JP2009145715A - フェルール係止構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】フェルールの後付けが可能となる、フェルール係止構造を提供する。
【解決手段】回路基板に接続固定した後の受発光部33に対して光ファイバ35、35の端末のフェルール34を光軸方向に移動させてフェルール34の後付けを行うと、フェルール34の溝部44がシールドケース36の突出板46に差し込まれる。そして、溝部44の係止突起45と突出板46の係止部53とが引っ掛かり合い係止状態が形成されると、この時、フェルール34の光ファイバ固定部37、37がFOTケースに係合してこれにより光学的な結合が完了する。
【選択図】図2

Description

本発明は、光コネクタやハイブリッドコネクタなどの光モジュールのうち、ピッグテール型となる光モジュールにおけるフェルールの係止構造に関する。
下記特許文献1、2に開示されたピッグテール型の光モジュールについて、以下、説明をする。ピッグテール型の光モジュールは、相手側光コネクタが嵌合するコネクタ部と、回路基板に接続固定される受発光部と、一端がコネクタ部に接続され他端がフェルールによって受発光部に接続される中継用の光ファイバとを備えて構成されている。
受発光部は、受発光素子と、この受発光素子を収容する素子ケースと、電磁ノイズ対策を施すためのシールドケースとを備えて構成されている。素子ケースには、フェルールの先端を差し込むための接続筒部が形成されている。
受発光部は、素子ケースに受発光素子を収容固定した状態で、素子ケースの接続筒部に光ファイバ端末のフェルールを差し込み、そしてこの後、フェルールが抜けないように押さえながらシールドケースを素子ケースとフェルールとに被せることにより組み立てられている。組み立て後の受発光部は、受発光素子のリードフレームやシールドケースの脚部を回路基板に差し込み半田付けすることによって接続固定されている。
この他、ピッグテール型の光モジュールについては、下記特許文献3にも開示されている。以下、図面を参照しながら説明をする。図7(a)において、ピッグテール型の光モジュール1は、図示しない光コネクタ部と、回路基板2に接続固定される受発光部3と、一端がコネクタ部に接続され他端が受発光部3に接続される中継用の光ファイバ4、4と、この光ファイバ4、4を保持・固定するための光ファイバ保持部品5とを備えて構成されている。
図7(b)において、受発光部3は、発光素子を有する発光側FOT(Fiber Optic Transceiver )及び受光素子を有する受光側FOT(図中では一つしか図示してないがこれらをFOT6とする)と、FOT6を固定するためのFOTケース7と、FOT6及びFOTケース7を覆って電磁ノイズ対策を施すシールドケース8とを備えて構成されている。FOT6は、樹脂モールドされたパッケージ部9と、複数のリードフレーム10とを有している。リードフレーム10は、特に図示しないが4本あり、横一列に並んだ配置となっている(二つのFOT6によって、図中では8本横一列に並んでいる)。リードフレーム10は、各々、回路基板2の接続用の穴に差し込まれて半田付けされ、所望の回路と接続されるようになっている。
FOTケース7は、FOT6のパッケージ部9を固定する固定部11と、各リードフレーム10を差し込んで固定するリードフレーム固定部12とを有している。尚、詳細に図示しないが、FOTケース7における引用符号13で示す部分(光ファイバ接続筒部13)には、光ファイバ4の前記他端が固定されてこの他端がFOT6の素子に対向するような構造になっている。固定部11の前面には、凹状の係止部14が形成されている。リードフレーム固定部12は、櫛歯状の形状に形成されている。
FOT6は、各リードフレーム10がリードフレーム固定部12によって固定され、また、FOT6は、パッケージ部9の上部及び左右両側が固定部11の上壁及び側壁、隔壁によって囲まれるような状態で固定されるようになっている。
シールドケース8は、箱状となる形状に形成されている。この箱状となる形状の部分は、上下に開口部を有しており、FOT6を固定したFOTケース7を上側開口部から内部に差し込んだ後に蓋部15で覆うような構造になっている。蓋部15は、上側開口部の縁部に連成されており、折り曲げを施すと上側開口部を覆うことができるような構造になっている(引用符号16は蓋部15の折り曲げ部分を示している。また、引用符号17は蓋部15を係止する係止部分を示している)。シールドケース8の内部に差し込まれたFOTケース7は、シールドケース8の小さな板バネ状の係止部18がFOTケース7の凹状の係止部14に引っ掛かることにより係止されるようになっている。
前記箱状となる形状の部分には、ピン状の基板接続部19、20、21が形成されている。この基板接続部19、20、21は、下側開口部の縁部に形成されており、FOT6の複数のリードフレーム10と同様、各々、回路基板2に差し込まれて半田付けされ、これにより接続固定されるようになっている。前記箱状となる形状の部分には、FOT6のパッケージ部9の背面を押圧してこのFOT6を保持する押圧部22、22が形成されている(一つのみ図示)。
特開2004−39258号公報 特開2004−294815号公報 特開2005−91416号公報
ところで、特許文献1、2に開示された従来技術にあっては、受発光部を回路基板へ半田付けする際に、受発光部からのびる光ファイバが邪魔になる可能性があり、仮に邪魔になるような場合には、半田付け作業に支障を来してしまうという問題点を有している。
また、特許文献1、2に開示された従来技術にあっては、回路基板に対して他の電子部品を接続固定する作業の際に、例えば作業環境が高温の環境下にあると、受発光部と光ファイバ端面との光学的な結合部分への影響が懸念されるという問題点を有している。
本願発明者は、受発光部に対して光ファイバ端末のフェルールを後付けするような構造の提案が有効な対策であると考えている。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、フェルールの後付けが可能となる、フェルール係止構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明のフェルール係止構造は、FOT(Fiber Optic Transceiver )を取り付けた状態のFOTケースを覆って電磁ノイズ対策を施すシールドケース、及び、光ファイバ端面を前記FOTに対向させるためのフェルール、のいずれか一方に係止突起を形成し、いずれか他方には前記係止突起を引っ掛けて係止状態にする係止部を形成する、或いは、前記FOTケース及び前記フェルールのいずれか一方に係止突起を形成し、いずれか他方には前記係止突起を引っ掛けて係止状態にする係止部を形成することを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、係止突起を係止部に引っ掛けて係止状態にする構造を有し、この構造を有することによって、光ファイバ端末のフェルールのシールドケース或いはFOTケースに対する後付けが可能となる。係止部と係止突起との引っ掛かりによる係止状態が形成されると、光学的な結合が完了する。
請求項2記載の本発明のフェルール係止構造は、請求項1に記載のフェルール係止構造において、前記シールドケース或いは前記FOTケースに光軸方向に突出する突出板を設けて該突出板に前記係止部を形成するとともに、前記フェルールには前記突出板を差し込むための溝部を設けて該溝部の途中に前記係止突起を形成することを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、シールドケース或いはFOTケースの突出板にフェルールの溝部を差し込みつつフェルールを光軸方向に移動させると、突出板の係止部に溝部の係止突起が引っ掛かり係止状態が形成される。フェルールは、シールドケース或いはFOTケースの突出板によって係止状態となる位置までスムーズに案内される。
請求項3記載の本発明のフェルール係止構造は、請求項2に記載のフェルール係止構造において、前記フェルールに前記係止状態にする際のつまみとなる取っ手を設けることを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、フェルールを光軸方向に移動させる際に取っ手を摘んで行えば、フェルールをスムーズに係止状態となる位置まで案内することが可能になる。取っ手を設けることで、例えば、係止部と係止突起との引っ掛かりが生じる際にフェルールの押し込みをし易くすることが可能になる。取っ手は、当然にフェルールを持ち易くする部分にもなる。
請求項4記載の本発明のフェルール係止構造は、請求項3に記載のフェルール係止構造において、前記取っ手を光軸方向に長く形成するとともに、このような前記取っ手に光ファイバ支持部を形成することを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、フェルールを光軸方向に移動させる際に取っ手の光ファイバ支持部に光ファイバを添わせつつ支持をすれば、光ファイバが邪魔にならずにフェルールをスムーズに係止状態となる位置まで案内することが可能になる。光ファイバ支持部を形成することで、例えば、フェルール係止後において振動等が生じても光ファイバのバラケを起こり難くすることが可能になる。
請求項1に記載された本発明によれば、フェルールの後付けをすることができるという効果を奏する。これにより従来の問題点となっていた半田付け作業の作業性を向上させることや、光学的結合部分への影響を低減することができるという効果を奏する。また、請求項2に記載された本発明によれば、突出板の係止部と溝部の係止突起とにより、フェルールの後付けをより良く行うことができるという効果を奏する。
請求項3に記載された本発明によれば、フェルールを持ち易くすることができるとともに、係止状態を形成する際にフェルールに力を掛け易くすることもできるという効果を奏する。また、請求項4に記載された本発明によれば、光ファイバの配置状態を安定させることができるという効果を奏する。
以下、図面を参照しながら説明する。図1は本発明のフェルール係止構造の一実施の形態を示すハイブリッドコネクタの斜視図である。また、図2はフェルール係止構造の断面図、図3はフェルールの平面図、図4はフェルールを受発光部側から見た時の図、図5は受発光部の斜視図、図6はフェルールの他の例を示す斜視図である。
図1において、引用符号31は光コネクタと電気コネクタの両方の機能を兼ね備えたハイブリッドコネクタを示している(特に限定するものではなく、光コネクタであっても良いものとする)。ハイブリッドコネクタ31は、ピッグテール型となる構成部分を含んでいる。尚、ハイブリッドコネクタ31は、この全体、或いは上記ピッグテール型となる構成部分が光モジュールと呼ばれることもある。
ハイブリッドコネクタ31は、コネクタ部32と、図示しない回路基板の所定位置に接続固定される受発光部33と、一端がコネクタ部32に接続され他端がフェルール34を介して受発光部33に接続される中継用の光ファイバ35、35とを備えて構成されている。
受発光部33は、発光素子を有する発光側FOT(Fiber Optic Transceiver )及び受光素子を有する受光側FOT(これらをFOTと略記する)と、このFOTを収容・固定するためのFOTケースと、FOT及びFOTケースを覆って電磁ノイズ対策を施すシールドケース36とを備えて構成されている(受発光部33は、発光側FOT又は受光側FOTの単独で構成しても良いものとする)。尚、符号を省略している構成部材は、背景技術の欄の図7で説明した構成部材と基本的に同じであり、これを参考にするものとする。
本発明は、後述するが、光ファイバ35、35の端末のフェルール34を受発光部33に対して後付けすることができるようにした点に特徴を有している。以下、図1ないし図6を参照しながら上記の各構成や、フェルール34の後付けに関する構造などについて説明する(図1中のP方向を上下方向、Q方向を左右方向、R方向を前後方向と定義する)。
図1及び図2において、光ファイバ35、35には、既知のPOF(Plastic Optical Fiber )が採用されている(一例であり、種類は特に限定されないものとする)。この光ファイバ35、35の端末には、例えば接着剤やレーザー溶着によってフェルール34が取り付けられている。
図1ないし図4において、フェルール34は、合成樹脂製の部材であって、各光ファイバ35毎に対応するように分かれた部材ではなく、図示のように一体化したものとなっている。もう少し具体的に説明すると、フェルール34は、各光ファイバ35をそれぞれ差し込んで固定する光ファイバ固定部37、37と、この光ファイバ固定部37、37を連結する連結部38と、光軸方向(上記の前後方向と同じ方向)にのびる取っ手39とを有して図示のような形状に形成されている。
光ファイバ固定部37、37は、円筒形状に形成されて光ファイバ35が差し込まれる固定部本体40、40と、この固定部本体40、40の外側に設けられるケース差し込み筒部41、41とを有している。ケース差し込み筒部41、41は、受発光部33側が開口するように形成されている。この開口部分を見ると、ケース差し込み筒部41、41の内面と固定部本体40、40の外面との間には、環状の差し込み空間42、42(図4参照)が形成されている。環状の差し込み空間42、42には、フェルール34の後付けをする際に、受発光部33のFOTケースの後述する接続筒部43、43が差し込まれるようになっている。
図4において、連結部38には、左右方向に長く開口する溝部44と、ランス形状の係止突起45とが形成されている。溝部44は、フェルール34の後付けをする際に、この部分が受発光部33のシールドケース36の後述する突出板46に差し込まれるような形状に形成されている。係止突起45は、爪状の係止部分を有しており、この係止部分が溝部44の途中に存在するように形成されている。
取っ手39は、光ファイバ35の直径よりも若干薄い肉厚の板形状に形成されている(一例であるものとする)。取っ手39は、フェルール34の後付けをする際に、作業者がフェルール34を持つための部分として形成されている(取っ手39は、フェルール34を持ち易くするとともに、後述する係止状態を形成する際にフェルール34に力を掛け易くすることもできるという利点を有する)。
ここで取っ手39に関して補足説明をすると、図6に示す如く、左右の側部に光ファイバ支持部47、47を形成しても良いものとする。光ファイバ支持部47、47は、円弧状の曲面を有する溝形状に形成されており、この光ファイバ支持部47、47に光ファイバ35、35(図1参照)を添わせて支持をすれば、光ファイバ35、35を邪魔にせずにフェルール34をスムーズに所定の位置まで案内することができるようになるという利点を有している(この他の利点としては、例えば振動等が生じても光ファイバ35、35のバラケを起こり難くすることができるという利点がある)。
上記FOTは、既知のものであって、受光素子又は発光素子を樹脂モールドしてなるパッケージ部と、複数のリードフレーム48(図1参照)とを有している。各リードフレーム48は、上記回路基板の接続用の穴に差し込まれて半田付けされ、所望の回路と接続されるようになっている。FOTには、光学的な結合が行われる結合部がパッケージ部に形成されている。
上記FOTケースは、絶縁性を有する合成樹脂材料を用いて成形される樹脂成形品であって、上記各FOTのパッケージ部を収容・固定する固定部と、各FOTのリードフレーム48を各々差し込んで固定するリードフレーム固定部とを有している。固定部のパッケージ収容固定部及びリードフレーム固定部は、左右方向に並ぶように配置形成されている。リードフレーム固定部は、固定部の下部に連成されている。
固定部は、正面視略長方形状に形成されている。このような固定部の前面には、筒状の接続筒部43、43が所定の長さで突出形成されている。接続筒部43、43は、固定部の前面に対して一体化するように形成されている。接続筒部43、43は、パッケージ収容固定部に連通するように形成されている。
接続筒部43、43は、この肉厚部分にフェルール34の環状の差し込み空間42が差し込まれるように形成されている。また、接続筒部43、43は、この内部がフェルール34の固定部本体40に対する収納部となるように形成されている。接続筒部43、43は、各FOTに向けて固定部本体40、40を案内することができるように形成されている。
図1、図2、及び図5において、シールドケース36は、本体49と蓋部50とを有して箱状となる形状に形成されている。本体49は、上下に開口部を有している。シールドケース36は、上記各FOTを固定したFOTケースを本体49の上側開口部から内部に差し込んだ後に、蓋部50で覆うような構造になっている。蓋部50は、本体49の上側開口部の縁部に連成されている。蓋部50は、折り曲げを施すことで上側開口部を覆うことができるような構造になっている(引用符号51は蓋部50の折り曲げ部分を示している。また、引用符号52は蓋部50を係止する係止部分を示している)。シールドケース36の内部に差し込まれたFOTケースは、シールドケース36の小さな板バネ状の係止部がFOTケースの凹状の係止部に引っ掛かることにより係止されるようになっている。
本体49及び蓋部50には、FOTケースの接続筒部43、43を外方へ突出させるための逃がし部分が形成されている。本体49の逃がし部分には、光軸方向に突出する突出板46が連成されている。突出板46は、この部分にフェルール34の溝部44が差し込まれるような形状に形成されている。突出板46には、これを貫通するように係止部53が形成されている。係止部53は、フェルール34の係止突起45が引っ掛かるような形状に形成されている(尚、上記は一例であるものとする。すなわち、シールドケース36に突出板46及び係止部53を形成するのではなく、FOTケースに同様な部分を形成しても良いものとする)。
本体49の下側開口部には、ピン状の基板接続部54、55、56が形成されている。この基板接続部54、55、56は、各FOTの複数のリードフレーム48と同様に、各々、図示しない回路基板に差し込まれて半田付けされ、これによって接続固定されるようになっている。
次に、上記の構成及び構造に基づきながら受発光部33の組み立て作業やフェルール34の後付け等について説明をする(作業説明は一例であるものとする)。
受発光部33は、FOTケースのパッケージ収容固定部に各FOTを収容・固定した後、シールドケース36でFOTケースを覆うことにより組み立てられる。受発光部33の組み立てが完了した後、この受発光部33は回路基板に接続固定される。
フェルール34は、光ファイバ固定部37、37の固定部本体40、40に光ファイバ35、35の端末を差し込み、接着剤やレーザー溶着によって光ファイバ35、35を固定することによって取り付けが完了する。フェルール34は、固定部本体40、40の端面に光ファイバ35、35の端面が露出するように取り付けられる。
回路基板に接続固定した後の受発光部33に対して光ファイバ35、35の端末のフェルール34を光軸方向に移動させてフェルール34の後付けを行うと、フェルール34の溝部44がシールドケース36の突出板46に差し込まれる。そして、溝部44の係止突起45と突出板46の係止部53とが引っ掛かり合い係止状態が形成されると、この時、フェルール34の光ファイバ固定部37、37がFOTケースの接続筒部43、43に係合してこれにより光学的な結合が完了する。
以上、図1ないし図6を参照しながら説明してきたように、本発明によれば、係止突起45を係止部53に引っ掛けて係止状態にする構造を有し、この構造を有することによって、光ファイバ35、35の端末のフェルール34をシールドケース36に対して後付けすることができる。従って、従来の問題点となっていた半田付け作業の作業性を向上させることや、光学的な結合部分への影響を低減することができるという効果を奏する。
その他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
本発明のフェルール係止構造の一実施の形態を示すハイブリッドコネクタの斜視図である。 フェルール係止構造の断面図である。 フェルールの平面図である。 フェルールを受発光部側から見た時の図である。 受発光部の斜視図である。 フェルールの他の例を示す斜視図である。 従来例の光モジュールの図であり、(a)は受発光部の斜視図、(b)は受発光部の断面図である。
符号の説明
31 ハイブリッドコネクタ
32 コネクタ部
33 受発光部
34 フェルール
35 光ファイバ
36 シールドケース
37 光ファイバ固定部
38 連結部
39 取っ手
40 固定部本体
41 ケース差し込み筒部
42 環状の差し込み空間
43 接続筒部
44 溝部
45 係止突起
46 突出板
47 光ファイバ支持部
48 リードフレーム
49 本体
50 蓋部
51 折り曲げ部分
52 係止部分
53 係止部
54、55、56 基板接続部

Claims (4)

  1. FOT(Fiber Optic Transceiver )を取り付けた状態のFOTケースを覆って電磁ノイズ対策を施すシールドケース、及び、光ファイバ端面を前記FOTに対向させるためのフェルール、のいずれか一方に係止突起を形成し、いずれか他方には前記係止突起を引っ掛けて係止状態にする係止部を形成する、
    或いは、前記FOTケース及び前記フェルールのいずれか一方に係止突起を形成し、いずれか他方には前記係止突起を引っ掛けて係止状態にする係止部を形成する
    ことを特徴とするフェルール係止構造。
  2. 請求項1に記載のフェルール係止構造において、
    前記シールドケース或いは前記FOTケースに光軸方向に突出する突出板を設けて該突出板に前記係止部を形成するとともに、前記フェルールには前記突出板を差し込むための溝部を設けて該溝部の途中に前記係止突起を形成する
    ことを特徴とするフェルール係止構造。
  3. 請求項2に記載のフェルール係止構造において、
    前記フェルールに前記係止状態にする際のつまみとなる取っ手を設ける
    ことを特徴とするフェルール係止構造。
  4. 請求項3に記載のフェルール係止構造において、
    前記取っ手を光軸方向に長く形成するとともに、このような前記取っ手に光ファイバ支持部を形成する
    ことを特徴とするフェルール係止構造。
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