JP2009148869A - 組立装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】設置面積を縮小し、小型化した組立装置を提供すること。
【解決手段】鏡枠7を支持するステージ3と、鏡枠7に取り付けるレンズ6が配置されたトレイ11と、ステージ3を取り囲んで設けられた側壁21,22,23,24、及び天井壁25と、側壁23に設けられ組立作業に用いる工具が収容された工具棚30と、側壁21に設けられ鏡枠7、レンズ6、及び工具を把持し組立作業を行うマニピュレータ1,2と、を有することを特徴とする組立装置100とした。
【選択図】図1
【解決手段】鏡枠7を支持するステージ3と、鏡枠7に取り付けるレンズ6が配置されたトレイ11と、ステージ3を取り囲んで設けられた側壁21,22,23,24、及び天井壁25と、側壁23に設けられ組立作業に用いる工具が収容された工具棚30と、側壁21に設けられ鏡枠7、レンズ6、及び工具を把持し組立作業を行うマニピュレータ1,2と、を有することを特徴とする組立装置100とした。
【選択図】図1
Description
本発明は、組立装置に関する。
部品組立装置における部品の接着作業は、トレイ上に設置された部品をアームロボットにより組立作業テーブルに配置した後、接着剤塗布手段により塗布された接着剤をUV照射装置で固化させることにより行われている。(例えば、特許文献1を参照)
特開2001−300821号公報
ところが、前記部品組立装置においては、アームロボット、接着剤塗布手段、UV照射装置などの設置スペースが確保されていた。また、接着剤塗布手段には部品の接着部まで移動させるための駆動装置が設けられていた。
これらの装置は平面的に配置されており各装置の占有面積に影響されて、部品組立装置は大きな設置面積を必要としていた。
これらの装置は平面的に配置されており各装置の占有面積に影響されて、部品組立装置は大きな設置面積を必要としていた。
そこで本発明は、設置面における占有面積を縮小し、小型化した組立装置を提供することを目的とする。
本発明の組立装置は、被組立部品を支持するステージと前記被組立部品に取り付ける取付部品が配置された取付部品設置台とが配置された底壁と、前記ステージを取り囲んで設けられた側壁、及び天井壁と、前記側壁に設けられ組立作業に用いる工具が収容された工具棚と、前記側壁及び前記天井壁の少なくとも何れかに設けられ前記被組立部品、前記取付部品、及び前記工具を把持し組立作業を行うマニピュレータと、を有することを特徴とする。
これにより、従来底壁に設けられていたマニピュレータが底壁の上方に配置されるので、底壁の上方の空間を有効に活用することができる。また、従来底壁に設けられていた工具棚を側壁に設けることによって、底壁の上方の空間を有効に活用することができる。
したがって、設置面における占有面積を縮小し、小型化した組立装置とすることができる。
したがって、設置面における占有面積を縮小し、小型化した組立装置とすることができる。
また本発明の組立装置は、複数の前記マニピュレータを備えていることが好ましい。
これにより、異なる作業を並行して行うことができるので、組立時間を短縮し製造効率を向上させた組立装置とすることができる。
また、例えば、はんだ付けのように1つの作業にはんだごてと、はんだとを組とする複数の工具が必要な場合であっても、複数のマニピュレータを用いての組立作業を行うことが可能となる。
これにより、異なる作業を並行して行うことができるので、組立時間を短縮し製造効率を向上させた組立装置とすることができる。
また、例えば、はんだ付けのように1つの作業にはんだごてと、はんだとを組とする複数の工具が必要な場合であっても、複数のマニピュレータを用いての組立作業を行うことが可能となる。
また本発明の組立装置は、複数の前記マニピュレータは一つの前記側壁に設けられていることが好ましい。
これにより、マニピュレータと対向する側壁と、ステージとの間隔を縮小することができるので、設置面における占有面積を縮小し、小型化した組立装置とすることができる。
これにより、マニピュレータと対向する側壁と、ステージとの間隔を縮小することができるので、設置面における占有面積を縮小し、小型化した組立装置とすることができる。
また本発明の組立装置は、前記ステージは前記被組立部品を固定するクランプ機構を有することが好ましい。
これにより、被組立部品をステージに固定することができるので、正確な組立作業を行うことができ、作業効率を向上させた組立装置とすることができる。
これにより、被組立部品をステージに固定することができるので、正確な組立作業を行うことができ、作業効率を向上させた組立装置とすることができる。
また本発明の組立装置は、前記被組立部品及び前記取付部品の画像を撮影する撮像装置と、前記画像に基づいて前記被組立部品及び前記取付部品の所定の位置からのずれ量を検出し、前記ステージを移動させることで前記被組立部品を所定の位置に移動させ、前記ステージ及び前記マニピュレータを移動させることで前記取付部品を所定の位置に移動させる制御装置と、を有することが好ましい。
これにより、被組立装置と取付部品との相対的位置ずれ量を低減させるとともに、取付部品を被組立部品に取り付けやすくなるように被組立部品と取付部品とを移動させることができるので、組立作業を容易に行うことができる組立装置とすることができる。
また、組立作業を迅速に行うことができ作業効率を向上させることができる。
これにより、被組立装置と取付部品との相対的位置ずれ量を低減させるとともに、取付部品を被組立部品に取り付けやすくなるように被組立部品と取付部品とを移動させることができるので、組立作業を容易に行うことができる組立装置とすることができる。
また、組立作業を迅速に行うことができ作業効率を向上させることができる。
また本発明の組立装置は、前記ステージが前記側壁、前記天井壁、及び前記底壁により密閉された空間に設けられていることが好ましい。
これにより、組立装置周辺の環境の変化による影響を低減することができるので、精密な組立作業を行うことが可能な組立装置とすることができる。
これにより、組立装置周辺の環境の変化による影響を低減することができるので、精密な組立作業を行うことが可能な組立装置とすることができる。
本発明によれば、設置面における占有面積を縮小し、小型化した組立装置を提供することができる。
以下では、図面を参照しながら本発明の組立装置について説明する。
なお、本実施形態は、鏡枠(被組立部品)へのレンズ(取付部品)を接着して組み立てる装置を例に挙げて説明する。
なお、本実施形態は、鏡枠(被組立部品)へのレンズ(取付部品)を接着して組み立てる装置を例に挙げて説明する。
また、本実施形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせている。
図1は、本発明の実施形態に係る小型組立装置100の模式的な斜視図である。図2は、工具棚30の一例を示す正面図である。小型組立装置100は、筐体20の内部に設けられたマニピュレータ1,2、ステージ3、工具棚30、撮像装置4、及び筐体20の下側に設けられた制御装置5を有している。
筐体20の底壁26の中央部にはステージ3が配置されている。ステージ3では、クランプ機構(図示は省略)により鏡枠7が固定され、鏡枠7にレンズ6を接着する組立作業が行われる。ステージ3はパラレルリンク機構を備え、その姿勢を自在に変えることができるようになっている。
ステージ3の周囲には、左方(一方)の側壁22側にトレイ12、対向する右方(他方)の側壁24側にトレイ(取付部品設置台)11、及び後方の側壁21側にトレイ13がステージ3を取り囲むように配置されている。
トレイ12には被組立部品である鏡枠7が配置され、トレイ11には取付部品であるレンズ6が配置されている。そして、トレイ13にはステージ3で組み立てられた完成品8が配置されている。
トレイ12には被組立部品である鏡枠7が配置され、トレイ11には取付部品であるレンズ6が配置されている。そして、トレイ13にはステージ3で組み立てられた完成品8が配置されている。
前方の側壁23には、組立作業に用いられる工具類を抜き差し自在に収容する工具棚30が設置されている。工具棚30は、側壁23に取り付けられた設置台固定プレート38に対して、工具類を保持するように設置台39が固定された構造を有している。設置台39の設置台固定プレート38と反対側には、複数の切り込み部39aが形成されている。
工具棚30に収容される工具類(デバイス)の例としては、図2に示すように、はんだごて31、接着剤塗布用ノズル32、ピンセット33、はんだホルダ34に保持されたはんだ35、及びねじ36などが設置される。はんだごて31、接着剤塗布用ノズル32、ピンセット33、及びはんだホルダ34にはフランジ部31a,32a,33a,34aが形成されている。これにより、切り込み部39aに収容された、はんだごて31、接着剤塗布用ノズル32、ピンセット33、及びはんだホルダ34は、フランジ部31a,32a,33a,34aが設置台39に載置されることにより保持されている。また、ねじ36は、ねじ頭部36aがフランジ部の役割を果たすことで設置台39に保持されている。
工具棚30に収容される工具類(デバイス)の例としては、図2に示すように、はんだごて31、接着剤塗布用ノズル32、ピンセット33、はんだホルダ34に保持されたはんだ35、及びねじ36などが設置される。はんだごて31、接着剤塗布用ノズル32、ピンセット33、及びはんだホルダ34にはフランジ部31a,32a,33a,34aが形成されている。これにより、切り込み部39aに収容された、はんだごて31、接着剤塗布用ノズル32、ピンセット33、及びはんだホルダ34は、フランジ部31a,32a,33a,34aが設置台39に載置されることにより保持されている。また、ねじ36は、ねじ頭部36aがフランジ部の役割を果たすことで設置台39に保持されている。
後方の側壁21には、マニピュレータ1,2が設けられている。マニピュレータ1,2は、基端部が側壁21に固定され、先端部が移動自在になっている。
マニピュレータ1,2は複数のアクチュエータ1a,2aをそれぞれ備えた多関節ロボットであり、関節ごとに設けられたアクチュエータ1a,2aがそれぞれアーム部で連結された構造となっている。図1では一部のアクチュエータ1a,2aの図示を省略しているが、マニピュレータ1,2にはアクチュエータ1a,2aが6つ連結されており、6自由度のマニピュレータとなっている。
マニピュレータ1,2は複数のアクチュエータ1a,2aをそれぞれ備えた多関節ロボットであり、関節ごとに設けられたアクチュエータ1a,2aがそれぞれアーム部で連結された構造となっている。図1では一部のアクチュエータ1a,2aの図示を省略しているが、マニピュレータ1,2にはアクチュエータ1a,2aが6つ連結されており、6自由度のマニピュレータとなっている。
マニピュレータ1,2の先端部にはハンド1b,2bが設けられている。ハンド1b,2bは、それぞれ2つの把持部1c,2cを有しており、2つの把持部1c,2cの間隔を自在に変えることができるようになっている。
ハンド1b,2bによって鏡枠7、レンズ6、接着剤塗布用ノズル32などの工具類、及び完成品8を把持することで組立作業が行われる。
ハンド1b,2bによって鏡枠7、レンズ6、接着剤塗布用ノズル32などの工具類、及び完成品8を把持することで組立作業が行われる。
筐体20の天井壁25には、例えばCCD(Charge Coupled Device)カメラなどからなる撮像装置4が設置されている。撮像装置4は、鏡枠7が固定されたステージ3の画像、及びマニピュレータ2によりトレイ11から鏡枠7上にレンズ6が搬送されたステージ3の画像を撮影するために設けられている。撮像装置4によって撮影された画像は、組立時の鏡枠7及びレンズ6の位置ずれ量を検出するために用いられるものである。
筐体20の下方には制御装置5が配置されている。制御装置5では、撮像装置4で撮影された画像を解析して、組立時の鏡枠7及びレンズ6の位置ずれ量を検出する。このずれ量に基づいて鏡枠7の位置補正を行う場合には、制御装置5はステージ3を移動させる。一方、レンズ6の位置補正を行う場合には制御装置5はステージ3及びマニピュレータ2を移動させる。
次に、本発明の組立装置100による組立方法について説明する。
図3は、レンズ6と鏡枠7との相対的な位置ずれを補正する動作を示す上面図である。図4は、ステージ3を揺動させながら鏡枠7とレンズ6とを嵌合させる様子を示す正面図である。
図3は、レンズ6と鏡枠7との相対的な位置ずれを補正する動作を示す上面図である。図4は、ステージ3を揺動させながら鏡枠7とレンズ6とを嵌合させる様子を示す正面図である。
まず、マニピュレータ1を動かしてトレイ12に配置された鏡枠7をハンド1bで把持しながらステージ3上に搬送し、図示は省略のクランプ機構に鏡枠7を固定する。
鏡枠7がステージ3上で固定されると、ハンド1bは鏡枠7を開放しステージ3から離れる。
鏡枠7がステージ3上で固定されると、ハンド1bは鏡枠7を開放しステージ3から離れる。
一方、マニピュレータ2を動かしてトレイ11に配置されたレンズ6をハンド2bで把持し、ステージ3の近傍まで搬送して待機させる。
そして、固定された鏡枠7が固定されたステージ3の画像を撮像装置4で撮影し制御装置5に転送する。制御装置5では、撮像装置4から送られた画像を解析し画像中の鏡枠7の位置を検出し、画像中の鏡枠7の位置と予め設定された鏡枠7の位置との位置ずれ量を検出する。
そして、検出した位置ずれ量に基づいてステージ3を移動させて、鏡枠7の位置を補正する。
そして、検出した位置ずれ量に基づいてステージ3を移動させて、鏡枠7の位置を補正する。
次に、ステージ3の近傍に待機していたマニピュレータ2を動かし、レンズ6をクランプ機構に固定された鏡枠7の上に移動させる。
そして、鏡枠7上にレンズ6が配置されたステージ3の画像を撮像装置4で撮影し、撮影した画像を制御装置5に転送する。制御装置5では撮像装置4から送られた画像を解析し、予め設定された鏡枠7とレンズ6との間の相対的な位置との位置ずれ量を検出する。
なお、このとき鏡枠7の位置は補正されているので、鏡枠7とレンズ6との相対的な位置ずれ量は、レンズ6の位置ずれ量となっている。
なお、このとき鏡枠7の位置は補正されているので、鏡枠7とレンズ6との相対的な位置ずれ量は、レンズ6の位置ずれ量となっている。
そして、検出した鏡枠7とレンズ6との間の相対的位置ずれ量に基づいて、制御装置5はステージ3及びマニピュレータ2を移動させる。
このように、ステージ3とマニピュレータ2を移動させることによって、相対的位置ずれ量を補正しながら、鏡枠7とレンズ6とを容易に嵌合できる位置に配置させる。例えば、レンズ6が鏡枠7に取り付け易いようにステージ3の姿勢を変える。そして、レンズ6を鏡枠7側に移動させ、レンズ6と鏡枠7とを嵌合させる。
このように、ステージ3とマニピュレータ2を移動させることによって、相対的位置ずれ量を補正しながら、鏡枠7とレンズ6とを容易に嵌合できる位置に配置させる。例えば、レンズ6が鏡枠7に取り付け易いようにステージ3の姿勢を変える。そして、レンズ6を鏡枠7側に移動させ、レンズ6と鏡枠7とを嵌合させる。
一方、ステージ3から離れたマニピュレータ1を工具棚30に移動させ、工具棚30において接着剤塗布用ノズル32のフランジ部32aをハンド1bで把持させる。そして、接着塗布用ノズル32をステージ3の近傍まで移動させる。(図3)
次に、鏡枠7とレンズ6との相対的位置ずれ量を補正すると、マニピュレータ2を鏡枠7側に移動させて鏡枠7とレンズ6とを嵌合させる。(図4)
鏡枠7とレンズ6とを嵌合させると、ハンド2bはレンズ6を開放してステージ3から離れる。そして、マニピュレータ1を動かして、ハンド1bで把持された接着剤塗布用ノズル32を、鏡枠7とレンズ6とが嵌合された場所に移動させ接着剤を塗布する。
一方、マニピュレータ2を工具棚30に移動させ、接着剤を固化させるためのUV(紫外線)照射用ノズル(図示は省略)をハンド2bで把持しステージ3の近傍で待機させる。
接着剤塗布用ノズル32による接着剤の塗布が完了すると、マニピュレータ1をステージ3から工具棚30に向かって移動させる。そして、接着剤塗布用ノズル32を工具棚30に配置する。
一方、ステージ3の近傍で待機していたマニピュレータ2によりUV照射用ノズルを移動させ、接着剤が塗布された領域にUV照射用ノズルを配置する。そして、UV照射用ノズルからUVを照射して接着剤を固化させて完成品8を得る。
一方、接着剤塗布用ノズル32を工具棚30に配置したマニピュレータ1を、ステージ3の近傍に移動させ待機させる。
接着剤の固化が完了すると、UV照射用ノズルを把持しているマニピュレータ2をステージ3から離れて工具棚30に移動させ、UV照射用ノズルを工具棚30に配置する。
一方、完成品8をステージ3のクランプ機構(図示は省略)から開放させ、ステージ3の近傍で待機していたマニピュレータ1のハンド1bで完成品8を把持させる。そして、マニピュレータ1を移動させて、完成品8をトレイ13まで搬送させる。
一方、UV照射用ノズルを工具棚30に配置したマニピュレータ2をトレイ12に移動させ、別の鏡枠7をハンド2bで把持しステージ3に搬送し、次の組立動作に移行する。
本実施形態においては、鏡枠7にレンズ6を嵌合させ接着剤で固定する作業について説明したが、他の組立作業も可能である。例えば、マニピュレータ1のハンド1bではんだごて31を把持し、マニピュレータ2のハンド2bではんだ34を把持することにより被組立部品と取付部品とをはんだ付けすることができる。あるいは、マニピュレータ1のハンド1bでねじ35を把持し、マニピュレータ2のハンド2bでドライバー(図示は省略)を把持することにより、被組立部品と取付部品とをねじ止めすることができる。
また、工具棚30に配置する工具類を変更することにより、その他の作業を行うことも可能である。
また、工具棚30に配置する工具類を変更することにより、その他の作業を行うことも可能である。
また、作業を行うための工具類、被組立部品、取付部品などは、外部から直接配置してもよいが、マニピュレータ1,2により所定の位置まで搬送させるようにしてもよい。このような方法は、工具類、被組立部品、取付部品などを直接配置することが困難な場合や、クリーンルーム内において組立作業を行う場合に有効である。
本発明の組立装置100によれば、以下に示す効果を得ることができる。
マニピュレータ1,2を同一側の側壁21に設けることにより、マニピュレータ1,2が底壁26の上方に配置されるので、筐体20内部の空間を有効に利用することができる。また、工具棚30を側壁26に設けることによって、筐体20内部の空間を有効に利用することができる。したがって、設置面における占有面積を縮小し、小型化した組立装置100とすることができる。
また、マニピュレータ1,2の下方の領域にトレイ11,12,13を配置することで、筐体20内部の空間を有効に利用することができる。
マニピュレータ1,2を同一側の側壁21に設けることにより、マニピュレータ1,2が底壁26の上方に配置されるので、筐体20内部の空間を有効に利用することができる。また、工具棚30を側壁26に設けることによって、筐体20内部の空間を有効に利用することができる。したがって、設置面における占有面積を縮小し、小型化した組立装置100とすることができる。
また、マニピュレータ1,2の下方の領域にトレイ11,12,13を配置することで、筐体20内部の空間を有効に利用することができる。
マニピュレータが複数設けられていることで、例えば、マニピュレータ2によってレンズ6を鏡枠7の上方に搬送し、マニピュレータ1は工具棚30から接着剤塗布用ノズル32を把持するなど、異なる作業を並行して行うことができるので、組立時間を短縮し製造効率を向上させることができる。
また、はんだ付けのように1つの作業に、はんだごてと、はんだとを組とした複数の工具を用いる際の複数のマニピュレータを必要とするような組立作業を行うことが可能である。
また、はんだ付けのように1つの作業に、はんだごてと、はんだとを組とした複数の工具を用いる際の複数のマニピュレータを必要とするような組立作業を行うことが可能である。
マニピュレータ1,2が側壁21に設けられていることで、ステージ3と側壁23との間隔を狭くすることができるので、組立装置100の設置面における占有面積を縮小することができる。
撮像装置4により撮影された鏡枠7及びレンズ6の画像から検出した、鏡枠7とレンズ6との相対的な位置ずれ量に基づいて、鏡枠7及びレンズ6の位置を補正することができるので、正確な組立作業を行うことができる。
ステージ3に鏡枠7を固定するクランプ機構を有することで、鏡枠7をステージに確実に固定することができるので、正確な組立作業を行うことができ作業効率を向上させることができる。
また、ステージ3がパラレルリンク機構を備えていることで、組立作業を容易に行えるようにステージ3の姿勢を自在に変えることができる。これにより、マニピュレータ1,2の自由度を少なくすることができ、組立作業が迅速化し、作業効率を向上させることができる。
また、ステージ3がパラレルリンク機構を備えていることで、組立作業を容易に行えるようにステージ3の姿勢を自在に変えることができる。これにより、マニピュレータ1,2の自由度を少なくすることができ、組立作業が迅速化し、作業効率を向上させることができる。
筐体20内で組立作業を行うことで、組立作業中にごみが混入するなど、装置周辺の環境の変化による影響を受けにくくなるので、精密な組立作業を行うことができる。
なお、本実施形態では、マニピュレータを2つ備えた場合について説明したが、マニピュレータが1つだけ備えたものであってもよい。この場合には、はんだ付け、ねじ止めなどの複数のマニピュレータを同時に用いる作業を行うことができないが、1つのマニピュレータのみで行える組立作業が可能である。
また、マニピュレータを少なくすることで作業空間を狭くすることができるので、組立装置の設置面における占有面積を縮小し、小型化を実現することができる。
また、マニピュレータを少なくすることで作業空間を狭くすることができるので、組立装置の設置面における占有面積を縮小し、小型化を実現することができる。
また、ごみを嫌うような作業でなければ、少なくともマニピュレータ1,2を設置する側壁21、撮像装置4を設置する天井壁25、及び底壁26により筐体20を構成するようにしてもよい。
なお、マニピュレータ1,2は、後方の側壁21に設けることに限らず、他の側壁22,24または天井壁25でもよく、また、それぞれが異なる面となる側壁21,22,24、及び天井壁25の何れか1つ毎に設けるようにしてもよい。
これにより、組立装置を軽量化できるとともに、製造コストを低減させることができる。
なお、マニピュレータ1,2は、後方の側壁21に設けることに限らず、他の側壁22,24または天井壁25でもよく、また、それぞれが異なる面となる側壁21,22,24、及び天井壁25の何れか1つ毎に設けるようにしてもよい。
これにより、組立装置を軽量化できるとともに、製造コストを低減させることができる。
また、本実施形態では、マニピュレータ1,2を自動で動作させ組立作業を行う例について説明したが、操作者が撮像装置4のからの画像を見て組立作業を行ってもよい。
1,2…マニピュレータ、1a,2a…アクチュエータ、3…ステージ、4…撮像装置、5…制御装置、6…レンズ(取付部品)、7…鏡枠(被組立部品)、8…完成品、11,12,13…トレイ、20…筐体、21,22,23,24…側壁、25…天井壁、26…底壁、30…工具棚、31…はんだごて(工具)、32…接着剤塗布用ノズル(工具)、33…ピンセット(工具)、35…はんだ、36…ねじ、100…組立装置
Claims (6)
- 被組立部品を支持するステージと、
前記被組立部品に取り付ける取付部品が配置された取付部品設置台とが配置された底壁と、
前記ステージを取り囲んで設けられた側壁、及び天井壁と、
前記側壁に設けられ組立作業に用いる工具が収容された工具棚と、
前記側壁及び前記天井壁の少なくとも何れかに設けられ前記被組立部品、前記取付部品、及び前記工具を把持し組立作業を行うマニピュレータと、
を有することを特徴とする組立装置。 - 請求項1に記載の組立装置であって、
複数の前記マニピュレータを備えていることを特徴とする組立装置。 - 請求項2に記載の組立装置であって、
複数の前記マニピュレータは一つの前記側壁に設けられていることを特徴とする組立装置。 - 請求項1から請求項3の何れか1項に記載の組立装置であって、
前記ステージは前記被組立部品を固定するクランプ機構を有することを特徴とする組立装置。 - 請求項1から請求項4の何れか1項に記載の組立装置であって、
前記被組立部品及び前記取付部品の画像を撮影する撮像装置と、
前記画像に基づいて前記被組立部品及び前記取付部品の所定の位置からのずれ量を検出し、前記ステージを移動させることで前記被組立部品を所定の位置に移動させ、前記ステージ及び前記マニピュレータを移動させることで前記取付部品を所定の位置に移動させる制御装置と、
を有することを特徴とする組立装置。 - 請求項1から請求項5の何れか1項に記載の組立装置であって、
前記ステージが前記側壁、前記天井壁、及び前記底壁により密閉された空間に設けられていることを特徴とする組立装置。
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