処理としては、例えば、NH及びNの混合ガスを用いたプラズマ処理が挙げられる。このような窒化処理により、酸化シリコン(SiO)の一部を窒化し、酸化シリコン膜AFの表面に、酸化シリコンと窒化シリコン(SiNx)との混合物からなる混合膜MFを形成する。ここでは、例えば、10nm〜100nmの厚みの混合膜MFが形成される。つまり、酸化シリコン膜AFの深部は、窒化されず、酸化シリコンの状態が維持される。このため、アモルファスシリコンと混合膜MFとの間に酸化シリコン膜AFが介在する。
このような混合膜MFは、防水性を確保する上で、少なくとも4nm〜10nmの膜厚を有していることが望ましい。
また、この混合膜MFにおいて、窒素の元素比は10%〜30%であり、酸素の元素比は30%〜50%であり、且つ、酸素(O)の元素比が窒素(N)の元素比より高いことが望ましい。なお、ここで示した元素比は、混合膜MFの元素分析を行って得られた値であり、残りの元素比はシリコン(Si)の元素比に相当する。このような元素比の混合膜MFを適用することにより、十分な防水性を得ることが可能となる。
一方で、図3に示すように、アレイ基板200は、アクティブエリア120の外において、導電層の変換部TLを備えている。この変換部TLは、例えばアレイ基板200において、下層(あるいは絶縁基板210側)の導電層に対して信号を供給するために、上層(あるいは液晶層400側)の導電層と導通するものである。
このような変換部TLは、ゲート線Gやゲート電極222などと同一層の第1導電層TL1と、ソース線Sやソース電極225及びドレイン電極227などと同一層であってゲート絶縁膜223に形成したコンタクトホールCHを介して第1導電層TL1と電気的に接続される第2導電層TL2と、表示電極230などと同一層であって第2導電層TL2を覆う第3導電層TL3と、によって構成されている。
このような構成の変換部TLによれば、導電層間に介在する絶縁層は、ゲート絶縁膜223のみであり、ゲート絶縁膜223以外に窒化膜からなるパッシベーション膜が介在する場合と比較して変換部TLの面積を縮小することが可能となるとともに抵抗を低減することが可能となる。
次に、本実施形態で説明した構造のスイッチング素子(逆スタガ型薄膜トランジスタ)の動作試験を行った。この動作試験では、温度が60℃であり、湿度が90%の環境下で、ゲート電圧Vg(V)に対する信号線・ドレイン電極間電流Isd(A)の関係(I−V特性)を測定した。
アモルファスシリコンの保護膜として別途に窒化シリコン膜を成膜する構成(i)をリファレンスとし、本実施形態の構成(ii)、及び、比較例として酸化シリコン膜AFを窒化処理しなかった構成(iii)について、それぞれ初期I−V特性から500時間経過後のI−V特性のシフト量を比較した。
図8に示すように、初期のI−V特性はいずれの場合も(i0)で示すように揃えたスイッチング素子において、本実施形態の構成では、リファレンスと略同等のI−V特性が得られたのに対して、比較例の構成では、リファレンスよりも大きくI−V特性がシフトした。
この結果から、本実施形態の構成によれば、アモルファスシリコンの保護膜として別途に窒化シリコン膜を成膜した構成と同様のトランジスタ特性を得られることが確認できた。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、その実施の段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
上述した実施の形態において、表示装置として液晶表示装置を例に説明したが、この液晶表示装置については液晶モードについて特に制限はなく、TN(Twisted Nematic)モード、OCB(Optically Compensated Bend)モード、VA(Vertical Aligned)モードなどが適用可能である。また、これらのアレイ基板200と対向基板300との間での縦電界を主に利用して液晶分子の配向を制御する液晶モードのほかに、アレイ基板200と対向基板300との間での横電界を主に利用して液晶分子の配向を制御する液晶モードなどにも適用可能である。
また、カラー表示タイプの液晶表示装置においては、アレイ基板200または対向基板300が、アクティブエリア120においてカラーフィルタを備えて構成され、例えば、赤色画素、緑色画素、青色画素を構成する。
また、この発明の表示装置は、上述した液晶表示装置に限定されるものではなく、自己発光素子を表示素子とする有機エレクトロルミネッセンス表示装置などであっても良い。有機エレクトロルミネッセンス表示装置の場合、スイッチング素子のドレイン電極に接続される表示電極は、例えば有機EL素子を構成するアノードに相当する。
図1は、この発明の一実施の形態に係る液晶表示装置の液晶表示パネルの構成を概略的に示す図である。 図2は、図1に示した液晶表示パネルにおける表示画素の構成を概略的に示す平面図である。 図3は、図2に示した液晶表示パネルを構成するアレイ基板をA−A線で切断した構造を示す断面図である。 図4は、図3に示したスイッチング素子を形成するための製造プロセスを示す図であり、半導体層を形成する工程を説明するための図である。 図5は、図3に示したスイッチング素子を形成するための製造プロセスを示す図であり、ソース電極及びドレイン電極を形成する工程を説明するための図である。 図6は、図3に示したスイッチング素子を形成するための製造プロセスを示す図であり、半導体層を酸化処理する工程を説明するための図である。 図7は、図3に示したスイッチング素子を形成するための製造プロセスを示す図であり、半導体層を窒化処理する工程を説明するための図である。 図8は、図3に示したスイッチング素子におけるI−V特性の経時変化の測定結果を示す図である。
符号の説明
PX…画素 G…ゲート線 S…ソース線 CS…蓄積容量部
MF…混合膜 AF…酸化シリコン膜
TL…変換部 TL1…第1導電層 TL2…第2導電層 TL3…第3導電層
100…液晶表示パネル 120…アクティブエリア
200…アレイ基板
220…スイッチング素子
221…半導体層 221A…第1半導体層 221B…第2半導体層
221S…ソース領域 221D…ドレイン領域 221C…チャネル部
222…ゲート電極 225…ソース電極 227…ドレイン電極
230…表示電極 250…補助容量線
300…対向基板 330…対向電極 400…液晶層

Claims (5)

  1. 複数の画素によって構成されたアクティブエリアを備えた表示装置であって、
    前記アクティブエリアにおいて、各画素に配置された表示電極と、
    絶縁層を介して互いに交差するように配置されたゲート線及びソース線と、
    前記ゲート線に接続されたゲート電極と、各画素に配置されゲート絶縁膜を介して前記ゲート電極と対向するように配置されているアモルファスシリコンによって形成された半導体層と、前記ソース線とに接続されたソース電極と、前記表示電極に接続されたドレイン電極と、を有するスイッチング素子と、を備え、
    前記半導体層において、前記ソース電極及び前記ドレイン電極から露出した表面は、アモルファスシリコンを改質することによって形成された酸化シリコン及び窒化シリコンの混合膜であることを特徴とする表示装置。
  2. 前記半導体層において、アモルファスシリコンによって形成されたチャネル部と前記混合膜との間に酸化シリコン膜が介在することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記混合膜は、4nm〜10nmの膜厚を有することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記混合膜において、窒素(N)の元素比は10%〜30%であり、酸素(O)の元素比は30%〜50%であり、且つ、酸素の元素比が窒素の元素比より高いことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  5. さらに、前記アクティブエリアの外において、前記ゲート線と同一層の第1導電層と、前記ソース線と同一層であって前記絶縁層に形成したコンタクトホールを介して前記第1導電層と電気的に接続される第2導電層と、前記表示電極と同一層であって前記第2導電層を覆う第3導電層と、からなる変換部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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