JP2009154655A - エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストの構成で乗員の位置に合わせてエアバッグ本体の容量を変える。
【解決手段】乗員がエアバッグ38に近く、エアバッグ38による乗員上体の拘束が早期に始まる場合には、メインテザー44に乗員側への引っ張り力は作用しない。このため、シャフト48の凹部54とピストン56との係合は解除されず、サブテザー46はシャフト48との係合状態に保持され、サブテザー46の拘束によりエアバッグ38の容量が小さくなる。一方、乗員の位置が遠く、エアバッグ38の膨張展開によってメインテザー44に引っ張り力が作用すると、シャフト48が移動し、サブテザー46のリング部46Bとシャフト48との係合が解除される。このため、サブテザー46の拘束が解除されエアバッグ38の容量が大きなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、エアバッグ装置に関し、特に乗員の位置に合わせてエアバッグ本体の容量を変えることが可能なエアバッグ装置に関する。
従来、乗員の位置に合わせてエアバッグ本体の容量を変えることが可能なエアバッグ装置が開示されている(特許文献1)。この技術では、エアバッグ本体の容量を決めるメインテザーとサブテザーとを備えており、サブテザー先端のリングにメインテザーを通している。このため、メインテザーを解除するとサブテザーも解除されて、エアバッグ本体の容量が大きくなるというものである。
米国特許 US 6,736,426 B2
しかしながら、上記した従来技術では、メインテザーの解除は乗員位置の検知に基づいて、メインテザーを解除するための火薬駆動式プランジャを作動する構成である。このため、乗員位置を検知する乗員検知センサや、火薬駆動式プランジャ等のアクチュエータが必要になる。この結果、コストアップを招く。
本発明は、上記事実を考慮して、低コストの構成で乗員の位置に合わせてエアバッグ本体の容量を変えることができるエアバッグ装置を得ることを目的とする。
請求項1に記載の本発明のエアバッグ装置は、エアバッグ本体の内部に設けられ、前記エアバッグ本体が乗員と当接したときに前記エアバッグ本体の膨張展開容量が所定値以下の場合には、前記エアバッグ本体の膨張展開容量を制限すると共に、前記エアバッグ本体の膨張展開容量が前記所定値を超えても前記エアバッグ本体が乗員と当接しない場合には、前記エアバッグ本体の膨張展開容量の制限を解除する容量調整手段を有することを特徴とする。
従って、エアバッグ本体の内部に設けられた容量調整手段によって、エアバッグ本体が乗員と当接したときにエアバッグ本体の膨張展開容量が所定値以下の場合には、エアバッグ本体の膨張展開容量が制限されると共に、エアバッグ本体の膨張展開容量が所定値を超えてもエアバッグ本体が乗員と当接しない場合には、エアバッグ本体の膨張展開容量の制限が解除される。このため、乗員の位置がエアバッグ本体に近く、エアバッグ本体の膨張展開の早期に乗員がエアバッグ本体に当たる場合には、エアバッグ本体の膨張展開容量が小さくなる。一方、乗員の位置がエアバッグから遠い場合には、エアバッグの膨張展開容量が大きくなる。このように、エアバッグ本体の内部に設けられた容量調整手段によって、エアバッグ本体の膨張展開容量を調整できるため、乗員検知センサ等が必要なく、低コストとなる。
請求項2に記載の本発明のエアバッグ装置は、一端がエアバッグ本体の内周部に連結され、他端が所定位置に固定されており、前記エアバッグ本体が所定距離より遠くへ膨張展開することで引っ張り力が作用する引っ張り力伝達手段と、一端が前記エアバッグ本体の内周部に連結され、他端が所定位置に固定されており、前記エアバッグ本体の容量を制限するための容量制限手段と、前記引っ張り力伝達手段に設けられ、前記引っ張り力伝達手段に作用する前記エアバッグ本体の展開方向への引っ張り力によって前記容量制限手段の固定を解除する固定手段と、を有することを特徴とする。
従って、乗員の位置がエアバッグ本体から遠い場合には、エアバッグ本体が所定距離より遠くへ膨張展開することで引っ張り力伝達手段にエアバッグ本体の展開方向への引っ張り力が作用する。このため、引っ張り力伝達手段に設けられた固定手段にエアバッグ本体の展開方向への引っ張り力が作用し、エアバッグ本体の容量を制限するための容量制限手段の固定が解除される。この結果、エアバッグ本体の容量が大きくなる。一方、乗員の位置がエアバッグ本体に近く、エアバッグ本体の展開の早期に乗員がエアバッグ本体に当たる場合には、エアバッグ本体が所定距離より遠くへ膨張展開できないので、引っ張り力伝達手段にエアバッグ本体の展開方向への引っ張り力が作用しない。このため、引っ張り力伝達手段に設けられた固定手段にエアバッグ本体の展開方向への引っ張り力は作用せず、容量制限手段の固定は解除されない。この結果、容量制限手段によってエアバッグ本体の容量が小さくなる。このように、引っ張り力伝達手段に作用するエアバッグ本体の展開方向への引っ張り力によって、容量制限手段の固定を機械的に解除できるため、乗員検知センサや引っ張り力伝達手段を解除するためのアクチュエータが必要なく、低コストとなる。
請求項3に記載の本発明は、請求項2記載のエアバッグ装置において、前記固定手段は、前記引っ張り力伝達手段に連結され前記引っ張り方向へ移動可能な移動部材と、前記移動部材に係合され前記移動部材を係合位置に保持すると共に、前記移動部材が前記引っ張り方向へ移動することで前記移動部材との係合が解除される係合部材と、前記容量制限手段に連結され前記移動部材が挿通された状態で前記移動部材に係合し、前記移動部材が前記引っ張り方向へ移動することで、前記移動部材との挿通係合状態が解除される保持部材と、を備えることを特徴とする。
従って、引っ張り力伝達手段に連結された移動部材が引っ張り方向へ移動することで、移動部材と、移動部材に係合され移動部材を係合位置に保持している係合部材との係合が解除されると共に、容量制限手段に連結された保持部材と移動部材との挿通係合状態が解除される。このため、構成が簡単である。
請求項4に記載の本発明は、請求項3に記載のエアバッグ装置において、前記保持部材は前記移動部材における前記係合用に形成された凹部より前記引っ張り方向側に係合していることを特徴とする。
従って、移動部材に係合用に形成されたのが凸部でなく凹部であるため、移動部材における凹部より引っ張り方向側に保持部材が係合していても、移動部材が引っ張り方向へ移動し保持部材を通過する際に、保持部材が凹部に引っ掛かり難く、解除が円滑に行える。
請求項5に記載の本発明は、請求項3、請求項4の何れか1項に記載のエアバッグ装置において、前記容量制限手段の長手方向中間部が掛け渡され、前記保持部材によって前記移動部材に作用する引っ張り力の方向を前記移動部材の移動方向に対して略直角方向に変えるためのガイド部材を有することを特徴とする。
容量制限手段の長手方向中間部がガイド部材に掛け渡されることで、容量制限手段に連結された保持部材によって移動部材に作用する引っ張り力の方向が移動部材の移動方向に対して略直角方向となる。このため、容量制限手段の引っ張り力によって、移動部材が引っ張り方向へ移動するのを防止できる。この結果、容量制限手段の引っ張り力によって、引っ張り力伝達手段の固定が解除されるのを防止できる。
請求項1に記載の本発明は、低コストの構成で乗員の位置に合わせてエアバッグ本体の容量を変えることができる。
請求項2に記載の本発明は、低コストの構成で乗員の位置に合わせてエアバッグ本体の容量を変えることができる。
請求項3に記載の本発明は、構成を簡単にできる。
請求項4に記載の本発明は、保持部材の解除を円滑に行える。
請求項5に記載の本発明は、容量制限手段の引っ張り力によって、引っ張り力伝達手段の固定が解除されるのを防止できる。
以下、図1〜図11を用いて、本発明に係るエアバッグ装置の一実施形態について説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印INは車両幅方向内側を示している。
図1には、本実施形態に係るエアバッグ装置のエアバッグ展開状態の概略全体側断面図が示されており、図2には、本実施形態に係るエアバッグ装置が取付けられたステアリングホイールの斜視図が示されている。
図2に示すように、本実施形態のエアバッグ装置10は運転席用のエアバッグ装置であって、ステアリングホイール12の中央部に配設されたホイールパッド14(ケース)に内蔵されている。また、ステアリングホイール12は、図示しないステアリングシャフトの上端部にロックナットで固定されるハブ12Aと、ハブ12Aの外周部に配置された環状のリム12Bと、ハブ12Aとリム12Bとを繋ぐ複数本のスポーク12Cと、を備えている。ステアリングホイール12の中央部に配置されるホイールパッド14は略箱体形状に形成されており、乗員と対向する頂壁部14Aは、所定のバッグ膨張圧が内側から作用することにより図示しないティアライン(破断用の薄肉部)に沿って破断するエアバッグドア16となっている。
図1に示すように、ホイールパッド14内には、エアバッグモジュールを固定するための円形のベース20が形成されている。ベース20の中央部には円形の貫通孔22が形成されており、この貫通孔22の反乗員側から略円柱形状のガス発生手段としてのインフレータ24の下部24Aが挿入されている。なお、インフレータ24の上部外郭を構成するアッパケース26の周壁部には、所定の間隔で複数のガス噴出孔28が形成されている。
なお、インフレータ24について補足すると、インフレータ24の下部外郭を構成するロアケース30の軸芯部には、点火装置(スクイブ)32が配設されている。インフレータ24の内部には、点火装置32を中心として着火剤、伝火剤、ガス発生剤、冷却用のクーラント、ガス発生剤の燃焼後の砕片除去用のフィルタ等が充填されている。また、点火装置32は電気着火式のインフレータ24の場合に用いられるが、加速度センサを使った機械着火式のインフレータを用いてもよい。また、ガス発生剤封入タイプのインフレータ24に替えて、高圧ガスが封入されたガスボンベタイプのインフレータを用いてもよい。
一方、アッパケース26の乗員側には、エアバッグ本体としてのエアバッグ38が折り畳み状態で配置されている。エアバッグ38は、所定の形状に裁断された複数の基布の外周部を縫合糸で互いに縫合することにより袋状に構成されている。
また、エアバッグ38における反乗員側38Aの中央部には、インフレータ挿入用の円形の開口部40が形成されている。この開口部40の内側(エアバッグ内方側)に環状のリングプレート42が配置されている。リングプレート42から突出されたボルト42Aが反乗員側の開口部40の周縁部を貫通し、さらに、インフレータ24の軸方向中間部に形成されたフランジ部24B及びベース20を貫通し、その貫通端部にナット45が締め込まれることにより、エアバッグ38の反乗員側の開口部40の周縁部がリングプレート42とインフレータ24のフランジ部24Bとの間に挟持された状態でインフレータ24とともにベース20に固定されている。
エアバッグ38内には、容量調整手段、引っ張り力伝達手段としてのメインテザー44と、容量調整手段、容量制限手段としてのサブテザー46とが配設されている。また、エアバッグ38はサブテザー46によって、膨張展開時のステアリングホイール12の軸方向(図1の矢印A方向)に沿った高さと、半径方向の広がり(形状)が拘束されることで、その容量を小さくできるようになっている。
また、メインテザー44の長さは、乗員とエアバッグ38とが近く(距離が短く)、例えば、車両前方位置にスライドさせたシートに乗員が着座しており、図1に1点鎖線で示すように、エアバッグ38による乗員47の拘束が早期に始まる場合(エアバッグ38が乗員と当接したときにエアバッグ38の膨張展開容量が所定値以下の場合)に、乗員方向(図1の矢印B方向)への引っ張り力が作用しない長さに設定されている。
図3に示すように、メインテザー44における乗員側となる部位は複数本(本実施形態では3本)の枝部44Aに分岐されている。具体的には、1本のメインテザー44の長手方向中間部44Bに2本の枝部44Aの一方の端部44Bがそれぞれ縫合等によって連結されている。なお、メインテザー44における乗員側となる部位を分岐しない1本のままの構成としてもよい。
即ち、メインテザー44は、乗員とエアバッグ38とが近い場合には、エアバッグ38の膨張展開時に乗員方向(図1の矢印B方向)への引っ張り力が作用せず、乗員とエアバッグ38とが所定距離より遠い場合(エアバッグ38の膨張展開容量が所定値を超えてもエアバッグ38が乗員と当接しない場合)には、乗員方向(図1の矢印B方向)への引っ張り力が確実に作用するようになっている。なお、メインテザー44の取付位置と本数は限定されない。
図4に示すように、メインテザー44の各枝部44Aの先端部44Cは、エアバッグ38の内周部における乗員側38Bの中央部の周囲に等間隔で位置するように縫合や接着によって固定されている。
図5に示すように、メインテザー44の反乗員側には、容量調整手段、固定手段の移動部材としてのシャフト48が設けられており、メインテザー44の反乗員側端部44Dは、シャフト48の上端面48Aに設けられた取付手段50に連結されている。また、シャフト48は、円柱状のケース52の軸心部に反インフレータ側から挿入されており、ケース52はインフレータ24におけるアッパケース26の上面26Aの中央部に取付けられている。
図6及び図7に示すように、シャフト48は円柱形状となっており、シャフト48の下端部48Bは円錐形となっている。また、シャフト48の下端部48Bはケース52の底部52Aに形成した円筒形状の保持部52Bに出し入れ可能に支持されている。さらに、シャフト48の外周部48Cの長手方向中間部には円錐形の凹部54が形成されている。
図8に示すように、凹部54には容量調整手段、固定手段の係合部材としてのピストン56が挿入されている。また、ピストン56は円柱形状となっており、先端部56Aが円錐形状となっている。より具体的に説明すると、円錐形状となったピストン56の先端部56Aが、シャフト48に形成された円錐形の凹部54に挿入された状態で係合しており、シャフト48が引っ張り方向(図6及び図7の矢印B方向、図8の紙面手前方向)へ移動することでピストン56の先端部56Aが凹部54から脱け出すようになっている。
また、ケース52の内部は空間となっており、ケース52の側壁部52Cとピストン56との間には、スプリング等の付勢部材58が設けられている。付勢部材58は、ピストン56をシャフト48の軸線方向に対して垂直となる押圧方向(図8の矢印C方向)へ付勢しており、この付勢部材58の付勢力によってシャフト48が軸線方向へ容易に移動するのを防止している。なお、シャフト48に軸線方向(図6及び図7の矢印B方向、図8の紙面手前方向)へ所定値以上の移動力が加わると、付勢部材58の付勢力に抗してピストン56が反押圧方向(図8の矢印D方向)へ移動し、ピストン56と凹部54との係合が解除されると共にシャフト48が軸線方向へ移動するようになっている。
図9に示すように、サブテザー46は複数本(本実施形態では6本)設けられており、各サブテザー46における乗員側となる部位の先端部46Aは、エアバッグ38の内周部における周縁部38Cに沿った等間隔の位置に縫合や接着によって固定されている。
図1に示すように、各サブテザー46の長さは、乗員とエアバッグ38とが近く、例えば、車両前方位置にスライドさせたシートに乗員が着座しており、図1に1点鎖線で示すように、エアバッグ38による乗員47の拘束が早期に始まる場合に、エアバッグの容量が最適に(小さく)なるように設定されている。
図7に示すように、各サブテザー46の反乗員側端部は、リング状に裁断された容量調整手段、固定手段の保持部材としてのリング部46Bとなっている。なお、各サブテザー46の反乗員側端部に、保持部材としてのリング状の連結部材(別部材)を固定した構成としてもよい。
図10に示すように、ケース52の内部において、各サブテザー46のリング部46Bには、シャフト48が挿通されており、各サブテザー46のリング部46Bはシャフト48における凹部54より引っ張り方向側(メインテザー44側)に係合している。なお、各サブテザー46のリング部46Bはシャフト48における凹部54より引っ張り方向側と反対側に係合した構成にしてもよい。
また、各サブテザー46は、ケース52の側壁部52Cに形成された各スリット62を通って、ケース52の内側から外側へ引き出されている。なお、各サブテザー46のリング部46Bの引き出し方向(図10の矢印E方向)は、シャフト48の移動方向(軸線方向)に対して略垂直(略直角)方向となっている。また、各スリット62はケース52の周方向に沿って幅広に形成されており、各サブテザー46のリング部46Bはスリット62を通過可能となっている。
図11に示すように、ケース52の側壁部52Cの外周側には、ケース52と所定の間隔を開けてガイド部材としてのサブテザーガイド66が設けられている。このサブテザーガイド66は、丸棒材をリング状に湾曲して構成されており、複数本の取付ブラケット68を介してアッパケース26の上面26Aに取付けられている。また、各サブテザー46の長手方向中間部46Cは、ケース52のスリット62から引き出され、サブテザーガイド66の下面66Aと外周側面66Bとに掛け渡されたのち、乗員側方向(図11の矢印F方向)へ導かれている。なお、サブテザーガイド66は、丸棒材に代えて他の断面形状の材料を使用してもよい。
従って、サブテザーガイド66に各サブテザー46を掛け渡したことで、各サブテザー46に乗員側方向(図11の矢印F方向)の引っ張り力が作用した場合に、各サブテザー46のリング部46Bの引き出し方向(図6の矢印E方向)が、シャフト48の移動方向(軸線方向)に対して略垂直方向となる。このため、各サブテザー46に作用する引っ張り力によってシャフト48が軸線方向へ移動することを抑制できるようになっている。
なお、エアバッグ38にはベントホール(図示省略)が形成されており、エアバッグ38内の余分なガスを排気できるようになっている。
一方、乗員とエアバッグ38とが遠く(距離が長く)、例えば、車両後方位置にスライドさせたシートに乗員が着座しており、エアバッグ38による乗員の拘束までに時間がかかる場合には、エアバッグ38は図1に実線で示す状態から2点鎖線で示す状態へさらに膨張展開する。この際、エアバッグ38の乗員側方向(図1の矢印A方向)への展開膨張によって、メインテザー44に引っ張られたシャフト48が乗員側方向(図1の矢印B方向)へ移動するようになっている。このため、シャフト48の凹部54とピストン56との係合が解除されると共に、各サブテザー46のリング部46Bからシャフト48が抜けることで、各サブテザー46のリング部46Bとシャフト48との係合も解除されるようになっている。
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
通常時においては、エアバッグ装置10は非作動状態にあるため、エアバッグ38は折り畳み状態でホイールパッド14内に格納されている。
この状態から車両が正面衝突(前面衝突)時になると、図示しないエアバッグセンサによって前面衝突状態が検知され、その信号がエアバッグECUに入力される。エアバッグECUでは、エアバッグ装置10を作動させるべきか否かを入力信号に基づいて判断し、エアバッグ作動と判断すると、インフレータ24の点火装置32に所定の電流が通電される。これにより、インフレータ24が作動してガスが発生される。このガスの供給を受けて、折り畳み状態で格納されていたエアバッグ38が膨張し、ホイールパッド14の頂壁部を内側から押圧する。これにより、ティアラインに作用する荷重が破断荷重に達すると、ホイールパッド14の頂壁部14Aがティアラインに沿って破断しエアバッグドア16が上下に展開される。その結果、エアバッグ38は、運転席に着座した乗員側へ向けて膨張展開される。
このとき、乗員とエアバッグ38とが近く、エアバッグ38による乗員上体の拘束が早期に始まる場合には、図1に1点鎖線で示すように、エアバッグ38の乗員側38Bが乗員47に当接することで、メインテザー44に乗員側(矢印B方向)への引っ張り力は作用しない。このため、メインテザー44の反乗員側端部44Dに設けられたシャフト48にも、乗員側(矢印B方向)への引っ張り力は作用しない。この結果、メインテザー44とサブテザー46は係合状態(図1に示す状態)に保持される。このため、エアバッグ38の展開形状は、サブテザー46によって、図1に実線で示す小型形状(容量小)になり、車両前方位置にスライドさせたシートに着座した乗員の上体を最適に支持できる。
即ち、小柄な乗員がエアバッグ38と近い位置に着座している場合には、エアバッグ38の容量を小さくすることで、乗員がエアバッグ38から受ける衝撃を小さくできる。
なお、エアバッグ38が膨張展開する際に、各サブテザー46には矢印F方向の引っ張り方向の力が作用するが、各サブテザー46の長手方向中間部46Cをサブテザーガイド66に掛け渡すことで、各サブテザー46のリング部46Bの引き出し方向(図6の矢印E方向)が、シャフト48の移動方向(矢印B方向)に対して略垂直方向となる。このため、各サブテザー46に作用する引っ張り力によってシャフト48が軸線方向へ移動することを抑制できる。この結果、各サブテザー46には矢印F方向の引っ張り力によって、シャフト48の凹部54とピストン56との係合が解除されるのを防止できる。
一方、乗員とエアバッグ38とが遠く、エアバッグ38による乗員上体の拘束までに時間がかかる場合には、エアバッグ38は図1に実線で示す状態から2点鎖線で示す状態へさらに膨張展開する。この際、エアバッグ38の乗員側(図1の矢印A方向)への膨張展開によって、メインテザー44に乗員側(矢印B方向)への引っ張り力が作用し、メインテザー44に引っ張られたシャフト48が乗員側(図1の矢印B方向)へ移動する。このため、シャフト48の凹部54とピストン56との係合が解除されると共に、各サブテザー46のリング部46Bからシャフト48が抜けることで、各サブテザー46のリング部46Bとシャフト48との係合も解除される。
この結果、エアバッグ38の展開形状は、各サブテザー46による制約を受けずに、図1に2点鎖線で示す大型形状(容量大)になり、車両後方位置にスライドさせたシートに着座した乗員の上体を最適に支持できる。
即ち、大柄な乗員がエアバッグ38から遠い位置に着座している場合には、エアバッグ38の容量を大きくすることで、乗員の運動エネルギーを吸収するためのエアバッグ38のストロークを十分に確保できる。
また、本実施形態では、エアバッグ38の展開によって、メインテザー44に引っ張られたシャフト48が乗員側(図1の矢印B方向)へ移動することで、シャフト48の凹部54とピストン56との係合が解除されると共に、各サブテザー46のリング部46Bとシャフト48との係合も解除される構成となっている。このため、乗員位置を検知する乗員検知センサや、火薬駆動式プランジャ等のアクチュエータが必要ない。この結果、低コストにできる。
また、本実施形態では、固定手段を、引っ張り方向へ移動可能な移動部材としてのシャフト48と、シャフト48の凹部54に係合され、シャフト48が引っ張り方向へ移動することで、シャフト48との係合が解除される係合部材としてのピストン56と、を備える構成としたため、構成が簡単である。
また、本実施形態では、ピストン56がシャフト48に形成された凹部54に挿入された状態で係合しており、シャフト48が引っ張り方向へ移動することで凹部54から脱け出す構成としたため、シャフト48とピストン56との係合が容易に解除される。
また、本実施形態では、シャフト48に形成されているのが凸部でなく凹部54であるため、シャフト48における凹部54より引っ張り方向側に各サブテザー46のリング部46Bが係合していても、シャフト48が引っ張り方向へ移動し各サブテザー46のリング部46Bを通過する際に、各サブテザー46のリング部46Bが凹部54に引っ掛かり難く、解除が円滑に行える。
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、固定手段をシャフト48に形成した凹部54にピストン56が係合する構成としたが、引っ張り力伝達手段としてのメインテザー44に作用するエアバッグ38の展開方向への引っ張り力によって、引っ張り力伝達手段の固定と容量制限手段の固定を解除する固定手段は他の構成としてもよい。例えば、シャフト48側に設けたピストン56がケース52に設けた凹部54に係合する構成、シャフト48をケース52の底部52Aに連結し、この連結が外れる構成、メインテザー44をケース52の底部52Aやエアバッグ38の開口部40の周縁部等に直接固定し、この固定部が切断される構成等の他の構成としてもよい。
また、上記実施形態では、引っ張り力伝達手段をメインテザー44とし、容量制限手段をサブテザー46としたが、引っ張り力伝達手段及び容量制限手段はテザー(紐)に限定されず、帯、膜等の他の構成としてもよい。
また、エアバッグ38の内部に設けられ、エアバッグ38が乗員と当接したときにエアバッグ38の膨張展開容量が所定値以下の場合には、エアバッグ38の膨張展開容量を制限すると共に、エアバッグ38の膨張展開容量が所定値を超えてもエアバッグ38が乗員と当接しない場合には、エアバッグ38の膨張展開容量の制限を解除する容量調整手段は、上記実施形態の構成には限定されず、他の構成としてもよい。
また、上記実施形態では、車両が正面衝突することによりエアバッグ装置10が作動する構成となっていたが、これに限らず、プリクラッシュセンサを搭載して、正面衝突予測(予知)時にもエアバッグ装置10が作動する構成にしてもよい。
また、上記実施形態では、本発明のエアバッグ装置を運転席用のエアバッグ装置に適用したが、本発明のエアバッグ装置は助手席用のエアバッグ装置等の他のエアバッグ装置にも適用可能である。
本発明の一実施形態に係るエアバッグ装置のエアバッグ展開状態を示す概略側断面図である。 本発明の一実施形態に係るエアバッグ装置が設けられたステアリングを示す概略斜視図である。 本発明の一実施形態に係るエアバッグ装置のメインテザーの分岐を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るエアバッグ装置のエアバッグ展開状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るエアバッグ装置のエアバッグ展開状態のインフレータ近傍を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るエアバッグ装置のサブテザーの連結部を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るエアバッグ装置のサブテザーの連結部を示す分解斜視図である。 図1の8−8断面線に沿った拡大断面図である。 本発明の一実施形態に係るエアバッグ装置のエアバッグ展開状態を示す概略平面図である。 図1の10−10断面線に沿った拡大断面図である。 本発明の一実施形態に係るエアバッグ装置のサブテザーの中間部を示す斜視図である。
符号の説明
10 エアバッグ装置
12 ステアリングホイール
14 ホイールパッド
24 インフレータ
38 エアバッグ(エアバッグ本体)
44 メインテザー(容量調整手段、引っ張り力伝達手段)
46 サブテザー(容量調整手段、容量制限手段)
46B サブテザーのリング部(容量調整手段、固定手段、保持部材)
48 シャフト(容量調整手段、固定手段、移動部材)
54 凹部
56 ピストン(容量調整手段、固定手段、係合部材)
66 サブテザーガイド(ガイド部材)

Claims (5)

  1. エアバッグ本体の内部に設けられ、前記エアバッグ本体が乗員と当接したときに前記エアバッグ本体の膨張展開容量が所定値以下の場合には、前記エアバッグ本体の膨張展開容量を制限すると共に、前記エアバッグ本体の膨張展開容量が前記所定値を超えても前記エアバッグ本体が乗員と当接しない場合には、前記エアバッグ本体の膨張展開容量の制限を解除する容量調整手段を有することを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 一端がエアバッグ本体の内周部に連結され、他端が所定位置に固定されており、前記エアバッグ本体が所定距離より遠くへ膨張展開することで引っ張り力が作用する引っ張り力伝達手段と、
    一端が前記エアバッグ本体の内周部に連結され、他端が所定位置に固定されており、前記エアバッグ本体の容量を制限するための容量制限手段と、
    前記引っ張り力伝達手段に設けられ、前記引っ張り力伝達手段に作用する前記エアバッグ本体の展開方向への引っ張り力によって前記容量制限手段の固定を解除する固定手段と、
    を有することを特徴とするエアバッグ装置。
  3. 前記固定手段は、
    前記引っ張り力伝達手段に連結され前記引っ張り方向へ移動可能な移動部材と、
    前記移動部材に係合され前記移動部材を係合位置に保持すると共に、前記移動部材が前記引っ張り方向へ移動することで前記移動部材との係合が解除される係合部材と、
    前記容量制限手段に連結され前記移動部材が挿通された状態で前記移動部材に係合し、前記移動部材が前記引っ張り方向へ移動することで、前記移動部材との挿通係合状態が解除される保持部材と、
    を備えることを特徴とする請求項2に記載のエアバッグ装置。
  4. 前記保持部材は前記移動部材における前記係合用に形成された凹部より前記引っ張り方向側に係合していることを特徴とする請求項3に記載のエアバッグ装置。
  5. 前記容量制限手段の長手方向中間部が掛け渡され、前記容量制限手段から前記保持部材を介して前記移動部材に作用する引っ張り力の方向を前記移動部材の移動方向に対して略直角方向に変えるためのガイド部材を有することを特徴とする請求項3、請求項4の何れか1項に記載のエアバッグ装置。
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