JP2009152706A - Ponシステム、光信号受信方法及びolt - Google Patents

Ponシステム、光信号受信方法及びolt Download PDF

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Abstract

【課題】 光強度の強い信号の直後に光強度の弱い信号を受信するとき、光強度の強い信号が入力されると容易に飽和してしまい、その影響が光強度の弱い信号に干渉し、受信感度を劣化させる。また、APDの逆バイアス電圧を変化させるとき、その電圧差が大きいと、APDの受信感度が安定化するまでに、次の光信号を受信してしまい、受信感度が劣化する。
【解決手段】 逆バイアス電圧の差が小さくなるようにDBA順序を決定し、ONUからの受信タイミングに合わせて逆バイアス電圧を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光伝送路終端装置、及び受動光ネットワークシステムに関するものであり、具体的には光ファイバを介して光信号を受信するAPD(Avalanche Photo Diode:アバランシェフォトダイオード)で電気信号に変換する光伝送路終端装置、及び受動光ネットワークシステム(PON)に関する。
受動型光ネットワーク(PON:Passive Optical Network)システムは、光ファイバアクセス技術である。低コストで高速な通信速度を提供できる高速広帯域アクセス技術である。通常、受動型ネットワーク(PON)システムは、光伝送路終端装置(OLT:Optical Line Terminal)、光回線終端装置(ONU:Optical Network Unit)および光分配ネットワーク(ODN:Optical Distribution Network)を含み、エンドユーザにブロードバンドアクセス方法を提供しており、現在のその他のブロードバンドアクセス技術に比べ、多くの利点がある。最も顕著な利点は、受動光ネットワークシステム、例えば、GE−PONシステムがエンドユーザにギガビットレベルのアクセス速度を提供することが可能であり、エンドユーザのブロードバンドネットワーク応用によりよく対応できる点にある。
OLTとONUとの間の伝送路は1芯の光ファイバが利用され、下り方向(OLTから各ONUへの通信方向)の信号は波長1490nmで、上りの方向(ONUからOLTへの通信方向)の信号は波長1310nmで送受信される。
OLTから各々のONUへの下り方向の信号は宛先ONUを指定して光ブロードキャスト方式で送信され、ONUが自身宛の信号を選択して受信する。逆に各々のONUからOLTへの上り方向の信号は、信号の衝突を防ぐため、OLTから送信許可されたONUが時分割多元接続方式(TDMA方式:Time Division Multiple Access)で送信タイミングを調整して送信する。
なお、送信タイミングを調整する方法として、動的帯域割当制御方式(DBA:Dynamic Bandwidth Allocation)が知られており、全ONUからの送信要求に基づき、各々のONUの上りの許可帯域と各々のONUからの送信タイミングを決定する。
ところで、OLTは、ONUから送信された光信号を受信する場合、光増倍作用をもつアバランシェフォトダイオード(APD:Avalanche Photo Diode)が用いられている。このAPDは逆バイアスされたPN接合部による増倍効果により、光強度の弱い信号でも高感度で受信できる。一般に、APDの電流増倍率を弱い信号に対しては大きく、強い信号に対しては小さく設定することで、APDの逆バイアス電圧の調整が行われている。言い換えれば、APDの電流増倍率(M値)を大きくするには、逆バイアス電圧を大きく、また、APDの電流増倍率を小さくするには、逆バイアス電圧を小さく設定する。 通常,逆バイアス電圧は装置の導入時に調整して設定しておくものである.しかし、PONシステムにおいては、各々のONUからの光強度信号が異なるため、OLTの光電変換素子の受光感度のダイナミックレンジを広くとることが要求される。APDは逆バイアスされたPN接合部による増倍効果により、光強度の弱い信号でも高感度で受信できるが、
逆バイアス電圧を印加することによって増倍率を一度設定すると、APDの受光感度の範囲が決定される。高速光信号を受信する際、受光感度の範囲が狭くなること知られており、高速PONシステムにおいて、光強度の強い信号と弱い信号を同時に受信できないという問題があった。以下具体的に説明する。
図8は従来技術においてのPONシステムの概略図である。OLT10と複数のONU20が光スプリッタ30aと30bを介して光ファイバ30で接続されている。通常、OLTはキャリアの局舎に設置され、ONUは家庭に設置される。
PONシステムの動作を簡単に説明する。上位のネットワークからOLT10に入ってくる区下りパケットは、OLT10において、PONフレームに変換され、光信号は光ファイバ30を介してONU20に一斉に送信される。この光信号は、光分岐30aと30bで分岐され、ONU20に送信されるが、送信先アドレスの合致したONUがその光信号を取り込み、パケットを処理して復号する。
一方、ONU20から送信される上りパケットは、光分岐30aを経由してOLT10に送信される。OLT10では、APD15で受信した上り光信号は電流信号に変換され、トランスインピーダンスアンプ16を通して電圧信号に変換され、ポストアンプ17に入力される。入力された信号は、PHY18でPONフレームが復号さ、MACフレーム処理部19で所定の処理が行われ、上位ネットワークへ出力される。また、OLT10には、APDに逆バイアス電圧を印加する電圧可変型の直流電流源14が設けられている。通常導入時に、逆バイアス電圧を印加することで、良好な受信感度に設定する。
ONU20から送信される上りパケットは、お互いに時間的に競合しないようにする必要がある。そのため、OLT10に設けられたCPU11は、動的帯域割当制御方式(DBA)によって、上り送信タイミングを決定する。送信タイミングを決定されたONU20は、その割り当てられた時間に上りパケットを送出する。したがって、ONU間の上りパケットの衝突は回避される。なお、OLTとONUは時間を共有する必要があるが、時刻情報を下りパケットの中に含ませることによって行うことができる。
OLTがONUから送信された光信号を受信する場合、各々のONU毎に、OLTとの間に介在する分岐装置の数、光ファイバの距離が異なるため受信信号の光強度が異なる。つまり、分岐装置の損失、光ファイバの距離に依存した損失により受信信号の光強度が異なる。
図10(a)は、ONUから上りパケットの光強度の違いを説明するための図であり、縦軸に光強度、横軸に時間をとっている。ONU20aからのパケット801を、ONU20bからのパケット803、ONU20cからのパケット802を受信しており、受信光強度が様々に異なっている。なお、各パケットの信号の周期は、1ナノ秒程度となっている。
図9はPONシステムにおけるレベルダイヤと受光感度の一例を示している。PONシステムおいては、伝送距離や分岐数の違いを吸収するために、受光感度の広いダイナミックレンジが要求されている。たとえば、IEEE802。3規格では20dB程度である。しかし、高速な光信号を受信する場合には、例えば10Gb/sのような高速伝送時には、逆バイアス電圧を印加して増倍率を設定した場合のAPDの受光範囲は、20dBよりも小さくなってしまう。図9に示したように、APDの逆バイアス電圧Vaを、光強度の強い信号に対して設定してしまうと、光強度の弱い光信号を受信できないという問題があった。
図10(b)と図10(c)は、逆バイアス電圧とAPDの出力電流を示しており、横軸に時間をとっている。図10(b)に示すように、PONシステムでは、逆バイアス電圧811が時間的に一定に設定されている。このとき、図10(c)に示すように、APDの出力電流821と822は、トランスインピーダンスアンプ16以降の回路が正常に動作する電流範囲を満たしている。しかし、APDの出力電流823は、正常に動作する電流範囲に収まっていない。即ち、OLT10は、光強度の強い信号821と822を受信可能であるが、光強度の弱い信号823を受信できないことになる。上述したように、現在PONの高速化技術の進展は速いものの、超高速光電気変換素子の受光感度のダイナミックレンジが小さいため、PONシステムの要求条件を満たすような、光強度の異なる信号を同時受信することができない。このような問題に対する対応策として、ONUから送信された光信号を受信する際に、ONUに許可した信号の受信タイミングに合わせて、各々のONUに対応した逆バイアス電圧をAPDに設定する技術が開示されている(たとえば、特許文献2005−45560号公報)。
また、受光信号のレベルを判定するためのしきい値の設定を容易にするため、光信号の受光強度に基づいて、隣り合ったタイムスロットにおける受光強度の変化が小さくなるように、タイムスロットの順番を制御する技術が開示されている(たとえば、特許文献2004−15243号公報)。
特開2005−45560号公報 特開2004−15243号公報
しかし、光強度の強い信号の直後に光強度の弱い信号を 受信するとき、光強度の強い信号が入力されると容易に飽和してしまい、その影響が光強度の弱い信号に干渉し、受信感度を劣化させるという問題が発生する。また、APDの逆バイアス電圧を変化させるとき、その電圧差が大きいと、APDの受信感度が安定化するまでに、次の光信号を受信してしまい、受信感度が劣化するという問題が発生する。つまり、たとえば10Gb/sのような超高速PONにおいては、特許文献1のように上り信号のパケットの送信情報のみを用いて逆バイアス電圧を変化させAPDの増倍率を制御すると、APDの受信感度が安定化するまでに、次の光信号を受信してしまい、光信号を受信できない場合がある。言い換えれば、光強度の異なる光信号を受信できない問題点が解決されていない。
また、10Gb/sのような超高速PONでは、上記で述べた様にAPDの受光特性により光を受信できず、光強度を測定できない問題が発生するため、高速通信時のAPDの受信可能範囲は逆バイアス電圧により制御しなければならない。たとえは、APDの受光可能範囲外の光強度の信号を受信すると、APDは正常に動作しない。つまり、10Gb/sのような超高速PONでは、光強度はONUに対応させて逆バイアス電圧を変更する時には特許文献2のように光強度のみに基づいて、タイムスロットの順番を制御できることはできない。
そこで、本発明では、ONUに対応して逆バイアス電圧を変化させる場合に、APDのダイナミックレンジ広域化を図りながら、APDで信号を正しく受信することを目的とする。
また、APDの逆バイアス電圧を変更する場合に、安定化してから次の信号を受信しなければならないため、ガートタイムを広くすることが必要となり、帯域を有効に使用することができない。
そこで本発明では、ガートタイムを広くとらなくともAPDにおいて信号を正しく受信することを目的とする。
光伝送路終端装置(OLT:Optical Line Terminal)と複数の光回線終端装置(ONU:Optical Network Unit)とが光ファイバを介して接続された受動光ネットワーク(PON)システムにおいて、前記OLTは、印加させる逆バイアス電圧に応じて電流増倍率が変化する光電変換素子を備え、前記複数のONUに上り信号の送信帯域を割り当てる際に、直前に送信帯域を割り当てたONUからの上り信号を受信する際に必要な逆バイアス電圧との逆バイアス電圧の電圧差が小さくなるように前記送信帯域の割当順序を決定することを特徴とする。
本発明により、光伝送路終端装置の受信感度のダイナミックレンジを広くすることが可能となるため、受信信号の光強度が異なる場合にでも、高速PONシステムを実現することが可能である。また、ガードタイムを短くすることができるため、帯域を有効に使用することができる。
以下、本発明の実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。PONシステムとしてIEEE規格EPONを使用した場合の壱例として、本発明の実施形態について説明する。但し、必ずしもこのPONに限定されない。
以下、図1を参照して、本発明装置の基本構成をついて説明する。図1は、本発明の実施形態1のPONシステムの構成ブロック図である。
図1に示しているように、システム全体は、光伝送路終端装置(OLT)10と、光回線終端装置(ONU)20と、それらの間に設置された光ファイバ30と光分岐器31を含む。
まず、OLT10の内部構成は大きくは、上り光信号受信に係る部分、即ち各々のONU20から送信された光信号を受信する部分と、フレームを処理する部分と、OLTの制御部分からなる。
上り光信号受信する部分は、逆バイアス電圧制御部13、APDに逆バイアス電圧を与える電圧可変型の直流電流源14、APD素子15、電流信号を電圧信号に変換するためのトランスインピーダンスアンプ16、ポストアンプ17から構成される。上り光信号受信する部分は、光信号を電気信号に変換し、フレーム処理する部分へ送信する。
フレームを処理する部分は、PHY18とMACフレーム処理部19から構成される。PHY18はPONフレームを符号復号する。MACフレーム処理部はMACフレームを処理して、外部のネットワークと接続される。
OLTの制御部分として、CPU11とメモリ12からなる。メモリ12には、本発明に係るONUに対応する逆バイアス電圧の対応付けたデータ(ONU−逆バイアス電圧対応情報)が保存されている。CPU11は、本発明に係る帯域割当制御アルゴリズムを保持している。また、CPU11は、例えば、逆バイアス電圧制御13、ランダムアクセスメモリ12、PHY18、MACフレーム処理部19などの、各ユニットモジュールを協動させるように、光伝送路終端装置の各ユニットモジュールの動作制御に用いられる。
各々のONUからの上り方向の光信号は光ファイバ30を介してAPD15で電流信号に変換され、トランスインピーダンスアンプ16を通して電圧信号に変換される。トランスインピーダンスアンプ16から出力される電圧信号はAGC(自動ゲイン制御)機能を有するポストアンプ17で増幅されてPHY18で復号される。復号化された信号はMACフレーム処理部で所定の処理が行われ上位のネットワークへ出力される。
ところで、APD15には電流増倍率(M値)を設定するための逆バイアス電圧を印加する必要があるが、逆バイアス電圧制御部13で制御された直流電流14によりAPDに対して逆バイアス電圧として印加される。この逆バイアス電圧制御部13は後述するようにCPU11により、逆バイアス電圧値とタイミングが制御される。この逆バイアス電圧の制御方法に関しても後述する。
逆バイアス電圧とタイミングを制御する方法について説明する。OLT10に設けられたCPU11は、メモリ12に記憶された逆バイアス電圧情報を参照して、動的帯域割当制御方式(DBA)によって、ONU20の上り光信号の送信タイミングを決定し、逆バイアス電圧制御13を制御する。送信タイミングを割り当てられたONU20は、その決定された時間に上りパケットを送出する。したがって、ONU間の上りパケットの衝突は回避される。なお、OLTとONUは時間を共有する必要があるが、時刻情報を下りパケットの中に含ませることによって行うことができる。
逆バイアス電圧制御13は、決定されたONUの上り送信タイミングに基づき、OLTに受信時間より前の時間に、メモリ12に記憶された逆バイアス電圧値を設定するように、電圧可変型の直流電流源14に指示し、APD15に対して逆バイアス電圧を印加する。これにより、ONUからの信号の受信タイミングに合わせてAPDの逆バイアス電圧を変更することができるため、光強度の異なるそれぞれのONUからの信号を受信することができる。
以下、図2を参照して、第1の実施形態について、PONシステム全体の動作手順を説明する。ここでは、送信タイミングの決定方法と逆バイアス電圧の制御方法について説明する。
OLTは、ONUに帯域要求を問い合わせするための信号を全ONUへブロードキャストする(ステップ101)。ただし、ONUが自動的に帯域要求信号を送信する場合はなくてもよい。その後、ONUはONUのバッファに蓄積されたデータ量をREPORTフレームとよばれる帯域要求信号をOLTへ送信し(ステップ102)、OLTはその帯域要求信号を受信する(ステップ103)。
次に、CPU11は、メモリ12に記憶されたONU−逆バイアス電圧対応情報を検索し(ステップ104)、各ONUの帯域要求条件と逆バイアス電圧情報に基づき、時間的に連続するONUの逆バイアス電圧の変化差が小さくなるように、送信すべきONU順序を決定し、送信許可タイミングを決定する(ステップ105)。
これにより、APDが光強度の強い信号の直後に光強度の弱い信号を受信するとき、その影響が光強度の弱い信号に干渉してしまうので、干渉の影響が十分小さいように、送信すべきONUの順序を決定することができる。OLTが受信する光強度の強い光信号から弱い信号に変化するとき、即ち、低い逆バイアス電圧から高い逆バイアス電圧に変化するときに干渉が発生しやすいので、電圧の変化値を考慮して、送信すべきONUの順序を決定する。ここで、光信号の入力強度を参照して、送信すべきONUの順序を決定してもかまわない。
また、逆バイアス電圧を設定するとき、APD受光回路の安定化するまで時間が必要であるが、本ステップを適用することにより、のガードバンド時間よりも十分短くなるように、送信すべきONTの順序を決定することができる。ここで、ガードバンド時間とは前のONUの光信号の送信を終了するタイミングと次のONUの光信号の送信を開始するタイミングとの時間差と定義する。例えば、時間的に連続するONU間で逆バイアス電圧の変化差がない場合、既にAPD受光回路は安定化しており、光信号はそのまま受信される。また、逆バイアス電圧差が十分小さい場合、APDの安定化時間も十分小さいので、ガードバンド時間以内にAPD受光素子は安定化できる。このようにして、逆バイアスの電圧情報やOLTが受信する光強度を参照して、ONTの送信タイミングを決定することで、光の強度が異なっても、効率よく光を受信できる。
なお、この第1の実施の形態では、メモリ12に予めONU−逆バイアス電圧対応情報が記憶されているものとしているが、APD15で光信号の強度を検出して、逆バイアス電圧を導出して、メモリに格納することも可能である。最後に、OLTは全ONUに上りの送信タイミングを含む信号をブロードキャストする(ステップ106)。OLTは、送信許可タイミングに基づき、逆バイアス電圧を制御する(ステップ107)。これにより、ONUからの信号の受信タイミングに合わせてAPDの逆バイアス電圧を変更することができるため、光強度の異なるそれぞれのONUからの信号を受信することができる。
次に、図3を参照して、第1の実施形態について、本発明の実施形態の逆バイアス電圧を設定する方法について説明する。ここでは、DBA方式により各々ONUへの送信タイミング割当と通知は既に行っているものとする。
ONU(#3)20cは、所定の送信タイミングに上り信号401をOLT10へ送信する。上り信号は、例えば、長距離伝送によるファイバ損失のため光強度が劣化し、OLT10により受信される(404)。このとき、OLT10は、DBA計算結果、受信時間スロット(407)にONU(#3)の上り光信号を受信することを知っており、上り信号404を受信する直前に、上述した手法により、逆バイアス電圧を設定し(407)、APDの増倍率を設定して、APDの受信感度を良好な状態に設定する。次に、ONU(#1)20aは、所定の送信タイミングに上り信号403をOLT10へ送信する。前述同様な手順に基づき、逆バイアス電圧を設定し(411)、APDの増倍率を設定して、APDの受信感度を良好な状態に設定する。
次に、図4を参照して、第1の実施形態について、本発明の実施形態の逆バイアス電圧の差を考慮して、帯域割当と逆バイアス電圧設定する方法について説明する。
図4(a)はOLTで受信した光信号の光強度の一例を示しており、縦軸に光強度、横軸に時間をとっている。光信号301、302、303は、それぞれONU(#1)20a、ONU(#2)20b、ONU(#3)20cからの信号を示している。光信号の強度はOLTでの受信強度を示している。つまり、光信号301は光信号303より光強度は強い状態を示している。
図4(b)はAPDの逆バイアス電圧の一例を示しており、縦軸に逆バイアス電圧、横軸に時間をとっている。逆バイアス電圧V1(311)、V2(312)、V3(313)は、それぞれONU(#1)20a、ONU(#2)20b、ONU(#3)20cからの信号を受信するときの逆バイアス電圧の値を示している。光信号の強度が強い場合、逆バイアス電圧を小さく設定しており、光信号の強度が弱い場合、逆バイアス電圧を大きく設定している。
逆バイアスを調整する理由は、逆バイアス電圧が高くなると、APDの電流増倍率(M値)も高くなり、結果的に光強度の弱い信号も受信することができる。しかし、光強度が強すぎると、増倍効果によりAPDが飽和してしまい、信号を受信できない。また、逆に逆バイアス電圧を小さくすると、APDの電流増倍率(M値)も低くなり、光強度の弱い信号を受信できない。そのため、10Gb/sのような高速光伝送においては、APDの受信感度を良好に保つためには、逆バイアス電圧を調整する必要がある。
また、DBAは前のタイミングに送信するONUに対する逆バイアス電圧と次のタイミングに送信するONUに対する逆バイアス電圧との電圧差を小さくするように、ONUの各々の送信すべきタイミングを決定する。たとえば、電圧差V3−V2とV2−V1を比較すると、V2−V1の方が小さいため、逆バイアス電圧の順序をV1、V2、Vとなるように、DBA方式でONUの送信タイミングを決定する。これにより、逆バイアス電圧を設定するときに必要なAPD受光回路が安定化するまで時間を短くすることができるためガードバンド時間を十分短くすることができる。
図4(c)はOLTで受信したAPD電流を示しており、縦軸にAPDの電流、横軸に時間をとっている。APD電流321、322、313は、それぞれONU(#1)20a、ONU(#2)20b、ONU(#3)20cからの光信号が光電気変換されたAPD電流の値を示している。逆バイアス電圧を調整した結果、トランスインピーダンスアンプ16以降の回路が正常に動作する電流範囲に収まっていることを示している。
このような状態において、OLTは光強度の強い信号と弱い信号を同時に受信でき、光信号受信装置のダイナミックレンジを広くすることが可能となる。結果的に受信信号の光強度が異なる場合にでも、高速PONシステムを実現することが可能である。
次に、図5を参照して、第1の実施形態について、本発明の実施形態におけるONU ID 逆バイアス電圧対応テーブルの構成について説明する。図5は、本発明の実施形態の、ランダムアクセスメモリ12に記憶された、ONU ID 逆バイアス電圧対応テーブルを示した図である。ONU ID 逆バイアス電圧対応テーブルには、「ONU ID」501、「ONU−OLTレベル差」502、「OLT入力パワー」503、「逆バイアス電圧」504の4項目が含まれている。これにより、図5に示しているように、ONU IDが「1」の光信号を受信する場合、設定する逆バイアス電圧は「15V」と決まる。
逆バイアス電圧値を計算してメモリに格納する一例を説明する。全ONUの送信パワーが既知である場合、「ONU−OLTレベル差」とONU送信パワーを参照して、「OLT入力パワー」を計算して求めることができる。そして、OLT入力パワー、即ち各ONUから受信する光信号の強度の値、とAPDデバイスの特性データを参照にして、APDの最適な増倍率が決定され、逆バイアス電圧が計算される。もしくは、OLTに入力された光信号の強度を検出して、メモリ12に格納してもかまわない。
以下、図6を参照して、第2の実施形態について、PONシステム全体の動作手順を説明する。またここでは、送信タイミングの決定方法と逆バイアス電圧の制御方法について説明する。尚、PONシステムの基本構成は、図1と同様である。
OLTは、ONUの帯域要求を問い合わせする信号を全ONUへブロードキャストする(ステップ201)。ただし、ONUが自動的に帯域要求信号を送信する場合はなくてもよい。その後、ONUはONUのバッファに蓄積されたデータ量をREPORTフレームとよばれる帯域要求信号をOLTへ送信し(ステップ202)、OLTはその帯域要求信号を受信する(ステップ203)。
次に、CPU11は、メモリ12に記憶されたONU−逆バイアス電圧対応情報を検索し(ステップ204)、各ONUの帯域要求条件と逆バイアス電圧に基づき実施例1で述べたように逆バイアス電圧差が小さくなるように送信すべきONU順序を決定し、時間的に連続するONUの逆バイアス電圧情報から、ガードバンド時間を計算し、送信許可タイミングを決定する。(ステップ205)。
これにより、前のタイミングに送信するONUに対する逆バイアス電圧と次のタイミングに送信するONUに対する逆バイアス電圧との情報から、逆バイアス電圧の調整によるAPD受光素子の安定化時間を計算できるので、設定すべきガードバンド時間決定ことができる。なお、ここでは、予めAPD特性データに基づき、安定化時間を導出しているものとする。
DBAは、設定すべきガードバンド時間を参照して、各々のONUの送信すべきタイミングを決定する。よって、ガードバンド時間以内にAPD受光素子は安定化できる。
なお、この第2の実施の形態では、メモリ12に予めONU−逆バイアス電圧対応情報が記憶されているものとしているが、APD15で光信号の強度を検出して、逆バイアス電圧を導出して、メモリに格納することも可能である。
最後に、OLTは全ONUに上りの送信タイミングを含む信号をブロードキャストする(ステップ206)。OLTは、送信許可タイミングに基づき、逆バイアス電圧を制御する(ステップ207)。これにより、逆バイアス電圧を変更することによってAPDのダイナミックレンジの広域化を図りながら、ガートタイムを短くすることができるため、帯域を有効に使用することができる。
次に、図7を参照して、第2の実施形態について、本発明の実施形態の逆バイアス電圧の差を考慮して、帯域割当と逆バイアス電圧を設定する方法について説明する。
図7(a)はOLTで受信した光信号の光強度の一例を示しており、縦軸に光強度、横軸に時間をとっている。光信号301、302、303は、それぞれONU(#1)20a、ONU(#2)20b、ONU(#3)20cからの信号を示している。光信号の強度はOLTでの受信強度を示している。つまり、光信号301は光信号303より光強度は強い状態を示している。
図7(b)はAPDの逆バイアス電圧の一例を示しており、縦軸に逆バイアス電圧、横軸に時間をとっている。逆バイアス電圧V1(311)、V2(312)、V3(313)は、それぞれONU(#1)20a、ONU(#2)20b、ONU(#3)20cからの信号を受信するときの逆バイアス電圧の値を示している。光信号の強度が強い場合、逆バイアス電圧を小さく設定しており、光信号の強度が弱い場合、逆バイアス電圧を大きく設定している。
また、DBAは、前のタイミングに送信するONUに対する逆バイアス電圧と次のタイミングに送信するONUに対する逆バイアス電圧との情報に基づき、前のONUの光信号の送信を終了するタイミングと次のONUの光信号の送信を開始するタイミングとの時間差を所定の閾値以上にするように、 ONUの各々の送信すべきタイミングを決定する。
たとえば、逆バイアス電圧がV3からV1へ変化する場合、光の強度が強い光信号301から光の強度の弱い光信号303へ変化するため、APD素子内で干渉と安定化時間の影響が心配される。よって、APD素子の安定化時間よりも大きいガードバンド時間315を設定し、DBA方式でONUの送信タイミングを決定している。
図7(c)はOLTで受信したAPD電流を示しており、縦軸にAPDの電流、横軸に時間をとっている。APD電流321、322、313は、それぞれONU(#1)20a、ONU(#2)20b、ONU(#3)20cからの光信号が光電気変換されたAPD電流の値を示している。逆バイアス電圧を調整した結果、トランスインピーダンスアンプ16以降の回路が正常に動作する電流範囲に収まっていることを示している。
このような状態において、光強度の強い信号の直後に光強度の弱い信号を受信することで起因する問題を十分低減できる。このため、OLTは光強度の強い信号と弱い信号を同時に受信でき、光信号受信装置のダイナミックレンジを広くすることが可能となる。結果的に受信信号の光強度が異なる場合にでも、高速PONシステムを実現することが可能である。
以上、本発明の実施形態1〜2を詳しく説明したが、本発明はこれに限らず、当業者は具体的な状況によって変更を行うことができる。
例えば、本発明の実施形態1〜2についてはすべてEPONを例に説明したが、本発明はもちろん、ATMに基づく受動光ネットワーク(APON)およびギガビット受動光ネットワーク(GPON)など、その他の受動光ネットワーク(PON)に適用することができる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、超高速PONシステムにおいて、逆バイアス電圧情報に応じて動的帯域割当を行い、送信タイミングとAPDの逆バイアス電圧制御により、OLTの受光感度のダイナミックレンジの広域化が可能となる。
本発明の実施形態1のPONシステムの構成ブロック図である。 本発明の実施形態1の動作を説明するフロー図である。 本発明の実施形態の逆バイアス電圧を設定するタイミングを説明する図である。 本発明の実施形態1の帯域割当と逆バイアス電圧の設定方法を説明する図である。 本発明の実施形態におけるONU逆バイアス電圧対応テーブルを示した図である。 本発明の実施形態2の動作を説明するフロー図である 本発明の実施形態2の帯域割当と逆バイアス電圧の設定方法を説明する図である。 従来のPONシステムの構成ブロック図である。 従来の受光感度のダイナミックレンジを説明する図である。 従来の逆バイアス電圧の設定方法を説明する図である。
符号の説明
10 光伝送路終端装置(OLT)
20 光回線終端装置(ONU)
30 光ファイバ、31光分岐装置
11 CPU
12 メモリ
13 逆バイアス電圧制御部
14 電圧可変型の直流電流
15 APD受光素子
16 トランスインピーダンスアンプ16
17 ポストアンプ
18 PHY
19 MACフレーム処理部。

Claims (12)

  1. 光伝送路終端装置(OLT:Optical Line Terminal)と複数の光回線終端装置(ONU:Optical Network Unit)とが光ファイバを介して接続された受動光ネットワーク(PON)システムにおいて、
    前記OLTは、印加させる逆バイアス電圧に応じて電流増倍率が変化する光電変換素子を備え、前記複数のONUに上り信号の送信帯域を割り当てる際に、前記複数のONUのうちの一のONUからの上り信号を受信する際に必要な逆バイアス電圧と、該一のONUの直前に送信帯域を割り当てた他のONUからの上り信号を受信する際に必要な逆バイアス電圧との電圧差が小さくなるように前記送信帯域の割当順序を決定することを特徴とするPONシステム。
  2. 請求項1に記載のPONシステムおいて、
    前記OLTは、前記複数のONUのそれぞれの必要な逆バイアス電圧の情報を保持し、該情報を参照して前記送信帯域の割当順序を決定することを特徴とするPONシステム。
  3. 請求項1に記載のPONシステムにおいて、
    前記OLTは、前記複数のONUに前記上り信号の送信タイミングを指示する際に、直前のタイミングに上り信号を送信するONUに対応する逆バイアス電圧と次のタイミングに上り信号を送信するONUに対応する逆バイアス電圧の電圧差に基づいて、前記次のタイミングに上り信号を送信するONUの前記上り信号の送信タイミングを決定することを特徴とするPONシステム。
  4. 請求項1に記載のPONシステムにおいて、
    前記決定された送信帯域の割当順序に応じて前記逆バイアス電圧を制御することを特徴とするPONシステム。
  5. 光伝送路終端装置(OLT:Optical Line Terminal)と複数の光回線終端装置(ONU:Optical Network Unit)とが光ファイバを介して接続された受動光ネットワーク(PON)システムにおける光信号受信方法であって、
    前記OLTは、印加させる逆バイアス電圧に応じて電流増倍率が変化する光電変換素子を備え、
    前記OLTは前記複数のONUに上り信号の送信帯域を割り当てる際に、前記複数のONUのうちの一のONUからの上り信号を受信する際に必要な逆バイアス電圧と、該一のONUの直前に送信帯域を割り当てた他のONUからの上り信号を受信する際に必要な逆バイアス電圧との電圧差が小さくなるように前記送信帯域の割当順序を決定することを特徴とする光信号受信方法。
  6. 請求項5に記載の光信号受信方法であって、
    前記OLTは、前記複数のONUのそれぞれの必要な逆バイアス電圧の情報を保持し、
    該情報を参照して前記送信帯域の割当順序を決定することを特徴とする光信号受信方法。
  7. 請求項5に記載の光信号受信方法であって、
    前記OLTは、前記複数のONUに前記上り信号の送信タイミングを指示する際に、直前のタイミングに上り信号を送信するONUに対応する逆バイアス電圧と次のタイミングに上り信号を送信するONUに対応する逆バイアス電圧の電圧差に基づいて、前記次のタイミングに上り信号を送信するONUの前記上り信号の送信タイミングを決定することを特徴とする光信号受信方法。
  8. 請求項5に記載の光信号受信方法であって、
    前記決定された送信帯域の割当順序に応じて前記逆バイアス電圧を制御することを特徴とする光信号受信方法。
  9. 光ファイバを介して複数の光回線終端装置(ONU:Optical Network Unit)に接続された光伝送路終端装置(OLT:Optical Line Terminal)であって、
    印加させる逆バイアス電圧に応じて電流増倍率が変化する光電変換素子を備え、
    前記複数のONUに上り信号の送信帯域を割り当てる際に、前記複数のONUのうちの一のONUからの上り信号を受信する際に必要な逆バイアス電圧と、該一のONUの直前に送信帯域を割り当てた他のONUからの上り信号を受信する際に必要な逆バイアス電圧との電圧差が小さくなるように前記送信帯域の割当順序を決定することを特徴とするOLT。
  10. 前記複数のONUのそれぞれの必要な逆バイアス電圧の情報を保持し、該情報を参照して前記送信帯域の割当順序を決定することを特徴とする請求項9に記載のOLT。
  11. 前記複数のONUに前記上り信号の送信タイミングを指示する際に、直前のタイミングに上り信号を送信するONUに対応する逆バイアス電圧と次のタイミングに上り信号を送信するONUに対応する逆バイアス電圧の電圧差に基づいて、前記次のタイミングに上り信号を送信するONUの前記上り信号の送信タイミングを決定することを特徴とする請求項9に記載のOLT。
  12. 前記決定された送信帯域の割当順序に応じて前記逆バイアス電圧を制御することを特徴とする請求項9に記載のOLT。
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