JP2013524726A - 光ネットワークにおける光ノードによる送信のためのタイムスロットをスケジュールするシステムおよび方法 - Google Patents

光ネットワークにおける光ノードによる送信のためのタイムスロットをスケジュールするシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

複数の光ノードのそれぞれからの受信光バーストに対応する信号強度が測定される。測定は、システム起動時、光ノードの構成/インストール時、および/または光ノードの動作の特定の間隔で実行されうる。この測定結果に基づく光ノードに対する信号強度情報は、メモリに格納される。送信のため光ノードをスケジュールする場合、好ましい送信順序は、格納されている信号強度情報に応答して決定される。一実施形態では、好ましい順序は、連続する光バースト間の信号強度レベルの差を小さくするように決定される。

Description

本発明は、光ネットワーク、および特に、受動光ネットワーク内の光ノードによる伝送のスケジューリングを行うためのシステムおよび方法に関するものである。
アクセスネットワークとは、ネットワークユーザーからネットワークの境界(edge of a network)までの接続性を提供するものである。アクセスネットワークにはさまざまな種類のものがあり、デジタル加入者回線、光同軸ハイブリッド(HFC)、およびつい最近のファイバートゥザホームが挙げられる。ファイバートゥザホームは、一般的に、ネットワークユーザーの施設に取り付けられた光ネットワーク装置(ONU)が収容局またはネットワークプロバイダ側の光回線終端装置(OLT)に結合されている受動光ネットワーク(PON)を使用する。
受動光ネットワークは、ATM−PON(APON)、ブロードバンドPON(BPON)、イーサネット(登録商標)−PON(EPON)、およびギガビット−PON(GPON)を含む、さまざまなプロトコルを備える。APONは、ATMプロトコルに基づくが、BPONプロトコルは、WDMおよび他の機能のサポートを追加したAPONに基づく。EPONは、「IEEE 802.3 Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection(CSMA/CD)アクセス方法および物理レイヤ仕様」において説明されている。EPONは、可変長イーサネットフレームを有するインターネットプロトコル(IP)を使用する。GPONは、ITU−T G.984 Gigabit−capable Passive Optical Networks(GPON)標準において説明されており、ATM、イーサネット、およびGPON Encapsulation Method(GEM)フレームが選択されるATM、IP、および時分割多重(TDM)プロトコル(SONETおよびSDHなど)をサポートする。より高い帯域幅に対するネットワークユーザーの要求とともに、PONプロトコルはデータ速度の高速化をサポートするように移行しつつある。EPONプロトコルは、1Gb/sのデータ転送速度を必要とするが、現行のGPON標準では最大2.5Gb/sまでの転送速度を必要とする。それに加えて、10ギガビットイーサネットPON(10G−EPON)は、10Gb/sの動作速度を必要とするIEEE802.3avの新しい標準である。WDM−PONなどの追加のPON技術も開発されている最中である。
PONのトポロジーのせいで、ダウンストリームに対する伝送モード(つまり、OLTからONU)とアップストリームに対する伝送モード(つまり、ONUからOLT)は異なる。ダウンストリーム方向では、OLTは、1×Nの性質の光信号を連続モード(CM)でONUにブロードキャストする。ONUは、光信号から、送信先に宛てられるデータフレームを抽出する。アップストリーム方向では、ONUによって送信される光信号は、ONUがアップストリームチャネル容量を共有しなければならないように光カプラーによって1本のファイバーもしくはチャネル内に集められる。衝突を回避し、帯域共有を促すために、ONUは、割り当てられたタイムスロットにおいて光バーストで非同期に送信する。OLTとONUとの間の距離は、均一でないため、OLTが受け取る光バーストの位相は、パケット毎に異なり、OLTが受け取る光バーストは、異なるパワーレベルを有する。いくつかの用途では、約20デシベル(dB)の範囲が観察されている。例えば、ITU−T勧告G.984.2では、15dBの光路損失の差が定義されている。同じ標準において、アップストリーム送信機の平均出射パワーの最大変動は、5dBと定義されている。これら2つの数を合わせると、アップストリームの受信機では20dBの最大パワー差となる。パワーレベルのこの差により、OLTにおいて光受信機に問題が生じる。
米国特許出願公開第2009/0279886号明細書
したがって、受動光ネットワークの光回線終端装置内の受信光バースト間の変動を補償する必要がある。
受動光ネットワークの一実施形態の概略ブロック図である。 受動光ネットワーク内の光バーストに対するフレーム構造の一実施形態の概略ブロック図である。 受動光ネットワーク内の光バーストのスケジューリングの実施形態の概略ブロック図である。 受動光ネットワーク内の光バーストのスケジューリングの実施形態の概略ブロック図である。 受動光ネットワーク内の光バーストのスケジューリングの実施形態の概略ブロック図である。 受動光ネットワーク内の光バーストのスケジューリングの実施形態の概略ブロック図である。 受動光ネットワーク内の光バーストのスケジューリングの実施形態の概略ブロック図である。 受動光ネットワーク内の光バーストのスケジューリングの実施形態の概略ブロック図である。 光ネットワーク内の光ノードの送信をスケジュールするための方法の一実施形態の論理流れ図である。 光回線終端装置の一実施形態の概略ブロック図である。 光ネットワーク内の光ノードの送信をスケジュールするための方法の一実施形態の論理流れ図である。 光バーストの信号強度を測定するための方法の一実施形態の論理流れ図である。 光ネットワーク内の光ノードの送信をスケジュールするための方法の一実施形態の論理流れ図である。 受動光ネットワーク内の光バーストのスケジューリングのための別の実施形態の概略ブロック図である。 受動光ネットワーク内の光バーストのスケジューリングのための別の実施形態の概略ブロック図である。 光バーストを受信するための光受信機の実施形態の概略ブロック図である。 光バーストを受信するための光受信機の実施形態の概略ブロック図である。
図1は、受動光ネットワーク(PON)100の一実施形態の概略ブロック図を例示している。PON 100は、光回線終端装置(OLT)モジュール102および複数の光ネットワーク装置(ONU)104を備える。OLT 102は、光リンク108によって光カプラーモジュール106に結合される。光カプラーモジュール106は、光リンク108を1×N個のアクセスリンク110に分岐する。一実施形態では、光カプラーは、受動型ビームスプリッター/カプラーまたは1つもしくは複数のカスケード型ビームスプリッター/カプラーを含む。
一般に、OLT 102は、収容局またはネットワークプロバイダ側に配置され、PON 100を、放送網、インターネット、時分割多重(TDM)ネットワークなどのメトロネットワークまたはワイドエリアネットワークに結合する。一実施形態では、インターネットサービスプロバイダまたは地域通信事業者または他のサービスプロバイダは、音声、動画、およびデータサービスなどのブロードバンド通信サービスをPON 100上でネットワークユーザーに提供する。PON 100は、APON、BPON、EPON、GPON、および10G−EPON標準などの標準化された通信技術を実装することができる。
一般に、ONU 104は、道路脇縁石または中央建物の場所など、ネットワークユーザーの施設側に、またはそれに近い場所に配置され、エンドユーザーの端末またはエンドユーザーネットワークに接続される。ONU 104は、光ネットワーク終端装置(ONT)および光バーストもしくは光パケットを送信する他の光ノードを備えることができる。
動作中、OLT 102は、光データ信号をダウンストリームで光リンク108上にブロードキャストする。光カプラーモジュール106は、ブロードキャストされる光信号をアクセスリンク110上に分岐する。光カプラーモジュール106は、交換を実行しないので、光信号は、光カプラーモジュール106からのサービスを受けるすべてのONU 104にブロードキャストされる。したがって、送信先に向けられる信号を除去するのはONU 104次第である。それぞれのONU 104は、ブロードキャスト光信号からデータフレームを復元し、どのデータフレームが各エンドユーザーに宛てられるかを決定する。ONU 104のエンドユーザーに宛てられるデータフレームのみがさらに処理され、残りのデータフレームは破棄される。与えられたONU 104へのダウンストリーム帯域幅は、時間の経過とともに変化する可能性があるため、ONU 104は、好ましくは、時間とサイズの両方の点で、任意のダウンストリームタイムスロットでデータフレームを処理することができるべきである。
アップストリームの方向では、ONU 104は、光信号を光カプラーモジュール106に送信し、次いで光カプラーモジュール106は、光信号を組み合わせて光リンク108上に出す。ONU 104は光リンク108を共有するので、ONU 104間のパケットの衝突を回避し、帯域共有を促すためのスケジューリング方法が使用されなければならない。一実施形態では、ONU 104は、送信のため所定のタイムスロットをそれぞれ割り当てられる。ONU 104に、送信すべきデータがない場合、ONU 104に対する所定のタイムスロットは、空であるか、またはアイドル状態のままである。別の実施形態では、ONU 104が送信すべきデータを有している場合、OLT 102に、送信タイムスロットを要求する。OLT 102は、ONU 104に対するタイムスロットをスケジュールし、指定された開始時刻およびタイムスロットの持続時間とともに許可メッセージをONU 104に送信する。
帯域幅割り当てを決定するときに、OLT 102ではさまざまな要因が考慮される。例えば、音声トラフィックなどの、いくつかの種類のトラフィックは、より一定したアップストリーム帯域幅を必要とする。したがって、音声トラフィックでは、OLT 102は、ONU 104に対して固定帯域幅割り当てを行うことができる。それに加えて、いくつかのクラスのデータサービス(DS1など)も、比較的一定したアップストリームビットレートを必要とすることもある。しかし、他の種類のデータトラフィック(インターネットアクセスなど)は、可変アップストリームビットレートを必要とすることもある。
一実施形態では、OLT 102は、1つまたは複数のトラフィックスケジューリングコンセプトを使用してONU 104の間で動的帯域幅割り当て(DBA)を実行する。例えば、GPON標準では、ステータス報告と非ステータス報告の2種類の動的帯域幅割り当てが説明されている。非ステータス報告のDBAでは、OLT 102は、少量の余分な帯域幅をそれぞれのONU 104に連続して割り当てる。ONU 104に、送信すべきトラフィックがない場合、ONU 104は、割り当てられたタイムスロットにおいてアイドルフレームを送信する。逆に、ONU 104に、送信すべきトラフィックがある場合、ONU 104は、割り当てられたタイムスロットにおいてデータフレームを送信する。ONU 104がその余分な割り当てられたタイムスロットの間にアイドルフレームではなくデータフレームを送信していることをOLT 102が気づいた場合、そのONUへの帯域幅割り当てを増やす。特定のONUがアイドルフレームを送信していることにOLT 102が気づいた場合、OLT 102は、その特定のONUに割り当てられている帯域幅を縮小する。ステータス報告のDBAでは、OLT 102は、ONU 104にポーリングしてデータキューまたはバッファに関する情報を要求する。ONU 104は、異なるトラフィックキューの測定基準を含む報告メッセージを送信する。ONU 104におけるトラフィックの種類およびそのようなトラフィックに対するキューについてサービスレベルの合意を考慮して、OLT 102は、ONU 104上にスペアタイムスロットをどのように割り当てるかを決定する。
別の例において、EPONプロトコルは、ステータス報告のDBAメカニズムに似たDBAメカニズムを実装する。 OLT 102をそのキューステータスについてONU 104をポーリングし、それに応答して帯域幅を付与する。他のDBAの方法も同様にここで実装されうる。
OLT 102がタイムスロットをスケジュールした後、ONU 104は、そのスケジュールされたタイムスロットにおいて光バーストをOLT 102に送信する。OLT 102は、ONU 104からさまざまな光バーストを受け取る。しかし、本明細書で説明されているように、ONU 104とOLT 102との間の距離が変化するため、OLT 102によって検出される光バーストは、いくつかのタイムスロットにまたがって異なるパワーレベルを有する。
図1に示されている例では、異なるONU 104からの光バースト112は、変化する信号強度を有する。この変動によりOLT 102は、強制的に、変動する光パワーを補償するようにそれぞれのタイムスロットでその光受信機を調整する。このような調整がないと、OLT 102は、弱い信号において「1」を「0」と誤って解釈したり、または強い信号において「0」を「1」と解釈する可能性がある。この調整期間は、それぞれの光バーストの始まりで生じ、ときには、自動利得制御(AGC)期間と称される。AGC期間中に、OLT 102は、入力信号の信号強度に応答して入力増幅器の利得係数を調整する。一実施形態では、自動利得制御装置が、増幅器、一般的にはトランスインピーダンス増幅器の利得を所定の信号強度に合わせて連続的に調整するフィードバックループを形成する。タイムスロットの開始時点において、クロックリカバリおよびビット同期のために周波数調整を実行するクロック/データリカバリ(CDR)機能などの、他の調整も行う必要がある場合もある。調整に要する全期間は、受信機の整定時間と称される。必要なデータビットレートが増大するにつれ、光受信機は、より短い整定時間内(例えば、GPONでは40ns以内)に高いダイナミックレンジを得なければならない。
図2は、光バースト150に対するフレーム構造の一実施形態の概略ブロック図を例示している。光バースト150は、タイムスロット170で送信される。光バースト150同士の間に、ときにはガードインターバル152が必要である。光バーストフレームは、オーバーヘッド152およびペイロード160を含む。一実施形態では、オーバーヘッド152は、AGCビット列156およびCDRビット列158を含む。AGCおよびCDRビット列は、OLT 102の整定時間において自動利得およびクロック/データリカバリプロセスのためにビット列を構成する。データレートが増大するにつれ、光受信機の整定時間は、AGCおよびCDRビット列の必要なオーバーヘッドの増大を回避できるよう十分に高速である必要がある。それに加えて、光受信機の必要なAGC期間の短縮により、オーバーヘッドが低減され、データレートが増大しうる。
図3は、PON 100における光バーストスケジューリングの一実施形態の概略ブロック図を例示している。一実施形態では、ONU 104は、異なるスケジュールされたタイムスロット170において光バースト150を送信する。図3の実施形態では、光バーストは持続時間が変化するが、他の実施形態では、光バーストは固定された持続時間を有することができる。図3aに示されているように、ONU 104は、典型的には、光バーストの信号強度を考慮することなく送信するようにスケジュールされる。しかし、このようなスケジューリングにより、結果として、連続する光バースト150間の信号強度の分散が広くなり、したがって光受信機に対してより長い整定時間が必要になる。
図3bに示されている一実施形態では、ONU 104は、ONU 104からの光バーストの関連する信号強度に基づき光バースト150を送信するようにスケジュールされる。ONU 104の構成時などの起動時、または動作中定期的に、ONUからの1つまたは複数の光バーストの信号強度が測定され、信号強度情報がOLT 102に格納される。信号強度は、電圧もしくは電流、またはパワーレベルなどの、振幅値を含みうる。これは、一定期間にわたる、または単一の光バーストに対する平均測定結果を含みうる。これは、ONUからの光バーストのパワーの分散またはパワーの予測される差異もしくは標準偏差を含んでもよい。これは、ONU 104に関連付けられている光バーストに対する相対的パワーを示す他の指定値(ランキング)も含むことができる。図3bに例示されているように、ONU 104への光バーストの送信に対するタイムスロットのスケジューリングを決定するときに、タイムスロットの順序を決定する際のいくつかの要因のうちの1つが信号強度情報である。一実施形態では、OLT 102は、連続する光バーストの信号強度の差を縮小するようにタイムスロットをONU 04に割り当てる。
図3cに示されている別の実施形態では、第1のスケジューリングサイクル174におけるスケジューリングの順序は、次のスケジューリングサイクル176では逆順になる。OLT 102は、2つのスケジューリングサイクル174と176との間の信号強度の遷移を減らすために交互の、または連続するスケジューリングサイクルで逆順の送信を行うようにONU 104をスケジュールする。第1のスケジューリングサイクルにおける光バーストの信号強度は、おおよそ上昇する順序となっており、次の、または連続するスケジューリングサイクルではおおよそ下降する順序に反転される。
一実施形態では、光バーストの信号強度の測定基準の1つは、パワーである。OLT 102は、ONU 104からの光バーストのパワーを決定し、次いで、光バーストのパワーレベルに基づきスケジュールを最適化する。例えば、ONUからの光バーストが、パワーPを有するONUから、パワーPを有するONUから、パワーPを有するONUから、およびパワーPを有するONUからパワーPを有するものとして測定されると仮定する。パワーレベルの差が決定され、ONUは、パワーレベルPに基づきスケジュールされる。例えば、タイムスロットは、光バーストの連続的パワーレベルの差を小さくするように割り当てられ、例えば、より似ている、または等しいパワーレベルを持つ光バーストは、連続的タイムスロットにおいて割り当てられる。
別の例では、AGCモジュールの利得率が考察されている。例えば、連続的信号強度の差を最小にするようにタイムスロットをスケジュールすることによって、その後、AGCモジュールの利得の増減率はより近似的に直線性の高い時間の軌跡を辿る。そのため、光バーストは、この直線によって定められる最大値より急なAGC利得ステップを回避するように最適にスケジュールされる。より一般的に、時間におけるAGCモジュールの利得の最大増減率を定義する任意の曲線について、特定の動作点について定義されている最大値より高い率でAGC利得が変化することを必要としない光バーストのスケジュールは最適である。
別の実施形態では、1つまたは複数のONU 104の信号強度の分散は、スケジューリングのときに考慮される。例えば、ONU 104が強度信号の分散が大きい光バーストを送信するときに、ONUに対する最適なスケジュールを決定することが困難な場合がある。したがって、ONU 104は、スケジューリングサイクルの終わりにスケジュールされるか、または平均信号強度および分散に基づきスケジュールされうる。
図3cの実施形態では、サイクル間の順序が逆になるため、ONU 104に対する光バーストの到着間時間は変動する。図3dに示されている代替的実施形態では、タイムスロットは、スケジューリングサイクルにおける光バーストの信号強度レベルが上昇または下降するように順序付けられる。第1のタイムスロットおよび最後のタイムスロットにおける光バーストは、比較的低い信号強度を有するが、比較的高い信号強度を持つ光バーストは、サイクルの真ん中あたりでスケジュールされる。これにより、スケジューリングサイクルの連結は、順序を逆にしなくても可能になる。例えば、図3dに示されているように、ノードは、ONU、ONU、ONU、ONU、およびONUの順にタイムスロットを割り当てられる。光ノードは、逆順にスケジュールされてもよい。あるいは、光ノードは、ONU、ONU、ONU、ONU、およびONUとして、または逆順でスケジュールされうる。信号強度レベルを上げ下げするスケジューリング方法は、ONUがそれぞれのサイクルにおいて類似の順序を有するのでタイムスロットの割り当てをより公平に行う方法であるものとしてよい。
図3eは、タイムスロット170が、スケジューリングサイクル174において光バーストの信号強度レベルがおおよそ下降次いでおおよそ上昇するように順序付けられる一実施形態を例示している。図3dの例と同様に、これにより、スケジューリングサイクルの連結は、タイムスロットの順序を逆にしなくても可能である。第1のタイムスロットおよび最後のタイムスロットにおける光バーストは、比較的高い信号強度を有するが、比較的低い信号強度を持つ光バーストは、サイクルの中間あたりでスケジュールされる。例えば、図3eにおいては、ノードは、ONU、ONU、ONU、ONU、およびONUの順にタイムスロットを割り当てられる。光ノードは、逆順にスケジュールされてもよい。あるいは、光ノードは、ONU、ONU、ONU、ONU、およびONUとして、または逆順でスケジュールされうる。
図3fは、未割り当てのタイムスロットがスケジュールされる一実施形態を例示している。OLT 102は、スケジューリングサイクル内、スケジューリングサイクルの後、またはスケジューリングサイクルのサイクル間に、未割り当ての時間178の長い期間をスケジュールすることができる。未割り当ての時間は、例えば、低トラフィックの期間にPONのエネルギー消費量を減らすか、または発見もしくは距離測定サイクルを開始するようにスケジュールされる。未割り当ての時間178は、部分的フレーム期間またはフレーム期間全体または複数のフレーム期間に対応しうる。未割り当ての時間178において、OLTは、一般的に、最大利得をAGCに設定する。そこで、AGCの整定時間を短縮するために、一実施形態では、信号強度が比較的低い光バーストは、未割り当ての時間178の後にスケジュールされる。しかし、別の実施形態では、AGCが中レベルの利得に設定されている場合に、おおよそ平均の信号強度を持つ別の光バーストは、未割り当ての時間178の後にスケジュールされる。
スケジューリングサイクル174、176における5個のタイムスロットのみが図3aからfに例示されているが、追加のタイムスロット内のさらに多くの光バーストが1サイクル以内にスケジュールされうることは理解される。例えば、いくつかの現行の標準では、4000を超えるタイムスロットが1つのスケジューリングサイクルにおいて存在し、例えば、ITU−T984.3では、125マイクロ秒のフレーム期間中に最大4095個のタイムスロットを許容する。光バーストの数が増えると、1つのサイクルに対して光バーストの信号強度レベル間に生じる遷移または勾配はより緩やかなものとなりうる。
図3bからeに示されているスケジューリングサイクル174および176は、1つまたは複数のフレーム期間もしくは部分的フレーム期間を含みうる。例えば、一実施形態では、それぞれのスケジューリングサイクル174および176は、1つのフレーム期間に対応する。別の例では、OLT 102は、1つのフレーム期間内に2つまたはそれ以上のタイムスロットをONUに割り当てることができる。そこで、スケジューリングサイクル174および176におけるONUの順序付けが、1フレーム期間内に1つまたはそれ以上の回数だけ繰り返される。別の実施形態では、スケジューリングサイクル174および176は、複数のフレーム期間を含む。例えば、1フレーム期間は、スケジューリングサイクル174、176において必要な数のONUをスケジュールするには十分に長いといえない場合がある。そこで、スケジューリングサイクル174は、例えば、3フレーム期間を含むことができ、スケジューリングサイクル176は、さらに3つのフレーム期間を含む。別の実施形態では、スケジューリングサイクル174、176は、スケジューリングサイクル174において光バーストの順序付けに必要な1.5フレーム期間などの部分的フレーム期間を含み、次いで、スケジューリングサイクル176に対して1.5フレーム期間をもう1つ含む。そのため、スケジューリングサイクル174、176は、複数のフレーム期間または部分的フレーム期間に対応しうる。
図3bから3fに示されているタイムスロットのスケジューリングは、光受信機の整定時間を短縮するために信号強度の測定結果に基づきONUをスケジュールする複数のパターンを例示している。1つのスケジューリングサイクル内に光バーストの連続的信号強度を小さくするように光ノードの送信をスケジュールすることによって、自動利得制御装置は光バースト間の遷移を減らし、それにより、総整定時間を短縮する。それに加えて、図3bから3fに示されているものと異なる、信号強度に基づく光バーストの他のパターンまたは順序付けは、光受信機の実装およびONUの信号強度測定結果に応じて、整定時間を短縮するのに役立ちうる。
図4は、光ネットワーク内の光ノードの送信をスケジュールするための方法180の一実施形態の論理流れ図を例示している。ステップ182で、複数の光ノードからの光バーストもしくは光パケットの信号強度が測定され、信号強度情報をメモリに格納される。光ノードは、光ネットワーク終端装置、光ネットワーク装置、または光バーストもしくはパケットを送信する他の光ノードを備える。信号強度は、構成または起動時に測定され、それに加えて、信号強度は、通常動作時に定期的に、または要求があった場合に測定され、これにより、時間にわたって生じる変動を決定する。ステップ184で、送信用のタイムスロットが、メモリに格納されている関連する信号強度情報に基づき光ノードに割り当てられる。
図5は、光回線終端装置102の一実施形態の概略ブロック図を例示している。本明細書ではPON 102内の光回線終端装置が説明されているが、さまざまな種類の光ネットワーク内で光パケットもしくはバーストを受信する他の種類の光ノードでは類似の実施形態が実装されうる。OLT 102は、送信機セクション200、受信機セクション202、および媒体アクセス制御(MAC)レイヤモジュール204を備える。MACレイヤモジュール204は、さまざまなレイヤ2(L2)機能、例えば、アドレッシング、ネットワーク処理、トラフィック管理、およびパケットフレーミングを実行する。MACレイヤモジュール204は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタルシグナルプロセッサ、マイクロコンピュータ、中央演算処理装置、フィールドプログラマブルゲートアレイ、プログラム可能論理デバイス、状態機械、論理回路、アナログ回路、デジタル回路、および/または回路のハードコーディングおよび/または操作命令に基づき信号(アナログおよび/またはデジタル)を操作する任意のデバイスなどの1つまたは複数の処理デバイスを備える。MACレイヤモジュール204は、内部メモリまたは外部メモリであるメモリを備える。MACレイヤモジュール204のメモリは、単一のメモリデバイスまたは複数のメモリデバイスとすることができる。このようなメモリデバイスとして、読み出し専用メモリ、ランダムアクセスメモリ、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、スタティックメモリ、ダイナミックメモリ、フラッシュメモリ、キャッシュメモリ、および/またはデジタル情報を格納する任意のデバイスが挙げられる。MACレイヤモジュール204は、その機能の1つまたは複数を、状態機械、アナログ回路、デジタル回路、および/または論理回路を介して実装することができ、対応する操作命令を格納するメモリは、状態機械、アナログ回路、デジタル回路、および/または論理回路を含む回路内に組み込まれるか、またはその回路の外部にあってもよい。MACレイヤモジュール204は、内部メモリおよび/または外部メモリに格納されているハードコーディングされた命令および/またはソフトウェア命令および/または操作命令を実行して、本明細書で説明されているステップおよび/または機能を実行することができる。MACレイヤモジュール204は、単一の集積回路または1つもしくは複数の集積回路で実装されうる。
OLT 102が、ONU 104を宛先とするパケットフレームを生成した場合、これは、ONU 104に対応するMACアドレスを挿入する。フレームはPON 100を通じてすべてのONU 104にブロードキャストされるが、一致するMACアドレスを持つONU 104のみがそのフレームを受け付け、それ専用のMACレイヤに受け渡してさらに処理を実行する。MACレイヤでは、そのフレームを解析して、フレームヘッダを検査し、それがONU宛てでないときにコンテンツを破棄する。アップストリームトラフィックでは、それぞれのONU 104は、そのMACアドレスを、OLT 102のMACレイヤモジュール204による送信元の識別のため送信されたフレームのプリアンブル内に挿入する。
MACレイヤモジュール204は、OLT 102に結合されているONU 104の送信をスケジュールする、例えば、タイムスロットをそのONU 104に割り当てる、スケジューリングモジュール206を備える。MACレイヤモジュールは、信号強度メモリ208に結合される。信号強度メモリ208は、ONU 104からの光バーストのパワー測定結果に関する情報を格納する内部もしくは外部メモリである。メモリ208は、単一のメモリデバイスまたは複数のメモリデバイスとすることができる。このメモリデバイスとしては、読み出し専用メモリ、ランダムアクセスメモリ、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、スタティックメモリ、ダイナミックメモリ、フラッシュメモリ、キャッシュメモリ、および/またはデジタル情報を格納する任意のデバイスが挙げられる。
動作時に、OLT 102は、データフレームを生成し、そのデータフレームを送信機セクション200内のデータシリアライザ212に送信する。データシリアライザ212は、連続モード送信のためにデータフレームをバイナリデータビット列の形式に変換する。レーザーモジュール214は、このデータビットに基づきレーザーを変調して光信号を生成する。オプションの増幅器216が、光信号を増幅して、その増幅された光信号を波長分割多重化装置(WDM) 218に受け渡す。WDM 218は、信号をダウンストリームで光リンク108上に受け渡す。
アップストリーム方向では、WDM218は、ONU 104からの光信号を受信機セクション204に受け渡す。光検出器220は、受信光バーストを検出し、その光信号を電気信号に変換する。光バーストの位相変動および振幅変動を補償するために、バーストモード自動利得制御(AGC)モジュール224およびバーストモードクロック/データリカバリ(BM−CDR)モジュール226が受信機セクション204内に実装される。受信信号の信号強度に基づき、バーストモードAGCモジュール224は、所定の電圧レベルもしくは範囲に合わせて受信信号の利得を調整する。クロック/データリカバリセクション226は、バーストモードAGCモジュール224から調整された電気信号を受信し、バイナリデータを抽出する。
信号強度測定モジュール228が、受信光バーストに関連する信号強度を測定する。一実施形態では、信号強度測定モジュール228は、光検出器220とインターフェースし、光バーストまたは光バーストの変換された電気信号の信号強度を測定する。別の実施形態では、信号強度測定モジュール228は、図5に点線で示されているように、BM−CDRモジュール226とインターフェースし、図10bに関してさらに詳しく説明されているように、ビット幅に基づき信号強度を推定する。信号強度を測定する他の実装も同様に可能である。次いで、光バーストの信号強度情報が、信号強度メモリ208内に格納される。スケジューリングモジュール206は、信号強度情報に応答してOLT 102に結合されているONU 104の送信をスケジュールする。
図6は、光ネットワーク内の光ノードの送信をスケジュールするための方法300の一実施形態の論理流れ図を例示している。ステップ302で、受信光バーストの信号強度が、複数のONU 104について測定される。この信号強度測定結果に基づくONU 104に対する信号強度情報は、メモリに格納される。送信のためONU 104をスケジュールする場合、好ましい送信順序は、ステップ304において、格納されている信号強度情報に応答して決定される。一実施形態では、連続する光バースト間の信号強度の差を小さくする好ましい順序が決定される。一実施形態では、図3cに関して説明されているように、第1のサイクルにおける光バーストの信号強度は、おおよそ上昇する順序となっており、連続するサイクルではおおよそ下降する順序に反転される。別の実施形態では、光バーストの信号強度は、図3dに関して説明されているように、信号強度レベルのおおよそ上昇し下降する順序となっている。別の実施形態では、光バーストの信号強度は、図3eに関して説明されているように、信号強度レベルのおおよそ下降する順序で、次いで上昇する順序となっている。他の実施形態では、その実施形態に対する連続する光バースト間の信号強度の差を最適化する光バースト信号強度レベルの追加の、または異なる順序が決定されうる。次いで、ONU 104は、ステップ306で第1のスケジューリングサイクルにおける決定された順序に対応するタイムスロットで送信するようにスケジュールされる。
図7は、光バーストの信号強度を測定するための方法320の一実施形態の論理流れ図を例示している。ステップ322で、OLT 102に結合されている複数のONU 104のそれぞれに対する1つまたは複数の受信バーストの信号強度が測定される。測定は、システム起動時に、または受動光ネットワーク内への新規のONU 104の構成/インストール時に実行される。ステップ324で、信号強度測定が定期的に更新される。OLT 102は、ONU 104に対する信号強度測定を更新するために所定の間隔または期間を設定することができる。所定の間隔は、時間にわたって変化するか、またはONU 104毎に異なっていてもよい。実用的な実装では、スケジューリングモジュール206は、信号強度情報、および例えば、DBA情報、帯域幅限界、サービス品質(QoS)、サービス内容合意(SLA)などのうちの1つまたは複数に基づき新規スケジュールを計算するために複数のフレーム期間を必要とする。スケジューリングは、典型的には、フレーム毎に実行されえないため、スケジュール更新速度で実行される。したがって、信号強度測定は、新規スケジュールを決定する前に定期的に、また類似のまたは複数のスケジュール更新レートでも実行されうる。
ステップ326では、信号強度測定は要求があったときに更新される。例えば、OLT 102は、例えば、ビットレート誤りが高いか、またはONU 104からの信号の検出が困難な場合、特定のONU 104からの光バーストを測定するよう信号強度測定モジュールに要求することができる。
図8は、光ネットワーク内の光ノードの送信をスケジュールするための方法340の一実施形態の論理流れ図を例示している。一実施形態では、ONU 104の送信の好ましい順序を決定するときに他の要因が考慮されうる。上で説明されているように、いくつかの動的帯域幅割り当て技法も考えられる。例えば、音声などの、いくつかの種類のトラフィックは、スケジューリングで優先されうる。優先度のより高い連続する光バースト間の信号強度レベルの差を縮小するように優先度の高いトラフィックが順番として最初にスケジュールされうる。次いで、優先度のより低い連続する光バースト間の信号強度レベルの差を縮小するように優先度のより低いトラフィックが順番として次にスケジュールされる。ONUの帯域幅要求条件、サービスレベル合意書、公平さなどの他のトラフィック工学原理も、光バーストのスケジューリングを決定するときに考慮される。考慮すべき別の要因として、単一のONUがスケジューリングサイクルにおいて複数のタイムスロットを要求するタイミングが挙げられる。タイムスロットは、1つの光バースト内で連続して順序付けられるか、または合併されうる。あるいは、タイムスロットは、パワーレベルが同じであるとしても帯域幅の公平さのために分離されるものとしてもよい。図8のステップ342において、トラフィック工学原理に基づきトラフィックの優先度が決定される。次いで、ONUトラフィックの送信の好ましい順序が、トラフィックの優先度および優先度レベル内の信号強度レベルに基づきステップ344で決定される。次いで、1つまたは複数の許可タイプのメッセージが、送信の好ましい順序に従う割り当てられたタイムスロットの指定された開始時刻と持続時間で1つまたは複数のONU 104に送信される。
図9および9bは、トラフィックの優先度に基づきスケジュールし、優先度レベルの範囲内の連続する光バーストにおける信号強度レベルの差を最適化する光バーストに対する一実施形態の概略ブロック図を例示している。2つの優先度レベル350および352が図9aおよび9bに例示されているが、追加の優先度レベルも同様に含めることができる。図9aの一実施形態では、それぞれの優先度レベル350、352における光バーストは、おおよそ上昇し下降する信号強度レベルに従って順序付けられる。別の実施形態では、それぞれの優先度レベル350、352における光バーストは、おおよそ下降し上昇する信号強度レベルに従って順序付けられる。
図9bの別の実施形態では、第1の優先度レベル350における光バーストは、おおよそ下降する信号強度レベルに従って順序付けられ、おおよそ上昇する信号強度レベルに従って第2の優先度レベルで順序付けられる。この順序によっても、スケジューリングサイクルの連結は、タイムスロットの順序を逆にしなくても可能になる。
図10aは、光バーストを受信するための光受信機の一実施形態の概略ブロック図を例示している。受信機204は、光検出器220、バーストモード自動利得制御モジュール224、およびバーストモードクロックデータアンドリカバリモジュール226を備える。バーストモード自動利得制御モジュール224は、トランスインピーダンス増幅器(TIA)402、制限増幅器(LA)404、および自動利得制御装置(AGC)406を備える。AGC 406は、TIA出力を所定の信号強度レベルもしくは範囲に合わせて調整するためにTIA 402へのフィードバックループを備える。それに加えて、信号強度測定モジュール228が、光検出器220に結合され、直流メーター400を備える。直流メーター400は、光検出器220を通って流れる平均光電流または光電子流を測定する。信号強度測定結果が、MACレイヤモジュール204に送信される。本明細書では直流メーター400が説明されているが、受信光バーストの信号強度を測定するための他の実施形態も実装されうる。
図10bは、光バーストを受信するための光受信機の別の実施形態の概略ブロック図を例示している。図10bでは、信号強度測定モジュール228は、ONUパワー推定装置408を備える。ONUパワー推定装置408は、参照により本明細書に組み込まれている米国特許出願第2009/0279886号において説明されているように、BM−CDR 226内のオーバーサンプラーモジュール410とインターフェースし、ビット幅に基づきONUに対する信号強度を推定する。
動作時に、オーバーサンプラーモジュール410は、オーバーサンプリングされた信号を発生するために入力信号の周波数より高い周波数でBM−AGモジュール224からの信号をサンプリングする。信号のプリアンブルにおいて、ビットバッファ412は、固定時間窓内にオーバーサンプラー419からのオーバーサンプリングされたビット416を格納する。開始パルス418は、固定された期間を開始するためにビット収集を開始する。ビットバッファは、すでに格納されているビットを削除しながら、プリアンブルの長さに対応する、いくつかのプリアンブルビットを格納する。デリミタ検出により、プリアンブルの末尾をマークするフレーム開始デリミタ(SFD)ビットを検出する。これは、フリーズパルス418をトリガーして、格納されているビットの保持および新規入力ビットの取得の停止をビットバッファ412に行わせる。デリミタ信号418は、ビットバッファ412内のデリミタの開始の位置に関する情報を1カウンタ414に与える。次いで、1カウンタ414は、バッファの開始位置からデリミタ開始位置までの格納されているすべての論理「1」をカウントする。これを行うことによって、異なるONUの光送信パワーレベルを区別することが可能である。BM−AGモジュール224内のアナログ電子コンポーネントTIA 402およびLA 404に帯域幅の制限があるため、光信号のパワーが高いと結果として、プリアンブルのデューティサイクルの持続する歪みが大きく、また長くなる。この歪みがあることで結果として、デリミタ検出に先行する固定時間窓内のプリアンブルのオーバーサンプリングされたイメージ内の「1」の数が増える。
図10aおよび10bの信号強度測定モジュールは、OLT 102によって使用されうる実装の2つの例示的な実施例である。他の種類の信号強度測定モジュールおよびフィードバックも、これらの例示的な実装の代わりに、またはそれに加えて、組み込まれうる。例えば、ONU 104からの光バーストの検出の成功率、または検出の容易さに関するフィードバックも、BM−AGモジュール224およびBM−CDR 226によって決定されうる。このフィードバックは、ONU 104に対する将来のスケジューリングサイクルにおけるタイムスロットのスケジューリングを決定するためにONUスケジューリングモジュール206に送られる。受信機セクション204内の他のモジュールも同様にフィードバックを供給することができる。例えば、前方向誤り訂正(FEC)モジュールは、光バーストに対する検出の容易さおよび光バーストについて検出された誤りに関するフィードバックを供給することができる。このフィードバックは、ONU 104のスケジューリングを最適化するためにONUスケジューリングモジュール206によって使用される。
光受信機の整定時間は、スケジューリングサイクル内で、またスケジューリングサイクル間で、連続する光バーストの信号強度差を小さくするためにタイムスロットのスケジューリングを最適化することによって短縮されうる。整定時間を短縮することによって、光バーストフレームの必要なAGCオーバーヘッドを増大することなくビットレートを高くすることが可能である。いっそう多くのフレームをデータ専用にすることができ、および/またはネットワークの可能なスループットを増大するより多くのフレームを送信することができる。
本明細書で使用されうるように、「実質的に」および「おおよそ」および「近似的に」という言い回しは、対応する項目に対する業界で受け入れられている許容範囲および/または項目間の相対性を規定するものである。このような業界で受け入れられている許容範囲は1パーセント未満から50パーセントまでの範囲内であり、限定はしないが、コンポーネントの値、集積回路のプロセス変動、温度変動、立ち上がり/立ち下がり時間、および/または熱雑音に対応する。項目間のこのような相対性は、数パーセントの差から大きな差までの範囲内である。本明細書で使用されうるように、「結合される」および/または「結合する」という言い回し(複数可)は、項目間の直接的結合および/または介在する項目を介した項目間の間接的結合を含むが(例えば、項目は、限定はしないが、コンポーネント、要素、回路、および/またはモジュールを含む)、ただし、間接的結合については、介在する項目は信号の情報を修正しないが、その電流レベル、電圧レベル、および/またはパワーレベルを調整しうる。本明細書でさらに使用されうるように、推論される結合(つまり、一方の要素が、推論によって他方の要素に結合される)は、「結合される」と同じようにして2つの項目間の直接的および間接的結合を含む。本明細書で使用されうるように、「するように動作可能である」という言い回しは、項目が説明されているか、または必要な対応する機能のうちの1つまたは複数を実行するための処理モジュール、データ、入力(複数可)、出力(複数可)などのうちの1つまたは複数を含むが、説明されているか、または必要な対応する機能を実行するための1つまたは複数の他の項目への推論される結合をさらに含みうることを示す。本明細書で使用されうるように、「結合される」および/または「結合する」という言い回し(複数可)は、項目間の直接的結合および/または介在する項目を回した項目間の間接的結合を含む(例えば、項目は、限定はしないが、コンポーネント、要素、回路、および/またはモジュールを含む)。本明細書でさらに使用されうるように、推論される結合(つまり、一方の要素が、推論によって他方の要素に結合される)は、「結合される」と同じようにして2つの項目間の直接的および間接的結合を含む。
また、実施形態は、指定された機能の実行およびこれらの機能の関係を示す方法ステップの助けを借りて説明されている。これらの機能構成ブロックおよび方法ステップの境界および順序は、説明の便宜のために本明細書で任意に定義されている。代替的境界および順序は、指定された機能および関係が適切に実行される限り定義されうる。したがって、そのような代替的境界または順序はどれも、請求されている発明の範囲および趣旨のうちにある。同様に、流れ図ブロックも、特定の重要な機能性を例示するために本明細書において任意に定義されている場合がある。使用される範囲において、流れ図ブロックの境界および順序は、他の何らかの方法で定義されている可能性もあり、それでもなお特定の重要な機能性を実行することができる。したがって、機能構成ブロックおよび流れ図ブロックの両方および順序のそのような代替的定義は、特許請求されている発明の範囲および趣旨のうちにある。当業者であれば、機能構成ブロック、ならびに本明細書の他の例示的なブロック、モジュール、およびコンポーネントは、例示されているように、または1つもしくは複数の離散コンポーネント、ネットワーク、システム、データベース、または適切なソフトウェアおよび同様のものを実行する処理モジュール、またはこれらの任意の組合せによって実装されうることも認識するであろう。

Claims (12)

  1. 受動光ネットワーク内の複数の光ネットワーク装置からの光バーストをスケジュールするための方法であって、
    複数の光ネットワーク装置から光バーストの信号強度を測定することと、
    測定された信号強度に基づき複数の光ネットワーク装置から光バーストの送信をスケジュールすることとを含む、方法。
  2. 測定された信号強度に基づき複数の光ネットワーク装置から光バーストの送信をスケジュールすることが、
    連続する光バースト間の信号強度差を小さくするように光ネットワーク装置による送信をスケジュールすることを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 測定された信号強度に基づき複数の光ネットワーク装置から光バーストの送信をスケジュールすることが、
    光バーストの連続的信号強度の差を小さくするように第1のスケジューリングサイクルにおいて光ネットワーク装置の送信をスケジュールすることと、
    第1のスケジューリングサイクルと第2のスケジューリングサイクルとの間で光バーストの連続的信号強度の差を小さくするように第2のスケジューリングサイクルにおいて光ネットワーク装置の送信を逆順にスケジュールすることとを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 測定された信号強度に基づき複数の光ネットワーク装置から光バーストの送信をスケジュールすることが、
    光バーストがおおよそ上昇し、おおよそ降下する信号強度レベルを有するように第1のスケジューリングサイクルにおいて光ネットワーク装置の送信をスケジュールすることと、
    同じ順序で第2のスケジューリングサイクルにおいて光ネットワーク装置の送信をスケジュールすることとを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 測定された信号強度に基づき複数の光ネットワーク装置から光バーストの送信をスケジュールすることが、
    複数の光ネットワーク装置から送信の要求を受信することと、
    連続する光バーストの信号強度の差を小さくするように送信を要求する複数の光ネットワーク装置に対して送信タイムスロットを割り当てることとを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 複数の光ネットワーク装置に対して送信タイムスロットを割り当てることが、
    複数の光ネットワーク装置からのトラフィックに対する優先度レベルを決定することと、
    複数の光ネットワーク装置からのトラフィックに対する優先度レベルに応答して、連続する光バーストの信号強度の差を小さくするように複数の光ネットワーク装置に対して送信タイムスロットを割り当てることとを含む、請求項5に記載の方法。
  7. 複数の光ネットワーク装置から光バーストの信号強度を測定することが、
    光回線終端装置に接続されている複数の光ネットワーク装置のそれぞれに関連付けられている光バーストのパワーレベルを決定することと、
    光回線終端装置のメモリ内に複数の光ネットワーク装置のそれぞれに関連付けられている光バーストのパワーレベルを格納することとを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 光回線終端装置であって、
    光データを複数の遠隔光ネットワーク装置(ONU)に送信するように動作可能な光送信機と、
    複数の遠隔ONUから光データバーストを受信するように動作可能な光受信機と、
    複数の遠隔ONUからの光バーストに関連付けられている信号強度情報を格納するためのメモリと、
    信号強度情報に基づき送信タイムスロットを複数の遠隔ONUに割り当てるように動作可能なスケジューリングモジュールとを備える
    媒体アクセス制御(MAC)モジュールとを具備する、光回線終端装置。
  9. 受信機が、
    光バーストを受信し、光バーストを電気信号に変換するように動作可能な光検出器モジュールと、
    電気信号の信号強度を測定するための信号強度測定モジュールと、
    電気信号の利得を調整するように動作可能な自動利得制御(AGC)モジュールと、
    AGCモジュールに結合され、電気信号をバイナリデータに変換し、バイナリデータをMACモジュールに供給するように動作可能なクロックデータアンドリカバリモジュールとを備える、請求項8に記載の光回線終端装置。
  10. スケジューリングモジュールが、複数の光ノードからの光バーストに関連付けられている連続的信号強度レベルの差を小さくするように送信タイムスロットを複数の遠隔ONUに割り当てるようにさらに動作可能である、請求項8に記載の光受信機。
  11. スケジューリングモジュールが、光バーストがおおよそ上昇する信号強度レベルを有し、次いでおおよそ下降する信号強度レベルを有するように第1のスケジューリングサイクルにおいて送信タイムスロットを複数の遠隔ONUに割り当てるようにさらに動作可能である、請求項8に記載の光受信機。
  12. スケジューリングモジュールが、
    複数のONUからのトラフィックに対する優先度レベルを決定し、
    複数のONUからのトラフィックに対する優先度レベルに応答して、光バーストの連続的信号強度レベルの差を小さくするように複数のONUに対して送信タイムスロットを割り当てるようにさらに動作可能である、請求項8に記載の光受信機。
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