JP3116517U - 人造爪 - Google Patents

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株式会社フォルトアップ
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Abstract

【課題】女性の指先の装飾に用いられる人造爪に関し、見る角度によって、爪表面にペイントされた図柄に立体感を持たせたり、色彩が変化したり、動画的にあらわれる人造爪の提供。
【解決手段】熱可塑性樹脂からなるレンチキュラーレンズシート1と、前記レンズシートの下面に積層される柄印刷層2と、前記レンズシートの上面に発泡インクで印刷される第二図柄印刷層3を備える。
【選択図】図1

Description

本考案は、女性の指先の装飾に用いられる人造爪に関し、より詳細には見る角度によって人造爪表面の図柄が変化するとともに、図柄を立体的にあらわすことができる人造爪に関する。
いわゆる人造爪は、女性の指先の装飾として若い女性の間で人気のあるファッションの一つである。これはネイルサロンなどの店舗において、予め成形された合成樹脂の大きさの異なる人造爪を顧客の所望の形状に裁断し、裁断された人造爪を顧客の爪に貼り付けた後、ネイルデザイナーがその都度、人造爪の表面に図柄や模様をペイントしていくものである。
しかし、従来の人造爪では、人造爪表面にペイントされた図柄が二次元のものとなり平板であるので、見る角度によって、立体感を持たせたり、ネイルにペイントされた図柄の色彩が変化したり、動画的に見えたりするような視覚効果をもたせることはできず、装飾として単調なものであった。
また、ネイル表面の図柄を立体的にペイントすることは可能であるが、その都度デザイナーがペイントする必要があるので手間を要し、さらには、個々のデザイナーごとに出来栄えが異なり、立体図柄の質の均一を図ることは困難であった。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであり、見る角度によって立体感を持たせたり、爪表面の図柄の色彩が変化したり、動画的にあらわれたりするとともに、図柄の質の均一を維持しながら立体的にあらわすことができる人造爪の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本考案に係る人造爪は、熱可塑性樹脂からなるレンチキュラーレンズシートと、当該レンズシートの下面に積層される第一図柄印刷層と、当該レンズシートの上面に発泡インクで印刷される第二図柄印刷層とから構成される積層体を加熱プレスすることによって爪形状に曲面形成されることを特徴とする。
本考案の人造爪によれば、見る角度によって、爪表面にペイントされた図柄に立体感を持たせたり、色彩が変化したり、動画的にあらわれるので、装飾としての魅力が著しく増すとともに装飾表現の幅が格段に広がることが可能となる。
さらに、個々のデザイナーによる立体図柄の作製の手間が省けて、さらに、デザイナー毎の出来栄えの差異がなく立体図柄の質の均一を図ることが可能となる。
以下、本考案の人造爪について図面を参照しながら説明するが、本考案はこれらの実施例に記載されたもののみに限定されるものではない。
図1は本考案の一実施例の人造爪である。図2は積層体Lの正面図である。
図3は積層体LのA−Aでの部分拡大断面図である。図4は積層体Lをネイル形状に裁断したネイル片を示す図である。図5はネイル片が熱プレスされた状態を示す図である。
図1に示される本考案に係る人造爪Nは、図2の積層体Lから作製される。図3に示されるように、積層体Lは、熱可塑性樹脂からなるレンチキュラーレンズシート1と、当該レンズシートの下面に積層される第一図柄印刷層2と、当該レンズシートの上面に発泡インクで印刷される第二図柄印刷層3とから構成される。
レンチキュラーレンズシート1は、熱可塑性の合成樹脂からなり、細長いかまぼこ状の凸レンズが並列して形成されている。本実施例においては、横180mm、縦140mm、厚さ3mmのレンチキュラーレンズシートが用いられており、無数のかまぼこ状の凸レンズが一定のピッチ幅で並列して横方向に延びて形成されている。
第一図柄印刷層2は、レンチキュラーレンズシート1の下面に設けられている。この第一図柄印刷層は、レンチキュラーレンズシート1の凸レンズを通して見られることが予定されており、レンチキュラーレンズシート1の凸レンズのピッチ幅に応じて、短冊状に細分化されて配列された状態で印刷されている。
第二図柄印刷層3は、レンチキュラーレンズシート1の上面に設けられており、発泡性インクで印刷されている。この第二図柄印刷層は、レンチキュラーレンズシート1の上面の全てに形成されるものではなく、所望の立体図柄を作製するうえでの必要性に応じて、上面の一部分に形成されるものである。
この第二図柄印刷層3は、発泡性インクで印刷されているので、当該印刷層が加熱されると印刷層が膨張して、立体的な図柄形状を形成することになる。
次に、この実施例の人造爪Nの製造方法について説明する。
まず、図3に示されるように、熱可塑性樹脂からなるレンチキュラーレンズシート1と、当該レンズの下面に積層される第一図柄印刷層2と、当該レンズの上面に発泡インクで印刷される第二図柄印刷層3とから構成される積層体Lを形成する。
この積層体Lは、レンチキュラーレンズシート1の下面に、第一図柄印刷層2が形成される。この第一図柄印刷層を印刷する際には、印刷される図柄はレンチキュラーレンズシート1の凸レンズを通して見られることが予定してされているので、レンチキュラーレンズシート1の凸レンズのピッチ幅に応じて、短冊状に細分化されて配列された状態で、オフセット印刷される。
そして、第一図柄印刷層の図柄を立体感を持って表現したい場合には、左眼用の図柄と右眼用の図柄を並列し順次配列する。こうすることにより、両眼で図柄を見ることにより、各図柄が繋がることになるので奥行きのある立体感のある図柄を表現できる。
一方で、図柄を動画的に表現したり、色彩に変化をもって表現したりする場合には、異なる図柄や異なる色彩の図柄を並列して配列しておくとよい。こうすることで、見る角度によって、図柄が動画的に見えたり、色彩が変化したりするような視覚効果を持たせることが可能となる。
本実施例においては、第一図柄印刷層2は、図2に示されているように、横180mm、縦140mm、厚さ3mmのレンチキュラーレンズシート1の下面に、およそネイル片9片分に相当する図柄が帯状に横方向に連続して印刷されており、この帯状の図柄が一定の間隔をもって縦方向に四列印刷されている。
そして、各図柄帯は横方向にゆくにしたがって、印刷領域が段階的に狭くなるように印刷されている。すなわち、図2において、図柄帯は縦方向に四列印刷されているが、上二列の図柄帯は左から右にゆくにしたがって各図柄の印刷領域が小さくなっているのに対して、下二列の図柄帯は右から左にゆくにしたがって、順次印刷領域が狭くなっている。
このように図柄層が印刷されることにより、大きさの異なるネイル片4を同時に作製することが可能となる。
次に、レンチキュラーレンズシート1の上面に、第二図柄印刷層3が形成される。この印刷層3は発泡性インクで印刷されて形成されるが、レンチキュラーレンズシート1の上面の全てに均一に形成されるものではなく、所望の立体図柄を作製したい上面の一部分に形成されるものである。例えば、図3に示すように、第一図柄印刷層2で印刷されている花柄図柄に対応するレンチキュラーレンズシート1の上面位置にのみに立体図柄を花柄に形成したい場合には、当該部分のみに発泡インクが印刷されて第二図柄印刷層が形成される。
このように形成された積層体Lは、所望のネイル形状に裁断してネイル片4が形成される。前述の如く、本実施例では、第一図柄印刷層2が、レンチキュラーレンズシート1の下面に、およそネイル片9片分に相当する図柄が帯状に横方向に連続して印刷されており、この帯状の図柄が一定の間隔をもって縦方向に四列印刷されている。
各図柄帯は横方向にゆくにしたがって、印刷領域が段階的に狭くなるように印刷されている。したがって、積層体Lの裁断は、印刷された第一図柄印刷層2の帯状の図柄の印刷領域の大小に応じてなされる。こうすることにより、大きさの異なるネイル片4を同時に作製することが可能となる。
なお、別の実施例として、大きさの同じネイル片を作製したい場合には、印刷領域の大きさは各図柄ごとに同一となり、したがって、積層体Lを裁断して形成されたネイル片4は、図4に示されるように、略同一の大きさに裁断形成される。
その後、裁断されたネイル片4は、金型で加熱プレスされる。すなわち、図5に示されるように、裁断されたネイル片は、金型によって加熱プレスされて爪形状に曲面形成される。
さらに、加熱プレスの熱によって、第二図柄印刷層3の発泡インキが発泡し、印刷層が膨張することによって、立体的な図柄が形成される。すなわち、前述のように、第一図柄印刷層2で印刷されている花柄図柄の一部に対応するレンチキュラーレンズシート1の上面位置にのみに立体図柄を花柄に形成したい場合には、発泡インクが印刷された部分のみが発泡することで、膨張して、花柄の立体図柄が形成される。
その後、加熱プレスされたネイル片4の接合端部4aが切断研磨されて、本考案に係る人造爪Nが形成される。
本考案に係る人造爪Nは、使用においては、所定の接着液等で自爪に接着することで装着される。本実施例においては、色彩の変化を持たせるように第一図柄印刷層2が形成されているので、装着者が人造爪の装着されている指先を前後に曲げ伸ばしすることで、装着者の人造爪を見る角度が変わりそれに応じて、第一図柄印刷層2の図柄の色彩が変化するという視覚的効果が得られるものであり、装飾としての魅力が著しく増すものである。
本考案の一実施例の人造爪である。 積層体Lの正面図である。 積層体LのA−A線での部分拡大断面図である。 積層体Lをネイル形状に裁断したネイル片を示す図である。 ネイル片が熱プレスされた状態を示す図である。
符号の説明
1 レンチキュラーレンズシート
2 第一図柄印刷層
3 第二図柄印刷層
4 ネイル片
L 積層体
N 人造爪

Claims (2)

  1. 熱可塑性樹脂からなるレンチキュラーレンズシートと、前記レンズシートの下面に積層される第一図柄印刷層と、前記レンズシートの上面に発泡インクで印刷される第二図柄印刷層を備える人造爪。
  2. 熱可塑性樹脂からなるレンチキュラーレンズシートと、前記レンズシートの下面に積層される第一図柄印刷層と、前記レンズシートの上面に発泡インクで印刷される第二図柄印刷層とから構成される積層体を加熱プレスすることによって爪形状に曲面形成される人造爪。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100765334B1 (ko) * 2006-09-19 2007-10-09 장성용 인조네일 제조방법
JP2011033047A (ja) * 2009-07-29 2011-02-17 Hiroshi Kakimoto ロックナットおよびその締結構造
JP2021019784A (ja) * 2019-07-26 2021-02-18 花王株式会社 加飾シート

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