JP2009150160A - 便器構造 - Google Patents

便器構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2009150160A
JP2009150160A JP2007330099A JP2007330099A JP2009150160A JP 2009150160 A JP2009150160 A JP 2009150160A JP 2007330099 A JP2007330099 A JP 2007330099A JP 2007330099 A JP2007330099 A JP 2007330099A JP 2009150160 A JP2009150160 A JP 2009150160A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bowl
toilet
water flow
swirling
flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007330099A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenjiro Arashi
謙次郎 嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Electric Works Co Ltd filed Critical Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority to JP2007330099A priority Critical patent/JP2009150160A/ja
Publication of JP2009150160A publication Critical patent/JP2009150160A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

【課題】 旋回流を用いて洗浄する便器構造において洗浄水がボウル後方まで有効的に流れる便器構造を提供することを目的とする。
【解決手段】旋回流Qを用いてボウル34を洗浄する便器31の構造で、便器本体32はスカート部33とボウル34とリム部35とで形成される。旋回流Qは便器本体32のボウル後方の一方の隅部S1から洗浄水を噴射放出することで凹状溝40内に旋回流Qが生じる。ボウル後方の他方の隅部S2の位置T1からボウル後方の中央部S3に亘る領域では凹状溝40の底面40aが漸減するので流速が遅くなった旋回流Q2は落下をはじめる。このとき、旋回流Q2をボウル後方の中央部S3まで保持して旋回流Q3として導くために位置T1を始点として位置T2まで突起43が形成される。突起43はボウル面34と一体的に略水平に形成され、垂直断面視で突起43の上面43aは幅Fで略水平に形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、旋回流を用いて洗浄する便器構造に関し、ボウル面の洗浄効果を向上させる技術に関する。
従来、ボウル面の洗浄効果を向上させる便器構造の技術として特許文献1の方法が知られている。
特許文献1によれば、図4に示すように、水洗便器のボウル面1の洗浄水10を吐出する吐出口11が、ボウル面略上端部の曲率半径の小さな部分Kから曲率半径の大きな部分13に変化する部分に設けられ、洗浄水10を曲率半径の大きな部分13に向けて吐出される。
ここで、給水口7には図示しない洗浄水貯留部分が設置されており、給水口7と吐出口11は管路22で連通しているので、ボウル面1の洗浄時には洗浄水貯留部分から吐出口11に向かって洗浄水10が流れる。このとき、洗浄水10を曲率半径の大きな部分13に向けて吐出されるので、洗浄水10の吐出方向が曲率半径の小さな部分12に向けられる場合に比べて、洗浄水10をより強い水勢、または、より高い瞬間流量で使用することができる。
特開2000−265525号公報
ところが、より強い水勢の旋回流であってもボウル後方Mまで旋回流を導くのは困難で、弱まった旋回洗浄水がボウル後方Mに至るまでにボウル面1を流れ落ちるという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みて、旋回流を用いて洗浄する便器構造において洗浄水をボウル後方まで有効的に流せる便器構造を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、旋回流を用いてボウルを洗浄する便器構造であって、前記旋回流用の凹状溝が便器本体のボウルの上端部全周に亘って環状に形成され、この凹状溝はボウルに連続して形成される底面と奥面と前記ボウルの上端部を塞ぐリム部を天面として形成され、ボウル後方の一方の隅部から凹状溝に放出された旋回流をボウル後方の中央部まで導く突起が、ボウル後方の他方の隅部にボウル面と一体的に略水平に形成されることを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1記載の便器構造であって、前記突起は垂直断面視で上面が略水平に形成されることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、ボウル後方の他方の隅部に突起がボウル面と一体的に略水平に形成されるので、ボウル後方の一方の隅部から凹状溝に放出された旋回流がボウル後方の他方の隅部近くで流れ落ちる直前に突起によってボウル後方の中央部まで導くことができるので、ボウル後方の洗浄効果と衛生性を向上することができる。
請求項2の発明によれば、前記突起は垂直断面視で上面が略水平に形成されるので、旋回流を上面に保持して旋回流がボウルに流れ落ちるのを遅らせてボウル後方の中央部まで導くことができるので、請求項1の発明の効果と同様の効果をさらに確実に得ることができる。
<本発明の実施形態>
以下に、本発明の実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。
<便器構造の構成>
図1、図2、図3に示すように、本発明の実施形態における便器構造は旋回流Qを用いてボウル34を洗浄する便器31の構造である。なお、便器31の便器本体32はスカート部33とボウル34とリム部35とで形成され、ヒンジ式の便座36と便蓋37を備える。
旋回流Q用の凹状溝40はボウル34の上端部34a全周に亘って環状に形成され、凹状溝40はボウル34に連続して形成される底面40aと奥面40bとボウル34の上端部34aを塞ぐリム部35の下側面を天面40cとして形成される。
そして、旋回流Qは便器本体32のボウル24後方の一方の隅部S1から凹状溝40の内部に図示しないノズルで洗浄水を噴射放出することで凹状溝40内に旋回流Qが生じる。旋回流Qは旋回しながらボウル34に沿って旋回流Q1としてボウル面を落下して洗浄しながら排出口41に流れる。
ここで、凹状溝40はボウル34の上端部34aに沿って環状に形成されるが、他方の隅部S2からボウル後方の中央部S3に亘ってはボウル34の傾斜曲面が立ち上がるように形成されるので底面40aも漸減して形成される。このため、流速が遅くなった旋回流Q2は容易にボウル34に沿って落下する傾向がある。
その旋回流Q2をボウル後方の中央部S3まで導くためにボウル後方の他方の隅部S2に、位置T1を始点として位置T2まで突起43が形成される。
突起43はボウル34と一体的に全体として略水平に形成され、さらに、垂直断面視で突起43の上面43aは位置T1と位置T2の近傍を除いて幅Fで略水平に形成される。位置T1と位置T2の近傍は流線状にボウル34面から立上るように形成される。より詳しくは、位置T1は流速が遅くなった旋回流Q2が落下する直前で保持できる位置に設定され、位置T2は突起43から落下する旋回流Q3がボウル後方の中央部S3を覆って洗浄できるように設定される。
便器本体32のスカート部33と、突起43が一体形成されるボウル34と、リム部35とは樹脂や陶器等でそれぞれを別部品として加工した後に組立てられる。
<便器構造の作用>
上記のように、位置T1から位置T2まで突起43が形成され、位置T1は流速が遅くなった旋回流Q2が落下する前に保持できる位置に設定され、位置T2は突起43からの落下する旋回流Q3がボウル後方の中央部S3を洗浄できるように設定される。このため、旋回流Q3は旋回しながらボウル後方の中央部S3を洗浄して排出口41に流れるので、ボウル34全域の洗浄ができるので清掃作業が軽減され衛生性も向上する。
垂直断面視で突起43の上面43aは幅Fで略水平に形成されるので、流速が遅くなった旋回流Q2をボウル後方の中央部S3まで充分に落下しないように保持できるので中央部S3の洗浄性が向上する。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて説明したが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、便器本体32のスカート部33と、突起43が一体形成されるボウル34と、リム部35とは樹脂や陶器で一体形成しても構わない。
環状の凹状溝40の内部に複数のノズルを配置する洗浄水の噴射方法を用いた場合でも本発明の実施例と同様の効果が得られる。
本発明の実施形態における便器構造における、旋回流Qを用いてボウル34を洗浄する便器31の斜視図である。 本発明の実施形態における便器構造の、便器本体32の平面図である。 本発明の実施形態における便器構造の、図2におけるA−A断面図である。 従来の便器構造の平面図である。
符号の説明
31 便器
32 便器本体
33 スカート部
34 ボウル
35 リム部
36 便座
37 便蓋
40 凹状溝
40a 底面
43 突起
43a 上面
S1 一方の隅部
S2 他方の隅部
S3 中央部
T1 位置
T2 位置
Q 旋回流
Q2 旋回流
Q3 旋回流
F 幅

Claims (2)

  1. 旋回流を用いてボウルを洗浄する便器構造であって、前記旋回流用の凹状溝が便器本体のボウルの上端部全周に亘って環状に形成され、この凹状溝はボウルに連続して形成される底面と奥面と前記ボウルの上端部を塞ぐリム部を天面として形成され、
    ボウル後方の一方の隅部から凹状溝に放出された旋回流をボウル後方の中央部まで導く突起が、ボウル後方の他方の隅部にボウル面と一体的に略水平に形成されることを特徴とする便器構造。
  2. 請求項1記載の便器構造であって、前記突起は垂直断面視で上面が略水平に形成されることを特徴とする便器構造。
JP2007330099A 2007-12-21 2007-12-21 便器構造 Pending JP2009150160A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007330099A JP2009150160A (ja) 2007-12-21 2007-12-21 便器構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007330099A JP2009150160A (ja) 2007-12-21 2007-12-21 便器構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009150160A true JP2009150160A (ja) 2009-07-09

Family

ID=40919577

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007330099A Pending JP2009150160A (ja) 2007-12-21 2007-12-21 便器構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009150160A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015206179A (ja) * 2014-04-18 2015-11-19 株式会社Lixil 水洗式便器
JP2016188575A (ja) * 2011-09-21 2016-11-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 水洗便器
WO2018131439A1 (ja) * 2017-01-10 2018-07-19 株式会社Lixil 水洗式便器
JP2020522629A (ja) * 2017-06-09 2020-07-30 ゲベリット インテルナツィオナール アーゲーGeberit International Ag 水洗便器
WO2021052454A1 (zh) * 2019-09-19 2021-03-25 厦门优胜卫厨科技有限公司 一种冲水坐便器
CN113123417A (zh) * 2021-04-20 2021-07-16 重庆帝王洁具有限公司 一种新型坐便器冲洗管道及其副冲道

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016188575A (ja) * 2011-09-21 2016-11-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 水洗便器
JP2016188574A (ja) * 2011-09-21 2016-11-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 水洗便器
JP2016188573A (ja) * 2011-09-21 2016-11-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 水洗便器
JP2015206179A (ja) * 2014-04-18 2015-11-19 株式会社Lixil 水洗式便器
WO2018131439A1 (ja) * 2017-01-10 2018-07-19 株式会社Lixil 水洗式便器
JP2020522629A (ja) * 2017-06-09 2020-07-30 ゲベリット インテルナツィオナール アーゲーGeberit International Ag 水洗便器
WO2021052454A1 (zh) * 2019-09-19 2021-03-25 厦门优胜卫厨科技有限公司 一种冲水坐便器
EP4033043A4 (en) * 2019-09-19 2023-09-20 Xiamen Axent Corporation Limited FLUSH TOILET
CN113123417A (zh) * 2021-04-20 2021-07-16 重庆帝王洁具有限公司 一种新型坐便器冲洗管道及其副冲道

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6331008B2 (ja) 水洗大便器
JP7223297B2 (ja) 水洗大便器
JP6344543B2 (ja) 水洗大便器
JP6573065B2 (ja) 水洗便器
TW201445028A (zh) 抽水馬桶
JP2009150160A (ja) 便器構造
US10287766B2 (en) Flush toilet with rising flow path and shelf portion
JP6238011B2 (ja) 水洗大便器
JP6411976B2 (ja) 水洗式便器
JP2005098003A (ja) 水洗便器及びその製造方法
JP2014005594A (ja) 水洗式大便器
JP6848428B2 (ja) 水洗大便器
JP2017172119A (ja) 水洗大便器
WO2022111627A1 (zh) 一种坐便器结构
JP6341359B2 (ja) 水洗大便器
CN102535605B (zh) 虹吸双冲马桶
JP5787110B2 (ja) 水洗大便器
JP2018119400A (ja) 水洗大便器
JP2006002485A (ja) 腰掛式便器
JP2010229738A (ja) 水洗便器
JP5835549B2 (ja) 洗い落し式汚物排出装置
JPH06185102A (ja) 水洗便器
JP2008002143A (ja) 水洗便器の洗浄構造
JP2006233565A (ja) 水洗便器
JP2007315009A (ja) 水洗便器の洗浄構造