JP2009150082A - テントフレーム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 前後方向に所定間隔を置いて配列された適数の主骨体2と、主骨体2の下部に高さ調整可能に設けられた座体3と、座体3の下部に設けられて接地面Aに接地される所定の重量を備えた錘体4と、錘体4と主骨体2の上部とを連結する索条5とで構成する。座体3は、錘体4に挾持手段23に依り着脱可能に取付けられていても良い。錘体4は、適数の山留材18に依り形成されていても良い。
【選択図】 図1
Description
前者のものは、基本的には、前後方向に所定間隔を置いて配列された適数の主骨体と、主骨体の下部に高さ調整可能に設けられて接地面に接地される座体と、から構成されている。
後者のものは、基本的には、前後方向に所定間隔を置いて配列された適数の主骨体と、主骨体の下部に高さ調整可能に設けられた座体と、座体の下部に設けられて接地面に接地される基台と、基台に対して主骨体を起立固定する為の緊張手段と、から構成されている。
他方、後者のものは、基台を備えているので、これがウエイト(錘)としてある程度機能するものの、元々ウエイトとして機能させるべく設計されていなかったので、前者のものと同様に、強風等の大きな外力が作用した場合には、転倒する危険性があった。
所定の重量を備えた錘体を設けると共に、これと主骨体の上部とを索条に依り連結したので、テントフレームに強風等の大きな外力が作用しても、これが転倒したり、横滑りしたりする事がない。
主骨体に対して座体を調整移動させると、接地面に対して主骨体の高さを調整する事ができる。
錘体が座体の下部に設けられていると共に、索条が錘体と主骨体の上部との間に設けられているので、これらが邪魔になる事がない。その結果、テントフレーム内を有効に活用する事ができる。
(1) 主骨体、座体、錘体、索条とで構成し、とりわけ接地面に接地される所定の重量を備えた錘体を座体の下部に設けると共に、錘体と主骨体の上部とを連結する索条を設けたので、強風等の大きな外力が作用しても、転倒する危険性がない。
(2) 錘体は、座体の下部に設けられていると共に、索条は、錘体と主骨体の上部との間に設けられているので、これらが邪魔になる事がない。その結果、テントフレーム内を有効に活用する事ができる。
図1は、本発明のテントフレームを示す一部を省略した正面図。図2は、図1の要部を拡大した正面図。図3は、図2の横断平面図。図4は、挾持手段の挾持板を示す斜視図である。尚、以下の説明に於て、前後方向とは、テントフレームの奥行方向(図2に於て上下方向)を言い、左右方向とは、テントフレームの幅方向(図2に於て左右方向)を言う事にする。
テントハウスは、接地面Aに設置されるテントフレーム1と、図略しているが、これの外側に張られるテントシート(膜体)とから構成されている。
接地面Aは、コンクリートやアスファルト等で舗装されて比較的強硬で平滑にされている。
支柱6は、左右の縦管8と、これらを連結する適数の横材9及び適数の筋違材10とを備えている。
屋根骨7は、上下の斜管11と、これらを連結する適数の縦管12及び適数の筋違管13とを備えている。
而して、主骨体2は、前後方向に所定の間隔を置いて適数だけ配列されて居り、前後方向に隣接する主骨体2間には、図略しているが、適数の連結体(筋違体や桁体)が着脱可能に設けられている。従って、テントフレーム1は、この連結体を包含している。
山留材18は、鋼製で断面略H型を呈して居り、上下のフランジ19とこれらの間を連結するウェブ20と、両フランジ19の長手方向に所定間隔毎に多数穿設された左右の貫孔21とを備えている。
而して、二つの山留材18は、長手方向が前後方向に向けられると共にフランジ19が水平にされて上下に重ねられて居り、貫孔21を利用してボルト・ナット等の締結具22に依り連結されている。
挾持手段23は、座体3の座板14の上から覆われる挾持板24と、錘体4の山留材18の上部フランジ19と挾持板24とを挾持する左右の挾持具25とを備えている。
挾持板24は、左右方向に長尺な板状を呈し、中程の下面には座体3の座板14の厚さより若干小さい深さの凹溝26が形成されていると共に、前後一側(後側)には座体3の螺子棒15を回避する為の切欠27が形成されている。挾持具25は、ブルマン(登録商標)と称されるクランプにしてあり、略C型を呈する本体と、これの両端部に対向して螺合された一対のボルトとを備えている。
錘体4が接地面Aに接地されると共に、錘体4の上に座体3が挾持手段23に依り取付けられて座体3の上に主骨体2が樹立される。錘体4と主骨体2の上部が索条5に依り連結される。
所定の重量を備えた錘体4を設けると共に、これと主骨体2の上部とを索条5に依り連結したので、テントフレーム1に強風等の大きな外力が作用しても、これが転倒したり、横滑りしたりする事がない。
錘体4が座体3の下部に設けられていると共に、索条5が錘体4と主骨体2の上部との間に設けられて居り、錘体4と索条5が主骨体2の設置領域から大きくはみ出る事がないので、これらが邪魔になる事がない。その結果、テントフレーム1内を有効に活用する事ができる。
座体3は、先の例では、ジャッキベースを用いたが、これに限らず、例えば他の構造のものを用いても良い。
座体3は、先の例では、錘体4に挾持手段23に依り着脱可能に取付けていたが、これに限らず、例えばボルト・ナット等の締結具に依り着脱可能に取付けても良い。
錘体4は、先の例では、既存の山留材18を用いたが、これに限らず、例えば専用のものを用いても良い。
索条5は、先の例では、ワイヤロープであったが、これに限らず、例えばチェーン等でも良い。
索条5は、先の例では、錘体4と主骨体2の屋根骨7の基端部との間に介設したが、これに限らず、例えば錘体4と主骨体2の支柱6の上部との間に介設しても良い。
索条5は、先の例では、張力を調整する手段を備えていなかったが、これに限らず、例えばターンバックル等の張力調整手段を備えていても良い。張力調整手段は、例えば索条の途中に介設したり、索条と錘体との間に介設する事ができる。
Claims (3)
- 前後方向に所定間隔を置いて配列された適数の主骨体と、主骨体の下部に高さ調整可能に設けられた座体と、座体の下部に設けられて接地面に接地される所定の重量を備えた錘体と、錘体と主骨体の上部とを連結する索条と、から構成した事を特徴とするテントフレーム。
- 座体は、錘体に挾持手段に依り着脱可能に取付けられている請求項1に記載のテントフレーム。
- 錘体は、適数の山留材に依り形成されている請求項1に記載のテントフレーム。
Priority Applications (1)
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JP2007327420A JP2009150082A (ja) | 2007-12-19 | 2007-12-19 | テントフレーム |
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JP2007327420A JP2009150082A (ja) | 2007-12-19 | 2007-12-19 | テントフレーム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009150082A true JP2009150082A (ja) | 2009-07-09 |
JP2009150082A5 JP2009150082A5 (ja) | 2011-04-07 |
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ID=40919502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007327420A Pending JP2009150082A (ja) | 2007-12-19 | 2007-12-19 | テントフレーム |
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Country | Link |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06185222A (ja) * | 1992-12-19 | 1994-07-05 | Kajima Corp | 仮設テント用足場の固定方法 |
JP2006177014A (ja) * | 2004-12-22 | 2006-07-06 | San E Protent Co Ltd | テントハウスの脚座構造 |
-
2007
- 2007-12-19 JP JP2007327420A patent/JP2009150082A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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