JP2009153531A - スロットマシン - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者が緊張感を持って遊技を行うことができるスロットマシンを提供する。
【解決手段】スロットマシンは、インデックスセンサーが1ゲームに渡ってインデックスを検出した回数(以下「内部当選ゲーム中検出回数」という)を記憶するための内部当選ゲーム中検出回数記憶手段と、特定の当選役に当選したことを契機にインデックスセンサーがインデックスを検出する度に内部当選ゲーム中検出回数を更新するための内部当選ゲーム中検出回数更新手段と、特定の当選役の入賞を契機に当該当選役及び内部当選ゲーム中検出回数に応じて支払う遊技媒体の数(以下「支払予定数」という)を決定する支払予定数決定手段と、支払予定数決定手段の決定した支払予定数に基づいた数の遊技媒体を支払う制御を行うための支払制御手段と、を備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、スロットマシンに関し、さらに詳しくは、所定の期間において支払われる遊技媒体の数が、インデックスセンサーによりインデックスが検出された回数に応じて変動するスロットマシンに関するものである。
従来、遊技媒体としてメダルを用いて遊技を行う遊技機には、周面に複数の図柄が付された3個の回転リールと、各回転リールの回転を開始させるためのスタートスイッチと、それぞれの回転リールに対応して設けられ、対応する回転リールの回転を停止させるためのストップスイッチとを備えたスロットマシンが知られている。
このようなスロットマシンでは、スタートスイッチの操作を契機に、3個の回転リールが回転を開始するとともに、複数の当選役のいずれに当選かまたはハズレかの抽選が行われる。ここで、抽選で当選役に当選した場合に、ストップスイッチが操作されると、この当選役に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に揃い得るように各回転リールの停止制御が行われる。そして、すべての回転リールの回転が停止されたときに、当選役に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に揃うと、この当選役の入賞となってメダルの払い出し等が行われる(特許文献1参照)。
また、このようなスロットマシンには、通常の遊技である通常遊技と、通常遊技よりも遊技者に有利な遊技である特別遊技(例えば、ビッグボーナスやレギュラーボーナスなど)とが設けられている。通常遊技中に特定の図柄が有効ライン上に揃うと、特別遊技に移行される。そして、特別遊技中に所定枚数のメダルが払い出されたことや、特別遊技中に所定回数のゲームが行われたこと等を契機に、特別遊技が終了される。
特開2007−236808号公報
ところで、上述したようなスロットマシンでは、抽選で当選役に当選した場合において、当該当選役に係る図柄の組み合わせが入賞有効ライン上に揃い得るタイミングであれば、いつストップスイッチを操作しても、入賞した当選役や遊技状態に応じた一律の枚数のメダルが支払われる。
したがって、遊技者は、当選役に係る図柄の組み合わせを有効ライン上に揃えることに集中すればよく、遊技の熟練が上がるにつれて遊技中の緊張感が薄れてしまうという問題があった。
また、特別遊技の終了条件は、一律に設定されており、遊技者の干渉する余地がなかった。そのため、遊技が単調になり、遊技者が遊技を行うにつれて飽きてしまうという問題があった。
そこで、各請求項に記載された発明は、上述のような問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1)
すなわち、請求項1に記載の発明は、所定の期間において支払われる遊技媒体の数を変動させることにより、遊技者が緊張感を持って遊技を行うとともに、飽きずに遊技を行うことができるスロットマシンを提供することを目的とする。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項2に記載の発明は、特定の当選役に入賞した場合において、当該ゲームにおいて支払われる遊技媒体の数を変動させることにより、遊技者がさらに緊張感を持って遊技を行うことができるスロットマシンを提供することを目的とする。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項2に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項3に記載の発明は、遊技を変化に富んだものにすることで、飽きのこないスロットマシンを提供することを目的とする。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1から3のいずれかに記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項4に記載の発明は、特別遊技中に支払われる遊技媒体の数を変動させることにより、遊技者が飽きずに遊技を行うことができるスロットマシンを提供することを目的とする。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、上記した請求項4に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項5に記載の発明は、支払予定数の最も多くなる特別遊技内部当選中検出回数で特別遊技当選役に入賞させることができないと遊技者が予測したときに、次ゲームにおいて当該特別遊技内部当選中検出回数で特別遊技当選役に入賞させることに改めて挑戦できるスロットマシンを提供することを目的とする。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、上記した請求項4または5に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項6に記載の発明は、総支払数が目標総支払数に達していない場合でも、所定の条件を満たしたときには、特別遊技を終了させることにより、遊技者がより緊張感を持って遊技を行うことができるスロットマシンを提供することを目的とする。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、上記した請求項4から6のいずれかに記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項7に記載の発明は、遊技を変化に富んだものにすることで、飽きのこないスロットマシンを提供することを目的とする。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、
表面に複数の図柄が付された複数個の回転リール(23)と、
各回転リール(23)の回転を開始させるためのスタートスイッチ(53)と、
各回転リール(23)に対応して設けられ、対応する回転リール(23)の回転を停止させるためのストップスイッチ(54)と、
各回転リール(23)の所定位置にそれぞれ設けられたインデックス(62)と、
各回転リール(23)に対応して設けられ、対応する回転リール(23)が1回転する度にこの回転リール(23)に設けられたインデックス(62)を検出するためのインデックスセンサー(65)と、
スタートスイッチ(53)の操作を契機に複数の当選役のいずれに当選か又はハズレかの抽選を行うための当選抽選手段(130)と、
ストップスイッチ(54)の操作を契機に、当選抽選手段(130)の抽選結果及び回転リール(23)の回転位置に基づいて、このストップスイッチ(54)に対応する回転リール(23)の停止制御を行うための停止制御手段(160)と、
すべての回転リール(23)の回転が停止したことを契機に、複数の当選役のいずれに入賞か又は入賞なしかの判定を行うための入賞判定手段(170)と、
特定の当選役に入賞したと入賞判定手段(170)により判定されたことを契機に、遊技媒体を支払う制御を行うための支払制御手段(210)とを備え、
インデックスセンサー(65)が1又は複数のゲームに渡ってインデックス(62)を検出した回数に応じて、所定の期間における支払制御手段(210)の制御で支払う遊技媒体の数を決定することを特徴とするスロットマシン(S)に関するものである。
「インデックス(62)」は、各回転リール(23)の所定位置にそれぞれ設けられている。
「インデックスセンサー(65)」は、各回転リール(23)に対応して設けられ、対応する回転リール(23)が1回転する度にこの回転リール(23)に設けられたインデックス(62)を検出するためのものである。
また、インデックス(62)及びインデックスセンサー(65)は、回転リール(23)の回転位置を把握するためのものである。
具体的には、例えば、インデックス(62)を、回転リール(23)の所定位置に設けられた突起とし、インデックスセンサー(65)を、回転リール(23)を支持するための支持板(63)に取り付けられた光センサーとし、回転リール(23)の回転にともない前記突起が光センサーの光を遮断することにより、光センサーが突起を検出する。そして、光センサーが突起を検出した位置を基準に、回転リール(23)の回転位置を把握するように形成することができる。
また、例えば、インデックス(62)を、回転リール(23)の所定位置に設けられた磁性体とし、インデックスセンサー(65)を、回転リール(23)を支持するための支持板(63)に設けられた磁気センサーとし、回転リール(23)の回転にともない前記磁性体が磁気センサーに近接することにより、磁気センサーが磁性体を検出する。そして、磁気センサーが磁性体を検出した位置を基準に、回転リール(23)の回転位置を把握するように形成することができる。
支払制御手段(210)は、特定の当選役に入賞したと入賞判定手段(170)により判定されたことを契機に、遊技媒体を支払う制御を行うためのものである。
「遊技媒体」とは、例えば、メダルやパチンコ球などを含むものである。
「遊技媒体を支払う制御」とは、「払い出し装置(5)などに遊技媒体を払い出させる制御」を行ってもよいし、「クレジットとしてスロットマシン(S)に貯留させる制御」を行ってもよい。
また、所定の期間における支払制御手段(210)の制御で支払う遊技媒体の数は、インデックスセンサー(65)が1又は複数のゲームに渡ってインデックス(62)を検出した回数に応じて決定される。
「所定の期間」とは、例えば、「1ゲーム」としてもよいし、「連続する複数のゲーム」としてもよい。
具体的には、例えば、1ゲームにおける支払制御手段(210)の制御で支払う遊技媒体の数を、当該ゲームに渡ってインデックスセンサー(65)がインデックス(62)を検出した回数に応じて決定してもよい。
また、例えば、1ゲームにおける支払制御手段(210)の制御で支払う遊技媒体の数を、当該ゲームを含む連続した複数のゲームに渡ってインデックスセンサー(65)がインデックス(62)を検出した回数に応じて決定してもよい。
また、例えば、複数のゲームにおける支払制御手段(210)の制御で支払う遊技媒体の数を、当該複数のゲーム直前の1ゲームに渡ってインデックスセンサー(65)がインデックス(62)を検出した回数に応じて決定してもよい。
また、例えば、複数のゲームにおける支払制御手段(210)の制御で支払う遊技媒体の数を、当該複数のゲーム直前の連続する複数のゲームに渡ってインデックスセンサー(65)がインデックス(62)を検出した回数に応じて決定してもよい。
また、例えば、複数のゲームにおける支払制御手段(210)の制御で支払う遊技媒体の数を、当該複数のゲームにおける最初の1ゲームに渡ってインデックスセンサー(65)がインデックス(62)を検出した回数に応じて決定してもよい。
また、例えば、複数のゲームにおける支払制御手段(210)の制御で支払う遊技媒体の数を、当該複数のゲームにおける序盤の連続する複数のゲームに渡ってインデックスセンサー(65)がインデックス(62)を検出した回数に応じて決定してもよい。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の特徴に加え、
インデックスセンサー(65)が1ゲームに渡ってインデックス(62)を検出した回数(以下「内部当選ゲーム中検出回数」という)を記憶するための内部当選ゲーム中検出回数記憶手段(231)と、
当選抽選手段(130)の抽選で特定の当選役に当選したことを契機に、インデックスセンサー(65)がインデックス(62)を検出する度に内部当選ゲーム中検出回数記憶手段(231)の記憶する内部当選ゲーム中検出回数を更新するための内部当選ゲーム中検出回数更新手段(232)と、
特定の当選役に入賞したと入賞判定手段(170)により判定されたことを契機に、当該当選役及び内部当選ゲーム中検出回数記憶手段(231)の記憶する内部当選ゲーム中検出回数に応じて、支払制御手段(210)の制御で支払う遊技媒体の数(以下「支払予定数」という)を決定する支払予定数決定手段(235)とを備え、
支払制御手段(210)は、支払予定数決定手段(235)の決定した支払予定数に基づいた数の遊技媒体を支払う制御を行うことを特徴とするスロットマシン(S)に関するものである。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明の特徴に加え、
当選役に内部当選ゲーム中検出回数と支払予定数とを対応付けた複数の支払予定数テーブルを記憶するためのものであり、当該対応付けが支払予定数テーブル毎に異なるように設定した支払予定数テーブル記憶手段(233)と、
当選抽選手段(130)の抽選で当選役に当選したことを契機に、当該当選役についての支払予定数テーブルを抽選で1つ選択するための支払予定数テーブル選択手段(234)と、
支払予定数テーブル選択手段(234)により支払予定数テーブルが選択されたことを契機に、当該支払予定数テーブルに基づいて支払予定数の最も多くなる内部当選ゲーム中検出回数を報知するための最多支払予定数対応検出回数報知手段(330)とを備え、
支払予定数決定手段(235)は、支払予定数テーブル選択手段(234)により選択された支払予定数テーブルに基づいて支払予定数を決定することを特徴とするスロットマシン(S)に関するものである。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の発明の特徴に加え、
通常の遊技である通常遊技と、通常遊技よりも遊技者に有利な遊技である特別遊技とを実行可能に形成され、
入賞を契機に特別遊技が開始される当選役を特別遊技当選役とし、
当選抽選手段(130)の抽選で特別遊技当選役に当選した場合に、当該特別遊技当選役に入賞したと入賞判定手段(170)により判定されずに1ゲームを終了したときに、特別遊技当選役の当選を次ゲームに持ち越すように形成され、
当選抽選手段(130)の抽選で特別遊技当選役に当選してから当該特別遊技当選役に入賞したと入賞判定手段(170)により判定されるまでの間に、インデックスセンサーがインデックスを検出した回数(以下「特別遊技内部当選中検出回数」という)を記憶するための特別遊技内部当選中検出回数記憶手段(241)と、
当選抽選手段(130)の抽選で特別遊技当選役に当選したことを契機に、インデックスセンサー(65)がインデックス(62)を検出する度に特別遊技内部当選中検出回数記憶手段(241)の記憶する特別遊技内部当選中検出回数を更新するための特別遊技内部当選中検出回数更新手段(242)と、
特別遊技当選役に入賞したと入賞判定手段(170)により判定されたことを契機に、当該特別遊技当選役及び特別遊技内部当選中検出回数記憶手段(241)の記憶する特別遊技内部当選中検出回数に応じて、特別遊技中における支払制御手段(210)の制御で支払う遊技媒体の総数(以下「目標総支払数」という)を決定する目標総支払数決定手段(245)と、
特別遊技中における支払制御手段(210)の制御で支払われた遊技媒体の総数(以下「総支払数」という)を記憶するための総支払数記憶手段(251)と、
特別遊技中において支払制御手段(210)が遊技媒体を支払う制御を行う度に、総支払数記憶手段(251)の記憶する総支払数を更新するための総支払数更新手段(252)とを備え、
総支払数記憶手段(251)の記憶する総支払数が目標総支払数決定手段(245)の決定した目標総支払数を超過したことを契機に、特別遊技を終了することを特徴とするスロットマシン(S)に関するものである。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明の特徴に加え、
特別遊技内部当選中検出回数記憶手段(241)は、特別遊技当選役に入賞したと入賞判定手段(170)により判定されずに1ゲームを終了したことを契機に、特別遊技内部当選中検出回数をリセットすることを特徴とするスロットマシン(S)に関するものである。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、請求項4または5に記載の発明の特徴に加え、
インデックスセンサー(65)が特別遊技中にインデックス(62)を検出した回数(以下「特別遊技中検出回数」という)を記憶するための特別遊技中検出回数記憶手段(261)と、
特別遊技当選役に入賞したと入賞判定手段(170)により判定されたことを契機に、インデックスセンサー(65)がインデックス(62)を検出する度に特別遊技中検出回数記憶手段(261)の記憶する特別遊技中検出回数を更新するための特別遊技中検出回数更新手段(262)と、
特別遊技中に1ゲームが終了したことを契機に、特別遊技中検出回数記憶手段(261)の記憶する特別遊技中検出回数が所定数に到達したか否かを判定するための検出回数判定手段(263)とを備え、
特別遊技中検出回数記憶手段(261)の記憶する特別遊技中検出回数が所定数に到達したと検出回数判定手段(263)により判定されたことを契機に、特別遊技を終了することを特徴とするスロットマシン(S)に関するものである。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、請求項4から6のいずれかに記載の発明の特徴に加え、
特別遊技当選役に特別遊技内部当選中検出回数と目標総支払数とを対応付けた複数の目標総支払数テーブルを記憶するためのものであり、当該対応付けが目標総支払数テーブル毎に異なるように設定した目標総支払数テーブル記憶手段(243)と、
当選抽選手段(130)の抽選で特別遊技当選役に当選したことを契機に、当該特別遊技当選役についての目標総支払数テーブルを抽選で1つ選択するための目標総支払数テーブル選択手段(244)と、
目標総支払数テーブル選択手段(244)により目標総支払数テーブルが選択されたことを契機に、当該目標総支払数テーブルに基づいて目標総支払数の最も多くなる特別遊技内部当選中検出回数を報知するための最多目標総支払数対応検出回数報知手段(340)とを備え、
目標総支払数決定手段(245)は、目標総支払数テーブル選択手段(244)により選択された目標総支払数テーブルに基づいて目標総支払数を決定することを特徴とするスロットマシン(S)に関するものである。
(請求項1)
請求項1に記載の発明によれば、所定の期間において支払われる遊技媒体の数が、インデックスセンサーによりインデックスが検出された回数に応じて変動することから、遊技者が緊張感を持って遊技を行うとともに、飽きずに遊技を行うことができる。
(請求項2)
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、次の効果を奏する。
すなわち、請求項2に記載の発明によれば、特定の当選役に入賞した場合に支払われる遊技媒体の数が、当該ゲームに渡ってインデックスセンサーによりインデックスが検出された回数に応じて変動することから、遊技者がさらに緊張感を持って遊技を行うことができる。
(請求項3)
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効果に加え、次の効果を奏する。
すなわち、請求項3に記載の発明によれば、支払予定数の最も多くなる内部当選ゲーム中検出回数が変動するとともに、当該内部当選ゲーム中検出回数が報知されることから、遊技者が当該内部当選ゲーム中検出回数で特定の当選役に入賞させることに挑戦でき、飽きずに遊技を行うことができる。
(請求項4)
請求項4に記載の発明によれば、請求項1から3のいずれかに記載の発明の効果に加え、次の効果を奏する。
すなわち、請求項4に記載の発明によれば、特別遊技中に支払われる遊技媒体の数を、特別遊技当選役に当選してから入賞するまでの間にインデックスセンサーがインデックスを検出した回数に応じて変動させることにより、遊技者が飽きずに遊技を行うことができる。
(請求項5)
請求項5に記載の発明によれば、請求項4に記載の発明の効果に加え、次の効果を奏する。
すなわち、請求項5に記載の発明によれば、遊技者が希望の特別遊技内部当選中検出回数で特別遊技当選役に入賞させることができないと予測したときに、特別遊技当選役を入賞させずに当該ゲームを終了させることで、特別遊技内部当選中検出回数がリセットされ、次ゲームにおいて希望の特別遊技内部当選中検出回数で特別遊技当選役に入賞させることに改めて挑戦できる。
(請求項6)
請求項6に記載の発明によれば、請求項4または5に記載の発明の効果に加え、次の効果を奏する。
すなわち、請求項6に記載の発明によれば、総支払数が目標総支払数に達していない場合でも、特別遊技中検出回数が所定数に到達したときには、特別遊技が終了されることから、遊技者がより緊張感を持って遊技を行うことができる。
(請求項7)
請求項7に記載の発明によれば、請求項4から6のいずれかに記載の発明の効果に加え、次の効果を奏する。
すなわち、請求項7に記載の発明によれば、目標総支払数の最も多くなる特別遊技内部当選中検出回数が変動するとともに、当該特別遊技内部当選中検出回数が報知されることから、遊技者が当該特別遊技内部当選中検出回数で特別遊技当選役に入賞させることに挑戦でき、飽きずに遊技を行うことができる。
本発明を実施するための最良の形態を2例挙げて、図面を参照しつつ順次説明する。
(第1の実施の形態)
(図面の説明)
図1ないし図15は、第1の実施の形態を示すものである。
図1は、スロットマシンSを示す斜視図である。図2は、スロットマシンSにおいて前扉3を取り外した状態を示す斜視図である。図3は、スロットマシンSにおける図柄表示窓31及び有効ライン37を示す正面図である。図4は、スロットマシンSにおいて各回転リール23のリールテープ28の一部を展開して示す展開図である。図5は、スロットマシンSにおけるリールユニット22の一部の分解斜視図である。図6は、スロットマシンSにおけるリールユニット22の一部の部分横断面図である。図7は、スロットマシンSにおける制御装置10の入力、制御及び出力の概略を示すブロック図である。図8は、スロットマシンSにおける当選抽選手段130、停止制御手段160及び支払制御手段210を示すブロック図である。図9及び図10は、スロットマシンSの動作の概略を示すフローチャートである。図11は、スロットマシンSにおける当選抽選処理を示すフローチャートである。図12は、スロットマシンSにおける支払制御処理を示すフローチャートである。図13は、スロットマシンSにおける「ベル当選役」についての支払予定数テーブルを示す説明図である。図14は、スロットマシンSにおける「スイカ当選役」についての支払予定数テーブルを示す説明図である。図15は、スロットマシンSにおける「チェリー当選役」についての支払予定数テーブルを示す説明図である。
なお、「正面」とは、スロットマシンSにおける、遊技者が遊技を行う際に向き合う面をいう。また、「右側」とは、スロットマシンSの正面に向き合う遊技者から見て右側を意味し、「左側」とは、スロットマシンSの正面に向き合う遊技者から見て左側を意味する。
(スロットマシンS)
本実施の形態に係るスロットマシンSは、図1及び図2に示すように、正面側に開口する正面開口部11を有する箱形の筐体1を備えている。また、筐体1の正面には、筐体1の正面開口部11を開閉可能に閉塞する前扉3が設けられている。また、筐体1の内部には、交換ユニット2が着脱可能に設けられている
また、前扉3は、正面開口部11の上部(開口上部13)を開閉可能に閉塞する上扉30と、正面開口部11の下部(開口下部14)を開閉可能に閉塞する下扉40とを備えている。
(筐体1)
筐体1は、図2に示すように、底板15、左右の側板である左側板16Bと右側板16A、天板17及び背板(図示せず)からなる正面側に開口する箱形に形成されている。また、右側板16A及び左側板16Bには、筐体1の高さ方向略中央で水平となるように中板12が設けられている。
そして、底板15の上面には、各部品に電力を供給するための電源装置を内蔵した電源ユニット4が固定されている。また、電源ユニット4の前面には、電源のON/OFFの切り替えを行うための電源スイッチ、設定変更のON/OFFの切り替えを行うための設定キースイッチ、設定値を変更するための設定変更スイッチ、エラーを解除するためのリセットスイッチ等が設けられている。
また、底板15の上面には、内部にメダルを貯留するとともに、その貯留したメダルをメダル受け皿43へ払い出すための払い出し装置5が設置されている。電源ユニット4及び払い出し装置5は、交換ユニット2の交換に際し、必ずしも交換する必要のないものであり、交換時には筐体1に設置されたままにしておけるようになっている。
また、左側板16B内面の正面側の端部における中板12よりも下方の位置には、図2に示すように、下扉40を係合させ、回転自在に支持するための筐体側蝶番18が、上下方向に間隔をおいて2つ設けられている。
また、右側板16Aの内面における中板12よりも上方の位置、及び左側板16Bの内面における中板12よりも上方の位置には、交換ユニット2を固定するための係合クリップ26が設けられている。
(交換ユニット2)
交換ユニット2は、図2に示すように、直方体状に組まれた金属枠である枠体21と、枠体21に固定されたリールユニット22と、枠体21に固定された基板ユニット24Aとを備えている。
枠体21は、リールユニット22及び基板ユニット24Aを支持するとともに、これらを一体に取り扱うためのものである。また、枠体21の正面左側の縦枠には、上扉30を係合させ、回動自在に支持するための枠体側蝶番25が、上下方向に間隔をおいて2つ設けられている。さらに、枠体21の正面側の左右の縦枠には、筐体1の係合クリップ26に固定するための係合フック27がそれぞれ設けられている。
また、基板ユニット24Aは、CPU、ROM、RAM、I/O等の電子部品を備えた基板を、基板ケースに収納したものである。そして、基板ユニット24Aは、スロットマシンSの遊技を制御するための遊技制御装置100として機能する。
また、交換ユニット2は、図2に示すように、中板12の上に乗せ、筐体1内部に収納される。そして、係合フック27を係合クリップ26に引っ掛けて止めることにより、交換ユニット2は筐体1内部に固定される。
(上扉30)
上扉30は、図1及び図2に示すように、筐体1の開口上部13を開閉可能に閉塞するための扉である。
また、上扉30の左側裏面端部には、上扉側蝶番36が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。そして、この上扉側蝶番36を、枠体21に設けられた枠体側蝶番25と係合させることで、上扉30は、交換ユニット2の枠体21に回動自在に取り付けられている。
また、上扉30は、略中央部に回転リール23の図柄を正面側から見ることができる図柄表示窓31を備えている。図柄表示窓31は、図3に示すように、各回転リール23の図柄が3個ずつ表示可能に形成されている。ここで、3個の図柄が図柄表示窓31に適正な位置で表示されるときの各回転リール23の停止位置を、「停止基準位置」という。
また、図柄表示窓31には、水平に伸びる有効ライン37が上段、中段及び下段の3本、並びに図柄表示窓31の対角線に伸びる有効ライン37が2本形成されている。
また、本実施の形態では、水平に伸びる中段の有効ライン37を第一有効ライン37Aとし、水平に伸びる上段の有効ライン37を第二有効ライン37Bとし、水平に伸びる下段の有効ライン37を第三有効ライン37Cとし、図柄表示窓31の対角線に伸びる右下がりの有効ライン37を第四有効ライン37Dとし、図柄表示窓31の対角線に伸びる右上がりの有効ライン37を第五有効ライン37Eとする。
そして、図柄表示窓31の上方には、図1に示すように、画像表示装置34が設けられている。画像表示装置34は、各当選役の図柄配列や遊技履歴等の情報の画像や、遊技の状態や当選役の抽選結果を報知する画像等を表示するためのものである。画像表示装置34は、具体的には、例えば、液晶ディスプレイやCRT等を用いることができる。
また、画像表示装置34の周囲には、報知などを行うためのランプ33が設けられている。
また、図柄表示窓31の下方には、図1に示すように、7セグメント表示器などを用いて、クレジットされたメダルの枚数や設定値を表示するための数値表示部32が設けられている。
ここで、クレジットとは、メダル投入口42から投入され、メダルセレクター6により正規なメダルとして払い出し装置5へ移送されるメダル、または所定の入賞により払い出されるメダルを、スロットマシンS内部に貯留することである。また、本実施の形態においては、最大50枚までクレジット可能に形成されている。
また、上扉30の裏面上部には、図2に示すように、基板ユニット24Bが設けられている。基板ユニット24Bは、スロットマシンSの演出を制御するための演出制御装置300として機能する。
また、上扉30の裏面上部の左右には、図2に示すように、種々のサウンドを出力するためのスピーカ35が設けられている。
なお、上扉30は、筐体1の側板16に取り付けるように形成してもよい。
(下扉40)
下扉40は、図1及び図2に示すように、筐体1の開口下部14を開閉可能に閉塞するための扉である。
また、下扉40の左側裏面端部には、下扉側蝶番46が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。そして、この下扉側蝶番46を、筐体1の左側板16Bに設けられた筐体側蝶番18と係合させることで、下扉40は、筐体1の左側板16Bに回動自在に取り付けられている。また、下扉40が上扉30よりも先に開かれるように、下扉40の上面は、閉扉時において、上扉30の下端よりも正面側に突出するようになっている。つまり、下扉40が開放されると、上扉30も開放可能となるように形成されている。
また、下扉40の上部は、図1に示すように、スロットマシンSを操作するための操作部50が設けられている。操作部50には、クレジットされたメダルを減じてメダルの投入に代えるためのベットスイッチ51、クレジットされたメダルを払い出すための精算スイッチ52、ゲームを開始させるためのスタートスイッチ53、回転リール23の回転を停止させるためのストップスイッチ54が設けられている。
また、図1に示すように、下扉40の上部右側には、メダルを投入するためのメダル投入口42が設けられている。また、下扉40の下部には、スロットマシンS内部よりメダルを排出するためのメダル払い出し口41と、メダル払い出し口41から排出されたメダルを溜めておくためのメダル受け皿43とが形成されている。また、操作部50とメダル受け皿43との間には、遊技内容その他の表示をするための前パネル45が取り付けられている。
また、下扉40の裏面には、図2に示すように、メダル投入口42から投入されたメダルを誘導しながら真贋で選別するためのメダルセレクター6が設けられている。また、下扉40の裏面には、メダルセレクター6の下方に開口し、メダル払い出し口41に連通するメダル排出部44が設けられている。
(リールユニット22)
リールユニット22は、図5及び図6に示すように、枠体21に固定された3枚の支持板63と、各支持板63に固定された3個のステッピングモーター64と、各々のステッピングモーター64の出力軸に固定された3個の回転リール23とを備えている。また、図3に示すように、3個の回転リール23のうち、左側に位置するのが左回転リール23Lであり、中央に位置するのが中央回転リール23Mであり、右側に位置するのが右回転リール23Rである。
また、各回転リール23は、合成樹脂からなる回転ドラム61と、回転ドラム61の周囲に貼付されるテープ状のリールテープ28とを備えている。このリールテープ28の外周面には、複数個(例えば21個)の図柄が表示されている。具体的には、図4に示すように、「7(赤色)」「BAR」「ベル」「スイカ」「チェリー」「REP」の図柄が配置されている。
また、各回転リール23の回転ドラム61には、突起状のインデックス62が設けられるとともに、リールユニット22の各支持板63には、インデックス62を検出するためのインデックスセンサー65が設けられている。
(インデックスセンサー65)
インデックスセンサー65は、各回転リール23に対応して設けられ、対応する回転リール23が1回転する度にこの回転リール23に設けられたインデックス62を検出するためのものである。本実施の形態では、インデックスセンサー65は、各回転リール23に対応する3枚の支持板63に、それぞれ1個ずつ設けられている。
また、本実施の形態では、インデックスセンサー65として透過型光センサー66が用いられている。透過型光センサー66は、発光部から受光部へ向けて光を照射しており、回転リール23の回転にともないインデックス62が発光部と受光部との間隙に位置すると、光が遮断されることにより、インデックス62を検出するようになっている(図6参照)。
また、3個のインデックスセンサー65のうち、左回転リール23Lに対応するのものを左インデックスセンサー65Lとし、中央回転リール23Mに対応するものを中央インデックスセンサー65Mとし、右回転リール23Rに対応するものを右インデックスセンサー65Rとする。
(払い出し装置5)
払い出し装置5は、内部にメダルを貯留するとともに、その貯留したメダルをメダル受け皿43へ払い出すためのものである。払い出し装置5は、特に図示しないが、メダルを貯留するためのメダルタンクと、メダルタンクに貯留されているメダルを1枚ずつ排出するための送り出し機構と、送り出し機構により排出されたメダルを検出するための払い出しセンサーとを備えている。
また、送り出し機構により排出されたメダルは、メダル排出部44を通ってメダル受け皿43に払い出されるようになっている。
(メダルセレクター6)
メダルセレクター6は、メダル投入口42から投入されたメダルを誘導しながら真贋で選別するためのものである。また、メダルセレクター6は、下扉40の裏面に設けられている。
また、メダルセレクター6は、メダル投入口42から投入されたメダルを払い出し装置5へ誘導するためのメダル通路(図示せず)と、メダル通路の下流に設けられた投入センサー7と、メダル通路を流下するメダルを投入センサー7に検出される前にメダル排出部44へ排除するためのブロッカー装置(図示せず)とを備えている。また、メダルセレクター6は、スタートスイッチ53の操作からこのスタートスイッチ53の操作を契機に開始されたゲームが終了するまでの間、メダル通路を流下するメダルをブロッカー装置によりメダル排出部44へ排除するようになっている。これにより、メダル投入口42から投入されたメダルは、投入センサー7に検出される前にブロッカー装置によりメダル排出部44へ排除されるようになる。
また、メダルセレクター6は、ゲームが終了してから次のゲームが開始されるまでの間、メダル通路を流下するメダルが払い出し装置5へ誘導されることをブロッカー装置で妨げないようになっている。これにより、メダル投入口42から投入された正規のメダルは、投入センサー7に検出されるとともに、払い出し装置5に貯留されるようになる。ただし、メダルセレクター6は、スロットマシンSに50枚のメダルがクレジットされている場合には、メダル通路を流下するメダルをブロッカー装置によりメダル排出部44へ排除するようになっている。
(投入センサー7)
投入センサー7は、メダルセレクター6に設けられている。また、投入センサー7は、メダル投入口42から投入されてメダルセレクター6に到達したメダルのうち、払い出し装置5へ誘導される正規のメダルを検出するためのものである。
(ベットスイッチ51)
ベットスイッチ51は、クレジットとして貯留されたメダルをベットするためのものである。具体的には、ベットスイッチ51が操作されると、クレジットとして貯留されたメダルの内から3枚ベットされるようになっている。
また、ベットスイッチ51は、図1に示すように、操作部50の上面左寄りに設けられている。
(精算スイッチ52)
精算スイッチ52は、クレジットされた枚数分のメダルを払い出し装置5に払い出させるためのものである。具体的には、精算スイッチ52が操作されると、その時点でクレジットされているメダルの枚数と同じ枚数のメダルが払い出し装置5によって払い出されるようになっている。
また、精算スイッチ52は、図1に示すように、操作部50の上面左寄りに設けられている。
(スタートスイッチ53)
スタートスイッチ53は、所定枚数以上のメダルがベットされていることを条件に、または、前回のゲームで「リプレイ(再遊技)当選役」に入賞した場合において前回のゲーム終了から所定時間が経過したことを条件に、次のゲームを開始させるためのものである。
「リプレイ(再遊技)」とは、「REP」の図柄が有効化された有効ライン37上に揃うと、新たにメダルをベットすることなく1ゲーム行うことができるものである。
スタートスイッチ53は、図1に示すように、操作部50の正面左寄りに設けられている。また、スタートスイッチ53は、上下方向に揺動可能な操作レバーを備えている。この操作レバーが揺動操作されると、スタート信号が出力されて、リールユニット22の各ステッピングモーターが駆動される。
(ストップスイッチ54)
ストップスイッチ54は、図1に示すように、操作部50の正面の中央部に設けられ、各回転リール23の回転を停止させるためのものである。具体的には、操作部50の前面の中央部には、各回転リール23に対応した3個のストップスイッチ54が、横並びに設けられている。
そして、ストップスイッチ54の操作により、このストップスイッチ54に対応した回転リール23が回転を停止するように設定されている。具体的には、左側に位置するストップスイッチ54(以下「左ストップスイッチ54L」という)を操作すると、左回転リール23L用のストップ信号が出力されて、左回転リール23Lが停止する。また、中央に位置するのストップスイッチ54(以下「中央ストップスイッチ54M」という)を操作すると、中央回転リール23M用のストップ信号が出力されて、中央回転リール23Mが停止する。また、右側に位置するストップスイッチ54(以下「右ストップスイッチ54R」という)を操作すると、右回転リール23R用のストップ信号が出力されて、右回転リール23Rが停止する。
(報知装置8)
報知装置8は、情報を出力するためのものである。本実施の形態では、報知装置8として、ランプ33、画像表示装置34及びスピーカ35が設けられている。そして、画像表示装置34に所定の画像を表示させたり、スピーカ35から所定の音声を出力させたり、ランプ33を所定のパターンで点滅させたり等することにより、情報を出力することができる。
(制御装置10)
制御装置10は、スロットマシンSを制御するためのものである。また、制御装置10は、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備えている。
本実施の形態では、制御装置10は、主にスロットマシンSの遊技を制御する遊技制御装置100と、遊技制御装置100からの信号を受信して、主にスロットマシンSの演出を制御する演出制御装置300とを備えている。このように、遊技を司る制御装置と演出を司る制御装置とを別個に構成することにより、演出制御に割り当てるメモリを大幅に増やすことができるとともに、演出のみを変更することも可能になっている。
(遊技制御装置100)
遊技制御装置100は、スロットマシンSの遊技を制御するためのものである。
また、遊技制御装置100の入力段には、図7に示すように、ベットスイッチ51、精算スイッチ52、スタートスイッチ53、ストップスイッチ54、投入センサー7、インデックスセンサー65などのパーツが接続されている。
また、遊技制御装置100の出力段には、図7に示すように、リールユニット22、払い出し装置5、数値表示部32、メダルセレクター6などのパーツが接続されている。
また、遊技制御装置100は、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することにより、通常遊技制御手段110、特別遊技制御手段120、当選抽選手段130、回転制御手段140、回転位置判断手段150、停止制御手段160、入賞判定手段170、ベット数記憶手段180、クレジット数記憶手段190、遊技状態更新手段200、支払制御手段210、リプレイ入賞ベット手段220、内部当選ゲーム中検出回数記憶手段231、内部当選ゲーム中検出回数更新手段232、支払予定数テーブル記憶手段233、支払予定数テーブル選択手段234、支払予定数決定手段235などとして機能する(図7参照)。
次に、遊技制御装置100が備える各手段について説明する。
(ベット数記憶手段180)
ベット数記憶手段180は、ベットされたメダルの枚数(以下「ベット数」という)を記憶するためのものである。また、ベット数記憶手段180は、メダル投入口42からメダルが投入されて、投入センサー7がメダルを検出すると、ベット数に「1」を加算する更新を行うようになっている。
また、ベット数記憶手段180のベット数には、上限が設定されている。本実施の形態では、ベット数記憶手段180のベット数の上限は「3」に設定されている。
また、有効ライン37は、ベットされたメダルの枚数に応じて有効化される。具体的には、ベット数記憶手段180のベット数が「0」のときに、メダルを1枚投入すると、ベット数記憶手段180のベット数が「1」に更新されるとともに、第一有効ライン37Aが有効化される。そして、メダルをもう1枚投入すると、ベット数記憶手段180のベット数が「2」に更新されるとともに、第二有効ライン37B及び第三有効ライン37Cが有効化される。さらに、メダルをもう1枚投入すると、ベット数記憶手段180のベット数が「3」に更新されるとともに、第四有効ライン37D及び第五有効ライン37Eが有効化される。
(クレジット数記憶手段190)
クレジット数記憶手段190は、クレジットされたメダルの枚数(以下「クレジット数」という)を記憶するためのものである。また、クレジット数記憶手段190は、ベット数記憶手段180のベット数が上限の「3」に到達している場合に、投入センサー7がメダルを検出すると、クレジット数に「1」を加算する更新を行うようになっている。
また、クレジット数記憶手段190のクレジット数には、上限が設定されている。本実施の形態では、クレジット数記憶手段190のクレジット数の上限は「50」に設定されている。
また、クレジット数記憶手段190のクレジット数が上限の「50」に到達している場合に、メダルがメダル投入口42から更に投入されたときには、メダルが投入センサー7に検出される前にメダルセレクター6からメダル排出部44に排出されて、メダル受け皿43に返却される。
また、本実施の形態では、ベットスイッチ51の操作によるクレジット数記憶手段190のクレジット数の減算をもってメダルの投入に代えることが可能になっている。
(通常遊技制御手段110)
通常遊技制御手段110は、通常遊技を行わせるためのものである。
ここで、本実施の形態における通常遊技について説明する。
ベット数記憶手段180のベット数が「3」である場合に、スタートスイッチ53が操作されると、リールユニット22の各ステッピングモーター64が駆動されて各回転リール23が回転を開始する。
その後、ストップスイッチ54が操作されると、対応する回転リール23の回転が停止する。そして、すべての回転リール23の回転が停止したときに、当選役の図柄の組み合わせが有効ライン37上に揃うように各回転リール23が停止すると、該当選役の入賞となって遊技者に所定の利益が付与される。
当選役には、有効ライン37上に「ベル」の図柄が3個揃うと入賞となり、メダルが支払われる「ベル当選役」と、有効ライン37上に「スイカ」の図柄が3個揃うと入賞となり、メダルが支払われる「スイカ当選役」と、左回転リール23Lの有効ライン37上に「チェリー」の図柄が停止されると入賞となり、メダルが支払われる「チェリー当選役」と、有効ライン37上に「7(赤色)」の図柄が3個揃うと入賞となり、特別遊技(ビッグボーナス)が開始される「7(赤色)当選役」と、有効ライン37上に「BAR」の図柄が3個揃うと入賞となり、特別遊技(レギュラーボーナス)が開始される「BAR当選役」と、有効ライン37上に「REP」の図柄が3個揃うと入賞となり、メダルを新たにベットすることなく再度1ゲームを行うことができる「リプレイ(再遊技)当選役」とがある。
ここで、入賞を契機に特別遊技が開始される「7(赤色)当選役」及び「BAR当選役」を、「特別遊技当選役」と称する。
なお、メダルの支払いは、クレジット数記憶手段190のクレジット数が上限値の「50」に到達している場合には、払い出し装置5によりメダル受け皿43にメダルを払い出すようになっている。また、クレジット数記憶手段190のクレジット数が「50」未満である場合には、払い出し装置5によりメダル受け皿43にメダルを払い出す代わりに、クレジット数記憶手段190のクレジット数に加算するようになっている。
(特別遊技制御手段120)
特別遊技制御手段120は、当選抽選手段130の抽選結果に基づいて、遊技者に有利な特別遊技を行わせるためのものである。
上記特別遊技としては、大別すると、次の遊技がある。
(1)ビッグボーナス(以下「BB」という)
(2)レギュラーボーナス(以下「RB」という)
なお、特別遊技としては、上記した遊技に限定されるものではない。
特別遊技制御手段120は、大別すると、次の手段を備える。
(1)BB制御手段121
(2)RB制御手段122
(BB制御手段121)
BB制御手段121は、BBを制御するためのものである。
ここで、本実施の形態におけるBBについて説明する。
通常遊技において「7(赤色)」の図柄が有効ライン37上に3個揃うと、BBに移行される。
BBに移行すると、通常遊技と同様に、ベット数記憶手段180のベット数が「3」である場合に、スタートスイッチ53が操作されると、リールユニット22の各ステッピングモーター64が駆動されて各回転リール23が回転を開始する。
その後、ストップスイッチ54が操作されると、対応する回転リール23の回転が停止する。そして、すべての回転リール23の回転が停止したときに、当選役の図柄の組み合わせが有効ライン37上に揃うように各回転リール23が停止すると、該当選役の入賞となって遊技者に所定の利益が付与される。
また、BB中の当選役には、「ベル当選役」、「スイカ当選役」、「チェリー当選役」及び「リプレイ当選役」がある。また、BB中は、「ベル当選役」、「スイカ当選役」及び「チェリー当選役」に当選する確率が通常遊技中よりも高くなるように設定されている。
なお、BB中に465枚を超えるメダルの支払いが行われると、BBを終了して通常遊技に移行する。
(RB制御手段122)
RB制御手段101は、RBを制御するためのものである。
ここで、本実施の形態におけるRBについて説明する。
通常遊技において「BAR」の図柄が有効ライン37上に3個揃うと、RBに移行される。
RBに移行すると、通常遊技と同様に、ベット数記憶手段180のベット数が「3」である場合に、スタートスイッチ53が操作されると、リールユニット22の各ステッピングモーター64が駆動されて各回転リール23が回転を開始する。
その後、ストップスイッチ54が操作されると、対応する回転リール23の回転が停止する。そして、すべての回転リール23の回転が停止したときに、当選役の図柄の組み合わせが有効ライン37上に揃うように各回転リール23が停止すると、該当選役の入賞となって遊技者に所定の利益が付与される。
また、RB中の当選役には、「ベル当選役」、「スイカ当選役」、「チェリー当選役」及び「リプレイ当選役」がある。また、RB中は、「ベル当選役」、「スイカ当選役」及び「チェリー当選役」に当選する確率が通常遊技中よりも高くなるように設定されている。
また、RB中は、最大12回ゲームを行うことができ、そのうち、最大8回の入賞が可能である。すなわち、RB中に12回ゲームを行うか、または8回入賞すると、RBを終了して通常遊技に移行する。
(当選抽選手段130)
当選抽選手段130は、スタートスイッチ53の操作を契機に、複数の当選役のいずれに当選かまたはハズレかの抽選を行うためのものである。そして、この抽選で当選すると、当該当選に対応した当選フラグが立てられる。
また、本実施の形態では、当選抽選手段130の抽選結果には、「ベル当選役」の当選となる「ベル当選」と、「スイカ当選役」の当選となる「スイカ当選」と、「チェリー当選役」の当選となる「チェリー当選」と、「7(赤色)当選役」の当選となる「7(赤色)当選」と、「BAR当選役」の当選となる「BAR当選」と、「リプレイ当選役」の当選となる「リプレイ当選」と、いずれの当選役にも入賞不可能となる「ハズレ」とがある。
また、当選抽選手段130は、図8に示すように、大別すると、以下の手段を有している。
(1)乱数発生手段131
(2)乱数抽出手段132
(3)当選判定テーブル記憶手段133
(4)当選判定テーブル選択手段134
(5)当選判定手段135
(6)当選フラグ設定手段136
なお、当選抽選手段130としては、上記手段に限定されるものではない。
(乱数発生手段131)
乱数発生手段131は、当選抽選用の乱数を所定の領域内(例えば十進数で0〜65535)で発生させるものである。
(乱数抽出手段132)
乱数抽出手段132は、乱数発生手段131が発生する乱数から、所定の条件(例えば、スタートスイッチ53の操作)で1つの数値を抽出するためのものである。なお、この抽出した数値を抽出乱数データとする。
なおここで、「乱数発生手段131」としては、ソフト乱数としての平方採中法等で乱数を発生させることができるものの他に、一定範囲の数字を高速で1ずつ加算するカウンタを用いて構成することもできる。例えば、0〜65535の範囲の数字を、1秒間に700万回程度順次繰り返すようにしたカウンタが考えられる。そして、「乱数抽出手段132」としては、スタートスイッチ53を押したタイミングでカウンタの数字を読みとることとなる。
このように形成すると、「乱数発生手段131」では乱数を発生しているわけではないものの、「乱数抽出手段132」によって抽出される数字は、あたかも乱数のような分布となる。このように、結果として乱数のような分布を示す数値が得られる手段を、ここでは「乱数発生手段131」あるいは「乱数抽出手段132」に含めて考えるものとする。
(当選判定テーブル記憶手段133)
当選判定テーブル記憶手段133は、複数の当選判定テーブルを記憶するためのものである。
当選判定テーブルは、乱数発生手段131が発生させる各乱数について、いずれかの当選役に当選かまたはハズレかを割り振ったテーブルである。また、当選判定テーブルは、特に図示しないが、通常遊技用の当選判定テーブル、ボーナス当選フラグ保有時の通常遊技用の当選判定テーブル、BB用の当選判定テーブル、RB用の当選判定テーブル等が設けられている。具体的には、例えば、通常遊技用の当選判定テーブルには、「ベル当選」、「スイカ当選」、「チェリー当選」、「7(赤色)当選」、「BAR当選」、「リプレイ当選」及び「ハズレ」の領域が割り振られている。また、例えば、ボーナス当選フラグ保有時の通常遊技用の当選判定テーブルには、「ベル当選」、「スイカ当選」、「チェリー当選」、「リプレイ当選」及び「ハズレ」の領域が割り振られている。また、例えば、BB用及びRB用の当選判定テーブルには、「ベル当選」、「スイカ当選」、「チェリー当選」、「リプレイ当選」及び「ハズレ」の領域が割り振られている。
また、通常遊技用の当選判定テーブル及びボーナス当選フラグ保有時の通常遊技用の当選判定テーブルには、スロットマシンSの遊技の設定値に応じて、複数の当選役のいずれかに当選かまたはハズレかの割り振り方が異なるものが複数設けられている。
具体的には、例えば、通常遊技用の当選判定テーブルには、設定値(「1」ないし「6」の6段階)に応じた6種類の当選判定テーブルが設けられている。この6種類の当選判定テーブルは、対応する設定値の値が大きいほど、「スイカ当選」、「チェリー当選」、「7(赤色)当選」及び「BAR当選」の領域が大きくなるとともに、「ハズレ」の領域が小さくなるように、各領域が割り振られている。
また、例えば、ボーナス当選フラグ保有時の通常遊技用の当選判定テーブルには、設定値(「1」ないし「6」の6段階)に応じた6種類の当選判定テーブルが設けられている。この6種類の当選判定テーブルは、対応する設定値の値が大きいほど、「スイカ当選」及び「チェリー当選」の領域が大きくなるとともに、「ハズレ」の領域が小さくなるように、各領域が割り振られている。
また、BB用の当選判定テーブル及びRB用の当選判定テーブルは、通常遊技用の当選判定テーブルよりも「ベル当選」、「スイカ当選」及び「チェリー当選」の領域が大きくなるとともに、「ハズレ」の領域が小さくなるように、各領域が割り振られている。
(当選判定テーブル選択手段134)
当選判定テーブル選択手段134は、スロットマシンSの遊技の設定値や、遊技状態に応じて当選判定テーブルを選択するためのものである。
例えば、当選判定テーブル選択手段134は、通常遊技中であって、ボーナス当選フラグが立っていない場合において、設定値が「1」に設定されているときには、通常遊技用の当選判定テーブルのうちで設定値「1」用のものを選択する。
また、例えば、当選判定テーブル選択手段134は、通常遊技中であって、ボーナス当選フラグが立っている場合において、設定値が「6」に設定されているときには、ボーナス当選フラグ保有時の通常遊技用の当選判定テーブルのうちで設定値「6」用のものを選択する。
(当選判定手段135)
当選判定手段135は、乱数抽出手段132が抽出した抽出乱数データと、当選判定テーブル選択手段134が選択した当選判定テーブルとを対比し、当選の判定を行うためのものである。具体的には、各当選役の当選領域からなる当選判定領域データと、抽出乱数データとを照合し、当該抽出乱数データがいずれかの当選領域に属する場合には当該当選領域に対応する当選を決定し、当該抽出乱数データがいずれの当選領域にも属さない場合には、「ハズレ」の決定をするものである。
(当選フラグ設定手段136)
当選フラグ設定手段136は、当選抽選手段130の抽選で複数の当選役のいずれかに当選したときに、この当選に応じた当選フラグを設定するためのものである。
「当選フラグ」は、当選の有無について当選役毎に関連づけされた変数であり、制御装置10に当選抽選手段130の抽選結果を記憶させるためのものである。具体的には、当選抽選手段130の抽選でいずれかの当選役に当選したときには、遊技制御装置100のRAMの所定領域に、この当選に応じた当選フラグが設定される。また、当選フラグには、「小役当選フラグ」と「ボーナス当選フラグ」とがある。
「小役当選フラグ」は、当選フラグ設定手段136により当選フラグが設定されたが、この当選フラグに係る当選役の図柄の組み合わせが図柄表示31に表示されていないと入賞判定手段170により判定された場合において、次のゲームが開始される前に消去される当選フラグを意味する。本実施の形態では、「ベル当選」に対応した「ベル当選フラグ」、「スイカ当選」に対応した「スイカ当選フラグ」、「チェリー当選」に対応した「チェリー当選フラグ」、及び「リプレイ当選」に対応した「リプレイ当選フラグ」が、小役当選フラグである。
「ボーナス当選フラグ」は、当選フラグ設定手段136により当選フラグが設定されたが、この当選フラグに係る当選役の図柄の組み合わせが図柄表示窓31に表示されていないと入賞判定手段170により判定された場合において、消去されずに次のゲームに持ち越される当選フラグを意味する。本実施の形態では、「7(赤色)当選」に対応した「7(赤色)当選フラグ」、及び「BAR当選」に対応した「BAR当選フラグ」が、ボーナス当選フラグである。
(内部当選ゲーム中検出回数記憶手段231)
内部当選ゲーム中検出回数記憶手段231は、インデックスセンサー65が1ゲームに渡ってインデックス62を検出した回数(以下「内部当選ゲーム中検出回数」という)を記憶するためのものである。
本実施の形態では、内部当選ゲーム中検出回数記憶手段231は、遊技制御装置100のRAMの所定領域に内部当選ゲーム中検出回数を記憶するように形成されている。
また、内部当選ゲーム中検出回数記憶手段231の初期値は、「0」に設定されている。
(内部当選ゲーム中検出回数更新手段232)
内部当選ゲーム中検出回数更新手段232は、当選抽選手段130の抽選で特定の当選役に当選したことを契機に、インデックスセンサー65がインデックス62を検出する度に内部当選ゲーム中検出回数記憶手段231の記憶する内部当選ゲーム中検出回数を更新するためのものである。
本実施の形態では、内部当選ゲーム中検出回数更新手段232は、当選抽選手段130の抽選で「ベル当選役」、「スイカ当選役」または「チェリー当選役」に当選したことを契機に、当選ゲーム中検出回数記憶手段231の記憶する内部当選ゲーム中検出回数をリセットする。そして、左インデックスセンサー65L、中央インデックスセンサー65Mまたは右インデックスセンサー65Rのいずれかが対応するインデックス62を検出する度に、内部当選ゲーム中検出回数記憶手段231の記憶する内部当選ゲーム中検出回数に「1」を加算する更新を行う。なお、内部当選ゲーム中検出回数更新手段232は、すべての回転リール23が回転を停止したことを契機に、内部当選ゲーム中検出回数の更新を終了する。
(支払予定数テーブル記憶手段233)
支払予定数テーブル記憶手段233は、当選役に内部当選ゲーム中検出回数と支払予定数とを対応付けた複数の支払予定数テーブルを記憶するためのものであり、当該対応付けが支払予定数テーブル毎に異なるように設定したものである。
ここで、「支払予定数」とは、支払制御手段210の制御で支払う遊技媒体の数を意味する。
本実施の形態では、支払予定数テーブル記憶手段233は、「ベル当選役」に内部当選ゲーム中検出回数と支払予定数とを対応付けた複数の支払予定数テーブルを予め記憶する。具体的には、支払予定数テーブル記憶手段233は、図13に示すように、第1ベル当選役支払予定数テーブル、第2ベル当選役支払予定数テーブル及び第3ベル当選役支払予定数テーブルを記憶する。
また、支払予定数テーブル記憶手段233は、「スイカ当選役」に内部当選ゲーム中検出回数と支払予定数とを対応付けた複数の支払予定数テーブルを予め記憶する。具体的には、支払予定数テーブル記憶手段233は、図14に示すように、第1スイカ当選役支払予定数テーブル、第2スイカ当選役支払予定数テーブル及び第3スイカ当選役支払予定数テーブルを記憶する。
また、支払予定数テーブル記憶手段233は、「チェリー当選役」に内部当選ゲーム中検出回数と支払予定数とを対応付けた複数の支払予定数テーブルを予め記憶する。具体的には、支払予定数テーブル記憶手段233は、図15に示すように、第1チェリー当選役支払予定数テーブル、第2チェリー当選役支払予定数テーブル及び第3チェリー当選役支払予定数テーブルを記憶する。
(支払予定数テーブル選択手段234)
支払予定数テーブル選択手段234は、当選抽選手段130の抽選で当選役に当選したことを契機に、当該当選役についての支払予定数テーブルを抽選で1つ選択するためのものである。
本実施の形態では、支払予定数テーブル選択手段234は、当選抽選手段130の抽選で「ベル当選役」に当選したことを契機に、第1ベル当選役支払予定数テーブル、第2ベル当選役支払予定数テーブルまたは第3ベル当選役支払予定数テーブルのいずれか1つを抽選で選択する。
また、支払予定数テーブル選択手段234は、当選抽選手段130の抽選で「スイカ当選役」に当選したことを契機に、第1スイカ当選役支払予定数テーブル、第2スイカ当選役支払予定数テーブルまたは第3スイカ当選役支払予定数テーブルのいずれか1つを抽選で選択する。
また、支払予定数テーブル選択手段234は、当選抽選手段130の抽選で「チェリー当選役」に当選したことを契機に、第1チェリー当選役支払予定数テーブル、第2チェリー当選役支払予定数テーブルまたは第3チェリー当選役支払予定数テーブルのいずれか1つを抽選で選択する。
なお、支払予定数テーブル選択手段234は、支払予定数テーブルを抽選で1つ選択すると、選択結果を示す信号を演出制御装置300へ出力する。
また、支払予定数テーブル選択手段234の抽選の方法は、公知の技術を用いることができる。
(回転制御手段140)
回転制御手段140は、各回転リール23の回転を制御するためのものである。具体的には、回転制御手段140は、クレジット数記憶手段190の記憶するクレジット数が所定数以上である場合においてスタートスイッチ53が操作されたことを契機に、各回転リール23の回転を開始させ、回転速度が所定の速度に達するまで各回転リール23の回転を加速させた後、回転速度を所定の速度に保って各回転リール23を回転させる。
また、本実施の形態では、4相のステップ角1.43度のステッピングモーター64を、1−2相励磁方式で制御している。したがって、各回転リール23を1回転させるためには、504パルス必要となる。また、各回転リール23には、21個の図柄が配置されていることから、各回転リール23を1図柄分回転させるためには、24パルス必要となる。
(回転位置判断手段150)
回転位置判断手段150は、各回転リール23の現在の回転位置を特定するためのものである。具体的には、回転速度が所定の速度に達するまで各回転リール23の回転が加速され、各回転リール23が所定の速度を保って回転されるようになった後に、インデックスセンサー65によりインデックス62を検出してからのパルス数をカウントし、このパルス数に基づいて各回転リール23の現在の回転位置を特定する。また、パルス数は、インデックス62を検出する度にリセットされ、あらたにパルス数がカウントされる。つまり、インデックスセンサー65によりインデックス62が検出される回転位置を基準に「0」からパルス数のカウントを開始して、パルス数が「503」に達するまでカウントし、更にインデックスセンサー65によりインデックス62が検出されると、パルス数が「0」にリセットされる。
また、回転リール23に付された21個の図柄には、インデックスセンサー65がインデックス62を検出した時の回転位置を基準にして、回転リール23毎にそれぞれ図柄番号が割り振られている。具体的には、インデックスセンサー65がインデックス62を検出したときに第一有効ライン37A上にある図柄から、順次「00」〜「20」の図柄番号が割り振られている。また、それぞれの図柄番号に対応する図柄の種類を各回転リール23毎に記憶している。そして、回転リール23の回転位置、すなわちパルス数に基づいて、第一有効ライン37A上にある図柄の図柄番号を特定し、この図柄番号に基づいて図柄の種類を特定するようになっている。
(停止制御手段160)
停止制御手段160は、ストップスイッチ54の操作を契機に、当選抽選手段130の抽選結果及び回転リール23の回転位置に基づいて、当該ストップスイッチ54に対応する回転リール23の停止制御を行うためのものである。
具体的には、停止制御手段160は、ストップスイッチ54が操作された場合に、当選フラグを有しているときには、この操作時の回転リール23の回転位置に基づいて、当該当選フラグに係る当選役が入賞し得るように且つその他の当選役が入賞しないように回転リール23の停止制御を行う。また、停止制御手段160は、ストップスイッチ54が操作された場合に、当選フラグを有していないときには、この操作時の回転リール23の回転位置に基づいて、いずれの当選役も入賞しないように回転リール23の停止制御を行う。
ここで、ストップスイッチ54が操作されたときに、第一有効ライン37A上に直ちに停止できる回転リール23の図柄を、「基準図柄」という。また、ストップスイッチ54が操作されてから回転リール23が停止基準位置に停止するまでの間に、第一有効ライン37Aを通過する図柄の数を、「滑りコマ数」という。
例えば、滑りコマ数「0」は、ストップスイッチ54が操作されたときに、基準図柄が第一有効ライン37A上に停止することを意味する。また、滑りコマ数「1」は、ストップスイッチ54が操作されてから回転リール23が停止基準位置に停止するまでの間に、1個の図柄(基準図柄)が第一有効ライン37Aを通過することを意味する。また、滑りコマ数「2」は、ストップスイッチ54が操作されてから回転リール23が停止基準位置に停止するまでの間に、基準図柄を含めた2個の図柄が第一有効ライン37Aを通過することを意味する。滑りコマ数「3」は、ストップスイッチ54が操作されてから回転リール23が停止基準位置に停止するまでの間に、基準図柄を含めた3個の図柄が第一有効ライン37Aを通過することを意味する。滑りコマ数「4」は、ストップスイッチ54が操作されてから回転リール23が停止基準位置に停止するまでの間に、基準図柄を含めた4個の図柄が第一有効ライン37Aを通過することを意味する。
また、停止制御手段160は、当選抽選手段130の抽選結果に基づいて、滑りコマ数「0」ないし「4」の範囲で回転リール23を停止基準位置に停止させるようになっている。
また、停止制御手段160は、図8に示すように、大別すると、以下の手段を有している。
(1)停止テーブル記憶手段161
(2)停止テーブル選択手段162
(3)回転リール停止手段163
また、停止制御手段160としては、上記した(1)ないし(3)に限定されるものではない。
(停止テーブル記憶手段161)
停止テーブル記憶手段161は、複数の停止テーブルを記憶するためのものである。
停止テーブルは、ストップスイッチ54が操作されたときの回転リール23の回転位置に基づき、回転リール23が停止基準位置に停止するまでの滑りコマ数を、回転リール23毎にテーブル上に規定したものである。
本実施の形態では、停止テーブル記憶手段161は、当選抽選手段130の抽選結果に応じた複数の停止テーブルを記憶している。具体的には、当選フラグを有する場合には、この当選フラグに係る当選役の図柄の組み合わせが有効ライン37上に揃い得るように、且つその他の当選フラグに係る当選役の図柄の組み合わせが有効ライン37上に揃わないように、回転リール23の回転停止までの滑りコマ数を回転リール23毎に規定した停止テーブルが、当選役毎に記憶されている。また、いずれの当選フラグも有さない場合には、いずれの当選役の図柄の組み合わせも有効ライン37上に揃わないように、回転リール23の回転停止までの滑りコマ数を回転リール23毎に規定した停止テーブルが記憶されている。
本実施の形態では、「7(赤色)当選フラグ」に対応する「7(赤色)停止テーブル」、「BAR当選フラグ」に対応する「BAR停止テーブル」、「ベル当選フラグ」に対応する「ベル停止テーブル」、「スイカ当選フラグ」に対応する「スイカ停止テーブル」、「チェリー当選フラグ」に対応する「チェリー停止テーブル」、「リプレイ当選フラグ」に対応する「リプレイ停止テーブル」、及び「ハズレ」に対応する「ハズレ停止テーブル」等の停止テーブルが記憶されている。
具体的には、例えば「7(赤色)停止テーブル」は、「7(赤色)」の図柄が有効ライン37上に3個揃いえるように、且つ「7(赤色)当選役」以外の当選役の図柄の組み合わせが有効ライン37上に揃わないように、各回転リール23の回転停止までの滑りコマ数が規定されている。
また、「チェリー停止テーブル」は、「チェリー」の図柄が左回転リール23Lの有効ライン37上に停止しえるように、且つ「チェリー当選役」以外の当選役の図柄の組み合わせが有効ライン37上に揃わないように、各回転リール23の回転停止までの滑りコマ数が規定されている。
また、「ハズレ停止テーブル」は、いずれの当選役の図柄の組み合わせも有効ライン37上に揃わないように、各回転リール23の回転停止までの滑りコマ数が規定されている。
また、本実施の形態では、「ベル当選フラグ」と「7(赤色)当選フラグ」とを同時に有するときに用いられる「ベル・7(赤色)停止テーブル」、「スイカ当選フラグ」と「7(赤色)当選フラグ」とを同時に有するときに用いられる「スイカ・7(赤色)停止テーブル」、「チェリー当選フラグ」と「7(赤色)当選フラグ」とを同時に有するときに用いられる「チェリー・7(赤色)停止テーブル」等が設けられている。
「ベル・7(赤色)停止テーブル」、「スイカ・7(赤色)停止テーブル」及び「チェリー・7(赤色)停止テーブル」は、「7(赤色)」の図柄が優先的に有効ライン37上に3個揃いえるように、各回転リール23の回転停止までの滑りコマ数が規定されている。具体的には、例えば「ベル・7(赤色)停止テーブル」は、「ベル」の図柄よりも「7(赤色)」の図柄が優先的に有効ライン37上に3個揃いえるように、且つ「ベル当選役」及び「7(赤色)当選役」以外の図柄の組み合わせが有効ライン37上に揃わないように、各回転リール23の回転停止までの滑りコマ数が規定されている。
また、本実施の形態では、「ベル当選フラグ」と「BAR当選フラグ」とを同時に有するときに用いられる「ベル・BAR停止テーブル」、「スイカ当選フラグ」と「BAR当選フラグ」とを同時に有するときに用いられる「スイカ・BAR停止テーブル」、「チェリー当選フラグ」と「BAR当選フラグ」とを同時に有するときに用いられる「チェリー・BAR停止テーブル」等が設けられている。
「ベル・BAR停止テーブル」、「スイカ・BAR停止テーブル」及び「チェリー・BAR停止テーブル」は、「BAR」の図柄が優先的に有効ライン37上に3個揃いえるように、各回転リール23の回転停止までの滑りコマ数が規定されている。具体的には、例えば「ベル・BAR停止テーブル」は、「ベル」の図柄よりも「BAR」の図柄が優先的に有効ライン37上に3個揃いえるように、且つ「ベル当選役」及び「BAR当選役」以外の図柄の組み合わせが有効ライン37上に揃わないように、各回転リール23の回転停止までの滑りコマ数が規定されている。
また、本実施の形態では、「リプレイ当選フラグ」と「7(赤色)当選フラグ」とを同時に有するときに用いられる「リプレイ・7(赤色)停止テーブル」、「リプレイ当選フラグ」と「BAR当選フラグ」とを同時に有するときに用いられる「リプレイ・BAR停止テーブル」等が設けられている。
「リプレイ・7(赤色)停止テーブル」及び「リプレイ・BAR停止テーブル」は、「リプレイ」の図柄が優先的に有効ライン37上に3個揃いえるように、各回転リール23の回転停止までの滑りコマ数が規定されている。具体的には、例えば「リプレイ・7(赤色)停止テーブル」は、「7(赤色)」の図柄よりも「リプレイ」の図柄が優先的に有効ライン37上に3個揃いえるように、且つ「リプレイ当選役」及び「7(赤色)当選役」以外の図柄の組み合わせが有効ライン37上に揃わないように、各回転リール23の回転停止までの滑りコマ数が規定されている。
(停止テーブル選択手段162)
停止テーブル選択手段162は、当選抽選手段130の抽選結果に応じて、複数ある停止テーブルのいずれかを選択するためのものである。換言すると、停止テーブル選択手段162は、有している当選フラグに対応する停止テーブルを選択するようになっている。
具体的には、停止テーブル選択手段162は、例えば、当選抽選手段130により当選役の抽選が行われたことを契機に、「7(赤色)当選フラグ」を有するときには「7(赤色)停止テーブル」を読み出す。
また、停止テーブル選択手段162は、ボーナス当選フラグと小役当選フラグとを同時に有する場合には、当該ボーナス当選フラグ及び小役当選フラグに応じた停止テーブルを選択するようになっている。具体的には、停止テーブル選択手段162は、例えば、当選抽選手段130により当選役の抽選が行われたことを契機に、「ベル当選フラグ」と「7(赤色)当選フラグ」とを同時に有するときには「ベル・7(赤色)停止テーブル」を読み出す。
(回転リール停止手段163)
回転リール停止手段163は、停止テーブル選択手段162により選択された停止テーブルとストップスイッチ54が操作されたときの回転リール23の回転位置とに基づいて滑りコマ数を決定するとともに、決定した滑りコマ数の図柄が第一有効ライン37Aを通過した後に最初に表示される停止基準位置に回転リール23を停止させるためのものである。
具体的には、回転リール停止手段163は、ストップスイッチ54の操作を契機に、停止テーブル選択手段162により読み出された停止テーブルを参照して、操作されたストップスイッチ54に対応する回転リール23についてストップスイッチ54の操作時の回転位置に応じた滑りコマ数を取得する。そして、回転リール停止手段163は、取得した滑りコマ数の図柄が第一有効ライン37Aを通過してから最初に表示される停止基準位置に、当該回転リール23を停止させるようになっている。
(入賞判定手段170)
入賞判定手段170は、すべての回転リール23の回転が停止したことを契機に、複数の当選役のいずれかに入賞か又は入賞なしかの判定を行うためのものである。
本実施の形態では、入賞判定手段170は、すべての回転リール23が停止されたときに、それぞれの当選役に係る図柄の組み合わせについて、有効ライン37上に揃うように各回転リール23が停止されたか否かの判定を行う。そして、入賞判定手段170は、当選役に係る図柄の組み合わせが有効ライン37上に揃うように各回転リール23が停止されたときには、当該当選役に入賞したと判定する。
入賞判定手段170は、例えば、すべての回転リール23が停止された場合において、「7(赤色)」の図柄が有効ライン37上に揃うように各回転リール23が停止されたときには、「7(赤色)当選役に入賞した」と判定する。
また、入賞判定手段170は、例えば、すべての回転リール23が停止された場合において、「チェリー」の図柄が有効ライン37上に停止するように左回転リール23Lが停止されたときには、「チェリー当選役に入賞した」と判定する。
また、入賞判定手段170は、例えば、すべての回転リール23が停止された場合において、どの種類の図柄も有効ライン37上に3個揃わないように各回転リール23が停止され、且つ「チェリー」の図柄が有効ライン37上に停止しないように左回転リール23Lが停止されたときには、「入賞なし」と判定する。
(支払予定数決定手段235)
支払予定数決定手段235は、特定の当選役に入賞したと入賞判定手段170により判定されたことを契機に、当該当選役及び内部当選ゲーム中検出回数記憶手段231の記憶する内部当選ゲーム中検出回数に応じて、支払制御手段210の制御で支払う遊技媒体の数(支払予定数)を決定する。
本実施の形態では、支払予定数決定手段235は、支払予定数テーブル選択手段234により選択された支払予定数テーブルに基づいて支払予定数を決定する。
具体的には、例えば、支払予定数決定手段235は、支払予定数テーブル選択手段234により「第1ベル当選役支払予定数テーブル」が選択された場合において、内部当選ゲーム中検出回数記憶手段231の記憶する内部当選ゲーム中検出回数が「7」であるときに、「ベル当選役に入賞した」と入賞判定手段170により判定されたことを契機に、支払予定数を「8」に決定する。
また、例えば、支払予定数決定手段235は、支払予定数テーブル選択手段234により「第2スイカ当選役支払予定数テーブル」が選択された場合において、内部当選ゲーム中検出回数記憶手段231の記憶する内部当選ゲーム中検出回数が「22」であるときに、「スイカ当選役に入賞した」と入賞判定手段170により判定されたことを契機に、支払予定数を「10」に決定する。
また、例えば、支払予定数決定手段235は、支払予定数テーブル選択手段234により「第3チェリー当選役支払予定数テーブル」が選択された場合において、内部当選ゲーム中検出回数記憶手段231の記憶する内部当選ゲーム中検出回数が「9」であるときに、「チェリー当選役に入賞した」と入賞判定手段170により判定されたことを契機に、支払予定数を「6」に決定する。
(支払制御手段210)
支払制御手段210は、特定の当選役に入賞したと入賞判定手段170により判定されたことを契機に、遊技媒体を支払う制御を行うためのものである。
本実施の形態では、支払制御手段210は、支払予定数決定手段235の決定した支払予定数に基づいた数のメダルを支払う制御を行う。
「特定の当選役」は、本実施の形態では、「ベル当選役」、「スイカ当選役」及び「チェリー当選役」が該当する。
「メダルを支払う制御」とは、「払い出し装置5にメダルを払い出させる制御」を行ってもよいし、「クレジット数記憶手段190のクレジット数を増加させる制御」を行ってもよい。
支払制御手段210は、図8に示すように、大別すると、次の手段を備える。
(1)支払数カウント手段211
(2)クレジット数増加手段212
(3)払い出し制御手段213
なお、支払制御手段210としては、上記した(1)ないし(3)に限定されるものではない。
(支払数カウント手段211)
支払数カウント手段211は、支払制御手段210の制御により支払われるメダルの数をカウントするためのものである。
本実施の形態では、支払予定数決定手段235により支払予定数が決定されたことを契機に、当該支払予定数が支払数カウント手段211にセットされる。
そして、クレジット数記憶手段180のクレジット数に「1」を加算する更新が行われる度に、または1枚のメダルが払い出し装置5の払い出しセンサーにより検出される度に、支払数カウント手段211のカウント数から「1」を減算する更新が行われる。
なお、支払数カウント手段211のカウント数が「0」に到達すると、メダルを支払う制御を終了するようになっている。
(クレジット数増加手段212)
クレジット数増加手段212は、クレジット数記憶手段190のクレジット数に、支払数カウント手段211にセットされた数を加算する更新を行うためのものである。
なお、当選役に入賞したと入賞判定手段170により判定された場合に、クレジット数記憶手段190のクレジット数が上限の「50」に達しているときには、メダルを払い出し装置5に払い出させる制御が払い出し制御手段213により行われる。
(払い出し制御手段213)
払い出し制御手段213は、クレジット数記憶手段190のクレジット数の上限を超えてメダルを支払う場合に、上限を超えた数のメダルを払い出し装置5に払い出させる制御を行うためのものである。
具体的には、払い出し制御手段213は、当選役に入賞したと入賞判定手段170により判定された場合に、クレジット数記憶手段190のクレジット数が上限の「50」に達しているときには、支払数カウント手段211にセットされた数のメダルを払い出し装置5に払い出させる制御を行うようになっている。
なお、クレジット数記憶手段190のクレジット数に支払数カウント手段211にセットされた枚数を加算すると上限の「50」を超える場合には、クレジット数記憶手段190のクレジット数が「50」に達するまで加算する更新がクレジット数増加手段212により行われるとともに、上限を超えた数のメダルを払い出し装置5に払い出させる制御が払い出し制御手段213により行われるようになっている。
(遊技状態更新手段200)
遊技状態更新手段200は、次のゲームに持ち越す必要のないRAMのデータをクリアするためのものである。
具体的には、遊技状態更新手段200が遊技制御装置100のRAMの所定領域をクリアすることにより、小役当選フラグの消去、入賞済みのボーナス当選フラグの消去、ベット数記憶手段180のベット数のクリア等がなされる。
(リプレイ入賞ベット手段220)
リプレイ入賞ベット手段220は、入賞判定手段170により「リプレイ当選役に入賞した」と判定されたことを契機に、新たにメダルを消費することなく、スロットマシンSをメダルがベットされた状態にするためのものである。
具体的には、リプレイ入賞ベット手段220は、入賞判定手段170により「リプレイ当選役に入賞した」と判定されるとともに、遊技状態更新手段200により遊技制御装置100のRAMの所定領域がクリアされたことを契機に、前回のゲームでベットされたメダルの枚数、つまり「3」をベット数記憶手段180のベット数に加算する更新を行う。
(演出制御装置300)
演出制御装置300は、遊技制御装置100からの信号に基づいて報知装置8の出力を制御するためのものである。
また、演出制御装置300の出力段には、図7に示すように、報知装置8(ランプ33、画像表示装置34及びスピーカ35)などのパーツが接続されている。
また、演出制御装置は、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することにより、演出データ記憶手段310、演出出力制御手段320、最多支払予定数対応検出回数報知手段330などとして機能する(図7参照)。
次に、演出制御装置300が備える各手段について説明する。
(演出データ記憶手段310)
演出データ記憶手段310は、報知装置8に出力させる演出に関するデータを記憶するためのものである。具体的には、例えば、画像表示装置34に表示される画像、スピーカ35から発生されるサウンド、ランプ33の点滅パターン等をデータで記憶する。
(演出出力制御手段320)
演出出力制御手段320は、演出データ記憶手段310の記憶するデータに基づいて、報知装置8の出力を制御するためのものである。換言すると、遊技制御装置100からの信号に基づき、演出データ記憶手段310の記憶する演出データを選択し、この演出データに従って報知装置8の出力を制御するようになっている。
(最多支払予定数対応検出回数報知手段330)
最多支払予定数対応検出回数報知手段330は、支払予定数テーブル選択手段234により支払予定数テーブルが選択されたことを契機に、当該支払予定数テーブルに基づいて支払予定数の最も多くなる内部当選ゲーム中検出回数を報知するためのものである。
本実施の形態では、最多支払予定数対応検出回数報知手段330は、支払予定数テーブル選択手段234の選択結果を示す信号を受信したことを契機に、選択された支払予定数テーブルに基づいて支払予定数の最も多くなる内部当選ゲーム中検出回数を報知する。
具体的には、例えば、最多支払予定数対応検出回数報知手段330は、支払予定数テーブル選択手段234により「第1ベル当選役支払予定数テーブル」が選択された旨の信号を受信したこと契機に、「内部当選ゲーム中検出回数記憶手段231の記憶する内部当選ゲーム中検出回数が10回に到達する前に、ベル当選役を入賞させること」を奨励する報知画像を画像表示装置34に表示させることで、支払予定数の最も多くなる内部当選ゲーム中検出回数を報知する。
また、例えば、最多支払予定数対応検出回数報知手段330は、支払予定数テーブル選択手段234により「第2スイカ当選役支払予定数テーブル」が選択された旨を示す信号を受信したことを契機に、「内部当選ゲーム中検出回数記憶手段231の記憶する内部当選ゲーム中検出回数が20回に到達した後に、スイカ当選役を入賞させること」を奨励する報知画像を画像表示装置34に表示させることで、支払予定数の最も多くなる内部当選ゲーム中検出回数を報知する。
また、例えば、最多支払予定数対応検出回数報知手段330は、支払予定数テーブル選択手段234により「第3チェリー当選役支払予定数テーブル」が選択された旨を示す信号を受信したことを契機に、「内部当選ゲーム中検出回数記憶手段231の記憶する内部当選ゲーム中検出回数が8回以上10回未満のときに、チェリー当選役を入賞させること」を奨励する報知画像を画像表示装置34に表示させることで、支払予定数の最も多くなる内部当選ゲーム中検出回数を報知する。
(スロットマシンSの動作)
本実施の形態に係るスロットマシンSの動作の概略について、図9及び図10に示したフローチャートを用いて説明する。
ステップ101において、遊技状態更新処理が行われる。具体的には、RAMの所定の領域がクリアされて、通常当選フラグの消去、入賞済みのボーナス当選フラグの消去、ベット数記憶手段180のベット数のクリア等がなされる。そして、ステップ102に進む。
ステップ102において、前回のゲームでリプレイ当選役に入賞したか否かの判断が行われる。そして、前回のゲームでリプレイ当選役に入賞していないと判断した場合には、ステップ103に進む。前回のゲームでリプレイ当選役に入賞したと判断した場合には、ステップ104に進む。
ステップ103において、ベット処理が行われる。具体的には、投入センサー7がメダルを検出すると、ベット数カウント手段180のベット数に「1」を加算する更新が行われる。または、ベットスイッチ51が操作されると、クレジット数カウント手段190のクレジット数を減じるとともに、ベット数カウント手段180のベット数に加算する更新が行われる。そして、ステップ105に進む。
ステップ104において、リプレイ入賞ベット処理が行われる。具体的には、前回のゲームでベットされたメダルの枚数、つまり「3」をベット数記憶手段180のベット数に加算する更新が行われる。そして、ステップ105に進む。
ステップ105において、スタートスイッチ53が操作されたか否かの判断が行われる。そして、スタートスイッチ53が操作されたと判断したときには、ステップ106に進む。スタートスイッチ53が操作されていないと判断したときには、ステップ105に戻る。
ステップ106において、3個の回転リール23の回転が開始される。そして、ステップ107に進む。
ステップ107において、当選抽選処理が行われる。そして、ステップ108に進む。
ステップ108において、特定の当選役(「ベル当選役」、「スイカ当選役」または「チェリー当選役」)に当選したか否かの判断が行われる。具体的には、「ベル当選フラグ」、「スイカ当選フラグ」または「チェリー当選フラグ」のいずれかを有するか否かの判断が行われる。そして、特定の当選役に当選したと判断した場合には、ステップ109に進む。特定の当選役に当選していないと判断した場合には、ステップ111に進む。
ステップ109において、内部当選ゲーム中検出回数記憶手段231の記憶する内部当選ゲーム中検出回数をリセットして更新を開始する。つまり、インデックスセンサー65がインデックス62を検出する度に、内部当選ゲーム中検出回数記憶手段231の記憶する内部当選ゲーム中検出回数が更新されるようになる。そして、ステップ110に進む。
ステップ110において、当選した当選役についての支払予定数テーブルを、抽選で1つ選択する。そして、ステップ111に進む。
ステップ111において、有している当選フラグに対応する停止テーブルが読み出される。そして、ステップ112に進む。
ステップ112において、ストップスイッチ54が操作されたか否かの判断が行われる。そして、ストップスイッチ54が操作されたと判断したときには、ステップ113に進む。ストップスイッチ54が操作されていないと判断したときには、ステップ112に戻る。
ステップ113において、ステップ111で読み出した停止テーブルを参照して、操作されたストップスイッチ54に対応する回転リール23の滑りコマ数を取得する。そして、ステップ114に進む。
ステップ114において、ステップ113で取得した滑りコマ数の図柄を通過させて回転リール23を停止基準位置に停止させる。そして、ステップ115に進む。
ステップ115において、すべての回転リール23が回転を停止したか否かの判断が行われる。そして、すべての回転リール23が回転を停止したと判断した場合には、ステップ116に進む。いずれかの回転リール23が回転していると判断した場合は、ステップ112に戻る。
ステップ116において、入賞判定処理が行われる。具体的には、複数の当選役のいずれに入賞か又は入賞なしかの判定が行われる。そして、ステップ117に進む。
ステップ117において、特定の当選役(「ベル当選役」、「スイカ当選役」または「チェリー当選役」)に入賞したか否かの判断が行われる。そして、特定の当選役に入賞したと判断した場合には、ステップ118に進む。特定の当選役に入賞していないと判断した場合には、ゲームが終了する。
ステップ118において、ステップ110で選択した支払予定数テーブルに基づいて支払予定数を決定する。そして、ステップ119に進む。
ステップ119において、支払制御処理が行われる。そして、ゲームが終了する。
次に、上述したステップ107の当選抽選処理について、図11に示したフローチャートを用いて説明する。
ステップ201において、抽出乱数データが取得される。具体的には、乱数発生手段131により発生される乱数から1つの数値が抽出され、抽出乱数データとされる。そして、ステップ202に進む。
ステップ202において、スロットマシンSの遊技の設定値や遊技状態などに応じて当選判定テーブルが選択される。そして、ステップ203に進む。
ステップ203において、当選判定処理が行われる。具体的には、抽出乱数データが当選判定テーブルと対比され、いずれの領域に含まれるか判定される。そして、ステップ204に進む。
ステップ204において、いずれの当選役に当選か又はハズレかが判定される。そして、当選役に当選したと判定した場合には、ステップ205に進む。当選役に当選していない、つまり「ハズレ」と判定した場合には、ステップ205を飛ばして当選抽選処理を終了する。
ステップ205において、ステップ204の判定結果に応じた当選フラグが設定される。そして、当選抽選処理を終了する。
次に、上述したステップ119の支払制御処理について、図12に示したフローチャートを用いて説明する。
ステップ301において、ステップ118で決定された支払予定数が支払数カウント手段211にセットされる。そして、ステップ302に進む。
ステップ302において、クレジット数記憶手段180のクレジット数が上限の「50」に達しているか否かの判断が行われる。そして、クレジット数が「50」に達していないと判断した場合には、ステップ303に進む。クレジット数が「50」に達していると判断した場合には、ステップ306に進む。
ステップ303において、クレジット数記憶手段180のクレジット数に「1」を加算する更新を行う。そして、ステップ304に進む。
ステップ304において、支払数カウント手段211のカウント数から「1」を減算する更新を行う。そして、ステップ305に進む。
ステップ305において、支払数カウント手段211のカウント数が「0」になっているか否かの判断が行われる。そして、支払数カウント手段211のカウント数が「0」になっていると判断した場合には、支払制御処理を終了する。支払数カウント手段211のカウント数が「0」になっていないと判断した場合には、ステップ302に戻る。
ステップ306において、払い出し装置5の送り出し機構の作動を開始する。そして、ステップ307に進む。
ステップ307において、1枚のメダルが払い出し装置5の払い出しセンサーにより検出されたか否かの判断が行われる。そして、1枚のメダルが検出されたと判断した場合には、ステップ308に進む。1枚のメダルが検出されていないと判断した場合には、ステップ307に戻る。
ステップ308において、払い出し装置5の送り出し機構の作動を停止する。そして、ステップ304に進む。
以上のように、本実施の形態によれば、特定の当選役に入賞した場合に支払われる遊技媒体の数が、当該ゲームに渡ってインデックスセンサー65によりインデックス62が検出された回数に応じて変動することから、遊技者がさらに緊張感を持って遊技を行うことができる。
また、支払予定数の最も多くなる内部当選ゲーム中検出回数が変動するとともに、当該内部当選ゲーム中検出回数が報知されることから、遊技者が当該内部当選ゲーム中検出回数で特定の当選役に入賞させることに挑戦でき、飽きずに遊技を行うことができる。
また、本実施の形態では、内部当選ゲーム中検出回数更新手段232は、左インデックスセンサー65L、中央インデックスセンサー65Mまたは右インデックスセンサー65Rのいずれがインデックス62を検出しても、内部当選ゲーム中検出回数記憶手段231の記憶する内部当選ゲーム中検出回数に「1」を加算する更新を行うようになっている。したがって、各回転リール23の回転が開始してから停止するまでの時間が同じであっても、内部当選ゲーム中検出回数記憶手段231の記憶する内部当選ゲーム中検出回数が、各ストップスイッチ54の操作の仕方によって変動することから、遊技者が飽きずに遊技を行うことができる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態は、特定の当選役に入賞した場合に支払われる遊技媒体の数が、当該ゲームに渡ってインデックスセンサー65によりインデックス62が検出された回数に応じて変動するようになっているが、第2の実施の形態は、特別遊技中に支払われる遊技媒体の数を、特別遊技当選役に当選してから入賞するまでの間にインデックスセンサー65がインデックス62を検出した回数に応じて変動するようになっている。
また、第2の実施の形態に係るスロットマシンSは、ハードウエアの構成については、第1の実施の形態に係るスロットマシンSと同様である。
そこで、第2の実施の形態では、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
(図面の説明)
図16ないし図23は、第2の実施の形態を示すものである。
図16は、スロットマシンSにおける制御装置10の入力、制御及び出力の概略を示すブロック図である。図17及び18は、スロットマシンSの動作の概略を示すフローチャートである。図19は、スロットマシンSにおける支払制御処理を示すフローチャートである。図20は、スロットマシンSにおける特別遊技終了処理を示すフローチャートである。図21は、スロットマシンSにおける通常遊技終了処理を示すフローチャートである。図22は、スロットマシンSにおける「7(赤色)当選役」についての目標総支払数テーブルを示す説明図である。図23は、スロットマシンSにおける「BAR当選役」についての目標総支払数テーブルを示す説明図である。
(遊技制御装置100)
遊技制御装置100は、スロットマシンSの遊技を制御するためのものである。
また、遊技制御装置100は、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することにより、通常遊技制御手段110、特別遊技制御手段120、当選抽選手段130、回転制御手段140、回転位置判断手段150、停止制御手段160、入賞判定手段170、ベット数記憶手段180、クレジット数記憶手段190、遊技状態更新手段200、支払制御手段210、リプレイ入賞ベット手段220、特別遊技内部当選中検出回数記憶手段241、特別遊技内部当選中検出回数更新手段242、目標総支払数テーブル記憶手段243、目標総支払数テーブル選択手段244、目標総支払数決定手段245、総支払数記憶手段251、総支払数更新手段252、総支払数判定手段253、特別遊技中検出回数記憶手段261、特別遊技中検出回数更新手段262、検出回数判定手段263などとして機能する(図16参照)。
(特別遊技制御手段120)
特別遊技制御手段120は、当選抽選手段130の抽選結果に基づいて、遊技者に有利な特別遊技を行わせるためのものである。
上記特別遊技としては、大別すると、次の遊技がある。
(1)ビッグボーナス(以下「BB」という)
(2)レギュラーボーナス(以下「RB」という)
なお、特別遊技としては、上記した遊技に限定されるものではない。
特別遊技制御手段120は、大別すると、次の手段を備える。
(1)BB制御手段121
(2)RB制御手段122
(BB制御手段121)
BB制御手段121は、BBを制御するためのものである。
ここで、本実施の形態におけるBBについて説明する。
通常遊技において「7(赤色)」の図柄が有効ライン37上に3個揃うと、BBに移行される。
BBに移行すると、通常遊技と同様に、ベット数記憶手段180のベット数が「3」である場合に、スタートスイッチ53が操作されると、リールユニット22の各ステッピングモーター64が駆動されて各回転リール23が回転を開始する。
その後、ストップスイッチ54が操作されると、対応する回転リール23の回転が停止する。そして、すべての回転リール23の回転が停止したときに、当選役の図柄の組み合わせが有効ライン37上に揃うように各回転リール23が停止すると、該当選役の入賞となって遊技者に所定の利益が付与される。
また、BB中の当選役には、「ベル当選役」、「スイカ当選役」、「チェリー当選役」及び「リプレイ当選役」がある。また、BB中は、「ベル当選役」、「スイカ当選役」及び「チェリー当選役」に当選する確率が通常遊技中よりも高くなるように設定されている。
なお、BB中に目標総支払数を超えるメダルの支払いが行われると、BBを終了して通常遊技に移行する。
ここで、「目標総支払数」とは、特別遊技中における支払制御手段210の制御で支払う遊技媒体の総数を意味する。
(RB制御手段122)
RB制御手段101は、RBを制御するためのものである。
ここで、本実施の形態におけるRBについて説明する。
通常遊技において「BAR」の図柄が有効ライン37上に3個揃うと、RBに移行される。
RBに移行すると、通常遊技と同様に、ベット数記憶手段180のベット数が「3」である場合に、スタートスイッチ53が操作されると、リールユニット22の各ステッピングモーター64が駆動されて各回転リール23が回転を開始する。
その後、ストップスイッチ54が操作されると、対応する回転リール23の回転が停止する。そして、すべての回転リール23の回転が停止したときに、当選役の図柄の組み合わせが有効ライン37上に揃うように各回転リール23が停止すると、該当選役の入賞となって遊技者に所定の利益が付与される。
また、RB中の当選役には、「ベル当選役」、「スイカ当選役」、「チェリー当選役」及び「リプレイ当選役」がある。また、RB中は、「ベル当選役」、「スイカ当選役」及び「チェリー当選役」に当選する確率が通常遊技中よりも高くなるように設定されている。
なお、RB中に目標総支払数を超えるメダルの支払いが行われると、RBを終了して通常遊技に移行する。
(特別遊技内部当選中検出回数記憶手段241)
特別遊技内部当選中検出回数記憶手段241は、当選抽選手段130の抽選で特別遊技当選役に当選してから当該特別遊技当選役に入賞したと入賞判定手段170により判定されるまでの間に、インデックスセンサー65がインデックス62を検出した回数(以下「特別遊技内部当選中検出回数」という)を記憶するためのものである。
本実施の形態では、特別遊技内部当選中検出回数記憶手段241は、当選抽選手段130の抽選で「7(赤色)当選役」に当選してから「7(赤色)当選役」に入賞したと入賞判定手段170により判定されるまでの間の「特別遊技内部当選中検出回数」を記憶する。
また、特別遊技内部当選中検出回数記憶手段241は、当選抽選手段130の抽選で「BAR当選役」に当選してから「BAR当選役」に入賞したと入賞判定手段170により判定されるまでの間の「特別遊技内部当選中検出回数」を記憶する。
また、特別遊技内部当選中検出回数記憶手段241は、遊技制御装置100のRAMの所定領域に特別遊技内部当選中検出回数を記憶するように形成されている。
また、特別遊技内部当選中検出回数記憶手段241の初期値は、「0」に設定されている。
(特別遊技内部当選中検出回数更新手段242)
特別遊技内部当選中検出回数更新手段242は、当選抽選手段130の抽選で特別遊技当選役に当選したことを契機に、インデックスセンサー65がインデックス62を検出する度に特別遊技内部当選中検出回数記憶手段241の記憶する特別遊技内部当選中検出回数を更新するためのものである。
本実施の形態では、特別遊技内部当選中検出回数更新手段242は、当選抽選手段130の抽選で「7(赤色)当選役」または「BAR当選役」に当選したことを契機に、特別遊技内部当選中検出回数記憶手段241の記憶する特別遊技内部当選中検出回数をリセットする。そして、左インデックスセンサー65L、中央インデックスセンサー65Mまたは右インデックスセンサー65Rのいずれかが対応するインデックス62を検出する度に、特別遊技内部当選中検出回数記憶手段241の記憶する特別遊技内部当選中検出回数に「1」を加算する更新を行う。なお、特別遊技内部当選中検出回数更新手段242は、「7(赤色)当選役に入賞した」または「BAR当選役に入賞した」と入賞判定手段170により判定されたことを契機に、特別遊技内部当選中検出回数の更新を終了する。
(目標総支払数テーブル記憶手段243)
目標総支払数テーブル記憶手段243は、特別遊技当選役に特別遊技内部当選中検出回数と目標総支払数とを対応付けた複数の目標総支払数テーブルを記憶するためのものであり、当該対応付けが目標総支払数テーブル毎に異なるように設定したものである。
本実施の形態では、目標総支払数テーブル記憶手段243は、「7(赤色)当選役」に特別遊技内部当選中検出回数と目標総支払数とを対応付けた複数の目標総支払数テーブルを予め記憶する。具体的には、目標総支払数テーブル記憶手段243は、図22に示すように、第1BB目標総支払数テーブル、第2BB目標総支払数テーブル及び第3BB目標総支払数テーブルを記憶する。
また、目標総支払数テーブル記憶手段243は、「BAR当選役」に特別遊技内部当選中検出回数と目標総支払数とを対応付けた複数の目標総支払数テーブルを予め記憶する。具体的には、目標総支払数テーブル記憶手段243は、図23に示すように、第1RB目標総支払数テーブル、第2RB目標総支払数テーブル及び第3RB目標総支払数テーブルを記憶する。
(目標総支払数テーブル選択手段244)
目標総支払数テーブル選択手段244は、当選抽選手段130の抽選で特別遊技当選役に当選したことを契機に、当該特別遊技当選役についての目標総支払数テーブルを抽選で1つ選択するためのものである。
本実施の形態では、目標総支払数テーブル選択手段244は、当選抽選手段130の抽選で「7(赤色)当選役」に当選したことを契機に、第1BB目標総支払数テーブル、第2BB目標総支払数テーブルまたは第3BB目標総支払数テーブルのいずれか1つを抽選で選択する。
また、目標総支払数テーブル選択手段244は、当選抽選手段130の抽選で「BAR当選役」に当選したことを契機に、第1RB目標総支払数テーブル、第2RB目標総支払数テーブルまたは第3RB目標総支払数テーブルのいずれか1つを抽選で選択する。
なお、目標総支払数テーブル選択手段244は、目標総支払数テーブルを抽選で1つ選択すると、選択結果を示す信号を演出制御装置300へ出力する。
また、目標総支払数テーブル選択手段244の抽選の方法は、公知の技術を用いることができる。
(目標総支払数決定手段245)
目標総支払数決定手段245は、特別遊技当選役に入賞したと入賞判定手段170により判定されたことを契機に、当該特別遊技当選役及び特別遊技内部当選中検出回数記憶手段241の記憶する特別遊技内部当選中検出回数に応じて、特別遊技中における支払制御手段210の制御で支払う遊技媒体の総数(目標総支払数)を決定する。
本実施の形態では、目標総支払数決定手段245は、目標総支払数テーブル選択手段244により選択された目標総支払数テーブルに基づいて目標総支払数を決定する。
具体的には、例えば、目標総支払数決定手段245は、目標総支払数テーブル選択手段244により「第1BB目標総支払数テーブル」が選択された場合において、特別遊技内部当選中検出回数記憶手段241の記憶する特別遊技内部当選中検出回数が「120」であるときに、「7(赤色)当選役に入賞した」と入賞判定手段170により判定されたことを契機に、BBの目標総支払数を「400」に決定する。
また、例えば、目標総支払数決定手段245は、目標総支払数テーブル選択手段244により「第2RB目標総支払数テーブル」が選択された場合において、特別遊技内部当選中検出回数記憶手段241の記憶する特別遊技内部当選中検出回数が「150」であるときに、「BAR当選役に入賞した」と入賞判定手段170により判定されたことを契機に、RBの目標総支払数を「200」に決定する。
(支払制御手段210)
支払制御手段210は、特定の当選役に入賞したと入賞判定手段170により判定されたことを契機に、遊技媒体を支払う制御を行うためのものである。
「特定の当選役」は、本実施の形態では、「ベル当選役」、「スイカ当選役」及び「チェリー当選役」が該当する。
また、支払制御手段210は、「ベル当選役」の入賞により10枚のメダルを支払う制御を行い、「スイカ当選役」の入賞により6枚のメダルを支払う制御を行い、「チェリー当選役」の入賞により3枚のメダルを支払う制御を行う。
「メダルを支払う制御」とは、「払い出し装置5にメダルを払い出させる制御」を行ってもよいし、「クレジット数記憶手段190のクレジット数を増加させる制御」を行ってもよい。
支払制御手段210は、大別すると、次の手段を備える。
(1)支払数カウント手段211
(2)クレジット数増加手段212
(3)払い出し制御手段213
なお、支払制御手段210としては、上記した(1)ないし(3)に限定されるものではない。
(支払数カウント手段211)
支払数カウント手段211は、支払制御手段210の制御により支払われるメダルの数をカウントするためのものである。
本実施の形態では、当選役に入賞したと入賞判定手段170により判定されたことを契機に、当該当選役に応じた支払予定数が支払数カウント手段211にセットされる。
そして、クレジット数記憶手段180のクレジット数に「1」を加算する更新が行われる度に、または1枚のメダルが払い出し装置5の払い出しセンサーにより検出される度に、支払数カウント手段211のカウント数から「1」を減算する更新が行われる。
なお、支払数カウント手段211のカウント数が「0」に到達すると、メダルを支払う制御を終了するようになっている。
(クレジット数増加手段212)
クレジット数増加手段212は、クレジット数記憶手段190のクレジット数に、支払数カウント手段211にセットされた数を加算する更新を行うためのものである。
なお、当選役に入賞したと入賞判定手段170により判定された場合に、クレジット数記憶手段190のクレジット数が上限の「50」に達しているときには、メダルを払い出し装置5に払い出させる制御が払い出し制御手段213により行われる。
(払い出し制御手段213)
払い出し制御手段213は、クレジット数記憶手段190のクレジット数の上限を超えてメダルを支払う場合に、上限を超えた数のメダルを払い出し装置5に払い出させる制御を行うためのものである。
具体的には、払い出し制御手段213は、当選役に入賞したと入賞判定手段170により判定された場合に、クレジット数記憶手段190のクレジット数が上限の「50」に達しているときには、支払数カウント手段211にセットされた数のメダルを払い出し装置5に払い出させる制御を行うようになっている。
なお、クレジット数記憶手段190のクレジット数に支払数カウント手段211にセットされた枚数を加算すると上限の「50」を超える場合には、クレジット数記憶手段190のクレジット数が「50」に達するまで加算する更新がクレジット数増加手段212により行われるとともに、上限を超えた数のメダルを払い出し装置5に払い出させる制御が払い出し制御手段213により行われるようになっている。
(総支払数記憶手段251)
総支払数記憶手段251は、特別遊技中における支払制御手段210の制御で支払われた遊技媒体の総数(以下「総支払数」という)を記憶するためのものである。
また、総支払数記憶手段251は、遊技制御装置100のRAMの所定領域に総支払数を記憶するように形成されている。
また、総支払数記憶手段251の初期値は、「0」に設定されている。
(総支払数更新手段252)
総支払数更新手段252は、特別遊技中において支払制御手段210が遊技媒体を支払う制御を行う度に、総支払数記憶手段251の記憶する総支払数を更新するためのものである。
本実施の形態では、総支払数更新手段252は、特別遊技中において支払数カウント手段211のカウント数から「1」を減算する更新を行う度に、総支払数記憶手段251の記憶する総支払数に「1」を加算する更新を行う。
(総支払数判定手段253)
総支払数判定手段253は、総支払数記憶手段251の記憶する総支払数が、所定数を超過したか否かを判定するためのものである。
本実施の形態では、総支払数判定手段253は、支払数カウント手段211のカウント数が「0」に到達したことを契機に、総支払数記憶手段251の記憶する総支払数が目標総支払数決定手段245の決定した目標総支払数を超過したか否かを判定する。
そして、BB中において総支払数記憶手段251の記憶する総支払数が目標総支払数決定手段245の決定した目標総支払数を超過したと総支払数判定手段253により判定されると、BBを終了して通常遊技に移行する。また、RB中において総支払数記憶手段251の記憶する総支払数が目標総支払数決定手段245の決定した目標総支払数を超過したと総支払数判定手段253により判定されると、RBを終了して通常遊技に移行する。
(特別遊技中検出回数記憶手段261)
特別遊技中検出回数記憶手段261は、インデックスセンサー65が特別遊技中にインデックス62を検出した回数(以下「特別遊技中検出回数」という)を記憶するためのものである。
本実施の形態では、特別遊技中検出回数記憶手段261は、BB中における特別遊技中検出回数を記憶する。
また、特別遊技中検出回数記憶手段261は、遊技制御装置100のRAMの所定領域に特別遊技中検出回数を記憶するように形成されている。
また、特別遊技中検出回数記憶手段261の初期値は、「0」に設定されている。
(特別遊技中検出回数更新手段262)
特別遊技中検出回数更新手段262は、特別遊技当選役に入賞したと入賞判定手段170により判定されたことを契機に、インデックスセンサー65がインデックス62を検出する度に特別遊技中検出回数記憶手段261の記憶する特別遊技中検出回数を更新するためのものである。
本実施の形態では、特別遊技中検出回数更新手段262は、「7(赤色)当選役に入賞した」と入賞判定手段170により判定されたことを契機に、特別遊技中検出回数記憶手段261の記憶する特別遊技中検出回数をリセットする。そして、左インデックスセンサー65L、中央インデックスセンサー65Mまたは右インデックスセンサー65Rのいずれかが対応するインデックス62を検出する度に、特別遊技中検出回数記憶手段261の記憶する特別遊技中検出回数に「1」を加算する更新を行う。
(検出回数判定手段263)
検出回数判定手段263は、特別遊技中に1ゲームが終了したことを契機に、特別遊技中検出回数記憶手段261の記憶する特別遊技中検出回数が所定数に到達したか否かを判定するためのものである。
本実施の形態では、検出回数判定手段263は、BB中に1ゲームが終了したことを契機に、特別遊技中検出回数記憶手段261の記憶する特別遊技中検出回数が所定数に到達したか否かを判定する。
具体的には、検出回数判定手段263は、BBの目標総支払数が目標総支払数決定手段245により「300」に決定された場合には、BB中に1ゲームが終了したことを契機に、特別遊技中検出回数記憶手段261の記憶する特別遊技中検出回数が「900」に到達したか否かを判定する。
また、検出回数判定手段263は、BBの目標総支払数が目標総支払数決定手段245により「400」に決定された場合には、BB中に1ゲームが終了したことを契機に、特別遊技中検出回数記憶手段261の記憶する特別遊技中検出回数が「1200」に到達したか否かを判定する。
また、検出回数判定手段263は、BBの目標総支払数が目標総支払数決定手段245により「500」に決定された場合には、BB中に1ゲームが終了したことを契機に、特別遊技中検出回数記憶手段261の記憶する特別遊技中検出回数が「1500」に到達したか否かを判定する。
また、検出回数判定手段263は、BBの目標総支払数が目標総支払数決定手段245により「600」に決定された場合には、BB中に1ゲームが終了したことを契機に、特別遊技中検出回数記憶手段261の記憶する特別遊技中検出回数が「1800」に到達したか否かを判定する。
そして、BB中において特別遊技中検出回数記憶手段261の記憶する特別遊技中検出回数が所定数に到達したと検出回数判定手段263により判定されると、総支払数記憶手段251の記憶する総支払数が目標総支払数決定手段245の決定した目標総支払数を超過していなくても、BBを終了して通常遊技に移行する。さらに、特別遊技中検出回数更新手段262による特別遊技中検出回数の更新も終了する。
(演出制御装置300)
演出制御装置300は、遊技制御装置100からの信号に基づいて報知装置8の出力を制御するためのものである。
また、演出制御装置は、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することにより、演出データ記憶手段310、演出出力制御手段320、最多目標総支払数対応検出回数報知手段340などとして機能する(図16参照)。
(最多目標総支払数対応検出回数報知手段340)
最多目標総支払数対応検出回数報知手段340は、目標総支払数テーブル選択手段244により目標総支払数テーブルが選択されたことを契機に、当該目標総支払数テーブルに基づいて目標総支払数の最も多くなる特別遊技内部当選中検出回数を報知するためのものである。
本実施の形態では、最多目標総支払数対応検出回数報知手段340は、目標総支払数テーブル選択手段244の選択結果を示す信号を受信したことを契機に、選択された目標総支払数テーブルに基づいて目標総支払数の最も多くなる特別遊技内部当選中検出回数を報知する。
具体的には、例えば、最多目標総支払数対応検出回数報知手段340は、目標総支払数テーブル選択手段244により「第1RB目標総支払数テーブル」が選択された旨の信号を受信したこと契機に、「特別遊技内部当選中検出回数記憶手段241の記憶する特別遊技内部当選中検出回数が100回に到達する前に、BAR当選役を入賞させること」を奨励する報知画像を画像表示装置34に表示させることで、目標総支払数の最も多くなる特別遊技内部当選中検出回数を報知する。
また、例えば、最多目標総支払数対応検出回数報知手段340は、目標総支払数テーブル選択手段244により「第2RB目標総支払数テーブル」が選択された旨の信号を受信したこと契機に、「特別遊技内部当選中検出回数記憶手段241の記憶する特別遊技内部当選中検出回数が200回に到達した後に、BAR当選役を入賞させること」を奨励する報知画像を画像表示装置34に表示させることで、目標総支払数の最も多くなる特別遊技内部当選中検出回数を報知する。
また、例えば、最多目標総支払数対応検出回数報知手段340は、目標総支払数テーブル選択手段244により「第2BB目標総支払数テーブル」が選択された旨の信号を受信したこと契機に、「特別遊技内部当選中検出回数記憶手段241の記憶する特別遊技内部当選中検出回数が190回以上200回未満のときに、7(赤色)当選役を入賞させること」を奨励する報知画像を画像表示装置34に表示させることで、目標総支払数の最も多くなる特別遊技内部当選中検出回数を報知する。
また、例えば、最多目標総支払数対応検出回数報知手段340は、目標総支払数テーブル選択手段244により「第3BB目標総支払数テーブル」が選択された旨の信号を受信したこと契機に、「特別遊技内部当選中検出回数記憶手段241の記憶する特別遊技内部当選中検出回数が80回未満のとき、または160回以上180回未満のときに、7(赤色)当選役を入賞させること」を奨励する報知画像を画像表示装置34に表示させることで、目標総支払数の最も多くなる特別遊技内部当選中検出回数を報知する。
(スロットマシンSの動作)
本実施の形態に係るスロットマシンSの動作の概略について、図17及び図18に示したフローチャートを用いて説明する。
ステップ401において、遊技状態更新処理が行われる。具体的には、RAMの所定の領域がクリアされて、通常当選フラグの消去、入賞済みのボーナス当選フラグの消去、ベット数記憶手段180のベット数のクリア等がなされる。そして、ステップ402に進む。
ステップ402において、前回のゲームでリプレイ当選役に入賞したか否かの判断が行われる。そして、前回のゲームでリプレイ当選役に入賞していないと判断した場合には、ステップ403に進む。前回のゲームでリプレイ当選役に入賞したと判断した場合には、ステップ404に進む。
ステップ403において、ベット処理が行われる。具体的には、投入センサー7がメダルを検出すると、ベット数カウント手段180のベット数に「1」を加算する更新が行われる。または、ベットスイッチ51が操作されると、クレジット数カウント手段190のクレジット数を減じるとともに、ベット数カウント手段180のベット数に加算する更新が行われる。そして、ステップ405に進む。
ステップ404において、リプレイ入賞ベット処理が行われる。具体的には、前回のゲームでベットされたメダルの枚数、つまり「3」をベット数記憶手段180のベット数に加算する更新が行われる。そして、ステップ405に進む。
ステップ405において、スタートスイッチ53が操作されたか否かの判断が行われる。そして、スタートスイッチ53が操作されたと判断したときには、ステップ406に進む。スタートスイッチ53が操作されていないと判断したときには、ステップ405に戻る。
ステップ406において、3個の回転リール23の回転が開始される。そして、ステップ407に進む。
ステップ407において、当選抽選処理が行われる。そして、ステップ408に進む。
ステップ408において、特別遊技当選役に当選したか否かの判断が行われる。具体的には、「7(赤色)当選役」または「BAR当選役」に当選したか否かの判断が行われる。そして、特別遊技当選役に当選したと判断した場合には、ステップ409に進む。特別遊技当選役に当選していないと判断した場合には、ステップ411に進む。
ステップ409において、特別遊技内部当選中検出回数記憶手段241の記憶する特別遊技内部当選中検出回数をリセットして更新を開始する。つまり、インデックスセンサー65がインデックス62を検出する度に、特別遊技内部当選中検出回数記憶手段241の記憶する特別遊技内部当選中検出回数が更新されるようになる。そして、ステップ410に進む。
ステップ410において、当選した特別遊技当選役についての目標総支払数テーブルを、抽選で1つ選択する。そして、ステップ411に進む。
ステップ411において、有している当選フラグに対応する停止テーブルが読み出される。そして、ステップ412に進む。
ステップ412において、ストップスイッチ54が操作されたか否かの判断が行われる。そして、ストップスイッチ54が操作されたと判断したときには、ステップ413に進む。ストップスイッチ54が操作されていないと判断したときには、ステップ412に戻る。
ステップ413において、ステップ411で読み出した停止テーブルを参照して、操作されたストップスイッチ54に対応する回転リール23の滑りコマ数を取得する。そして、ステップ414に進む。
ステップ414において、ステップ413で取得した滑りコマ数の図柄を通過させて回転リール23を停止基準位置に停止させる。そして、ステップ415に進む。
ステップ415において、すべての回転リール23が回転を停止したか否かの判断が行われる。そして、すべての回転リール23が回転を停止したと判断した場合には、ステップ416に進む。いずれかの回転リール23が回転していると判断した場合は、ステップ412に戻る。
ステップ416において、入賞判定処理が行われる。具体的には、複数の当選役のいずれに入賞か又は入賞なしかの判定が行われる。そして、ステップ417に進む。
ステップ417において、特定の当選役(「ベル当選役」、「スイカ当選役」または「チェリー当選役」)に入賞したか否かの判断が行われる。そして、特定の当選役に入賞したと判断した場合には、ステップ418に進む。特定の当選役に入賞していないと判断した場合には、ステップ419に進む。
ステップ418において、支払制御処理が行われる。そして、ステップ419に進む。
ステップ419において、特別遊技終了処理が行われる。そして、ステップ420に進む。
ステップ420において、通常遊技終了処理が行われる。そして、ゲームが終了する。
次に、上述したステップ418の支払制御処理について、図19に示したフローチャートを用いて説明する。
ステップ501において、入賞したと判定された当選役に応じた数が支払数カウント手段211にセットされる。そして、ステップ502に進む。
ステップ502において、クレジット数記憶手段180のクレジット数が上限の「50」に達しているか否かの判断が行われる。そして、クレジット数が「50」に達していないと判断した場合には、ステップ503に進む。クレジット数が「50」に達していると判断した場合には、ステップ508に進む。
ステップ503において、クレジット数記憶手段180のクレジット数に「1」を加算する更新を行う。そして、ステップ504に進む。
ステップ504において、支払数カウント手段211のカウント数から「1」を減算する更新を行う。そして、ステップ505に進む。
ステップ505において、特別遊技中であるか否かの判断が行われる。具体的には、BB中またはRB中であるか否かの判断が行われる。そして、特別遊技中であると判断した場合には、ステップ506に進む。特別遊技中でないと判断した場合には、ステップ507に進む。
ステップ506において、総支払数記憶手段251の記憶する総支払数に「1」を加算する更新を行う。そして、ステップ507に進む。
ステップ507において、支払数カウント手段211のカウント数が「0」になっているか否かの判断が行われる。そして、支払数カウント手段211のカウント数が「0」になっていると判断した場合には、支払制御処理を終了する。支払数カウント手段211のカウント数が「0」になっていないと判断した場合には、ステップ502に戻る。
ステップ508において、払い出し装置5の送り出し機構の作動を開始する。そして、ステップ509に進む。
ステップ509において、1枚のメダルが払い出し装置5の払い出しセンサーにより検出されたか否かの判断が行われる。そして、1枚のメダルが検出されたと判断した場合には、ステップ510に進む。1枚のメダルが検出されていないと判断した場合には、ステップ509に戻る。
ステップ510において、払い出し装置5の送り出し機構の作動を停止する。そして、ステップ504に進む。
次に、上述したステップ419の特別遊技終了処理について、図20に示したフローチャートを用いて説明する。
ステップ601において、BB中であるか否かの判断が行われる。そして、BB中であると判断した場合には、ステップ602に進む。BB中でないと判断した場合には、ステップ606に進む。
ステップ602において、総支払数記憶手段251の記憶する総支払数が目標総支払数を超過したか否かを判定する。そして、総支払数記憶手段251の記憶する総支払数が目標総支払数を超過していないと判定した場合には、ステップ603に進む。総支払数記憶手段251の記憶する総支払数が目標総支払数を超過していると判定した場合には、ステップ604に進む。
ステップ603において、特別遊技中検出回数記憶手段261の記憶する特別遊技中検出回数が所定数に到達したか否かを判定する。特別遊技中検出回数記憶手段261の記憶する特別遊技中検出回数が所定数に到達したと判定した場合には、ステップ604に進む。特別遊技中検出回数記憶手段261の記憶する特別遊技中検出回数が所定数に到達していないと判定した場合には、特別遊技終了処理を終了する。
ステップ604において、BBを終了して通常遊技に移行する。そして、ステップ605に進む。
ステップ605において、特別遊技中検出回数記憶手段261の記憶する特別遊技中検出回数の更新を終了する。そして、特別遊技終了処理を終了する。
ステップ606において、RB中であるか否かの判断が行われる。そして、RB中であると判断した場合には、ステップ607に進む。RB中でないと判断した場合には、特別遊技終了処理を終了する。
ステップ607において、総支払数記憶手段251の記憶する総支払数が目標総支払数を超過したか否かを判定する。そして、総支払数記憶手段251の記憶する総支払数が目標総支払数を超過していると判定した場合には、ステップ608に進む。総支払数記憶手段251の記憶する総支払数が目標総支払数を超過していないと判定した場合には、特別遊技終了処理を終了する。
ステップ608において、RBを終了して通常遊技に移行する。そして、特別遊技終了処理を終了する。
次に、上述したステップ420の通常遊技終了処理について、図21に示したフローチャートを用いて説明する。
ステップ701において、「7(赤色)当選役に入賞した」と判定されたか否かの判断が行われる。そして、「7(赤色)当選役に入賞した」と判定されたと判断した場合には、ステップ702に進む。「7(赤色)当選役に入賞した」と判定されていないと判断した場合には、ステップ705に進む。
ステップ702において、ステップ410で選択した目標総支払数テーブルに基づいてBBの目標総支払数を決定する。そして、ステップ703に進む。
ステップ703において、通常遊技を終了してBBに移行する。そして、ステップ704に進む。
ステップ704において、特別遊技中検出回数記憶手段261の記憶する特別遊技中検出回数をリセットして更新を開始する。つまり、インデックスセンサー65がインデックス62を検出する度に、特別遊技中検出回数記憶手段261の記憶する特別遊技中検出回数が更新されるようになる。そして、ステップ708に進む。
ステップ705において、「BAR当選役に入賞した」と判定されたか否かの判断が行われる。そして、「BAR当選役に入賞した」と判定されたと判断した場合には、ステップ706に進む。「7(赤色)当選役に入賞した」と判定されていないと判断した場合には、通常遊技終了処理を終了する。
ステップ706において、ステップ410で選択した目標総支払数テーブルに基づいてRBの目標総支払数を決定する。そして、ステップ707に進む。
ステップ707において、通常遊技を終了してRBに移行する。そして、ステップ708に進む。
ステップ708において、特別遊技内部当選中検出回数記憶手段241の記憶する特別遊技内部当選中検出回数の更新を終了する。そして、通常遊技終了処理を終了する。
なお、上述したステップ407の当選抽選処理については、第1の実施の形態に係る当選抽選処理と同様なので、説明を省略する。
以上のように、本実施の形態によれば、特別遊技中に支払われる遊技媒体の数を、特別遊技当選役に当選してから入賞するまでの間にインデックスセンサー65がインデックス62を検出した回数に応じて変動させることにより、遊技者が飽きずに遊技を行うことができる。
また、総支払数が目標総支払数に達していない場合でも、特別遊技中検出回数が所定数に到達したときには、特別遊技が終了されることから、遊技者がより緊張感を持って遊技を行うことができる。
また、目標総支払数の最も多くなる特別遊技内部当選中検出回数が変動するとともに、当該特別遊技内部当選中検出回数が報知されることから、遊技者が当該特別遊技内部当選中検出回数で特別遊技当選役に入賞させることに挑戦でき、飽きずに遊技を行うことができる。
また、本実施の形態では、内部当選ゲーム中検出回数更新手段232は、左インデックスセンサー65L、中央インデックスセンサー65Mまたは右インデックスセンサー65Rのいずれがインデックス62を検出しても、内部当選ゲーム中検出回数記憶手段231の記憶する内部当選ゲーム中検出回数に「1」を加算する更新を行うようになっている。したがって、各回転リール23の回転が開始してから停止するまでの時間が同じであっても、内部当選ゲーム中検出回数記憶手段231の記憶する内部当選ゲーム中検出回数が、各ストップスイッチ54の操作の仕方によって変動することから、遊技者が飽きずに遊技を行うことができる。
(他の実施の形態)
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲における変形や改良も含むものである。
第1の実施の形態と第2の実施の形態とを適宜組み合わせる、または組み替えることもできる。これにより、飽きのこないスロットマシンを提供することができる。
また、上述した実施の形態では、メダルを用いて遊技を行うスロットマシンSについて説明したが、本発明は、パチンコ玉を用いて遊技を行うスロットマシンにも適用することができる。
また、第2の実施の形態では、特別遊技内部当選中検出回数記憶手段241は、当選抽選手段130の抽選で特別遊技当選役に当選してから当該特別遊技当選役に入賞したと入賞判定手段170により判定されるまでの特別遊技内部当選中検出回数を、累積して記憶するように形成されているが、特別遊技当選役に入賞したと入賞判定手段170により判定されずに1ゲームを終了したことを契機に、特別遊技内部当選中検出回数をリセットするように形成されてもよい。
これにより、遊技者が希望の特別遊技内部当選中検出回数で特別遊技当選役に入賞させることができないと予測したときに、特別遊技当選役を入賞させずに当該ゲームを終了させることで、特別遊技内部当選中検出回数がリセットされ、次ゲームにおいて希望の特別遊技内部当選中検出回数で特別遊技当選役に入賞させることに改めて挑戦できる。
また、第2の実施の形態において、当選抽選手段130の抽選で特別遊技当選役に当選した場合において、目標総支払数の最も多くなる特別遊技内部当選中検出回数が最多目標総支払数対応検出回数報知手段340により報知されたことを契機に、特別遊技中検出回数記憶手段261の記憶する特別遊技中検出回数を報知するように形成してもよい。
具体的には、例えば、当選抽選手段130の抽選で「7(赤色)当選役」または「BAR当選役」に当選した場合において、目標総支払数の最も多くなる特別遊技内部当選中検出回数が最多目標総支払数対応検出回数報知手段340により報知されたことを契機に、各回転リール23の回転が停止しているときには、特別遊技中検出回数記憶手段261の記憶する特別遊技中検出回数を示す画像を画像表示装置34に表示させるように形成することができる。
これにより、遊技者が特別遊技中検出回数記憶手段261の記憶する特別遊技中検出回数を知るとともに、目標総支払数の最も多くなる特別遊技内部当選中検出回数で特別遊技当選役に入賞させることに挑戦できるため、飽きのこないスロットマシンを提供することができる。
第1の実施の形態に係るスロットマシンを示す斜視図である。 第1の実施の形態に係るスロットマシンにおいて前扉を取り外した状態を示す斜視図である。 第1の実施の形態に係るスロットマシンにおける図柄表示窓及び有効ラインを示す正面図である。 第1の実施の形態に係るスロットマシンにおいて各回転リールのリールテープの一部を展開して示す展開図である。 第1の実施の形態に係るスロットマシンにおけるリールユニットの一部の分解斜視図である。 第1の実施の形態に係るスロットマシンにおけるリールユニットの一部の部分横断面図である。 第1の実施の形態に係るスロットマシンにおける制御装置の入力、制御及び出力の概略を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係るスロットマシンにおける当選抽選手段、停止制御手段及び支払制御手段を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係るスロットマシンの動作の概略を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係るスロットマシンの動作の概略を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係るスロットマシンにおける当選抽選処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係るスロットマシンにおける支払制御処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係るスロットマシンにおける「ベル当選役」についての支払予定数テーブルを示す説明図である。 第1の実施の形態に係るスロットマシンにおける「スイカ当選役」についての支払予定数テーブルを示す説明図である。 第1の実施の形態に係るスロットマシンにおける「チェリー当選役」についての支払予定数テーブルを示す説明図である。 第2の実施の形態に係るスロットマシンにおける制御装置の入力、制御及び出力の概略を示すブロック図である。 第2の実施の形態に係るスロットマシンの動作の概略を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係るスロットマシンの動作の概略を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係るスロットマシンにおける支払制御処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係るスロットマシンにおける特別遊技終了処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係るスロットマシンにおける通常遊技終了処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係るスロットマシンにおける「7(赤色)当選役」についての目標総支払数テーブルを示す説明図である。 第2の実施の形態に係るスロットマシンにおける「BAR当選役」についての目標総支払数テーブルを示す説明図である。
符号の説明
S スロットマシン 1 筐体
2 交換ユニット 3 前扉
4 電源ユニット 5 払い出し装置
6 メダルセレクター 7 投入センサー
8 報知装置
10 制御装置 11 正面開口部
12 中板 13 開口上部
14 開口下部 15 底板
16A 右側板 16B 左側板
17 天板 18 筐体側蝶番
21 枠体 22 リールユニット
23 回転リール 24 基板ユニット
25 枠体側蝶番 26 係合クリップ
27 フック部 28 リールテープ
30 上扉 31 図柄表示窓
32 数値表示部 33 ランプ
34 画像表示装置 35 スピーカ
36 上扉側蝶番 37 有効ライン
40 下扉 41 メダル払い出し口
42 メダル投入口 43 メダル受け皿
44 メダル排出部 45 前パネル
46 下扉側蝶番
50 操作部 51 ベットスイッチ
52 精算スイッチ 53 スタートスイッチ
54 ストップスイッチ
61 回転ドラム 62 インデックス
63 支持板 64 ステッピングモーター
65 インデックスセンサー 66 透過型光センサー
100 遊技制御装置 110 通常遊技制御装置
120 特別遊技制御手段 121 BB制御手段
122 RB制御手段 130 当選抽選手段
131 乱数発生手段 132 乱数抽出手段
133 当選判定テーブル記憶手段 134 当選判定テーブル選択手段
135 当選判定手段 136 当選フラグ設定手段
140 回転制御手段 150 回転位置判断手段
160 停止制御手段 161 停止テーブル記憶手段
162 停止テーブル選択手段 163 回転リール停止手段
164 停止テーブル変更手段
170 入賞判定手段 180 ベット数記憶手段
190 クレジット数記憶手段 200 遊技状態更新手段
210 支払制御手段 211 支払数カウント手段
212 クレジット数増加手段 213 払い出し制御手段
220 リプレイ入賞ベット手段
231 内部当選ゲーム中検出回数記憶手段 232 内部当選ゲーム中検出回数更新手段
233 支払予定数テーブル記憶手段 234 支払予定数テーブル選択手段
235 支払予定数決定手段
241 特別遊技内部当選中検出回数記憶手段
242 特別遊技内部当選中検出回数更新手段
243 目標総支払数テーブル記憶手段 244 目標総支払数テーブル選択手段
245 目標総支払数決定手段
251 総支払数記憶手段 252 総支払数更新手段
253 総支払数判定手段 254 計時開始判定手段
261 特別遊技中検出回数記憶手段 262 特別遊技中検出回数更新手段
263 検出回数判定手段
300 演出制御装置 310 演出データ記憶手段
320 演出出力制御手段 330 最多支払予定数対応検出回数報知手段
340 最多目標総支払数対応検出回数報知手段

Claims (7)

  1. 表面に複数の図柄が付された複数個の回転リールと、
    各回転リールの回転を開始させるためのスタートスイッチと、
    各回転リールに対応して設けられ、対応する回転リールの回転を停止させるためのストップスイッチと、
    各回転リールの所定位置にそれぞれ設けられたインデックスと、
    各回転リールに対応して設けられ、対応する回転リールが1回転する度にこの回転リールに設けられたインデックスを検出するためのインデックスセンサーと、
    スタートスイッチの操作を契機に複数の当選役のいずれに当選か又はハズレかの抽選を行うための当選抽選手段と、
    ストップスイッチの操作を契機に、当選抽選手段の抽選結果及び回転リールの回転位置に基づいて、このストップスイッチに対応する回転リールの停止制御を行うための停止制御手段と、
    すべての回転リールの回転が停止したことを契機に、複数の当選役のいずれに入賞か又は入賞なしかの判定を行うための入賞判定手段と、
    特定の当選役に入賞したと入賞判定手段により判定されたことを契機に、遊技媒体を支払う制御を行うための支払制御手段とを備え、
    インデックスセンサーが1又は複数のゲームに渡ってインデックスを検出した回数に応じて、所定の期間における支払制御手段の制御で支払う遊技媒体の数を決定することを特徴とするスロットマシン。
  2. インデックスセンサーが1ゲームに渡ってインデックスを検出した回数(以下「内部当選ゲーム中検出回数」という)を記憶するための内部当選ゲーム中検出回数記憶手段と、
    当選抽選手段の抽選で特定の当選役に当選したことを契機に、インデックスセンサーがインデックスを検出する度に内部当選ゲーム中検出回数記憶手段の記憶する内部当選ゲーム中検出回数を更新するための内部当選ゲーム中検出回数更新手段と、
    特定の当選役に入賞したと入賞判定手段により判定されたことを契機に、当該当選役及び内部当選ゲーム中検出回数記憶手段の記憶する内部当選ゲーム中検出回数に応じて、支払制御手段の制御で支払う遊技媒体の数(以下「支払予定数」という)を決定する支払予定数決定手段とを備え、
    支払制御手段は、支払予定数決定手段の決定した支払予定数に基づいた数の遊技媒体を支払う制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のスロットマシン。
  3. 当選役に内部当選ゲーム中検出回数と支払予定数とを対応付けた複数の支払予定数テーブルを記憶するためのものであり、当該対応付けが支払予定数テーブル毎に異なるように設定した支払予定数テーブル記憶手段と、
    当選抽選手段の抽選で当選役に当選したことを契機に、当該当選役についての支払予定数テーブルを抽選で1つ選択するための支払予定数テーブル選択手段と、
    支払予定数テーブル選択手段により支払予定数テーブルが選択されたことを契機に、当該支払予定数テーブルに基づいて支払予定数の最も多くなる内部当選ゲーム中検出回数を報知するための最多支払予定数対応検出回数報知手段とを備え、
    支払予定数決定手段は、支払予定数テーブル選択手段により選択された支払予定数テーブルに基づいて支払予定数を決定することを特徴とする請求項2に記載のスロットマシン。
  4. 通常の遊技である通常遊技と、通常遊技よりも遊技者に有利な遊技である特別遊技とを実行可能に形成され、
    入賞を契機に特別遊技が開始される当選役を特別遊技当選役とし、
    当選抽選手段の抽選で特別遊技当選役に当選した場合に、当該特別遊技当選役に入賞したと入賞判定手段により判定されずに1ゲームを終了したときに、特別遊技当選役の当選を次ゲームに持ち越すように形成され、
    当選抽選手段の抽選で特別遊技当選役に当選してから当該特別遊技当選役に入賞したと入賞判定手段により判定されるまでの間に、インデックスセンサーがインデックスを検出した回数(以下「特別遊技内部当選中検出回数」という)を記憶するための特別遊技内部当選中検出回数記憶手段と、
    当選抽選手段の抽選で特別遊技当選役に当選したことを契機に、インデックスセンサーがインデックスを検出する度に特別遊技内部当選中検出回数記憶手段の記憶する特別遊技内部当選中検出回数を更新するための特別遊技内部当選中検出回数更新手段と、
    特別遊技当選役に入賞したと入賞判定手段により判定されたことを契機に、当該特別遊技当選役及び特別遊技内部当選中検出回数記憶手段の記憶する特別遊技内部当選中検出回数に応じて、特別遊技中における支払制御手段の制御で支払う遊技媒体の総数(以下「目標総支払数」という)を決定する目標総支払数決定手段と、
    特別遊技中における支払制御手段の制御で支払われた遊技媒体の総数(以下「総支払数」という)を記憶するための総支払数記憶手段と、
    特別遊技中において支払制御手段が遊技媒体を支払う制御を行う度に、総支払数記憶手段の記憶する総支払数を更新するための総支払数更新手段とを備え、
    総支払数記憶手段の記憶する総支払数が目標総支払数決定手段の決定した目標総支払数を超過したことを契機に、特別遊技を終了することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のスロットマシン。
  5. 特別遊技内部当選中検出回数記憶手段は、特別遊技当選役に入賞したと入賞判定手段により判定されずに1ゲームを終了したことを契機に、特別遊技内部当選中検出回数をリセットすることを特徴とする請求項4に記載のスロットマシン。
  6. インデックスセンサーが特別遊技中にインデックスを検出した回数(以下「特別遊技中検出回数」という)を記憶するための特別遊技中検出回数記憶手段と、
    特別遊技当選役に入賞したと入賞判定手段により判定されたことを契機に、インデックスセンサーがインデックスを検出する度に特別遊技中検出回数記憶手段の記憶する特別遊技中検出回数を更新するための特別遊技中検出回数更新手段と、
    特別遊技中に1ゲームが終了したことを契機に、特別遊技中検出回数記憶手段の記憶する特別遊技中検出回数が所定数に到達したか否かを判定するための検出回数判定手段とを備え、
    特別遊技中検出回数記憶手段の記憶する特別遊技中検出回数が所定数に到達したと検出回数判定手段により判定されたことを契機に、特別遊技を終了することを特徴とする請求項4または5に記載のスロットマシン。
  7. 特別遊技当選役に特別遊技内部当選中検出回数と目標総支払数とを対応付けた複数の目標総支払数テーブルを記憶するためのものであり、当該対応付けが目標総支払数テーブル毎に異なるように設定した目標総支払数テーブル記憶手段と、
    当選抽選手段の抽選で特別遊技当選役に当選したことを契機に、当該特別遊技当選役についての目標総支払数テーブルを抽選で1つ選択するための目標総支払数テーブル選択手段と、
    目標総支払数テーブル選択手段により目標総支払数テーブルが選択されたことを契機に、当該目標総支払数テーブルに基づいて目標総支払数の最も多くなる特別遊技内部当選中検出回数を報知するための最多目標総支払数対応検出回数報知手段とを備え、
    目標総支払数決定手段は、目標総支払数テーブル選択手段により選択された目標総支払数テーブルに基づいて目標総支払数を決定することを特徴とする請求項4から6のいずれかに記載のスロットマシン。
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