JP2009147105A - エピタキシャル成長方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】例えばエピタキシャルウエーハの品質や生産性の向上など、キャリアガスの流量の度合いによりもたらされる効果を得るとともに、膜厚形状を崩さずに、単結晶基板上にエピタキシャル層を積層することができる枚葉式のエピタキシャル成長方法を提供する。
【解決手段】少なくとも、下凸の上壁を有する反応室内に単結晶基板を配置し、反応室内にガス導入口から原料ガスおよびキャリアガスを導入して、単結晶基板上にエピタキシャル層を積層する枚葉式のエピタキシャル成長方法であって、ガス導入口から反応室内に導入するキャリアガスの流量に応じて、反応室の上壁の曲率半径および/またはガス導入口の上端と反応室の上壁の下端との高さ方向における差を調整してから、単結晶基板上にエピタキシャル層を積層するエピタキシャル成長方法。
【選択図】図2

Description

本発明は、単結晶基板上にエピタキシャル層を積層する枚葉式のエピタキシャル成長方法に関する。
エピタキシャル成長技術は、バイポーラトランジスタやMOSLSI等の集積回路の製造に用いられる単結晶薄膜層を気相成長させる技術であり、清浄な半導体単結晶基板上に基板の結晶方位に合せて均一な単結晶薄膜を成長させたり、ドーパント濃度差が大きい接合の急峻な不純物勾配を形成することができるので、極めて重要な技術である。
このようなエピタキシャル成長を行うための装置としては、縦型(パンケーキ型)、バレル型(シリンダー型)、さらに横型の3種類が一般的である。これらの成長装置の基本的な原理は共通している。この成長装置は単結晶基板を載置するためのサセプタを内部に備えた反応室や、反応室の外部に設けられるハロゲンランプ等からなる加熱手段等を備えて構成されており、縦型のうち1枚ずつ処理する装置を枚葉式エピタキシャル成長装置と呼んでいる。
ここで、この枚葉式エピタキシャル成長装置について図8を参照して説明する。図8は、従来より用いられている一般的な枚葉式エピタキシャル成長装置の一例を示す概略図である。
この枚葉式エピタキシャル成長装置101は、表面にエピタキシャル層が積層される単結晶基板102が内部に配置される反応室103を有しており、該反応室103に原料ガス・キャリアガスを導入するためのガス導入口104とガスを排出するガス排出口105が設けられている。また、反応室103内には単結晶基板102を載置するサセプタ106を具備する。なお、反応室103の上壁107は石英ガラスからなっている。
また、少なくとも、反応室103の外部には、単結晶基板102を加熱する例えばハロゲンランプ等の加熱手段108を備えている。
この枚葉式エピタキシャル成長装置101を用い、単結晶基板102上にエピタキシャル層を形成する場合は、サセプタ106に形成されたザグリに単結晶基板102を配し、サセプタ106を支持する支持軸109およびそれを回転(自転)させる不図示の回転機構によって単結晶基板102を回転させつつ、加熱手段108によって単結晶基板102を所定の温度に加熱する。そして、反応室103内に、例えばシリコン単結晶層をエピタキシャル成長させるのであれば、水素等のキャリアガスで希釈したトリクロロシラン等の原料ガスを、所定時間・所定流量でガス導入口104から供給することにより行う。
しかしながら、このようなエピタキシャル成長装置101を用いてエピタキシャル成長を行うと、単結晶上に積層されるエピタキシャル層の膜厚が均一ではなく、膜厚形状に問題が生じてしまっていた。
これは、ガス導入口104から反応室103内に導入された原料ガスは、単結晶基板102上を通過するときにエピタキシャル層の形成のために消費されていくことから、ガス導入口104からガス排出口105の方向に向かって原料ガスの濃度が低下するためと考えられる。
一方、特許文献1には、図8のエピタキシャル成長装置101とは異なり、反応室の上壁107’が平坦ではなく、下凸となっているエピタキシャル成長装置101’を用いてエピタキシャル成長する方法が開示されている。図9に、この枚葉式エピタキシャル成長装置101’の一例を示す。
このようなエピタキシャル成長装置101’のように、上壁107’が下凸となっている反応室内に単結晶基板を配置してエピタキシャル成長させることにより、反応室の中央部における空間を狭くし、エピタキシャル反応を効果的に促進させ、それによってエピタキシャル層の膜厚の均一化を図ることが試みられている。
しかしながら、このようなエピタキシャル成長装置101’を用いても、優れた膜厚形状(膜厚分布)を得られない場合が生じ、不十分であった。
ところで、膜厚分布に最も大きな影響を与えるのがキャリアガスの流量であり、成長装置ごとに最適なキャリアガス流量を設定することが必要とされている。
さらには、上記のように、膜厚形状は反応室の上壁からも影響を受けることが分かっている。そして、この反応室の上壁は個体差が大きく、微視的にみると様々な形状をしている。従って、同一機種を使用していながら、反応室の上壁の個体差があるため、各成長装置の膜厚形状に対する最適なキャリアガス流量は異なっている。
また、膜厚形状以外のエピタキシャルウエーハの品質等とキャリアガスの流量との関係について述べると、例えば裏面ハローや裏面ナノトポロジーの品質を優先した場合、反応室に導入されるキャリアガス(例えば水素)の流量を大きくする必要がある。その結果、エピタキシャル層において単結晶基板の外縁付近の膜厚が特に薄くなり(外周ダレが発生)、フラットネスは悪化する。一方、生産性を向上させるには、キャリアガス流量を小さくし、反応室内にたまる副生成物を低減する必要があるが、この場合、膜厚形状は外周部分が厚くなり、やはりフラットネスは悪化することが知られている。
上記の膜厚形状以外のエピタキシャルウエーハの品質の良し悪しや生産性は、必ずしもエピタキシャル層の膜厚形状の良し悪しとは一致しておらず、これらを最適な状態で両立させることが困難であった。
特表2001−512901号公報
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたもので、例えばエピタキシャルウエーハの品質や生産性の向上など、キャリアガスの流量の度合いによりもたらされる効果を得るとともに、膜厚形状を崩さずに、単結晶基板上にエピタキシャル層を積層することができる枚葉式のエピタキシャル成長方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、少なくとも、下凸の上壁を有する反応室内に単結晶基板を配置し、前記反応室内にガス導入口から原料ガスおよびキャリアガスを導入して、前記単結晶基板上にエピタキシャル層を積層する枚葉式のエピタキシャル成長方法であって、
前記ガス導入口から前記反応室内に導入するキャリアガスの流量に応じて、前記反応室の上壁の曲率半径および/または前記ガス導入口の上端と前記反応室の上壁の下端との高さ方向における差を調整してから、前記単結晶基板上にエピタキシャル層を積層することを特徴とするエピタキシャル成長方法を提供する(請求項1)。
本発明者は、膜厚形状以外のエピタキシャルウエーハの品質や生産性の向上と、エピタキシャル層の膜厚分布の向上との両立を図る方法について鋭意研究を行ったところ、反応室の上壁に着目し、これをキャリアガスの流量に応じて調整することが有効であることを見出した。具体的には、本発明のように、反応室の上壁の曲率半径や、ガス導入口の上端と反応室の上壁の下端との高さ方向における差の調整が重要であることを見出した。
従来のような生産性を優先した方法の場合、最外周部のダレは悪化するが、このように、ガス導入口から前記反応室内に導入するキャリアガスの流量に応じて、反応室の上壁の曲率半径および/またはガス導入口の上端と反応室の上壁の下端との高さ方向における差を調整してから、単結晶基板上にエピタキシャル層を積層すれば、各流量のキャリアガスによってもたらされる生産性または裏面品質等の効果を得ることができるとともに、均一な膜厚分布を有する優れたエピタキシャル層を積層することが可能となる。
この場合、前記単結晶基板上にエピタキシャル層を積層するとき、1つ以上の貫通孔が形成されたサセプタ上に単結晶基板を配置するのが好ましい(請求項2)。
このようにすれば、単結晶基板の裏面の自然酸化膜を取り除くことが可能であり、ハローの形成を効果的に防止することができる。
また、このとき、前記単結晶基板を直径300mm以上のものとすることができる(請求項3)。
単結晶基板が直径300mm以上という比較的大きいものの場合、エピタキシャル層の膜厚分布は特に不均一になりやすいため、本発明のエピタキシャル成長方法は特に有効である。
また、前記原料ガスをトリクロロシランとし、キャリアガスを水素とすることができる(請求項4)。
このように原料ガスをトリクロロシランとし、キャリアガスを水素すれば、単結晶基板上に高品質のシリコン単結晶層を積層することができる。
そして、前記ガス導入口から前記反応室内に導入するキャリアガスの流量を70slmより大とするとき、前記反応室の上壁の曲率半径を4500mm以上7500mm未満、および/または前記ガス導入口の上端と前記反応室の上壁の下端との高さ方向における差を0mm以上2mm以下とすることができる(請求項5)。
このようにすれば、エピタキシャル成長時に、例えば1つ以上の貫通孔が形成されたサセプタ上に単結晶基板を配置した場合であっても、単結晶基板の裏面のナノトポロジーの悪化をより効果的に防止することができ、裏面がより高品質なエピタキシャルウエーハを得ることができるとともに、エピタキシャル層の膜厚分布が均一な高品質のエピタキシャルウエーハを得ることができる。
また、前記ガス導入口から前記反応室内に導入するキャリアガスの流量を60slm未満とするとき、前記反応室の上壁の曲率半径を3000mmより大きく4500mm未満、および/または前記ガス導入口の上端と前記反応室の上壁の下端との高さ方向における差を2.5mm以上とすることができる(請求項6)。
このようにすれば、反応室内に反応副生成物が付着しにくく、反応室内のクリーニングの頻度を抑えることが可能であるとともに、エピタキシャル膜の膜厚分布が均一な高品質のエピタキシャルウエーハを得ることができる。
本発明のエピタキシャル成長方法であれば、例えばエピタキシャルウエーハの裏面の品質や生産性の向上といったキャリアガスの流量に応じて得られる効果を得ることができるとともに、同時に膜厚均一性の高いエピタキシャル層を単結晶基板上に積層することができ、高品質のエピタキシャルウエーハを得られる。
以下では、本発明の実施の形態について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
まず、本発明者は、図9に示すような反応室の上壁が下凸の枚葉式エピタキシャル成長装置を用い、従来のエピタキシャル成長方法により単結晶基板上に積層したエピタキシャル層の膜厚分布について調査を行った。なお、ここでは、原料ガスとしてトリクロロシランを、キャリアガスとして水素を用い、シリコン単結晶基板上にシリコン単結晶層を積層した。
調査の結果、シリコン単結晶層は、その縦断面が、図2(A)に示すような形状となっており、不均一な膜厚分布となっていることがわかった。すなわち、シリコン単結晶層は、その縦断面形状からわかるように、シリコン単結晶基板の中心部および外周部で比較的厚く積層されており、一方、その中心部と外周部の間、および最外周部においては層は薄かった。特に最外周部の不十分な積層によって大きな外周ダレが生じていた。
本発明者は、このように、単結晶基板の特に最外周部においてエピタキシャル成長が不十分で外周ダレが生じてしまうのは、反応室の大きさや上壁の形状が適切でないために、トリクロロシランと水素との反応が開始してエピタキシャル成長が起こり始める位置が、単結晶基板の最外周部よりも中心側に寄ってしまい、最外周部に十分にエピタキシャル層が積層されにくくなっていることが原因と考えた。
そして、反応室の上壁の形状や反応室の大きさ、つまりは反応室の上壁の曲率半径(R)や、ガス導入口の上端と反応室の上壁の下端との高さ方向における差(H)を調整することで、この原料ガスであるトリクロロシランの反応開始位置を、例えば単結晶基板のより外周側に寄らせることによって、単結晶基板の最外周部付近においても十分にエピタキシャル層を積層させ、外周ダレが生じるのを著しく抑制できることを見出した。
図2(B)に、本発明のように、反応室の上壁について調整を行ってからエピタキシャル成長を行う場合のエピタキシャル層の積層の様子の一例を示す。このように、反応室の上壁の曲率半径(R)や、ガス導入口の上端と反応室の上壁の下端との高さ方向における差(H)を調整することで、最外周部に十分にエピタキシャル層が積層された形状となり、従来のような大きな外周ダレもなく、膜厚分布を改善することが可能になることを見出し、本発明を完成させた。
以下、本発明について、さらに詳細に説明する。
まず、本発明のエピタキシャル成長方法を実施する際に用いることができる枚葉式エピタキシャル成長装置の一例を図1に示し、該エピタキシャル成長装置の概略について説明する。
図1の枚葉式エピタキシャル成長装置1は反応室3を有しており、該反応室3内には、単結晶基板2がサセプタ6上に配置されている。また、エピタキシャル成長のための原料ガスやキャリアガスを反応室3内に導入するためのガス導入口4、および反応室3からこれらのガスが排出されるガス排出口5が設けられている。
そして、反応室3の外部には加熱手段8が配設されており、エピタキシャル成長を行う際に単結晶基板2、反応室3内を加熱することができる。この加熱手段8は特に限定されず、例えばハロゲンランプ等を用いることができる。
上記反応室3を形成する部材において、上壁7は石英ガラスでできており、下凸の形状を有している。そして、後述するように、この下凸の上壁7は、積層されるエピタキシャル層の膜厚分布が均一になるよう、エピタキシャル成長時にガス導入口4から導入されるキャリアガスの流量に応じた適切な曲率半径であったり、その下端がガス導入口4の上端から適切な高さに位置して配設されている。
また、反応室3を形成する部材の他の箇所は主に石英ガラスでできているが、その材質、形状等は特に限定されず、例えば一般的なエピタキシャル成長装置と同様のものとすることができる。
また、サセプタ6は支持軸9に取り付けられている。支持軸9には、これを回転(自転)させるための機構(不図示)を設けており、回転可能になっている。すなわち、支持軸9を回転させることにより、サセプタ6およびその上に配置された単結晶基板2を回転させることが可能である。
以下、上記のような枚葉式のエピタキシャル成長装置1を用いた本発明のエピタキシャル成長方法について説明する。
ここでは、一例として、エピタキシャル層を積層させる単結晶基板としてシリコン単結晶基板を、そして、原料ガスにトリクロロシラン、キャリアガスに水素を用い、シリコン単結晶層を積層する例について述べる。これらのものは通常よく用いられているものであり、有用とされているエピタキシャルシリコン単結晶基板を提供することができる。当然、本発明はこれに限定されず、原料ガス等、目的に応じて適宜変更することが可能である。
まず、反応室3内に配置されたサセプタ6にシリコン単結晶基板2を配置する。
このシリコン単結晶基板は、例えば直径300mm以上のものとすることができる。直径が比較的大きいと、従来法では最外周部の外周ダレは生じやすいため、特に外周ダレを抑制するにあたっては、本発明のエピタキシャル成長方法は極めて効果的である。ただし、本発明は直径300mm以上のものに限定されることなく、それよりも小さな直径のものに対して実施することも可能である。
また、このとき、上述のように、シリコン単結晶基板2を配置するサセプタ6としては、例えば1つ以上の貫通孔が形成されたものを用いるのが好ましい。これは、1つ以上の貫通孔が形成されたものを用いることにより、操業中にシリコン単結晶基板2の裏面の自然酸化膜が除去され、その自然酸化膜の分解による生成物をその貫通孔から排出することができるためである。このような貫通孔をサセプタ6の全面に特に複数設けることにより、シリコン単結晶基板2の裏面全面において効果的に自然酸化膜を除去することできる。
なお、操業時はサセプタ6を支持する支持軸9を、不図示の回転機構により自転させることによって、サセプタ6およびその上に配置されているシリコン単結晶基板2を回転させる。
次に、反応室3の外部に設けられたハロゲンランプ等の加熱手段8によって加熱を行う。なお、このときパイロメーター等により、シリコン単結晶基板2の温度を制御しながら加熱を行うと良い。
そして、生産性等の目的に応じた所定流量で、キャリアガスの水素と原料ガスのトリクロロシランをガス導入口4から反応室3内に導入し、シリコン単結晶基板2上にシリコン単結晶層を積層する。未反応のガス等はガス排出口5から排出される(なお、以上を本試験とする)。
ただし、本発明では、エピタキシャル成長を行う前に、反応室3の上壁7の曲率半径(R)や、ガス導入口4の上端と反応室3の上壁7の下端との高さ方向における差(H)を、反応室3内に導入する水素の流量に対応して予め調整しておく。
このように、反応室3の上壁7について、キャリアガスである水素の流量に応じて適切に調整してからエピタキシャル成長を行えば、反応室3内で、トリクロロシランの熱分解反応や水素との反応によりシリコン単結晶基板2上にシリコン単結晶層を積層させる際に、シリコン単結晶基板2の最外周部から積極的にエピタキシャル層を積層させることができ、従来のような大きな外周ダレが発生するのを抑制することが可能である。また、シリコン単結晶基板2の外周部から中心部にかけても、従来に比べて均一にエピタキシャル層を積層させることができる。この理由は、上壁7の高さ位置が適切になることによって、原料ガスが均一にシリコン単結晶基板2に供給されるためと考えられる。
すなわち、エピタキシャル層の膜厚分布が、全面において均一な優れたエピタキシャルシリコン単結晶基板を得ることができる。
しかも、設定したキャリアガスの流量による効果(高流量であれば単結晶基板の裏面の品質、低流量であれば反応室内の洗浄頻度の抑制およびそれによる生産性の向上等)をも得ることができる。
なお、上記のキャリアガスの流量に応じた反応室3の上壁7についての調整は、例えば、上記本試験よりも前に予め試験を行うことにより、その調整の度合いを決定することができる。この予備試験について詳述する。
エピタキシャル成長装置において、本試験と同様に、キャリアガスの流量を目的に応じた所定の流量に設定し、原料ガスおよびキャリアガスを反応室内に導入してシリコン単結晶基板上にエピタキシャル層を積層する工程を、上記RやHを変更して繰り返して行い、それぞれのRやHの値の条件で積層されたエピタキシャル層を有するエピタキシャルシリコン単結晶基板を得る。RやHの変更は、例えば、RやHが異なる上壁7を構成する部材を複数パターン用意しておき、それらを交換することによって行うことが可能である。
次に、その得られた各エピタキシャルシリコン単結晶基板のエピタキシャル層の膜厚分布を測定する。そして、その測定結果から、上記のキャリアガスの所定の流量に対して、例えば優れた膜厚分布でエピタキシャル層を積層させるにあたっての適切なRやHを選択する。
そして、このようにして選択した適切なRやHに調整してから、実際に、上記本試験でエピタキシャルシリコン単結晶基板を製造することができる。
なお、本試験(また予備試験)でのキャリアガスの設定流量は、例えば、生産性や単結晶基板の裏面の品質等の目的に応じて設定することができる。
すなわち、上述したように、単結晶基板の裏面の品質を維持するのであれば、高流量に設定すると良い。また、原料ガスの副生成物による成長装置の汚染を避け、生産性を向上させるのであれば、キャリアガスを低流量に設定すると良い。高流量に設定することによって、単結晶基板の裏面において、ハローの形成、ナノトポロジーの悪化を防ぐことができる。
以下では、より具体的に、上記予備試験について例を挙げて説明する。
ここでは、メーカーの標準仕様で、反応室の上壁の曲率半径(R)が3556mm、ガス導入口の上端と反応室の上壁の下端との高さ方向における差(H)が1.5mmの枚葉式エピタキシャル成長装置(アプライドマテリアルズ社製装置 センチュラ)を用いた場合について説明する。
図3−4、図5−7に、上記RやHを意図的に変更してエピタキシャル成長を行って得たエピタキシャル層の膜厚分布(直径上)の測定結果の一例を示す。
ここで図3は、原料ガスであるトリクロロシランの流量を16slm、キャリアガスである水素の流量を70slmより大の高流量(ここでは80slm)に設定した場合のエピタキシャル層のUniformityについて示したものである。まず、この図3、また図5、6について以下に説明する。
なお、エピタキシャル層の膜厚分布の測定にあたって、まず、エピタキシャル層の厚さをFT−IRによる界面反射と表面反射との光路長差から測定した。測定するエピタキシャルシリコン単結晶基板は、各条件に対して1枚で、測定点は、単結晶基板の両半径方向(直径上)に、合計33点である。
また、最外周部5mmは、測定領域から除外した。
このようにして各測定点におけるエピタキシャル層の厚さを測定し、その測定値から、各測定点におけるDeviationを求め、さらに、基板1枚において、各測定点における膜厚の最大のものと最小のものから、エピタキシャル層の膜厚分布の良し悪しの指標となるUniformityを求める。このUniformityの値が小さい方が、均一で良好な膜厚分布を有することを意味する。
DeviationおよびUniformityを求める式は以下に示す通りである。
Figure 2009147105
Figure 2009147105
図3に示すように、標準仕様(R=3556mm、H=1.5mm)では、Uniformityは2.3%であるが、例えば、Rを4500mm以上7500mm未満に変更し、さらにはHを0mm以上2mm以下とすることによって、比較的Uniformityを小さな値(1.37%以下)にすることができることがわかる。特に、Rを4500mmかつHを1〜1.5mmに変更した場合には、Uniformityを0.4〜0.85%という1%未満の小さな値に抑えられ、標準仕様の場合に比べて格段に均一で良好な膜厚分布を有するエピタキシャル層となっていることが分かる。
図5−7は、各測定点におけるDeviationの一例を示したものであるが、図5は標準仕様(R=3556mm、H=1.5mm)のとき、図6はR=4500mm、H=1.5mmのときのものである。図5、6からもわかるように、RやHを変更することによって、異なるエピタキシャル層の膜厚分布を得ることができる。これにより、エピタキシャル層の膜厚の改善を図ることができる。
また、各条件で得たエピタキシャルシリコン単結晶基板について、最外周部の外周ダレを調査したところ、図3、6の結果と同様の傾向が見られ、すなわちR=4500mm、H=1.5mmのときが最も優れた結果となっていた。
なお、この外周ダレの調査は、ADE PhaseShift社製のフラットネス測定器(WaferSight)で計測することにより行った。この測定器により、エピタキシャルウエーハ表面の変位量(凹凸)に対して、ウエーハ半径方向に2階微分が行われ、表面変位の加速度的な変化がウエーハ半径のどのポジションで起きているかを知ることができる。
一方、図4は、原料ガスであるトリクロロシランの流量を16slm、キャリアガスである水素の流量を60slm未満の低流量(ここでは50slmとする)に設定した場合についてのものである。
図4に示すように、標準仕様(R=3556mm、H=1.5mm)ではUniformityは1.8%であるが、例えば、Hを2.5mm以上に調整し、さらにはRを3000mmより大きく4500mm未満にすることによって、比較的Uniformityを小さな値(1.6%以下)にすることができる。特には、Rを3556mmのまま、Hを3〜4.5mmに変更した場合には、Uniformityを0.51〜1.1%にすることができ、優れた膜厚分布を有するエピタキシャル層を得られている。
また、図7はR=3556mm、H=4.5mmのときの各測定点におけるDeviationを示したものであるが、このグラフからも優れた膜厚分布となっていることがわかる。
また、最外周部の外周ダレについての調査を行ったところ、やはりR=3556mm、H=4.5mmのとき、最も外周ダレの大きさが小さかった。
以上のような予備試験等により、本試験でのキャリアガスの設定流量に応じて、目的に合った膜厚分布を得ることが可能な反応室の上壁の曲率半径(R)や、ガス導入口の上端と反応室の上壁の下端との高さ方向における差(H)を得ておくのが好ましい。
そして、先にも述べたように、本試験として、所望の生産性や単結晶基板の裏面の品質等を得るための所定のキャリアガスの流量に応じて、適切に、反応室の上壁の曲率半径(R)や、ガス導入口の上端と反応室の上壁の下端との高さ方向における差(H)を調整してからシリコン単結晶基板2にエピタキシャル成長を行う。そしてそれによって、単結晶基板の最外周部における外周ダレが従来法とは異なり格段に抑制され、全面においても均一なエピタキシャル層を積層することが可能となる。すなわち、生産性や基板の裏面の品質等と、エピタキシャル層の良好な膜厚分布との双方を兼ね備えたエピタキシャルシリコン単結晶基板を得ることができる。
例えば上記予備試験における具体例を用いて説明すると、キャリアガスである水素の流量を比較的高流量の70slm以上(ここでは80slmとする)とし、これに応じて、Rを4500mm以上7500mm未満(ここでは4500mmとする)、Hを0mm以上2mm以下(ここでは1.5mmとする)に調整し、この条件のもと、エピタキシャル成長を施せば、裏面の品質が優れているとともに、図3に示したUniformityのように均一なエピタキシャル層を有するエピタキシャルシリコン単結晶基板が得られる。
あるいは、キャリアガスである水素の流量を比較的低流量の60slm以下(ここでは50slmとする)とし、これに応じて、Rを3000mmより大きく4500mm未満(ここでは3556mmとする)、Hを2.5mm以上(ここでは4.5mmとする)に調整し、この条件のもと、エピタキシャル成長を施せば、反応室内の洗浄頻度が小さく、生産性高くエピタキシャル成長を施すことができるとともに、図4に示したUniformityのように均一なエピタキシャル層を有するエピタキシャルシリコン単結晶基板を得ることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
上記例では、キャリアガスの流量や、反応室の上壁の曲率半径(R)、ガス導入口の上端と反応室の上壁の下端との高さ方向における差(H)について、特定の数値を例に挙げて説明したが、当然これらに限定されず、適宜これらの数値を変更して本発明を実施することが可能である。
本発明のエピタキシャル成長方法を実施する際に用いることができる枚葉式エピタキシャル成長装置の一例を示す概略図である。 (A)従来法によりエピタキシャル成長を行った場合のエピタキシャル層の積層の様子の一例を示す説明図である。(B)反応室の上壁について調整を行ってエピタキシャル成長を行った場合のエピタキシャル層の積層の様子の一例を示す説明図である。 キャリアガス流量が80slmの場合の、エピタキシャル層の膜厚分布(Uniformity)の測定結果の一例を示すグラフおよび表である。 キャリアガス流量が50slmの場合の、エピタキシャル層の膜厚分布(Uniformity)の測定結果の一例を示すグラフおよび表である。 キャリアガス流量が80slmで標準仕様の場合の各測定点におけるDeviationの一例を示したグラフである。 キャリアガス流量が80slmでR=4500mm、H=1.5mmの場合の各測定点におけるDeviationの一例を示したグラフである。 キャリアガス流量が50slmでR=3556mm、H=4.5mmの場合の各測定点におけるDeviationの一例を示したグラフである。 一般的な枚葉式エピタキシャル成長装置の一例を示す概略図である。 従来の枚葉式エピタキシャル成長装置の他の一例を示す概略図である。
符号の説明
1…枚葉式エピタキシャル成長装置、 2…(シリコン)単結晶基板、
3…反応室、 4…ガス導入口、 5…ガス排出口、
6…サセプタ、 7…上壁、 8…加熱手段、 9…支持軸。

Claims (6)

  1. 少なくとも、下凸の上壁を有する反応室内に単結晶基板を配置し、前記反応室内にガス導入口から原料ガスおよびキャリアガスを導入して、前記単結晶基板上にエピタキシャル層を積層する枚葉式のエピタキシャル成長方法であって、
    前記ガス導入口から前記反応室内に導入するキャリアガスの流量に応じて、前記反応室の上壁の曲率半径および/または前記ガス導入口の上端と前記反応室の上壁の下端との高さ方向における差を調整してから、前記単結晶基板上にエピタキシャル層を積層することを特徴とするエピタキシャル成長方法。
  2. 前記単結晶基板上にエピタキシャル層を積層するとき、1つ以上の貫通孔が形成されたサセプタ上に単結晶基板を配置することを特徴とする請求項1に記載のエピタキシャル成長方法。
  3. 前記単結晶基板を直径300mm以上のものとすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエピタキシャル成長方法。
  4. 前記原料ガスをトリクロロシランとし、キャリアガスを水素とすることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のエピタキシャル成長方法。
  5. 前記ガス導入口から前記反応室内に導入するキャリアガスの流量を70slmより大とするとき、前記反応室の上壁の曲率半径を4500mm以上7500mm未満、および/または前記ガス導入口の上端と前記反応室の上壁の下端との高さ方向における差を0mm以上2mm以下とすることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のエピタキシャル成長方法。
  6. 前記ガス導入口から前記反応室内に導入するキャリアガスの流量を60slm未満とするとき、前記反応室の上壁の曲率半径を3000mmより大きく4500mm未満、および/または前記ガス導入口の上端と前記反応室の上壁の下端との高さ方向における差を2.5mm以上とすることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のエピタキシャル成長方法。
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