JP2009151712A - 楽譜作成方法及び画像処理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ページめくりが容易な個人使用目的の楽譜を容易に、確実に作成する。
【解決手段】 複数のページからなる楽譜の画像データを入力し、入力した前記画像データを小節単位に分割し、分割された各小節の演奏の複雑さを、前記ページ単位で判別する。この判別結果において演奏が容易な部分を改ページの位置として前記ページ単位で検出し、
検出された改ページの位置に基づいて楽譜のレイアウトを変更し、変更されたレイアウトの楽譜を出力する。
【選択図】 図6
Description
本発明は楽譜作成方法及び画像処理システムに関し、例えば、スキャナや複合機などの画像入力装置から取り込まれた楽譜の画像データの解析を行い、解析結果に応じて楽譜のレイアウト変更を行う楽譜作成方法及び画像処理システムに関する。
スキャナデバイスの低価格化に伴って、家庭においても手軽に原稿をスキャンして電子データ化できるようになった。さらに、記録装置であるインクジェットプリンタなどは進化し、最近では、マルチファンクションプリンタと呼ばれる画像の記録だけでなく画像の読み取りを行うことが可能な複合装置も普及している。すなわち、ユーザは、スキャナデバイスとプリンタデバイスを手にすることによって、家庭で、所有する原稿やコンテンツを手軽にコピーできるようになった。
コピーによってユーザの利便性を高めるコンテンツとして、音楽の「楽譜」がある。一般的に楽譜は書籍として購入するが、購入した書籍としての楽譜をそのまま譜面台に載せることは利便性が低下する。例えば、ページ数の多い楽譜を、譜面台に乗せて所望のページを見るためには、かなり強力に折り目をつけなければならず、書籍そのものを傷めることになる。このため、所望のページで固定するように工夫された譜面台も市販されているが、このような譜面台を用いた場合はページをめくることが難しくなる。すなわち、一般的に演奏時に譜面のページをめくることは煩わしい作業であり、特に、ピアノなどの両手を利用する楽器演奏においては、極めて困難な作業となる。
また、ピアノなどの音楽のレッスンにおいては、指導者が指示を楽譜に直接記入することも多いため、楽譜をコピーして原本をきれいに残すことなどが行われている。
さらに、自分で作曲した楽譜を編集したり配布したりする場合や、作曲を依頼して得られた楽曲を編集して譜面として配布する場合には、各種の編集作業が必要となる。このため、楽譜を編集などするための技術が開示されている。
従来、楽譜を編集する際、演奏者がページをめくりやすい部分を楽譜からみつけて、その部分でページをめくることができるように楽譜を作り直していた。しかし、このような楽譜の編集方法では、間違えて譜面を作ってしまう場合があり、新たな楽譜を作成するために多くの時間を費やしていた。そこで、以下のような技術が開示されている。
特許文献1には、楽譜の電子データに対してユーザが所望の位置に改ページ記号を設定し、その記号を認識することでページめくりを実行する画像処理装置が開示されている。この画像処理装置により、演奏者の演奏技術レベルや好みに応じてページめくりを実行することが可能となる。また、特許文献2には、特定の文字又は記号が所定数連続する位置を楽譜の区切りと判別することでページめくりを行う画像処理装置が開示されている。この画像処理装置により、自動的に改ページを行うことが可能となる。
特開2003−177745号公報
特登録3801939号公報
一般的な書籍としての楽譜は、過去の歴史的経緯より蓄積されたルールに基づき、演奏するための情報が書き込まれているものであり、全ての楽器演奏者が使いやすいものにはなっていない。そのため、演奏者は、楽譜をコピーして複数枚の紙に分割することでページめくりを容易にすることや、楽譜に色や印をつけるなどの書き込みをすることなどにより、演奏者自身が演奏しやすいように楽譜を編集していた。このような編集作業により、楽譜は演奏者にとって最適なものになる。しかし、演奏者にとって楽譜を編集することは非常に煩わしい作業であるため、容易に楽譜の編集をすることが望まれている。
しかしながら、特許文献1の画像処理装置は、ユーザが楽譜の改ページ位置を設定しなければならない。このため、楽譜のページ数が多い場合に全ページにわたって改ページ位置を設定するのは非常に煩わしい作業である。また、特許文献2の画像処理装置は、特定の文字又は記号が所定数連続する位置を楽譜の区切りと判別するが、そのような位置がなかった場合は改ページ位置を設定することができない。
そこで本発明は、ページめくりが容易な個人使用目的の楽譜を容易に、確実に作成することが可能な楽譜作成方法及び画像処理システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、複数のページからなる楽譜に対して改ページの位置を変更して新たな楽譜を作成する楽譜作成方法であって、
前記複数のページからなる楽譜の画像データを入力する入力工程と、
前記入力工程で入力した前記画像データを小節単位に分割する分割工程と、
前記分割工程により分割された各小節の演奏の複雑さを、前記ページ単位で判別する判別工程と、
前記判別工程の判別結果において演奏が容易な部分を改ページの位置として前記ページ単位で検出する改ページ位置検出工程と、
前記改ページ位置検出工程で検出された改ページの位置に基づいて楽譜のレイアウトを変更するレイアウト変更工程と、
前記レイアウト変更工程により変更されたレイアウトの楽譜を出力する出力工程と、
を有することを特徴とする。
前記複数のページからなる楽譜の画像データを入力する入力工程と、
前記入力工程で入力した前記画像データを小節単位に分割する分割工程と、
前記分割工程により分割された各小節の演奏の複雑さを、前記ページ単位で判別する判別工程と、
前記判別工程の判別結果において演奏が容易な部分を改ページの位置として前記ページ単位で検出する改ページ位置検出工程と、
前記改ページ位置検出工程で検出された改ページの位置に基づいて楽譜のレイアウトを変更するレイアウト変更工程と、
前記レイアウト変更工程により変更されたレイアウトの楽譜を出力する出力工程と、
を有することを特徴とする。
また、上記課題を解決するための別の本発明は、ホスト装置と、前記ホスト装置と接続された画像読み取り装置と、前記ホスト装置と接続された記録装置とを有し、複数のページからなる楽譜に対して改ページの位置を変更して新たな楽譜を作成する画像処理システムであって、
前記画像読み取り装置は、前記複数のページからなる楽譜の画像データを読み取り、
前記ホスト装置は、
前記画像読み取り装置により読み取られた前記画像データを小節単位に分割する分割手段と、
前記分割手段により分割された各小節の演奏の複雑さを、前記ページ単位で判別する判別手段と、
前記判別手段の判別結果において演奏が容易な部分を改ページの位置として前記ページ単位で検出する改ページ位置検出手段と、
前記改ページ位置検出手段で検出された改ページの位置に基づいて楽譜のレイアウトを変更するレイアウト変更手段とを備え、
前記記録装置は、前記レイアウト変更手段により変更されたレイアウトの楽譜を記録することを特徴とする。
前記画像読み取り装置は、前記複数のページからなる楽譜の画像データを読み取り、
前記ホスト装置は、
前記画像読み取り装置により読み取られた前記画像データを小節単位に分割する分割手段と、
前記分割手段により分割された各小節の演奏の複雑さを、前記ページ単位で判別する判別手段と、
前記判別手段の判別結果において演奏が容易な部分を改ページの位置として前記ページ単位で検出する改ページ位置検出手段と、
前記改ページ位置検出手段で検出された改ページの位置に基づいて楽譜のレイアウトを変更するレイアウト変更手段とを備え、
前記記録装置は、前記レイアウト変更手段により変更されたレイアウトの楽譜を記録することを特徴とする。
さらに、上記課題を解決するための別の本発明は、ホスト装置と、前記ホスト装置と接続され、画像読み取り部と記録部とを備えた複合装置とを有し、複数のページからなる楽譜に対して改ページの位置を変更して新たな楽譜を作成する画像処理システムであって、
前記ホスト装置は、
前記画像読み取り部により読み取られた複数のページからなる楽譜の画像データを小節単位に分割する分割手段と、
前記分割手段により分割された各小節の演奏の複雑さを、前記ページ単位で判別する判別手段と、
前記判別手段の判別結果において演奏が容易な部分を改ページの位置として前記ページ単位で検出する改ページ位置検出手段と、
前記改ページ位置検出手段で検出された改ページの位置に基づいて楽譜のレイアウトを変更するレイアウト変更手段とを備え、
前記複合装置は、前記レイアウト変更手段により変更されたレイアウトの楽譜を前記記録部により記録することを特徴とする。
前記ホスト装置は、
前記画像読み取り部により読み取られた複数のページからなる楽譜の画像データを小節単位に分割する分割手段と、
前記分割手段により分割された各小節の演奏の複雑さを、前記ページ単位で判別する判別手段と、
前記判別手段の判別結果において演奏が容易な部分を改ページの位置として前記ページ単位で検出する改ページ位置検出手段と、
前記改ページ位置検出手段で検出された改ページの位置に基づいて楽譜のレイアウトを変更するレイアウト変更手段とを備え、
前記複合装置は、前記レイアウト変更手段により変更されたレイアウトの楽譜を前記記録部により記録することを特徴とする。
本発明によれば、以下のような効果が得られる。
楽譜の画像データを解析することにより演奏の複雑さを判別して改ページの位置を変更して新たな楽譜を作成するため、ページめくりが容易な楽譜を作成することができる。また、改ページ位置の設定は自動的に行われるので、ユーザの負荷は軽減される。さらに、ページ単位で画像データを解析し、改ページ位置を設定するので、確実に改ページを設定することができる。
以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説明する。
<PCアプリケーション>
ここでは、ホスト装置としてのパーソナルコンピュータ(以下、PC)上で動作するアプリケーションソフトにより本発明を実施する形態について説明を行う。
ここでは、ホスト装置としてのパーソナルコンピュータ(以下、PC)上で動作するアプリケーションソフトにより本発明を実施する形態について説明を行う。
図1は、本発明の画像処理システムの構成例を示す概念図である。
図1の画像処理システム101は、画像読み取り装置としてのスキャナ102とPC103と記録装置としてのプリンタ104によって構成されている。スキャナ102により読み取った楽譜のレイアウトを変更してプリンタ104により記録することが可能である。
図2は、図1に示した画像処理システム101のブロック図である。
図2において、201はROM(リードオンリーメモリ)、202はCPU(中央演算処理装置)、203はRAM(ランダムアクセスメモリ)である。また、204は入出力部(I/O)、205はNIC(Network Interface Card)、206はHDD(ハードディスクドライブ)、207はバスである。
CPU202は、ROM201に格納されたプログラム及びデータに従い、バス207を介して画像処理装置全体の動作を制御する。また、これと共に、RAM203をワークメモリとして画像処理を行う。例えば、I/O204、またはNIC205を介して入力される画像データや、予めHDD(ハードディスクドライブ)206等の記憶媒体に収められている画像データに画像処理を施す。そして、画像処理を施した画像データを、I/O204又はNIC205を介して出力し、また、HDD206等の記憶媒体に格納する。
例えば、I/O204は、所定のインタフェースを介して、CRTやLCD等のモニタ、プリンタ、スキャナ等の画像入出力デバイス、或いは磁気ディスクや光ディスク等の記憶媒体を備えた記憶装置が接続される。また、上記画像入出力デバイス及び記憶装置が接続されたコンピュータ機器とNIC205を介して画像データの入出力を行うこともできる。ネットワークとしては、Ethernet(登録商標)、FDDI(Fiber Distributed Data Interface)、IEEE1394に規定されるシリアルバス、USB(Universal Serial Bus)等が挙げられる。
<MFP>
一方、PCを介さず画像処理装置単体で動作する画像処理システムを用いた場合も同様の効果を得ることができる。
一方、PCを介さず画像処理装置単体で動作する画像処理システムを用いた場合も同様の効果を得ることができる。
図3は、本発明の実施例である複合装置としてのマルチファンクションプリンタ(以下、MFP)301の概観斜視図である。このMFP301は、PCからデータを受信して記録する通常のPCプリンタとしての機能、スキャナとしての機能を有する。さらに、MFP単体で動作する機能として、スキャナで読み取った画像をプリンタで記録するコピー機能、メモリカードなどに格納された画像データを直接読み取って記録する機能、或いはデジタルカメラから画像データを受信して記録する機能を備えている。
図3において、MFP301はフラットベッドスキャナなどの読み取り部302、インクジェット式や電子写真式などの記録部303、表示パネルである表示部304、各種キースイッチ等を備える操作パネルである操作部305などにより構成されている。また、MFP301の背面にはPCと通信するためのPCインタフェースとしてのUSBポート(不図示)が設けられ、PCとの通信が行われる。上記の構成に加え、各種メモリカードからデータを読み出すためのカードスロットであるカードインタフェース306、デジタルカメラとデータ通信を行うためのカメラポートであるカメラインタフェース307を備える。さらに、自動で原稿を原稿台にセットするためのオートドキュメントフィーダー(以下ADF)308等を備える。
図4は、図3に示した画像処理システム101のブロック図である。
図4において、CPU401は、MFPが備える様々な機能を制御し、操作部305の所定の操作に従い、ROM406に記憶された画像処理のプログラムを実行する。
CCDを備える読み取り部302は、原稿画像を読み取り、赤(R)、緑(G)、青(B)色のアナログ輝度データを出力する。なお、読み取り部302は、CCDの代わりに密着型イメージセンサ(CIS)を備えてもよい。また、図3のようなADF308を備えれば、ここにセットされたオーダーシートの原稿画像を連続して読み取ることができる。
また、カードインタフェース306は、例えばデジタルカメラで撮影され、メモリカードなどに記録された画像データを、操作部305の所定の操作に従い読み込む。なお、カードインタフェース306を介して読み込まれた画像データは、必要に応じ、画像処理部402によって変換される。例えば、デジタルカメラの色空間(例えばYCbCr)に対応した画像データから、RGB色空間(例えばNTSC−RGBやsRGB)に対応した画像データへ変換される。また、読み込まれた画像データは、必要に応じ、そのヘッダ情報に基づいて有効な画素数への解像度変換など、アプリケーションに必要な様々な処理が施される。
また、カメラインタフェース307は、デジタルカメラに直接接続して画像データを読み込むためのものである。
画像処理部402においては、後述する画像解析、変換特性の算出、輝度信号(RGB)から濃度信号(CMYK)への変換、スケーリング、ガンマ変換、誤差拡散等の画像処理等の画像処理が行われる。また、その画像処理によって得られるデータは、RAM407に格納される。そして、RAM407に格納された補正データが、記録部303で記録するのに必要な所定量に達すると、記録部303による記録動作が実行される。
また、不揮発性RAM408は、バッテリバックアップされたSRAMなどで、MFPに固有のデータなどを格納する。
また、操作部305は、記憶媒体に格納された画像データを選択し、記録をスタートするためにフォトダイレクトプリントスタートキー、オーダーシートをプリントさせるキー、オーダーシートを読み込ますキーを有する。また、モノクロコピーやカラーコピーを行わせるためのコピースタートキー、コピーをする際の解像度や画質などのモードを指定するモードキー、コピー動作などを停止するためのストップキー、コピー枚数を入力するテンキーや登録キーなどを有する。CPU401は、これらキーの押下状態を検出し、その状態に応じて各部を制御する。
表示部304は、ドットマトリクスタイプの液晶表示部(LCD)及びLCDドライバを備え、CPU401の制御に基づき各種表示を行う。また、記憶媒体に格納された画像データのサムネイルを表示する。
記録部303は、インクジェット方式のインクジェットヘッド、汎用ICなどによって構成され、CPU401の制御により、RAM407に格納されている記録データを読み出し、ハードコピーとしてプリント出力する。
駆動部411は、上述した読み取り部302及び記録部303それぞれの動作における、給排紙ローラを駆動するためのステッピングモータ、ステッピングモータの駆動力を伝達するギヤ、ステッピングモータを制御するドライバ回路などから構成される。
センサ部410は、記録媒体の幅を検知するためのセンサ、記録媒体の有無を検知するためのセンサ、原稿画像の幅を検知するためのセンサ、原稿画像の有無を検知するためのセンサ及び記録媒体の種類を検知するためのセンサなどから構成される。CPU401は、これらセンサから得られる情報に基づき、原稿及び記録媒体の状態を検知する。
PCインタフェース414はPCとMFPとのインタフェースであり、MFPはPCインタフェース414を介して送信されるPCからの指示に基づいてプリント及びスキャンなどの動作を行う。
コピー動作時は、読み取り部302で読み取った原稿画像の画像データをMFP内部でデータ処理し、記録部303により記録する。操作部305により、コピー動作が指示されると、読み取り部302は原稿台に置かれた原稿を読み取る。読み取られた原稿画像の画像データは画像処理部402に送信され、後述する画像処理が施された後、記録部303に送信され記録が行われる。
図5はコピー時に実行される画像処理のフロー図である。以下、各ステップについて説明するが、本発明の本質ではないステップの詳細な説明は省略する。
読み取り部302で読み取られ、AD変換された画像データは、ステップS110により撮像素子のばらつきを補正するシェーディング補正が施される。
その後、ステップS120で、入力デバイス色変換が行われる。これにより入力デバイスである読み取り部302固有の色空間に対応した画像データが、標準的な色空間領域の画像データへと変換される。具体的には、IEC(International Electrotechnical Commission)により定められたsRGBやAdobe Systems社により提唱されているAdobeRGBなどの色空間領域の画像データへと変換される。変換方式としては、3×3や3×9のマトリクスによる演算方式や、変換規則を記載したテーブルを参照し、それに基づいて決定するルックアップテーブル方式などが挙げられる。
色変換が行われた画像データは、ステップS130において、画像の補正・加工処理が施される。処理内容としては、原稿画像の読み取りの際に発生するボケを補正するエッジ強調処理、光照射による読み取りの際に発生した裏写りを除去する処理、文字の判読性を向上させる文字加工処理などが挙げられる。
ステップS140では、拡大・縮小処理が実行され、ユーザにより変倍指定がされている場合や、2枚の原稿を1枚の紙に割り当てる割り付けコピーなどで、所望の倍率に変換される。変換方法は、バイキュービックやニアレストネイバーなどの方法が一般的である。割り付けコピーなど複数の画像を1枚の記録媒体にレイアウトしてプリントする際には、ステップS110からステップS140の動作を繰り返して複数の画像を読み取り、読み取られた画像を1枚のページに配置して以下のプリント動作に移行する。
ステップS150では、標準的な色空間領域の画像データを、出力デバイス固有の色空間に対応した画像データへと変換する。ステップS120の場合と同様、マトリクスによる演算方式やルックアップテーブル方式などを用いればよい。出力デバイス固有の色空間に対応した画像データから、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックなどインクジェットMFP使用するインクの色の色空間に対応した画像データへ変換される。
ステップS160では、量子化処理が行われる。例えば、インクドットを吐出する又は吐出しないの2値で表現する場合あれば、誤差拡散などの量子化方法により2値化すればよい。これにより、記録部により記録可能なデータ形式となり、そのデータ形式の画像データに基づいて記録動作が実行され、画像が形成される。
(実施例1)
図6は、本発明による画像処理システムの基本的な構成を示すブロック図である。
図6は、本発明による画像処理システムの基本的な構成を示すブロック図である。
図6の画像処理システムは、楽譜の電子データ(楽譜データ)を入力する楽譜データ入力手段M601と、楽譜データをブロックに分割するブロック化手段M602を備えている。また、楽譜データ入力手段M601によって入力した楽譜データを解析して改ページ位置を検出する改ページ位置検出手段M603を備えている。また、改ページ位置検出手段によって設定された改ページ位置に基づいて楽譜データのレイアウトを変更するレイアウト変更手段M604を備えている。さらに、レイアウト変更手段M604でレイアウト変更された新たな楽譜データを出力する楽譜データ出力手段M605を備えている。
上記楽譜データ入力手段M601は、楽譜をスキャナで読み取って電子化して入力する手段、又は、ネットワークを介して楽譜データを入力する手段のいずれであってもよい。また、楽譜データ入力手段M601は、入力した楽譜データが改ページ位置を設定すべきページなのか否かを判別する手段も有する。さらに、その入力した楽譜を用いて演奏する演奏者の利き手が右か左かを設定できる手段を有していてもよい。
上記ブロック化手段M602は、楽譜データ入力手段M601から入力された楽譜データをブロック化してさらにブロックごとに番号をつける。ブロック化する単位は2種類あり、一つは大譜表、もう一つは小節である。また、ブロックの番号は大譜表と小節のそれぞれでつける。
上記改ページ位置検出手段M603は、楽譜データ入力手段M601から入力された楽譜データのうち、改ページ位置を検出すべきページに対して小節毎に分けてこの小節単位で楽譜データの解析を行う。楽譜データにより表される小節ごとの画像のうち、単位面積あたりの記録されている画素の割合が最小となる小節を検出し、改ページ位置を変更する。ここで、単位面積あたりの記録されている画素の割合が最小となる小節がページの中央あたりに位置する場合もあるが、この場合は改ページ位置としては適さないので解析する楽譜データの範囲を指定しても良い。例えば、ページの最後に位置する大譜表に含まれる小節のみを解析するように指定すれば、改ページ位置は確実に最後の大譜表内から検出される。さらに、楽譜データ入力手段M601によって演奏者の利き手が設定された場合、利き手で演奏する大譜表を解析して改ページ位置を検出してもよい。具体的には、ピアノは両手で演奏するため、楽譜は通常二段組みとなっている。演奏者の利き手が右手である場合に、右手で弾く大譜表でのみ解析を行って改ページ位置を検出する。そうすることで演奏者の利き手である右手でページをめくることができ、より容易なページめくりが可能となる。
上記レイアウト変更手段M604は、改ページ位置検出手段M603によって検出された改ページ位置に従って楽譜データのレイアウトを変更する。レイアウトの変更方法としては、改ページ位置を変更するよう設定したページにおいて、改ページ位置以降の楽譜を切り取って次ページの先頭へ付加する。また、ページめくりがより容易になるように、改ページ位置以降の楽譜を次ページに付加した後に、次ページの先頭の1小節を前ページの下部の余白に追加してもよい。追加の方法として、識別しやすいように大きさを変えたり色を変えたりして、他の小節と様式を異ならせてもよい。
上記楽譜データ出力手段M605は、記録媒体に記録して出力する手段、又は、ネットワークを介して配信する手段のいずれであってもよい。
図7は、図6で示した構成の画像処理システムにおいて行われる楽譜作成の処理フローであり、画像処理システムによる画像処理の基本的な動作を表している。
まず、ステップS210で各種の設定を入力する。例えば、復数ページの原稿を連続してスキャンするか否かの設定、連続してスキャンする場合において1ページ目がページめくりをするページか否かの設定、連続してスキャンしない場合においてページめくりをするページか否かの1ページごとの設定を入力する。このとき、ページめくりをするページに設定されたページについては、そのページをメモリ上に格納し、この後の処理を行う際に判別できるようにしておくと良い。また、ピアノの楽譜のように2つの大譜表に分かれている原稿もあるので、利き手の設定ができるようにしても良い。さらに、改ページ位置を検出する大譜表を設定できるようにしても良い。
ステップS220では、楽譜データ入力手段から全データを読み込む。このとき、楽譜データとしての画像データは、入力プロファイル変換によって、デバイスの分光特性に基づいて得られたRGB信号から画像処理を行う標準的な色空間に対応した信号に変換される。
ステップS230では、ステップS220で読み込んだ画像データを1ページごとにメモリに格納する。
ステップS240では、ステップS230でメモリに格納された画像データに対して前処理を行い、画像データを解析するにあたって適切な形式に画像データを変換する。具体的な処理内容については後述する。
ステップS250では、ステップS240で変換された画像データに対して改ページ位置検出処理を行い、改ページ位置を検出する。具体的な処理内容については後述する。
ステップS260では、ステップS250で検出された改ページ位置に基づいてレイアウト変更処理によってレイアウトを変更する。具体的な処理内容については後述する。
ステップS270では、ステップS260でレイアウト変更された画像データをネットワークを通じて配信するか、或いはこの画像データに基づいてプリンタ等により記録する。
図7のステップS240の具体的な処理について図8のフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS310で、原稿画像の傾き補正を行う。これは、読み取り装置が原稿画像である楽譜を読み取る際に、原稿の楽譜が傾いて読み取られる場合があるためである。傾き補正としては楽譜の五線を利用して補正する方法を用いるとよい。例えば、図9に示すように、読み取った楽譜の画像濃度を複数の角度において算出してヒストグラムを作成した場合、五線に平行な角度の場合には五線に相当する部分のヒストグラムの凹凸が深くなる。このことから、五線が読み取り方向に平行になる角度を算出し画像全体に回転補正を行う。また、必要であれば、閾値を用いて2値化の演算を行ってもよい。閾値としては、固定の閾値を用いてもよいが、原稿画像の最も高い画像濃度がページによって異なる場合や原稿の余白部の画像濃度がページによって異なる場合は、明度のヒストグラムを作成した後に閾値を算出するようにしてもよい。また、フィルタ処理を用いて、五線や音符の旗の細線の再現性を高めるために太らせ処理をしてもよい。傾き補正された画像データにおける五線の情報を用いて原稿画像の規準位置を求める。また、五線の表す音程はト音記号とヘ音記号で異なるため、ト音及びヘ音記号を検出する。これらは小節の最初に記載されるものであるため、その位置情報を元にROMにあらかじめ記憶されているト音記号及びヘ音記号とのパターンマッチングを行う。
ステップS320では、大譜表のブロック化を行い、図10のように大譜表ごとに番号をふる。これは、後述する改ページ位置検出処理は、指定された大譜表に含まれる小節に対して行われるためである。大譜表のブロック化の方法としては、先頭のト音記号やヘ音記号を認識することで行う。
ステップS330では、大譜表のブロック化と同様に小節のブロック化を行い、小節ごとに番号をふる。図11はある大譜表に含まれる小節に番号をふったものを表している。この番号は図11のように大譜表に含まれる最初の小節から順にふっても良いし、ページの最初の小節から順にふっても良い。小節のブロック化の方法としては、小節の区切り記号を認識することで行う。このとき、ブロック化によって切り出された各小節を画像として認識し、例えば図11の小節(5)についてはMピクセル×Nピクセルとした画像のサイズをRAMに格納しておく。これは、この後の改ページ位置検出処理において、各小節の画像に対して解析を行うためである。
最後に、ステップS340で、記号と休符の検出を行う。記号と休符の検出方法としては、パターンマッチングなどを用いてROMに予め格納されている各記号及び各休符との照合を行い、各小節に含まれる記号及び休符を検出していく。記号及び休符が検出された位置(例えば、大譜表番号と小節番号)と種類はRAMに書き込まれる。なお、楽譜上の記号などを認識して検出する処理は公知であり、例えば特開平05−035924号広報、特開平06−102869号広報、特開平06−102870号広報、特開平06−102871号広報などに記載されているので、その説明は省略する。
次に、どのような位置が改ページ位置として適しているかについて説明する。簡単に言えば、演奏が容易である部分である。演奏が容易である部分というのは、つまり楽譜上で音符の数が少ない部分である。図12を用いて説明すると、楽譜データ入力手段M601が入力した楽譜データにおいて、あるページの指定された大譜表に含まれる小節が1201から1205まであったとする。これら5小節のなかで演奏が最も容易であるのは音符数が最も少ない1202であることが分かる。数値的な解析を行うために各小節を画像としてとらえると、1202は音符数が少ないので単位面積あたりの記録されている画素の割合が他の小節に比べて低くなる。つまり、各小節を画像としてとらえて単位面積あたりの記録されている画素の割合を求められれば、単位面積あたりの記録されている画素の割合が低い小節を割り出すことができ、改ページ位置として検出することができる。
ここで、楽譜には音符だけでなくシャープやフラットといった記号や休符も含まれることに注意しなければならない。よって、記号や休符が含まれている小節の単位面積あたりの記録されている画素の割合を求める際には、最後に記号や休符の部分の記録画素を差し引いた単位面積あたりの記録されている画素の割合を求めるものとする。解析をする小節に記号や休符が含まれるかどうかは、先に述べたステップS340の記号・休符検出処理によって検出された位置と記号・休符の種類を照合することで判別することができ、小節の単位面積あたりの記録されている画素の割合を求めることができる。
また、小節によって五線の長さが異なるので、各小節の単位面積あたりの記録されている画素の割合を求める際には全ての小節において五線の部分の画素を差し引く必要がある。
次に、図7のステップS250の改ページ位置検出処理の具体的な処理について図13のフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS1010では、図7のステップS240で行われた前処理後の1ページ分の楽譜データを取得する。
ステップS1020では、ステップS1010で取得された楽譜データが改ページ位置を検出すべきページかどうかを図7のステップS210での設定に基づき判別する。改ページ位置を検出すべきページと判別した場合はステップS1060に進む。改ページ位置を検出すべきページと判別しなかった場合はステップS1270に進む。
ステップS1060では、解析を行おうとしている大譜表が図7のステップS210で指定された大譜表かどうかを判別する。指定された大譜表と判別した場合はステップS1070に進む。指定された大譜表と判別しなかった場合はステップS1240に進む。
ステップS1070では、ステップS1060で指定された大譜表と判別された大譜表における注目している小節の記録されている画素の数を求める。
ステップS1080では、注目している小節において記号や休符が含まれているかどうかの判別を行う。この小節において記号や休符が含まれている場合はステップS1090に進む。この小節においても記号や休符が含まれていない場合はステップS1100に進む。
ステップS1090では、ステップS1070で求めた注目している小節の記録されている画素の数からそれぞれ記号や休符の画素の数を差し引く。
ステップS1100では、注目している小節の記録されている画素の数からそれぞれ五線の画素の数を差し引く。
ステップS1110では、ステップS1100で得られた注目している小節の記録されている画素の数をその小節の画像範囲の面積(例えば図11の小節(5)についてはMピクセル×Nピクセル)で割って単位面積あたりの記録されている画素の割合を求める。
ステップS1120では、単位面積あたりの記録されている画素の割合を求めた小節が大譜表に含まれる最後の小節であるかどうかの判別を行う。最後の小節であればステップS1240へ進み、最後の小節でなければステップS1230へ進む。なお、ステップS1230へ進んだ場合は、次の小節において、ステップS1070からステップS1120までを繰り返す。ステップS1240に進んだ場合は、次の大譜表を検出し、ステップS1250に進む。
ステップS1250では、ページ内の最後の大譜表であるかどうかの判別を行う。最後の大譜表であればステップS1260へ進み、最後の大譜表でなければステップS1060へ戻る。
ステップS1260では、単位面積あたりの記録されている画素の割合が最小の小節を求めてその小節番号をメモリに格納する。なお、このメモリに格納された小節番号の小節の直後が改ページ位置になる。
ステップS1280では、楽譜データが終了したかどうかの判別を行い、最後でなければステップS1290で次のページへ進み、最後であれば改ページ位置検出処理を終了する。
次に、図7のステップS210において、利き手が設定された場合の改ページ位置検出処理について図14を用いて説明する。なお、ステップS1020までのステップと、ステップS1060以降のステップは図13と同じなのでこの部分の説明は省略する。
ステップS1020で改ページ位置を検出すべきページと判別した場合はステップS1030に進み、利き手の設定を判別する。利き手の設定が左手と判別された場合は、ステップS1040に進み、ヘ音記号の大譜表を抽出して、ステップS1060に進む。利き手の設定が右手と判別された場合は、ステップS1050に進み、ト音記号の大譜表を抽出して、ステップS1060に進む。
すなわち、利き手の設定が右手である場合は、右手で演奏するト音記号の大譜表のみを抽出して解析を行い、利き手の設定が左手である場合は、左手で演奏するヘ音記号の大譜表のみを抽出して解析を行う。これによって、演奏者の利き手に応じたページめくりを行うことができ、よりスムーズなページめくりが可能となる。しかし、必ずしも右手でト音記号の楽譜を演奏するとは限らず、左手でヘ音記号の楽譜を演奏するとは限らない。このため、利き手の設定を行う際に、利き手で演奏する大譜表の位置についても設定できるようにしておくことが好ましい。
次に、図7のステップS260のレイアウト変更処理の具体的な処理について図15のフローチャートを用いて説明する。ここでは、検出された改ページ位置はページ内の後半部分であるものとする。
まず、ステップS1510では、楽譜データを1ページ分読み込む。
次に、ステップS1520では、ステップS1510で読み込まれた楽譜データに改ページ位置が含まれるかどうかを判別し、改ページ位置が含まれる場合はステップS1530へ進み、改ページ位置が含まれない場合はステップS1550へ進む。ここで、改ページ位置が含まれるかどうかの判別は、図7のステップS250の改ページ位置検出処理によってメモリ上に格納されたデータに基づいて行うことができる。
ステップS1530では、改ページ位置を認識し、改ページ位置以降の全小節のデータをメモリに格納し、ステップS1510で読み込まれた楽譜データからそのデータを削除する。
ステップS1540では、ステップS1530でメモリ領域に格納された各小節のデータのうち、最初の1小節のデータをメモリから読み込み、ページの最後にこの1小節が表現されるようにこのデータを追加する。こうすることで、ページめくりのために今まで暗記しなければならなかった次ページの最初の小節も、予め確認しておくことができる。このとき小節の追加方法として、図16(a)に示すように他の小節よりも若干小さくなるように縮小したり、あるいは色を変えたりすると判別しやすくなって良い。
ステップS1550では、メモリに格納された前のページの楽譜データにおける改ページ位置以降のデータがあればこれを読み込み、このデータにより表現される部分の楽譜がページの先頭に追加して表現されるようにこのデータを追加する。
ステップS1560では、ステップS1540又はステップS1550で編集された楽譜データを、ページ内で各大譜表が均等に配置されたレイアウトとなるように補正する。
ステップS1570では、ステップS1560で補正された楽譜データをメモリに格納する。
ステップS1580では、全ての楽譜データに対して処理が終了したかどうかを判別する。全ての楽譜データに対して上記の各処理が終了していなければ、ステップS1510に戻り、次のページの楽譜データについてステップS1510からステップS1570までの処理を繰り返す。全ての楽譜データに対して上記の各処理が終了したのであれば、レイアウト変更処理を終了する。
ここで、検出された改ページ位置がページ内の後半部分であれば、ステップS1550での処理において特に問題となることはない。しかし、検出された改ページ位置がページ内の前半部分である場合、改ページ位置以降の部分が追加されるページにおいて、1ページ内に収まりきらないことも考えられる。そのような場合は、図16(b)に示すように、改ページ位置が検出されたページの1ページ前のページの最後の部分に改ページ位置以前の部分を追加するようにしても良い。また、さらにスムーズなページめくりができるように、図16(b)に示す処理に加えて、図16(c)に示すように改ページ位置が検出されたページの先頭に、前ページの最後の部分に追加した楽譜とおなじものを色を薄くするなどして追加しても良い。これによって、ページをめくった後も前ページの最後の部分を確認することができるので、スムーズなページめくりが可能となる。
(実施例2)
上記実施例1では、単位面積あたりの記録されている画素の割合を1小節ごとに求めることで各小節の演奏の複雑さを判別し、その判別結果に基づいて改ページ位置を検出した。しかし、演奏の複雑さを判別する方法として、各小節の単位面積あたりの記録されている画素の割合ではなく、同じフレーズの小節が連続して存在する位置を検出する方法を用いても良い。同じフレーズの小節が連続する位置が改ページ位置であれば、暗譜も楽であり、ページめくりをしやすくなるためである。
上記実施例1では、単位面積あたりの記録されている画素の割合を1小節ごとに求めることで各小節の演奏の複雑さを判別し、その判別結果に基づいて改ページ位置を検出した。しかし、演奏の複雑さを判別する方法として、各小節の単位面積あたりの記録されている画素の割合ではなく、同じフレーズの小節が連続して存在する位置を検出する方法を用いても良い。同じフレーズの小節が連続する位置が改ページ位置であれば、暗譜も楽であり、ページめくりをしやすくなるためである。
本実施例では、同じフレーズの小節が連続する位置を検出する方法について説明する。同じフレーズの小節が連続するかどうかは、連続する2小節を解析することで判別することができる。もちろん3小節以上にわたるフレーズが連続する場合もあり、そのような場合は連続する2小節を解析するだけでは3小節以上フレーズが連続することを判別することはできない。しかし、演奏の複雑さという観点から見ると、3小節以上にわたるフレーズが連続する位置は改ページ位置としては適さない。3小節以上にわたるフレーズでは、ページめくりをする直前の小節と同じフレーズの小節が次ページにあるわけではないので暗譜が困難であるためである。このため、3小節以上にわたるフレーズが連続する位置ではページめくりが困難となり、この位置は改ページ位置としては適さない。以上を踏まえ、演奏の複雑さを考慮した改ページ位置の検出を実行するために、連続する2小節を1小節ずつずらしながら比較していくことで解析を行った。
図17に本実施例の具体的な改ページ位置検出処理のフローを示した。以下に各ステップについて説明するが、ステップS1060までのステップと、ステップS1230からステップS1250までのステップ、ステップS1280以降のステップは図13と同じなのでこの部分の説明は省略する。
ステップS1130では、カウンタNの初期化を行う。
ステップS1140では、注目している小節にト音記号やヘ音記号などの記号が含まれているかどうかを判別する。ここで記号が含まれている場合にはステップS1150に進み、含まれていない場合はステップS1160へ進む。
ステップS1150では、記号部分を小節の画像から削除する。これは、フレーズ自体は同じであるが、一方の小節に記号が含まれている2つの小節の画像を解析した場合に、異なるフレーズと判別されてしまうのを防ぐためである。
ステップS1160では、注目している小節の画像データをBar(N)としてメモリに格納する。これは、後の処理で、連続する次の小節の画像データBar(N+1)と比較を行うためである。
ステップS1170では、カウンタNをインクリメントし、ステップS1180に進む。
ステップS1180では、カウンタNが2以上であるかどうか判別を行う。ここでは連続する2つの小節の画像を解析するため、カウンタNが2未満である場合にはステップS1140へ戻る。カウンタNが2以上の場合はステップS1190へ進む。
ステップS1190では、ステップS1160でメモリに格納されたBar(N)とBar(N+1)の差の絶対値を求め、Diffとしてこの値をメモリに保存する。
ステップS1200では、ステップS1190で求められたDiffの値が予め設定された閾値Diffthよりも小さいかどうかの判別を行う。Diffの値が閾値Diffth以下である場合はステップS1210へ進み、そうでない場合はステップS1220へ進む。ここで、Diffが0であるかどうかではなく、Diffが閾値Diffthよりも小さいかどうかを判別の基準とした理由は、フレーズが同じであっても小節の幅が小節ごとに微妙に異なる場合があるためである。この場合、音符の位置が若干ずれることもある。音符の位置が少しでもずれていると、Diffは0にはならない。このため、Diffを閾値Diffthと比較し、フレーズが同じであり小節の幅が小節ごとに微妙に異なる場合でも同じフレーズとして検出されるようにする。ここで、閾値Diffthはユーザに指定させても良い。ユーザが閾値Diffthを若干大きめの値に設定すれば、同じフレーズではないが似たようなフレーズが2小節連続して存在する位置を検出することもできる。似たようなフレーズであれば暗譜もしやすいことは言うまでもない。
ステップS1210では、ステップS1200でDiffが閾値Diffth以下であった場合のBar(N+1)を改ページ位置の候補として、メモリ領域にその小節番号BarNumを格納する。
そして、ステップS1220では、Bar(N+1)が大譜表の最後の小節かどうかを判別し、最後の小節と判断した場合はステップS1240に進む。最後の小節でないと判断した場合はステップS1230に進み、次の小節についてステップS1130からステップS1210までのステップを繰り返す。
ステップS1270では、ステップS1210でメモリに格納された小節番号BarNumのうち、ページ内において最初に近い位置かあるいは最後に近い位置である小節番号を改ページ位置として検出する。これは、実施例1でも説明したように、ページ内の真ん中に近い位置に改ページ位置が検出されても改ページ位置としては適さないためである。このため、できるだけページの最初か最後に近い位置を優先的に改ページ位置として検出する。
以上が同じフレーズの小節が連続する位置を改ページ位置として検出する方法であるが、そもそもページ内に該当する位置が存在しない場合も考えられる。そのような場合を考慮して、同じフレーズの小節が連続する位置がページ内に存在しない場合には、そのページに関して実施例1の方法を用いて改ページ位置を検出できるように改ページ位置検出処理を切り換えられるようにしている。
(その他の実施例)
本発明には、各種デバイスと接続された装置等に上記実施例の機能を実現するためのソフトウエアのプログラムコードを供給し、その装置等のコンピュータに格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることにより実施するものも含まれる。
本発明には、各種デバイスと接続された装置等に上記実施例の機能を実現するためのソフトウエアのプログラムコードを供給し、その装置等のコンピュータに格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることにより実施するものも含まれる。
また、この場合、前記ソフトウエアのプログラムコード自体が上記実施例の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、記憶媒体などのそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段も本発明を構成する。その記憶媒体の具体例としては、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等が挙げられる。
また、本発明には、コンピュータに供給されたプログラムコードを実行することにより上記実施例の機能が実現される場合の、プログラムコードが含まれるだけではない。プログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)及び他のアプリケーションソフト等と共同して上記実施例の機能が実現される場合の、プログラムコードも本発明に含まれる
また、コンピュータに供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボード及び機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づき、それらに備わるCPU等の処理により上記実施例の機能が実現される場合がある。この場合のプログラムコードも本発明に含まれる。
また、コンピュータに供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボード及び機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づき、それらに備わるCPU等の処理により上記実施例の機能が実現される場合がある。この場合のプログラムコードも本発明に含まれる。
以上、本発明の様々な実施例について説明したが、本発明の趣旨と範囲は本明細書内の特定の説明と図に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲で様々な修正及び変更が可能である。
101 画像処理システム
102 スキャナ
103 PC
104 プリンタ
202 CPU
204 I/O
301 MFP
302 読み取り部
303 記録部
401 CPU
402 画像処理部
M601 楽譜データ入力手段
M602 ブロック化手段
M603 改ページ位置検出手段
M604 レイアウト変更手段
M605 楽譜データ出力手段
102 スキャナ
103 PC
104 プリンタ
202 CPU
204 I/O
301 MFP
302 読み取り部
303 記録部
401 CPU
402 画像処理部
M601 楽譜データ入力手段
M602 ブロック化手段
M603 改ページ位置検出手段
M604 レイアウト変更手段
M605 楽譜データ出力手段
Claims (11)
- 複数のページからなる楽譜に対して改ページの位置を変更して新たな楽譜を作成する楽譜作成方法であって、
前記複数のページからなる楽譜の画像データを入力する入力工程と、
前記入力工程で入力した前記画像データを小節単位に分割する分割工程と、
前記分割工程により分割された各小節の演奏の複雑さを、前記ページ単位で判別する判別工程と、
前記判別工程の判別結果において演奏が容易な部分を改ページの位置として前記ページ単位で検出する改ページ位置検出工程と、
前記改ページ位置検出工程で検出された改ページの位置に基づいて楽譜のレイアウトを変更するレイアウト変更工程と、
前記レイアウト変更工程により変更されたレイアウトの楽譜を出力する出力工程と、
を有することを特徴とする楽譜作成方法。 - 前記入力工程は、スキャナにより読み取られた前記複数のページからなる楽譜の画像データを入力することを特徴とする請求項1に記載の楽譜作成方法。
- 前記レイアウト変更工程は、前記改ページ位置検出工程で検出された改ページの位置が1ページ分の楽譜において前半部分にある場合は前記1ページ分の楽譜のうち改ページの位置よりも前の部分を直前のページの最後に付加し、後半部分にある場合は前記1ページ分の楽譜のうち改ページの位置よりも後の部分を次のページの先頭に付加することを特徴とする請求項2に記載の楽譜作成方法。
- 前記レイアウト変更工程は、1ページ分の楽譜の最後に、次のページの最初の小節を他の小節とは異なる様式で配置することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の楽譜作成方法。
- 前記改ページの位置を変更する前の楽譜において前記改ページの位置を変更するページを選択する選択工程をさらに有し、
前記判別工程は、前記選択工程で選択されたページにおいて各小節の演奏の複雑さを判別し、
前記改ページ位置検出工程は、前記選択工程で選択されたページにおいて改ページの位置を検出することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の楽譜作成方法。 - 前記出力工程は、記録装置により前記変更されたレイアウトの楽譜を記録する記録工程であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の楽譜作成方法。
- 前記判別工程は、前記各小節の演奏の複雑さについて、各小節の画像範囲における単位面積あたりの記録されている画素の割合が高いほど複雑であると判断し、
前記改ページ位置検出工程は、前記割合が最も低い小節の直後の位置を改ページの位置として検出することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の楽譜作成方法。 - 前記判別工程は、前記各小節の演奏の複雑さについて、同じフレーズの小節が連続する部分を容易であると判断し、
前記改ページ位置検出工程は、同じフレーズの小節が連続するそれぞれの小節の間の位置を改ページの位置として検出することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の楽譜作成方法。 - ホスト装置と、前記ホスト装置と接続された画像読み取り装置と、前記ホスト装置と接続された記録装置とを有し、複数のページからなる楽譜に対して改ページの位置を変更して新たな楽譜を作成する画像処理システムであって、
前記画像読み取り装置は、前記複数のページからなる楽譜の画像データを読み取り、
前記ホスト装置は、
前記画像読み取り装置により読み取られた前記画像データを小節単位に分割する分割手段と、
前記分割手段により分割された各小節の演奏の複雑さを、前記ページ単位で判別する判別手段と、
前記判別手段の判別結果において演奏が容易な部分を改ページの位置として前記ページ単位で検出する改ページ位置検出手段と、
前記改ページ位置検出手段で検出された改ページの位置に基づいて楽譜のレイアウトを変更するレイアウト変更手段とを備え、
前記記録装置は、前記レイアウト変更手段により変更されたレイアウトの楽譜を記録することを特徴とする画像処理システム。 - ホスト装置と、前記ホスト装置と接続され、画像読み取り部と記録部とを備えた複合装置とを有し、複数のページからなる楽譜に対して改ページの位置を変更して新たな楽譜を作成する画像処理システムであって、
前記ホスト装置は、
前記画像読み取り部により読み取られた複数のページからなる楽譜の画像データを小節単位に分割する分割手段と、
前記分割手段により分割された各小節の演奏の複雑さを、前記ページ単位で判別する判別手段と、
前記判別手段の判別結果において演奏が容易な部分を改ページの位置として前記ページ単位で検出する改ページ位置検出手段と、
前記改ページ位置検出手段で検出された改ページの位置に基づいて楽譜のレイアウトを変更するレイアウト変更手段とを備え、
前記複合装置は、前記レイアウト変更手段により変更されたレイアウトの楽譜を前記記録部により記録することを特徴とする画像処理システム。 - ホスト装置に実行させるプログラムであって、請求項1に記載の各工程を実行させることを特徴とするプログラム。
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