JP2009152921A - フレア補正装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】被写体画像に黒沈みが生じるのを抑止しつつ、光源周辺に生じるフレアを的確に除去でき、効果的にフレア補正を行うことができるフレア補正装置を提供する。
【解決手段】被写体を撮像することにより得られる被写体画像を取得する被写体画像取得部131と、被写体中に光源が含まれた場合であっても輝度レベルが飽和しないように、被写体を撮像することにより得られる不飽和画像を取得する不飽和画像取得部133と、不飽和画像から得られる光源の位置に基づいて、光源の位置とフレア成分の位置とが対応するように、被写体画像に含まれるフレア成分を算出するフレア成分算出部132と、フレア成分を被写体画像から除去するフレア成分除去部とを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】被写体を撮像することにより得られる被写体画像を取得する被写体画像取得部131と、被写体中に光源が含まれた場合であっても輝度レベルが飽和しないように、被写体を撮像することにより得られる不飽和画像を取得する不飽和画像取得部133と、不飽和画像から得られる光源の位置に基づいて、光源の位置とフレア成分の位置とが対応するように、被写体画像に含まれるフレア成分を算出するフレア成分算出部132と、フレア成分を被写体画像から除去するフレア成分除去部とを備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えばレンズ等の光学系に起因するフレアが生じた被写体画像を補正するフレア補正装置に関する。
夜間に走行する車両とその付近の歩行者をカメラにより撮影した場合、車両のヘッドライト周辺に光が広がって、車両付近の歩行者が見づらく、全体的に眩しく感じる画像になることがある。このような現象は、フレア(Flare)と呼ばれている。フレアは、カメラにより被写体を撮像する際に、極めて明るい光源がレンズに向けて当てられている時に生じる光の像である。
従来、フレアが生じている被写体画像を補正するためのフレア補正装置として、撮像素子から出力される輝度信号のヒストグラムと、光学系の特性に応じて予め測定された補正特性とに基づいて、黒レベル補正値を取得し、撮像素子から出力される画像信号を黒レベル補正値で黒補正して、画像信号中のフレアを除去するものが知られている(例えば、特許文献1)。
従来のフレア補正装置では、フレア部分の輝度レベルを下げるために、画面全体で一律の減算成分を使用して、補正が行われている。以下、従来のフレア補正装置によるフレア補正方法について、図14を用いて説明する。
フレアが生じた被写体画像の一例として、夜間に走行する車両とその付近の歩行者をカメラにより撮影した画像を図14(a)に示す。図14(a)に示されるように、光源51(ヘッドライト)周辺にフレア52が広がっているため、光源51付近の歩行者41が見づらい画像となってしまっている。
図14(b)は、図14(a)の光源51を通るA−A線における輝度の分布を表す。図14(b)に示されるように、被写体画像の輝度分布42において、フレアが生じたために光源51周辺の輝度が上昇している。
図14(c)はフレア補正後のA−A線における輝度の分布を表している。従来のフレア補正装置では、フレア52の輝度を下げるために、画面全体で一律の減算成分43を用いて、フレアを除去する補正が行われる。その結果、図14(c)に示されるように、被写体画像の輝度レベルが減算成分43の分、画面全体として減少する。これにより、画面全体のコントラストを上昇させることができ、見づらかった歩行者41が見やすくなり、画面全体が落ち着いた被写体画像を得ることができる。
特開2006−165937号公報
しかしながら、従来のフレア補正装置には次のような問題があった。すなわち、フレア52は光源51周辺の輝度を上昇させるものであるが、画面全体の輝度レベルを均一に上昇させるものではない。それにもかかわらず、従来技術では減算成分43が画面全体で一律に設定されている。このため、フレア補正のために減算成分43を大きくとった場合には、図14(c)に示されるように、フレア補正後の被写体画像の輝度分布45において、光源51周辺以外の位置で黒沈み44a、44bが生じる場合があるという問題があった。また、光源51周辺にはフレア成分の一部が残っており、フレア52は完全に除去されないという問題があった。
本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたもので、被写体画像に黒沈みが生じるのを抑止しつつ、光源周辺に生じるフレアを的確に除去でき、効果的にフレア補正を行うことができるフレア補正装置を提供することを目的とする。
本発明に係るフレア補正装置は、被写体を撮像することにより得られる被写体画像を取得する被写体画像取得部と、前記被写体中に光源が含まれた場合であっても輝度レベルが飽和しないように前記被写体を撮像することにより得られる不飽和画像を取得する不飽和画像取得部と、前記不飽和画像から得られる前記光源の位置に基づいて、前記光源の位置とフレア成分の位置とが対応するように、前記被写体画像に含まれるフレア成分を算出するフレア成分算出部と、前記フレア成分を前記被写体画像から除去するフレア成分除去部とを備えた構成を有している。
この構成により、不飽和画像から得られる光源の位置に基づいて、光源の位置とフレア成分の位置とが対応するように、被写体画像に含まれるフレア成分を算出するので、被写体画像に含まれるフレア成分を正確に算出できる。そして、このように正確に算出されたフレア成分を被写体画像から除去するので、被写体画像全体に対して一律の減算成分を用いてフレア補正するのではなく、フレア成分の位置に応じて、画素毎に異なるフレア補正を行うことができる。この結果、被写体画像に黒沈みが生じるのを抑止しつつ、光源周辺に生じるフレアを的確に除去でき、効果的にフレア補正を行うことができる。
また、本発明に係るフレア補正装置において、前記フレア成分算出部は、点光源を撮像したときの輝度分布を表すボケ関数を前記不飽和画像に畳み込むことにより、前記フレア成分を算出する構成を有している。
この構成により、ボケ関数を不飽和画像に畳み込むことにより、フレア成分を正確に算出することができる。
また、本発明に係るフレア補正装置において、前記不飽和画像を撮影するときの露光時間が前記被写体画像を撮影するときの露光時間よりも短く設定されている構成を有している。
この構成により、不飽和画像を撮影するときの露光時間を被写体画像を撮影するときの露光時間よりも短くするので、被写体画像よりも低感度な画像が得られ、不飽和画像を得ることができる。
また、本発明に係るフレア補正装置において、前記不飽和画像取得部により取得される前記不飽和画像を縮小する不飽和画像縮小部を備え、前記フレア成分算出部は、前記不飽和画像縮小部により縮小された前記不飽和画像に基づいて、前記被写体画像に含まれるフレア成分を算出し、さらに、前記フレア成分を拡大するフレア成分拡大部が設けられ、前記フレア成分除去部は、前記フレア成分拡大部により拡大された前記フレア成分を前記被写体画像から除去する構成を有する。
この構成により、不飽和画像を縮小して、縮小された不飽和画像に基づいて、被写体画像に含まれるフレア成分を算出するので、演算量および演算時間を低減することができる。また、この構成では、フレア成分の解像度は低くなるが、フレアが広範囲に広がった場合、フレア成分の高周波帯域は減少するため、フレア成分の解像度を低くしても補正結果への影響は小さい。このようにして、補正へ大きな影響を及ぼすことなく、演算量と演算時間を低減できる。
また、本発明に係る撮像装置は、本発明のフレア補正装置を備えた構成を有している。この撮像装置によっても、上述した本発明の利点が得られる。
本発明は、不飽和画像から得られる光源の位置に基づいて、光源の位置とフレア成分の位置とが対応するように、被写体画像に含まれるフレア成分を算出し、算出されたフレア成分を被写体画像から除去するので、被写体画像に黒沈みが生じるのを抑止しつつ、光源周辺に生じるフレアを的確に除去でき、効果的にフレア補正を行うことができるという効果を有するフレア補正装置を提供することができるものである。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態に係るフレア補正装置について、図面を用いて説明する。本発明の第1の実施の形態のフレア補正装置を備えた撮像装置の機能ブロックを図1に示す。
以下、本発明の第1の実施の形態に係るフレア補正装置について、図面を用いて説明する。本発明の第1の実施の形態のフレア補正装置を備えた撮像装置の機能ブロックを図1に示す。
図1において、撮像装置1は、レンズ11と、撮像素子12と、フレア補正装置13と、補正画像出力部14とを備えている。レンズ11は被写体の像を撮像素子12の受光面に結像する。撮像素子12はCCD(Charge Coupled Device)等により構成され、レンズ11を介して受光面に結像される被写体の像を撮像する。フレア補正装置13は、撮像素子12により撮像された被写体画像中のフレア成分を除去して、被写体画像を補正する。補正画像出力部14はフレア補正装置13により補正された被写体画像を出力する。
フレア補正装置13は、不飽和画像取得部131と、フレア成分算出部132と、被写体画像取得部133と、フレア成分除去部134とを備えている。被写体画像取得部133は、撮像素子12により撮像された被写体画像を取得する。不飽和画像取得部131は、被写体中に光源が含まれた場合であっても輝度レベルが飽和しないような低感度で撮像素子12により被写体を撮像することにより得られる不飽和画像を取得する。フレア成分算出部132は、不飽和画像取得部131により取得される不飽和画像に基づいて、被写体画像に含まれるフレア成分を算出する。フレア成分除去部134は、フレア成分算出部132により算出されるフレア成分を被写体画像から除去する。
図2は、本発明のフレア補正装置付き撮像装置のハードウエア構成を示している。図2に示されるように、撮像装置1は、レンズ11と、撮像素子12と、AFE(Analog Front End:アナログフロントエンド)21と、駆動制御部22と、表示部23と、操作ボタン24と、マイクロプロセッサ部25とを備えている。レンズ11および撮像素子12は図1のものと同一である。レンズ11は被写体OJの光学像を形成し、この光学像が撮像素子12に結像される。
AFE21は、撮像素子12から得られた画像信号を増幅する。駆動制御部22は、撮像素子12およびAFE21を制御する。表示部23は、撮像された被写体画像を表示する。操作ボタン24は操作指令を入力するのに用いられる。マイクロプロセッサ部25は、撮像装置1全体を制御する。マイクロプロセッサ部25は、画像入力I/F(Inter Face:インターフェース)251と、撮影感度制御I/F252と、CPU(Central Processing Unit)253と、補正画像出力I/F254と、メモリ255と、操作指令読込みI/F256とを備え、これらの構成が内部バスを介して互いに接続されている。
画像入力I/F251は撮像素子12からAFE21を経て画像信号を読み込む。撮影感度制御I/F252は駆動制御部22に対して、感度制御指令を出力する。CPU253は撮像装置1を制御するためのプログラムを実行する。補正画像出力I/F254は表示部23に被写体画像の画像信号を出力する。メモリ255には各種処理プログラムが記憶されており、図1で説明したフレア補正装置13の各機能を実行するためのフレア補正処理プログラムも記憶されており、このプログラムがCPU253で実行され、これにより、撮像装置1にフレア補正装置13の機能を組み込むことができる。すなわち、図1の各構成が、図2のマイクロプロセッサ部25により、具体的にはメモリ255中のフレア補正処理プログラムをCPU253が実行することによって実現される。操作指令読込みI/F256は操作ボタン24から入力される操作指令を読み込む。
次に、本発明の第1の実施の形態におけるフレア補正装置付きの撮像装置1の動作について説明する。撮像装置全体の動作としては、撮像素子12が駆動制御部22の制御下で、レンズ11により結像された被写体像の電気的な画像信号を生成する。この画像信号がAFE21を経てマイクロプロセッサ部25で処理され、表示部23に表示され、また、図示しない記録媒体に保存される。
次に、撮像装置1に備えられたフレア補正装置の動作について説明する。図3は、フレア補正処理プログラムの処理フローを示しており、このプログラムをCPU253が実行することによりマイクロプロセッサ部25がフレア補正装置として機能する。図示のように、CPU253は、フレア補正ルーチンを実行し(S31)、次に、フレア補正画像を表示部23に出力する(S32)。
図4は、図3のステップS31で実行されるフレア補正ルーチンを示す。CPU253がフレア補正処理プログラムを実行することにより、図1の各種構成として機能して、図4のフレア補正処理が行われる。そこで、下記では、主として図1の構成を用いて図4のフレア補正を説明する。まず、図1の不飽和画像取得部131が不飽和画像isを取得し(S41)、被写体画像取得部133が被写体画像iaを取得する(S42)。
不飽和画像isは、被写体中に光源が含まれる場合であっても輝度レベルが飽和しないように低感度で撮像された画像である。また、被写体画像iaは、通常の適正感度で被写体を撮像した画像である。不飽和画像isは適正感度より低い感度で撮像されているので、不飽和画像isを低感度画像といい、被写体画像iaを適正感度画像ということもできる。また、被写体画像iaは、通常画像ということもできる。
不飽和画像isと被写体画像iaは、露光時間の制御により取得することができる。すなわち、CPU253が不飽和画像取得部131及び被写体画像取得部133として機能し、駆動制御部22を制御し、メカニカルシャッター又は電子シャッターを制御して、短露光時間及び適正露光時間で撮影を撮像装置1に行わせる。これにより、撮像素子12で短露光時間及び適正露光時間の画像信号が得られ、これら画像信号がAFE21及び画像入力I/F251を介してデジタルデータの形式で読み込まれ、不飽和画像is及び被写体画像として取得される。上記の不飽和画像iaを取得するためのシャッター値は、画像中の光源が飽和しないような値に設定されている。このシャッター値は、予め設定されていてよく、メモリ255に記憶されていてよい。
あるいは、不飽和画像isと被写体画像iaを取得するために、AFE21のゲインが制御されてもよい。AFE21は、撮像素子12で得られる画像信号を増幅する。CPU253が不飽和画像取得部131及び被写体画像取得部133として機能し、駆動制御部22を制御し、AFE21のゲインを変更する。これにより、2つの画像信号が異なるゲインで処理されて、これにより不飽和画像isと被写体画像iaが取得される。不飽和画像iaを取得するためのゲイン値は、画像中の光源が飽和しないような値に設定されている。このゲイン値は、予め設定されていてよく、メモリ255に記憶されていてよい。
不飽和画像isと被写体画像iaはほぼ同時刻に続けて撮影される。不飽和画像isと被写体画像iaの取得順序は逆でもよく、すなわちステップS41とステップS42が入れ替えられてもよい。
図5は被写体画像iaを表しており、図5(a)は被写体画像isの模式図、図5(b)は図5(a)中の光源51を通るA−A線における輝度分布を示す。図6は不飽和画像iaを表しており、図6(a)は不飽和画像iaの模式図、図6(b)は図6(a)中の光源51を通るB−B線における輝度分布を示す。
図5(a)に示されるように、被写体画像iaでは、光源51周辺にフレア52が発生している。また、図5(b)に実線で示されるように、光源51の中心部では、輝度が飽和値に達して輝度レベルが飽和しており、光源51周辺では、光源51の中心から遠ざかるにつれて輝度が徐々に減少するように分布している。この結果、被写体画像iaの光源51の周辺に明るい部分が広がり、光源51がボケた状態となっている。なお、図5(b)の点線は実際の光源51の輝度と位置を示している。
図6(a)に示されるように、不飽和画像isでは、光源51周辺にフレアは生じておらず、また、感度が低いため光源51以外の被写体は写っていない。また、図6(b)に示されるように、光源51の輝度レベルは飽和しておらず、光源51の位置に対応して輝度が分布している。
次に、図4に戻り、フレア成分算出部132が、被写体画像iaに含まれるフレア成分を算出する(S43)。フレア成分はフレア52の輝度分布をいう。フレア成分算出部132は、不飽和画像isの光源51の位置に基づいて、光源51の位置とフレア成分の位置とが対応するようにフレア成分を算出する。
被写体画像iaに生じるフレア52は、図5(b)に示されるように、光源51がボケた部分である。そこで、本実施の形態は、ボケの輝度分布を表すボケ関数(PSF:point spread funciton)を使用してフレア成分を算出する。特に、本実施の形態は、フレアによるボケの特徴を表したフレアPSFを用いており、フレアPSFは、点光源を撮影したときの輝度分布である。フレアは撮像装置1内の光学系に起因して生じる現象であるので、フレアPSFは撮像装置1に固有の特徴を有する。この固有のフレアPSFは、撮像装置1の設計時に光学系のシミュレーションから算出されてよい。また、撮像装置試作時に点光源を撮影することによりフレアPSFが取得されてよい。こうして得られるフレアPSFが、フレア成分算出のプログラム中に記録されており、フレア補正に使用される。
図7は、図4のS43で実施されるフレア成分算出ルーチンの処理フローである。図8は、フレア成分算出処理を説明するための図であって、図8(a)は不飽和画像とフレアPSFとを畳み込んだ結果を示す図、図8(b)はフレア成分の算出結果を示す図である。図8(a)および図8(b)は図6(b)のB−B線に対応した輝度分布を示す。
図7に示されるように、フレア成分算出部132は、不飽和画像isとフレアPSFとを畳み込む(S71)。図8(a)は畳み込み結果を示している。図8(a)において、不飽和画像isと、フレアPSFが、点線で示されている。不飽和画像isには、光源51のみが写っている。したがって、不飽和画像isとフレアPSFの畳込みは、画像内の光源51の位置にフレアPSFを貼り付ける処理に相当する。フレアPSFが点光源の周囲の輝度分布であり、光源51が点光源の集合なので、光源51の全範囲に渡ってフレアPSFが繰り返し貼り付けられ、全体として図8(a)の曲線形状が得られる。
図8(a)の畳込み結果の曲線は、フレア成分の形状を表している。ただし、不飽和画像isと被写体画像iaでは感度が異なるので、図8(a)の畳込み結果は実際のフレア成分より小さい。そこで、次に、フレア成分算出部132が、被写体画像iaを撮影した際の通常感度と、不飽和画像isを撮像した際の低感度との感度比(通常感度/低感度)を算出して(S72)、当該感度比をS71で得た畳込み結果に乗算することで、通常感度に対応したフレア成分を算出する(S73)。この結果、図8(b)に示されるように、不飽和画像の光源51の位置に対応した凸状の曲線で表されるフレア成分81を得ることができる。
上記のように、フレア成分算出では不飽和画像isが使用されている。不飽和画像isには光源51のみが写っている。これは、不飽和画像isから光源51の位置が得られることを意味している。このことを利用し、不飽和画像isから得られる光源51の位置に基づいて、光源51の位置とフレア成分の位置が対応するようにフレア成分が算出されている。具体的には、不飽和画像isとフレア成分の関数を畳み込むことにより、フレア成分の関数が画像内の光源51の位置に貼り付けられている。
次に、図4に戻り、フレア成分除去部134が、被写体画像iaからフレア成分を除去する(S44)。ここで、図8(b)において、実線はフレア成分であり、点線は被写体画像iaの輝度分布82を示している。図8(b)に示されるように、フレア成分81は光源51の位置で輝度が飽和値を超えているのに対し、被写体画像iaは光源51の位置において、輝度レベルが飽和している。このため、フレア成分81を被写体画像iaからそのまま減算した場合、被写体画像iaで輝度が飽和している領域で黒沈みが生じてしまう。そこで、本実施の形態では、被写体画像ia中で輝度レベルが飽和している飽和領域を検出して、飽和領域では被写体画像iaからのフレア成分81の減算を行わないようにしている。
図9は、図4のS44のフレア成分除去ルーチンの処理フローである。図10は、フレア成分除去の処理を説明するための図であって、図10(a)はフレア減算成分を示す図、図10(b)はフレア補正結果を示す図である。図9に示されるように、まず、フレア成分除去部134が被写体画像iaの飽和領域を検出する(S91)。検出の結果、飽和領域である場合(S92、YES)、被写体画像iaからのフレア成分81の減算を行わない。一方、飽和領域でない場合(S92、NO)、被写体画像iaからのフレア成分81の減算を行う(S93)。この結果、フレア成分除去ルーチン(S44)は、図10(a)のフレア減算成分が減算されることになる。この減算成分は、フレア成分から被写体画像iaの輝度が飽和した部分を除去したものである。このような減算処理の結果、図10(b)に示されるように、光源51周辺に広がるフレア成分を除去することができる。図10(b)において、点線はフレア減算成分を示している。
以上により、図3のステップS31のフレア補正ルーチンの処理が終了し、フレア補正が施された被写体画像iaを得ることができる。フレア補正が施された被写体画像iaをフレア補正画像を呼ぶ。次に、CPU253がフレア補正プログラムの実行により、フレア補正画像を表示部23に出力して(S32)、フレア補正処理プログラムの処理を終了する。フレア補正画像は、補正画像出力I/F254を介して表示部23に出力される。図1では、補正画像出力部14が、フレア成分除去部134から出力されたフレア補正画像を出力する。
次に、図14(a)と同じシーンにおけるフレア補正処理の過程について図11を参照して説明する。図11は、夜間に走行する車両とその付近の歩行者を撮像した被写体画像のフレア補正処理の過程を説明するための図である。図11(a)は図14(a)と同じシーンを撮影したときの被写体画像の輝度分布42と、フレア成分82とを重ね合わせて示した図である。ここで、被写体画像の輝度成分42は上述の図4のS41の処理により取得され、フレア成分82は図4のS43の処理により取得される。
図11(b)は、被写体画像の輝度成分42からフレア成分81を減算した結果を示している(但し、図9を用いて説明したように、被写体画像の飽和領域では、被写体画像からフレア成分の減算は行われていない)。図11(b)に示されるように、フレア52によって上昇していた光源51周辺の輝度が減少し、フレアが補正される。図11(c)はフレア補正後の被写体画像を示す。図11(c)に示されるように、フレア補正後の被写体画像では、光源51周辺のフレア52が除去されており、歩行者41がはっきりと写っている。
本実施の形態では、不飽和画像isが用いられており、フレア成分が、実際のフレアの位置にのみ求められている。これにより、フレアが生じてる部分でのみ、フレア成分が減算される。フレアが生じていない部分では、輝度が減算されず、フレア補正が施されない。その結果、図11(b)に示されるように、画面全体に輝度が残っており、したがって、フレア以外の部分の黒沈みを回避できる。この点に関し、図11(b)と従来技術の図14(c)を比較すると、図14(c)では画面全体から一律に減算成分を減算しているためにフレア以外の部分で黒沈みが生じているが、図11(b)では画面全体に輝度成分が残り、黒沈みが回避されている。
さらに、図11(b)と図14(c)を比較すると、フレア部分の補正効果も本発明の方が有利である。図14(c)では、フレア成分の大きさは光源からの距離によって異なるにも拘わらず、画面全体から一律に減算成分が除去されている。そのため、フレア補正後の画像においても光源周囲の輝度分布が斜めであり、つまり、フレアが完全に除去されず、一部が残っている。一方、本実施の形態では、上述した処理により、フレアPSFに基づいて、光源に近づくほどフレア成分が大きくなるように正確にフレア成分が算出されており、フレア成分をより正確に除去することができている。
このような本発明の第1の実施の形態のフレア補正装置によれば、不飽和画像から得られる光源の位置に基づいて、光源の位置とフレア成分の位置とが対応するように、被写体画像に含まれるフレア成分を算出するので、被写体画像に含まれるフレア成分を正確に算出できる。そして、このように正確に算出されたフレア成分を被写体画像から除去するので、被写体画像全体に対して一律の減算成分を用いてフレア補正するのではなく、フレア成分の位置に応じて、画素毎に異なるフレア補正を行うことができる。この結果、被被写体画像に黒沈みが生じるのを抑止しつつ、光源周辺に生じるフレアを的確に除去でき、効果的にフレア補正を行うことができる。
また、本実施の形態のフレア補正装置によれば、点光源を撮像したときの輝度分布を表すボケ関数を不飽和画像に畳み込むことにより、フレア成分を正確に算出することができる。
また、本実施の形態のフレア補正装置によれば、不飽和画像を得る際の露光時間を、被写体画像を得る際の露光時間よりも短くするので、被写体画像よりも低感度な画像が得られ、不飽和画像を得ることができる。
(第2の実施の形態)
以下、本発明の第2の実施の形態に係るフレア補正装置について、図面を用いて説明する。上記の第1の実施の形態にあっては、フレア成分算出部132において、不飽和画像isとフレアPSFとの畳込みが行われている。フレアPSFが広範囲に広がっている場合、演算量が大きくなり、処理時間が増加し、又は、より高性能なCPUが必要になる。第2の実施の形態は、以下に説明するように、畳込みを行う際に使われる画像を縮小し、これにより演算量を低減する。
以下、本発明の第2の実施の形態に係るフレア補正装置について、図面を用いて説明する。上記の第1の実施の形態にあっては、フレア成分算出部132において、不飽和画像isとフレアPSFとの畳込みが行われている。フレアPSFが広範囲に広がっている場合、演算量が大きくなり、処理時間が増加し、又は、より高性能なCPUが必要になる。第2の実施の形態は、以下に説明するように、畳込みを行う際に使われる画像を縮小し、これにより演算量を低減する。
図12は本発明の第2の実施の形態のフレア補正装置を備えた撮像装置を示す機能ブロック図であり、この撮像装置をハードウエア面から見た構成は図2と同様である。以下では、図1と同一の構成要素については、同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
図12に示されるように、撮像装置3は、図1のフレア補正装置13に代えて、フレア補正装置33を備えている。フレア補正装置33は、不飽和画像取得部131と、フレア成分算出部132と、被写体画像取得部133と、フレア成分除去部134と、不飽和画像縮小部331と、フレア成分拡大部332とを備えている。本実施形態のフレア補正装置33は、不飽和画像縮小部331と、フレア成分拡大部332とを備えている点で、第1の実施の形態のフレア補正装置13と相違する。
不飽和画像縮小部331は、不飽和画像取得部131により取得される不飽和画像isの空間解像度を変更して所定の縮小率で縮小する。フレア成分算出部132は、不飽和画像縮小部331により縮小された不飽和画像に基づいて、被写体画像iaに含まれるフレア成分を算出する。フレア成分の算出処理は、第1の実施の形態と同様でよい。ただし、処理される画像が縮小された不飽和画像(縮小不飽和画像)である。また、フレア成分算出部132は、不飽和画像isの縮小率と同一の縮小率で縮小したフレアPSF(縮小フレアPSF)を用いる。この縮小フレアPSFは、フレア成分算出のプログラム中に記録されている。フレア成分算出部132は、縮小フレアPSFと縮小不飽和画像とを畳込むことで、縮小サイズのフレア成分(縮小フレア成分)を算出する。フレア成分拡大部332は、フレア成分算出部132により算出されるフレア成分の空間解像度を変更して拡大する。拡大率としては、上記縮小率の逆数が用いられる。フレア成分除去部134は、フレア成分拡大部332により拡大されたフレア成分を被写体画像iaから除去する。
なお、上述した通り、撮像装置3のハードウエア構成は第1の実施の形態と同一であり、マイクロプロセッサ部25にインストールされるフレア補正プログラムの一部だけが相違する。
次に、第2の実施の形態におけるフレア補正装置付の撮像装置の動作について、図に基づいて説明する。図13はフレア補正プログラム中のフレア補正ルーチンの処理フローを示す。図4に示した第1の実施の形態における補正ルーチンとの相違点として、本実施の形態のフレア補正ルーチンの処理フローでは、S42およびS43の間に不飽和画像縮小のステップS51が挿入され、S43およびS44の間にフレア成分拡大ステップS52が挿入されている。
図13に示されるように、CPU253がフレア補正プログラムの処理を実行することにより、まず、不飽和画像取得部131が不飽和画像isを取得し(S41)、被写体画像取得部133が被写体画像iaを取得する(S42)。なお、第1の実施の形態と同様に、被写体画像および不飽和画像は略同時刻に撮影され、S41およびS42の実行順は逆でもよい。
次に、不飽和画像縮小部331が、不飽和画像isの空間解像度を変更して所定の縮小率で縮小して、これを縮小不飽和画像とする(S51)。フレア算出部132は、縮小不飽和画像に基づいて、被写体画像iaに含まれるフレア成分を算出する(S43)。ここでの処理は、基本的に第1の実施の形態と同様である。ただし、処理される画像が縮小不飽和画像である。また、この処理では、上述の通り、不飽和画像isの縮小率と同一の縮小率で縮小した縮小フレアPSFを用いる。そして、フレア算出部132が縮小不飽和画像と縮小フレアPSFを畳込むことにより、縮小フレア成分が算出される。フレア成分拡大部332が縮小フレア成分の空間解像度を変更して拡大し(S52)、フレア成分除去部134が、拡大されたフレア成分を被写体画像iaから除去する(S44)。このとき、図8〜図10を用いて説明したように、被写体画像iaの飽和領域では、被写体画像iaからフレア成分の減算は行わない。
以上により、フレア補正ルーチンの処理が行われ、フレア補正が施された被写体画像を得ることができる。上記の処理では、フレア成分算出前にステップS51で不飽和画像isが縮小され、ステップS43で縮小画像を用いてフレア成分が算出され、フレア成分算出後にステップS52でフレア成分が拡大されている。この構成により、ステップS43のフレア成分算出時の画像サイズが小さいので、畳込み計算の演算量を小さくできる。その反面、拡大処理を行っているので、フレア成分の解像度は低くなる。しかし、フレア成分が広い範囲に広がった場合、フレア成分の高周波帯域は減少する。したがって、フレア成分の解像度が低くなっても、補正結果への影響は小さく、ステップS44では良好なフレア補正画像が得られる。
このような本発明の第2の実施の形態のフレア補正装置によれば、不飽和画像を縮小して、縮小された不飽和画像に基づいて、被写体画像に含まれるフレア成分を算出するので、演算量および演算時間を低減することができる。また、この構成では、フレア成分の解像度は低くなるが、フレアが広範囲に広がった場合、フレア成分の高周波帯域は減少するため、フレア成分の解像度を低くしても補正結果への影響は小さい。このようにして、補正へ大きな影響を及ぼすことなく、演算量と演算時間を低減できる。
以上、本発明の実施の形態を例示により説明したが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではなく、請求項に記載された範囲内において目的に応じて変更および変形することが可能である。
以上のように、本発明は、被写体画像に黒沈みが生じるのを抑止しつつ、光源周辺に生じるフレアを的確に除去でき、効果的にフレア補正を行うことができるという効果を有し、フレア補正装置等として有用である。
11 レンズ
12 撮像素子
13、33 フレア補正装置
14 補正画像出力部
21 AFE
22 駆動制御部
23 表示部
24 操作ボタン
25 マイクロプロセッサ部
131 不飽和画像取得部
132 フレア成分算出部
133 被写体画像取得部
134 フレア成分除去部
251 画像入力I/F
252 撮影感度制御I/F
253 CPU
254 補正画像出力I/F
255 メモリ
256 操作指令読込みI/F
331 不飽和画像縮小部
332 フレア成分拡大部
12 撮像素子
13、33 フレア補正装置
14 補正画像出力部
21 AFE
22 駆動制御部
23 表示部
24 操作ボタン
25 マイクロプロセッサ部
131 不飽和画像取得部
132 フレア成分算出部
133 被写体画像取得部
134 フレア成分除去部
251 画像入力I/F
252 撮影感度制御I/F
253 CPU
254 補正画像出力I/F
255 メモリ
256 操作指令読込みI/F
331 不飽和画像縮小部
332 フレア成分拡大部
Claims (5)
- 被写体を撮像することにより得られる被写体画像を取得する被写体画像取得部と、
前記被写体中に光源が含まれた場合であっても輝度レベルが飽和しないように前記被写体を撮像することにより得られる不飽和画像を取得する不飽和画像取得部と、
前記不飽和画像から得られる前記光源の位置に基づいて、前記光源の位置とフレア成分の位置とが対応するように、前記被写体画像に含まれるフレア成分を算出するフレア成分算出部と、
前記フレア成分を前記被写体画像から除去するフレア成分除去部とを備えたことを特徴とするフレア補正装置。 - 前記フレア成分算出部は、点光源を撮像したときの輝度分布を表すボケ関数を前記不飽和画像に畳み込むことにより、前記フレア成分を算出することを特徴とする請求項1に記載のフレア補正装置。
- 前記不飽和画像を撮影するときの露光時間が前記被写体画像を撮影するときの露光時間よりも短く設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載のフレア補正装置。
- 前記不飽和画像取得部により取得される前記不飽和画像を縮小する不飽和画像縮小部を備え、
前記フレア成分算出部は、前記不飽和画像縮小部により縮小された前記不飽和画像に基づいて、前記被写体画像に含まれるフレア成分を算出し、
さらに、前記フレア成分を拡大するフレア成分拡大部が設けられ、
前記フレア成分除去部は、前記フレア成分拡大部により拡大された前記フレア成分を前記被写体画像から除去することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のフレア補正装置。 - 請求項1〜4のいずれかに記載のフレア補正装置を備えたことを特徴とする撮像装置。
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