JP2010075313A - スロットマシン - Google Patents

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Abstract

【課題】どのような順序でストップスイッチを操作すべきかという点で遊技の興趣が増したスロットマシンを提供する。
【解決手段】スロットマシンは、特定の当選役について入賞により支払う遊技媒体の支払基準数を予め記憶する。また、当選役の抽選で特定の当選役に当選したことを契機に、当該当選役に入賞した場合において支払う遊技媒体の支払上限数を、複数個のストップスイッチの操作順序ごとに設定する。そして、複数個のストップスイッチについて現実に操作された操作順序を記憶する。また、特定の当選役に入賞したことを契機に、予め設定した支払上限数の中から操作順序に対応する支払上限数を選択する。そして、選択した支払上限数が支払基準数以上であるときには、支払基準数分の遊技媒体を支払い、選択した支払上限数が支払基準数未満であるときには、支払上限数分の遊技媒体を支払う。
【選択図】図13

Description

本発明は、スロットマシンに関し、さらに詳しくは、当選役の入賞により支払われるメダルの枚数が、ストップスイッチの操作順序に応じて変化するスロットマシンに関するものである。
従来、遊技媒体としてメダルを用いて遊技を行う遊技機には、周面に複数の図柄が付された3個の回転リールと、各回転リールの回転を開始させるためのスタートスイッチと、それぞれの回転リールに対応して設けられ、対応する回転リールの回転を停止させるためのストップスイッチとを備えたスロットマシンが知られている。
このようなスロットマシンでは、スタートスイッチの操作を契機に、3個の回転リールが回転を開始するとともに、複数の当選役のいずれに当選かまたはハズレかの抽選が行われる。そして、この抽選で当選役に当選した場合に、ストップスイッチが操作されると、この当選役に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に揃い得るように各回転リールの停止制御が行われる。さらに、すべての回転リールの回転が停止されたときに、当選役に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に揃うと、この当選役の入賞となって遊技者にメダルが支払われる(特許文献1参照)。
例えば、有効ライン上に「左回転リール・中央回転リール・右回転リール」の並びで「ベル・ベル・ベル(ジョーカー)」の図柄が揃うと、8枚のメダルが支払われる。また、有効ライン上に「左回転リール・中央回転リール・右回転リール」の並びで「オレンジ・オレンジ・オレンジ(ジョーカー)」の図柄が揃うと、8枚のメダルが支払われる。
また、1ゲームにおいて支払われるメダルの枚数は、最大15枚までに制限されている。例えば、右下がり斜めの入賞有効ライン上に「左回転リール・中央回転リール・右回転リール」の並びで「ベル・ベル・ジョーカー」の図柄が揃うとともに、下段の入賞有効ライン上に「左回転リール・中央回転リール・右回転リール」の並びで「オレンジ・オレンジ・ジョーカー」の図柄が揃ったときに、支払われるメダルの枚数を計算すると、「8枚+8枚」で「16枚」となるが、実際に支払われるメダルは「15枚」である。
特開2002−52135号公報
ところで、上述したようなスロットマシンでは、どのように複数個のストップスイッチを操作しても、当選役に係る図柄の組み合わせを有効ライン上に揃えることができれば、15枚を限度に当選役に応じた一律の枚数のメダルが支払われるようになっている。
したがって、遊技者は、当選役に係る図柄の組み合わせを有効ライン上に揃えることに集中すればよく、遊技の熟練が上がるにつれて遊技中の緊張感が薄れてしまうという問題があった。
そこで、本発明は、上述のような問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、1ゲームにおいて支払われるメダルの枚数の上限を、複数個のストップスイッチの操作順序に応じて変化させることにより、どのような順序で複数個のストップスイッチを操作すべきかという点で遊技の興趣が増したスロットマシンを提供することを目的とする。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、
表面に複数個の図柄が付された複数個の回転リール(23)と、
各回転リール(23)の回転を開始させるためのスタートスイッチ(53)と、
各回転リール(23)に対応して設けられ、対応する回転リール(23)の回転を停止させるためのストップスイッチ(54)と、
スタートスイッチ(53)の操作を契機に、複数の当選役のいずれに当選か又はハズレかの抽選を行うための当選抽選手段(130)と、
ストップスイッチ(54)の操作を契機に、対応する回転リール(23)の回転位置及び当選抽選手段(130)の抽選結果に基づいて、当該回転リール(23)の停止制御を行うための停止制御手段(160)と、
すべての回転リール(23)の回転が停止したことを契機に、複数の当選役のいずれに入賞か又は入賞なしかの判定を行うための入賞判定手段(170)と、
入賞判定手段(170)が特定の当選役の入賞と判定したことを契機に、遊技媒体を支払う制御を行うための支払制御手段(210)とを備え、
特定の当選役について支払制御手段(210)の制御により支払う遊技媒体の数の基準(以下「支払基準数」という)を予め記憶したスロットマシン(S)であって、
当選抽選手段(130)の抽選で特定の当選役に当選したことを契機に、入賞判定手段(170)が当該当選役の入賞と判定した場合において支払制御手段(210)の制御により支払う遊技媒体の数の上限(以下「支払上限数」という)を、複数個のストップスイッチ(54)の操作順序ごとに設定する操作順序対応上限設定手段(230)と、
当選抽選手段(130)の抽選で特定の当選役に当選したことを契機に、複数個のストップスイッチ(54)について現実に操作された操作順序を記憶する操作順序記憶手段(240)と、
入賞判定手段(170)が特定の当選役の入賞と判定したことを契機に、操作順序対応上限設定手段(230)の設定した支払上限数の中から操作順序記憶手段(240)の記憶する操作順序に対応する支払上限数を選択する支払上限数選択手段(250)とを備え、
支払制御手段(210)は、支払上限数選択手段(250)の選択した支払上限数が支払基準数以上であるときには、支払基準数分の遊技媒体を支払う制御を行い、支払上限数選択手段(250)の選択した支払上限数が支払基準数未満であるときには、支払上限数分の遊技媒体を支払う制御を行うことを特徴とするスロットマシン(S)に関するものである。
「遊技媒体」とは、例えば、メダルやパチンコ球などを含むものである。
「操作順序対応上限設定手段(230)」は、当選抽選手段(130)の抽選で特定の当選役に当選したことを契機に、「支払上限数」を複数個のストップスイッチ(54)の操作順序ごとに設定するためのものである。
操作順序対応上限設定手段(230)は、操作順序ごとに異なる支払上限数を設定してもよいし、一部の操作順序に同じ支払上限数を設定してもよい。ただし、操作順序対応上限設定手段(230)は、すべての操作順序に同じ支払上限数を設定しないことが望ましい。
「支払制御手段(210)」は、入賞判定手段(170)が特定の当選役の入賞と判定したことを契機に、遊技媒体を支払う制御を行うためのものである。
「遊技媒体を支払う制御」とは、例えば、「払い出し装置(5)に遊技媒体を払い出させる制御」を行ってもよいし、「クレジットとして遊技媒体をスロットマシン(S)に貯留させる制御」を行ってもよい。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の特徴に加え、
操作順序対応上限設定手段(230)の設定した支払上限数の中で最も多い支払上限数に対応する操作順序についての情報を報知することができるスロットマシン(S)に関するものである。
「操作順序についての情報を報知する」とは、「1個のストップスイッチ(54)」について操作順序を報知してもよいし、「複数個のストップスイッチ(54)」についての操作順序を報知してもよい。
具体的には、左ストップスイッチ(54L)、中央ストップスイッチ(54M)及び右ストップスイッチ(54R)を備えたスロットマシン(S)において、例えば、1番目に操作するストップスイッチ(54)について報知してもよいし、左ストップスイッチ(54L)を操作する順番について報知してもよい。また、例えば、3個のストップスイッチ(54)を操作する順番について報知するようにしてもよい。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明の特徴に加え、
操作順序対応上限設定手段(230)の設定した支払上限数の中で最も少ない支払上限数に対応する操作順序についての情報を報知することができるスロットマシン(S)に関するものである。
「操作順序についての情報を報知する」とは、「1個のストップスイッチ(54)」について操作順序を報知してもよいし、「複数個のストップスイッチ(54)」についての操作順序を報知してもよい。
具体的には、左ストップスイッチ(54L)、中央ストップスイッチ(54M)及び右ストップスイッチ(54R)を備えたスロットマシン(S)において、例えば、1番目に操作するストップスイッチ(54)について報知してもよいし、左ストップスイッチ(54L)を操作する順番について報知してもよい。また、例えば、3個のストップスイッチ(54)を操作する順番について報知するようにしてもよい。
(請求項1)
請求項1に記載の発明によれば、特定の当選役に当選したことを契機に、複数個のストップスイッチの操作順序ごとに支払上限数が設定される。また、当該当選役に入賞したことを契機に、現実に操作された複数個のストップスイッチの操作順序に応じて、いずれかの支払上限数に決定される。そして、当該支払上限数が支払基準数以上であるときには、支払基準数分の遊技媒体を支払う制御を行い、当該支払上限数が支払基準数未満であるときには、当該支払上限数分の遊技媒体を支払う制御を行うようになっている。これにより、どのような順序で複数個のストップスイッチを操作すべきかという点で遊技の興趣が増したスロットマシンを提供することができる。
(請求項2)
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、次の効果を奏する。
すなわち、請求項2に記載の発明によれば、複数個のストップスイッチの操作順序ごとに支払上限数を設定した場合に、最も多い支払上限数に対応するストップスイッチの操作順序を報知するようになっている。そして、遊技者は、最も多い数の遊技媒体を獲得するために、報知された操作順序で複数個のストップスイッチを操作するようになる。このように、どのような順序で複数個のストップスイッチを操作すべきかという点で遊技の興趣が増したスロットマシンを提供することができる。
(請求項3)
すなわち、請求項2に記載の発明によれば、複数個のストップスイッチの操作順序ごとに支払上限数を設定した場合に、最も少ない支払上限数に対応するストップスイッチの操作順序を報知するようになっている。そして、遊技者は、より多くの数の遊技媒体を獲得するために、報知された操作順序以外の操作順序で複数個のストップスイッチを操作するようになる。このように、どのような順序で複数個のストップスイッチを操作すべきかという点で遊技の興趣が増したスロットマシンを提供することができる。
本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
(図面の説明)
図1ないし図13は、本発明の実施の形態を示すものである。
図1は、スロットマシンSを示す斜視図である。図2は、スロットマシンSにおいて前扉3を取り外した状態を示す斜視図である。図3は、スロットマシンSにおける図柄表示窓31及び有効ライン37を示す正面図である。図4は、スロットマシンSにおいて各回転リール23のリールテープ28の一部を展開して示す展開図である。図5は、スロットマシンSにおける制御装置10の入力、制御及び出力の概略を示すブロック図である。図6は、スロットマシンSにおけるベル操作順序対応上限テーブルを示す説明図である。図7は、スロットマシンSにおけるスイカ操作順序対応上限テーブルを示す説明図である。図8は、スロットマシンSにおける左チェリー操作順序対応上限テーブルを示す説明図である。図9は、スロットマシンSにおける中央チェリー操作順序対応上限テーブルを示す説明図である。図10は、スロットマシンSの動作の概略を示すフローチャートである。図11は、スロットマシンSにおける操作順序対応上限設定処理を示すフローチャートである。図12は、スロットマシンSにおける停止制御処理を示すフローチャートである。図13は、スロットマシンSにおける支払制御処理を示すフローチャートである。
なお、「正面」とは、スロットマシンSにおける、遊技者が遊技を行う際に向き合う面をいう。また、「右側」とは、スロットマシンSの正面に向き合う遊技者から見て右側を意味し、「左側」とは、スロットマシンSの正面に向き合う遊技者から見て左側を意味する。
(スロットマシンS)
本実施の形態に係るスロットマシンSは、遊技媒体としてメダルを用いて遊技が行われる。
スロットマシンSは、図1及び図2に示すように、正面側に開口する正面開口部11を有する箱形の筐体1を備えている。また、筐体1の正面には、筐体1の正面開口部11を開閉可能に閉塞する前扉3が設けられている。また、筐体1の内部には、交換ユニット2が着脱可能に設けられている
また、前扉3は、正面開口部11の上部(開口上部13)を開閉可能に閉塞する上扉30と、正面開口部11の下部(開口下部14)を開閉可能に閉塞する下扉40とを備えている。
(筐体1)
筐体1は、図2に示すように、底板15、左右の側板である左側板16Bと右側板16A、天板17及び背板(図示せず)からなる正面側に開口する箱形に形成されている。また、右側板16A及び左側板16Bには、筐体1の高さ方向略中央で水平となるように中板12が設けられている。
そして、底板15の上面には、各部品に電力を供給するための電源装置を内蔵した電源ユニット4が固定されている。また、電源ユニット4の前面には、電源のON/OFFの切り替えを行うための電源スイッチ、設定変更のON/OFFの切り替えを行うための設定キースイッチ、設定値を変更するための設定変更スイッチ、エラーを解除するためのリセットスイッチ等が設けられている。
また、底板15の上面には、内部にメダルを貯留するとともに、その貯留したメダルをメダル受け皿43へ払い出すための払い出し装置5が設置されている。電源ユニット4及び払い出し装置5は、交換ユニット2の交換に際し、必ずしも交換する必要のないものであり、交換時には筐体1に設置されたままにしておけるようになっている。
また、左側板16B内面の正面側の端部における中板12よりも下方の位置には、図2に示すように、下扉40を係合させ、回転自在に支持するための筐体側蝶番18が、上下方向に間隔をおいて2つ設けられている。
(交換ユニット2)
交換ユニット2は、図2に示すように、直方体状に組まれた金属枠である枠体21と、枠体21に固定されたリールユニット22と、枠体21に固定された基板ユニット24Aとを備えている。また、交換ユニット2は、中板12の上に乗せ、筐体1内部に収納される。
枠体21は、リールユニット22及び基板ユニット24Aを支持するとともに、これらを一体に取り扱うためのものである。また、枠体21の正面左側の縦枠には、上扉30を係合させ、回動自在に支持するための枠体側蝶番25が、上下方向に間隔をおいて2つ設けられている。
また、基板ユニット24Aは、CPU、ROM、RAM、I/O等の電子部品を備えた基板を、基板ケースに収納したものである。そして、基板ユニット24Aは、スロットマシンSの遊技を制御するための遊技制御装置100として機能する。
(上扉30)
上扉30は、図1及び図2に示すように、筐体1の開口上部13を開閉可能に閉塞するための扉である。
また、上扉30の左側裏面端部には、上扉側蝶番36が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。そして、この上扉側蝶番36を、枠体21に設けられた枠体側蝶番25と係合させることで、上扉30は、交換ユニット2の枠体21に回動自在に取り付けられている。
また、上扉30は、略中央部に回転リール23の図柄を正面側から見ることができる図柄表示窓31を備えている。図柄表示窓31は、図3に示すように、各回転リール23の図柄が3個ずつ表示可能に形成されている。ここで、3個の図柄が図柄表示窓31に適正な位置で表示されるときの各回転リール23の停止位置を、「停止基準位置」という。
また、図柄表示窓31には、水平に伸びる有効ライン37が上段、中段及び下段の3本、並びに図柄表示窓31の対角線に伸びる有効ライン37が2本形成されている。
また、本実施の形態では、水平に伸びる中段の有効ライン37を第一有効ライン37Aとし、水平に伸びる上段の有効ライン37を第二有効ライン37Bとし、水平に伸びる下段の有効ライン37を第三有効ライン37Cとし、図柄表示窓31の対角線に伸びる右下がりの有効ライン37を第四有効ライン37Dとし、図柄表示窓31の対角線に伸びる右上がりの有効ライン37を第五有効ライン37Eとする。
そして、図柄表示窓31の上方には、図1に示すように、画像表示装置34が設けられている。画像表示装置34は、各当選役の図柄配列や遊技履歴等の情報の画像や、遊技の状態や当選役の抽選結果を報知する画像等を表示するためのものである。画像表示装置34は、具体的には、例えば、液晶ディスプレイやCRT等を用いることができる。
また、画像表示装置34の周囲には、報知などを行うためのランプ33が設けられている。
また、図柄表示窓31の下方には、図1に示すように、7セグメント表示器などを用いて、クレジットされたメダルの枚数や設定値を表示するための数値表示部32が設けられている。
ここで、クレジットとは、メダル投入口42から投入され、メダルセレクター6により正規なメダルとして払い出し装置5へ移送されるメダル、または所定の入賞により払い出されるメダルを、スロットマシンS内部に貯留することである。また、本実施の形態においては、最大50枚までクレジット可能に形成されている。
また、上扉30の裏面上部には、図2に示すように、基板ユニット24Bが設けられている。基板ユニット24Bは、スロットマシンSの演出を制御するための演出制御装置300として機能する。
また、上扉30の裏面上部の左右には、図2に示すように、種々のサウンドを出力するためのスピーカ35が設けられている。
なお、上扉30は、筐体1の側板16に取り付けるように形成してもよい。
(下扉40)
下扉40は、図1及び図2に示すように、筐体1の開口下部14を開閉可能に閉塞するための扉である。また、下扉40は、施錠装置(図示せず)を備えており、閉じると施錠されるようになっている。遊技場では、遊技場のスタッフは解錠して下扉40を開放できるが、遊技者は下扉40を開放できないのが通常である。
また、下扉40の左側裏面端部には、下扉側蝶番46が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。そして、この下扉側蝶番46を、筐体1の左側板16Bに設けられた筐体側蝶番18と係合させることで、下扉40は、筐体1の左側板16Bに回動自在に取り付けられている。また、下扉40が上扉30よりも先に開かれるように、下扉40の上面は、閉扉時において、上扉30の下端よりも正面側に突出するようになっている。つまり、下扉40が開放されると、上扉30も開放可能となるように形成されている。
また、下扉40の上部は、図1に示すように、スロットマシンSを操作するための操作部50が設けられている。操作部50には、クレジットされたメダルを減じてメダルの投入に代えるためのベットスイッチ51、クレジットされたメダルを払い出すための精算スイッチ52、ゲームを開始させるためのスタートスイッチ53、回転リール23の回転を停止させるためのストップスイッチ54が設けられている。
また、図1に示すように、下扉40の上部右側には、メダルを1枚ずつ投入するためのメダル投入口42が設けられている。また、下扉40の下部には、スロットマシンS内部よりメダルを排出するためのメダル払い出し口41と、メダル払い出し口41から排出されたメダルを溜めておくためのメダル受け皿43とが形成されている。
また、下扉40の裏面には、図2に示すように、メダル投入口42から投入されたメダルを誘導しながら真贋で選別するためのメダルセレクター6が設けられている。また、下扉40の裏面には、メダルセレクター6の下方に開口し、メダル払い出し口41に連通するメダル排出部44が設けられている。
(リールユニット22)
リールユニット22は、枠体21に固定された3枚の支持板と、各支持板に固定された3個のステッピングモータと、各々のステッピングモータの駆動軸に固定された3個の回転リール23とを備えている。
各ステッピングモータは、それぞれの駆動軸に固定された回転リール23を回転駆動するものとして機能する。
また、図3に示すように、3個の回転リール23のうち、左側に位置するのが左回転リール23Lであり、中央に位置するのが中央回転リール23Mであり、右側に位置するのが右回転リール23Rである。
また、各回転リール23は、合成樹脂からなる回転ドラムと、回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープ28とを備えている。このリールテープ28の外周面には、複数個(例えば21個)の図柄が表示されている。具体的には、図4に示すように、「7(赤色)」、「BAR」、「ベル」、「スイカ」、「チェリー」及び「REP」の図柄が配置されている。
また、各回転リール23の回転ドラムには、突起状のインデックスが設けられるとともに、リールユニット22の各支持板には、インデックスを検出するためのインデックスセンサー9が設けられている。
また、本実施の形態では、4相のステッピングモータを、1−2相励磁方式で制御している。また、各回転リール23のステップ角は0.71度であり、1回転させるためには504ステップ必要となる。また、各回転リール23には、21個の図柄が配置されていることから、各回転リール23を1図柄分回転させるためには、24ステップ必要となる。
(払い出し装置5)
払い出し装置5は、内部にメダルを貯留するとともに、その貯留したメダルをメダル受け皿43へ払い出すためのものである。払い出し装置5は、特に図示しないが、メダルを貯留するためのメダルタンクと、メダルタンクに貯留されているメダルを1枚ずつ排出するための送り出し機構と、送り出し機構により排出されたメダルを検出するための払い出しセンサーとを備えている。
また、送り出し機構により排出されたメダルは、メダル排出部44を通ってメダル受け皿43に払い出されるようになっている。
(メダルセレクター6)
メダルセレクター6は、メダル投入口42から投入されたメダルを誘導しながら真贋で選別するためのものである。また、メダルセレクター6は、下扉40の裏面に設けられている。
また、メダルセレクター6は、メダル投入口42から投入されたメダルを払い出し装置5へ誘導するためのメダル通路(図示せず)と、メダル通路の下流に設けられた投入センサー7と、メダル通路を流下するメダルを投入センサー7に検出される前にメダル排出部44へ排除するためのブロッカー装置(図示せず)とを備えている。また、ブロッカー装置は、1ゲームが進行している最中や、クレジットされているメダルが上限の50枚に達しているときに、メダル通路を流下するメダルをメダル排出部44へ排除するようになっている。
(投入センサー7)
投入センサー7は、メダルセレクター6に設けられている。また、投入センサー7は、メダル投入口42から投入されてメダルセレクター6に到達したメダルのうち、払い出し装置5へ誘導される正規のメダルを検出するためのものである。
(ベットスイッチ51)
ベットスイッチ51は、クレジットとして貯留されたメダルをベットするためのものである。具体的には、ベットスイッチ51が操作されると、クレジットとして貯留されたメダルの内から3枚ベットされるようになっている。
また、ベットスイッチ51は、図1に示すように、操作部50の上面左寄りに設けられている。
(精算スイッチ52)
精算スイッチ52は、クレジットされたすべてのメダルを払い戻させるためのものである。具体的には、精算スイッチ52が操作されると、払い出し装置5がその時点でクレジットされているメダルと同じ枚数のメダルを払い出すことにより、クレジットされたメダルを払い戻すようになっている。
また、精算スイッチ52は、図1に示すように、操作部50の上面左寄りに設けられている。
(スタートスイッチ53)
スタートスイッチ53は、所定枚数以上のメダルがベットされていることを条件に、または、前回のゲームで「リプレイ(再遊技)当選役」に入賞した場合において前回のゲーム終了から所定時間が経過したことを条件に、次のゲームを開始させるためのものである。
「リプレイ(再遊技)」とは、「REP」の図柄が有効化された有効ライン37上に揃うと、新たにメダルをベットすることなく1ゲーム行うことができるものである。
スタートスイッチ53は、図1に示すように、操作部50の正面左寄りに設けられている。また、スタートスイッチ53は、上下方向に揺動可能な操作レバーを備えている。この操作レバーが揺動操作されると、スタート信号が出力されて、リールユニット22の各ステッピングモータが駆動される。
(ストップスイッチ54)
ストップスイッチ54は、図1に示すように、操作部50の正面の中央部に設けられ、各回転リール23の回転を停止させるためのものである。具体的には、操作部50の前面の中央部には、各回転リール23に対応した3個のストップスイッチ54が、横並びに設けられている。
そして、ストップスイッチ54の操作により、このストップスイッチ54に対応した回転リール23が回転を停止するように設定されている。具体的には、左側に位置するストップスイッチ54(以下「左ストップスイッチ54L」という)を操作すると、左回転リール23L用のストップ信号が出力されて、左回転リール23Lが停止する。また、中央に位置するのストップスイッチ54(以下「中央ストップスイッチ54M」という)を操作すると、中央回転リール23M用のストップ信号が出力されて、中央回転リール23Mが停止する。また、右側に位置するストップスイッチ54(以下「右ストップスイッチ54R」という)を操作すると、右回転リール23R用のストップ信号が出力されて、右回転リール23Rが停止する。
(演出装置8)
演出装置8は、情報を出力するためのものである。本実施の形態では、演出装置8として、ランプ33、画像表示装置34及びスピーカ35が設けられている。そして、画像表示装置34に所定の画像を表示させたり、スピーカ35から所定の音声を出力させたり、ランプ33を所定のパターンで点滅させたり等することにより、情報を出力することができる。
(制御装置10)
制御装置10は、スロットマシンSを制御するためのものである。また、制御装置10は、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備えている。
本実施の形態では、制御装置10は、主にスロットマシンSの遊技を制御する遊技制御装置100と、遊技制御装置100からの信号を受信して、主にスロットマシンSの演出を制御する演出制御装置300とを備えている。このように、遊技を司る制御装置と演出を司る制御装置とを別個に構成することにより、演出制御に割り当てるメモリを大幅に増やすことができるとともに、演出のみを変更することも可能になっている。
(遊技制御装置100)
遊技制御装置100は、スロットマシンSの遊技を制御するためのものである。
また、遊技制御装置100の入力段には、図5に示すように、投入センサー7、ベットスイッチ51、精算スイッチ52、スタートスイッチ53、ストップスイッチ54、インデックスセンサー9などのパーツが接続されている。
また、遊技制御装置100の出力段には、図5に示すように、ステッピングモータ、払い出し装置5、メダルセレクター6、数値表示部32などのパーツが接続されている。
また、遊技制御装置100は、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することにより、通常遊技制御手段110、特別遊技制御手段120、当選抽選手段130、回転制御手段140、回転位置判断手段150、停止制御手段160、入賞判定手段170、ベット数記憶手段180、クレジット数記憶手段190、遊技状態更新手段200、支払制御手段210、リプレイ入賞ベット手段220、操作順序対応上限設定手段230、操作順序記憶手段240、支払上限数選択手段250などとして機能する(図5参照)。
次に、遊技制御装置100が備える各手段について説明する。
(ベット数記憶手段180)
ベット数記憶手段180は、ベットされたメダルの枚数(以下「ベット数」という)を記憶するためのものである。また、ベット数記憶手段180は、メダル投入口42からメダルが投入されて、投入センサー7がメダルを検出すると、ベット数に「1」を加算する更新を行うようになっている。
また、ベット数記憶手段180のベット数には、上限が設定されている。本実施の形態では、ベット数記憶手段180のベット数の上限は「3」に設定されている。
また、有効ライン37は、ベットされたメダルの枚数に応じて有効化される。具体的には、ベット数記憶手段180のベット数が「0」のときに、メダルを1枚投入すると、ベット数記憶手段180のベット数が「1」に更新されるとともに、第一有効ライン37Aが有効化される。そして、メダルをもう1枚投入すると、ベット数記憶手段180のベット数が「2」に更新されるとともに、第二有効ライン37B及び第三有効ライン37Cが有効化される。さらに、メダルをもう1枚投入すると、ベット数記憶手段180のベット数が「3」に更新されるとともに、第四有効ライン37D及び第五有効ライン37Eが有効化される。
(クレジット数記憶手段190)
クレジット数記憶手段190は、クレジットされたメダルの枚数(以下「クレジット数」という)を記憶するためのものである。また、クレジット数記憶手段190は、ベット数記憶手段180のベット数が上限の「3」に到達している場合に、投入センサー7がメダルを検出すると、クレジット数に「1」を加算する更新を行うようになっている。
また、クレジット数記憶手段190のクレジット数には、上限が設定されている。本実施の形態では、クレジット数記憶手段190のクレジット数の上限は「50」に設定されている。
また、クレジット数記憶手段190のクレジット数が上限の「50」に到達している場合に、メダルがメダル投入口42から更に投入されたときには、メダルが投入センサー7に検出される前にメダルセレクター6からメダル排出部44に排出されて、メダル受け皿43に返却される。
また、本実施の形態では、ベットスイッチ51の操作によるクレジット数記憶手段190のクレジット数の減算をもってメダルの投入に代えることが可能になっている。
(通常遊技制御手段110)
通常遊技制御手段110は、通常遊技を行わせるためのものである。
ここで、本実施の形態における通常遊技について説明する。
ベット数記憶手段180の記憶するベット数が「3」である場合に、スタートスイッチ53が操作されると、リールユニット22の各ステッピングモータの駆動により各回転リール23が回転を開始する。
その後、ストップスイッチ54が操作されると、対応する回転リール23の回転が停止する。そして、すべての回転リール23の回転が停止したときに、当選役の図柄の組み合わせが有効ライン37上に揃うように各回転リール23が停止すると、該当選役の入賞となって遊技者に所定の利益が付与される。
当選役には、有効ライン37上に「ベル」の図柄が3個揃うと入賞となり、メダルが支払われる「ベル当選役」と、有効ライン37上に「スイカ」の図柄が3個揃うと入賞となり、メダルが支払われる「スイカ当選役」と、有効ライン37上に左回転リール23Lの「チェリー」の図柄が停止すると入賞となり、メダルが支払われる「左チェリー当選役」と、有効ライン37上に中央回転リール23Mの「チェリー」の図柄が停止すると入賞となり、メダルが支払われる「中央チェリー当選役」と、有効ライン37上に「7(赤色)」の図柄が3個揃うと入賞となり、特別遊技(ビッグボーナス)が開始される「赤セブン当選役」と、有効ライン37上に「BAR」の図柄が3個揃うと入賞となり、特別遊技(レギュラーボーナス)が開始される「BAR当選役」と、有効ライン37上に「REP」の図柄が3個揃うと入賞となり、メダルを新たにベットすることなく再度1ゲームを行うことができる「リプレイ(再遊技)当選役」とがある。
なお、メダルの支払いは、クレジット数記憶手段190のクレジット数が上限値の「50」に到達している場合には、払い出し装置5によりメダル受け皿43にメダルを払い出すようになっている。また、クレジット数記憶手段190のクレジット数が「50」未満である場合には、払い出し装置5によりメダル受け皿43にメダルを払い出す代わりに、クレジット数記憶手段190のクレジット数に加算するようになっている。
(特別遊技制御手段120)
特別遊技制御手段120は、当選抽選手段130の抽選結果に基づいて、遊技者に有利な特別遊技を行わせるためのものである。
上記特別遊技としては、大別すると、次の遊技がある。
(1)ビッグボーナス(以下「BB」という)
(2)レギュラーボーナス(以下「RB」という)
なお、特別遊技としては、上記した遊技に限定されるものではない。
特別遊技制御手段120は、大別すると、次の手段を備える。
(1)BB制御手段
(2)RB制御手段
(BB制御手段)
BB制御手段は、BBを制御するためのものである。
ここで、本実施の形態におけるBBについて説明する。
通常遊技において「7(赤色)」の図柄が有効ライン37上に3個揃うと、BBに移行される。そして、ベット数記憶手段180の記憶するベット数が「3」である場合に、スタートスイッチ53が操作されると、リールユニット22の各ステッピングモータの駆動により各回転リール23が回転を開始する。
その後、ストップスイッチ54が操作されると、対応する回転リール23の回転が停止する。そして、すべての回転リール23の回転が停止したときに、当選役の図柄の組み合わせが有効ライン37上に揃うように各回転リール23が停止すると、該当選役の入賞となって遊技者に所定の利益が付与される。
また、BB中の当選役には、「ベル当選役」、「スイカ当選役」、「左チェリー当選役」、「中央チェリー当選役」及び「リプレイ当選役」がある。また、BB中は、「ベル当選役」、「スイカ当選役」、「左チェリー当選役」及び「中央チェリー当選役」に当選する確率が通常遊技中よりも高くなるように設定されている。
なお、BB中に465枚を超えるメダルの支払いが行われると、BBを終了して通常遊技に移行する。
(RB制御手段)
RB制御手段101は、RBを制御するためのものである。
ここで、本実施の形態におけるRBについて説明する。
通常遊技において「BAR」の図柄が有効ライン37上に3個揃うと、RBに移行される。そして、ベット数記憶手段180の記憶するベット数が「3」である場合に、スタートスイッチ53が操作されると、リールユニット22の各ステッピングモータの駆動により各回転リール23が回転を開始する。
その後、ストップスイッチ54が操作されると、対応する回転リール23の回転が停止する。そして、すべての回転リール23の回転が停止したときに、当選役の図柄の組み合わせが有効ライン37上に揃うように各回転リール23が停止すると、該当選役の入賞となって遊技者に所定の利益が付与される。
また、RB中の当選役には、「ベル当選役」、「スイカ当選役」、「左チェリー当選役」、「中央チェリー当選役」及び「リプレイ当選役」がある。また、RB中は、「ベル当選役」、「スイカ当選役」、「左チェリー当選役」及び「中央チェリー当選役」に当選する確率が通常遊技中よりも高くなるように設定されている。
なお、RB中に140枚を超えるメダルの支払いが行われると、RBを終了して通常遊技に移行する。
(当選抽選手段130)
当選抽選手段130は、複数の当選役のいずれに当選かまたはハズレかの抽選を行うためのものである。そして、この抽選で当選すると、当該当選に対応した当選フラグが立てられる。
また、本実施の形態では、当選抽選手段130の抽選結果には、「ベル当選役」の当選となる「ベル当選」と、「スイカ当選役」の当選となる「スイカ当選」と、「左チェリー当選役」の当選となる「左チェリー当選」と、「中央チェリー当選役」の当選となる「中央チェリー当選」と、「赤セブン当選役」の当選となる「赤セブン当選」と、「BAR当選役」の当選となる「BAR当選」と、「リプレイ当選役」の当選となる「リプレイ当選」と、いずれの当選役にも入賞不可能となる「ハズレ」とがある。
また、当選抽選手段130は、大別すると、以下の手段を有している。
(1)乱数発生手段
(2)第1乱数抽出手段
(3)当選判定テーブル記憶手段
(4)当選判定テーブル選択手段
(5)当選判定手段
(6)当選フラグ設定手段
なお、当選抽選手段130としては、上記手段に限定されるものではない。
(乱数発生手段)
乱数発生手段は、当選抽選用の乱数を所定の領域内(例えば十進数で0〜65535)で発生させるものである。
(第1乱数抽出手段)
第1乱数抽出手段は、乱数発生手段が発生させる乱数から1つの数値を抽出するためのものである。なお、この抽出した数値を「第1抽出乱数データ」とする。
本実施の形態では、第1乱数抽出手段は、ベット数記憶手段180の記憶するベット数が「3」である場合において、スタートスイッチ53の操作を契機に第1抽出乱数データを抽出するようになっている。
なおここで、「乱数発生手段」としては、ソフト乱数としての平方採中法等で乱数を発生させることができるものの他に、一定範囲の数値を高速で1ずつ加算するカウンタを用いて構成することもできる。例えば、0〜65535の範囲の数値を、1秒間に700万回程度順次繰り返すようにしたカウンタが考えられる。そして、「第1乱数抽出手段」としては、スタートスイッチ53を押したタイミングでカウンタの数値を読みとることとなる。
このように形成すると、「乱数発生手段」では乱数を発生しているわけではないものの、「第1乱数抽出手段」によって抽出される数値は、あたかも乱数のような分布となる。このように、結果として乱数のような分布を示す数値が得られる手段を、ここでは「乱数発生手段」あるいは「第1乱数抽出手段」に含めて考えるものとする。
(当選判定テーブル記憶手段)
当選判定テーブル記憶手段は、複数の当選判定テーブルを予め記憶するものである。
当選判定テーブルは、乱数発生手段が発生させる各乱数について、いずれかの当選役に当選かまたはハズレかを割り振ったテーブルである。また、当選判定テーブルは、特に図示しないが、通常遊技用の当選判定テーブル、ボーナス当選フラグ保有時の通常遊技用の当選判定テーブル、BB用の当選判定テーブル、RB用の当選判定テーブル等が設けられている。具体的には、例えば、通常遊技用の当選判定テーブルには、「ベル当選」、「スイカ当選」、「左チェリー当選」、「中央チェリー当選」、「赤セブン当選」、「BAR当選」、「リプレイ当選」及び「ハズレ」の領域が割り振られている。また、例えば、ボーナス当選フラグ保有時の通常遊技用の当選判定テーブルには、「ベル当選」、「スイカ当選」、「左チェリー当選」、「中央チェリー当選」、「リプレイ当選」及び「ハズレ」の領域が割り振られている。また、例えば、BB用及びRB用の当選判定テーブルには、「ベル当選」、「スイカ当選」、「左チェリー当選」、「中央チェリー当選」、「リプレイ当選」及び「ハズレ」の領域が割り振られている。
また、BB用の当選判定テーブル及びRB用の当選判定テーブルは、通常遊技用の当選判定テーブル及びボーナス当選フラグ保有時の通常遊技用の当選判定テーブルよりも「ベル当選」、「スイカ当選」、「左チェリー当選」及び「中央チェリー当選」、の領域が大きくなるとともに、「ハズレ」の領域が小さくなるように、各領域が割り振られている。
(当選判定テーブル選択手段)
当選判定テーブル選択手段は、当選判定テーブル記憶手段から1つの当選判定テーブルを選択するためのものである。
本実施の形態では、当選判定テーブル選択手段は、第1乱数抽出手段により第1抽出乱数データが抽出されたことを契機に、スロットマシンSの遊技の設定値や遊技状態に応じて当選判定テーブルを選択する。
例えば、当選判定テーブル選択手段は、通常遊技中において、遊技制御装置100のRAMの所定領域にボーナス当選フラグを有さない場合には、通常遊技用の当選判定テーブルを選択する。
また、例えば、当選判定テーブル選択手段は、通常遊技中において、遊技制御装置100のRAMの所定領域にボーナス当選フラグを有する場合には、ボーナス当選フラグ保有時の通常遊技用の当選判定テーブルを選択する。
(当選判定手段)
当選判定手段は、第1乱数抽出手段の抽出した第1抽出乱数データと、当選判定テーブル選択手段の選択した当選判定テーブルとを対比し、複数の当選役のいずれに当選かまたはハズレかを決定するためのものである。
具体的には、当選判定手段は、第1乱数抽出手段の抽出した第1抽出乱数データを、当選判定テーブル選択手段の選択した当選判定テーブルにおける各当選役の当選領域と対比する。そして、当該第1抽出乱数データがいずれかの当選領域に属する場合には当該当選領域に対応する当選を決定し、当該第1抽出乱数データがいずれの当選領域にも属さない場合には、「ハズレ」の決定をする。
(当選フラグ設定手段)
当選フラグ設定手段は、当選判定手段により当選役の当選が決定されたときに、この当選に応じた当選フラグを設定するためのものである。
「当選フラグ」は、当選の有無について当選役毎に関連づけされた変数であり、制御装置10に当選抽選手段130の抽選結果を記憶させるためのものである。具体的には、当選判定手段により当選役の当選が決定されたときには、遊技制御装置100のRAMの所定領域に、この当選に応じた当選フラグが設定される。また、当選フラグには、「小役当選フラグ」と「ボーナス当選フラグ」とがある。
「小役当選フラグ」は、当選フラグ設定手段により当選フラグが設定されたが、この当選フラグに係る当選役の図柄の組み合わせが図柄表示31に表示されていないと入賞判定手段170により判定された場合において、次のゲームが開始される前に消去される当選フラグを意味する。本実施の形態では、「ベル当選」に対応した「ベル当選フラグ」、「スイカ当選」に対応した「スイカ当選フラグ」、「左チェリー当選」に対応した「左チェリー当選フラグ」、「中央チェリー当選」に対応した「中央チェリー当選フラグ」、及び「リプレイ当選」に対応した「リプレイ当選フラグ」が、小役当選フラグである。
「ボーナス当選フラグ」は、当選フラグ設定手段により当選フラグが設定されたが、この当選フラグに係る当選役の図柄の組み合わせが図柄表示窓31に表示されていないと入賞判定手段170により判定された場合において、消去されずに次のゲームに持ち越される当選フラグを意味する。本実施の形態では、「赤セブン当選」に対応した「赤セブン当選フラグ」、及び「BAR当選」に対応した「BAR当選フラグ」が、ボーナス当選フラグである。
(操作順序対応上限設定手段230)
操作順序対応上限設定手段230は、当選抽選手段130の抽選で特定の当選役に当選したことを契機に、入賞判定手段が当該当選役の入賞と判定した場合において支払制御手段210の制御により支払うメダルの枚数の上限(以下「支払上限数」という)を、複数個のストップスイッチ54の操作順序ごとに設定する。
本実施の形態では、操作順序対応上限設定手段230は、当選抽選手段130の抽選で「ベル当選役」、「スイカ当選役」、「左チェリー当選役」または「中央チェリー当選役」のいずれかに当選したことを契機に、3個のストップスイッチ54の操作順序ごとに「支払上限数」を設定する。
ここで、各ストップスイッチ54を「左ストップスイッチ54L→中央ストップスイッチ54M→右ストップスイッチ54R」の順序で操作することを、以下「順押し」という。また、各ストップスイッチ54を「右ストップスイッチ54R→中央ストップスイッチ54M→左ストップスイッチ54L」の順序で操作することを、以下「逆押し」という。また、各ストップスイッチ54を「左ストップスイッチ54L→右ストップスイッチ54R→中央ストップスイッチ54M」の順序で操作することを、以下「ハサミ押し」という。また、各ストップスイッチ54を「右ストップスイッチ54R→左ストップスイッチ54L→中央ストップスイッチ54M」の順序で操作することを、以下「逆ハサミ押し」という。また、各ストップスイッチ54を「中央ストップスイッチ54M→右ストップスイッチ54R→左ストップスイッチ54L」の順序で操作することを、以下「中・右押し」という。また、各ストップスイッチ54を「中央ストップスイッチ54M→左ストップスイッチ54L→右ストップスイッチ54R」の順序で操作することを、以下「中・左押し」という。
また、操作順序対応上限設定手段230は、大別すると、以下の手段を有している。
(1)乱数発生手段
(2)第2乱数抽出手段
(3)操作順序対応上限テーブル記憶手段
(4)操作順序対応上限テーブル選択手段
(5)操作順序対応上限決定手段
なお、操作順序対応上限設定手段230としては、上記手段に限定されるものではない。
(第2乱数抽出手段)
第2乱数抽出手段は、乱数発生手段が発生させる乱数から1つの数値を抽出するためのものである。ここで、この抽出した数値を「第2抽出乱数データ」とする。
本実施の形態では、第2乱数抽出手段は、当選抽選手段130の抽選で「ベル当選役」、「スイカ当選役」、「左チェリー当選役」または「中央チェリー当選役」のいずれかに当選したことを契機に、第2抽出乱数データを抽出するようになっている。
なお、乱数発生手段は、当選抽選手段130と操作順序対応上限設定手段230とで共用する。
(操作順序対応上限テーブル記憶手段)
操作順序対応上限テーブル記憶手段は、複数の操作順序対応上限テーブルを予め記憶するものである。
操作順序対応上限テーブルは、乱数発生手段が発生させる各乱数について、複数個のストップスイッチ54の操作順序ごとに「支払上限数」を予め対応付けたテーブルである。
本実施の形態では、操作順序対応上限テーブル記憶手段は、当選抽選手段130の抽選で「ベル当選役」に当選した場合に用いられる「ベル操作順序対応上限テーブル」、当選抽選手段130の抽選で「スイカ当選役」に当選した場合に用いられる「スイカ操作順序対応上限テーブル」、当選抽選手段130の抽選で「左チェリー当選役」に当選した場合に用いられる「左チェリー操作順序対応上限テーブル」、及び、当選抽選手段130の抽選で「中央チェリー当選役」に当選した場合に用いられる「中央チェリー操作順序対応上限テーブル」を記憶する。
「ベル操作順序対応上限テーブル」には、乱数発生手段が発生させる各乱数について、「ベルA」、「ベルB」、「ベルC」、「ベルD」、「ベルE」、「ベルF」、「ベルG」、「ベルH」及び「ベルI」の9つの領域が割り振られている。そして、9つの各領域には、上述した6通りの操作順序ごとの「支払上限数」が対応付けられている(図6を参照)。
「スイカ操作順序対応上限テーブル」には、乱数発生手段が発生させる各乱数について、「スイカA」、「スイカB」、「スイカC」、「スイカD」、「スイカE」及び「スイカF」の6つの領域が割り振られている。そして、6つの各領域には、上述した6通りの操作順序ごとの「支払上限数」が対応付けられている(図7を参照)。
「左チェリー操作順序対応上限テーブル」には、乱数発生手段が発生させる各乱数について、「左チェリーA」、「左チェリーB」及び「左チェリーC」の3つの領域が割り振られている。そして、3つの各領域には、上述した6通りの操作順序ごとの「支払上限数」が対応付けられている(図7を参照)。
「中央チェリー操作順序対応上限テーブル」には、乱数発生手段が発生させる各乱数について、「中央チェリーA」、「中央チェリーB」、「中央チェリーC」、「中央チェリーD」、「中央チェリーE」及び「中央チェリーF」の6つの領域が割り振られている。そして、6つの各領域には、上述した6通りの操作順序ごとの「支払上限数」が対応付けられている(図8を参照)。
(操作順序対応上限テーブル選択手段)
操作順序対応上限テーブル選択手段は、操作順序対応上限テーブル記憶手段から1つの操作順序対応上限テーブルを選択するためのものである。
本実施の形態では、操作順序対応上限テーブル選択手段は、第2乱数抽出手段により第2抽出乱数データが抽出されたことを契機に、当選抽選手段130の抽選結果に応じて操作順序対応上限テーブルを選択する。
具体的には、操作順序対応上限テーブル選択手段は、遊技制御装置100のRAMの所定領域に「ベル当選フラグ」を有するときに、「ベル操作順序対応上限テーブル」を読み出す。
また、操作順序対応上限テーブル選択手段は、遊技制御装置100のRAMの所定領域に「スイカ当選フラグ」を有するときに、「スイカ操作順序対応上限テーブル」を読み出す。
また、操作順序対応上限テーブル選択手段は、遊技制御装置100のRAMの所定領域に「左チェリー当選フラグ」を有するときに、「左チェリー操作順序対応上限テーブル」を読み出す。
また、操作順序対応上限テーブル選択手段は、遊技制御装置100のRAMの所定領域に「中央チェリー当選フラグ」を有するときに、「中央チェリー操作順序対応上限テーブル」を読み出す。
(操作順序対応上限決定手段)
操作順序対応上限決定手段は、第2乱数抽出手段の抽出した第2抽出乱数データと、操作順序対応上限テーブル選択手段の選択した操作順序対応上限テーブルとを対比して、複数個のストップスイッチ54の操作順序ごとに「支払上限数」を決定するものである。
具体的には、操作順序対応上限決定手段は、第2乱数抽出手段の抽出した第2抽出乱数データを、操作順序対応上限テーブル選択手段の選択した操作順序対応上限テーブルの領域と対比する。そして、第2抽出乱数データの属する操作順序対応上限テーブルの領域に基づいて、6通りの操作順序ごとに「支払上限数」を決定する。
例えば、操作順序対応上限テーブル選択手段が「ベル操作順序対応上限テーブル」を選択した場合には、第2抽出乱数データの属する「ベルA」ないし「ベルI」のいずれか1の領域に基づいて、6通りの操作順序ごとに「支払上限数」を決定する。また、操作順序対応上限テーブル選択手段が「スイカ操作順序対応上限テーブル」を選択した場合には、第2抽出乱数データの属する「スイカA」ないし「ベルF」のいずれか1の領域に基づいて、6通りの操作順序ごとに「支払上限数」を決定する。また、操作順序対応上限テーブル選択手段が「左チェリー操作順序対応上限テーブル」を選択した場合には、第2抽出乱数データの属する「左チェリーA」ないし「左チェリーC」のいずれか1の領域に基づいて、6通りの操作順序ごとに「支払上限数」を決定する。また、操作順序対応上限テーブル選択手段が「中央チェリー操作順序対応上限テーブル」を選択した場合には、第2抽出乱数データの属する「中央チェリーA」ないし「中央チェリーF」のいずれか1の領域に基づいて、6通りの操作順序ごとに「支払上限数」を決定する。
(回転制御手段140)
回転制御手段140は、スタートスイッチ53の操作を契機に各回転リール23の回転を開始させるとともに、各回転リール23を一定の回転速度で回転させるためのものである。
具体的には、回転制御手段140は、ベット数記憶手段180の記憶するベット数が「3」である場合において、スタートスイッチ53の操作を契機に、各ステッピングモータの回転駆動を開始させて、各回転リール23の回転を開始させる。また、各回転リール23の回転が一定の回転速度に達するまで加速するように、各ステッピングモータの回転駆動を制御する。そして、各回転リール23の回転が一定の回転速度まで加速すると、各回転リール23が一定の回転速度を保って定常回転するように、各ステッピングモータの回転駆動を制御するようになっている。
(回転位置判断手段150)
回転位置判断手段150は、各回転リール23の回転位置を特定するためのものである。
具体的には、各回転リール23が一定の回転速度まで回転を加速して定常回転になったことを契機に、各インデックスセンサー9によるインデックスの検出を開始する。そして、インデックスセンサー9がインデックスを検出したことを契機に、ステッピングモータのパルス数をカウントするとともに、このパルス数に基づいて対応する回転リール23の回転位置を特定する。
また、各回転リール23に21個ずつ付された図柄には、インデックスセンサー9がインデックスを検出した時の回転位置を基準にした図柄番号が割り振られている。具体的には、インデックスセンサー9がインデックスを検出したときに第一有効ライン37A上にある図柄から、順次「00」〜「20」の図柄番号が割り振られている。また、それぞれの図柄番号に対応する図柄の種類を各回転リール23毎に記憶している。そして、回転リール23の回転位置、すなわちパルス数に基づいて、第一有効ライン37A上にある図柄の図柄番号を特定し、この図柄番号に基づいて図柄の種類を特定するようになっている。
また、カウントしたパルス数は、インデックスを検出する度にリセットされ、あらたにパルス数がカウントされる。つまり、インデックスセンサー9によりインデックスが検出される回転位置を基準に「0」からパルス数のカウントを開始して、パルス数が「503」に達するまでカウントし、更にインデックスセンサー9によりインデックスが検出されると、パルス数が「0」にリセットされる。
(停止制御手段160)
停止制御手段160は、ストップスイッチ54の操作を契機に、対応する回転リール23の回転位置及び当選抽選手段130の抽選結果に基づいて、当該回転リール23の停止制御を行うためのものである。
具体的には、停止制御手段160は、ストップスイッチ54が操作された場合に、当選フラグを有しているときには、この操作時の回転リール23の回転位置に基づいて、当該当選フラグに係る当選役が入賞し得るように且つその他の当選役が入賞しないように、当該回転リール23に対応するステッピングモータの回転駆動を停止する。また、停止制御手段160は、ストップスイッチ54が操作された場合に、当選フラグを有していないときには、この操作時の回転リール23の回転位置に基づいて、いずれの当選役も入賞しないように、当該回転リール23に対応するステッピングモータの回転駆動を停止する。
なお、本実施の形態では、各回転リール23が定常回転するとともに、すべてのインデックスセンサー9がインデックスを検出したことを契機に、停止制御手段160による回転リール23の停止制御が可能になる。
ここで、ストップスイッチ54が操作されてから、対応する回転リール23がいずれかの停止基準位置に停止するまでの間に、図柄表示窓31に表示される停止基準位置の数を「滑りコマ数」という。
例えば、滑りコマ数「0」は、操作されたストップスイッチ54に対応する回転リール23を、当該操作から1番目に図柄表示窓31に表示される停止基準位置に停止させることを意味する。また、滑りコマ数「1」は、操作されたストップスイッチ54に対応する回転リール23を、当該操作から1番目に図柄表示窓31に表示される停止基準位置を通過させて、2番目に図柄表示窓31に表示される停止基準位置に停止させることを意味する。また、滑りコマ数「2」は、操作されたストップスイッチ54に対応する回転リール23を、当該操作から1番目及び2番目に図柄表示窓31に表示される停止基準位置を通過させて、3番目に図柄表示窓31に表示される停止基準位置に停止させることを意味する。また、滑りコマ数「3」は、操作されたストップスイッチ54に対応する回転リール23を、当該操作から1番目ないし3番目に図柄表示窓31に表示される停止基準位置を通過させて、4番目に図柄表示窓31に表示される停止基準位置に停止させることを意味する。また、滑りコマ数「4」は、操作されたストップスイッチ54に対応する回転リール23を、当該操作から1番目ないし4番目に図柄表示窓31に表示される停止基準位置を通過させて、5番目に図柄表示窓31に表示される停止基準位置に停止させることを意味する。
また、停止制御手段160は、当選抽選手段130の抽選結果に基づいて、滑りコマ数「0」ないし「4」の範囲で回転リール23を停止基準位置に停止させるようになっている。
また、停止制御手段160は、大別すると、以下の手段を有している。
(1)停止テーブル記憶手段
(2)停止テーブル選択手段
(3)回転リール停止手段
また、停止制御手段160としては、上記した(1)ないし(3)に限定されるものではない。
(停止テーブル記憶手段)
停止テーブル記憶手段は、複数の停止テーブルを記憶するためのものである。
停止テーブルは、ストップスイッチ54が操作されたときの回転リール23の回転位置に基づき、回転リール23が停止基準位置に停止するまでの滑りコマ数を、回転リール23毎にテーブル上に規定したものである。
本実施の形態では、停止テーブル記憶手段は、当選抽選手段130の抽選結果に応じた複数の停止テーブルを記憶している。具体的には、当選フラグを有する場合には、この当選フラグに係る当選役の図柄の組み合わせが有効ライン37上に揃い得るように、且つその他の当選フラグに係る当選役の図柄の組み合わせが有効ライン37上に揃わないように、回転リール23の回転停止までの滑りコマ数を回転リール23毎に規定した停止テーブルが、当選役毎に記憶されている。また、いずれの当選フラグも有さない場合には、いずれの当選役の図柄の組み合わせも有効ライン37上に揃わないように、回転リール23の回転停止までの滑りコマ数を回転リール23毎に規定した停止テーブルが記憶されている。
本実施の形態では、「赤セブン当選フラグ」に対応する「赤セブン停止テーブル」、「BAR当選フラグ」に対応する「BAR停止テーブル」、「ベル当選フラグ」に対応する「ベル停止テーブル」、「スイカ当選フラグ」に対応する「スイカ停止テーブル」、「左チェリー当選フラグ」に対応する「左チェリー停止テーブル」、「中央チェリー当選フラグ」に対応する「中央チェリー停止テーブル」、「リプレイ当選フラグ」に対応する「リプレイ停止テーブル」、及び「ハズレ」に対応する「ハズレ停止テーブル」等の停止テーブルが記憶されている。
具体的には、例えば「赤セブン停止テーブル」は、「7(赤色)」の図柄が有効ライン37上に3個揃い得るように、且つ「赤セブン当選役」以外の当選役の図柄の組み合わせが有効ライン37上に揃わないように、各回転リール23の回転停止までの滑りコマ数が規定されている。
また、「左チェリー停止テーブル」は、左回転リール23Lの「チェリー」の図柄が有効ライン37上に停止し得るように、且つ「左チェリー当選役」以外の当選役の図柄の組み合わせが有効ライン37上に揃わないように、各回転リール23の回転停止までの滑りコマ数が規定されている。
また、「中央チェリー停止テーブル」は、中央回転リール23Mの「チェリー」の図柄が有効ライン37上に停止し得るように、且つ「中央チェリー当選役」以外の当選役の図柄の組み合わせが有効ライン37上に揃わないように、各回転リール23の回転停止までの滑りコマ数が規定されている。
また、「ハズレ停止テーブル」は、いずれの当選役の図柄の組み合わせも有効ライン37上に揃わないように、各回転リール23の回転停止までの滑りコマ数が規定されている。
また、本実施の形態では、「ベル当選フラグ」と「赤セブン当選フラグ」とを同時に有するときに用いられる「ベル・赤セブン停止テーブル」、「スイカ当選フラグ」と「赤セブン当選フラグ」とを同時に有するときに用いられる「スイカ・赤セブン停止テーブル」、「左チェリー当選フラグ」と「赤セブン当選フラグ」とを同時に有するときに用いられる「左チェリー・赤セブン停止テーブル」、「中央チェリー当選フラグ」と「赤セブン当選フラグ」とを同時に有するときに用いられる「中央チェリー・赤セブン停止テーブル」等が設けられている。
「ベル・赤セブン停止テーブル」、「スイカ・赤セブン停止テーブル」、「左チェリー・赤セブン停止テーブル」及び「中央チェリー・赤セブン停止テーブル」は、「7(赤色)」の図柄が優先的に有効ライン37上に3個揃い得るように、各回転リール23の回転停止までの滑りコマ数が規定されている。具体的には、例えば「ベル・赤セブン停止テーブル」は、「ベル」の図柄よりも「7(赤色)」の図柄が優先的に有効ライン37上に3個揃い得るように、且つ「ベル当選役」及び「赤セブン当選役」以外の図柄の組み合わせが有効ライン37上に揃わないように、各回転リール23の回転停止までの滑りコマ数が規定されている。
また、本実施の形態では、「ベル当選フラグ」と「BAR当選フラグ」とを同時に有するときに用いられる「ベル・BAR停止テーブル」、「スイカ当選フラグ」と「BAR当選フラグ」とを同時に有するときに用いられる「スイカ・BAR停止テーブル」、「左チェリー当選フラグ」と「BAR当選フラグ」とを同時に有するときに用いられる「左チェリー・BAR停止テーブル」、「中央チェリー当選フラグ」と「BAR当選フラグ」とを同時に有するときに用いられる「中央チェリー・BAR停止テーブル」等が設けられている。
「ベル・BAR停止テーブル」、「スイカ・BAR停止テーブル」、「左チェリー・BAR停止テーブル」、「中央チェリー・BAR停止テーブル」は、「BAR」の図柄が優先的に有効ライン37上に3個揃い得るように、各回転リール23の回転停止までの滑りコマ数が規定されている。具体的には、例えば「ベル・BAR停止テーブル」は、「ベル」の図柄よりも「BAR」の図柄が優先的に有効ライン37上に3個揃い得るように、且つ「ベル当選役」及び「BAR当選役」以外の図柄の組み合わせが有効ライン37上に揃わないように、各回転リール23の回転停止までの滑りコマ数が規定されている。
また、本実施の形態では、「リプレイ当選フラグ」と「赤セブン当選フラグ」とを同時に有するときに用いられる「リプレイ・赤セブン停止テーブル」、「リプレイ当選フラグ」と「BAR当選フラグ」とを同時に有するときに用いられる「リプレイ・BAR停止テーブル」等が設けられている。
「リプレイ・赤セブン停止テーブル」及び「リプレイ・BAR停止テーブル」は、「リプレイ」の図柄が優先的に有効ライン37上に3個揃い得るように、各回転リール23の回転停止までの滑りコマ数が規定されている。具体的には、例えば「リプレイ・赤セブン停止テーブル」は、「7(赤色)」の図柄よりも「リプレイ」の図柄が優先的に有効ライン37上に3個揃い得るように、且つ「リプレイ当選役」及び「赤セブン当選役」以外の図柄の組み合わせが有効ライン37上に揃わないように、各回転リール23の回転停止までの滑りコマ数が規定されている。
(停止テーブル選択手段)
停止テーブル選択手段は、当選抽選手段130の抽選結果に応じて、複数ある停止テーブルのいずれかを選択するためのものである。本実施の形態では、停止テーブル選択手段は、有している当選フラグに対応する停止テーブルを、停止テーブル記憶手段から1つ選択するようになっている。
具体的には、例えば、停止テーブル選択手段は、当選抽選手段130による抽選が行われた場合に、「赤セブン当選フラグ」を有するときには、「赤セブン停止テーブル」を読み出す。また、例えば、停止テーブル選択手段は、当選抽選手段130による抽選が行われた場合に、いずれの当選フラグも有さないときには、「ハズレ停止テーブル」を読み出す。
また、停止テーブル選択手段は、ボーナス当選フラグと小役当選フラグとを同時に有する場合には、当該ボーナス当選フラグ及び小役当選フラグに応じた停止テーブルを選択するようになっている。具体的には、例えば、停止テーブル選択手段は、当選抽選手段130による抽選が行われた場合に、「ベル当選フラグ」と「赤セブン当選フラグ」とを同時に有するときには、「ベル・赤セブン停止テーブル」を読み出す。
(回転リール停止手段)
回転リール停止手段は、操作されたストップスイッチに対応する回転リールについて、停止テーブル選択手段により選択された停止テーブルと当該操作時の回転リール23の回転位置とに基づいて滑りコマ数を決定するとともに、決定した滑りコマ数に基づいて当該回転リール23を停止させるためのものである。
具体的には、回転リール停止手段は、操作されたストップスイッチ54に対応する回転リール23について当該操作時の回転位置に応じて、停止テーブル選択手段により読み出された停止テーブルから滑りコマ数を取得する。そして、取得した滑りコマ数分の停止基準位置を通過させてから最初に図柄表示窓31に表示される停止基準位置に回転リール23が停止するように、ステッピングモータの回転駆動を停止する。
(操作順序記憶手段240)
操作順序記憶手段240は、当選抽選手段130の抽選で特定の当選役に当選したことを契機に、複数個のストップスイッチ54について現実に操作された操作順序を記憶する。
具体的には、操作順序記憶手段240は、当選抽選手段130の抽選で「ベル当選役」、「スイカ当選役」、「左チェリー当選役」または「中央チェリー当選役」のいずれかに当選したことを契機に、3個のストップスイッチ54について現実に操作された操作順序を遊技制御装置100のRAMの所定領域に記憶させるようになっている。
(入賞判定手段170)
入賞判定手段170は、すべての回転リール23の回転が停止したことを契機に、複数の当選役のいずれかに入賞か又は入賞なしかの判定を行うためのものである。
本実施の形態では、入賞判定手段170は、すべての回転リール23が停止されたときに、それぞれの当選役に係る図柄の組み合わせについて、有効ライン37上に揃うように各回転リール23が停止されたか否かの判定を行う。そして、入賞判定手段170は、当選役に係る図柄の組み合わせが有効ライン37上に揃うように各回転リール23が停止されたときには、当該当選役に入賞したと判定する。
入賞判定手段170は、例えば、すべての回転リール23が停止された場合において、「7(赤色)」の図柄が有効ライン37上に揃うように各回転リール23が停止されたときには、「赤セブン当選役の入賞」と判定する。
また、入賞判定手段170は、例えば、すべての回転リール23が停止された場合において、「チェリー」の図柄が有効ライン37上に停止するように左回転リール23Lが停止されたときには、「左チェリー当選役の入賞」と判定する。
また、入賞判定手段170は、例えば、すべての回転リール23が停止された場合において、「チェリー」の図柄が有効ライン37上に停止するように中央回転リール23Mが停止されたときには、「中央チェリー当選役の入賞」と判定する。
また、入賞判定手段170は、例えば、すべての回転リール23が停止された場合において、どの種類の図柄も有効ライン37上に3個揃わないように各回転リール23が停止され、且つ「チェリー」の図柄が有効ライン37上に停止しないように左回転リール23L及び中央回転リール23Mが停止されたときには、「入賞なし」と判定する。
(支払上限数選択手段250)
支払上限数選択手段250は、入賞判定手段170が特定の当選役の入賞と判定したことを契機に、操作順序対応上限設定手段230の設定した支払上限数の中から操作順序記憶手段240の記憶する操作順序に対応する支払上限数を選択する。換言すると、支払上限数選択手段250は、入賞判定手段170が特定の当選役の入賞と判定したことを契機に、支払制御手段210の制御により支払うメダルの枚数を決定する。
具体的には、支払上限数選択手段250は、入賞判定手段170が「ベル当選役の入賞」と判定したことを契機に、操作順序対応上限設定手段230が6通りの操作順序ごとに設定した「支払上限数」の中から操作順序記憶手段240の記憶する操作順序に対応する「支払上限数」を選択するようになっている。例えば、操作順序対応上限設定手段230が「ベルA」についての「支払上限数」に設定した場合において、操作順序記憶手段240が「順押し」を記憶するときには「15枚」を選択し、操作順序記憶手段240が「逆押し」、「逆ハサミ押し」、「中・右押し」または「中・左押し」を記憶するときには「10枚」を選択し、操作順序記憶手段240が「ハサミ押し」を記憶するときには「6枚」を選択する。
また、支払上限数選択手段250は、入賞判定手段170が「スイカ当選役の入賞」と判定したことを契機に、操作順序対応上限設定手段230が6通りの操作順序ごとに設定した「支払上限数」の中から操作順序記憶手段240の記憶する操作順序に対応する「支払上限数」を選択するようになっている。例えば、操作順序対応上限設定手段230が「スイカA」についての「支払上限数」に設定した場合において、操作順序記憶手段240が「順押し」を記憶するときには「15枚」を選択し、操作順序記憶手段240が「逆押し」、「ハサミ押し」または「中・左押し」を記憶するときには「12枚」を選択し、操作順序記憶手段240が「逆ハサミ押し」または「中・右押し」を記憶するときには「4枚」を選択する。
また、支払上限数選択手段250は、入賞判定手段170が「左チェリー当選役の入賞」と判定したことを契機に、操作順序対応上限設定手段230が6通りの操作順序ごとに設定した「支払上限数」の中から操作順序記憶手段240の記憶する操作順序に対応する「支払上限数」を選択するようになっている。例えば、操作順序対応上限設定手段230が「左チェリーA」についての「支払上限数」に設定した場合において、操作順序記憶手段240が「順押し」または「ハサミ押し」を記憶するときには「15枚」を選択し、操作順序記憶手段240が「逆押し」、「逆ハサミ押し」、「中・右押し」または「中・左押し」を記憶するときには「8枚」を選択する。
また、支払上限数選択手段250は、入賞判定手段170が「中央チェリー当選役の入賞」と判定したことを契機に、操作順序対応上限設定手段230が6通りの操作順序ごとに設定した「支払上限数」の中から操作順序記憶手段240の記憶する操作順序に対応する「支払上限数」を選択するようになっている。例えば、操作順序対応上限設定手段230が「中央チェリーA」についての「支払上限数」に設定した場合において、操作順序記憶手段240が「中・右押し」または「中・左押し」を記憶するときには「15枚」を選択し、操作順序記憶手段240が「順押し」または「逆押し」を記憶するときには「10枚」を選択し、操作順序記憶手段240が「ハサミ押し」または「逆ハサミ押し」を記憶するときには「5枚」を選択する。
(支払制御手段210)
支払制御手段210は、入賞判定手段170が特定の当選役の入賞と判定したことを契機に、メダルを支払う制御を行うためのものである。
「特定の当選役」は、本実施の形態では、「ベル当選役」、「スイカ当選役」、「左チェリー当選役」及び「中央チェリー当選役」が該当する。
ここで、特定の当選役について支払制御手段210の制御により支払うメダルの枚数の基準を、以下「支払基準数」という。支払制御手段210は、「ベル当選役」及び「チェリー当選役」について、「15枚」を支払基準数として予め記憶する。また、支払制御手段210は、「左チェリー当選役」について、「8枚」を支払基準数として予め記憶する。また、支払制御手段210は、「中央チェリー当選役」について、「5枚」を支払基準数として予め記憶する。
また、支払制御手段210は、支払上限数選択手段250の選択した支払上限数が支払基準数以上であるときには、支払基準数分のメダルを支払う制御を行い、支払上限数選択手段250の選択した支払上限数が支払基準数未満であるときには、支払上限数分のメダルを支払う制御を行う。
なお、「メダルを支払う制御」は、「払い出し装置5にメダルを払い出させる制御」を行ってもよいし、「クレジット数記憶手段190のクレジット数を増加させる制御」を行ってもよい。
支払制御手段210は、大別すると、次の手段を備える。
(1)支払数決定手段
(2)メダルカウント手段
(3)クレジット数増加手段
(4)払い出し制御手段
なお、支払制御手段210としては、上記した(1)ないし(4)に限定されるものではない。
(支払数決定手段)
支払数決定手段は、入賞判定手段170が特定の当選役の入賞と判定した場合に、支払制御手段210の制御により支払うメダルの枚数を決定するものである。
本実施の形態では、支払数決定手段は、入賞判定手段170が特定の当選役の入賞と判定したことを契機に、当該当選役の「支払基準数」と、支払上限数選択手段250の選択した「支払上限数」とを対比する。そして、支払上限数選択手段250の選択した「支払上限数」が「支払基準数」以上であるときには、支払制御手段210の制御により支払うメダルの枚数を当該当選役の「支払基準数」に決定する。または、支払上限数選択手段250の選択した「支払上限数」が「支払基準数」未満であるときには、支払制御手段210の制御により支払うメダルの枚数を支払上限数選択手段250の選択した「支払上限数」に決定する。
具体的には、支払数決定手段は、例えば、入賞判定手段170が「ベル当選役の入賞」と判定した場合に、支払上限数選択手段250の選択した「支払上限数」が「15枚」であるときには、支払制御手段210の制御により支払うメダルの枚数を「15枚」に決定し、支払上限数選択手段250の選択した「支払上限数」が「10枚」であるときには、支払制御手段210の制御により支払うメダルの枚数を「10枚」に決定し、支払上限数選択手段250の選択した「支払上限数」が「6枚」であるときには、支払制御手段210の制御により支払うメダルの枚数を「6枚」に決定する。
また、支払数決定手段は、例えば、入賞判定手段170が「スイカ当選役の入賞」と判定した場合に、支払上限数選択手段250の選択した「支払上限数」が「15枚」であるときには、支払制御手段210の制御により支払うメダルの枚数を「15枚」に決定し、支払上限数選択手段250の選択した「支払上限数」が「12枚」であるときには、支払制御手段210の制御により支払うメダルの枚数を「12枚」に決定し、支払上限数選択手段250の選択した「支払上限数」が「4枚」であるときには、支払制御手段210の制御により支払うメダルの枚数を「4枚」に決定する。
また、支払数決定手段は、例えば、左回転リール23Lの「チェリー」の図柄が第一有効ライン37A上に停止して、入賞判定手段170が「左チェリー当選役の入賞」と判定した場合に、支払上限数選択手段250の選択した「支払上限数」が「15枚」であるときには、支払制御手段210の制御により支払うメダルの枚数を「8枚」に決定し、支払上限数選択手段250の選択した「支払上限数」が「8枚」であるときには、支払制御手段210の制御により支払うメダルの枚数を「8枚」に決定する。
ここで、左回転リール23Lの「チェリー」の図柄が第二有効ライン37B及び第四有効ライン37D上に停止して、入賞判定手段170が「左チェリー当選役の入賞」と判定した場合には、第二有効ライン37B及び第四有効ライン37Dのそれぞれに対して「左チェリー当選役の入賞」となるので、「支払基準数」は「8枚×2本」=「16枚」になる。また、左回転リール23Lの「チェリー」の図柄が第三有効ライン37C及び第五有効ライン37E上に停止して、入賞判定手段170が「左チェリー当選役の入賞」と判定した場合には、第三有効ライン37C及び第五有効ライン37Eのそれぞれに対して「左チェリー当選役の入賞」となるので、「支払基準数」は「8枚×2本」=「16枚」になる。
そして、支払数決定手段は、例えば、左回転リール23Lの「チェリー」の図柄が第二有効ライン37B及び第四有効ライン37D上に停止して、入賞判定手段170が「左チェリー当選役の入賞」と判定した場合に、支払上限数選択手段250の選択した「支払上限数」が「15枚」であるときには、支払制御手段210の制御により支払うメダルの枚数を「15枚」に決定し、支払上限数選択手段250の選択した「支払上限数」が「8枚」であるときには、支払制御手段210の制御により支払うメダルの枚数を「8枚」に決定する。
また、支払数決定手段は、例えば、左回転リール23Lの「チェリー」の図柄が第三有効ライン37C及び第五有効ライン37E上に停止して、入賞判定手段170が「左チェリー当選役の入賞」と判定した場合に、支払上限数選択手段250の選択した「支払上限数」が「15枚」であるときには、支払制御手段210の制御により支払うメダルの枚数を「15枚」に決定し、支払上限数選択手段250の選択した「支払上限数」が「8枚」であるときには、支払制御手段210の制御により支払うメダルの枚数を「8枚」に決定する。
また、支払数決定手段は、例えば、中央回転リール23Mの「チェリー」の図柄が第二有効ライン37Bまたは第三有効ライン37C上に停止して、入賞判定手段170が「中央チェリー当選役の入賞」と判定した場合に、支払上限数選択手段250の選択した「支払上限数」が「15枚」であるときには、支払制御手段210の制御により支払うメダルの枚数を「5枚」に決定し、支払上限数選択手段250の選択した「支払上限数」が「5枚」であるときには、支払制御手段210の制御により支払うメダルの枚数を「5枚」に決定する。
ここで、中央回転リール23Mの「チェリー」の図柄が第一有効ライン37A、第四有効ライン37D及び第五有効ライン37E上に停止して、入賞判定手段170が「中央チェリー当選役の入賞」と判定した場合には、第一有効ライン37A、第四有効ライン37D及び第五有効ライン37Eのそれぞれに対して「中央チェリー当選役の入賞」となるので、「支払基準数」は「5枚×3本」=「15枚」になる。
そして、支払数決定手段は、例えば、中央回転リール23Mの「チェリー」の図柄が第一有効ライン37A、第四有効ライン37D及び第五有効ライン37E上に停止して、入賞判定手段170が「中央チェリー当選役の入賞」と判定した場合に、支払上限数選択手段250の選択した「支払上限数」が「15枚」であるときには、支払制御手段210の制御により支払うメダルの枚数を「15枚」に決定し、支払上限数選択手段250の選択した「支払上限数」が「10枚」であるときには、支払制御手段210の制御により支払うメダルの枚数を「10枚」に決定し、支払上限数選択手段250の選択した「支払上限数」が「5枚」であるときには、支払制御手段210の制御により支払うメダルの枚数を「5枚」に決定する。
(メダルカウント手段)
メダルカウント手段は、支払制御手段210の制御により支払われたメダルの枚数をカウントするためのものである。
具体的には、支払数決定手段が、支払制御手段210の制御により支払うメダルの枚数を決定すると、メダルカウント手段のカウント数が当該枚数にセットされる。例えば、支払数決定手段が「15枚」に決定したときには、メダルカウント手段のカウント数が「15」にセットされる。
そして、クレジット数記憶手段190のクレジット数に「1」を加算する更新が行われる度に、または1枚のメダルが払い出し装置5の払い出しセンサーにより検出される度に、メダルカウント手段のカウント数から「1」を減算する更新を行う。
なお、メダルカウント手段のカウント数が「0」に到達すると、メダルを支払う制御を終了するようになっている。
(クレジット数増加手段)
クレジット数増加手段は、クレジット数記憶手段190のクレジット数を増加させる制御、つまり、クレジット数記憶手段190のクレジット数にメダルカウント手段のカウント数を加算する更新を行うためのものである。
具体的には、クレジット数増加手段は、クレジット数記憶手段190のクレジット数に「1」を加算する更新を、メダルカウント手段のカウント数が「0」に到達するまで繰り返す。ただし、クレジット数記憶手段190のクレジット数が上限の「50」に達しているときには、この更新を行わない。
(払い出し制御手段)
払い出し制御手段は、クレジット数記憶手段190のクレジット数の上限を超えてメダルを支払う場合に、上限を超えた枚数のメダルを払い出し装置5に払い出させる制御を行うためのものである。
具体的には、払い出し制御手段は、メダルカウント手段のカウント数が「0」に到達する前にクレジット数記憶手段190のクレジット数が上限の「50」に達したことを契機に、払い出し装置5にメダルを払い出させる制御を、メダルカウント手段のカウント数が「0」に到達するまで行うようになっている。
(遊技状態更新手段200)
遊技状態更新手段200は、次のゲームに持ち越す必要のないRAMのデータをクリアするためのものである。
具体的には、遊技状態更新手段200が遊技制御装置100のRAMの所定領域をクリアすることにより、小役当選フラグの消去、入賞済みのボーナス当選フラグの消去、ベット数記憶手段180のベット数のクリア、操作順序記憶手段240の記憶する操作順序のクリア等がなされる。
(リプレイ入賞ベット手段220)
リプレイ入賞ベット手段220は、入賞判定手段170により「リプレイ当選役の入賞」と判定されたことを契機に、新たにメダルを消費することなく、スロットマシンSをメダルがベットされた状態にするためのものである。
具体的には、リプレイ入賞ベット手段220は、入賞判定手段170により「リプレイ当選役の入賞」と判定されるとともに、遊技状態更新手段200により遊技制御装置100のRAMの所定領域がクリアされたことを契機に、前回のゲームでベットされたメダルの枚数、つまり「3」をベット数記憶手段180のベット数に加算する更新を行う。
(演出制御装置300)
演出制御装置300は、遊技制御装置100からの信号に基づいて演出装置8の出力を制御するためのものである。
また、演出制御装置300の出力段には、図5に示すように、演出装置8(ランプ33、画像表示装置34、スピーカ35)などのパーツが接続されている。
演出制御装置は、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することにより、報知抽選手段360、画像データ記憶手段310、画像表示制御手段320、音声データ記憶手段330、音声出力制御手段340、ランプ点滅制御手段350などとして機能する(図5参照)。
次に、演出制御装置300が備える各手段について説明する。
(報知抽選手段360)
報知抽選手段360は、当選抽選手段130の抽選で特定の当選役に当選したことを契機に、ストップスイッチ54の操作順序に関する情報のいずれを報知するか又は報知しないかの抽選を行うためのものである。
具体的には、報知抽選手段360は、当選抽選手段130の抽選で「ベル当選役」に当選した場合に、第2乱数抽出データが「ベルA」ないし「ベルF」のいずれかの領域に属するときには、ストップスイッチ54の6通りの操作順序のうちで「支払上限数が最も多い操作順序」、「支払上限数が最も多い操作順序において、1番目に操作するストップスイッチ54」、若しくは「支払上限数が最も少ない操作順序」を報知するか、又は報知しないかを抽選で決定する。例えば、報知抽選手段360は、当選抽選手段130の抽選で「ベル当選役」に当選した場合に、第2乱数抽出データが「ベルA」の領域に属するときには、「支払上限数が最も多い「順押し」を報知する」、「「支払上限数が最も多くなり得る、1番目に左ストップスイッチ54Lを操作」を報知する」、「支払上限数が最も少ない「ハサミ押し」を報知する」、又は「報知しない」のいずれかに抽選で決定する。
また、報知抽選手段360は、当選抽選手段130の抽選で「ベル当選役」に当選した場合に、第2乱数抽出データが「ベルG」ないし「ベルI」のいずれかの領域に属するときには、ストップスイッチ54の6通りの操作順序のうちで「支払上限数が最も少ない操作順序」の一方、若しくは「支払上限数が最も少ない操作順序」の他方を報知するか、又は報知しないかを抽選で決定する。例えば、報知抽選手段360は、当選抽選手段130の抽選で「ベル当選役」に当選した場合に、第2乱数抽出データが「ベルG」の領域に属するときには、「支払上限数が最も少ない「順押し」を報知する」、「支払上限数が最も少ない「ハサミ押し」を報知する」、または「報知しない」のいずれかに抽選で決定する。
また、報知抽選手段360は、当選抽選手段130の抽選で「スイカ当選役」に当選した場合には、ストップスイッチ54の6通りの操作順序のうちで「支払上限数が最も多い操作順序」、「支払上限数が最も少ない操作順序」の一方、「支払上限数が最も少ない操作順序」の他方、若しくは「支払上限数が最も少ない操作順序」の両方を報知するか、又は報知しないかを抽選で決定する。例えば、報知抽選手段360は、当選抽選手段130の抽選で「スイカ当選役」に当選した場合に、第2乱数抽出データが「スイカA」の領域に属するときには、「支払上限数が最も多い「順押し」を報知する」、「支払上限数が最も少ない「逆ハサミ押し」を報知する」、「支払上限数が最も少ない「中・右押し」を報知する」、「支払上限数が最も少ない「逆ハサミ押し」及び「中・右押し」を報知する」、又は「報知しない」のいずれかに抽選で決定する。
また、報知抽選手段360は、当選抽選手段130の抽選で「左チェリー当選役」に当選した場合には、ストップスイッチ54の6通りの操作順序のうちで「支払上限数が最も多い操作順序における、左ストップスイッチ54Lの操作順序」を報知するか、又は報知しないかを抽選で決定する。例えば、報知抽選手段360は、当選抽選手段130の抽選で「左チェリー当選役」に当選した場合に、第2乱数抽出データが「左チェリーA」の領域に属するときには、「「支払上限数が最も多くなるのは、左ストップスイッチ54Lを1番目に操作」を報知する」、または「報知しない」のいずれかに抽選で決定する。
また、報知抽選手段360は、当選抽選手段130の抽選で「中央チェリー当選役」に当選した場合には、ストップスイッチ54の6通りの操作順序のうちで「支払上限数が最も多い操作順序における、中央ストップスイッチ54Mの操作順序」、若しくは「支払上限数が最も少ない操作順序における、中央ストップスイッチ54Mの操作順序」を報知するか、又は報知しないかを抽選で決定する。例えば、報知抽選手段360は、当選抽選手段130の抽選で「中央チェリー当選役」に当選した場合に、第2乱数抽出データが「中央チェリーA」の領域に属するときには、「「支払上限数が最も多くなるのは、中央ストップスイッチ54Mを1番目に操作」を報知する」、「「支払上限数が最も少なくなるのは、中央ストップスイッチ54Mを3番目に操作」を報知する」、または「報知しない」のいずれかに抽選で決定する。
なお、報知抽選手段360は、当選抽選手段130と同様に乱数を用いて抽選を行うものとし、これについての説明は省略する。
また、報知抽選手段360が、ストップスイッチ54の操作順序に関する情報を報知することを抽選で決定すると、報知装置8が当該情報の報知を行う。具体的には、画像表示装置34が、当選抽選手段130の抽選で当選した当選役に関する情報、及びストップスイッチ54の操作順序に関する情報を報知する画像を表示するとともに、スピーカ35が、特定の効果音を出力する。
(画像データ記憶手段310)
画像データ記憶手段310は、画像表示装置34に表示させる画像に関するデータ(画像データ)を記憶する。この画像データは、ROMに格納されており、必要に応じてCPUに出力される。
(画像表示制御手段320)
画像表示制御手段320は、画像データ記憶手段310の記憶する画像データに基づいて、画像表示装置34の画像の表示を制御するためのものである。換言すると、遊技制御装置100からの信号に基づき、画像データ記憶手段310の記憶する画像データを選択し、この画像データに従って画像表示装置34に画像を表示させるようになっている。
具体的には、例えば、当選抽選手段130の抽選で「ベル当選役」に当選した場合に、報知抽選手段360が「支払上限数が最も多い「順押し」を報知する」ことを決定したときには、「ベル当選役」に当選したこと、及び「順押し」が支払上限数の最も多い操作順序であることを示唆する画像を画像表示装置34に表示させる。
また、例えば、当選抽選手段130の抽選で「ベル当選役」に当選した場合に、報知抽選手段360が「「支払上限数が最も多くなるのは、1番目に左ストップスイッチ54Lを操作」を報知する」ことを決定したときには、「ベル当選役」に当選したこと、及び「1番目に左ストップスイッチ54Lを操作」が支払上限数の最も多くなる操作順序であることを示唆する画像を画像表示装置34に表示させる。
また、例えば、当選抽選手段130の抽選で「スイカ当選役」に当選した場合に、報知抽選手段360が「支払上限数が最も少ない「逆ハサミ押し」を報知する」ことを決定したときには、「スイカ当選役」に当選したこと、及び「逆ハサミ押し」が支払上限数の最も少ない操作順序であることを示唆する画像を画像表示装置34に表示させる。
また、例えば、当選抽選手段130の抽選で「スイカ当選役」に当選した場合に、報知抽選手段360が「支払上限数が最も少ない「逆ハサミ押し」及び「中・右押し」を報知する」ことを決定したときには、「スイカ当選役」に当選したこと、及び「逆ハサミ押し」及び「中・右押し」が支払上限数の最も少ない操作順序であることを示唆する画像を画像表示装置34に表示させる。
また、例えば、当選抽選手段130の抽選で「左チェリー当選役」に当選した場合に、報知抽選手段360が「「支払上限数が最も多くなるのは、1番目に左ストップスイッチ54Lを操作」を報知する」ことを決定したときには、「左チェリー当選役」に当選したこと、及び「左ストップスイッチ54Lを1番目に操作」が支払上限数の最も多い操作順序であることを示唆する画像を画像表示装置34に表示させる。
また、例えば、当選抽選手段130の抽選で「中央チェリー当選役」に当選した場合に、報知抽選手段360が「「支払上限数が最も少なくなるのは、3番目に中央ストップスイッチ54Mを操作」を報知する」ことを決定したときには、「中央チェリー当選役」に当選したこと、及び「中央ストップスイッチ54Mを3番目に操作」が支払上限数の最も少ない操作順序であることを示唆する画像を画像表示装置34に表示させる。
(音声データ記憶手段330)
音声データ記憶手段330は、スピーカ35に出力させる音声に関するデータ(音声データ)を記憶する。この音声データは、ROMに格納されており、必要に応じてCPUに出力される。
(音声出力制御手段340)
音声出力制御手段340は、音声データ記憶手段330の記憶する音声データに基づいて、スピーカ35の音声の出力を制御するためのものである。換言すると、遊技制御装置100からの信号に基づき、音声データ記憶手段330の記憶する音声データを選択し、この音声データに従ってスピーカ35にBGMや効果音を発生させるようになっている。
具体的には、例えば、報知抽選手段360が複数個のストップスイッチ54の操作順序に関する情報を報知することを抽選で決定すると、特定の効果音をスピーカ35に出力させる。
(ランプ点滅制御手段350)
ランプ点滅制御手段350は、ランプ33の点滅を制御するためのものである。具体的には、ランプ点滅制御手段350は、遊技制御装置100からの信号に基づき、複数の点滅パターンから1つ選択し、この点滅パターンに従ってランプ33を点滅させるようになっている。
(スロットマシンSの動作)
本実施の形態に係るスロットマシンSの動作の概略について、図10に示したフローチャートを用いて説明する。
ステップ101において、遊技状態更新手段200による遊技状態更新処理が行われる。具体的には、RAMの所定の領域がクリアされて、通常当選フラグの消去、入賞済みのボーナス当選フラグの消去、ベット数記憶手段180のベット数のクリア、操作順序記憶手段240の記憶する操作順序のクリア等がなされる。そして、ステップ102に進む。
ステップ102において、前回のゲームで「リプレイ当選役」に入賞したか否かの判断が行われる。そして、前回のゲームで「リプレイ当選役」に入賞したと判断した場合には、ステップ103に進む。前回のゲームで「リプレイ当選役」に入賞していないと判断した場合には、ステップ104に進む。
ステップ103において、リプレイ入賞ベット手段220によるリプレイ入賞ベット処理が行われる。具体的には、前回のゲームでベットされたメダルの枚数、つまり「3」をベット数記憶手段180のベット数に加算する更新が行われる。そして、ステップ105に進む。
ステップ104において、ベット処理が行われる。具体的には、投入センサー7がメダルを検出すると、クレジット数記憶手段180のベット数に「1」を加算する更新が行われる。または、ベットスイッチ51が操作されると、クレジット数記憶手段190のクレジット数を減じるとともに、クレジット数記憶手段180のベット数に加算する更新が行われる。そして、ステップ105に進む。
ステップ105において、スタートスイッチ53が操作されたか否かの判断が行われる。そして、スタートスイッチ53が操作されたと判断したときには、ステップ106に進む。スタートスイッチ53が操作されていないと判断したときには、ステップ105に戻る。
ステップ106において、3個の回転リール23の回転が開始される。そして、ステップ107に進む。
ステップ107において、当選抽選手段130による当選抽選処理が行われる。具体的には、複数の当選役のいずれに当選かまたはハズレかの抽選が行われる。この抽選で当選すると、当該当選に対応した当選フラグが遊技制御装置100のRAMの所定領域に設定される。そして、ステップ108に進む。
ステップ108において、操作順序対応上限設定手段230による操作順序対応上限設定処理が行われる。なお、操作順序対応上限設定処理については、後述する。
ステップ109において、停止制御手段160による停止制御処理が行われる。そして、ステップ110に進む。なお、停止制御処理については、後述する。
ステップ110において、入賞判定手段170による入賞判定処理が行われる。具体的には、複数の当選役のいずれに入賞か又は入賞なしかの判定が行われる。そして、ステップ111に進む。
ステップ111において、支払制御手段210による支払制御処理が行われる。そして、ステップ112に進む。なお、支払制御処理については、後述する。
ステップ112において、遊技移行処理が行われる。そして、ゲームを終了する。
次に、ステップ108の操作順序対応上限設定処理について、図11に示したフローチャートを用いて説明する。
ステップ201において、遊技制御装置100のRAMの所定領域に「ベル当選フラグ」を有するか否かの判断が行われる。そして、遊技制御装置100のRAMの所定領域に「ベル当選フラグ」を有さないと判断したときには、ステップ202に進む。遊技制御装置100のRAMの所定領域に「ベル当選フラグ」を有すると判断したときには、ステップ205に進む。
ステップ202において、遊技制御装置100のRAMの所定領域に「スイカ当選フラグ」を有するか否かの判断が行われる。そして、遊技制御装置100のRAMの所定領域に「スイカ当選フラグ」を有さないと判断したときには、ステップ203に進む。遊技制御装置100のRAMの所定領域に「スイカ当選フラグ」を有すると判断したときには、ステップ205に進む。
ステップ203において、遊技制御装置100のRAMの所定領域に「左チェリー当選フラグ」を有するか否かの判断が行われる。そして、遊技制御装置100のRAMの所定領域に「左チェリー当選フラグ」を有さないと判断したときには、ステップ204に進む。遊技制御装置100のRAMの所定領域に「左チェリー当選フラグ」を有すると判断したときには、ステップ205に進む。
ステップ204において、遊技制御装置100のRAMの所定領域に「中央チェリー当選フラグ」を有するか否かの判断が行われる。そして、遊技制御装置100のRAMの所定領域に「中央チェリー当選フラグ」を有すると判断したときには、ステップ205に進む。遊技制御装置100のRAMの所定領域に「中央チェリー当選フラグ」を有さないと判断したときには、操作順序対応上限設定処理を終了する。
ステップ205において、第2乱数抽出手段により第2抽出乱数データを取得する。具体的には、乱数発生手段により発生される乱数から1つの数値を抽出し、第2抽出乱数データとする。そして、ステップ206に進む。
ステップ206において、遊技制御装置100のRAMの所定領域に有する当選フラグに応じた操作順序対応上限テーブルが、操作順序対応上限テーブル選択手段により読み出される。そして、ステップ207に進む。
ステップ207において、第2抽出乱数データの属する操作順序対応上限テーブルの領域に基づき、6通りの操作順序ごとの「支払上限数」が操作順序対応枚数決定手段により決定される。そして、操作順序対応上限設定処理を終了する。
次に、ステップ109の停止制御処理について、図12に示したフローチャートを用いて説明する。
ステップ301において、遊技制御装置100のRAMの所定領域に有する当選フラグに対応して、停止テーブルが読み出される。そして、ステップ302に進む。
ステップ302において、N番目(「N」は1〜3)のストップスイッチ54が操作されたか否かの判断が行われる。そして、N番目のストップスイッチ54が操作されたと判断したときには、ステップ303に進む。N番目のストップスイッチ54が操作されていないと判断したときには、ステップ302に戻る。
ステップ303において、N番目にどのストップスイッチ54が操作されたかを、遊技制御装置100のRAMの所定領域に記憶させる。そして、ステップ304に進む。
ステップ304において、読み出した停止テーブルを参照して、操作されたストップスイッチ54に対応する回転リール23の滑りコマ数を取得する。そして、ステップ305に進む。
ステップ305において、取得した滑りコマ数分の停止基準位置を通過させてから最初に図柄表示窓31に表示される停止基準位置に回転リール23が停止するように、ステッピングモータの回転駆動を停止する。そして、ステップ306に進む。
ステップ306において、3個の回転リール23がすべて回転を停止したか否かの判断が行われる。そして、3個の回転リール23がすべて回転を停止したと判断した場合には、停止制御処理を終了する。いずれかの回転リール23が回転していると判断した場合は、ステップ302に進む。
次に、ステップ111の支払制御処理について、図13に示したフローチャートを用いて説明する。
ステップ401において、入賞判定処理の判定結果が「ベル当選役の入賞」であるか否かの判断が行われる。そして、入賞判定処理の判定結果が「ベル当選役の入賞」でないと判断した場合には、ステップ402に進む。入賞判定処理の判定結果が「ベル当選役の入賞」であると判断した場合には、ステップ405に進む。
ステップ402において、入賞判定処理の判定結果が「スイカ当選役の入賞」であるか否かの判断が行われる。そして、入賞判定処理の判定結果が「スイカ当選役の入賞」でないと判断した場合には、ステップ403に進む。入賞判定処理の判定結果が「スイカ当選役の入賞」であると判断した場合には、ステップ405に進む。
ステップ403において、入賞判定処理の判定結果が「左チェリー当選役の入賞」であるか否かの判断が行われる。そして、入賞判定処理の判定結果が「左チェリー当選役の入賞」でないと判断した場合には、ステップ404に進む。入賞判定処理の判定結果が「左チェリー当選役の入賞」であると判断した場合には、ステップ405に進む。
ステップ404において、入賞判定処理の判定結果が「中央チェリー当選役の入賞」であるか否かの判断が行われる。そして、入賞判定処理の判定結果が「中央チェリー当選役の入賞」であると判断した場合には、ステップ405に進む。入賞判定処理の判定結果が「中央チェリー当選役の入賞」でないと判断した場合には、支払制御処理を終了する。
ステップ405において、操作順序対応上限設定処理で決定した各操作順序の「支払上限数」の中から、遊技制御装置100のRAMの所定領域に記憶させた操作順序に対応する「支払上限数」が、支払上限数選択手段250により選択される。そして、ステップ406に進む。
ステップ406において、入賞判定手段170により入賞と判定された当選役に応じた「支払基準数」を取得する。なお、入賞判定手段170が「左チェリー当選役の入賞」または「中央チェリー当選役の入賞」と判定された場合には、さらに「チェリー」の図柄の停止する有効ライン37に応じた「支払基準数」を取得する。そして、ステップ407に進む。
ステップ407において、支払上限数選択手段250の選択した「支払上限数」が、入賞判定手段170により入賞と判定された当選役の「支払基準数」以上であるか否か、支払数決定手段により判断される。そして、「支払上限数」が「支払基準数」以上であると判断した場合には、ステップ408に進む。「支払上限数」が「支払基準数」未満であると判断した場合には、ステップ409に進む。
ステップ408において、メダルカウント手段のカウント数を、支払上限数選択手段250の選択した「支払上限数」にセットする。そして、ステップ410に進む。
ステップ409において、メダルカウント手段のカウント数を、入賞判定手段170により入賞と判定された当選役の「支払基準数」にセットする。そして、ステップ410に進む。
ステップ410において、クレジット数記憶手段180のクレジット数が上限の「50」に達しているか否かの判断が行われる。そして、クレジット数が「50」に達していると判断した場合には、ステップ411に進む。クレジット数が「50」に達していないと判断した場合には、ステップ414に進む。
ステップ411において、払い出し装置5の送り出し機構の作動を開始する。そして、ステップ412に進む。
ステップ412において、1枚のメダルが払い出し装置5の払い出しセンサーにより検出されたか否かの判断が行われる。そして、1枚のメダルが検出されたと判断した場合には、ステップ413に進む。1枚のメダルが検出されていないと判断した場合には、ステップ412に戻る。
ステップ413において、払い出し装置5の送り出し機構の作動を停止する。そして、ステップ415に進む。
ステップ414において、クレジット数記憶手段180のクレジット数に「1」を加算する更新を行う。そして、ステップ415に進む。
ステップ415において、メダルカウント手段のカウント数から「1」を減算する更新を行う。そして、ステップ416に進む。
ステップ416において、メダルカウント手段のカウント数が「0」に達しているか否かの判断が行われる。そして、メダルカウント手段のカウント数が「0」に達していると判断した場合には、支払制御処理を終了する。メダルカウント手段のカウント数が「0」に達していないと判断した場合には、ステップ410に戻る。
以上のように、本実施の形態によれば、特定の当選役(ベル当選役、スイカ当選役、左チェリー当選役または中央チェリー当選役)に当選したことを契機に、3個のストップスイッチ54の操作順序ごとに支払上限数を設定する。また、当該当選役に入賞したことを契機に、現実に操作された3個のストップスイッチ54の操作順序に応じて、いずれかの支払上限数に決定される。そして、当該支払上限数が支払基準数以上であるときには、支払基準数分のメダルを支払う制御を行い、当該支払上限数が支払基準数未満であるときには、当該支払上限数分のメダルを支払う制御を行うようになっている。これにより、どのような順序で3個のストップスイッチ54を操作すべきかという点で、遊技の興趣を増すことができる。
また、本実施の形態によれば、3個のストップスイッチ54の操作順序ごとに支払上限数を設定した場合に、最も多い支払上限数に対応するストップスイッチ54の操作順序を報知するようになっている。そして、遊技者は、最も多い枚数のメダルを獲得するために、報知された操作順序で複数個のストップスイッチ54を操作するようになる。このように、どのような順序で3個のストップスイッチ54を操作すべきかという点で、遊技の興趣を増すことができる。
また、本実施の形態によれば、3個のストップスイッチ54の操作順序ごとに支払上限数を設定した場合に、最も少ない支払上限数に対応するストップスイッチ54の操作順序を報知するようになっている。そして、遊技者は、より多くの枚数のメダルを獲得するために、報知された操作順序以外の操作順序で複数個のストップスイッチ54を操作するようになる。このように、どのような順序で3個のストップスイッチ54を操作すべきかという点で、遊技の興趣を増すことができる。
また、本実施の形態によれば、左回転リール23Lの「チェリー」の図柄が第一有効ライン37A上に停止して、「左チェリー当選役」に入賞した場合には、3個のストップスイッチ54をいずれの操作順序で操作しても、8枚のメダルが支払われるようになっている。これに対し、左回転リール23Lの「チェリー」の図柄が第二有効ライン37B及び第四有効ライン37D上、または第三有効ライン37C及び第五有効ライン37E上に停止して、「左チェリー当選役」に入賞した場合には、3個のストップスイッチ54の操作順序に応じて、8枚または15枚のメダルが支払われるようになっている。つまり、左回転リール23Lの「チェリー」の図柄が停止した有効ライン37が1本である場合には、3個のストップスイッチの操作順序とは無関係に1本分の支払基準数のメダルが支払われるのに対し、左回転リール23Lの「チェリー」の図柄が停止した有効ライン37が2本である場合には、3個のストップスイッチ54の操作順序に応じて1本分または2本分の支払基準数のメダルが支払われる。これにより、新たな遊技性が得られる。
また、本実施の形態によれば、中央回転リール23Mの「チェリー」の図柄が第二有効ライン37Bまたは第三有効ライン37C上に停止して、「中央チェリー当選役」に入賞した場合には、3個のストップスイッチ54をいずれの操作順序で操作しても、8枚のメダルが支払われるようになっている。これに対し、中央回転リール23Mの「チェリー」の図柄が第一有効ライン37A、第四有効ライン37D及び第五有効ライン37E上に停止して、「中央チェリー当選役」に入賞した場合には、3個のストップスイッチ54の操作順序に応じて、5枚、10枚または15枚のメダルが支払われるようになっている。つまり、左回転リール23Lの「チェリー」の図柄が停止した有効ライン37が1本である場合には、3個のストップスイッチの操作順序とは無関係に1本分の支払基準数のメダルが支払われるのに対し、左回転リール23Lの「チェリー」の図柄が停止した有効ライン37が3本である場合には、3個のストップスイッチ54の操作順序に応じて1本分ないし3本分の支払基準数のメダルが支払われる。これにより、新たな遊技性が得られる。
また、ベル操作順序対応上限テーブルには、「ベルA」ないし「ベルF」の各領域について、「支払上限数が最も少ない操作順序」と「支払上限数が最も多い操作順序」とが1つずつ設定されている。例えば、「ベルA」では、「支払上限数が最も多い操作順序」は「順押し」であり、「支払上限数が最も少ない操作順序」は「ハサミ押し」である。ここで、「1番目に左ストップスイッチ54Lを操作」が支払上限数の最も多くなる操作順序であることを示唆する画像を画像表示装置34に表示させた場合に、「順押し」が支払上限数の最も多い操作順序なのか、それとも「ハサミ押し」が支払上限数の最も多い操作順序なのか、遊技者に分からないようになっている。したがって、「順押し」でストップスイッチ54を操作するか、「ハサミ押し」でストップスイッチ54を操作するかによって、支払上限数が異なってくることから、遊技の興趣を増すことができる。
また、ベル操作順序対応上限テーブルには、「ベルA」ないし「ベルF」の各領域について、「支払上限数が最も少ない操作順序」と「支払上限数が最も多い操作順序」とが1つずつ設定されているが、「ベルG」ないし「ベルI」の各領域について、「支払上限数が最も少ない操作順序」が2つずつ設定されている。例えば、「ベルB」では、「支払上限数が最も少ない操作順序」は「順押し」であり、「支払上限数が最も多い操作順序」は「ハサミ押し」である。また、「ベルG」では、「支払上限数が最も少ない操作順序」は「順押し」及び「ハサミ押し」である。ここで、「ハサミ押し」が支払上限数の最も少ない操作順序であることを示唆する画像を画像表示装置34に表示させた場合に、遊技者がベル操作順序対応上限テーブルの内容を知っていたとしても、「順押し」が支払上限数の最も多い操作順序なのか、それとも支払上限数の最も少ない操作順序なのか分からないようになっている。したがって、「順押し」でストップスイッチ54を操作するか、「順押し」及び「ハサミ押し」以外の操作順序でストップスイッチ54を操作するかによって、支払上限数が異なってくることから、遊技の興趣を増すことができる。
また、スイカ操作順序対応上限テーブルには、「スイカA」ないし「スイカF」の各領域について、「支払上限数が最も多い操作順序」が1つずつ、「支払上限数が最も少ない操作順序」が2つずつ設定されている。また、1つの領域について設定された「支払上限数が最も多い操作順序」及び「支払上限数が最も少ない操作順序」は、同じストップスイッチ54を操作する順番が互いに異なるようになっている。例えば、「スイカA」では、「支払上限数が最も多い操作順序」は「順押し」であり、「支払上限数が最も少ない操作順序」は「逆ハサミ押し」及び「中・右押し」である。ここで、「逆ハサミ押し」及び「中・右押し」が支払上限数の最も少ない操作順序であることを示唆する画像を画像表示装置34に表示させた場合に、遊技者がスイカ操作順序対応上限テーブルの内容を知っていれば、「順押し」が支払上限数の最も多い操作順序であることを予想することができる。したがって、「順押し」することにより、最も多い枚数のメダルを獲得することができることから、遊技の興趣を増すことができる。
また、例えば、「スイカB」では、「支払上限数が最も多い操作順序」は「逆押し」であり、「支払上限数が最も少ない操作順序」は「ハサミ押し」及び「中・左押し」である。また、「スイカC」では、「支払上限数が最も多い操作順序」は「ハサミ押し」であり、「支払上限数が最も少ない操作順序」は「逆押し」及び「中・左押し」である。ここで、「中・左押し」が支払上限数の最も少ない操作順序であることを示唆する画像を画像表示装置34に表示させた場合に、遊技者がスイカ操作順序対応上限テーブルの内容を知っていたとしても、「逆押し」が支払上限数の最も多い操作順序なのか、それとも「ハサミ押し」が支払上限数の最も多い操作順序なのか分からないようになっている。したがって、「逆押し」でストップスイッチ54を操作するか、「ハサミ押し」でストップスイッチ54を操作するかによって、支払上限数が異なってくることから、遊技の興趣を増すことができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲における変形や改良も含むものである。
上述した実施の形態では、複数の有効ライン37に対して1種類の当選役が入賞し得るようになっている。具体的には、2本の有効ライン37に対して「左チェリー当選役」が入賞し得るように、3本の有効ライン37に対して「中央チェリー当選役」が入賞し得るようになっている。そして、本発明は、複数の有効ライン37に対して2種類以上の当選役が入賞し得るようにしてもよい。具体的には、1本の有効ライン37に対して「ベル当選役」が、当該有効ライン37以外の1または2本の有効ライン37に対して「左チェリー当選役」が、それぞれ同時に入賞し得るようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、ベット数記憶手段180の記憶するベット数が「3」となり、5本の有効ライン37が有効化されると、1ゲームを開始することができるようになっているが、本発明は、これに限定されるものでない。
本発明の実施の形態に係るスロットマシンを示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンにおいて前扉を取り外した状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンにおける図柄表示窓及び有効ラインを示す正面図である。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンにおいて各回転リールのリールテープの一部を展開して示す展開図である。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンにおける制御装置の入力、制御及び出力の概略を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンにおけるベル操作順序対応上限テーブルを示す説明図である。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンにおけるスイカ操作順序対応上限テーブルを示す説明図である。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンにおける左チェリー操作順序対応上限テーブルを示す説明図である。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンにおける中央チェリー操作順序対応上限テーブルを示す説明図である。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンの動作の概略を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンにおける操作順序対応上限設定処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンにおける停止制御処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンにおける支払制御処理を示すフローチャートである。
符号の説明
S スロットマシン 1 筐体
2 交換ユニット 3 前扉
4 電源ユニット 5 払い出し装置
6 メダルセレクター 7 投入センサー
8 演出装置 9 インデックスセンサー
10 制御装置 11 正面開口部
12 中板 13 開口上部
14 開口下部 15 底板
16A 右側板 16B 左側板
17 天板 18 筐体側蝶番
21 枠体 22 リールユニット
23 回転リール 24 基板ユニット
25 枠体側蝶番 28 リールテープ
30 上扉 31 図柄表示窓
32 数値表示部 33 ランプ
34 画像表示装置 35 スピーカ
36 上扉側蝶番 37 有効ライン
40 下扉 41 メダル払い出し口
42 メダル投入口 43 メダル受け皿
44 メダル排出部 46 下扉側蝶番
50 操作部 51 ベットスイッチ
52 精算スイッチ 53 スタートスイッチ
54 ストップスイッチ
100 遊技制御装置 110 通常遊技制御装置
120 特別遊技制御手段 130 当選抽選手段
140 回転制御手段 150 回転位置判断手段
160 停止制御手段 170 入賞判定手段
180 ベット数記憶手段 190 クレジット数記憶手段
200 遊技状態更新手段 210 支払制御手段
220 リプレイ入賞ベット手段 230 操作順序対応上限設定手段
240 操作順序記憶手段 250 支払上限数選択手段
300 演出制御装置 310 画像データ記憶手段
320 画像表示制御手段 330 音声データ記憶手段
340 音声出力制御手段 350 ランプ点滅制御手段
360 報知抽選手段

Claims (3)

  1. 表面に複数個の図柄が付された複数個の回転リールと、
    各回転リールの回転を開始させるためのスタートスイッチと、
    各回転リールに対応して設けられ、対応する回転リールの回転を停止させるためのストップスイッチと、
    スタートスイッチの操作を契機に、複数の当選役のいずれに当選か又はハズレかの抽選を行うための当選抽選手段と、
    ストップスイッチの操作を契機に、対応する回転リールの回転位置及び当選抽選手段の抽選結果に基づいて、当該回転リールの停止制御を行うための停止制御手段と、
    すべての回転リールの回転が停止したことを契機に、複数の当選役のいずれに入賞か又は入賞なしかの判定を行うための入賞判定手段と、
    入賞判定手段が特定の当選役の入賞と判定したことを契機に、遊技媒体を支払う制御を行うための支払制御手段とを備え、
    特定の当選役について支払制御手段の制御により支払う遊技媒体の数の基準(以下「支払基準数」という)を予め記憶したスロットマシンであって、
    当選抽選手段の抽選で特定の当選役に当選したことを契機に、入賞判定手段が当該当選役の入賞と判定した場合において支払制御手段の制御により支払う遊技媒体の数の上限(以下「支払上限数」という)を、複数個のストップスイッチの操作順序ごとに設定する操作順序対応上限設定手段と、
    当選抽選手段の抽選で特定の当選役に当選したことを契機に、複数個のストップスイッチについて現実に操作された操作順序を記憶する操作順序記憶手段と、
    入賞判定手段が特定の当選役の入賞と判定したことを契機に、操作順序対応上限設定手段の設定した支払上限数の中から操作順序記憶手段の記憶する操作順序に対応する支払上限数を選択する支払上限数選択手段とを備え、
    支払制御手段は、支払上限数選択手段の選択した支払上限数が支払基準数以上であるときには、支払基準数分の遊技媒体を支払う制御を行い、支払上限数選択手段の選択した支払上限数が支払基準数未満であるときには、支払上限数分の遊技媒体を支払う制御を行うことを特徴とするスロットマシン。
  2. 操作順序対応上限設定手段の設定した支払上限数の中で最も多い支払上限数に対応する操作順序についての情報を報知することができる請求項1に記載のスロットマシン。
  3. 操作順序対応上限設定手段の設定した支払上限数の中で最も少ない支払上限数に対応する操作順序についての情報を報知することができる請求項1に記載のスロットマシン。
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JP2014217447A (ja) * 2013-05-01 2014-11-20 京楽産業.株式会社 遊技機
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JP2016026799A (ja) * 2015-11-02 2016-02-18 株式会社オリンピア 遊技機
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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