JP2009154079A - ガス製造装置の停止方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】停止信号が入力された際、ガスの製造を停止すると共に、次回起動時において製造されるガスに含まれる不純物を好適に低減可能なガス製造装置の停止方法を提供する。
【解決手段】2つ以上の吸着塔を備え、PSA機構によりガスを製造するガス製造装置の停止方法であって、停止信号が入力された後、少なくとも1つの吸着塔の残留ガスを、他の吸着塔に供給し、吸着塔間の圧力を略同一とする第1均圧ステップと、前記第1均圧ステップにおいて残留ガスを供給した吸着塔を脱圧する第1脱圧ステップと、を含むことを特徴とするガス製造装置の停止方法である。
【選択図】図1

Description

本発明は、PSA(Pressure Swing Adsorption)機構により不純物の少ないガスを製造するガス製造装置の停止方法に関する。
従来、複数の吸着塔を利用するPSA機構によって、不純物を吸着・除去して、不純物の少ないガスを製造する技術が知られている。この技術に関連して、ガス製造装置(PSA機構)の起動時において、吸着塔から不純物を放出する技術が提案されている(特許文献1参照)。また、次回の再起動時における起動性を良好とするため、停止信号が入力された後、予め設定された規定停止位置(例えば、吸着工程の完了位置や、脱圧工程の完了位置)まで運転を継続した後、停止する技術が提案されている(特許文献2参照)。
特開2005−272598号公報 特開2005−220283号公報
ところが、特許文献1の技術では、停止後から次回起動時まで、吸着塔に不純物が残留したままとなり、このように残留する不純物が吸着塔内で拡散し、次回起動時において、製造されるガスに不純物が含まれる虞がある。また、特許文献2の技術では、停止信号が入力された後、予め設定された規定停止位置まで運転を継続し、要求されていないガスの製造を継続する必要があった。
そこで、本発明は、停止信号が入力された際、ガスの製造を停止すると共に、次回起動時において製造されるガスに含まれる不純物を好適に低減可能なガス製造装置の停止方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明は、2つ以上の吸着塔を備え、PSA機構によりガスを製造するガス製造装置の停止方法であって、停止信号が入力された後、少なくとも1つの吸着塔の残留ガスを、他の吸着塔に供給し、吸着塔間の圧力を略同一とする第1均圧ステップと、前記第1均圧ステップにおいて残留ガスを供給した吸着塔を脱圧する第1脱圧ステップと、を含むことを特徴とするガス製造装置の停止方法である。
このようなガス製造装置の停止方法によれば、PSA機構の運転を停止する停止信号が入力された後、ガスの製造を停止し、少なくとも1つの吸着塔の残留ガスを、他の吸着塔に供給し、吸着塔間の圧力を略同一とし(第1均圧ステップ)、つまり、停止信号が発せられる前において、不純物を吸着し、不純物の少ないガスを精製している吸着塔の残留ガスを、脱圧により洗浄中等を実行している他の吸着塔に供給し、吸着塔間における残留ガスの圧力を均一にする。
そして、前記残留ガスを供給した吸着塔を脱圧(第1脱圧ステップ)、つまり、前記残留ガスを供給した吸着塔のガスを外部に排出することにより、この吸着塔の吸着物を除去することができる。これにより、次回起動時において、製造されるガスに含まれる不純物を低減することができる。
なお、吸着塔の脱圧とは、吸着塔内のガスを排出することで、その圧力を下げると共に、排出されるガスによって、吸着物(後記する実施形態では二酸化炭素等の不純物)を、外部に除去し、吸着塔を洗浄することを意味する。
また、前記第1脱圧ステップの後、脱圧していない吸着塔の残留ガスを、脱圧した吸着塔に供給し、吸着塔間の圧力を略同一とする第2均圧ステップと、前記第2均圧ステップにおいて残留ガスを供給した吸着塔を脱圧する第2脱圧ステップと、を含むことを特徴とするガス製造装置の停止方法である。
このようなガス製造装置の停止方法によれば、第1脱圧ステップの後、脱圧していない吸着塔の残留ガスを、脱圧した吸着塔に供給し、吸着塔間の圧力を略同一とし(第2均圧ステップ)、第2均圧ステップにおいて残留ガスを供給した吸着塔を脱圧することにより(第2脱圧ステップ)、第1脱圧ステップで吸着物を除去していない吸着塔の吸着物を除去することができる。
なお、この後、吸着塔間の圧力を略同一とした後、残留ガスを供給した吸着塔を脱圧し、この吸着塔の吸着物を除去することが好ましい。
また、第1吸着塔及び第2吸着塔を備え、PSA機構によりガスを製造するガス製造装置の停止方法であって、停止信号が入力された後、前記第1吸着塔と前記第2吸着塔とを接続する均圧弁を開き、前記第1吸着塔の残留ガスを、前記第2吸着塔に供給し、前記第1吸着塔と前記第2吸着塔との圧力を略同一とする第1均圧ステップと、前記均圧弁を閉じた後、前記第1吸着塔の脱圧弁を開き、当該第1吸着塔を脱圧する第1脱圧ステップと、前記第1吸着塔の脱圧弁を閉じた後、前記均圧弁を開き、前記第2吸着塔の残留ガスを、前記第1吸着塔に供給し、前記第1吸着塔と前記第2吸着塔との圧力を略同一とする第2均圧ステップと、前記均圧弁を閉じた後、前記第2吸着塔の脱圧弁を開き、当該第2吸着塔を脱圧する第2脱圧ステップと、を含むことを特徴とするガス製造装置の停止方法である。
このようなガス製造装置の停止方法によれば、PSA機構の運転を停止する停止信号が入力された後、ガスの製造を停止する。そして、均圧弁を開き、第1吸着塔の残留ガスを、第2吸着塔に供給し、第1吸着塔と第2吸着塔との圧力を略同一とする(第1均圧ステップ)。次いで、均圧弁を閉じた後、第1吸着塔の脱圧弁を開き、第1吸着塔を脱圧することにより(第1脱圧ステップ)、第1吸着塔の吸着物を除去することができる。
そして、第1吸着塔の脱圧弁を閉じた後、均圧弁を開き、第2吸着塔の残留ガスを、第1吸着塔に供給し、第1吸着塔と前記第2吸着塔との圧力を略同一とする(第2均圧ステップ)。次いで、均圧弁を閉じた後、第2吸着塔の脱圧弁を開き、第2吸着塔を脱圧することにより(第2脱圧ステップ)、第2吸着塔の吸着物を除去することができる。
このように、第1吸着塔と第2吸着塔との両方の吸着塔から、従来、停止後に排出処分していた残留ガスを有効利用して、各吸着塔の不純物を排出することができる。
また、前記停止信号が入力された際、前記第1吸着塔の圧力は、前記第2吸着塔の圧力よりも高いことを特徴とするガス製造装置の停止方法である。
このようなガス製造装置の停止方法によれば、停止信号が入力された際、第1吸着塔の圧力は、第2吸着塔の圧力よりも高い。これにより、第1吸着塔の圧力を利用して、第1吸着塔の残留ガスを、第2吸着塔に供給することができる。なお、停止信号が入力された際、第1吸着塔では、吸着が行われていたため、第1吸着塔の圧力が、第2吸着塔の圧力よりも高くなる。
その後、第1吸着塔(残留ガスを供給した吸着塔)を脱圧することにより、吸着物が拡散等する前に、吸着物を速やかに外部に排出できる。
また、吸着塔を脱圧するステップにおいて、脱圧していない吸着塔の残留ガスの一部を、脱圧している吸着塔へ供給することを特徴とするガス製造装置の停止方法である。
このようなガス製造装置の停止方法によれば、吸着塔を脱圧するステップ(第1脱圧ステップ、第2脱圧ステップ)において、脱圧していない吸着塔から、脱圧している吸着塔に供給される残留ガスにより、脱圧している吸着塔の吸着物を外部に押し出す(パージ)ことができる。なお、脱圧していない吸着塔から、脱圧している吸着塔に供給される残留ガスの流量は、オリフィス等によって小流量に設定されることが好ましい。
また、このように脱圧していない吸着塔の残留ガスを有効利用しつつ、吸着物を除去するので、脱圧している吸着塔に吸着物除去用の新規なガスを導入する必要もない。
また、各吸着塔の圧力が所定圧力になるまで、各吸着塔において均圧と脱圧とを繰り返すことを特徴とするガス製造装置の停止方法である。
このようなガス製造装置の停止方法によれば、各吸着塔に圧力が所定圧力(例えば大気圧)になるまで、各吸着塔において均圧と脱圧とを繰り返すので、各吸着塔の吸着物を確実に除去すると共に、各吸着塔における均圧と脱圧とが長時間にて継続されることを防止できる。
なお、所定圧力は、例えば、各吸着塔に残留するガスの圧力を駆動力として、このガスが流れない圧力に設定される。
また、繰り返し回数毎に、各吸着塔に残留する不純物の残留量を予め別途に計測しておき、その計測結果に基づいて、均圧ステップと脱圧ステップとの繰り返し回数を、予め所定回数に設定しておき、この設定された所定回数に従って、均圧ステップと脱圧ステップとを繰り返すこともできる。
本発明によれば、停止信号が入力された際、ガスの製造を停止すると共に、次回起動時において製造されるガスに含まれる不純物を好適に低減可能なガス製造装置の停止方法を提供することができる。
≪第1実施形態≫
以下、本発明の第1実施形態について、図1から図5を参照して説明する。なお、第1実施形態、及び、後記する第2実施形態では、PSA機構により、不純物の少ない水素(ガス)を製造する水素製造装置1を例示する。また、このように製造される水素は、例えば、燃料電池自動車に搭載される燃料電池のアノードに、燃料ガスとして供給される。ただし、水素(燃料ガス)の用途はこれに限定されず、その他、燃焼用等でもよい。
図1に示す水素製造装置1は、水素を主成分とする原料ガス中の二酸化炭素、水蒸気等の不純物をPSA機構により吸着させ、つまり、第1吸着塔10Aと第2吸着塔10Bとにおいて、不純物の吸着/除去を交互に繰り返し、高純度の水素を製造する装置である。なお、原料ガスは、天然ガス、メタノール等の原燃料を水蒸気改質し、改質後のガスから一酸化炭素を除去したものである。
≪水素製造装置の通常時の動作≫
まず、水素製造装置1の通常時の動作について、図1、図2を参照して、第1吸着塔10Aで不純物を吸着し、第2吸着塔10Bで吸着した不純物(吸着物)を脱圧により、除去している場合を説明する。
原料ガスは、コンプレッサ21、第1供給弁11Aを介して、第1吸着塔10Aの下部に導入される。導入された原料ガスは、第1吸着塔10A内を鉛直上方に向かって流れつつ、その不純物は、第1吸着塔10A内に装填されている吸着剤(ゼオライト、活性炭等)に吸着される。
そして、不純物が吸着されることで高純度となった水素は、第1吸着塔10Aの上部から第1排出弁12A、保圧弁22を介して、外部(例えば、水素タンク)に供給される。なお、第1均圧弁13A、第1脱圧弁14Aは閉じられている。保圧弁22は、背圧弁であり、第1吸着塔10Aにおける吸着圧を制御するものである。
一方、第2供給弁11B、第2排出弁12B、及び、第2均圧弁13Bは閉じられたまま、第2脱圧弁14Bが開かれ、第2吸着塔10Bの残留ガスは、第2脱圧弁14Bを介して、燃焼部23に排出される。このように残留ガスが燃焼部23に供給されることで、第2吸着塔10Bが脱圧され、そして、第2吸着塔10Bから残留ガスが流出することで、第2吸着塔10Bの吸着剤に吸着していた不純物が除去され、第2吸着塔10Bが洗浄される。
なお、第1実施形態に係る二酸化炭素等の不純物は、第1吸着塔10A及び第2吸着塔10B内を比重の小さい水素が鉛直上向きで流れるので、主に、鉛直下方の吸着剤に吸着している。また、燃焼部23は、このように脱圧されることで排出される残留ガス及び不純物を燃焼するものである。
そして、第1吸着塔10Aにおける吸着と、第2吸着塔10Bの脱圧及び不純物の除去とが完了すると、第1吸着塔10Aを吸着から脱圧に切り替え、吸着した不純物を除去し、第2吸着塔10Bを脱圧から吸着に切り替え、高純度の水素の製造に切り替える(図2参照)。
≪水素製造装置の停止方法≫
次に、水素製造装置1の停止方法について、図3、図4を参照して説明する。
なお、水素製造装置1を作動させるスイッチ31のOFF信号をコントローラ30(制御手段)が検知すると、図3のフローチャートに示す処理がスタートする。コントローラ30は、水素製造装置1を電子制御する制御装置であり、CPU、ROM、RAM、各種インタフェイス、電子回路などを含んで構成されており、その内部に記憶されたプログラムに従って、各種機器を制御し、各種処理を実行するようになっている。
また、ここでは、第1吸着塔10Aに原料ガスを供給し、不純物を吸着させ、高純度の水素を製造中であって、第2吸着塔10Bの脱圧中に、スイッチ31がOFFされた場合を例示する。よって、スイッチ31のOFF信号(停止信号)がコントローラ30に入力された際、第1吸着塔10A内のガスの圧力は、第2吸着塔10B内のガスの圧力よりも高くなっている(図4参照)。
ステップS101において、コントローラ30は、全ての弁(第1供給弁11A、第2供給弁11B、第1排出弁12A、第2排出弁12B、第1均圧弁13A、第2均圧弁13B、第1脱圧弁14A、第2脱圧弁14B)を閉じる。
これに並行して、コントローラ30は、コンプレッサ21を停止し、不純物の少ない水素(ガス)の製造を停止する。
<第1均圧ステップ−第1、第2吸着塔の均圧(第1均圧ステップ)>
ステップS102において、コントローラ30は、第1吸着塔10Aの圧力と第2吸着塔10Bの圧力とを均圧するため、第1均圧弁13A及び第2均圧弁13Bを開く。そうすると、第1吸着塔10Aの残留ガスは、第1均圧弁13A、第2均圧弁13Bを通って、第2吸着塔10Bに供給される。これにより、第1吸着塔10A内のガスの圧力は下がり、第2吸着塔10B内のガスの圧力は上昇する。
第1均圧弁13A、第2均圧弁13Bは、第1吸着塔10Aのガスの圧力と、第2吸着塔10Bのガスの圧力とが、略同一となるまで開かれる。
なお、第1吸着塔10Aのガスの圧力は、第1吸着塔10Aの出口近傍に設けられた圧力センサ15Aで検出され、第2吸着塔10Bのガスの圧力は、第2吸着塔10Bの出口近傍に設けられた圧力センサ15Bで検出される。そして、検出された圧力は、それぞれコントローラ30に出力されるようになっている。
<第1脱圧ステップ−第1吸着塔:脱圧、第2吸着塔:保持>
ステップS103において、コントローラ30は、第2吸着塔10Bを均圧後の圧力で保持したまま、第1吸着塔10Aを脱圧する。
具体的には、コントローラ30は、第1脱圧弁14Aを開く。そうすると、ステップS102で第2吸着塔10Bに残留ガスを供給した第1吸着塔10A内の残留ガスは、第1脱圧弁14Aを介して、燃焼部23に排出され、第1吸着塔10Aは脱圧される。このように排出される残留ガスによって、第1吸着塔10Aの吸着剤に吸着していた不純物(二酸化炭素等)も、燃焼部23に排出され、その結果、第1吸着塔10Aが洗浄される。
このような第1吸着塔10Aの脱圧は、所定時間の間にて継続され、その後、第1脱圧弁14Aは閉じられる。
一方、第2脱圧弁14Bは閉じたままであるので、第2吸着塔10Bの圧力は、ステップS102の均圧後の圧力で保持される。よって、第1吸着塔10Aの脱圧後において、第2吸着塔10Bの圧力は、第1吸着塔10Aの圧力よりも高くなる。
<第2均圧ステップ−第1、第2吸着塔:均圧>
ステップS104において、コントローラ30は、第1吸着塔10Aと第2吸着塔10Bとを均圧するため、第1均圧弁13A及び第2均圧弁13Bを開く。そうすると、第2吸着塔10Bの残留ガスは、第2均圧弁13B、第1均圧弁13Aを通って、第1吸着塔10Aに供給される。これにより、第2吸着塔10Bの圧力は下がり、第1吸着塔10Aの圧力は上昇する。
第1均圧弁13A、第2均圧弁13Bは、第1吸着塔10Aのガスの圧力と、第2吸着塔10Bのガスの圧力とが、略同一となるまで開かれる。
<第2脱圧ステップ−第1吸着塔:保持、第2吸着塔:脱圧>
ステップS105において、コントローラ30は、第1吸着塔10Aを均圧後の圧力で保持したまま、第2吸着塔10Bを脱圧する。
具体的には、コントローラ30は、第2脱圧弁14Bを開く。そうすると、ステップS104で第1吸着塔10Aに残留ガスを供給した第2吸着塔10B内の残留ガスは、第2脱圧弁14Bを介して、燃焼部23に排出され、第2吸着塔10Bは脱圧される。このように排出される残留ガスによって、第2吸着塔10Bの吸着剤に吸着していた不純物(二酸化炭素等)も、燃焼部23に排出され、その結果、第2吸着塔10Bが洗浄される。
このような第2吸着塔10Bの脱圧は、ステップS103における第1吸着塔10Aの脱圧と同様、所定時間の間にて継続され、その後、第2脱圧弁14Bは閉じられる。
一方、第1脱圧弁14Aは閉じたままであるので、第1吸着塔10Aの圧力は、ステップS104の均圧後の圧力で保持される。よって、第2吸着塔10Bの脱圧後において、第1吸着塔10Aの圧力は、第2吸着塔10Bの圧力よりも高くなる。
ステップS106において、コントローラ30は、第1吸着塔10Aの圧力、及び、第2吸着塔10Bの圧力が、所定圧力P0(例えば、略大気圧)であるか否かを判定する。
第1吸着塔10Aの圧力、及び、第2吸着塔10Bの圧力が、所定圧力P0であると判定された場合(S106・Yes)、コントローラ30の処理はステップS107に進む。一方、第1吸着塔10Aの圧力、及び、第2吸着塔10Bの圧力が、所定圧力P0でないと判定された場合(S106・No)、コントローラ30の処理はステップS108に進む。
ステップS107において、コントローラ30は、全ての弁(第1供給弁11A、第2供給弁11B、第1排出弁12A、第2排出弁12B、第1均圧弁13A、第2均圧弁13B、第1脱圧弁14A、第2脱圧弁14B)を閉じる。
その後、コントローラ30の処理は、エンドに進み、水素製造装置1の停止方法を終了する。
ステップS108において、コントローラ30は、ステップS102〜S105に係る一連の処理を所定回数(例えば2〜5回)以上にて、繰り返した否かを判定する。所定回数は、第1吸着塔10A、第2吸着塔10Bの大きさ、ガスの種類等に関係し、事前試験等により求められる。
所定回数以上繰り返したと判定した場合(S108・Yes)、コントローラ30の処理は、ステップS107に進む。一方、所定回数以上繰り返してないと判定した場合(S108・No)、コントローラ30の処理はステップS102に進む。
≪水素製造装置の停止方法による効果≫
このような水素製造装置1の停止方法によれば、次の効果を得ることができる。
スイッチ31からコントローラ30にOFF信号(停止信号)が入力された際、吸着中の第1吸着塔10Aの高圧のガスを利用して、第1吸着塔10Aの不純物と、第2吸着塔10Bの不純物とを交互に除去することができる。これにより、次回起動時において、製造される水素中に含まれる不純物の濃度を、大きく低減できる(図5参照)。よって、次回起動時において、不純物を多量に含む水素を処理する必要もなく、次回起動後、早期に定常状態に移行することができる。
また、OFF信号の入力後、脱圧することにより、第1吸着塔10A及び第2吸着塔10Bで、未だ拡散していない不純物を容易に除去できる。これに対し、不純物を第1吸着塔10A及び第2吸着塔10B内に残したまま、長時間放置すると、不純物が第1吸着塔10A及び第2吸着塔10Bに拡散するので、除去しにくくなる。
さらに、OFF信号が発生された時において、第1吸着塔10A及び第2吸着塔10Bに残留するガスは、通常、この後高純度の水素として利用されないが、第1実施形態のように、第1吸着塔10A及び第2吸着塔10Bに残留するガスを利用して、第1吸着塔10A及び第2吸着塔10Bの不純物を除去することができる。
さらにまた、ステップS102〜ステップS105に係る一連の処理は、所定回数にて繰り返すので(S108・No)、一回の脱圧では除去されなかった不純物も、確実に除去し、第1吸着塔10A、第2吸着塔10Bを好適に洗浄できる。
また、第1吸着塔10A、第2吸着塔10Bの圧力が、終了判定基準となる所定圧力P0となり(S106・Yes)、第1吸着塔10Aと第2吸着塔10Bとの間でガスが流れないと判断された場合、脱圧及び均圧を終了するので、OFF信号の後、脱圧及び均圧が無駄に継続することを防止できる。
≪第2実施形態≫
次に、本発明の第2実施形態について、図6、図7を参照して説明する。なお、第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
第2実施形態では、図6に示すように、第1実施形態に係るステップS103(図3参照)に代えてステップS203を、ステップS105(図3参照)に代えてステップS205を、備えている。
ステップS203において、コントローラ30は、ステップS103と同様に、第1吸着塔10Aを脱圧するため、第1脱圧弁14Aを開くと共に、第2排出弁12B及び第1均圧弁13Aを開く(図7参照)。
そうすると、第2吸着塔10Bのガスが、第2排出弁12B、逆止弁16、オリフィス17、第1均圧弁13Aを介して、第1吸着塔10Aの上部に供給される。第2吸着塔10Bから第1吸着塔10Aに向かうガスは、逆止弁16により逆流防止されると共に、オリフィス17により第2吸着塔10Bの圧力が大きく低下しない程度の小流量に設定される。ただし、オリフィス17に代えて、例えば、絞り弁等を使用してもよい。
このように、第2吸着塔10Bのガスが、小流量で第1吸着塔10Aの上部に供給されると、このように供給されるガスが、第1吸着塔10Aの不純物を外部に押し出し(パージ)、不純物を除去することができる。
このとき、第2供給弁11Bを開いて、コンプレッサ21と第2供給弁11Bとの間に残留するガスの圧力を利用するようにしてもよい。
そして、所定時間経過後、コントローラ30は、第2排出弁12B、第1均圧弁13A、及び、第1脱圧弁14Aを閉じる。
ステップS205において、コントローラ30は、ステップS105と同様に、第2吸着塔10Bを脱圧するため、第2脱圧弁14Bを開くと共に、第1排出弁12A及び第2均圧弁13Bを開く(図7参照)。
そうすると、第1吸着塔10Aのガスが、第1排出弁12A、逆止弁16、オリフィス17、第2均圧弁13Bを介して、第2吸着塔10Bの上部に供給される。第1吸着塔10Aから第2吸着塔10Bに向かうガスは、逆止弁16により逆流防止されると共に、オリフィス17により第2吸着塔10Bの圧力が大きく低下しない程度の小流量に設定される。
このように、第1吸着塔10Aのガスが、小流量で第2吸着塔10Bの上部に供給されると、このように供給されるガスが、第2吸着塔10Bの不純物を外部に押し出し(パージ)、不純物を除去することができる。
このとき、第1供給弁11Aを開いて、コンプレッサ21と第1供給弁11Aとの間に残留するガスの圧力を利用するようにしてもよい。
そして、所定時間経過後、コントローラ30は、第1排出弁12A、第2均圧弁13B、及び、第2脱圧弁14Bを閉じる。
このように第2実施形態では、脱圧していない第1吸着塔10A又は第2吸着塔10Bのガスを、脱圧している第2吸着塔10B又は第1吸着塔10Aに、小流量で供給し、この小流量で供給されるガスによって、第2吸着塔10B又は第1吸着塔10Aの不純物を押し出し、除去することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、例えば次のように変更することができ、また、次の構成を適宜組合させてもよい。
前記した実施形態では、吸着塔が2つである場合を例示したが、吸着塔の数はこれに限定されず、3つ以上でもよい。
すなわち、例えば、第1吸着塔10A、第2吸着塔10Bに加えて、第3吸着塔を備える水素製造装置において、第1吸着塔10Aで不純物を吸着して水素を精製し、第2吸着塔10B及び第3吸着塔を脱圧している場合において、OFF信号が入力されたとき、第1吸着塔10Aの残留ガスを、第2吸着塔10B及び第3吸着塔に供給し、第1〜第3吸着塔の圧力を均圧した後(第1均圧ステップ)、第1吸着塔10Aを脱圧する(第1脱圧ステップ)。その後、第2吸着塔10B及び第3吸着塔の残留ガスを第1吸着塔10Aに供給し、第1〜第3吸着塔の圧力を均圧した後(第2均圧ステップ)、第2吸着塔10B及び第3吸着塔を脱圧する方法でもよい(第2脱圧ステップ)。
また、第1吸着塔10Aを脱圧した後(第1脱圧ステップ)、第3吸着塔の残留ガスはそのまま保持しながら、第2吸着塔10Bから第1吸着塔10Aに残留ガスを供給し、第1吸着塔10A及び第2吸着塔10Bを均圧とした後(第2均圧ステップ)、第2吸着塔10Bを脱圧する方法でもよい(第2脱圧ステップ)。そして、このように第2吸着塔10Bを脱圧するとき、第3吸着塔も脱圧してもよい。
同様に、第1吸着塔10Aを脱圧した後(第1脱圧ステップ)、第2吸着塔10Bの残留ガスはそのまま維持しながら、第3吸着塔から第1吸着塔10Aに残留ガスを供給し、第1吸着塔10A及び第3吸着塔を均圧とした後(第2均圧ステップ)、第3吸着塔を脱圧する方法でもよい(第2脱圧ステップ)。そして、このように第3吸着塔を脱圧するとき、第2吸着塔10Bも脱圧してもよい。
その他、第1吸着塔10A、第2吸着塔10B、及び、第3吸着塔を備え、各吸着塔が、不純物の吸着(水素の精製)、脱圧(吸着した不純物の排出)、待機を繰り返す水素製造装置であって、第1吸着塔10Aで不純物を吸着して水素を精製し、第2吸着塔10Bで脱圧し、第3吸着塔が待機している場合において、OFF信号が入力されたとき、第1吸着塔10Aの残留ガスを第2吸着塔10Bのみに供給し、第1吸着塔10A及び第2吸着塔10Bを均圧とした後(第1均圧ステップ)、第1吸着塔10Aを脱圧し(第1脱圧ステップ)、その後、第2吸着塔10Bから第3吸着塔に残留ガスを供給し、第2吸着塔10B及び第3吸着塔を均圧とした後(第2均圧ステップ)、第2吸着塔10Bを脱圧する(第2脱圧ステップ)。その後、第3吸着塔から第1吸着塔10Aに残留ガスを供給し、第1吸着塔10A及び第3吸着塔を均圧とした後(第3均圧ステップ)、第3吸着塔を脱圧する方法でもよい(第3脱圧ステップ)。
すなわち、1つの吸着塔の残留ガスを、他の吸着塔の全てではなく、他の吸着塔の一部に供給し、均圧した後、脱圧するという方法、つまり、均圧ステップと脱圧ステップとが、順に繰り返される方法でもよい。
前記した実施形態では、OFF信号が入力された際、第1吸着塔10Aの圧力が第2吸着塔10Bの圧力よりも高い場合を例示したが、OFF信号が入力された際、第1吸着塔10Aで脱圧、第2吸着塔10Bで吸着が実行されており、第2吸着塔10Bの圧力が、第1吸着塔10Aの圧力よりも高い場合(第1吸着塔10Aの圧力が低い場合)、ステップS102〜S105におけるガスの流れは逆となる。
すなわち、ステップS102で第2吸着塔10Bの残留ガスを第1吸着塔10Aに供給し、均圧とした後、ステップS103で第2脱圧弁14Bを開き、第2吸着塔10Bを脱圧する。そして、ステップS104で、第1吸着塔10Aの残留ガスを第2吸着塔10Bに供給し、均圧とした後、ステップS105で、第1脱圧弁14Aを開き、第1吸着塔10Aを脱圧する。
前記した実施形態では、製造されるガスが水素である場合を例示したが、ガスは窒素、二酸化炭素等であってもよい。この場合、ガスの種類に応じて、吸着塔に装填される吸着剤の種類、吸着塔におけるガスの流通方向を、適宜に変更する。
第1実施形態に係る水素製造装置の構成を示す図である。 第1実施形態に係る水素製造装置の通常時の動作を示すタイムチャートである。 第1実施形態に係る水素製造装置のOFF信号を受けた後の動作を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る水素製造装置のOFF信号を受けた後の動作を示すタイムチャートである。 第1実施形態に係る水素製造装置の一効果を示すタイムチャートである。 第2実施形態に係る水素製造装置のOFF信号を受けた後の動作を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る水素製造装置のOFF信号を受けた後の動作を示すタイムチャートである。
符号の説明
1 水素製造装置(ガス製造装置)
10A 第1吸着塔
10B 第2吸着塔
11A 第1供給弁
11B 第2供給弁
12A 第1排出弁
12B 第2排出弁
13A 第1均圧弁
13B 第2均圧弁
14A 第1脱圧弁
14B 第2脱圧弁
30 コントローラ

Claims (6)

  1. 2つ以上の吸着塔を備え、PSA機構によりガスを製造するガス製造装置の停止方法であって、
    停止信号が入力された後、少なくとも1つの吸着塔の残留ガスを、他の吸着塔に供給し、吸着塔間の圧力を略同一とする第1均圧ステップと、
    前記第1均圧ステップにおいて残留ガスを供給した吸着塔を脱圧する第1脱圧ステップと、
    を含むことを特徴とするガス製造装置の停止方法。
  2. 前記第1脱圧ステップの後、脱圧していない吸着塔の残留ガスを、脱圧した吸着塔に供給し、吸着塔間の圧力を略同一とする第2均圧ステップと、
    前記第2均圧ステップにおいて残留ガスを供給した吸着塔を脱圧する第2脱圧ステップと、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のガス製造装置の停止方法。
  3. 第1吸着塔及び第2吸着塔を備え、PSA機構によりガスを製造するガス製造装置の停止方法であって、
    停止信号が入力された後、前記第1吸着塔と前記第2吸着塔とを接続する均圧弁を開き、前記第1吸着塔の残留ガスを、前記第2吸着塔に供給し、前記第1吸着塔と前記第2吸着塔との圧力を略同一とする第1均圧ステップと、
    前記均圧弁を閉じた後、前記第1吸着塔の脱圧弁を開き、当該第1吸着塔を脱圧する第1脱圧ステップと、
    前記第1吸着塔の脱圧弁を閉じた後、前記均圧弁を開き、前記第2吸着塔の残留ガスを、前記第1吸着塔に供給し、前記第1吸着塔と前記第2吸着塔との圧力を略同一とする第2均圧ステップと、
    前記均圧弁を閉じた後、前記第2吸着塔の脱圧弁を開き、当該第2吸着塔を脱圧する第2脱圧ステップと、
    を含むことを特徴とするガス製造装置の停止方法。
  4. 前記停止信号が入力された際、前記第1吸着塔の圧力は、前記第2吸着塔の圧力よりも高い
    ことを特徴とする請求項3に記載のガス製造装置の停止方法。
  5. 吸着塔を脱圧するステップにおいて、脱圧していない吸着塔の残留ガスの一部を、脱圧している吸着塔へ供給する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のガス製造装置の停止方法。
  6. 各吸着塔の圧力が所定圧力になるまで、各吸着塔において均圧と脱圧とを繰り返す
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のガス製造装置の停止方法。
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