JP2009150162A - サムターン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サムターン装置に関し、通常の操作性を低下させることなく、不正操作に対する耐性を高めることを目的とする。
【解決手段】
サムターンケース1に回転操作可能に装着されるとともに、回転軸2の軸長方向に沿った2位置間を直進移動操作可能な回転操作摘み3と、
回転操作摘み3がいずれか一方の直進移動終端位置においてのみ回転操作摘み3による錠装置4への回転入力を可能にし、他方の終端位置において錠装置4への回転入力を規制する入力規制部5と、
回転操作摘み3を回転入力規制位置側に付勢する付勢手段6と、
回転操作摘み3を回転入力規制位置に拘束し、回転操作摘み3の側方から露出する拘束解除操作部7への拘束解除操作により拘束解除されるストッパ8と、
を有するように構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、サムターン装置に関するものである。
回転操作摘みへの回転操作により錠装置を施解錠操作するサムターン装置としては、特許文献1に記載のものが知られている。この特許文献1に記載されたサムターン装置は、化粧リング(サムターンケース)内に錠装置に連結されるサムターン軸と、摘みとを有する。サムターン軸と摘みとはクラッチを介して正対配置され、摘みを押し込んだ状態で摘みへの回転操作力を錠装置に伝達することができる。
この従来例は、単一の回転操作だけでは錠装置への解錠操作を行うことができないために、室外からの不正なサムターンへの解錠操作を防止することができるという利点を有するものであるが、押下-回転の2操作で解錠操作が可能で、未だ不正操作の余地があるという問題がある。
特開2003-56220号公報
本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、通常の操作性を低下させることなく、錠装置を解錠操作するための手順を増やすことによって不正操作に対する耐性を高めることのできるサムターン装置の提供を目的とする。
サムターン装置は、サムターンケース1に回転自在に装着され、扉13への取付状態において錠装置4の回転入力部に連結される錠連結軸10と、この錠連結軸10をサムターンケース1外部から回転操作するための回転操作摘み3と、入力規制部5とを有する。回転操作摘み3は、回転操作に加えて、回転軸2に沿った2位置間で直進移動操作することができ、入力規制部5は、回転操作摘み3が一方の直進移動終端位置(回転入力可能位置)においてのみ回転操作摘み3による回転入力部14への入力操作を許容する。
回転操作摘み3は、前方(本明細書において、サムターン装置を扉13の室内側壁面に固定した状態において、室内側を「前」、室外側を「後」とする。)への飛び出し位置を回転入力可能位置にすることも、あるいは、後方への押し込み位置を回転入力可能位置とすることもできる。また、入力規制部5は、回転操作摘み3が回転入力規制位置にあるときに回転操作摘み3の回転をブロックして回転を規制するように構成することも、あるいは、回転操作摘み3の位置に応じて、回転操作摘み3の回転軸部15と回転入力部14との連結を断接するクラッチとして構成することもできる。入力規制部5をクラッチとして構成した場合には、ブロックされた回転操作摘み3を強引に回転させることによる不正解錠操作を確実に防止できる。
また、回転操作摘み3は、付勢手段6により回転入力規制位置側に付勢され、ストッパ8により該回転入力規制位置に拘束される。ストッパ8は、回転操作摘み3の側壁部から露出する拘束解除操作部7を備え、この拘束解除操作部7に対する解除操作が行われると、回転操作摘み3の拘束が解除される。
したがってこの発明において、サムターン装置を施錠状態から解錠状態に移行させるためには、まず、ストッパ8を解除した後、回転操作摘み3を入力可能位置に移動させ、この後、さらに、回転操作摘み3を回転させる必要がある。この結果、例えば、室外から手を入れてサムターン装置を操作するためには、ストッパ8解除操作-引き出し、あるいは押し込み-回転の各操作が必要となるために、不正解錠操作が困難になり、防犯性能が向上する。さらに、回転操作摘み3は、回転入力規制位置側に付勢されているために、回転操作中は継続して軸方向操作力を加えておく必要があるために、より不正な操作が困難になる。
上記ストッパ8は、解除操作、および摘み拘束位置へのセットに際して利用者によるスライド操作を要するスライドボタン等として構成することも可能であるが、摘み拘束位置側に付勢された押しボタンとして構成すると、回転操作摘み3が回転入力規制位置から回転入力可能位置に復帰した際に、格別の操作を要することなく摘み拘束位置に復帰するために、使い勝手が向上する。
また、ストッパ8を摘み拘束位置側に付勢する場合、ストッパ8とサムターンケース1とのいずれか一方に、ストッパ8への押下操作力解除状態において回転操作摘み3の回転軸2長方向のストローク位置と、ストッパ8位置とを同期させるガイド傾斜面9を設けることができる。ガイド傾斜面9を設けることにより、ストッパ8の復帰ストローク長が制限されるために、例えば、回転操作摘み3をサムターンケース1内に押し込んだ状態でストッパ8の拘束解除操作部7がサムターンケース1により覆われるように構成の場合、回転操作摘み3の押し込み深さが深くなるにつれて復帰ストローク長が短くなり、ストッパ8の拘束解除操作部7とサムターンケース1との間の隙間が大きくなる。
この結果、回転操作摘み3をサムターンケース1内に押し込んだ状態でストッパ8への押し込み力を解除しても、指が深く入った状態では隙間が大きく、浅くなるにつれて徐々に隙間が小さくなるために、サムターンケース1との間に指を挟むことがなくなる。
加えて、ストッパ8における拘束解除操作部7の操作面を、回転操作摘み3の押し込み方向に行くに従って漸次回転中心に接近する傾斜面により形成すると、上記サムターンケース1の上縁と、拘束解除操作部7の操作面との隙間を回転操作摘み3の押し込み深さに影響されずにほぼ一定に保つことができる。
本発明によれば、通常の操作性を低下させることなく、不正操作に対する耐性を高めることができる。
図1、2に示すように、サムターン装置は、サムターンケース1と、サムターンケース1に装着される回転操作摘み3と、サムターンケース1内に収容される動力ユニット12とを有し、回転操作摘み3を室内側に向けた姿勢で扉13に固定される。扉13内には錠装置4が固定されており、回転入力部14を回転させることにより図外のデッドボルトを進退駆動して施解錠動作させることができる。
この実施の形態において、サムターン装置への回転操作は、サムターンケース1の後端部に固定されるアタッチメント16を経由して行われる。アタッチメント16は、アタッチメントベース17に中継軸18を回転自在に連結して形成され、中継軸18の出力軸部18aが錠装置4の回転入力部4aに、入力軸部18bが動力ユニット12に連結される。
動力ユニット12は、ユニットケース19内に回転自在に装着される錠連結軸10と、図外のコントローラからの制御により駆動されるアクチュエータ11としてのモータと、モータの動力を錠連結軸10に伝達するギア列20とを有する。錠連結軸10は、後端に上記アタッチメント16の中継軸18が嵌合する出力部10aを、前端に入力部10bを備える。また、回転操作摘み3に回転操作を加えた際に、停止状態のモータによる抵抗が過大にならないように、ギア列20中には、トルクリミッタ等を利用したクラッチ(図示せず)が介装される。
図3に示すように、上記サムターンケース1は、前面壁から前方に突出する中空のヒンジ筒部1aと、ヒンジ筒部1aを包囲するように前方に膨隆するストッパリング部1bと、このストッパリング部1bをさらに包囲する立ち上がりフランジ部1cとを有する。ヒンジ筒部1aは、上記錠連結軸10の中心線に対して一直線状に配置され、さらに、ストッパリング部1bの内周壁面には、後述する回転操作摘み3側のガイド傾斜面9と傾きがほぼ一致するガイド傾斜面9が形成される。
図2、4に示すように、上記回転操作摘み3は、前端が閉塞されてキャップ形状に形成される主体部3aから後方に回転軸部15を突設して形成され、回転軸部15を上記ヒンジ筒部1aに挿入してサムターンケース1に回転自在に装着される。回転操作摘み3のサムターンケース1からの脱落を防止するために、回転軸部15の後端部には止め輪21が装着される。
また、図4(a)に示すように、回転軸部15には後端面に開口するガイド孔15aが開設されるとともに、そのガイド孔15aを囲むように、所定ピッチ角度で複数の噛合凹凸15b、15b・・・が形成される。これら噛合凹凸15b、15b・・・は、後述するジョイント(回転入力部14)に形成される被噛合凹凸14a、14a・・・と協働して入力規制部5を構成し、ジョイント14側の被噛合凹凸14aへの嵌合が円滑に行われるために、噛合凹凸15bの外壁にはテーパ15cが形成される(図4(b)参照)。
上記主体部3aの外周壁面3cは、回転軸部15と同心の円形形状を有しており、サムターンケース1に装着された状態で上記サムターンケース1の立ち上がりフランジ部1cに後端縁が嵌合される。サムターンケース1の立ち上がりフランジ部1cとストッパリング部1bに挟まれた領域には、回転操作摘み3の回転軸部15に沿った後方への直線移動を許容するためのスペースが設定され、回転操作摘み3は、回転軸部15周りの回転に加え、図2に示すように、上記止め輪21がサムターンケース1に衝接する回転入力規制位置と、この回転入力規制位置から後方に移動した回転入力可能位置との間を直進移動できる(図6(b)参照)。
また、回転操作摘み3とサムターンケース1との間には、付勢手段6としての圧縮スプリングが介装されて回転操作摘み3を前方、すなわち、回転入力規制位置側に付勢する。
さらに、回転操作摘み3には一対のストッパ8、8’が対向位置に装着される。図2に示すように、ストッパ8、8’は一端に形成される拘束解除操作部7を回転操作摘み3の主体部3aに開設された切欠3bから露出させて配置される。拘束解除操作部7の外周壁7aは、回転操作摘み3の主体部3aの外周壁面3cとほぼ同一面に位置する下端縁から前方に行くに従って漸次側方への張り出し寸法が大きくなる傾斜面により形成される。この拘束解除操作部7の外周壁7aの傾斜角度は、上述したサムターンケース1のガイド傾斜面9とほぼ同一に形成される。
図4(c)に示すように、各ストッパ8、8’は回転操作摘み3に形成されたガイド3dに沿って側方に移動自在であり、図4(c)において上方に示す飛び出し側のストローク終端(摘み拘束位置)と、下方に示す反対側ストローク終端(摘み拘束解除位置)との間を移動する。これら各ストッパ8、8’は、回転操作摘み3との間に介装される圧縮スプリング23により摘み拘束位置側に付勢される。
また、図2に示すように、ストッパ8には、後方に向けて突出する突き当て突部8aが形成される。突き当て突部8aは、ストッパ8が摘み拘束位置にあるときにサムターンケース1のストッパリング部1bに乗り上げてストッパ8、すなわち回転操作摘み3の後方への移動を規制する。この突き当て突部8aの外周壁には、ストッパリング1bに形成されるガイド傾斜面9とほぼ同一の傾斜角度を有するガイド傾斜面9’が形成される。
さらに、上記サムターンケース1には、ジョイント14が装着される。図5に示すように、ジョイント14はプレート部14bと、プレート部14bの背面から突出するユニット連結軸14cと、プレート部14bの前面壁から突出するガイド杆14dと、ガイド杆14dを囲むようにして形成される被噛合凹凸14a、14a・・・とを有する。図5(b)、(c)に示すように、プレート部14bは、サムターンケース1に形成されるジョイント支持座1d上に支承され、ジョイント支持座1dに形成される回転ストッパ1eにより回転角度が規制されて回転操作摘み3の操作角度を決定する。
図2に示すように、プレート部14bがジョイント支持座1dに支持された状態で、ジョイント14のユニット連結軸14cは上述した動力ユニット12の入力部に嵌合し、ガイド杆14dは回転操作摘み3のガイド孔15a内に挿入する。また、被噛合凹凸14aは回転操作摘み3の噛合凹凸15bに噛合可能な形状を有し、回転操作摘み3が回転入力規制位置にあるときには、回転操作摘み3の噛合凹凸15bから適宜間隔離隔する位置に配置される。
したがってこの実施の形態において、何らの操作も加えない状態で、回転操作摘み3は圧縮スプリング6の作用によって回転入力規制位置に保持される。この状態で、回転操作摘み3への回転操作は可能であるが、回転操作摘み3の噛合凹凸15bとジョイント14の被噛合凹凸14aは相互に噛合していないために、回転操作摘み3への回転操作力をジョイント14に伝達することができず、錠装置4に対する施解錠操作をすることができない。
また、上述した未操作状態において、ストッパ8は圧縮スプリング23の作用により摘み拘束位置に保持されているために、ストッパ8の突き当て突部8aがサムターンケース1のストッパ8リングに乗り上げた状態となっている。このため、回転操作摘み3に押し込み方向の操作力を加えただけでは、回転操作摘み3を後方に移動させてジョイント14に噛合させることはできない。
以上のように、錠装置4への操作が不能な状態から、錠装置4への施解錠操作を行うには、まず、ストッパ8による回転操作摘み3の拘束解除操作を行う。拘束解除操作は、回転操作摘み3の側壁を指で挟むようにして、対向配置されるストッパ8の拘束解除操作部7を圧縮スプリング23の付勢力に抗して没入方向に押し下げて行われる。図6(a)に示すように、ストッパ8の押下操作によって突き当て突部8aはストッパリング部1bとの干渉位置から内方に移動し、回転操作摘み3に対する押し込み操作が可能になる。
図6(b)に示すように、回転操作摘み3の押し込みにより、回転操作摘み3の噛合凹凸15bと、ジョイント14の被噛合凹凸14aが噛み合って、以後、回転操作摘み3への回転操作力はジョイント14に伝達すること可能になり、結果、錠装置4に対する施解錠操作が可能になる。上述したように、噛合凹凸15bのピッチ角が比較的小さく、かつ、噛合凹凸15bにはテーパ15cが形成されているために、ジョイント14側の被噛合凹凸14aとの噛合は、回転操作摘み3を押し込むだけで、比較的円滑に行われる。
また、回転操作摘み3を押し込んだ状態で、ストッパ8とサムターンケース1の双方に形成されたガイド傾斜面9、9’は相互に対峙、あるいは接触しているために、この状態からストッパ8への操作力を解除すると、ストッパ8は押し込み深さに対応した寸法だけ、摘み拘束位置側に移動する。
図7に本発明の第2の実施の形態を示す。なお、本実施の形態の説明において、上述した実施の形態と実質的に同一の構成要素は、図中に同一符号を付して説明を省略する。
この実施の形態は、アクチュエータ11が格納され、かつ、回転操作摘み3が空転して不正解錠操作を防止するサムターン装置に対する好適な変形を提案する。
回転操作摘み3を空転させることにより施解錠操作を規制するサムターン装置としては、例えば、特開2003-56220号公報に記載されたものが知られているが、回転操作摘み3が空転するために、回転操作摘み3の位置を見ただけでは現在の施解錠状態を知ることができないという欠点がある。この実施の形態は、この問題をアクチュエータ11駆動のための、給電、信号ラインを利用して施解錠状態を電気的表示することにより解決するもので、サムターンケース1内にはLED(発光素子24)が、サムターンケース1の前面壁に開設された透孔1fから目視可能に固定される。
動力ユニット12内には、錠連結軸10の回転位置から施解錠状態を判定するためのマイクロスイッチ25が搭載された実装基板26が固定される。マイクロスイッチ25はノーマルオープンタイプのスイッチであり、一方の接点がLED24に接続され、他方の接点にコネクタ27を経由して常時電圧印可される。
錠連結軸10が回転操作摘み3、あるいは動力ユニット12、さらには、図外のシリンダ錠への施解錠操作により施錠状態、あるいは解錠状態に移行すると、マイクロスイッチ25の接点間が閉成し、LED24への通電が開始される。
なお、LED24への点灯の制御は、これ以外にも、例えば、コントローラからのドライブ信号の出力により行うことが可能であり、さらに、施解錠状態の検出も、錠装置4のデッドボルト位置をマイクロスイッチ25、あるいはセンサにより検出して行うこともできる。
したがって、以上の構成によれば、利用者はサムターンケース1に配置されるLED24によって施解錠状態を容易に知ることができる。また、LED24への給電等は、動力ユニット12への給電、制御信号ルートを利用することができるために、構造が簡単になる。
(付記)
(付記1)
サムターンケース1に回転操作可能に装着されるとともに、回転軸2の軸長方向に沿った2位置間を直進移動操作可能な回転操作摘み3と、
回転操作摘み3がいずれか一方の直進移動終端位置においてのみ回転操作摘み3による錠装置4への回転入力を可能にし、他方の終端位置において錠装置4への回転入力を規制する入力規制部5と、
回転操作摘み3を回転入力規制位置側に付勢する付勢手段6と、
回転操作摘み3を回転入力規制位置に拘束し、回転操作摘み3の側方から露出する拘束解除操作部7への拘束解除操作により拘束解除されるストッパ8と、
を有するサムターン装置。
(付記2)
前記入力規制部5は、回転入力規制位置において錠装置4との連結を解除するクラッチ機構により形成される付記1記載のサムターン装置。
(付記3)
前記ストッパ8は、側方への突出方向に付勢されて回転操作摘み3に装着されるとともに、
ストッパ8とサムターンケース1とのいずれか一方には、ストッパ8への押下操作力解除状態において回転操作摘み3の回転軸2長方向のストローク位置と、ストッパ8位置とを同期させるガイド傾斜面9が形成される付記1または2記載のサムターン装置。
(付記4)
前記ストッパ8における拘束解除操作部7の操作面は、回転操作摘み3の押し込み方向に行くに従って漸次回転中心に接近する傾斜面により形成される付記3記載のサムターン装置。
(付記5)
錠装置4に連結され、前記回転操作摘み3により回転操作可能な錠連結軸10と、
錠連結軸10を回転駆動するアクチュエータ11とを備えてサムターンケース1内に格納される動力ユニット12を有する付記1から4のいずれかに記載のサムターン装置。
(付記6)
錠装置4に連結される錠連結軸10と、
錠連結軸10を駆動するアクチュエータ11と、
前記錠連結軸10にクラッチを介して連結され、クラッチ接続状態において錠連結軸10への回転操作力の伝達が可能な回転操作摘み3とをサムターンケース1に保持して形成されるとともに、
サムターンケース1には、錠装置4の施解錠状態を表示する発光素子24が固定されるサムターン装置。
(付記7)
前記回転操作摘み3は回転軸2の軸長方向に沿った2位置間を直進移動操作可能であり、
前記クラッチは、回転操作摘み3の後端部に形成される噛合凹凸15bと、
後端部において錠装置4に連結されるとともに、前端に前記回転操作摘み3の噛合凹凸15bに対向し、回転操作摘み3の後方への直進移動に際して前記噛合凹凸15bに噛合する被噛合凹凸14aを備えたジョイント14とを有してなる付記6記載のサムターン装置。
サムターン装置を示す図で、(a)は正面図、(b)は背面図である。 本発明を示す断面図である。 サムターンケースを示す図で、(a)は斜視図、(b)は背面図である。 回転操作摘みを示す図で、(a)はサムターンケースに取り付けた状態を示す背面図、(b)は(a)の4B-4B線断面図、(c)は図2の4C-4C線断面図である。 ジョイントを示す図で、(a)は(b)の5A-5A線断面図、(b)は正面図、(c)はジョイント支持座上に支承した状態を示す図、(d)は(c)の状態から反対側の回転ストローク終端まで回転させた状態を示す図である。 錠装置への施解錠操作を示す図で、(a)はストッパによる回転操作摘みの拘束解除操作を示す図、(b)は回転操作摘みに対する押し込み操作を示す図である。 他の実施の形態を示す図で、(a)は正面図、(b)は断面図である。
符号の説明
1 サムターンケース
2 回転軸
3 回転操作摘み
4 錠装置
5 入力規制部
6 付勢手段
7 拘束解除操作部
8 ストッパ
9 ガイド傾斜面
10 錠連結軸
11 アクチュエータ
12 動力ユニット

Claims (5)

  1. サムターンケースに回転操作可能に装着されるとともに、回転軸の軸長方向に沿った2位置間を直進移動操作可能な回転操作摘みと、
    回転操作摘みがいずれか一方の直進移動終端位置においてのみ回転操作摘みによる錠装置への回転入力を可能にし、他方の終端位置において錠装置への回転入力を規制する入力規制部と、
    回転操作摘みを回転入力規制位置側に付勢する付勢手段と、
    回転操作摘みを回転入力規制位置に拘束し、回転操作摘みの側壁から露出する拘束解除操作部への拘束解除操作により拘束解除されるストッパと、
    を有するサムターン装置。
  2. 前記入力規制部は、回転入力規制位置において錠装置との連結を解除するクラッチ機構により形成され、
    回転操作摘みが、回転入力規制位置において空転自在な請求項1記載のサムターン装置。
  3. 前記ストッパは、側方への突出方向に付勢されて回転操作摘みに装着されるとともに、
    ストッパとサムターンケースとのいずれか一方には、ストッパへの押下操作力解除状態において回転操作摘みの回転軸長方向のストローク位置とストッパ位置とを同期させるガイド傾斜面が形成される請求項1または2記載のサムターン装置。
  4. 前記ストッパにおける拘束解除操作部の操作面は、回転操作摘みの押し込み方向に行くに従って漸次回転中心に接近する傾斜面により形成される請求項3記載のサムターン装置。
  5. 錠装置に連結され、前記回転操作摘みにより回転操作可能な錠連結軸と、
    錠連結軸を回転駆動するアクチュエータとを備えてサムターンケース内に格納される動力ユニットを有する請求項1から4のいずれかに記載のサムターン装置。
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