JP2009157315A - 表示パネルの製造方法及び表示パネル - Google Patents

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Abstract

【課題】意匠性に優れた立体形状の表示パネルを、コストを抑えて作成すること。
【解決手段】透明又は半透明の樹脂部材によって、底面部と前記底面部から突出する突出部とを形成する段階と、前記突出部のうち表示対象となる表示部にマスキング層を形成する段階と、前記樹脂部材の表面側を覆うように光を透さない非透過層を形成する段階と、前記表示部の前記マスキング層を除去する段階と、前記表示部に対して、ハーフ蒸着箔の箔押しを行うことで箔押し層を形成する段階と、を有し、前記突出部を形成する際、前記表示部の裏側には樹脂を充填して表示樹脂部を形成し、前記表示部以外の裏側の一部又は全部には溝部を形成することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、光を透して発光可能な表示パネル及びその製造方法に関し、特に立体的な表示パネル及びその製造方法に関する。
従来、光を透す透明な樹脂部材の表面の文字部以外の部分を覆うことで、光がついた時に前記文字が発光する表示パネルがある(例えば、特許文献1参照)。また、特許文献1のように平面状の表示パネルのみならず、文字部が突出するように立体的な形状の透明樹脂部材を用いて構成された表示パネルがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−309198 特開2003−050555
しかしながら、このような光を透す表示パネルにおいて、文字部を立体的に構成する場合、マスキング工程や塗装工程という複数の製造工程を経て作成することとなる。ここで、また意匠性に優れたものとし且つよりコストを抑えて作成することが必要となっている。
そこで本発明の目的は、意匠性に優れた立体形状の表示パネルを、コストを抑えて作成することである。
上記目的を達成するための本発明の表示パネルの製造方法は、透明又は半透明の樹脂部材によって、底面部と前記底面部から突出する突出部とを形成する段階と、前記突出部のうち表示対象となる表示部にマスキング層を形成する段階と、前記樹脂部材の表面側を覆うように光を透さない非透過層を形成する段階と、前記表示部の前記マスキング層を除去する段階と、前記表示部に対して、ハーフ蒸着箔の箔押しを行うことで箔押し層を形成する段階と、を有し、前記突出部を形成する際、前記表示部の裏側には樹脂を充填して表示樹脂部を形成し、前記表示部以外の裏側の一部又は全部には溝部を形成することを特徴とする。
また、本発明の表示パネルは、上記表示パネルの製造方法によって製造され、前記底面部と前記表示部以外の前記突出部の表面に形成される前記非透過層と、前記表示部の表面に形成される前記箔押し層と、前記突出部の裏面側に形成される前記表示樹脂層及び前記溝部と、を有することを特徴とする。
本発明の表示パネルの製造方法によって表示パネルを構成すれば、表示部は、裏面から光を照射しない場合には金属光沢によって人の目を惹きつけ、光を照射する場合には金属光沢に加えて表面に透過する光で人の目を惹きつける。従って、意匠性に優れたものとなる。また、樹脂部材に突出部を形成する際、表示部の裏面側の表面から最背面まで樹脂を充填した表示樹脂部を形成する、表示樹脂部があることで、箔押しを行う際の圧力に対しても変形しない構成となる。また、突出部を形成する際、表示部の裏側には樹脂を充填して表示樹脂部を形成し、表示部以外の裏側の一部又は全部には溝部を形成する構成のため、突出部の形状の変形を防ぐことができる。
従って、表示部が平滑になって意匠性に優れる。また変形を防ぐことができるため、より確実に良品を得ることができ、歩留まりがよくなるため、全体的なコストを抑えて作成することができる。
図を用いて本発明の実施形態を説明する。
〔表示パネル1の構成〕
図1を用いて表示パネル1の構成を説明する。図1は表示パネル1の構成を示す図である。(a)が表示パネル1の斜視図であり、(b)は(a)におけるA−A断面図である。図1(b)は、表示パネル1の背面からの光が表面へと透る状態を示している。
図1(a)に示すように、表示パネル1は、底面部10と、底面部10から表示対象となるロゴの形状に前面に突出した突出部20との各部から構成される。また、突出部20は、裏面から照射される光を透し且つ表示対象となる表示部21と、表示部21を前面側に突出させるために突出し且つ表示対象とならない突出側部22との各部から構成される。
図1(b)に示すように、本実施形態の立体的な表示パネル1は、透明又は半透明の樹脂部材30から構成される。そして、表示部21が、透明又は半透明の箔押し層40によって形成される。また、表示部21以外の底面部10と突出側部22が、不透明な塗料によって非透過層50として形成される。このような構成により、図1(b)に示すように、表示パネル1の裏面から照射される光L1を照射すると、光を透過する表示部21のみから光L2が発せられることとなる。
本実施形態においては、表示部21は金属光沢のある箔押し層40によって形成される。これにより、光L1を照射しない場合であっても、表面から見たときに、表示部21には金属光沢が見える。
ここで、表示部21の箔押し層40は裏面からの光を透過するハーフ蒸着層にて形成される。本実施形態においては、ハーフ蒸着層に加えてヘアーラインが入っている。このヘアーラインが入っていることで、更に意匠性に優れたものとなる。
このように構成したことにより、表示部21は、光を照射しない場合には金属光沢によって人の目を惹きつけ、光を照射する場合には金属光沢に加えて光L2で人の目を惹きつける。従って、表示性に加え意匠性の高い表示パネル1となる。
また、前述のように、突出部20のうち、表示対象の表示部21のみから光L2が発せられ、突出側部22からは光が発せられない。このため、従来の構成(例えば、特許文献2)と比べて、より明確に表示部21の内容を表示することができる。
図2を用いて、突出部20の裏側の樹脂部材30の形状を説明する。図2は表示パネル1の基材となる樹脂部材30の形状を示す図である。(a)が正面図であり、(b)が(a)におけるB−B断面図であり、(c)が裏面図である。
図2(a)及び(b)に示すように、突出部20には、表示部21と突出側部22の他、表示部21以外の非表示部23とが形成される。このように突出部20は、表示部21と非表示部23との濃淡により、表示部21を際立たせ、表示模様を形成する。
また、図2(b)及び図2(c)に示すように、突出部20の基材となる樹脂部材30は、表示部21を形成する表示樹脂部31と、突出部20裏面の境界線32よりも内側で、表示部21を除いた非表示部23の裏面に位置する溝部33と、から構成される。尚、境界線32は、図2(c)に示すように、突出側部22の鉛直下方に位置し、底面部10の裏面にある樹脂と、突出部20の裏面にある樹脂との境界となる仮想の線である。この境界線32の内側を表面側から見た時、表示部21と非表示部23とにより構成される表示模様が形成されることとなる。
このように、本実施形態においては、突出部20の裏側の樹脂部材30は、表示模様の外周の裏面に位置する境界線32より内側で、且つ表示樹脂部31を除いた部分、即ち非表示部23の裏側に当たる部分に溝部33を形成した。本実施形態のロゴの表示模様においては、図2(c)に示すように、境界線32の内側で、ロゴ部分以外(表示部以外)の裏側部分に溝部33が形成されている。
〔表示パネル1の製造方法〕
図3を用いて表示パネル1の製造方法を説明する。図3は表示パネル1の製造手順を説明する図である。
図3(a)に示すように、まず、光を透す樹脂部材30を成形する(成形段階)。成形時においては、底面部10と底面部10から立ち上がる突出部20とを有するように構成する。ここで、樹脂部材30は、図2(c)で示したように、表示部21の裏面側には、表面から最背面まで表示樹脂部31が存在する一方、底面部10と突出部20との境界線32の内側で、表示樹脂部31以外の部分に溝部33が形成されるように成形される。
尚、溝部33を形成する範囲は、必ずしも表示樹脂部31以外の全部でなくともよい。例えば、境界線32の内側で、表示部21の裏側の一部(図2(c)における樹脂部34)やロゴとロゴの間(図2(c)における樹脂部35)に樹脂があるようにしてもよい。溝部33は、成形品の成形時、突出部20のひけや変形を防止するためのものである。このため、この目的を達成するために、境界線32の内部の溝部33の大きさは成形品の状態に応じて適宜変更することができる。但し、表示部21の裏側に位置する箇所には、表示樹脂部31が必ず形成されている。
図3(b)に示すように、次に、表示対象となる表示部21のみに、塗装が付着しないようにマスキング層60を形成する(マスキング段階)。
図3(c)に示すように、不透明な塗膜を樹脂部材30の上面から全体的に形成する。これにより、樹脂部材30の表面側は、光を透さない非透過層50で覆われることとなる(非透過層形成段階)。
図3(d)に示すように、表示部21に形成したマスキング層60を、その上に形成された非透過層50と共に除去する(マスキング除去段階)。これにより、表示部21は樹脂部材30が露出することとなる。
図3(e)に示すように、最後に、樹脂部材30が露出した表示部21に対し、金属光沢を有するハーフ蒸着箔の箔押しを行う(箔押し段階)。これにより、表示部21に箔押し層40が形成される。
ここで、表示部21に形成された箔押し層40は、光をわずかに透過する性質を持つハーフ蒸着箔の層である。ハーフ蒸着箔は表面から観察した場合は表面側の光を反射して銀色に見える。一方、ハーフ蒸着箔の裏面より光を照射すると、その光が表面側へ透過する。このようにして、表面側から見た表示部21は金属光沢を有し、且つ裏面側から照射された光を表面側に透過することとなる。これにより、意匠性に優れるものとなる。
ここで、従来の構成においては、透明又は半透明の樹脂部材に突出部を形成する際、前述のように表示部の下方に樹脂部材がないように、即ち中空となるように構成していた。しかしながら、この状態で表示部に対して箔押しを行うと、箔押し時の加圧力により、冷却後の樹脂部材が変形してしまい、表示部が平らにならない場合があった。すると、不良品となるおそれが高くなり、材料の歩留まりが悪くなってコストがかかるという問題があった。
本実施形態においては、透明又は半透明の樹脂部材30に突出部20を形成する際、樹脂部材30が表示部21の裏面側に存在する。このため、箔押し層40を形成する過程において、圧力を加えたとしても圧力に耐えることができる。従って、表示部21が平滑になって意匠性にも優れ、確実に良品を製造することができる。
また、本実施形態においては、樹脂部材30の成形時、図2(c)に示すように、境界線32の内部において、表示樹脂部31以外に溝部33が存在するように成形する。これは、表示樹脂部31以外の全てを樹脂部材で満たしてしまうと、樹脂の冷却時に変形が生じるなど、表示部21表面や突出側部22の平滑度を保つことが難しくなる。このため、樹脂部材30の表示樹脂部31以外の一部を溝部33とすることで、変形を防き、表示部21表面や突出側部22の平滑度を保つ。
このように、樹脂部材30の変形を防いで確実に良品を製造することで、不良品の発生を防ぎ、歩留まりを高くし、全体的なコストを低くすることができる。
本発明は、光を透して発光可能な表示パネル及びその製造方法に関し、特に立体的な表示パネル及びその製造方法に利用することができる。
表示パネル1の構成を示す図。 表示パネル1の基材となる樹脂部材30の形状を示す図。 表示パネル1の製造手順を説明する図。
符号の説明
L1…光、L2…光、1…表示パネル、10…底面部、20…突出部、21…表示部、22…突出側部、23…非表示部、30…樹脂部材、31…表示樹脂部、32…境界線、33…溝部、34…樹脂部、35…樹脂部、40…箔押し層、50…非透過層、60…マスキング層

Claims (2)

  1. 透明又は半透明の樹脂部材によって、底面部と前記底面部から突出する突出部とを形成する段階と、
    前記突出部のうち表示対象となる表示部にマスキング層を形成する段階と、
    前記樹脂部材の表面側を覆うように光を透さない非透過層を形成する段階と、
    前記表示部の前記マスキング層を除去する段階と、
    前記表示部に対して、ハーフ蒸着箔の箔押しを行うことで箔押し層を形成する段階と、を有し、
    前記突出部を形成する際、
    前記表示部の裏側には樹脂を充填して表示樹脂部を形成し、
    前記表示部以外の裏側の一部又は全部には溝部を形成することを特徴とする表示パネルの製造方法。
  2. 請求項1に記載の表示パネルの製造方法によって製造され、
    前記底面部と前記表示部以外の前記突出部の表面に形成される前記非透過層と、
    前記表示部の表面に形成される前記箔押し層と、
    前記突出部の裏面側に形成される前記表示樹脂部及び前記溝部と、
    を有することを特徴とする表示パネル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013506882A (ja) * 2009-10-09 2013-02-28 ブラウン ゲーエムベーハー 表示パネル及び該表示素子の半透明支持要素の製造

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