JP2009158198A - 無電極放電灯および照明器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】発光効率を低下させることなく、電磁波ノイズも抑制できるようにした無電極放電灯および照明器具を提供する。
【解決手段】放電ガスが封入されたバルブ2と、フェライトコア5に巻回されて誘導電界を発生する第1のコイル6と、第1のコイル6と共に巻回されて、一端7aが第1のコイル6に接続され、他端7bが開放端であり、第1のコイル6の電位勾配と逆の電位勾配を発生する第2のコイル7とを備える無電極放電灯1において、第1のコイル6は、密巻きにするとともに、第2のコイル7は、第1のコイルの線間の窪み6aに沿って疎巻きにした。
【選択図】図1
【解決手段】放電ガスが封入されたバルブ2と、フェライトコア5に巻回されて誘導電界を発生する第1のコイル6と、第1のコイル6と共に巻回されて、一端7aが第1のコイル6に接続され、他端7bが開放端であり、第1のコイル6の電位勾配と逆の電位勾配を発生する第2のコイル7とを備える無電極放電灯1において、第1のコイル6は、密巻きにするとともに、第2のコイル7は、第1のコイルの線間の窪み6aに沿って疎巻きにした。
【選択図】図1
Description
本発明は、放電ガスが封入されたバルブに、コイルで発生する誘導電界を作用させることでプラズマを発生させ、水銀原子から発生する紫外線がバルブ内面の蛍光体で可視光に変換されるようになった無電極放電灯および照明器具に関する。
従来、放電ガスが封入されたバルブと、フェライトコアに巻回されて誘導電界を発生する第1のコイルと、第1のコイルと共に巻回されて、一端が第1のコイルに接続され、他端が開放端であり、第1のコイルの電位勾配と逆の電位勾配を発生する第2のコイルとを備える無電極放電灯がある(特許文献1参照)。
この無電極放電灯では、第1のコイルで発生する電磁波ノイズを第2のコイルで吸収することで、無電極放電灯の近傍の電気機器に影響を与える電磁波ノイズを抑制するようにしている。
この無電極放電灯における第1のコイルは、コイル線間に一定のスペースを確保しながら巻回(疎巻き)し、この確保された線間のスペースに第2コイルを巻回(疎巻き)するようになっている。つまり、第1のコイルと第2コイルとを横並びでそれぞれ疎巻きしていることになる。
特開昭60−235354号公報
しかしながら、誘導電界を発生する第1のコイルを疎巻きにしていることから、第1のコイルのインダクタンス値が減少して、無電極放電灯の発光効率が低下するという問題があった。
本発明は、前記問題を解消するためになされたもので、発光効率を低下させることなく、電磁波ノイズも抑制できるようにした無電極放電灯および照明器具を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本発明は、放電ガスが封入されたバルブと、フェライトコアに巻回されて誘導電界を発生する第1のコイルと、第1のコイルと共に巻回されて、一端が第1のコイルに接続され、他端が開放端であり、第1のコイルの電位勾配と逆の電位勾配を発生する第2のコイルとを備える無電極放電灯において、第1のコイルは、密巻きにするとともに、第2のコイルは、第1のコイルの線間の窪みに沿って疎巻きにしたことを特徴とする無電極放電灯を提供するものである。
請求項2のように、請求項1に記載の無電極放電灯において、第2のコイルの線径を第1のコイルの線径よりも細くすることができる。
請求項3のように、請求項1または2に記載の無電極放電灯を備えた照明器具とすることができる。
本発明によれば、第1のコイルは密巻きにすることで、インダクタンス値が減少しないので発光効率が低下しなくなるとともに、第2のコイルは、第1のコイルの線間の窪みに沿って疎巻きにすることで、電磁波ノイズも抑制できるようになる。
請求項2によれば、第2のコイルは、第1のコイルの線間の窪みに沿って疎巻きにでき、電流も極めて微小であるために、第1のコイルの線径よりも細くすることが可能となり、コイルの大径化を抑制できるようになる。
請求項3によれば、発光効率が低下せず、電磁波ノイズも抑制できる照明器具となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、無電極放電灯1であり、ガラス球状のバルブ2の基部2aは口金3に固定されている。バルブ2の内部中心にはキャビティ4が一体的に形成されている。バルブ2内には、放電ガスが封入されているとともに、バルブ2の内面には、蛍光体が塗布されている。
キャビティ4内には、口金3で下端部を支持されたフェライトコア5が挿入され、このフェライトコア5の外周には、誘導電界を発生する第1のコイル6が螺旋状に密巻き(密着巻き)されている。
この第1のコイル6と共に巻回される第2のコイル7は、図2を参照すれば、一端7aが第1のコイル6に接続され、他端7bが開放端となっていて、第1のコイル6の電位勾配と逆の電位勾配を発生するように設定されている。
第2のコイル7は、第1のコイル6の外周の線間の窪み6aに沿って螺旋状に疎巻きされている。また、第2のコイル7の線径d1は、第1のコイル6の線径d2よりも細く設定されている。なお、第2のコイル7は、第1のコイル6の内周の線間の窪み6aに沿って螺旋状に疎巻きすることも可能である。
第1のコイル6は、無電極放電灯1の発光効率を高めるために低抵抗のリッツ線を使用することが好ましく、第2のコイル7は、リッツ線でも電磁波ノイズの抑制効果はあるが、電流が極めて微小なために、単線を使用することもできる。
口金3内には、各コイル6,7に電気を供給するための電気供給ユニット8が組み込まれている。
前記のような無電極放電灯1であれば、第1のコイル6は密巻きにすることで、インダクタンス値が減少しないので発光効率が低下しなくなるとともに、第2のコイル7は、第1のコイル6の線間の窪み6aに沿って疎巻きにすることで、電磁波ノイズも抑制できるようになる。
また、第2のコイル7は、第1のコイル6の線間の窪み6aに沿って疎巻きにでき、電流も極めて微小であるために、第1のコイル6の線径d2よりも細くすることが可能となり、コイルの大径化を抑制できるようになる。
前記無電極放電灯1は、図3に示すように、前面パネル20で反射板21が密閉され、外来光がほとんど無い暗所の照明器具22としても用いることができる。なお、23は点灯回路である。
1 無電極放電灯
2 バルブ
3 口金
4 キャビティ
5 フェライトコア
6 第1のコイル
6a 窪み
7 第2のコイル
7a 一端
7b 他端
22 照明器具
d1 第2のコイルの線径
d2 第1のコイルの線径
2 バルブ
3 口金
4 キャビティ
5 フェライトコア
6 第1のコイル
6a 窪み
7 第2のコイル
7a 一端
7b 他端
22 照明器具
d1 第2のコイルの線径
d2 第1のコイルの線径
Claims (3)
- 放電ガスが封入されたバルブと、フェライトコアに巻回されて誘導電界を発生する第1のコイルと、第1のコイルと共に巻回されて、一端が第1のコイルに接続され、他端が開放端であり、第1のコイルの電位勾配と逆の電位勾配を発生する第2のコイルとを備える無電極放電灯において、
第1のコイルは、密巻きにするとともに、第2のコイルは、第1のコイルの線間の窪みに沿って疎巻きにしたことを特徴とする無電極放電灯。 - 第2のコイルの線径を第1のコイルの線径よりも細くしたことを特徴とする請求項1に記載の無電極放電灯。
- 請求項1または2に記載の無電極放電灯を備えたことを特徴とする照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007332946A JP2009158198A (ja) | 2007-12-25 | 2007-12-25 | 無電極放電灯および照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007332946A JP2009158198A (ja) | 2007-12-25 | 2007-12-25 | 無電極放電灯および照明器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009158198A true JP2009158198A (ja) | 2009-07-16 |
Family
ID=40962003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007332946A Withdrawn JP2009158198A (ja) | 2007-12-25 | 2007-12-25 | 無電極放電灯および照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009158198A (ja) |
-
2007
- 2007-12-25 JP JP2007332946A patent/JP2009158198A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100924 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20111213 |