JP2009158559A - コイル - Google Patents

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博巳 井出
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Abstract

【課題】部品点数の削減および製造コストの削減を図ることのできるコイルを提供する。
【解決手段】一次コイル26の外側に二次コイル28を配置したコイルにおいて、二次コイル28を形成する二次巻き線28aを巻き付ける二次コイルボビンを、一次コイル26を形成する一次巻き線26aで形成するとともに、二次コイルボビン(一次コイル26)の軸方向の両端に、二次コイル28の巻き崩れを防止する巻き鍔部26sを設ける。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば、自動車のエンジンなどの内燃機関の点火プラグに、火花放電を発生させるための高電圧を供給する内燃機関用点火コイルを構成するコイルに関するものである。
図3は従来の内燃機関用点火コイルの一例を示す部分縦断面図である。
図3において、内燃機関用点火コイル11は、絶縁ケース21と、この絶縁ケース21の側面部分に一体的に形成されたコネクタ部21cに設けられている複数の低圧端子(一次端子)22と、絶縁ケース21の下端部分に一体的に形成された高圧タワー部21t内に圧入された高圧端子(二次端子)23と、絶縁ケース21内に収容されたコイル・鉄心組立体24と、絶縁ケース21内に充填され、各部品相互の高電圧絶縁を行う絶縁材(絶縁樹脂)としての熱硬化性樹脂31とで構成されている。
なお、複数の低圧端子22は、例えば、絶縁ケース21の成形時にインサートされる。
上記したコイル・鉄心組立体24は、一次コイルボビン25と、この一次コイルボビン25の外周に巻き線を巻き付け、積層して形成された一次コイル26と、この一次コイル26の外側(外周)に配置された、複数の巻き鍔部27sで仕切られた複数の溝27dを有する二次コイルボビン27と、この二次コイルボビン27の複数の溝27dに巻き線を巻き付け、積層して形成された二次コイル28と、一次コイル26と二次コイル28とを磁気的に結合する鉄心29と、二次コイルボビン27の端部に一端部が取り付けられて二次コイル28の一端(高圧端)に一端部が電気的に接続され、他端部が自身の弾性で高圧端子23に接触することにより、二次コイル28からの高電圧を高圧端子23へ伝達(供給)する端末リード30とで構成されている。
そして、鉄心29は、一次コイルボビン25、一次コイル26、二次コイルボビン27および二次コイル28を貫通するセンタ鉄心29aと、一次コイルボビン25、一次コイル26、二次コイルボビン27および二次コイル28の外側に配置され、センタ鉄心29aとともに閉磁路を形成する環状鉄心29bとで構成されている。
なお、複数の低圧端子22、一次コイル26の両端、二次コイル28の他端は所定の回路を構成するように接続されている。
この内燃機関用点火コイル11は、エンジン・コントロール・ユニット(ECU)から供給される信号に基づき、低圧端子22を介して一次コイル26に通電し、一次コイル26への通電を遮断することにより、鉄心29に磁束が発生し、変化することによって二次コイル28に高電圧が発生し、端末リード30を介して高圧端子23に高電圧が伝達される(例えば、特許文献1参照。)。
また、上記したコイルをボビンレスコイルとすることが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2003−45730号公報 特開2007−67090号公報
上記したように、コイルをボビンレスコイルにする場合、コイルを形成する巻き線の巻き崩れを防止するために巻き鍔部を設ける必要があるが、引用文献2に記載されているボビンレスコイルでは巻き鍔部を別部品としているので、部品点数の削減および製造コストの削減を図ることができなかった。
この発明は、上記したような不都合を解消するためになされたもので、部品点数の削減および製造コストの削減を図ることのできるコイルを提供するものである。
この発明は、以下のような発明である。
(1)第1コイルの外側に第2コイルを配置したコイルにおいて、前記第2コイルを形成する第2巻き線を巻き付けるコイルボビンを、前記第1コイルを形成する第1巻き線で形成するとともに、前記コイルボビンに、前記第2コイルの巻き崩れを防止する巻き鍔部を設けたことを特徴とする。
(2)(1)に記載のコイルにおいて、前記巻き鍔部を、前記コイルボビンの軸方向の両端に設けたことを特徴とする。
(3)(1)または(2)に記載のコイルにおいて、前記第1巻き線を、断面形状が矩形の平角線にしたことを特徴とする。
この発明によれば、第1コイルの外側に配置する第2コイルを形成する第2巻き線を巻き付けるコイルボビン、および、第2コイルの巻き崩れを防止する巻き鍔部を、第1コイルを形成する第1巻き線で形成したので、第2コイルのコイルボビンおよび巻き鍔部を別部品として用意する必要がないため、部品点数の削減および製造コストの削減を図ることができる。
そして、巻き鍔部を、コイルボビンの軸方向の両端に設けたので、第2コイルの巻き長さを長く取ることができるため、第2コイルの外径、すなわち、コイル全体の外径を小さくすることができる。
さらに、第1巻き線を、断面形状が矩形の平角線にしたので、第2コイルの巻き長さをさらに長く取ることができるため、第2コイルの外径、すなわち、コイル全体の外径をさらに小さくすることができる。
以下、この発明の実施例を図に基づいて説明する。
図1はこの発明の一実施例である内燃機関用点火コイルの要部を示す部分拡大断面図あり、図3と同一または相当部分に同一符号を付し、その説明を省略する。
なお、この実施例の図示を省略した部分は、図3と同様に構成されている。
図1において、一次コイル(第1コイル)26の外側に配置する二次コイル(第2コイル)28を形成する二次巻き線(第2巻き線)28aを巻き付ける二次コイルボビン(コイルボビン)を、一次コイル26を形成する一次巻き線(第1巻き線)26aで形成するとともに、二次コイルボビン(一次コイル26)の軸方向の両端に、二次コイル28の巻き崩れを防止する巻き鍔部26sが設けられている。
上述したように、この発明の一実施例によれば、一次コイル26の外側に配置する二次コイル28を形成する二次巻き線28aを巻き付けるコイルボビン、および、二次コイル28の巻き崩れを防止する巻き鍔部26sを、一次コイル26を形成する一次巻き線26aで形成したので、二次コイル28の二次コイルボビンおよび巻き鍔部を別部品として用意する必要がないため、部品点数の削減および製造コストの削減を図ることができる。
そして、巻き鍔部26sを、二次コイルボビン(一次コイル26)の軸方向の両端に設けたので、二次コイル28の巻き長さを長く取ることができるため、二次コイル28(コイル全体)の外径を小さくすることができる。
図2はこの発明の他の実施例である内燃機関用点火コイルの要部を示す部分拡大断面図あり、図1、図3と同一または相当部分に同一符号を付し、その説明を省略する。
なお、この実施例の図示を省略した部分は、図3と同様に構成されている。
図2において、一次コイル(第1コイル)26を形成する一次巻き線(第1巻き線)26aは、断面形状が矩形の平角線とされている。
この発明の他の実施例によれば、先の一実施例と同様な効果を得ることができるとともに、一次巻き線26aを、断面形状が矩形の平角線にしたので、二次コイル28の巻き長さをさらに長く取ることができるため、二次コイル28(コイル全体)の外径をさらに小さくすることができる。
上記した実施例では、巻き鍔部26sを、二次コイルボビン(一次コイル26)の軸方向の両端に設けた例を示したが、二次コイルボビン(一次コイル26)の軸方向の両端の間に1つ以上の巻き鍔部を設けてもよい。
また、一次コイル26を一次コイルボビン25の外周に巻き付ける例を示したが、一次コイルをボビンレスコイルとしてもよい。
また、一次コイル26の外側に二次コイル28を配置した例を示したが、二次コイルの外側に一次コイルを配置する構成であっても、この発明を適用することができる。
また、内燃機関用点火コイル11をコイルの例として示したが、トランスなどの他のコイルにも、この発明を適用することができる。
この発明の一実施例である内燃機関用点火コイルの要部を示す部分拡大断面図ある。 この発明の他の実施例である内燃機関用点火コイルの要部を示す部分拡大断面図ある。 従来の内燃機関用点火コイルの一例を示す部分縦断面図である。
符号の説明
11 内燃機関用点火コイル
21 絶縁ケース
21c コネクタ部
21t 高圧タワー部
22 低圧端子(一次端子)
23 高圧端子(二次端子)
24 コイル・鉄心組立体
25 一次コイルボビン
26 一次コイル(第1コイル、二次コイルボビン)
26a 一次巻き線(第1巻き線)
26s 巻き鍔部
27 二次コイルボビン
27s 巻き鍔部
27d 溝
28 二次コイル(第2コイル)
28a 二次巻き線(第2巻き線)
29 鉄心
29a センタ鉄心
29b 環状鉄心
30 端末リード
31 熱硬化性樹脂(絶縁材、絶縁樹脂)

Claims (3)

  1. 第1コイルの外側に第2コイルを配置したコイルにおいて、
    前記第2コイルを形成する第2巻き線を巻き付けるコイルボビンを、前記第1コイルを形成する第1巻き線で形成するとともに、前記コイルボビンに、前記第2コイルの巻き崩れを防止する巻き鍔部を設けた、
    ことを特徴とするコイル。
  2. 請求項1に記載のコイルにおいて、
    前記巻き鍔部を、前記コイルボビンの軸方向の両端に設けた、
    ことを特徴とするコイル。
  3. 請求項1または請求項2に記載のコイルにおいて、
    前記第1巻き線を、断面形状が矩形の平角線にした、
    ことを特徴とするコイル。
JP2007332184A 2007-12-25 2007-12-25 コイル Withdrawn JP2009158559A (ja)

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