JP2009143506A - コンタクタ制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】溶着によるコンタクタの故障を防止可能なコンタクタ制御システムを提供する。
【解決手段】燃料電池自動車1に搭載される燃料電池スタック10と走行モータ31との電気的接続を、接続/遮断するコンタクタ20を制御するシステムであって、コンタクタ20の接続/遮断を制御するECU50と、燃料電池自動車1が外部から受ける衝撃を検出するSRS61と、SRS61が衝撃を検出した場合、コンタクタ20に作用する衝撃力が収束したか否かを判定するECU50と、を備え、衝撃力は収束したと判定した後、コンタクタ20を遮断することを特徴とするコンタクタ制御システムである。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池スタック、高圧バッテリ等の高圧電源と外部負荷との電気的接続を接続/遮断するコンタクタを制御するコンタクタ制御システムに関する。
近年、水素(燃料ガス)がアノードに、酸素を含む空気(酸化剤ガス)がカソードに、それぞれ供給されることで発電する固体高分子型燃料電池(Polymer Electrolyte Fuel Cell:PEFC)等の燃料電池の開発が盛んであり、燃料電池自動車等の移動体の電源として期待されている。
このように燃料電池自動車に電源として搭載される場合、燃料電池は、駆動力を発生する走行モータの定格出力に対応して、複数の単セルが電気的に直列で接続された燃料電池スタックとして搭載され、その出力電圧は数百Vになる。また、燃料電池スタックと走行モータとの間には、これらの電気的接続をON/OFF(接続/遮断)するコンタクタ(スイッチ)が設けられる(特許文献1参照)。
このようなコンタクタは、燃料電池スタック側に接続する端子と、走行モータ側に接続する端子と、これら端子同士をON/OFF指令に従って接続/遮断する導通片とを備える。そして、この導通片は、燃料電池スタックの出力電圧(数百V)に対応して形成されるので、慣性質量は大きくなる。
特開2004−1652号公報
ところが、特許文献1では、燃料電池自動車の衝突後、直ちに、コンタクタにOFF指令が送られる。そのため、コンタクタが衝突による衝撃力を受けている場合、つまり、前記慣性質量が大きい導通片に、衝突による加速度によってON側に大きな力が作用している場合、OFF指令に従って、導通片がOFF側に速やかに作動することできず、導通片と端子との間に、僅かな隙間が形成される時間が長くなるときがある。そして、このように僅かな隙間が形成されると、導通片と端子との間で、アーク(放電)が発生し、このアークにより導通片と端子とが溶着し、コンタクタが故障する虞がある。
そこで、本発明は、溶着によるコンタクタの故障を防止可能なコンタクタ制御システムを提供することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明は、移動体に搭載される高圧電源と外部負荷との電気的接続を、接続/遮断するコンタクタを制御するシステムであって、前記コンタクタの接続/遮断を制御するコンタクタ制御手段と、前記移動体が外部から受ける衝撃を検出する衝撃検出手段と、前記衝撃検出手段が衝撃を検出した場合、前記コンタクタに作用する衝撃力が収束したか否かを判定するコンタクタ衝撃力収束判定手段と、を備え、前記コンタクタ衝撃力収束判定手段が衝撃力は収束したと判定した後、前記コンタクタ制御手段が前記コンタクタを遮断することを特徴とするコンタクタ制御システムである。
このようなコンタクタ制御システムによれば、コンタクタ衝撃力収束判定手段がコンタクタに作用する衝撃力は収束したと判定した後、コンタクタ制御手段がコンタクタに遮断指令(OFF指令)を送り、コンタクタを遮断する。これにより、コンタクタは、衝撃力の影響を受けずに遮断される。したがって、高圧電源に接続する端子、又は、外部負荷に接続する端子と、これら端子同士を導通させる導通片との間に、僅かな隙間が形成されにくくなり、端子と導通片との間で、アークが発生しにくくなる。その結果、端子と導通片とは溶着しにくくなり、溶着によるコンタクタの故障を防止できる。
また、前記コンタクタ衝撃力収束判定手段は、前記衝撃検出手段が衝撃を検出した後、所定時間が経過した場合、衝撃力は収束したと判定することを特徴とするコンタクタ制御システムである。
このようなコンタクタ制御システムによれば、コンタクタ衝撃力収束判定手段によって、衝撃検出手段が衝撃を検出した後、所定時間が経過した場合、衝撃力は収束したと判定することができる。
また、前記コンタクタに作用する衝撃力を検出するコンタクタ衝撃力検出手段を備え、前記コンタクタ衝撃力収束判定手段は、前記コンタクタ衝撃力検出手段が検出する前記コンタクタに作用する衝撃力に基づいて、衝撃力が収束したか否かを判定することを特徴とするコンタクタ制御システムである。
このようなコンタクタ制御システムによれば、コンタクタ衝撃力収束判定手段は、コンタクタ衝撃力検出手段が検出するコンタクタに作用する衝撃力に基づいて、衝撃力が収束したか否かを判定するができる。
本発明によれば、溶着によるコンタクタの故障を防止可能なコンタクタ制御システムを提供することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図1から図5を参照して説明する。
なお、ここでは、コンタクタ制御システムが組み込まれた燃料電池自動車(移動体)を例示する。
≪燃料電池自動車の構成≫
図1に示す本実施形態に係る燃料電池自動車1は、燃料電池スタック10と、電力によって駆動力を発生する走行モータ31(外部負荷)と、燃料電池スタック10と走行モータ31との電気的接続をON/OFF(接続/遮断)するコンタクタ20と、高圧バッテリ33と、ECU50(Electronic Control Unit、電子制御装置)と、SRS61(Supplemental Restraint System:乗員保護補助装置)と、を備えている。
<燃料電池スタック>
燃料電池スタック10は、複数(数百枚)の固体高分子型の単セルが積層されることで構成されたスタックであり、複数の単セルは電気的に直列で接続されている。単セルの数は、走行モータ31の定格出力に対応して設定される。そして、数百枚の単セルが積層された場合、燃料電池スタック10の出力電圧は、数百Vになる。
単セルは、MEA(Membrane Electrode Assembly:膜電極接合体)と、これを挟み2枚の導電性を有するアノードセパレータ及びカソードセパレータと、を備えている。MEAは、1価の陽イオン交換膜等からなる電解質膜(固体高分子膜)と、これを挟むアノード及びカソードとを備えている。アノード及びカソードは、カーボンペーパ等の導電性を有する多孔質体から主に構成されると共に、アノード及びカソードにおける電極反応を生じさせるための触媒(Pt、Ru等)を含んでいる。
アノードセパレータには、各MEAのアノードに対して水素を給排するためのアノード流路(燃料ガス流路)が形成されている。カソードセパレータには、各MEAのカソードに対して空気を給排するためのカソード流路(酸化剤ガス流路)が形成されている。
そして、水素が、図示しない水素タンク(燃料ガス供給手段)から、前記アノード流路を介して各アノードに供給され、また、空気が、図示しないコンプレッサ(酸化剤ガス供給手段)から、前記カソード流路を介して各カソードに供給されると、各単セルで電位差(OCV(Open Circuit Voltage)、開回路電圧)が発生するようになっている。この状態で、コンタクタ20、20がONされ、電流が取り出されると、燃料電池スタック10が発電するようになっている。
燃料電池スタック10の出力端子は、ECU50により独立制御されるコンタクタ20、20を介して、PDU32(Power Drive Unit)に接続されている。PDU32は、ECU50の指令に従って、直流電流を三相交流電流に変換するインバータであり、三相交流電流発生回路を備えている。そして、PDU32の出力端子には、走行モータ31が接続されている。
ここで、図2、図3を参照して、コンタクタ20の構造を説明する。なお、図2はコンタクタ20(ソレノイド25)のOFF時を示しており、図3はコンタクタ20(ソレノイド25)のON時を示している。また、後記するコンタクタ34も、コンタクタ20と同様の構造である。
コンタクタ20は、燃料電池スタック10側の端子21Aと、PDA32側(走行モータ31等側)の端子21Bと、端子21Aと端子21Bとを導通させる導通片22とを備えている。
導通片22は、燃料電池スタック10の出力電圧(数百V)に対応して形成されており、その慣性質量は大きいものとなっている。導通片22は、そのガイド部22aによって、ケーシング23に対してスライド自在に設けられている。そして、導通片22は、引張コイルバネ24のバネ力により引っ張られており、ソレノイド25のOFF時には、端子21A、21Bから離れ、端子21A、21Bが電気的に遮断、つまり、燃料電池スタック10とPDU32とが電気的に遮断されるように設計されている(図2参照)。
一方、ソレノイド25のON時には、導通片22が、引張コイルバネ24のばね力に抗し移動して、端子21A、21Bに当接し、端子21A、21Bが電気的に接続、つまり、燃料電池スタック10とPDU32とが電気的に接続されるようになっている(図3参照)。
図1に戻って説明を続ける。
高圧バッテリ33は、リチウムイオン型等の二次電池から構成された高圧電源(例えば数百V)であり、燃料電池スタック10の余剰発電電力や、走行モータ31の回生電力を蓄えたり、燃料電池スタック10の発電電力が低い場合、その充電電力を放電し燃料電池スタック10を補助するものである。そして、高圧バッテリ33は、ECU50によりON/OFF制御されるコンタクタ34、34を介して、コンタクタ20、20と、PDU32との間に接続されている。
DC/DCコンバータ41は、コンタクタ20、20とPDU32との間に接続されており、燃料電池スタック10及び/又は高圧バッテリ33からの高圧電流を、ECU50からの指令に従って降圧する装置である。そして、降圧された電流は、バッテリ42、ECU50、ECU50内のリレー回路51、51を介してコンタクタ20、その他アクセサリに供給されるようになっている。
バッテリ42は、二次電池から構成された低圧電源(例えば12V)であり、DC/DCコンバータ41の下流に接続されている。そして、バッテリ42の放電電流は、ECU50、コンタクタ20、その他アクセサリに供給されるようになっている。
ECU50は、燃料電池自動車1を電子制御するコントローラであって、CPU、ROM、RAM、各種インタフェイス、電子回路などを含んで構成されている。そして、ECU50は、内部にリレー回路51、51を備えており、これをON/OFFすることで、バッテリ42及び/又は高圧バッテリ33からコンタクタ20、20への電力供給を制御し、コンタクタ20、20をON/OFF制御するようになっている。
また、ECU50は、内部に予め記憶されたプログラムに従って各種処理を実行し、コンタクタ20に作用する衝撃G及び衝撃力が収束したか否かを判定するコンタクタ衝撃力収束判定手段と、衝撃G及び衝撃力が収束したか否かを判定するコンタクタ衝撃力収束判定手段としても機能を発揮する。
なお、ECU50によるコンタクタ34、34のON/OFFに制御ついても同様である。
SRS61(衝撃検出手段)は、衝突等によって燃料電池自動車1が外部から受ける衝撃を検出し、この衝撃から乗員を保護するための補助装置である。SRS61は、衝撃等によって燃料電池自動車1に作用する衝撃G(加速度)を検出するGセンサ62(加速度センサ)を備えている。なお、Gセンサ62は、三次元方向における衝撃Gを検出可能となっている。
そして、Gセンサ62が検出する衝撃Gが、衝撃から乗員を保護するべき所定の衝撃G以上である場合、SRS61は、エアバック63に展開指令を出力すると共に、ECU50に衝撃を受けたことを知らせるための信号を出力するようになっている。次いで、展開指令を受信したエアバック63は、展開するようになっている。
IG64は、燃料電池自動車1の起動スイッチであり、運転席周りに設けられている。そして、IG64は、そのON/OFF信号を、ECU50に出力するようになっている。
≪燃料電池自動車の動作≫
次に、燃料電池自動車1の動作について、図4を主に参照して説明する。
なお、初期状態において、IG64はON、コンタクタ20、20、34、34はONされており、燃料電池スタック10は、運転者からの発電要求に応じて、発電している。
ステップS101において、ECU50は、IG64からのON/OFF信号に基づいて、IG64がOFFされたか否かを判定する。
IG64はOFFされたと判定した場合(S101・Yes)、ECU50の処理はステップS102に進む。一方、IG64はOFFされていないと判定した場合(S101・No)、ECU50の処理はステップS103に進む。
ステップS102において、ECU50は、コンタクタ20をOFF、つまり、リレー回路51をOFFし、ソレノイド25への電力供給を停止する。そうすると、導通片22は、引張コイルバネ24のバネ力により、端子21A、21Bから速やかに離間し、端子21A、21Bは電気的に遮断、つまり、燃料電池スタック10とPDU32とは電気的に遮断される。
その後、ECU50の処理は、エンドに進む。
ステップS103において、ECU50は、SRS61(衝撃検出手段)から衝撃を受けた際に発せられる信号を受信したか否かを判定する。
信号を受信したと判定した場合(S103・Yes)、ECU50の処理はステップS104に進む。この場合、SRS61は、エアバック63にも信号(展開指令)を出力しており、この信号を検知したエアバック63は、運転者等を保護するため作動し、展開している。
一方、信号を受信していないと判定した場合(S103・No)、ECU50の処理は、ステップS101に進む。この場合、エアバック63は作動せず、非展開状態で維持される。
ステップS104において、ECU50は、内部クロックを利用して、信号の受信後の時間の計測を開始する(タイマー開始)。
ステップS105において、ECU50(コンタクタ衝撃力収束判定手段)は、信号の受信後、所定時間経過したか否かを判定する。
所定時間は、信号の受信後、この時間が経過すれば、コンタクタ20(導通片22)に作用する衝撃G(衝撃による加速度)、及び衝撃Gによる衝撃力が、所定値又はこれに近い値に収束しており、コンタクタ20をOFFしたとき、引張コイルバネ24のバネ力により、導通片22が端子21A、21Bから速やかに離間し、導通片22と端子21A、21Bとの間でアーク(放電)が発生せず、導通片22と端子21A、21Bとが溶着しない時間に設定される(図5参照)。
このような所定時間は、導通片22の慣性質量、引張コイルバネ24のバネ力、端子21A、21Bに印加する電圧の大きさ(燃料電池スタック10の出力電圧)等に関係し、事前試験等により求められ、ECU50に予め記憶されている。
さらに、Gセンサ62が検出する衝撃G(加速度)、衝撃力の大きさに対応して、所定時間を可変、つまり、衝撃G(加速度)、衝撃力が大きいほど、所定時間を長くする構成としてもよい。このようにすれば、コンタクタ20に作用する衝撃G、衝撃力の収束判定を適切に行うことができる。
所定時間経過したと判定された場合(S105・Yes)、ECU50の処理はステップS102に進む。一方、所定時間経過していないと判定された場合(S105・No)、ECU50は、ステップS105の判定を繰り返す。
ステップS105の判定結果がYesの場合に進むステップS104において、ECU50(コンタクタ制御手段)は、コンタクタ20をOFF、つまり、リレー回路51をOFFし、ソレノイド25への電力供給を停止する。
このとき、コンタクタ20(導通片22)に作用する衝撃G(加速度)、及び衝撃力は所定値に収束しており、衝撃Gにより導通片22に作用する端子21A、21B向きの力は、十分に小さくなっている。よって、コンタクタ20がOFFされると、導通片22は、引張コイルバネ24のバネ力により、端子21A、21Bから速やかに離間する。これにより、導通片22と、端子21A、21Bとの間で、アークが発生することはなく、端子21A、21Bとが溶着することはない。そして、端子21A、21Bは電気的に遮断、つまり、燃料電池スタック10とPDU32とは電気的に遮断される。
その後、ECU50の処理はエンドに進む。
≪燃料電池自動車の効果≫
このようなコンタクタの制御システムが組み込まれた燃料電池自動車1によれば、次の効果を得る。
通常時、つまり、運転者が燃料電池自動車1を停止させるため、IG61をOFFした場合(S101・Yes)、これに連動してコンタクタ20がOFFされるので(S102)、燃料電池スタック10の発電を停止できる。
一方、燃料電池自動車1が衝突し、信号を受信し(S103・Yes)、コンタクタ20が衝撃による衝撃G(加速度)を受けた場合、コンタクタ20(導通片22)に作用する衝撃Gが、所定値に収束したと推定される所定時間の経過後(S105・Yes)、ECU50がコンタクタ20をOFF(S102)、つまり、ソレノイド25への電力供給をOFFする(図5参照)。これにより、導通片22が、端子21A、21Bから速やかに離間することができ、導通片22と、端子21A、21Bとの間でアークが発生することは防止され、導通片22と、端子21A、21Bとが溶着し、コンタクタ20が作動不能となることは防止される。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、例えば、次のように変更することができる。
前記した実施形態では、信号の受信から(S103・Yes)、所定時間経過した場合(S105・Yes)、コンタクタ20をOFFする構成を例示したが、コンタクタ20の近傍に、コンタクタ20(導通片22)に作用する衝撃G(加速度)、及び、衝撃Gによる衝撃力を直接検出するGセンサ(コンタクタ衝撃力検出手段)を設けて、このGセンサが検出する衝撃G、衝撃力が所定値に収束した場合、コンタクタ20をOFFする構成としてもよい。
また、三次元方向における加速度を検出するGセンサ62を備える構成としたが、一次元の加速度センサを使用し、その検知方向と導通片22のスライド方向とを一致させる構成でもよい。
前記した実施形態では、コンタクタ20を制御する場合を例示したが、高圧バッテリ33(高圧電源)と、走行モータ31との電気的接続をON/OFFするコンタクタ34を、同様に制御してもよい。
前記した実施形態では、燃料電池スタック10、走行モータ31(外部負荷)及びコンタクタ20等が、燃料電池自動車(移動体)に搭載された場合を例示したが、その他の移動体、例えば、自動二輪車、列車、船舶に搭載された構成でもよい。
また、家庭用の据え置き型の燃料電池システムにおいて、例えば、適宜なセンサによって検出された地震による加速度、及びこれによる衝撃力に基づいて、コンタクタのON/OFFを制御する構成としてもよい。
本実施形態に係る燃料電池自動車の構成を示す図である。 本実施形態に係るコンタクタの断面図であり、コンタクタのOFF状態を示す。 本実施形態に係るコンタクタの断面図であり、コンタクタのON状態を示す。 本実施形態に係る燃料電池自動車の動作を示すフローチャートである。 本実施形態に係る燃料電池自動車の一動作例を示すタイムチャートである。
符号の説明
1 燃料電池自動車
10 燃料電池スタック(高圧電源)
20 コンタクタ
31 走行モータ(外部負荷)
33 高圧バッテリ(高圧電源)
50 ECU(コンタクタ衝撃力収束判定手段、コンタクタ衝撃力収束判定手段)
61 SRS(衝撃検出手段)
62 Gセンサ

Claims (3)

  1. 移動体に搭載される高圧電源と外部負荷との電気的接続を、接続/遮断するコンタクタを制御するシステムであって、
    前記コンタクタの接続/遮断を制御するコンタクタ制御手段と、
    前記移動体が外部から受ける衝撃を検出する衝撃検出手段と、
    前記衝撃検出手段が衝撃を検出した場合、前記コンタクタに作用する衝撃力が収束したか否かを判定するコンタクタ衝撃力収束判定手段と、
    を備え、
    前記コンタクタ衝撃力収束判定手段が衝撃力は収束したと判定した後、前記コンタクタ制御手段が前記コンタクタを遮断する
    ことを特徴とするコンタクタ制御システム。
  2. 前記コンタクタ衝撃力収束判定手段は、前記衝撃検出手段が衝撃を検出した後、所定時間が経過した場合、衝撃力は収束したと判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンタクタ制御システム。
  3. 前記コンタクタに作用する衝撃力を検出するコンタクタ衝撃力検出手段を備え、
    前記コンタクタ衝撃力収束判定手段は、前記コンタクタ衝撃力検出手段が検出する前記コンタクタに作用する衝撃力に基づいて、衝撃力が収束したか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンタクタ制御システム。
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