JP2008075380A - 電気錠 - Google Patents

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千勝 加藤
Koji Ogiri
宏司 大桐
Koji Tomita
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Abstract

【課題】 クレセント錠などの施錠部材の掛け忘れがあったとしても、施錠状態を保つことができる安全性の高い電気錠を提供することである。
【解決手段】 電動モータ30と、電動モータ30の駆動力によって施錠位置あるいは解錠位置に移動するフックやデッドボルトなどの鍵部材12と、この電動モータ30の駆動力によって移動するとともに、クレセント等の施錠部材を施錠状態に拘束する拘束部材13と、上記電動モータの駆動力を鍵部材へ伝達する第1駆動力伝達機構と、上記電動モータの駆動力を拘束部材へ伝達する第2駆動力伝達機構とを備え、上記電動モータの正転によって、上記鍵部材を施錠位置に移動させるとともに、上記拘束部材を拘束位置に移動させ、電動モータの逆転によって、上記鍵部材を解錠位置に移動させるとともに、上記拘束部材を非拘束位置に移動させる構成にした。
【選択図】 図3

Description

この発明は、電気錠に関する。
例えば、窓を施錠するために、クレセント錠が用いられている。このクレセント錠は、図14、図15に示すように、ガラス1をはめ込んだ一対のサッシ2,3のうち、一方のサッシ2に支持軸6によって回転自在に取り付けられた施錠部材4と、他方のサッシ3に取り付け、上下方向に貫通する開口を有するコの字状の受け部材5によって構成される。
上記施錠部材4は、レバー4aを備えるとともに、支持軸6を中心とする円弧に沿った凸部4bを形成している。そして、レバー4aを手動操作して凸部4bを回転させ、窓の施・解錠を行なうようにしている。
つまり、図14に示すように、一対のサッシ2,3を閉めた状態で、レバー4aを鉛直方向に立てた場合に、上記凸部4bが上記受け部材5にはめ込まれて施錠状態となり、この状態からレバー4aを図示の矢印方向へ回転させ、二点鎖線の位置に移動させると、凸部4bが受け部材5から抜け出て解錠される。
このようなクレセント錠を用いた窓において、例えば、屋外から、クレセント錠の近傍の窓ガラスを切って手を挿入すれば、レバー4aを操作して解錠することができる。そこで、特に、夜間や、留守中などに、施錠したクレセント錠のレバー4aを、外部から不正に操作できないようにするため、従来から、次のような電気錠が考えられていた。
この電気錠は、図16のように、施錠部材を取り付けたサッシ2にケーシング7を取り付ける装置であって、このケーシング7から、電動モータによって棒状の拘束部材8を出入りさせることができるようにしたものである。この拘束部材8が、ケーシング7から突出する位置は、施錠部材4による施錠状態のレバー4aを境にして外側のサッシ3と反対側である。
つまり、拘束部材8は、施錠状態の施錠部材4を解錠するためのレバー4aの回転方向に位置し、その回転を阻止することができる。そのため、ガラスを切って手を挿入しても、窓を簡単に解錠することはできない。
このような電気錠を、家中の窓に取り付けて、外出時などに、電動モータを制御すれば、複数の拘束部材8を一斉に突出させることもでき、多数の窓に取り付けたクレセント錠のレバーの不正操作を簡単に防止することができる。
特開平6−33646号公報
上記従来の電気錠では、予め施錠されたクレセント錠などに対して、拘束部材8を突出させて、不正な解錠操作を阻止するようにしている。
しかし、この従来の電気錠においては、クレセントなどの施錠部材が予め施錠状態にあることが前提であり、例えば、レバー4aが図14の二点鎖線の位置にあって解錠状態であっても、上記電気錠を制御して、図16のように拘束部材8を突出させることができる。このように、クレセント錠の施錠忘れがあった場合には、拘束部材8を突出させても、意味がない。だからといって、窓ごとに設置されているクレセント錠の全ての施・解錠状態を検出するセンサなどを設けたのでは、コストがかかってしまう。
この発明の目的は、クレセント錠などの施錠部材の掛け忘れがあったとしても、施錠状態を保つことができる安全性の高い電気錠を提供することである。
第1の発明は、電動モータと、上記電動モータの駆動力によって施錠位置あるいは解錠位置に移動するフックやデッドボルトなどの鍵部材と、この電動モータの駆動力によって移動するとともに、クレセント等の施錠部材を施錠状態に拘束する拘束部材と、上記電動モータの駆動力を鍵部材へ伝達する第1駆動力伝達機構と、上記電動モータの駆動力を拘束部材へ伝達する第2駆動力伝達機構とを備え、上記電動モータの正転によって、上記鍵部材を施錠位置に移動させるとともに、上記拘束部材を拘束位置に移動させ、電動モータの逆転によって、上記鍵部材を解錠位置に移動させるとともに、上記拘束部材を非拘束位置に移動させる構成にした点に特徴を有する。
なお、上記電動モータの正転とは、その方向に電動モータが回転した場合に、鍵部材が施錠位置に移動する回転方向のことであり、逆転とは、上記正転と反対の回転方向のことである。
第2の発明は、第1の発明を前提とし、上記鍵部材を施錠位置あるいは解錠位置に保持するための鍵部材用保持機構と、上記拘束部材を拘束位置あるいは非拘束位置に保持するための拘束部材用保持機構とのいずれか一方または両方を備えた点に特徴を有する。
第3の発明は、第2の発明を前提とし、上記鍵部材用保持機構が、上記鍵部材の移動を規制するためのロック位置に対して進退可能な鍵部材用ストッパ部材であり、この鍵部材用ストッパ部材へ上記電動モータの駆動力を伝達する第3駆動力伝達機構を備え、この第3駆動力伝達機構は、上記第1伝達機構が上記鍵部材へ駆動力を伝達するのに先立って上記鍵部材用ストッパ部材へ駆動力を伝達し、鍵部材用ストッパ部材をロック位置から退避させる構成にした点に特徴を有する。
第4の発明は、第2、第3の発明を前提とし、上記拘束部材用保持機構が上記拘束部材の移動を規制するためのロック位置に対して進退可能な拘束部材用ストッパ部材であり、この拘束部材用ストッパ部材へ上記電動モータの駆動力を伝達する第4駆動力伝達機構を備え、この第4駆動力伝達機構は、上記第2駆動力伝達機構が上記拘束部材へ駆動力を伝達するのに先立って上記拘束部材用ストッパ部材へ駆動力を伝達し、拘束部材用ストッパ部材をロック位置から退避させる構成にした点に特徴を有する。
第5の発明は、第2の発明を前提とし、上記鍵部材用保持機構および拘束部材用保持機構が、電動モータの回転停止状態を維持する停止状態維持手段である点に特徴を有する。
第1〜第5の発明によれば、クレセントなどの施錠部材によって施錠状態になっていない場合でも、電気錠の鍵部材によって施錠状態とすることができる。そのため、施錠部材が施錠されているかどうかをいちいち確認することもないし、高価なセンサを多数設ける必要もない。
また、上記施錠部材が施錠されていた場合には、施錠部材と、鍵部材との両方の部材で、施錠状態となるので、2重の施錠となり、より安全性が高くなる。
さらに、鍵部材と拘束部材とを一つの電動モータで駆動しているので、別々にモータを用いる場合と比べて、コストを抑えることができるとともに、電気錠を小型化できる。そのため、電気錠の設置箇所の自由度が上がる。特に、窓枠などの狭い場所に設置しやすい。
第2〜第5の発明によれば、不正な操作や、振動などの外力によって、鍵部材や、拘束部材が移動したりしないようにできる。例えば、不正に解錠することを防止したり、不用意に施錠されてしまうことを防止したりできる。
また、第4、第5の発明では、ストッパ部材を、鍵部材および拘束部材を駆動するための1つの電動モータを用いて駆動するので、ストッパ部材のための駆動源を新たに必要とせず、その分コストの低減と、装置の小型化が実現できる。
第5の発明によれば、鍵部材と、拘束部材のそれぞれに、保持機構を設けなくても、1つのモータ側の停止状態維持手段で、鍵部材と、拘束部材の位置を保持することができる。従って、位置保持機構のための部材数を減らすことも可能である。
図1〜図13を用いて、この発明の一実施形態を説明する。
この実施形態の電気錠も、図16に示す従来の電気錠のように、予め取り付けられた施錠部材4によって施・解錠する窓に取り付けて用いることができる。なお、この実施形態の電気錠を取り付けて施錠する窓は、従来例で説明したものと同じなので、この実施例の説明においても、従来と同じ構成要素には従来例と同じ符号を用いる。
図1は、この実施形態の電気錠の外観を示す斜視図で、ベース9とカバー10とで囲まれるケーシング11から、後で詳しく説明する、鍵部材12と拘束部材13とが突出した状態である。なお、上記鍵部材12は矢印A方向に往復移動して、カバー10に形成した開口10aから出入し、拘束部材13は矢印B方向に回転して、開口10bから出入するようにしている。
また、上記ベース9には、取り付け部9aを突出させているが、図2に示すように、取り付け部9aを用いて、上記ケーシング11を一方のサッシ2に取り付けている。
そして、サッシ3には、ケーシング11から突出する鍵部材12の位置に対応させて、鍵受け部となる受け部材14を設けている。この受け部材14には、ケーシング11から突出した鍵部材12を挿入するための開口14aを備えるとともに、図2の紙面手前側を封鎖し、受け部材14内に挿入された鍵部材12が、紙面に直交する方向に抜け出ることがないようにしている。この鍵部材12がケーシング11から突出した状態が、この発明の鍵部材の施錠位置であり、ケーシング11内へ退避した状態が解錠位置である。
また、この実施形態においても、図16に示す従来例と同様に、施錠状態の施錠部材4のレバー4aが、解錠方向へ移動するのを阻止する位置、すなわち、レバー4aの解錠方向の移動軌跡内に拘束部材13を突出させて、施錠部材4の施錠状態を保つようにする。つまり、図2に示すように、拘束部材13がケーシング11から突出して、サッシ3の長手方向に沿っている状態が、拘束部材13の拘束位置であり、ケーシング11方向へ移動して、レバー4aの解錠方向の移動軌跡内から退避した状態がこの発明の拘束部材の非拘束位置である。
以下に、この電気錠の構成を、図3〜図13を用いて詳しく説明する。
図3〜図9は、上記ケーシング11のカバー10を取り外した状態を示したものである。そして、図3および図4は、図2に示すように、拘束部材13が拘束位置、鍵部材12が施錠位置にあるときの斜視図および平面図である。また、図3,図4は、鍵部材12および拘束部材13がケーシング11から突出して、施錠位置および拘束位置にある状態を示した図であり、図7は、鍵部材12および拘束部材13が、ケーシング11内に完全に収まった解錠位置および非拘束位置である。また、図5、図6は、鍵部材12が、施錠位置から解錠位置へ移動する途中であり、拘束部材13が拘束位置から非拘束位置へ移動する途中の状態を示している。
また、図8,9は、鍵部材12と拘束部材13が、上記解錠位置および非拘束位置から、施錠位置および拘束位置への移動する途中を示した図である。
図3、図4に示すように、上記鍵部材12は、矢印A方向に往復運動可能に、ベース9上に支持されている。具体的には、図3〜図9に示すように、ベース9上に起立させた支持片15に、ロッド16を固定し、このロッド16の先端に直方体のガイドブロック17を固定している。
一方、上記鍵部材12を中空の四角柱とし、その中に、上記ガイドブロック17を、摺動自在に嵌め込んで、鍵部材12が、上記ロッド16の方向、すなわち、矢印A方向に移動するようにガイドしている(図10参照)。
また、上記鍵部材12の表面にはコの字状の支持部材18を固定し、この支持部材18の一対の対向面18a,18bには、それぞれ、鍵部材12の移動方向に直交する方向を長径とする長穴18c,18cを形成するとともに、他の面18dの中央には丸穴18eを形成している。また、上記一対の対向面18a、18bには、後で説明するアーム部34aを支持部材18内へ導くための、外側にハの字状に広がった一対の導入部18f,18gを備えている。
さらに、上記支持部材18の、対向面18a,18bの内側には、上記長穴18cに沿って移動可能にした凸部19aを有するスライダ19を取り付けている。このスライダ19には、スライダ19の移動方向に突出し、その先端を上記支持部材18の丸穴18eから突出させたピン部19bを備え、スライダ19の移動に伴って支持部材18からのピン部19bの突出長さが変化するようにしている。そして、この支持部材18の丸穴18eから突出したピン部19bの先端には、後で説明する鍵部材用のストッパ部材21を接触させている。
また、ピン部19bの外周には、圧縮バネ20を設け、図3,4のように、スライダ19に外力が作用していない状態では、スライダ19を支持部材18の開口側に後退させて、ピン部19bの突出長さを最短としている。
上記ストッパ部材21は、板部材を折り曲げ加工によってL字状に形成した部材で、L字の角をベース9に起立させた軸22に回転自在に取り付けるとともに、上記軸22にはバネ22aを設け、ストッパ部材21のストッパ部21aが上記鍵部材12に向かって回転する方向の弾性力を付与するようにしている。
そして、このストッパ部材21の一端には、鍵部材12側へ折り曲げたストッパ部21aを形成し、図3,4の施錠状態で、鍵部材12の側面に形成したストッパ穴に挿入されている。このストッパ穴12aは、上記ストッパ部21aが挿入された状態で鍵部材12が移動しない位置に形成されている。つまり、この状態が、鍵部材12の移動を規制するためのストッパ部材21のロック位置である。なお、このストッパ穴12aは、上記ストッパ部21aが挿入された状態の図3〜図5に表わしているが、上記ストッパ部21aがストッパ穴12aから外れた状態の図6〜図9では省略している。
また、ストッパ部材21のストッパ部21aと反対側の端部にはベース9に向かう折り曲げ部21bを形成し、図示のロック位置でリミットスイッチ23をオンにしてロック状態を検出するようにしている。
一方、拘束部材13は、ベース9に設けた軸24に回転自在に取り付けられ、回転によって上記カバーの開口10bから出入りするようにしている。また、拘束部材13には、拘束部材13と一体に回転する円盤状の回転体25を固定し、その中心を上記軸24に対して回転自在に取り付けている。そして、回転体25の外周のほぼ半周にはギアを形成したギア部25aを形成し、他の部分の非ギア部25bには切り欠き25cを形成している。
この切り欠き25cには、拘束部材13が拘束位置にあるときに、ストッパ部材26の先端のストッパ部26aが挿入され、回転体25の回転を規制するようにしている。なお、上記ストッパ部材26は、鉤状の部材であり、先端のストッパ部26aと反対側の端部を、ベース9に起立させた支持軸27にビスによって回転自在に取り付けている。
また、ストッパ部材26と支持軸27との間には、バネ27aを設け、ストッパ部26aが上記回転体25に向かって回転する方向の弾性力を付与している。このようなストッパ部材26は、後で説明する駆動機構によって、上記弾性力に抗する外力が作用した場合に回転し、上記切り欠き25cからストッパ部26aが抜けて、回転体25の回転を許容するようにしている。
さらに、ベース9上には、リミットスイッチ28,29を設けて、拘束部材13の拘束位置と、非拘束位置を検知するようにしている。上記リミットスイッチ28は、図3,図4に示す拘束状態で、上記拘束部材13が接点を押してスイッチをオンにし、拘束状態を検知する位置に設け、上記リミットスイッチ29は、図7に示す非拘束状態で、拘束部材13が接点を押してスイッチをオンにし、非拘束状態を検知する位置に設けられている。
次に、上記鍵部材12、拘束部材13、ストッパ部材21およびストッパ部材26を駆動する駆動機構について説明する。
この実施形態の駆動機構は、上記鍵部材12に設けたスライダ19と、上記拘束部材13に固定した回転体25との間に設け、図11〜図13に示す構成である。なお、図11は、他の図面と異なり、鍵部材12側から見た斜視図であり、図12は図11の断面図である。また、図13は、この駆動機構の一部品であるカム板32の平面図である。
この駆動機構は、図11、図12に示すように、支持板37に取り付けたモータ30と、このモータ30駆動軸30aに固定した筒部材31と、この筒部材31に固定したカム板32と、上記筒部材31に対してフリー回転可能にした摺動部材33と、摺動部材33の外周に摺動自在に設けたカムアーム34とを備えている。
なお、上記支持板37は、板部材を折り曲げて形成した部品で、上記ベース9にネジにより固定している。また、この支持板37には、ベース9と反対側に折り曲げて形成したストッパ部37aと37bとを備え、上記カムアーム34の回転範囲を規制している。
上記カム板32は、上記筒部材31の下端側に固定され、筒部材31と一体回転する。上記筒部材31は、モータ30の駆動軸に固定されているので、カム板32は、モータ30によって直接駆動されることになる。
また、このカム板32は、図13に示すように、上記筒部材31を固定する軸穴32aを中心とする円弧の小径部32bと、この小径部32bの両端に形成し、直径方向外側へ突出した一対の凸部32c、32dと、上記小径部32bと反対側に位置する大径部32eとを備えている。
そして、このカム板32上に、摺動部材33を設け、さらに、摺動部材33に、上記カムアーム34を重ねている。なお、上記摺動部材33は、つば付きの筒部材で、つば部33aが、上記カム板32とカムアーム34とに挟まれ、両者との接触面に対し摺動するようにしている。さらに、上記摺動部材33の筒部端部には、ドーナツ状の摺動板35を重ね、その上からEリング36を筒部材31に止めつけることによって上記摺動板35が脱落しないようにしている。
このようにして、上記駆動軸30aに対してフリー回転するカムアーム34が、両摺動部材33と摺動板35とに挟まれて保持される。
また、上記カムアーム34は、図11,図12に示すように、上記摺動部材33と摺動板35とに挟まれたドーナツ状の部分から、外側へ伸びるアーム部34aを備えている。このアーム部34aは、ほぼ直角に折り曲げた段部34bを備え、アーム部34aの先端側は、上記段部34bから、さらに直角に外方へ向かって伸びている。また、上記段部34bを上記カム板32の小径部32bに接触させている(図13参照)。そのため、段部34bは、カム板32の小径部32b両端の凸部32c、32d間に位置し、その範囲でカム板32に対して相対移動可能となる。
従って、上記カムアーム34に対してカム板32が相対回転し、カム板の凸部32cまたは凸部32dが、上記カムアーム34の段部34bに衝突した場合には、カムアーム34は上記カム板32と一体となって回転することになる。
つまり、上記モータの駆動軸30aに筒部材31を介して固定されたカム板32が回転して、その凸部32cまたは32dが、段部34bに当接すると、カムアーム34が回転するようにしている。
なお、カムアーム34のアーム部34aの先端を、上記鍵部材12に設けた支持部材18の導入部18fと18g間に位置するようにしている。そして、この導入部18f、18g間で、上記アーム部34aが回転することによって、後で、詳しく説明するが、上記鍵部材用のストッパ部材21を移動させたり、鍵部材12を移動させたりする。
一方、上記カムアーム34の外周であって、上記アーム部34aと直径方向反対側には、上記拘束部材13に固定した回転体25のギア部25aに噛み合うギア部34cを形成し、ギア部25aに噛み合わせている。従って、上記カムアーム34が回転すると、ギア部34cとギア部25aを介して回転体25が回転し、拘束部材13が回転する。
さらに、上記カム板32の大径部32eは、その回転軌跡が、図3,4に示すロック位置にある拘束部材用のストッパ部材26に当たって、ストッパ部材26をロック解除位置へ移動させるような位置に設けられる。
なお、図示していないが、上記モータ30には、モータを駆動制御するための制御部を接続し、この制御部には、上記したリミットスイッチ23、28、29も接続している。
次に、以上のような電気錠の作用を説明する。
ここでは、図3,4に示すように、鍵部材12が施錠位置であり、拘束部材13が拘束位置にある状態から、解錠位置および非拘束位置へ制御する場合を説明する。
まず、モータ30を駆動し、駆動軸30aをC方向へ回転させると、カム板32が回転する。このとき、カム板32の一方の凸部32dは、カムアーム34のアーム部34aから離れ、もう一方の凸部32cが近づくが、どちらの凸部32c、32dもアーム部34aには接触していない。そこで、カムアーム34は、図4の状態のまま、カム板32だけが回転する。
カム板32が矢印C方向へ回転すると、その大径部32eが、拘束部材用のストッパ部材26に当たって、それを回転させ、先端のストッパ部26aが回転体25の切り欠き25cから抜け出る。つまり、ストッパ部材26が非ロック位置になって、回転体25、すなわち、拘束部材13を移動可能状態とする。つまり、この実施形態では、上記カム板32が、ストッパ部材26にモータ30の駆動力を伝達する第4駆動力伝達機構である。なお、このとき、カムアーム34は回転していない。
さらに、駆動軸30aが回転して、カム板32が回転し、上記凸部32cが、カムアーム34の段部34bに当たると、カムアーム34がカム板32と一体となって矢印C方向へ回転する(図6参照)。カムアーム34が回転すると、アーム部34aが、鍵部材12に固定した支持部材18の導入部18fから、支持部材18の対向面18a,18b間に入り込んで移動し、スライダ19を外周方向へ押し上げる。スライダ19が移動すると、支持部材18の丸穴18eからピン部19bが突出して、上記鍵部材用のストッパ部材21を押し上げて非ロック位置へ移動させる。これにより、ストッパ部材21のストッパ部21aが鍵部材12のストッパ穴12a(図3〜図5参照)から抜けて鍵部材12を移動可能とする。つまり、カムアーム34を駆動するカム板32とカムアーム34、スライダ19が、鍵部材用ストッパ部材21に駆動力を伝達する第3駆動力伝達機構である。
このようにストッパ部材21が非ロック状態になってから、さらにカムアーム34が回転し、アーム部34aの先端が支持部材18の一方の面18bに当接すると、アーム部34aが支持部材18を押して、鍵部材12を、ケーシング内に移動する方向、すなわち解錠方向へ移動させる。
つまり、上記カムアーム34を駆動するカム板32と、カムアーム34、カムアーム34でストローク方向に移動する支持部材18で、この発明の鍵部材に駆動力を伝達する第1駆動力伝達機構を構成している。
また、上記鍵部材12がフルストロークして、図7に示す解錠位置になると、上記アーム部34aの先端は、支持部材18の一方面18bから外れて導入部18gに対向する位置まで移動する。このように、アーム部34aが、支持部材18のコの字内から外へ出ると、スライダ19が、圧縮バネ20の作用でカムアーム34側に移動し、ピン部19bも支持部材18内に戻って、ストッパ部材21も軸22に設けたバネ22aによってロック位置に復帰する。このとき、上記ストッパ部材21のストッパ部21aが、鍵部材12の先端に引っ掛かって、鍵部材12の移動を規制するようにしている。
なお、ストッパ部材21は、図4および図7のロック位置にあるときに、折り曲げ部21bによってリミットスイッチ23をオンにするので、図示しない制御部は、このリミットスイッチ23のオン信号によってストッパ部材21のロック位置を検知することができるが、ストッパ部材21のロック位置は、鍵部材12のフルストローク位置に対応しているので、上記オン信号によって、鍵部材12のストローク位置を検知できることになる。そして、鍵部材12がフルストロークしたことを検知したら、駆動源であるモータ30の駆動を停止するようにする。
一方、拘束部材13も、上記鍵部材12の移動と同時に、回転して、拘束位置から非拘束位置まで移動する。具体的には、図5に示すように、ストッパ部材26のストッパ部26aが回転体25の切り欠き25cから外れて回転可能状態になってからも、回転体25のギア部25aに駆動力が伝達されなければ、拘束部材13は移動しないが、上記カム板32の凸部32cが段部34bに当接してカムアーム34が回転すれば、ギア部34cからギア部25aを介してモータ30の駆動力が伝達される。回転体25が回転すれば、拘束部材13も一体回転するので、互いに噛み合っているギア部25aと34cとの噛み合いの範囲内であって、駆動軸30aが回転している範囲において拘束部材13は回転可能である。このことは、駆動軸30aが逆転した場合でも同じであり、上記カム板32、カムアーム34、ギア部34c、25aおよび回転体25が、拘束部材13に駆動力を伝達するためのこの発明の第2駆動力伝達機構である。
上記のように駆動軸30aが矢印C方向に回転し、カム板32とカムアーム34とが一体となって回転をすると、カムアーム板34のギア部34cから回転体25のギア部25aに回転力が伝達され、拘束部材13が非拘束位置に向かって移動する。そして、図7の非拘束位置になったとき、拘束部材13は、リミットスイッチ29の接点を押圧してスイッチをオンにする。このオン信号によって、上記制御部は、拘束部材13の非拘束位置を検知することができる。
また、上記鍵部材12がフルストロークして解錠位置になった時点で、拘束部材13も図7に示す非拘束位置になるように、鍵部材のストロークや、拘束部材13の回転角度を設定している。
このように、鍵部材12が解錠位置のとき、拘束部材13が非拘束位置となるので、上記リミットスイッチ23が、鍵部材12のフルストローク位置を検知した場合、それが施錠位置なのか、解錠位置なのかも、拘束部材13の位置と合わせて検出することもできる。つまり、リミットスイッチ23およびリミットスイッチ28がオンのとき、施錠位置であり、リミットスイッチ23およびリミットスイッチ29がオンのときは、解錠位置である。
上記のように、鍵部材12を施錠位置から解錠位置にする際の駆動軸30a回転方向、すなわち、この実施形態では、駆動軸30aが矢印C方向に回転する回転がこの発明の逆転であり、その反対が正転である。
図7の解錠状態から、図4の施錠状態にする場合は、モータ30をこの発明の正転方向である矢印D方向へ回転させる。
図7の状態から、駆動軸30aが矢印D方向へ回転すると、同時にカム板32がD方向へ回転する。このとき、カム板32の凸部32dが、カムアーム34の段部34b(図11〜図13参照)に当接してアーム部34aを押すまでは、カムアーム34は回転しない。
カム板32の凸部32dがアーム部34aに達して、カムアーム34がカム板32と一体となって回転すると、直ちに、ギア部34cおよびギア部25aを介して駆動力が伝達され、拘束部材13が矢印C方向に回転する。この回転は、図4に示す拘束状態となるまで続く。
また、上記拘束部材13の回転中、拘束部材用ストッパ部材26は、カム板32の大径部32eの外周に接触したロック解除位置を保っているが、拘束部材13が拘束位置になったときには、上記大径部32eがストッパ部材26から外れるようにしている。つまり、ギア部34cおよび25aを介して拘束部材13に駆動力が伝達されている範囲と、上記大径部32eの外周長さとを対応させているのである。
従って、拘束部材13が拘束位置に達すると、ストッパ部材26から大径部32eが外れてストッパ部材26が回転体25側へ戻り、ストッパ部26aが切り欠き25cに入り込んだロック位置となる。
一方、カムアーム34が回転すると、図8に示したように、アーム部34aの先端が、上記支持部材18内に入り、スライダ19を圧縮バネ20のバネ力に抗して押し上げる。このスライダ19の移動によって突出したピン部19bが、ストッパ部材21を回動させて、鍵部材12の先端に引っ掛かっていたストッパ部21aをはずして、ロック解除する。
さらに上記アーム部34aが、D方向へ回転すると、図9に示すように支持部材18の一方の面18aに当接して、支持部材18を鍵部材12のストローク方向へ押す。支持部材18が押されるので、鍵部材12は施錠方向へ移動し、フルストロークして図4に示す施錠位置となる。施錠位置になったら、上記アーム部34aの先端は、支持部材18の対向面18a,18b間から脱出するので、スライダ19およびピン部19bが図4に示す位置に復帰する。ピン部19bが後退するとストッパ部材21も戻り、ストッパ部21aが鍵部材12のストッパ穴12a(図3〜図5参照)に嵌ってロック状態となる。
以上のように、この実施形態の電気錠は、鍵部材12と拘束部材13とを備え、例えば、クレセントなどの施錠状態を拘束部材13によって拘束するだけでなく、鍵部材12によって施錠することができる。
特に、多数の窓に取り付けた場合、いちいちクレセントの施錠を確認するのには、手間がかかるし、かといってセンサを設けたのではコストがかかるが、この実施形態の電気錠なら、クレセントの施錠忘れがあったとしても、電気錠を動作させることができ、鍵部材12による施錠が確実にできるので安全である。
なお、クレセントなどの施錠を行なってから使用する本来の使用状況では、2重の施錠となり、より安全性が高まる。
また、上記実施形態の電気錠では、ストッパ部材21が、鍵部材の施錠位置あるいは解錠位置を保持するための鍵部材用保持機構であり、ストッパ部材26が拘束部材の拘束位置を保持するための拘束部材用保持機構であるが、上記保持機構は上記実施形態のストッパ部材21やストッパ部材26に限らない。施錠位置、解錠位置、拘束位置を保持できるストッパ部材の構成は、どのようなものでもかまわない。また、特にストッパ部材を用いなくても、施錠位置あるいは解錠位置になったときに、電動モータが回転しないように、電動モータ側に回転停止状態を維持する手段を備えてもよい。
さらに、電動モータとして超音波モータを用いれば、非通電時には回転がロックされるので、鍵部材や拘束部材の位置を保持したいタイミングで、モータへの通電を切るようにすれば、特別な部材を設けなくても鍵部材や、拘束部材の位置を保持することができる。
さらにまた、上記実施形態の電気錠は、鍵部材と、拘束部材と、各ストッパ部材とを、1つの電動モータの駆動力で駆動するようにしているので、電動モータを複数持つ場合と比べてコストを低く抑えることができるとともに、小型化が可能である。装置が小型化すれば、設置箇所の自由度が上がり、窓などの狭い場所に取り付けやすくなる。
また、電動モータとして超音波モータを用いれば、さらに小型化が可能である。なぜなら、超音波モータは、電磁モータに比べて大きなトルクを得られるので、同じトルクを得るためには、電磁モータより小さなモータで足りるからである。もしも、減速機構を用いる必要がある場合でも、同じトルクを得るためなら、減速機構付き電磁モータよりも減速機構付き超音波モータの方が小さくできる。
なお、上記実施形態では、電気錠を窓のサッシに取り付けて、クレセント錠の施錠部材を拘束する例を用いて説明しているが、電気錠の取り付け箇所は窓に限らないし、施錠部材もクレセントに限らない。施解錠に応じて位置が変わるレバーなどが、外部に露出している施錠部材なら、上記拘束部材によってその位置を拘束することができるため、上記電気錠を利用することができる。
さらに、上記実施形態では、鍵部材12が往復運動し、拘束部材13が回転運動する例を説明しているが、鍵部材および拘束部材の運動方向は上記実施形態に限らない。鍵部材が回転、拘束部材が往復するようにしてもよいし、両者が回転運動または往復運動するようにしてもよい。
実施形態の電気錠の外観を示した斜視図である。 実施形態の電気錠の使用状況を示した正面図である。 実施形態における電気錠の施錠状態の斜視図である。 実施形態における電気錠の施錠状態を示した正面図である。 実施形態における電気錠の、施錠状態から解錠状態への過程を示した正面図である。 電気錠の施錠状態から解錠状態への過程を示した正面図で、図5より解錠状態に近い状態を示している。 実施形態における電気錠の、解錠状態を示した正面図である。 実施形態における電気錠の、解錠状態から施錠状態への過程を示した正面図である。 電気錠の解錠状態から施錠状態への過程を示した正面図で、図8より施錠状態に近い状態を示している。 鍵部材のガイド機構を説明するための斜視図である。 実施形態の駆動機構を示した斜視図である。 図11のXII-XII線断面図である。 実施形態のカム板の平面図である。 従来例の窓のサッシ部分を示した正面図である。 図14のXV-XV線断面図である。 従来例の電気錠の取り付け状態を示した正面図である。
符号の説明
4 施錠部材
4a レバー
12 鍵部材
12a ストッパ穴
13 拘束部材
14 受け部材
18 支持部材
19 スライダ
19b ピン部
21 ストッパ部材
21a ストッパ部
25 回転体
25a ギア部
25c 切り欠き
26 ストッパ部材
26a ストッパ部
30 モータ
30a 駆動軸
32 カム板
32c、32d 凸部
32e 大径部
34 カムアーム
34a アーム部
34c ギア部

Claims (5)

  1. 電動モータと、上記電動モータの駆動力によって施錠位置あるいは解錠位置に移動するフックやデッドボルトなどの鍵部材と、この電動モータの駆動力によって移動するとともに、クレセント等の施錠部材を施錠状態に拘束する拘束部材と、上記電動モータの駆動力を鍵部材へ伝達する第1駆動力伝達機構と、上記電動モータの駆動力を拘束部材へ伝達する第2駆動力伝達機構とを備え、上記電動モータの正転によって、上記鍵部材を施錠位置に移動させるとともに、上記拘束部材を拘束位置に移動させ、電動モータの逆転によって、上記鍵部材を解錠位置に移動させるとともに、上記拘束部材を非拘束位置に移動させる構成にした電気錠。
  2. 上記鍵部材を施錠位置あるいは解錠位置に保持するための鍵部材用保持機構と、上記拘束部材を拘束位置あるいは非拘束位置に保持するための拘束部材用保持機構とのいずれか一方または両方を備えた請求項1に記載の電気錠。
  3. 上記鍵部材用保持機構が、上記鍵部材の移動を規制するためのロック位置に対して進退可能な鍵部材用ストッパ部材であり、この鍵部材用ストッパ部材へ上記電動モータの駆動力を伝達する第3駆動力伝達機構を備え、この第3駆動力伝達機構は、上記第1伝達機構が上記鍵部材へ駆動力を伝達するのに先立って上記鍵部材用ストッパ部材へ駆動力を伝達し、鍵部材用ストッパ部材をロック位置から退避させる構成にした請求項2に記載の電気錠。
  4. 上記拘束部材用保持機構が上記拘束部材の移動を規制するためのロック位置に対して進退可能な拘束部材用ストッパ部材であり、この拘束部材用ストッパ部材へ上記電動モータの駆動力を伝達する第4駆動力伝達機構を備え、この第4駆動力伝達機構は、上記第2駆動力伝達機構が上記拘束部材へ駆動力を伝達するのに先立って上記拘束部材用ストッパ部材へ駆動力を伝達し、拘束部材用ストッパ部材をロック位置から退避させる構成にした請求項2または3に記載の電気錠。
  5. 上記鍵部材用保持機構および拘束部材用保持機構が、電動モータの回転停止状態を維持する停止状態維持手段である請求項2に記載の電気錠。
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