JP2009151170A - 光学装置、およびプロジェクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】鮮明な投影画像を表示できる光学装置の提供。
【解決手段】光学装置本体45Aは、複数の光変調装置451と、各光変調装置451に対向する複数の光束入射側端面、および各光変調装置451で変調された光束を合成した画像光を射出する光束射出側端面を有するクロスダイクロイックプリズム454と、クロスダイクロイックプリズム454の光束射出側端面と隣接する光束入射側端面にそれぞれ固定され、クロスダイクロイックプリズム454を支持する2つの支持部材456とを備える。各支持部材456は、投射レンズ47から射出される画像光の光軸方向Bに略直交して延出し、投射レンズ47に当接することでクロスダイクロイックプリズム454の光軸方向Bの位置を規定する位置規定面4562Aを有している。
【選択図】図2
【解決手段】光学装置本体45Aは、複数の光変調装置451と、各光変調装置451に対向する複数の光束入射側端面、および各光変調装置451で変調された光束を合成した画像光を射出する光束射出側端面を有するクロスダイクロイックプリズム454と、クロスダイクロイックプリズム454の光束射出側端面と隣接する光束入射側端面にそれぞれ固定され、クロスダイクロイックプリズム454を支持する2つの支持部材456とを備える。各支持部材456は、投射レンズ47から射出される画像光の光軸方向Bに略直交して延出し、投射レンズ47に当接することでクロスダイクロイックプリズム454の光軸方向Bの位置を規定する位置規定面4562Aを有している。
【選択図】図2
Description
本発明は、光学装置、およびプロジェクタに関する。
従来、3枚の液晶パネル(光変調装置)により色光毎に画像情報に応じて変調し、変調後の各色光をクロスダイクロイックプリズム(色合成光学装置)で合成して画像光を形成する、いわゆる三板式の光学装置と、この光学装置にて形成された画像光を拡大投射する投射レンズ(投射光学装置)とを備えたプロジェクタが知られている。このような光学装置では、プリズムに液晶パネルを一体に組み付けて、組立性の向上を図っている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の光学装置は、プリズムの下面に固定され、該光学装置全体を光学部品用筐体に取り付けるため台座を備える。そして、光学装置は、ねじを上方側から台座の取付部に挿通し光学部品用筐体の底面に螺合することで、光学部品用筐体に対する所望の位置に固定される。
特許文献1に記載の光学装置は、プリズムの下面に固定され、該光学装置全体を光学部品用筐体に取り付けるため台座を備える。そして、光学装置は、ねじを上方側から台座の取付部に挿通し光学部品用筐体の底面に螺合することで、光学部品用筐体に対する所望の位置に固定される。
しかしながら、特許文献1に記載の光学装置では、プリズムに対して各液晶パネルを位置調整し、プリズムに対して保持部材を介して各液晶パネルを固定して光学装置を製造した後、光学装置の台座を光学部品用筐体に固定する際、例えば、台座の取付部とねじとの製造公差や、光学部品用筐体の底面に形成されたねじ孔とねじとの製造公差等の影響により画像光の光軸方向にガタツキが生じ、光学部品用筐体に対する所望の位置から光学装置がずれてしまう恐れがある。
そして、光学部品用筐体に対する所望の位置から光学装置がずれた場合には、光学装置の製造時において、プリズムに対して所望の位置に各液晶パネルを位置付けておいても、投射レンズのバックフォーカス位置から各液晶パネルがずれた位置に位置付けられることとなる。このため、プロジェクタから投射される投影画像のフォーカス精度が低下し、鮮明な投影画像を表示することが難しい。
本発明の目的は、鮮明な投影画像を表示できる光学装置、およびプロジェクタを提供することにある。
本発明の光学装置は、複数の色光を色光毎に画像情報に応じて変調する複数の光変調装置と、各光変調装置に対向する複数の光束入射側端面、および各光変調装置で変調された光束を合成した画像光を射出する光束射出側端面を有する色合成光学装置とを備えた光学装置であって、前記各光束入射側端面および前記光束射出側端面のうち少なくともいずれか1つの端面に固定され、前記色合成光学装置を支持する支持部材を備え、前記支持部材は、前記画像光の光軸方向に略直交して延出し、前記光学装置が固定される部材に当接することで前記色合成光学装置の前記光軸方向の位置を規定する位置規定面を有することを特徴とする。
このような構成によれば、支持部材は、色合成光学装置の光軸方向の位置を規定する位置規定面を有するので、例えば、光学部品用筐体において光軸方向と略直交する面に位置規定面を当接させた状態で、ねじを光軸方向に沿って挿通して光学部品用筐体に支持部材を固定することができる。したがって、画像光の光軸方向にガタツキが生じにくくなり、鮮明な投影画像を表示できる。
また、色合成光学装置は、一般的に4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視略正方形状を有しているので、色合成光学装置の側面(光変調装置に対向する光束入射側端面、および各光変調装置で変調された光束を合成した画像光を射出する光束射出側端面)についての平面精度は高いものの、色合成光学装置の下面および上面についての平面精度は低くなる。このため、色合成光学装置を台座の下面または上面に接着して固定する場合には、例えば、台座における色合成光学装置との接合面を球面状に形成し、色合成光学装置の位置および傾きを台座の接合面上を移動させながら調整し、接着している。
しかしながら、本発明によれば、支持部材は、平面精度の高い光束入射端面および光束射出側端面のうち少なくともいずれか1つの端面に固定されるので、高い精度で色合成光学装置を光学部品用筐体等に固定することができる。したがって、色合成光学装置の位置および傾きを調整する必要がないので光学装置の製造工程を簡素化することができる。また、台座における色合成光学装置との接合面を球面状に形成した状態で色合成光学装置を台座の下面または上面に接着した場合と比較して、接着強度を向上させることができる。
本発明では、前記支持部材は、前記光束射出側端面と隣接する前記光束入射側端面にそれぞれ固定される2つの部材とされ、前記各支持部材は、前記光束入射端面に当接して固定される入射側当接面を有し、前記光変調装置を保持する保持部と、前記位置規定面を有する延出部とを備えることが好ましい。
このような構成によれば、支持部材は、光変調装置を保持する保持部を備えるので、色合成光学装置に対して各光変調装置を固定するための保持部材を兼ねることができる。したがって、台座等を用いて色合成光学装置を固定する場合と比較して光学装置の部品点数を削減することができ、光学装置の製造コストを低減させることができる。
本発明では、前記支持部材は、前記光束射出側端面に当接して固定される射出側当接面を有する支持部材本体と、前記位置規定面を有する延出部とを備え、前記支持部材本体には、前記画像光を通過させる窓部が形成されていることが好ましい。
ここで、色合成光学装置の光束射出側端面においては、周縁部分に塗料を塗布したり、遮光板を設けたりすることで不要光を遮光し、他の光学部品への不要光の漏れを防止している。しかしながら、塗料を塗布すると手間がかかり、遮光板を設けると部品点数が増加するので光学装置の製造コストが増加するという問題がある。
本発明によれば、支持部材本体に形成された窓部の周縁部分で不要光を遮光するように支持部材を構成することができる。したがって、塗料を塗布する必要がなく、遮光板を設ける必要もないので光学装置の製造コストを低減させることができる。
本発明によれば、支持部材本体に形成された窓部の周縁部分で不要光を遮光するように支持部材を構成することができる。したがって、塗料を塗布する必要がなく、遮光板を設ける必要もないので光学装置の製造コストを低減させることができる。
本発明のプロジェクタは、光源装置と、上述した光学装置と、前記光学装置から射出される画像光を拡大投射する投射光学装置とを備えていることを特徴とする。
このような構成によれば、プロジェクタは、上述した光学装置を備えているので、上述した光学装置と同様の作用および効果を享受できる。
このような構成によれば、プロジェクタは、上述した光学装置を備えているので、上述した光学装置と同様の作用および効果を享受できる。
本発明では、前記投射光学装置は、複数のレンズを内部に収納する鏡筒と、前記鏡筒に設けられるフランジ部とを備え、前記フランジ部は、前記光軸方向に略直交して延出し、前記位置規定面に当接させる位置規定当接面を有し、前記色合成光学装置は、前記位置規定当接面および前記位置規定面が当接した状態で前記フランジ部に固定されることが好ましい。
このような構成によれば、フランジ部の位置規定当接面は、色合成光学装置の光軸方向と略直交する面であるので、上述した光学装置と同様の作用および効果を享受できる。また、色合成光学装置を投射光学装置に直接固定しているので、色合成光学装置を光学部品用筐体等に固定する場合と比較して、画像光の光軸方向にガタツキが更に生じにくくなり、更に鮮明な投影画像を表示できる。
このような構成によれば、フランジ部の位置規定当接面は、色合成光学装置の光軸方向と略直交する面であるので、上述した光学装置と同様の作用および効果を享受できる。また、色合成光学装置を投射光学装置に直接固定しているので、色合成光学装置を光学部品用筐体等に固定する場合と比較して、画像光の光軸方向にガタツキが更に生じにくくなり、更に鮮明な投影画像を表示できる。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
〔プロジェクタの構成〕
図1は、プロジェクタ1の概略構成を模式的に示す図である。
プロジェクタ1は、光源から射出される光束を画像情報に応じて変調して画像光(カラー画像)を形成し、この画像光をスクリーン(図示略)上に拡大投射する。このプロジェクタ1は、図1に示すように、略直方体状の外装筐体2と、画像投射装置4等を備える。
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
〔プロジェクタの構成〕
図1は、プロジェクタ1の概略構成を模式的に示す図である。
プロジェクタ1は、光源から射出される光束を画像情報に応じて変調して画像光(カラー画像)を形成し、この画像光をスクリーン(図示略)上に拡大投射する。このプロジェクタ1は、図1に示すように、略直方体状の外装筐体2と、画像投射装置4等を備える。
外装筐体2は、プロジェクタ1の天面、前面、背面、および側面をそれぞれ構成するアッパーケース、およびプロジェクタ1の底面、前面、背面、および側面をそれぞれ構成するロアーケース等で構成される。そして、各ケースは、互いにねじ等で固定されている。
なお、図1において、具体的な図示は省略したが、外装筐体2内において、画像投射装置4以外の空間には、プロジェクタ1内部の各構成部材を冷却する冷却ファン等を備えた冷却ユニット、プロジェクタ1内部の各構成部材に電力を供給する電源ユニット、およびプロジェクタ1内部の各構成部材を制御する制御装置等が配置されるものとする。
なお、図1において、具体的な図示は省略したが、外装筐体2内において、画像投射装置4以外の空間には、プロジェクタ1内部の各構成部材を冷却する冷却ファン等を備えた冷却ユニット、プロジェクタ1内部の各構成部材に電力を供給する電源ユニット、およびプロジェクタ1内部の各構成部材を制御する制御装置等が配置されるものとする。
画像投射装置4は、前記制御装置による制御の下、光源から射出された光束を光学的に処理して画像信号に対応した画像光を形成し、この画像光を拡大投射する。この画像投射装置4は、図1に示すように、光源装置41と、照明光学装置42と、色分離光学装置43と、リレー光学装置44と、光学装置45と、これら各光学部品41〜45を内部に設定された照明光軸Aに対する所定位置に配置する光学部品用筐体46と、投射レンズ47とを備える。
光源装置41は、図1に示すように、光源ランプ411およびリフレクタ412等を備える。そして、光源装置41は、光源ランプ411から射出された光束がリフレクタ412によって射出方向が揃えられ、照明光学装置42に向けて光束を射出する。
光源装置41は、図1に示すように、光源ランプ411およびリフレクタ412等を備える。そして、光源装置41は、光源ランプ411から射出された光束がリフレクタ412によって射出方向が揃えられ、照明光学装置42に向けて光束を射出する。
照明光学装置42は、図1に示すように、第1レンズアレイ421、第2レンズアレイ422、偏光変換素子423、および重畳レンズ424を備える。そして、光源装置41から射出された光束は、第1レンズアレイ421によって複数の部分光束に分割され、第2レンズアレイ422の近傍で結像する。第2レンズアレイ422から射出された各部分光束は、その中心軸(主光線)が偏光変換素子423の入射面に垂直となるように入射し、偏光変換素子423にて略1種類の直線偏光光として射出される。偏光変換素子423から直線偏光光として射出され、重畳レンズ424を介した複数の部分光束は、光学装置45の後述する3枚の液晶パネル上で重畳する。
色分離光学装置43は、図1に示すように、2枚のダイクロイックミラー431,432、および反射ミラー433を備え、これらのダイクロイックミラー431,432、反射ミラー433により照明光学装置42から射出された複数の部分光束を赤、緑、青の3色の色光に分離する機能を有する。
リレー光学装置44は、図1に示すように、入射側レンズ441、リレーレンズ443、および反射ミラー442,444を備え、色分離光学装置43で分離された色光、例えば、赤色光を光学装置45の後述する赤色光側の光変調装置まで導く機能を有する。
リレー光学装置44は、図1に示すように、入射側レンズ441、リレーレンズ443、および反射ミラー442,444を備え、色分離光学装置43で分離された色光、例えば、赤色光を光学装置45の後述する赤色光側の光変調装置まで導く機能を有する。
光学装置45は、入射した光束を画像情報に応じて変調して画像光を形成するものである。この光学装置45は、図1に示すように、光変調素子としての液晶パネル4511(図2参照)を有する3つの光変調装置451(赤色光側の光変調装置を451R、緑色光側の光変調装置を451G、青色光側の光変調装置を451Bとする)と、各光変調装置451の光路前段側に配置される入射側偏光板452と、各光変調装置451の光路後段側に配置される射出側偏光板453と、色合成光学装置としてのクロスダイクロイックプリズム454とを備える。そして、これら各部材451〜454のうち、各光変調装置451、各射出側偏光板453、およびクロスダイクロイックプリズム454が一体化されて光学装置本体45Aを構成する(図2参照)。なお、光学装置本体45Aとしては、これら各部材451、453、454の他、各入射側偏光板452も一体化する構成を採用しても構わない。また、光学装置本体45Aの具体的な構成については後述する。
3つの入射側偏光板452は、色分離光学装置43で分離された各光束のうち、偏光変換素子423で揃えられた偏光方向と略同一の偏光方向を有する偏光光のみ透過させ、その他の光束を吸収するものであり、透光性基板上に偏光膜が貼付されて構成されている。
3つの光変調装置451を構成する各液晶パネル4511は、一対の透明なガラス基板に電気光学物質である液晶が密閉封入された構成を有し、前記制御装置からの駆動信号に応じて、前記液晶の配向状態が制御され、入射側偏光板452から射出された偏光光束の偏光方向を変調する。
3つの射出側偏光板453は、入射側偏光板452と略同様の機能を有し、液晶パネル4511を介して射出された光束のうち、一定方向の偏光光を透過し、その他の光束を吸収する。
3つの光変調装置451を構成する各液晶パネル4511は、一対の透明なガラス基板に電気光学物質である液晶が密閉封入された構成を有し、前記制御装置からの駆動信号に応じて、前記液晶の配向状態が制御され、入射側偏光板452から射出された偏光光束の偏光方向を変調する。
3つの射出側偏光板453は、入射側偏光板452と略同様の機能を有し、液晶パネル4511を介して射出された光束のうち、一定方向の偏光光を透過し、その他の光束を吸収する。
クロスダイクロイックプリズム454は、射出側偏光板453から射出された色光毎に変調された各色光を合成して画像光を形成する。このクロスダイクロイックプリズム454は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視略正方形状をなし、直角プリズム同士を貼り合わせた界面には、2つの誘電体多層膜が形成されている。これら誘電体多層膜は、光変調装置451Gから射出され射出側偏光板453を介した色光を透過し、光変調装置451R,451Bから射出され射出側偏光板453を介した各色光を反射する。このようにして、各色光が合成されて画像光が形成される。
投射光学装置としての投射レンズ47は、複数のレンズを組み合わせた組レンズとして構成され、クロスダイクロイックプリズム454にて形成された画像光を拡大投射する。
投射光学装置としての投射レンズ47は、複数のレンズを組み合わせた組レンズとして構成され、クロスダイクロイックプリズム454にて形成された画像光を拡大投射する。
〔画像投射装置の構成〕
図2は、画像投射装置4を斜め上方から見た概略構成を示す分解斜視図である。
なお、図2では、画像投射装置4において、各光変調装置451のうち光変調装置451Gのみを図示しているが、各光変調装置451R,451Bも光変調装置451Gと同様の構造を有しているものとする。
光学装置本体45Aは、上述した各光変調装置451、各射出側偏光板453、およびクロスダイクロイックプリズム454の他、図2に示すように、保持部材455と、2つの支持部材456とを備え、これら各部材451,453〜456が一体化されたものである。ここで、3つの射出側偏光板453は、クロスダイクロイックプリズム454の各光束入射側端面にそれぞれ接着剤等により固定される。
図2は、画像投射装置4を斜め上方から見た概略構成を示す分解斜視図である。
なお、図2では、画像投射装置4において、各光変調装置451のうち光変調装置451Gのみを図示しているが、各光変調装置451R,451Bも光変調装置451Gと同様の構造を有しているものとする。
光学装置本体45Aは、上述した各光変調装置451、各射出側偏光板453、およびクロスダイクロイックプリズム454の他、図2に示すように、保持部材455と、2つの支持部材456とを備え、これら各部材451,453〜456が一体化されたものである。ここで、3つの射出側偏光板453は、クロスダイクロイックプリズム454の各光束入射側端面にそれぞれ接着剤等により固定される。
また、光変調装置451は、上述した液晶パネル4511の他、液晶パネル4511を保持する保持枠4512を備える。
保持枠4512は、液晶パネル4511を収納保持する部材であり、光束入射側に配置される平面視矩形状の保持枠本体4512Aと、光束射出側に配置される平面視略矩形状の板状部材4512Bとを備える。
保持枠4512は、液晶パネル4511を収納保持する部材であり、光束入射側に配置される平面視矩形状の保持枠本体4512Aと、光束射出側に配置される平面視略矩形状の板状部材4512Bとを備える。
保持枠本体4512Aは、図2に示すように、平面視略中央部分に液晶パネル4511の画像形成領域に対応した開口部4512A1を有している。
また、保持枠本体4512Aにおいて、光束射出側には、具体的な図示は省略するが、開口部4512A1の周縁部分に、液晶パネル4511における外形形状(段付状)に対応した凹部が形成され、該凹部にて液晶パネル4511を収納保持する。
さらに、保持枠本体4512Aにおいて、四隅角部分には、保持枠本体4512Aを板状部材4512Bに固定するための固定用孔4512A2がそれぞれ形成されている。
また、保持枠本体4512Aにおいて、光束射出側には、具体的な図示は省略するが、開口部4512A1の周縁部分に、液晶パネル4511における外形形状(段付状)に対応した凹部が形成され、該凹部にて液晶パネル4511を収納保持する。
さらに、保持枠本体4512Aにおいて、四隅角部分には、保持枠本体4512Aを板状部材4512Bに固定するための固定用孔4512A2がそれぞれ形成されている。
板状部材4512Bは、液晶パネル4511の画像形成領域に対応して平面視略中央部分に形成された開口部(図示略)と、保持枠本体4512Aの各固定用孔4512A2に対応して四隅角部分に形成されたねじ孔(図示略)とを有し、各固定用孔4512A2を介して各ねじ孔にねじが螺合されることで保持枠本体4512Aの光束射出側端面に接続する。また、板状部材4512Bにおいて、四隅角部分には、クロスダイクロイックプリズム454側に向かって起立する起立片4512B1が形成されている。
保持部材455は、光変調装置451Gおよびクロスダイクロイックプリズム454の間に配設され、光変調装置451Gを保持するとともに、クロスダイクロイックプリズム454に対して固定する。この保持部材455は、液晶パネル4511の画像形成領域に対応した矩形状の開口部455Aを略中央部分に有する矩形板状に形成され、四隅角部分には、板状部材4512Bの起立片4512B1を挿通して固定するための固定用孔455Bがそれぞれ形成されている。
そして、光変調装置451Gおよび保持部材455は、板状部材4512Bの各起立片4512B1を各固定用孔455Bに挿通した状態で、各起立片4512B1と各固定用孔455Bとの隙間に介在させた光硬化型接着剤(紫外線硬化型接着剤)により固定される。
また、保持部材455は、クロスダイクロイックプリズム454の光束入射側端面に対して、射出側偏光板453が開口部455Aに挿通した状態で、光束射出側端面に塗布された光硬化型接着剤により固定される。
また、保持部材455は、クロスダイクロイックプリズム454の光束入射側端面に対して、射出側偏光板453が開口部455Aに挿通した状態で、光束射出側端面に塗布された光硬化型接着剤により固定される。
2つの支持部材456は、クロスダイクロイックプリズム454の光束射出側端面と隣接する光束入射側端面にそれぞれ固定され、クロスダイクロイックプリズム454を支持する。各支持部材456は、断面略L字状に形成され、光変調装置451を保持する保持部4561と、投射レンズ47から射出される画像光の光軸方向Bに略直交して延出する延出部4562とを備える。保持部4561は、クロスダイクロイックプリズム454の光束射出側端面と隣接する光束入射側端面に当接して固定される入射側当接面4561Aを有している。延出部4562は、投射レンズ47に当接することでクロスダイクロイックプリズム454の光軸方向Bの位置を規定する位置規定面4562Aを有している。すなわち、位置規定面4562Aは、光軸方向Bに略直交して延出している。
なお、保持部4561には、保持部材455の開口部455Aおよび各固定用孔455Bと同様の機能を有する開口部4561Bおよび各固定用孔4561Cが形成されている。
また、延出部4562において、上下部分には、各支持部材456を投射レンズ47に固定するための固定用長孔4562Bがそれぞれ形成されている。なお、各固定用長孔4562Bの長手方向は、延出部4562の延出方向とされている。
また、延出部4562において、上下部分には、各支持部材456を投射レンズ47に固定するための固定用長孔4562Bがそれぞれ形成されている。なお、各固定用長孔4562Bの長手方向は、延出部4562の延出方向とされている。
そして、光変調装置451R,451Bおよび各支持部材456は、光変調装置451Gおよび保持部材455と同様に、板状部材4512Bの各起立片4512B1を各固定用孔4561Cに挿通した状態で、各起立片4512B1と各固定用孔4561Cとの隙間に介在させた光硬化型接着剤により固定される。
また、各支持部材456は、クロスダイクロイックプリズム454の光束入射側端面に対して、射出側偏光板453が開口部4561Bに挿通した状態で、光束射出側端面に塗布された光硬化型接着剤により固定される。
また、各支持部材456は、クロスダイクロイックプリズム454の光束入射側端面に対して、射出側偏光板453が開口部4561Bに挿通した状態で、光束射出側端面に塗布された光硬化型接着剤により固定される。
投射レンズ47は、上述した組レンズを収納する鏡筒471と、鏡筒471の光束入射側の端部に設けられた平面視略矩形状のフランジ部472とを備える。このフランジ部472は、光軸方向Bに略直交して延出し、支持部材456の位置規定面4562Aと当接させる位置規定当接面472Aと、クロスダイクロイックプリズム454の光束射出側端面に対応して平面視略中央部分に形成された開口部472Bと、支持部材456の各固定用長孔4562Bに対応して四隅角部分に形成されたねじ孔472Cとを有している。
そして、クロスダイクロイックプリズム454は、各固定用長孔4562Bを介して各ねじ孔472Cにねじが光軸方向Bに沿って螺合されることで、位置規定当接面472Aおよび位置規定面4562Aが当接した状態でフランジ部472に固定される。これにより、クロスダイクロイックプリズム454の光軸方向Bの位置が規定される。また、この際、各支持部材456およびフランジ部472は、クロスダイクロイックプリズム454の光軸方向Bと、投射レンズ47の光軸方向とが略一致した状態となるように、各固定用長孔4562Bの長手方向に沿って位置調整された状態で固定される。すなわち、本実施形態では、光学装置45は、投射レンズ47に固定される。
上述した本実施形態によれば、以下の効果がある。
(1)クロスダイクロイックプリズム454は、各固定用長孔4562Bを介して各ねじ孔472Cにねじが光軸方向Bに沿って螺合されることで、位置規定当接面472Aおよび位置規定面4562Aが当接した状態でフランジ部472に固定される。したがって、画像光の光軸方向Bにガタツキが生じにくくなり、鮮明な投影画像を表示できる。
(2)各支持部材456は、平面精度の高いクロスダイクロイックプリズム454の光束入射端面に固定されるので、高い精度でクロスダイクロイックプリズム454を投射レンズ47に固定することができる。したがって、クロスダイクロイックプリズム454の位置および傾きを調整する必要がないので光学装置45の製造工程を簡素化することができ、クロスダイクロイックプリズム454および各支持部材456の接着強度を向上させることができる。
(1)クロスダイクロイックプリズム454は、各固定用長孔4562Bを介して各ねじ孔472Cにねじが光軸方向Bに沿って螺合されることで、位置規定当接面472Aおよび位置規定面4562Aが当接した状態でフランジ部472に固定される。したがって、画像光の光軸方向Bにガタツキが生じにくくなり、鮮明な投影画像を表示できる。
(2)各支持部材456は、平面精度の高いクロスダイクロイックプリズム454の光束入射端面に固定されるので、高い精度でクロスダイクロイックプリズム454を投射レンズ47に固定することができる。したがって、クロスダイクロイックプリズム454の位置および傾きを調整する必要がないので光学装置45の製造工程を簡素化することができ、クロスダイクロイックプリズム454および各支持部材456の接着強度を向上させることができる。
(3)各支持部材456は、光変調装置451R,451Bを保持する保持部4561を備えるので、光学装置45の部品点数を削減することができ、光学装置45の製造コストを低減させることができる。
(4)光学装置45では、クロスダイクロイックプリズム454を投射レンズ47に直接固定しているので、クロスダイクロイックプリズム454を光学部品用筐体46等に固定する場合と比較して、画像光の光軸方向Bにガタツキが更に生じにくくなり、更に鮮明な投影画像を表示できる。
(4)光学装置45では、クロスダイクロイックプリズム454を投射レンズ47に直接固定しているので、クロスダイクロイックプリズム454を光学部品用筐体46等に固定する場合と比較して、画像光の光軸方向Bにガタツキが更に生じにくくなり、更に鮮明な投影画像を表示できる。
〔第2実施形態〕
以下、本発明の第2実施形態に係る画像投射装置4Aについて説明する。
図3は、画像投射装置4Aを斜め上方から見た概略構成を示す分解斜視図である。
なお、以下の説明では、既に説明した部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
前記第1実施形態に係る画像投射装置4では、支持部材456は、クロスダイクロイックプリズム454の光束射出側端面と隣接する光束入射側端面に固定されていた。これに対して、本実施形態に係る画像投射装置4Aでは、図3に示すように、支持部材458は、クロスダイクロイックプリズム454の光束射出側端面に固定されている点で異なる。なお、本実施形態では、クロスダイクロイックプリズム454の光束射出側端面と隣接する光束入射側端面には、前記第1実施形態に係る保持部材455がそれぞれ固定される。
以下、本発明の第2実施形態に係る画像投射装置4Aについて説明する。
図3は、画像投射装置4Aを斜め上方から見た概略構成を示す分解斜視図である。
なお、以下の説明では、既に説明した部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
前記第1実施形態に係る画像投射装置4では、支持部材456は、クロスダイクロイックプリズム454の光束射出側端面と隣接する光束入射側端面に固定されていた。これに対して、本実施形態に係る画像投射装置4Aでは、図3に示すように、支持部材458は、クロスダイクロイックプリズム454の光束射出側端面に固定されている点で異なる。なお、本実施形態では、クロスダイクロイックプリズム454の光束射出側端面と隣接する光束入射側端面には、前記第1実施形態に係る保持部材455がそれぞれ固定される。
支持部材458は、クロスダイクロイックプリズム454の光束射出側端面に固定され、クロスダイクロイックプリズム454を支持する。この支持部材458は、クロスダイクロイックプリズム454の光束射出側端面に当接して固定される射出側当接面4581Aを有する支持部材本体4581と、支持部材本体4581の左右部分から投射レンズ47側に延出するとともに、投射レンズ47から射出される画像光の光軸方向Bに略直交して延出する延出部4582と、支持部材本体4581の上部から投射レンズ47側に延出し、支持部材458を投射レンズ47に対して位置決めするためのガイド部4583とを備える。
支持部材本体4581には、クロスダイクロイックプリズム454から射出される画像光を通過させる窓部4581Bが略中央部分に形成されている。この窓部4581Bは、液晶パネル4511の画像形成領域に対応して形成され、周縁部分で不要光を遮光している。
延出部4582は、投射レンズ47に当接することでクロスダイクロイックプリズム454の光軸方向Bの位置を規定する位置規定面4582Aを有している。すなわち、位置規定面4562Aは、光軸方向Bに略直交して延出している。また、延出部4582において、上下部分には、支持部材458を投射レンズ47に固定するための固定用長孔4582Bがそれぞれ形成されている。なお、各固定用長孔4582Bの長手方向は、延出部4582の延出方向とされている。
ガイド部4583には、投射レンズ47側の端部における略中央部分に切り欠き4583Aが形成されている。
延出部4582は、投射レンズ47に当接することでクロスダイクロイックプリズム454の光軸方向Bの位置を規定する位置規定面4582Aを有している。すなわち、位置規定面4562Aは、光軸方向Bに略直交して延出している。また、延出部4582において、上下部分には、支持部材458を投射レンズ47に固定するための固定用長孔4582Bがそれぞれ形成されている。なお、各固定用長孔4582Bの長手方向は、延出部4582の延出方向とされている。
ガイド部4583には、投射レンズ47側の端部における略中央部分に切り欠き4583Aが形成されている。
投射レンズ47のフランジ部472は、位置規定当接面472Aと、開口部472Bと、ねじ孔472Cと、上面における略中央部分から上方に向かって突出する突出部472Dとを有している。
そして、クロスダイクロイックプリズム454は、各固定用長孔4582Bを介して各ねじ孔472Cにねじが光軸方向Bに沿って螺合されることで、位置規定当接面472Aおよび位置規定面4582Aが当接した状態でフランジ部472に固定される。これにより、クロスダイクロイックプリズム454の光軸方向Bの位置が規定される。また、この際、切り欠き4583Aおよび突出部472Dを係合させることにより、各支持部材458およびフランジ部472は、クロスダイクロイックプリズム454の光軸方向Bと、投射レンズ47の光軸方向とが略一致した状態で固定される。すなわち、本実施形態では、光学装置45は、投射レンズ47に固定される。
そして、クロスダイクロイックプリズム454は、各固定用長孔4582Bを介して各ねじ孔472Cにねじが光軸方向Bに沿って螺合されることで、位置規定当接面472Aおよび位置規定面4582Aが当接した状態でフランジ部472に固定される。これにより、クロスダイクロイックプリズム454の光軸方向Bの位置が規定される。また、この際、切り欠き4583Aおよび突出部472Dを係合させることにより、各支持部材458およびフランジ部472は、クロスダイクロイックプリズム454の光軸方向Bと、投射レンズ47の光軸方向とが略一致した状態で固定される。すなわち、本実施形態では、光学装置45は、投射レンズ47に固定される。
このような本実施形態においても、前記第1実施形態における(1),(2),(4)と同様の作用効果を奏することができる他、以下の作用効果を奏することができる。
(5)光学装置45は、支持部材本体4581に形成された窓部4581Bの周縁部分で不要光を遮光している。したがって、塗料を塗布する必要がなく、遮光板を設ける必要もないので光学装置の製造コストを低減させることができる。
(5)光学装置45は、支持部材本体4581に形成された窓部4581Bの周縁部分で不要光を遮光している。したがって、塗料を塗布する必要がなく、遮光板を設ける必要もないので光学装置の製造コストを低減させることができる。
〔実施形態の変形〕
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
本発明では、支持部材の構成は、前記実施形態で説明した構成に限らない。
例えば、クロスダイクロイックプリズム454の光束射出側端面と対向する光束入射側端面に光変調装置451Gを固定する保持部材455からクロスダイクロイックプリズム454側に腕を伸ばし、伸ばした腕の先に位置規定面を有する延出部を設けるようにしてもよい。要するに、支持部材は、位置規定面を備えていればよい。
前記実施形態では、支持部材456,458は、投射レンズ47のフランジ部472に固定されていたが、例えば、光学部品用筐体46に固定されていてもよく、光学装置を如何なる部材に固定するかは設計者の自由である。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
本発明では、支持部材の構成は、前記実施形態で説明した構成に限らない。
例えば、クロスダイクロイックプリズム454の光束射出側端面と対向する光束入射側端面に光変調装置451Gを固定する保持部材455からクロスダイクロイックプリズム454側に腕を伸ばし、伸ばした腕の先に位置規定面を有する延出部を設けるようにしてもよい。要するに、支持部材は、位置規定面を備えていればよい。
前記実施形態では、支持部材456,458は、投射レンズ47のフランジ部472に固定されていたが、例えば、光学部品用筐体46に固定されていてもよく、光学装置を如何なる部材に固定するかは設計者の自由である。
前記実施形態では、クロスダイクロイックプリズム454の光束入射側端面または光束射出側端面に直接、支持部材が固定される構成としていたが、これに限らず、クロスダイクロイックプリズム454の光束入射側端面および光束射出側端面に熱伝導性を有する透光性基板(例えば、水晶板)等を貼り付け、該透光性基板に固定部材が固定される構成としても構わない。この場合には、クロスダイクロイックプリズム454の光束入射側端面および光束射出側端面は、前記透光性基板の面で構成されることなる。
本発明では、プロジェクタの構成は、前記実施形態で説明した構成に限らない。
例えば、光源装置41は、放電発光型の光源装置で構成していたが、これに限らず、レーザダイオード、LED(Light Emitting Diode)、有機EL(Electro Luminescence)素子、シリコン発光素子等の各種固体発光素子を採用してもよい。
また、光源装置41を1つのみ用い色分離光学装置43にて3つの色光に分離していたが、色分離光学装置43を省略し、3つの色光をそれぞれ射出する3つの前記固体発光素子を光源装置として構成してもよい。
さらに、プロジェクタ1は、液晶パネル4511を3つ備える三板式のプロジェクタで構成していたが、これに限らず、液晶パネルを1つ備える単板式のプロジェクタで構成しても構わない。また、液晶パネルを2つ備えるプロジェクタや、液晶パネルを4つ以上備えるプロジェクタとして構成しても構わない。
前記実施形態では、スクリーンを観察する方向から投射を行うフロントタイプのプロジェクタの例のみを挙げたが、本発明は、スクリーンを観察する方向とは反対側から投射を行うリアタイプのプロジェクタにも適用可能である。
例えば、光源装置41は、放電発光型の光源装置で構成していたが、これに限らず、レーザダイオード、LED(Light Emitting Diode)、有機EL(Electro Luminescence)素子、シリコン発光素子等の各種固体発光素子を採用してもよい。
また、光源装置41を1つのみ用い色分離光学装置43にて3つの色光に分離していたが、色分離光学装置43を省略し、3つの色光をそれぞれ射出する3つの前記固体発光素子を光源装置として構成してもよい。
さらに、プロジェクタ1は、液晶パネル4511を3つ備える三板式のプロジェクタで構成していたが、これに限らず、液晶パネルを1つ備える単板式のプロジェクタで構成しても構わない。また、液晶パネルを2つ備えるプロジェクタや、液晶パネルを4つ以上備えるプロジェクタとして構成しても構わない。
前記実施形態では、スクリーンを観察する方向から投射を行うフロントタイプのプロジェクタの例のみを挙げたが、本発明は、スクリーンを観察する方向とは反対側から投射を行うリアタイプのプロジェクタにも適用可能である。
本発明の光学装置は、光学装置に利用でき、特に光学装置を備えるプロジェクタに利用できる。
1…プロジェクタ、41…光源装置、45…光学装置、47…投射レンズ(投射光学装置)、451…光変調装置、454…クロスダイクロイックプリズム(色合成光学装置)、456,458…支持部材、471…鏡筒、472…フランジ部、472A…位置規定当接面、4561A…入射側当接面、4562A…位置規定面、4581…支持部材本体、4581A…射出側当接面、4581B…窓部、4582A…位置規定面。
Claims (5)
- 複数の色光を色光毎に画像情報に応じて変調する複数の光変調装置と、各光変調装置に対向する複数の光束入射側端面、および各光変調装置で変調された光束を合成した画像光を射出する光束射出側端面を有する色合成光学装置とを備えた光学装置であって、
前記各光束入射側端面および前記光束射出側端面のうち少なくともいずれか1つの端面に固定され、前記色合成光学装置を支持する支持部材を備え、
前記支持部材は、前記画像光の光軸方向に略直交して延出し、前記光学装置が固定される部材に当接することで前記色合成光学装置の前記光軸方向の位置を規定する位置規定面を有することを特徴とする光学装置。 - 請求項1に記載の光学装置において、
前記支持部材は、前記光束射出側端面と隣接する前記光束入射側端面にそれぞれ固定される2つの部材とされ、
前記各支持部材は、
前記光束入射端面に当接して固定される入射側当接面を有し、前記光変調装置を保持する保持部と、
前記位置規定面を有する延出部とを備えることを特徴とする光学装置。 - 請求項1に記載の光学装置において、
前記支持部材は、
前記光束射出側端面に当接して固定される射出側当接面を有する支持部材本体と、
前記位置規定面を有する延出部とを備え、
前記支持部材本体には、前記画像光を通過させる窓部が形成されていることを特徴とする光学装置。 - 光源装置と、請求項1から請求項3のいずれかに記載の光学装置と、前記光学装置から射出される画像光を拡大投射する投射光学装置とを備えていることを特徴とするプロジェクタ。
- 請求項4に記載のプロジェクタにおいて、
前記投射光学装置は、
複数のレンズを内部に収納する鏡筒と、
前記鏡筒に設けられるフランジ部とを備え、
前記フランジ部は、前記光軸方向に略直交して延出し、前記位置規定面に当接させる位置規定当接面を有し、
前記色合成光学装置は、前記位置規定当接面および前記位置規定面が当接した状態で前記フランジ部に固定されることを特徴とするプロジェクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007330130A JP2009151170A (ja) | 2007-12-21 | 2007-12-21 | 光学装置、およびプロジェクタ |
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JP2007330130A JP2009151170A (ja) | 2007-12-21 | 2007-12-21 | 光学装置、およびプロジェクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009151170A true JP2009151170A (ja) | 2009-07-09 |
Family
ID=40920358
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020144318A (ja) * | 2019-03-08 | 2020-09-10 | セイコーエプソン株式会社 | 表示モジュールおよび表示装置 |
-
2007
- 2007-12-21 JP JP2007330130A patent/JP2009151170A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020144318A (ja) * | 2019-03-08 | 2020-09-10 | セイコーエプソン株式会社 | 表示モジュールおよび表示装置 |
JP7211170B2 (ja) | 2019-03-08 | 2023-01-24 | セイコーエプソン株式会社 | 表示モジュールおよび表示装置 |
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